JP6682364B2 - ハウジングユニット及び開閉体のロック装置 - Google Patents
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Description
びその作動機構を凹部や開閉体の外周に設ける場合に比べて、ロック装置の大型化を抑えることができる。そして、ロック片の先端部を駆動機構の作動によってアーム部から離れた位置で凹部の周壁に設けられたロック片掛止部に掛け止め可能にし、そのロック片の掛け止めを以て開閉体が固定されるようにしたので、開閉体がヒンジ寄りの位置でロック片により固定される場合に比べて、開閉体のロック強度を高めることができる。
この実施形態1では、本発明に係る開閉体のロック装置及びハウジングユニットについて、自動車の車体左側のリヤフェンダ部に取り付けられる、ロック機能を有したリッド付きのフューエルフィラーボックスアセンブリ(以下、単に「ボックスアセンブリ」と称する)を例に挙げて説明する。ボックスアセンブリは、自動車に搭載の燃料タンクに連通接続されたフューエルパイプの給油口部を収容し、自動車の燃料供給部を構成する部品である。
図1及び図3に、このボックスアセンブリ1の全体斜視図を示す。図1は、リッド5を閉じてロックした状態を示し、図3は、リッド5を閉じているがアンロックした状態を示している。図2に、図1のII−II線におけるボックスアセンブリ1の断面図を示し、図4に、図3のIV−IV線におけるボックスアセンブリ1の断面図を示す。図5に、ボックスアセンブリ1のリッド5を開いた状態での全体斜視図を示す。図6に、ボックスアセンブリ1のリッド5を全開した状態での側面図を示す。なお、図1及び図3では、便宜上、リッド5を構成するアウタ部材41の図示を2点鎖線で表した外縁形状のみとして省略し、リッド5の内部構造を部分的に図示している。
インレットボックス3は、射出成形などで成形される樹脂成形品であって、例えば、ポリプロピレン(PP:Polypropylene)やそれにガラス繊維や炭素繊維などの繊維補強材を含有した熱可塑性樹脂からなる。このインレットボックス3は、概略円形カップ状に形成された凹部11と、凹部11から前側方に張り出したアーム収容部13とを有する。これら凹部11及びアーム収容部13の両内部空間は、インレットボックス3内の空間として繋がっている。
リッド5は、支持ピン33によってアーム収容部13に支持され、ヒンジ31を中心とする回転動作により凹部11の開口を開閉する。このリッド5は、フランジ部21の外径よりも一回り大きな円形状の外形を有するリッド本体35と、リッド本体35の一端部、具体的にはリッド5が閉位置にあるときに前側に位置する端部の裏面から前側方へ延びるアーム部37とを有する。このリッド5は、車内側に位置するインナ部材39と、車外側に位置するアウタ部材41とを組み合わせてなり、両部材39,41の間に内部空間Sを有する。
開閉補助機構7は、カム形状のカム駒83と、トーションばね85とによって構成されている。カム駒83は、アーム収容部13の下側でヒンジ31に対応する部分に配置されている。カム駒83のベース円の中心部分は、アーム収容部13のピン孔から下方に突出した支持ピン33の端部に固定されている。それにより、カム駒83は、支持ピン33の回転動作、つまりはリッド5の開閉動作に連動して回転し、ベース円から突出するトップ部83aの位置が変位するようになっている。
ロック装置9は、ロック片保持部53に対しその長さ方向においてスライド可能に保持されたロック片89と、ロック片89をリッド5の外周側、具体的にはリッド回転半径方向における外側に向けて進退移動させる駆動機構91と、ロック片89の先端部を掛け止め可能なロック片掛止部93と、駆動機構91を構成する作動片111を掛止め可能な作動片掛止部95と、ロック動作を規制するロック規制部97とを備え、ロック片掛止部93及び作動片掛止部95の2箇所でリッド5をロックするダブルロック機能を有する。
次に、上記構成のボックスアセンブリ1でのリッド5のロック動作について、図1〜図4を参照しながら説明する。
この実施形態1に係るボックスアセンブリ1によると、ロック片89をリッド5に対し凹部11の開口を閉塞する面に沿った姿勢に取り付けるようにしたので、ボックスアセンブリ1を車体に組み付ける際に、ロック片89が、車体の被取付け部周辺の構造と接触し難くなり、それによってロック装置9の破損及び動作不良を防止できる。また、ロック片89がそのような姿勢でリッド5に沿わせて設けられることにより、ロック装置9の大型化を抑えることができる。そして、ロック片89を駆動機構91の作動によってアーム部37から離れた位置で凹部11の周壁12に設けられたロック片掛止部93に掛け止め可能にし、作動片掛止部95に対する作動片111の掛け止めに加えロック片89の掛け止めを以てリッド5が固定されるようにしたので、リッド5のロック強度を高めることができる。
この実施形態2に係るボックスアセンブリ1は、リッド5及びロック装置9の構成が上記実施形態1と異なる。なお、以下の各実施形態では、リッド5及びロック装置9の構成が上記実施形態1と異なる他はボックスアセンブリ1について上記実施形態1と同様に構成されているので、構成の異なるリッド5及びロック装置9の部分についてのみ説明し、同一の構成箇所は図1〜図8に基づく上記実施形態1の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図9に、この実施形態2に係るボックスアセンブリ1の図1相当図を示す。また、図10に、このボックスアセンブリ1の図3相当図を示す。なお、これら図9及び10では、便宜上、図1及び図3と同じくアウタ部材41の図示を2点鎖線で表した外縁形状のみとして省略する。この実施形態2に係るボックスアセンブリ1のリッド5の主板部45には、図9及び図10に示すように、略T字形のロック片保持部121が設けられている。
このボックスアセンブリ1のロック装置9は、上記実施形態1とは異なる構成のロック片133と、上記実施形態1とは異なる位置に設けられたロック片掛止部135と、上記実施形態1と同じ構成の駆動機構91、作動片掛止部95及びロック規制部97とを備える。ロック片133は、横置き保持部123に嵌め込まれて保持された第1ロック片137と、縦置き保持部125に嵌め込まれて保持された第2ロック片139とを備える。
置する基端部分は、第1ロック片137が後退した位置にあるときには、逃し凹部141内に進入する。
上記構成のボックスアセンブリ1では、図10に示すように、駆動機構91の作動片111が後退した位置にあるときには、第1ロック片137は、圧縮コイルばね107の付勢力によって凹溝109の外端面がストッパ60に当接する位置にまで後退し、第2ロック片139は、その基端部分が逃し凹部141の底面に至る進入位置まで後退する。このとき、第2ロック片139の差込みピン部145は、外周板部47の挿通孔から少し突出する程度に延び出るが、第1ロック孔30からは抜け出ており、アンロック状態である。
この実施形態2に係るボックスアセンブリ1によると、車体の被取付け部の周辺レイアウトの都合上、リッド5のロック位置をボックスアセンブリ1の後方や下側とするのが好ましくない場合に有利であり、上記実施形態1と同様に、ロック装置9の破損及び動作不良を防止し、ロック装置9及びそれを備えるボックスアセンブリ1の大型化を抑え、リッド5のロック強度を高めることができる。
図11及び図12に、この実施形態3に係るボックスアセンブリ1の全体斜視図を示す。図11は、リッド5を閉じている状態を示し、図12は、リッド5を開いた状態を示している。また、図13に、図11のXIII−XIII線におけるボックスアセンブリ1のロック状態での断面図を示す。図14に、このボックスアセンブリ1のアンロック状態での図1
3相当図を示す。図15に、このボックスアセンブリ1のリッド5が半開き状態での図13相当図を示す。なお、図11では、便宜上、図1及び図3と同じくアウタ部材41の図示を2点鎖線で表した外縁形状のみとして省略する。
この実施形態3に係るボックスアセンブリ1では、図11及び図12に示すように、開閉補助機構7は、上記実施形態1と同様な構成でアーム収容部13の上側に設けられている。そして、駆動機構搭載部29は凹部11の前方下側の位置に設けられ、駆動機構91はその駆動機構搭載部29に搭載されてアーム収容部13の下側に配置されている。上記実施形態1での第1ロック孔30に相当するロック孔30及びその周縁部分からなるロック片掛止部93は、図13に示すように、駆動機構91の後方に離間した位置、つまりリッド回転半径方向において駆動機構91と対応する位置に設けられている。
リッド5のインナ本体部43は、図11に示すように、円形の上下を弓形に切り取ったような形状とされており、アーム部37(アーム収容部13)の側方に位置する、つまりアーム部37に対してリッド回転半径方向における外側に位置するセンター部分153と、このセンター部分153から下側に延びて駆動機構91の側方に位置するロア部分155とを有する。インナ本体部43のセンター部分153には、上記実施形態1と同様な爪片49が設けられている。
ロック装置9は、上記実施形態1とは異なる構成のロック片89と、上記実施形態1とは異なる位置に設けられた上述のロック片掛止部93と、上記実施形態1とは異なる配置及び異なる構成の作動片111を備えた駆動機構91とを備える。
する嵌合構造161を備える。この嵌合構造161は、ロック片89の内端部に設けられた上側連結片163と、作動片111の先端部に設けられた下側連結片165とで構成されている。
上記構成のボックスアセンブリ1では、図14に示すように、駆動機構91の作動片111が後退した位置にあるときには、ロック片89は、引張コイルばね177の付勢力によって、凹溝109の外端面がストッパ60に当接する位置まで後退する。このとき、差込みピン部103は、挿通孔61内に引っ込んでロック孔30から抜け出ており、アンロック状態である。このアンロック状態において、リッド5を開くと、図15に示すように、その開き動作によって上側連結片165と下側連結片167との連結状態が解除されてロック片89と作動片111とが分離される。
と、図13に示すように、差込みピン部103が、挿通孔61を通してロック孔30に挿通され、ロック片掛止部93に掛け止められて、リッド5がその回転半径方向における外端部分でインレットボックス3に固定されたロック状態となる。
この実施形態3に係るボックスアセンブリ1によると、作動片111とロック片89とが直線的な接続状態で連動して同じ方向に進退移動するようにしたので、作動片111の進行方向への移動によってロック片89が押された際にそれら作動片111やロック片89に撓みが生じるのを抑制し、作動片111からの進行方向への押圧力をロック片89に少ない損失で伝えることができる。また、ロック装置9を構成する各部品のインレットボックス3やリッド5に対する組付け精度のばらつきに起因するロック片89の進退量の変化を低減することができる。それによって、ロック片89を作動片111の進行方向への移動量に応じた距離に亘って移動させ、ロック片89の掛止めによるロック動作を確実に行うことができる。
ック片89とを連結させるのに別途複雑な機構を設けなくて済む。
図18に、車体のリヤフェンダ部161にリッド5を直接取り付けた態様の自動車の燃料供給部163を示す。なお、図18では、便宜上、実施形態1,2のボックスアセンブリ1の構成に相当する部分には、同一の符号を付している。
片掛止部93は、凹部11の周壁12のうちリッド5が閉位置にあるときにロック片89の差込みピン部103が対応する部分の左側、つまり車外側で凹部11の内方に突出する突片であって、進行方向に移動された差込みピン部103が引っ掛かるように構成されていてもよい。このことは、上記実施形態2のロック片掛止部135及び上記実施形態3のロック片掛止部93についても同じである。
3…インレットボックス(ハウジング)、5…リッド(開閉体)、7…開閉補助機構、
9…ロック装置、11…凹部、12…周壁、13…アーム収容部、15…底壁、
17…パイプ孔、19…グロメット、21…フランジ部、23…貫通孔、
25…シール部、27…突起、28…挿通孔、29…駆動機構搭載部、
30…第1ロック孔(ロック孔)、31…ヒンジ、33…支持ピン(枢支軸)、
35…リッド本体、37…アーム部、39…インナ部材、41…アウタ部材、
43…インナ本体部、45…主板部、47…外周板部、49…爪片、
53…ロック片保持部、55…側壁部、57…底壁部、59…係止爪、60…ストッパ、
61…挿通孔、69…湾曲部、71…折返し部、73…ピン孔、75…ベース板部、
77,79…側板部、81…第2ロック孔(掛止孔)、83…カム駒、
83a…トップ部、85…トーションばね、85a…支承部、87…支持突片、
89…ロック片、91…駆動機構、93…ロック片掛止部、95…作動片掛止部、
97…ロック規制部、99…ロック片本体部、101…連携部、102…摺動受け面、
103…差込みピン部、105…ばね受け面、107…圧縮コイルばね(付勢部材)、
109…凹溝、111…作動片、113…駆動源、121…ロック片保持部、
123…横置き保持部、125…縦置き保持部、127,129…側壁部、
131…端末壁部、133…ロック片、135…ロック片掛止部、
137…第1ロック片、139…第2ロック片、141…逃し凹部、
143…傾斜摺動面、145…差込みピン部、147…ばね受け面、
149…圧縮コイルばね(付勢部材)、151…傾斜摺動面、153…センター部分、
155…ロア部分、157…連結用開口、159…ばね引掛部、161…嵌合構造、
163…上側連結片、165…下側連結片、167…凸部、169,171…凹部、
173…凸部、175…ばね引掛部、177…引張コイルばね、179…押戻し部、
181…リヤフェンダ部(車体)、183…燃料供給部
Claims (15)
- 凹部を有するハウジングと、
前記凹部の開口を開閉する開閉体と、
前記開閉体を前記凹部の開口を閉塞する閉位置でロックするロック装置と、を備え、
前記開閉体は、裏側に向けて張り出したアーム部を有し、
前記アーム部は、前記ハウジングにヒンジを介して連結され、前記凹部の開口を開閉するのに前記ヒンジを中心とする回転動作を伴うハウジングユニットであって、
前記ロック装置は、
前記開閉体に対し前記凹部の開口を閉塞する面に沿った姿勢に取り付けられ、先端部が前記アーム部から離れた位置で前記開閉体の外周側に臨み、前記開閉体が閉位置にあるときに前記凹部内の開口側に位置するロック片と、
前記ロック片を前記開閉体の外周側に向けて進退移動させる駆動機構と、
前記凹部の周壁に設けられ、前記開閉体が閉位置にあるときに、進行方向へ移動した前記ロック片の先端部を、前記凹部の深さ方向において前記アーム部の張り出し端よりも前記凹部内の開口側の位置で掛け止め可能なロック片掛止部と、を備える
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項1に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記開閉体は、内部空間を有し、
前記ロック片の少なくとも一部は、前記内部空間に収容されている
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項2に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記開閉体は、閉位置で前記凹部の内側に位置するインナ部材と、閉位置で前記凹部の開口を覆うアウタ部材とを備え、
前記インナ部材と前記アウタ部材とは、一体に組み合わせられて、互いの間に前記内部空間を形成している
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項2又は3に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記開閉体の外周面には、前記ロック片の先端部が挿通される挿通孔が設けられ、
前記ロック片の全体又は前記ロック片のうち前記挿通孔から前記開閉体の外側に延び出た部分を除く全体が前記内部空間に収容されている
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記ハウジングの外周部には、前記アーム部が収容されるアーム収容部が、前記凹部から側方に張り出し、前記ロック片掛止部との間に前記凹部を挟む位置に設けられ、
前記アーム収容部には、当該アーム収容部の張り出し方向と交差し且つ前記凹部の開口面に沿う方向に延びる枢支軸を有するヒンジが設けられ、
前記駆動機構は、前記枢支軸の軸方向における一方側で前記アーム収容部及び前記凹部と隣接する位置に配置されている
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記ロック片は、
前記駆動機構の作動よって第1方向に進退移動する第1ロック片と、
前記第1ロック片の進退移動によって前記第1方向と交差する第2方向に進退移動し、前記ロック片掛止部に掛け止められる第2ロック片とによって構成される
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 凹部を有するハウジングと、
前記ハウジングにヒンジを介して連結されたアーム部を有し、前記ヒンジを中心とする回転動作により前記凹部の開口を開閉する開閉体と、
前記開閉体を前記凹部の開口を閉塞する閉位置でロックするロック装置と、を備えるハウジングユニットであって、
前記ロック装置は、
前記開閉体に対し前記凹部の開口を閉塞する面に沿った姿勢に取り付けられ、先端部が前記アーム部から離れた位置で前記開閉体の外周側に臨み、前記開閉体が閉位置にあるときに前記凹部内に位置するロック片と、
前記ロック片を前記開閉体の外周側に向けて進退移動させる駆動機構と、
前記凹部の周壁に設けられた、前記開閉体が閉位置にあるときに進行方向へ移動した前記ロック片の先端部を掛け止め可能なロック片掛止部と、を備え、
前記駆動機構は、前記アーム部の幅方向における側方位置から前記ロック片に臨む作動片と、該作動片を前記ロック片に向けて進退移動させる駆動源と、を備え、
前記アーム部は、前記開閉体が閉位置にあるときに前記作動片を挿通させて掛け止め可能な掛止孔を有する作動片掛止部と、前記開閉体が閉位置以外の開位置にあるときに前記作動片の進行方向への移動を規制するロック規制部と、を備え、
前記ロック片は、前記掛止孔に挿通された前記作動片と当接し、前記作動片の当接状態での進退移動に連動して該作動片の移動方向と交差する方向に進退移動する
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項7に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記ロック片は、
前記掛止孔に挿通された前記作動片と当接し、前記作動片の当接状態での進退移動に連動して該作動片の移動方向と交差する第1方向に進退移動する第1ロック片と、
前記第1ロック片の進退移動によって前記第1方向と交差する第2方向に進退移動し、前記ロック片掛止部に掛け止められる第2ロック片とによって構成される
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 凹部を有するハウジングと、
前記ハウジングにヒンジを介して連結されたアーム部を有し、前記ヒンジを中心とする回転動作により前記凹部の開口を開閉する開閉体と、
前記開閉体を前記凹部の開口を閉塞する閉位置でロックするロック装置と、を備えるハウジングユニットであって、
前記ロック装置は、
前記開閉体に対し前記凹部の開口を閉塞する面に沿った姿勢に取り付けられ、先端部が前記アーム部から離れた位置で前記開閉体の外周側に臨み、前記開閉体が閉位置にあるときに前記凹部内に位置するロック片と、
前記ロック片を前記開閉体の外周側に向けて進退移動させる駆動機構と、
前記凹部の周壁に設けられた、前記開閉体が閉位置にあるときに進行方向へ移動した前記ロック片の先端部を掛け止め可能なロック片掛止部と、を備え、
前記駆動機構は、前記アーム部の幅方向における側方位置から前記凹部の内方に臨む作動片と、該作動片を前記凹部の内方に向けて進退移動させる駆動源と、を備え、
前記ロック片は、前記開閉体が閉位置にあるときに前記作動片と接続され、前記作動片の接続状態での進退移動に連動して該作動片の移動方向と同じ方向に移動する
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項9に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記ロック片掛止部は、前記開閉体の回転半径に沿う方向に前記駆動機構と対応する位置に設けられ、
前記ロック片は、前記開閉体が閉位置にあるときに前記作動片と直線的に接続される
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項9又は10に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記ロック片及び前記作動片の両接続部分は、前記開閉体の回転方向において互いに嵌合する嵌合構造を備え、
前記嵌合構造は、前記開閉体を閉じたときに前記ロック片及び前記作動片の両接続部分を連結する一方、前記開閉体を開く動作によって前記ロック片及び前記作動片の両接続部分の連結状態を解除する
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項9〜11のいずれか1項に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記開閉体は、当該開閉体が開位置にある状態で前記作動片が進行方向に移動した場合に、前記開閉体を閉じる動作によって前記作動片を押し戻す押戻し部を備える
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項12に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記押戻し部は、前記開閉体を閉じる動作によって前記作動片を前記ロック片と接続可能な位置まで押し戻す
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載されたハウジングユニットにおいて、
前記開閉体には、前記ロック片を後退方向に付勢する付勢部材と、前記ロック片の後退方向における可動域を制限するストッパとが設けられている
ことを特徴とするハウジングユニット。 - 裏側に向けて張り出したアーム部が凹部を有する車体にヒンジを介して連結され、該ヒンジを中心とする回転動作により前記凹部の開口を開閉する開閉体を、前記凹部の開口を閉塞する閉位置でロックするロック装置であって、
前記開閉体に対し前記凹部の開口を閉塞する面に沿った姿勢に取り付けられ、先端部が前記アーム部から離れた位置で前記開閉体の外周側に臨み、前記開閉体が閉位置にあるときに前記凹部内の開口側に位置するロック片と、
前記ロック片を前記開閉体の外周側に向けて進退移動させる駆動機構と、
前記凹部の周壁に設けられ、前記開閉体が閉位置にあるときに、進行方向へ移動したロック片の先端部を、前記凹部の深さ方向において前記アーム部の張り出し端よりも前記凹部内の開口側の位置で掛け止め可能なロック片掛止部と、を備える
ことを特徴とする開閉体のロック装置。
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