[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6688595B2 - 魚の下ごしらえ道具 - Google Patents

魚の下ごしらえ道具 Download PDF

Info

Publication number
JP6688595B2
JP6688595B2 JP2015212344A JP2015212344A JP6688595B2 JP 6688595 B2 JP6688595 B2 JP 6688595B2 JP 2015212344 A JP2015212344 A JP 2015212344A JP 2015212344 A JP2015212344 A JP 2015212344A JP 6688595 B2 JP6688595 B2 JP 6688595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
fish
blade
branch blade
gills
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015212344A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017070274A (ja
Inventor
成男 福本
成男 福本
Original Assignee
成男 福本
成男 福本
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 成男 福本, 成男 福本 filed Critical 成男 福本
Priority to JP2015212344A priority Critical patent/JP6688595B2/ja
Publication of JP2017070274A publication Critical patent/JP2017070274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6688595B2 publication Critical patent/JP6688595B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

本発明は、一本で魚の活き締め、血抜き、ウロコ取り、エラと内蔵を口から取り出す等、魚の下ごしらえが安全、簡単、かつきれいにできる道具に関するものである。
従来、魚のエラと内蔵を一緒に口から取り出す、「つぼ抜き」という方法で下ごしらえを行うには、主に割りばしやこれに似た2本からなる道具が使用される。(特許文献1参照)また、トング状のものやはさみ状のもので挟みとる道具も提案されている。(特許文献2参照)更に、魚の活き締め、ウロコ取り、エラ内蔵取りができる道具として2本からなるものが提案されている。(特許文献3参照)
特4909439号 実新3094884号 特開2008−253237号公報
しかし特許文献1、特許文献3におけるエラと内蔵取り道具に関しては、2本のばらばらになった道具を使用する為に使い勝手が悪く、魚の口から差し込んでエラを挟んでねじる際に手指への負担が大きくなり、鋭く丈夫な歯を有する魚に対しては効果が少ないという問題があった。 また特許文献2に示される道具に関しては、挟むためには魚の狭い口や腹の中での作業になるために効果が期待できない。また、ウロコ取りに関しては刃とウロコの接触面が垂直になるために、大きく固いウロコが飛び跳ねるという問題がある。また、特許文献3に示されるウロコ取りに関しては、柄となる部分が細いために使い勝手が悪い、という問題がある。本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
問題を解決するための手段
魚の活き締めと血抜きを行う為の鈍い切っ先を有し、ウロコを削ぎ取る為のぎざぎざの付いた柳葉状の両刃を有する弾性を持った下の枝刃と、こて状に屈曲する幹部から枝分れし、先端にフックを設け中央部から根元にかけて返しの爪の付いた、弾性を持った上の枝刃とで構成される部位と、柄の部位とからなる一本の道具である。魚の口から上下の枝刃を差し込み、エラと内蔵を挟み込んでひねって引き出す機能を併せ持った、魚の下ごしらえの道具である。
発明の効果
本発明によれば、一本の道具で魚の活き締め,血抜き、ウロコ取り、エラと内蔵の取り出しがいずれも使い勝手良くできる。また鋭利な刃物を使用して魚の腹部を大きく切り開く必要がないので、安全に見栄えよくきれいに下ごしらえが仕上がる。釣行の際にも便利である。
本発明の斜視図である。 本発明の断面図である 本発明の断面図である 本発明の使用例図である。 本発明の使用例図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る魚の下ごしらえの道具の構成をあらわす。図2は図1のA−A線に沿った断面図である。図3は図1におけるB−B線に沿った断面図である。こて状に屈曲する幹部10から上下2本の刃が枝分かれしている。上の枝刃12と下の枝刃11それぞれに弾性がある。材質はステンレス、セラミック、プラスチック等が使用される。下の枝11の切っ先11bは魚の活き締めを行うために鈍く細めてある。切っ先11bの周辺は、エラの上部背骨に沿う血管を切るためにやや薄くなっているが、刃の切れ味はペーパーナイフ程度であり、誤って手に触れても傷つかない。下の枝刃11は全体的には柳葉状になっており、その両側の刃には刻み11aが刻まれている。これはウロコを取る時に柄13を握り魚の体の表面に水平にあてがい、下の枝刃を前後に押したり引いたりして削ぐのに都合がよい。ウロコの飛び跳ねを防止できる。下の枝刃11の断面は図2に示されるように、外側は内側に向かって湾曲している。これは、下の枝刃11を魚の体の表面に密着させるために、また、ウロコを下から救いやすくするための工夫である
上の枝刃12は下の枝刃11よりも短くなっている。その長さの比率はおおよそ2対3程度である。これは、魚の口から両方の刃を差し込んで左右のエラを同時に挟み込むことが困難なためである。たいていの魚のエラは左右4枚ずつ有り、前列のエラは後列のエラに幅半分程度覆いかぶさっている。そして最後列のエラは魚の体の表面と薄い皮膜で繋がっている。したがって一旦エラの外側に差し込んだ刃を再度魚の体内に差し込むには、刃の向きを変えてこの被膜を突き破らなくてはならない。この作業を円滑に行う為に、2本の枝刃の長さを変える必要がある。また、下の枝刃11と上の枝刃12の先端付近は、向かい合うようにわずかに湾曲しているが、これも前記作業を円滑に行う為の工夫である。
図3は図1における上の枝刃12のB−B線に沿った断面図である。上の枝刃12は分岐点10aから斜め上方向に湾曲してから下の枝刃11とほぼ平行に伸びている。これは両方の刃が持つ弾性を助長するという効果がある。先端部は上向きに広がっており最先端部のフック12bは下向きに曲がっている。これは魚のエラの厚みに応じて刃と刃の間隔を変えて、エラを挟み易くするためである。図3に示される爪12aは、挟み込まれたエラと内蔵を魚の口から引き抜く際の抜け止めである。刃の弾性と相まって強力な抜け止めの効果がある。また、挟み込んだエラと内蔵を指でしごいて除去する際に、指の痛みや傷つきを防ぐために、爪12aの線端は丸みを帯びている。図1における柄13は握り易く、またねじり易くするために扁平と丸みのある形を組み合わせた構造になっている。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するには、まず生きた魚を締める時は柄13を握り、下の枝刃11の切っ先11bを魚の脳髄に突き立てる。その後血抜きを行う。魚のエラ蓋をあけて下の枝刃11の先端部をエラの上部奥の背骨に沿った血管に当てこれを切る。刃が細いので円滑に行うことができる。ウロコ取りは、魚体の表面に下の枝刃11を水平に当て、前後に押したり引いたりして削ぎ取るとウロコの飛び跳ねが少なく後始末が楽である。鋭くとがった背びれを手前に向けた状態でウロコ取りを行うときには、ひれが手に触れないように気を付けなければならないが、本発明のこて状の形態はこれに対応したものであり安全である。
図4はエラとウロコ取りの使用図である。本発明の道具を横に寝かせた状態で持ち、魚の腹を上にしてエラ蓋F2をあけ、まず下の枝刃11の先端を魚の口F1から差し込み、えらF4の外側に出す。次に切っ先11bを最後部のエラと魚体の間にわずかに差し込む。次に上の枝刃の先端のフック12bをエラF5の外側からかぶせるように差し込み、最後部のエラと魚体の隙間に届いたら両側のエラ蓋を閉じ本道具を左右に小刻みにひねりながら押し込む。
図5における分岐点10aが最前部のエラに触れた状態で止める。次に柄13を強く握り1回転〜2回転捩じり、軽くなったらゆっくり引き抜く。上の枝刃12の先端部に設けたフック12bはこの時内蔵の引っ掛かりをよくするためのものである。
10 幹部
10a 分岐点
11 下の枝刃
11a 刻み
11b 切っ先
12 上の枝刃
12a 爪
12b フック
13 柄
F 魚体
F1 口
F2 右エラ蓋
F3 左エラ蓋
F4 右エラ
F5 左エラ
F6 肛門

Claims (1)

  1. 柄と、該柄の一端から伸びており該柄と反対側の他端部が前記柄に接続されている端部よりも低い位置となるように屈曲した幹部と、該幹部の前記他端部から前記柄の長手方向延長線と略平行に伸びている上の枝刃と下の枝刃とを備えており、前記柄、前記幹部、前記上の枝刃と下の枝刃が一体的に設けられた魚の下ごしらえ道具であって、
    前記下の枝刃は、全体的に柳の葉状の細長い形状であって、鈍い切っ先を有しており左右両側面にギザギザ形状の刃を備え、かつ、上下方向にしなるような弾性を有しており、
    前記上の枝刃は、前記下の枝刃の2/3程度の長さの細長い形状であり先端にフックを備え、該上の枝刃の先端よりの中央部から根元部にかけて下向き複数の返しの爪を備え、かつ、上下方向にしなるような弾性を有している
    ことを特徴とする魚の下ごしらえ道具。

JP2015212344A 2015-10-10 2015-10-10 魚の下ごしらえ道具 Active JP6688595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015212344A JP6688595B2 (ja) 2015-10-10 2015-10-10 魚の下ごしらえ道具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015212344A JP6688595B2 (ja) 2015-10-10 2015-10-10 魚の下ごしらえ道具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017070274A JP2017070274A (ja) 2017-04-13
JP6688595B2 true JP6688595B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=58538459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015212344A Active JP6688595B2 (ja) 2015-10-10 2015-10-10 魚の下ごしらえ道具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6688595B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109964988B (zh) * 2019-05-06 2024-02-09 韦安稳 一种鳝鱼或泥鳅宰杀装置
CN112690320B (zh) * 2021-01-25 2021-09-17 黑龙江职业学院(黑龙江省经济管理干部学院) 一种一体化鱼处理机器人

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017070274A (ja) 2017-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN201439203U (zh) 多用途剪刀
US8556915B2 (en) Skin removal instrument
JP6688595B2 (ja) 魚の下ごしらえ道具
JP4909439B1 (ja) 魚内蔵取り具
JP5243654B1 (ja) マンゴピーラ
JP6437371B2 (ja) エビの背わた取り器
US9066569B2 (en) Apparatuses, methods and systems for removing elastic bands from hair
US20070026775A1 (en) Squid shaped crab claw cracker
JP6145557B1 (ja) 刃部材を交換可能な調理器具
JP4759549B2 (ja) カキ殻剥き具およびカキ殻剥き方法
US11013354B1 (en) Shrimp peeler and deveiner
KR101202297B1 (ko) 착탈형 새우 껍질제거기
US9706783B1 (en) Y-bone fish fillet knife, knife blade and method of deboning
JP3160586U (ja) 鱗取り器具
JP4075016B2 (ja) 把持、切り分け具
KR20150131712A (ko) 새우껍질제거기
JP3181691U (ja) 魚調理器
KR200409119Y1 (ko) 손톱 굳은살 제거구
KR101722939B1 (ko) 생선 가시 제거용 나이프
WO2019026946A1 (ja) 魚処理用ナイフ
JP2013162770A (ja) 雑草除去具
JPH0521682U (ja) 手羽骨除去器具
JP2009045404A (ja) 爪の汚れ除去具
JP4050736B2 (ja) 魚の肉取り器及びその方法
JP2017216925A (ja) 針外し器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191001

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20191118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20191118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6688595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250