JP6686912B2 - 記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置 - Google Patents
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Description
ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図11に示すように、制御部110(図1参照)からの制御信号によってクリーニング液23が記録ヘッド17a〜17cに供給される。供給されたクリーニング液23はクリーニング液供給口60a(図7参照)からクリーニング液供給面F2に所定量だけ吐出される。
また、ワイピング動作(後述の拭き取り動作)に先立って、図11に示すように、制御部110(図1参照)によってインク22が記録ヘッド17に供給される。供給されたインク22はインク吐出ノズル18aから強制的に押出(パージ)される。このパージ動作により、インク吐出ノズル18a内の増粘インク、異物や気泡がインク吐出ノズル18aから排出される。このとき、パージインク22はインク吐出ノズル18aの存在するノズル領域R1の形状に沿ってインク吐出面F1に押出される。なお、図では、理解を容易にするために、インク(パージインク)22にハッチングを施している。
図13に示すように、制御部110からの制御信号によってワイパー35を上昇させて記録ヘッド17a〜17cのクリーニング液供給部材60の傾斜面62に所定の圧力で接触させる。
拭き取り動作の実行後、図16に示すように、ワイパー35を下降させてインク吐出面F1から離間させる。
18a インク吐出ノズル
23 クリーニング液
35 ワイパー
60 クリーニング液供給部材
60a クリーニング液供給口
100 インクジェット記録装置
F1 インク吐出面
F2 クリーニング液供給面
F3、F31、F32、F33 親水性領域
R1 ノズル領域
S 用紙(記録媒体)
Claims (10)
- 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
前記クリーニング液供給面に対して前記ワイピング方向上流側の部分に、前記ワイピング方向に向かって下向きに傾斜する傾斜面が形成されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
前記親水性領域は、前記クリーニング液供給面の前記幅方向の両端部において前記幅方向の中央部よりも前記ワイピング方向に長く形成されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 前記親水性領域は、前記ワイピング方向において前記クリーニング液供給面の前記クリーニング液供給口を含む領域に前記幅方向全域に亘って連続する帯状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録ヘッド。
- 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
前記親水性領域は、前記ワイピング方向において前記クリーニング液供給面の前記クリーニング液供給口を含む領域に前記幅方向全域に亘って連続する帯状に形成されており、
前記親水性領域は、前記ワイピング方向の上流側から下流側に向かって幅広となる台形状に形成されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
前記クリーニング液供給面には、それぞれ独立した複数の前記親水性領域が前記クリーニング液供給面の幅方向に沿って形成されていることを特徴とする記録ヘッド。 - 複数の前記親水性領域のうち、前記クリーニング液供給面の前記幅方向中央部に位置する前記親水性領域は前記ワイピング方向の上流側にずらして形成されており、前記クリーニング液供給面の前記幅方向両端部に位置する前記親水性領域は前記ワイピング方向の下流側にずらして形成されていることを特徴とする請求項5に記載の記録ヘッド。
- 記録媒体上にインクを吐出する複数のインク吐出ノズルが開口するノズル領域を含むインク吐出面を備えた記録ヘッドであって、
前記ノズル領域に対して前記インク吐出面をワイパーが拭く方向であるワイピング方向の上流側には、クリーニング液を供給する複数のクリーニング液供給口が開口するクリーニング液供給面が設けられており、
前記クリーニング液供給面には、少なくとも前記クリーニング液供給口を含む領域に、前記インク吐出面に比べて水に対する濡れ性の高い親水性領域が前記ワイピング方向と直交する幅方向全域に亘って略均等に形成されており、
前記クリーニング液供給面は、前記インク吐出面に隣接して配置されるクリーニング液供給部材に形成されており、前記インク吐出面の水に対する接触角をθ1、前記クリーニング液供給部材の水に対する接触角をθ2、前記親水性領域の水に対する接触角をθ3とするとき、θ1>θ2>θ3であることを特徴とする記録ヘッド。 - 前記親水性領域は、前記インク吐出面と所定の間隔を隔てて形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の記録ヘッド。
- 前記親水性領域の水に対する接触角が90°未満であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の記録ヘッド。
- 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の記録ヘッドを備えたインクジェット記録装置。
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JP2017000942A JP6686912B2 (ja) | 2017-01-06 | 2017-01-06 | 記録ヘッドおよびそれを備えたインクジェット記録装置 |
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JP2018108711A JP2018108711A (ja) | 2018-07-12 |
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