JP6691409B2 - Pivot device - Google Patents
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Description
本発明は、シリンダヘッドに形成されたピボット穴にピボットが収納されるピボット装置に関する。 The present invention relates to a pivot device in which a pivot is housed in a pivot hole formed in a cylinder head.
従来、ピボットの底面から先端にかけて螺旋状の溝が形成されており、シリンダヘッドに形成されたピボット穴にピボットが収容された場合に、オイル流路を通じて供給されたオイルを、螺旋状に形成された溝を通してロッカーアームに供給するようになされたピボット装置が提案されている(例えば、特許文献1)。 Conventionally, a spiral groove is formed from the bottom surface of the pivot to the tip, and when the pivot is accommodated in the pivot hole formed in the cylinder head, the oil supplied through the oil passage is formed into a spiral shape. A pivot device adapted to supply the rocker arm through the groove is proposed (for example, Patent Document 1).
このピボット装置では、ピボット穴にピボットを挿入する際には、螺旋状に形成された溝を通して空気が抜けるため、ピボットをピボット穴に容易に挿入することが可能である。 In this pivot device, when the pivot is inserted into the pivot hole, air escapes through the groove formed in a spiral shape, so that the pivot can be easily inserted into the pivot hole.
しかしながら、上記のピボット装置では、オイル流路を通じて供給されたオイルが、螺旋状に形成された溝を通してピボット穴の底面側に流通してしまうため、ピボットがピボット穴に対して浮いてしまうといった問題があった。 However, in the above-described pivot device, the oil supplied through the oil flow path circulates to the bottom surface side of the pivot hole through the spirally formed groove, so that the pivot floats with respect to the pivot hole. was there.
そこで、本発明は、ピボットをピボット穴に容易に挿入することができるとともに、ピボットがピボット穴に対して浮いてしまうことを防止することができるピボット装置を提供することを目的としている。 Therefore, an object of the present invention is to provide a pivot device that can easily insert the pivot into the pivot hole and prevent the pivot from floating in the pivot hole.
上記課題を解決するために、本発明のピボット装置は、ロッカーアームを揺動自在に支持するピボットと、前記ピボットが挿入されるピボット穴が形成されるとともに、該ピボット穴の側面に連通され、オイルが流通するオイル流路が形成されたシリンダヘッドと、を備え、前記ピボットには、前記ピボットが前記ピボット穴に挿入された際に、前記オイル流路と対向する側面に溝部が形成されるとともに、前記溝部に対して底面側に離隔した位置から前記底面にかけて切り欠き部が形成されている。 In order to solve the above problems, the pivot device of the present invention has a pivot for rockably supporting a rocker arm, and a pivot hole into which the pivot is inserted is formed, and the pivot device is communicated with a side surface of the pivot hole. A cylinder head in which an oil passage through which oil flows is formed, wherein the pivot is provided with a groove portion on a side surface facing the oil passage when the pivot is inserted into the pivot hole. At the same time, a cutout portion is formed from a position separated from the groove portion toward the bottom surface side to the bottom surface .
本発明によれば、ピボットをピボット穴に容易に挿入することができるとともに、ピボットがピボット穴に対して浮いてしまうことを防止することができる。 According to the present invention, it is possible to easily insert the pivot into the pivot hole and prevent the pivot from floating in the pivot hole.
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. The dimensions, materials, and other specific numerical values shown in the embodiments are merely examples for facilitating the understanding of the invention, and do not limit the invention unless otherwise specified. In this specification and the drawings, elements having substantially the same function and configuration are denoted by the same reference numerals to omit redundant description, and elements not directly related to the present invention are omitted. To do.
一般的な4サイクルエンジンにおいては、ピストンが収容されたシリンダブロックにシリンダヘッドが固定されており、シリンダヘッド、シリンダブロックおよびピストンに囲繞された燃焼室が形成される。シリンダヘッドには、吸気通路および排気通路が形成されており、吸気通路は吸気ポートを介して燃焼室に連通し、排気通路は排気ポートを介して燃焼室に連通している。また、シリンダヘッドには、吸気ポートおよび排気ポートごとにバルブが設けられており、このバルブのリフト動作によって、吸気ポートおよび排気ポートが開弁される。 In a general four-cycle engine, a cylinder head is fixed to a cylinder block accommodating a piston, and a combustion chamber surrounded by the cylinder head, the cylinder block and the piston is formed. An intake passage and an exhaust passage are formed in the cylinder head, the intake passage communicates with the combustion chamber via an intake port, and the exhaust passage communicates with the combustion chamber via an exhaust port. The cylinder head is provided with a valve for each intake port and exhaust port, and the lift operation of this valve opens the intake port and the exhaust port.
以下では、吸気ポートおよび排気ポートを機械的に開閉する動弁機構について説明する。なお、本実施形態の4サイクルエンジンにおいては、シリンダヘッドに、吸気ポートおよび排気ポートがそれぞれ2つ設けられており、動弁機構も吸気ポートおよび排気ポートごとに設けられているが、基本的な構成はいずれも同じであるため、ここでは、1つの吸気ポートと、それを開閉する1つの動弁機構について図を用いて説明する。 Hereinafter, a valve mechanism that mechanically opens and closes the intake port and the exhaust port will be described. In the four-stroke engine of this embodiment, the cylinder head is provided with two intake ports and two exhaust ports, and the valve mechanism is also provided for each intake port and exhaust port. Since the configurations are the same, one intake port and one valve operating mechanism that opens and closes the intake port will be described with reference to the drawings.
図1は、動弁機構1の概略断面図である。本実施形態の4サイクルエンジンEは、不図示のシリンダブロックにシリンダヘッド11が固定されており、シリンダブロックとシリンダヘッド11との間に燃焼室13が形成されている。そして、シリンダヘッド11には、吸気通路15が形成されており、この吸気通路15が、吸気ポート17を介して燃焼室13に連通している。
FIG. 1 is a schematic sectional view of the valve mechanism 1. In the four-cycle engine E of the present embodiment, the
そして、シリンダヘッド11には、吸気ポート17を開閉するための動弁機構1が設けられている。動弁機構1は、不図示のクランクシャフトの回転に連動するカム21と、カム21の回転に伴って揺動するロッカーアーム31と、ロッカーアーム31の揺動に伴って可動するバルブ41と、ロッカーアーム31を支持するピボット51と、を含んで構成される。
The
カム21は、カムシャフト23に固定されており、カムシャフト23と一体回転する。4サイクルエンジンEは、燃焼室13における爆発圧力によって摺動するピストンに連係された不図示のクランクシャフトと、このクランクシャフトの回転動力をカムシャフト23に伝達する不図示のタイミングベルトと、を備えている。タイミングベルトは、クランクシャフトとカムシャフト23とに巻き回されており、カムシャフト23はクランクシャフトと一体回転する。このようにしてカムシャフト23が回転することにより、カム21が回転することとなる。
The cam 21 is fixed to the
カム21は、非リフト面21aと、この非リフト面21aに連続するリフト面21bとで構成される外周面を有している。非リフト面21aは、回転中心からの距離が等しく、同一半径内に位置する面であり、リフト面21bは、回転中心から最も離隔した頂点21cに向かって、回転中心からの距離が漸増する面である。
The cam 21 has an outer peripheral surface including a
ロッカーアーム31は、カム21の非リフト面21a、リフト面21bに接触するローラ面31aを備えている。ローラ面31aは、曲率が一定の円弧面で構成されており、その幅は、カム21の非リフト面21a、リフト面21bの幅(回転軸方向の厚さ)とほぼ等しい。また、ロッカーアーム31には、ローラ面31aよりも一端側(図中左側)にピボット受け31bが形成されている。このピボット受け31bは、カム21に対向する側の面と反対側の面に形成された半球面状の凹みであり、上記のピボット51の先端部51aが接触する。一方、ロッカーアーム31のうち、ローラ面31aよりも他端側(図中右側)には、押圧部31cが形成されている。この押圧部31cは、ロッカーアーム31のうちピボット受け31bと同一面側に設けられた曲面で構成されている。
The
バルブ41は、先端にバルブヘッド41aが形成され、基端にバルブステムエンド41bを有するバルブステム41cを備えており、シリンダヘッド11に摺動自在に保持されている。具体的には、シリンダヘッド11には貫通孔11bが形成されており、この貫通孔11bに嵌め込まれたバルブステムガイド43に、バルブステム41cが摺動自在に挿通されている。
The
そして、バルブステム41cのうち、貫通孔11bよりもバルブステムエンド41b側には、アッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45bが設けられており、これらアッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45b間に、バルブスプリング47が設けられている。このバルブスプリング47は圧縮コイルバネで構成されており、アッパスプリングシート45aおよびロアスプリングシート45bが、バルブステム41cの軸方向に互いに離間する弾性力を作用させている。このバルブスプリング47の弾性力により、バルブ41はバルブステムエンド41b側に常時付勢され、バルブヘッド41aがバルブシート17aに着座して吸気ポート17を閉弁することとなる。
An
また、バルブ41のバルブステムエンド41bは、アッパスプリングシート45aを介して、ロッカーアーム31のうちローラ面31aよりも他端側に設けられた押圧部31cに接触している。
Further, the
ピボット51は、シリンダヘッド11に形成されたピボット穴11cに収容されており、この状態では、ピボット51の先端部51aがピボット穴11cの外部に突出して位置している。そして、ピボット51の先端部51aは、ロッカーアーム31のうちローラ面31aよりも一端側に設けられたピボット受け31bに接触しており、ロッカーアーム31を揺動自在に支持する。以下では、シリンダヘッド11およびピボット51を含んで構成されるピボット装置100について説明する。
The
図2は、ピボット装置100の構成を示す概略図である。上記したように、ピボット装置100では、ピボット51がシリンダヘッド11に形成されたピボット穴11cに収容されている。
FIG. 2 is a schematic diagram showing the configuration of the
具体的には、図2に示すように、シリンダヘッド11には、ロッカーアーム31側の上面11eに、ピボット51の長さよりも浅い円柱形状のピボット穴11cが形成されている。また、ピボット穴11cの側面には、上面11eから所定深さの位置にオイル流路11dが連通されている。オイル流路11dは、カムシャフト23にオイルを供給するための流路であるとともに、ピボット51にオイルを供給するための流路であり、不図示のオイルポンプにより吐出されたオイルが流通する。
Specifically, as shown in FIG. 2, the
ピボット51は、先端部51a、嵌合部51b、小径部51cが一体形成された略有底円筒状であり、ピボット穴11cに収容される。先端部51aは、半球状に形成されており、ピボット51がピボット穴11cに収容された状態で、上面11eよりもロッカーアーム31側に突出している。また、先端部51aには、中央に貫通孔51dが形成されている。
The
嵌合部51bは、先端部51aと小径部51cとの間であって、ピボット51がピボット穴11cに収容された状態で、ピボット穴11cの側面におけるオイル流路11dよりも上面11e側と対向する。
The
小径部51cは、嵌合部51bよりも底面51e側であって、ピボット51がピボット穴11cに収容された状態で、ピボット穴11cの底面から、ピボット穴11cの側面におけるオイル流路11dが連通された位置までの長さを有している。
The small-
また、小径部51cは、ピボット穴11cの側面におけるオイル流路11dと対向する位置に、1周に亘って溝部51fが形成されているとともに、溝部51fの一部に、内周面から外周面まで貫通した貫通孔51gが形成されている。ピボット51では、オイル流路11dを流通したオイルが、貫通孔51g、ピボット51の内部空間、および、貫通孔51dを通してピボット受け31bに供給される。
In addition, the
また、嵌合部51bは、ピボット穴11cの側面に対して、第1間隔H1だけ離隔している。小径部51cは、嵌合部51bよりも直径が小さく形成されており、ピボット穴11cの側面に対して、第1間隔H1よりも広い第2間隔H2だけ離隔している。したがって、ピボット穴11cには、ピボット穴11cの側面と小径部51cとの間に空隙部60が形成されることになる。なお、これら、第1間隔H1および第2間隔H2について、以下で説明する。
Further, the
図3は、ピボット穴11cの側面とピボット51との間隔に対するオイル流量および空気流量の関係を示す図である。図3では、ピボット穴11cの側面とピボット51との間隔を横軸で示し、ピボット穴11cの側面とピボット51との間を流れるオイルの流量(オイル流量)および空気の流量(空気流量)を縦軸で示す。
FIG. 3 is a diagram showing the relationship between the oil flow rate and the air flow rate with respect to the distance between the side surface of the
図3に示すように、オイル流量は、ピボット穴11cの側面とピボット51との間隔が大きくなるに連れて増加していくが、オイルは空気と比べて粘度が高いため、その増加量が空気流量に比べて十分に小さい。
As shown in FIG. 3, the oil flow rate increases as the distance between the side surface of the
そして、ピボット装置100では、オイル流量および空気流量がともに小さく、ピボット穴11cの側面とピボット51との間をオイルおよび空気がともに流通困難または流通不能である範囲A内となるように、ピボット穴11cの側面と嵌合部51bとの第1間隔H1が調整されている。具体的には、嵌合部51bは、ピボット穴11cの側面に対して第1間隔H1だけ離隔する直径に形成されている。
Then, in the
一方、空気流量が十分に大きく、ピボット穴11cの側面とピボット51との間を空気が流通可能であり、かつ、オイル流量が小さく、ピボット穴11cの側面とピボット51との間をオイルが流通困難または流通不能である範囲B内となるように、ピボット穴11cの側面と小径部51cとの第2間隔H2が調整されている。具体的には、小径部51cは、ピボット穴11cの側面に対して第2間隔H2だけ離隔する直径に形成されている。
On the other hand, the air flow rate is sufficiently large that air can flow between the side surface of the
このように形成されたピボット51は、ピボット穴11cに挿入される際に、空気が流通可能となるような直径で小径部51cが形成されているため、ピボット穴11cの底面と、底面51eとの間の空気が空隙部60を通してオイル流路11dに排出される。なお、ピボット51がピボット穴11cに挿入される際にはオイル流路11dにはオイルが満たされていないため、空気が容易に排出される。したがって、ピボット装置100では、ピボット51をピボット穴11cに容易に挿入することができる。
In the
その後、オイル流路11dにオイルが満たされると、オイルの油圧により、ピボット穴11cの側面と嵌合部51bとの間、および、ピボット穴11cの側面と小径部51cとの間にオイルが流通しようとする。このとき、ピボット穴11cの側面と嵌合部51bとの間、および、ピボット穴11cの側面と小径部51cと間は、ともにオイルが流通困難または流通不能である第1間隔H1および第2間隔H2だけ離隔しているため、オイルが流通することは殆どなく、オイルの消費量を低減することができる。
Then, when the
ここで、ピボット穴11cの側面と小径部51cとの間にオイルが流通してしまうと、オイルの油圧によりピボット51がロッカーアーム31側に浮いてしまい、動弁機構1の性能が悪化してしまうことになる。一方、ピボット装置100では、ピボット穴11cの側面と小径部51cとの間が、オイルが流通困難または流通不能である第2間隔H2だけ離隔しているため、ピボット51がロッカーアーム31側に浮いてしまうことを防止し、動弁機構1の性能の悪化も低減させることができる。
Here, when the oil flows between the side surface of the
以上、添付図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは勿論であり、特許請求の範囲に記載された範疇における各種の変更例又は修正例についても、本発明の技術的範囲に属することは言うまでもない。 The preferred embodiments of the present invention have been described above with reference to the accompanying drawings. However, it goes without saying that the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various modifications within the scope of the claims. It goes without saying that the modified examples also belong to the technical scope of the present invention.
図4は、変形例のピボット200を説明する図である。図4(a)は、変形例のピボット200の部分断面図であり、図4(b)は、図4(a)の左側面図である。なお、ピボット51と同一形状である部分については同一符号を付して説明を省略する。
FIG. 4 is a diagram illustrating a
上記実施形態では、ピボット穴11cの側面に対して第2間隔H2だけ離隔した小径部51cを設けるようにした。しかしながら、これに限らず、ピボット200は、ピボット穴11cの側面に対して第2間隔H2だけ離隔した切り欠き部200bを、外周面における一部に形成するようにしてもよい。
In the above-described embodiment, the
具体的に、ピボット200は、ピボット51と同様に、先端部51aおよび嵌合部51bを有するとともに、嵌合部51bの下方に、嵌合部51bと同一径の本体部200aを有し、先端部51a、嵌合部51bおよび本体部200aが一体形成されている。そして、本体部200aの一部には、底面51eから、ピボット200がピボット穴11cに収容された際にオイル流路11dと対向する位置まで、切り欠き部200bが形成されている。そして、ピボット200がピボット穴11cに収容された際に、ピボット穴11cと切り欠き部200bとによって囲まれた空間が空隙部として形成される。なお、ピボット200は、切り欠き部200bがオイル流路11dと対向するようにピボット穴11cに収容され、このとき、ピボット穴11cの側面と、切り欠き部200bとの間隔は、ピボット51と同様に第2間隔H2となる。
Specifically, the
また、上記実施形態では、ピボット穴11cの側面に対して第2間隔H2だけ離隔するように嵌合部51bに対して小径部51cの直径を小さくするようにした。しかしながら、これに限らず、嵌合部51bおよび小径部51cの直径を同一にし、ピボット穴11cの側面における小径部51cと対向する部分の直径を、小径部51cに対して第2間隔H2だけ離隔するように、嵌合部51bと対向する部分の直径よりも大きくするようにしてもよい。つまり、ピボット51がピボット穴11cに挿入された際に、ピボット穴11cの底面51eからピボット穴11cにおけるオイル流路11dが連通された位置までのピボット穴11cの側面とピボット51との間の少なくとも一部の第1間隔H1が、オイル流路11dよりもロッカーアーム31側におけるピボット穴11cの側面とピボット51との間の第2間隔H2よりも広くすればよい。
Further, in the above-described embodiment, the diameter of the
また、上記実施形態では、自動間隔調整機構(HLA(Hydraulic Lash Adjuster))を有していないピボットを例に挙げて説明したが、自動間隔調整機構を有するピボットに適用してもよい。 Further, in the above-described embodiment, the pivot having no automatic gap adjusting mechanism (HLA (Hydraulic Lash Adjuster)) has been described as an example, but the present invention may be applied to a pivot having an automatic gap adjusting mechanism.
本発明は、ピボット穴にピボットが収納されるピボット装置に利用できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be used in a pivot device in which a pivot is stored in a pivot hole.
11 シリンダヘッド
11c ピボット穴
11d オイル流路
51、200 ピボット
60 空隙部
100 ピボット装置
11
Claims (1)
前記ピボットが挿入されるピボット穴が形成されるとともに、該ピボット穴の側面に連通され、オイルが流通するオイル流路が形成されたシリンダヘッドと、
を備え、
前記ピボットには、
前記ピボットが前記ピボット穴に挿入された際に、前記オイル流路と対向する側面に溝部が形成されるとともに、前記溝部に対して底面側に離隔した位置から前記底面にかけて切り欠き部が形成されていることを特徴とするピボット装置。 A pivot that rockably supports the rocker arm,
A cylinder head, in which a pivot hole into which the pivot is inserted is formed, is communicated with a side surface of the pivot hole, and an oil passage through which oil flows is formed,
Equipped with
The pivot includes
When the pivot is inserted into the pivot hole, a groove portion is formed on a side surface facing the oil flow path, and a cutout portion is formed from a position separated from the groove portion on the bottom surface side to the bottom surface. The pivot device is characterized by being.
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