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JP6678551B2 - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、コミュニケーションを活性化させる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
従来、複数のユーザが話題とするのに適切な共通話題候補を提供し、ユーザ間のコミュニケーションを容易にし、且つ活性化させる技術が知られている。特許文献1には、ユーザのコンテンツからメタ情報と話題適切度とを取得してそれらを含む話題ノードを生成し、各ユーザの話題ノードを統合した統合話題ノードから、ユーザ間の共通の話題候補を抽出して提供するコミュニケーション支援装置が開示されている。
国際公開第2009/122745号
しかし、上記の技術では既に会話に参加している者全員にとって既知の話題を提示するため、会話に参加している者の一部しか知らない話題を共有することが難しい。そのため、対話者をより深く知るということが困難であった。
一方、会話に参加している者の一部しか知らない話題を唐突にきりだすと、会話が途中で途切れてしまい円滑に進まなくなることがある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、会話の参加者がより円滑に親睦を深めることを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様においては、通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得する話者情報取得部と、前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する興味タグ取得部と、前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するリンクコスト算出部と、複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する興味タグ送信部と、複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する興味タグ受信部と、前記興味タグ受信部が受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する興味タグ列決定部と、前記興味タグの列を前記通信端末に送信する興味タグ列送信部と、を備える情報処理装置を提供する。
例えば、前記話者情報取得部は、前記ユーザを特定するための情報をさらに取得し、前記興味タグ取得部は、前記ユーザの興味を示す情報がさらに記録された前記記録部を参照して、前記ユーザの興味を示す興味タグを複数取得し、前記リンクコスト算出部は、前記ユーザの前記興味タグ間のリンクコストを算出し、前記興味タグ送信部は、前記ユーザの複数の前記興味タグを前記通信端末にさらに送信し、前記興味タグ受信部は、前記ユーザに選択された前記ユーザの興味タグを前記通信端末から受信し、前記興味タグ列決定部は、前記会話の相手の興味タグで始まり、前記興味タグ受信部が受信した前記ユーザの興味タグを含む、興味タグの列を前記ユーザと前記会話の相手との前記リンクコストに基づいて決定する。
前記興味タグ取得部は、例えば、前記話者情報取得部が取得した人物のうち何れかの人物の、前記興味を示す情報からは取得できない興味タグを取得する。
前記興味タグ取得部は、例えば、前記会話の相手と前記ユーザとのそれぞれが発信した発信情報を参照して、前記興味タグを複数取得する。
前記興味タグ受信部は、例えば、前記興味タグの列の初めの興味タグに対応する始点興味タグと前記興味タグの列の終わりの興味タグに対応する終点興味タグとを前記通信端末から受信し、前記興味タグ列決定部は、前記始点興味タグから始まり前記終点興味タグにたどり着く前記興味タグの列を決定する。
前記通信端末から会話データを取得して、前記会話データから興味タグを抽出する会話取得部をさらに備え、前記興味タグ列決定部は、例えば、前記会話取得部が抽出した前記興味タグが既に決定した前記興味タグの列に含まれる何れの興味タグとも一致しない場合、前記会話取得部が抽出した前記興味タグで始まり、前記興味タグ取得部が取得した前記興味タグを含む、興味タグの列を再度決定し、前記興味タグ列送信部は、再度決定された前記興味タグの列を前記通信端末へ送信する。
キーワードを前記通信端末から取得するキーワード取得部をさらに備え、前記興味タグ列決定部は、例えば、前記会話の相手の前記興味を示す情報から取得した興味タグで始まり、前記キーワードに対応する興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する。
前記興味タグ毎に前記興味を示す情報を検索する人物の興味度合いを算出する興味度合い算出部をさらに有し、前記興味タグ列決定部は、例えば、前記興味タグ毎の前記興味度合いにさらに基づいて前記興味タグの列を決定する。
前記情報処理装置は、例えば、前記興味を示す情報が含むコンテンツのうち、前記興味タグを特定したコンテンツに前記興味タグをタグ付けする興味タグ付与部と、前記興味タグがタグ付けされたコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記記録部から取得するコンテンツ情報取得部と、前記興味タグの列に含まれる興味タグがタグ付けられたコンテンツを特定する前記コンテンツ情報を前記興味タグの列の順番と同じ向きの順番で並べることにより前記コンテンツ情報の列を決定するコンテンツ列決定部と、前記コンテンツ情報の列を前記通信端末に送信するコンテンツ列送信部と、をさらに備える。
前記コンテンツ列決定部は、例えば、前記興味タグの列をなす興味タグがタグ付けられたコンテンツが複数存在する場合、前記コンテンツに関するユーザの参照頻度が高い方のコンテンツを特定するコンテンツ情報を選択して前記コンテンツ情報の列に含める。
前記興味タグ取得部は、例えば、取得した前記興味タグに個人の名称が含まれる場合、前記名称の人物の興味を示す情報から前記名称の人物の興味タグをさらに取得する。
前記興味タグ取得部が取得した前記一又は複数の興味タグに個人の名称が含まれる場合、前記リンクコスト算出部は、例えば、前記名称の人物の興味タグがタグ付けられたコンテンツの数に基づいて、前記個人の名称を表す興味タグと前記名称の人物の興味タグとのリンクコストを算出する。
前記リンクコスト算出部は、例えば、前記興味タグの一つがタグ付けされたコンテンツのうち、前記興味タグの別の一つがさらにタグ付けされたコンテンツの数に基づいて、前記興味タグの一つと前記興味タグの別の一つとのリンクコストを人物毎に各人物の前記興味を示す情報に基づいて算出し、前記人物毎のリンクコストに基づいて前記興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出する。
前記リンクコスト算出部は、例えば、インターネット上の検索ソースにおいて前記興味タグが出現する回数を算出し、前記興味タグが出現する回数を加味して、前記興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出する。
本発明の第2の態様においては、互いにデータの送受信をする通信端末とサーバとを備える情報処理システムであって、前記通信端末は、ユーザの会話の相手の入力を受け付ける人物入力部と、前記会話の相手を特定するための情報を前記サーバに送信する人物情報送信部と、前記サーバから複数の興味タグを受信する興味タグ受信部と、前記興味タグ受信部が受信した前記複数の興味タグから選択された興味タグを前記サーバへ送信する興味タグ送信部と、前記サーバから受信した興味タグの列を出力する出力部と、を備え、前記サーバは、前記会話の相手を特定するための情報を取得する話者情報取得部と、前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する興味タグ取得部と、前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するリンクコスト算出部と、複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する興味タグ送信部と、複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する興味タグ受信部と、前記興味タグ受信部が受信した前記一又は複数の興味タグを含む、前記通信端末が受信する前記興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する興味タグ列決定部と、前記興味タグの列を前記通信端末に送信する興味タグ列送信部と、を備える情報処理システムを提供する。
本発明の第3の態様においては、プロセッサが、通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得するステップと、前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得するステップと、前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するステップと、複数の前記興味タグを前記通信端末に送信するステップと、複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信するステップと、受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定するステップと、前記興味タグの列を前記通信端末に送信するステップと、を実行する情報処理方法を提供する。
本発明の第4の態様においては、コンピュータに、通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得する機能と、前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する機能と、前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出する機能と、複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する機能と、複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する機能と、受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する機能と、前記興味タグの列を前記通信端末に送信する機能と、を実現させるプログラムを提供する。
本発明によれば、会話の参加者がより円滑に親睦を深めることを可能とするという効果を奏する。
実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための図である。 通信端末1の構成を概略的に示す図である。 第1の実施の形態に係るサーバの構成を概略的に示す図である。 個人の興味を示す情報が記録された表である。 リンクコストを有するグラフの例である。 第1の実施の形態に係るサーバが実行する処理のフローチャートである。 第3の実施の形態に係るサーバの構成を概略的に示す図である。 コンテンツ情報の列の例を示した図である。 コンテンツ情報の列の更なる例を示す図である。 第3の実施の形態に係るサーバが実行する処理のフローチャートである。
[概要]
実施の形態に係る情報処理システムは、互いにデータの送受信をする通信端末とサーバとを備える。以下に、図1を参照しながら、ユーザが情報処理システムを利用して会話を円滑に進める様子について説明する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの概要を説明するための図である。情報処理システムのユーザは、通信端末を利用して相手が興味を持っているコンテンツを総称するキーワードである興味タグを確認することができる。
ユーザは、上記興味タグのうち、会話の相手と共有したいと思う内容の興味タグを選択すると、当該興味タグを含んだ興味タグの列をサーバから取得することができる。上記興味タグの列は、興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストに基づいて決定されるため、ユーザは、上記興味タグの列を参照することにより、会話中に自然な流れで会話の相手の興味に言及することができる。
図1には、ユーザは、通信端末の表示部において会話の相手を選択した後に、アプリ、人工知能、絵画、ゴッホの順で興味タグが並んだ興味タグの列を参照して、会話の相手の興味である人工知能の会話ができる様子が示されている。
<第1の実施の形態>
[通信端末1の構成]
図2は、通信端末1の構成を概略的に示す図である。通信端末1は、表示部11、通信部12、制御部13及び記録部14を有する。制御部13は、記録部14に記録されたプログラムを実行することによって、表示部11、通信部12及び記録部14を制御する。記録部14は、例えば、ユーザの知人といった普段会話をする人物のリストが記録されている。表示部11は、例えば、タッチパネルが内蔵されたディスプレイである。表示部11は、人物入力部としても機能し、ユーザは、表示部11に触れることにより記録部14に記録された人物のうち、どの人物の興味タグを取得するか選択することができる。通信部12は、通信端末1とサーバとの間でデータの送受信をする。制御部13は、例えば、通信部12を介してユーザの会話の相手を特定するための人物情報とサーバから受信した興味タグの中から選択した興味タグとを送信する。表示部11には、サーバ2から受信した興味タグの列も表示される。
[サーバの構成]
図3は、第1の実施の形態に係るサーバ2の構成を概略的に示す図である。サーバ2は、記録部21、制御部22及び通信部23を備える。通信部23は、制御部22によって制御され、通信端末1とデータの送受信をする。
記録部21は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びHDD(Hard Disk Drive)を備える。ROMには、制御部22が実行するプログラムが記録されている。RAMには、サーバ2が通信端末1から取得した会話の相手を特定する情報、上記会話の相手の興味タグ、ユーザによって通信端末1において選ばれた興味タグ、興味タグの列が記録される。HDDには、例えば、会話の相手の興味を示す情報及び興味タグとキーワードが対応づけられたテーブルが記録されている。
制御部22は、記録部21に記録されたプログラムを実行することによって、話者情報取得部201、興味タグ取得部202、興味タグ送信部203、興味タグ受信部204、リンクコスト算出部205、興味タグ列決定部206及び興味タグ列送信部207として機能する。
話者情報取得部201は、通信端末1から通信端末1のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得する。話者情報取得部201は、上記会話の相手を記録部21に記録して、興味タグ取得部202に通知する。
興味タグ取得部202は、会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部21を参照して、上記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する。上記会話の相手の興味を示す情報は、会話の相手が発信した発信情報を含む。以下に、図4を参照しながら興味タグについて説明する。
図4は、個人の興味を示す情報が記録された表である。表には、個人を特定するID及び名前、個人が興味を持っているコンテンツを総称するキーワードを示す興味タグ、個人が興味を持っているコンテンツである興味コンテンツが記されている。興味コンテンツは、例えば、個人が送受信したメール、SNSで発進した内容、チャットの内容、インターネット上にアップした写真及びドキュメントを含む。
記録部21には、例えば、特定のワードと興味タグとが対応づけられたテーブルが記録されていて、上記表中の興味タグ欄には、上記テーブルを参照して興味コンテンツに含まれるキーワードから特定された興味タグが記録される。
表中の興味タグ欄には、LDA(Latent Dirichlet Allocation)といった教師なし分類方式を用いることにより、興味コンテンツの内容の類似度に基づいてクラスタ分類をし、各クラスタにおいて頻出する語から特定された興味タグが記録されてもよい。
なお、興味タグ取得部202は、興味を示す情報が含むコンテンツのうち、興味タグを特定したコンテンツに興味タグをタグ付けする興味タグ付与部として機能してもよい。
興味タグ送信部203は、興味タグ取得部202が取得した複数の興味タグを、通信部23を介して通信端末1に送信する。
興味タグ受信部204は、複数の興味タグからユーザに選択された一又は複数の興味タグを通信端末1から受信する。興味タグ受信部204は、受信した興味タグを記録部21に記録し、興味タグ列決定部206に通知する。
リンクコスト算出部205は、興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出する。リンクコスト算出部205は、例えば、興味タグの一つがタグ付けされたコンテンツのうち、興味タグの別の一つがさらにタグ付けされたコンテンツの数に基づいて、上記興味タグの一つと上記興味タグの別の一つとのリンクコストを人物毎に各人物の興味を示す情報に基づいて算出する。リンクコスト算出部205は、TF−IDFといった既知の手法により興味タグ間のリンクコストを算出してもよい。リンクコスト算出部205は、算出したリンクコストを興味タグと対応づけて記録部21に記録する。
なお、リンクコストは一般に向きを有し、ある興味タグから別の興味タグへのリンクコストと上記別の興味タグから上記ある興味タグへのリンクコストとは互いに異なる。以下に、リンクコストを計算する興味タグが「研究」と「アプリ」である場合について説明する。
リンクコスト算出部205は、「研究」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツのうち、「アプリ」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツの数の逆数を、「研究」から「アプリ」へ向かうリンクコストとして算出する。
例えば、「研究」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツの数が12であり、「アプリ」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツの数が3である場合、「研究」から「アプリ」へ向かうリンクコストは、3/12=0.25である。一方、「アプリ」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツの数が20であり、「研究」の興味タグがタグ付けされた興味コンテンツの数が10である場合、「アプリ」から「研究」へ向かうリンクコストは、10/20=0.5である。
上記の説明では、リンクコストは興味タグ間で有向であるとしたが、例えば、上記リンクコストは、興味タグ間の互いに逆向きのリンクコストを平均する、二つのリンクコストのうちどちらか一方のみを選択するなどして、無向の単一のリンクコストに変換してもよい。
このようにして、個人毎に興味タグと有向又は無向のリンクコストとが組み合わされたグラフが記録部21に記録される。図5(a)及び図5(b)は、それぞれ、有向のリンクコストを有するグラフと無向のリンクコストを有するグラフの例である。
リンクコスト算出部205は、ユーザが通信端末1において会話の相手を複数選択した場合、人物毎のリンクコストに基づいて、話者情報取得部201が取得した人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出してもよい。即ち、ユーザが通信端末1において会話の相手を複数選択した場合は、複数の会話の相手それぞれのグラフから一つの統一されたグラフが記録部21に記録されてもよい。
具体的には、選択された人物のグラフの中からリンクコストの最小値、最大値、平均又は特定の個人のグラフのリンクコストを採用することによって、複数の会話の相手全員の興味タグと一意に決定された有向又は無向のリンクコストとが組み合わされたグラフが記録部21に記録されてもよい。会話の参加者の興味が重複しない場合、興味タグの全てが互いにリンクするわけではない。興味タグの全てが互いにリンクしない場合、後述するインターネットからリンクコストを算出する方法によって、興味タグ間のリンクコストを算出し、グラフを補完してもよい。
興味タグ列決定部206は、興味タグ受信部204が受信した一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列をリンクコストに基づいて決定する。興味タグ列決定部206は、例えば、ユーザが一つの興味タグを選択した場合、当該興味タグを含む興味タグの列をリンクコストの総和が最小となるように決定する。
また、興味タグ列決定部206は、ユーザが会話の始点となる興味タグと会話の終点となる興味タグとを選択した場合、上記グラフに基づいてダイクストラ法によって興味タグの列を決定してもよい。換言すると、興味タグ受信部204が、興味タグの列の初めの興味タグに対応する始点興味タグと興味タグの列の終わりの興味タグに対応する終点興味タグとを通信端末1から取得した場合、興味タグ列決定部206は、始点興味タグから始まり終点興味タグにたどり着く興味タグの列を決定してもよい。
興味タグ列送信部207は、興味タグ列決定部206が決定した興味タグの列を通信端末1に送信する。
[第1の実施の形態に係るサーバ2が実行する処理のフロー]
図6は、第1の実施の形態に係るサーバ2が実行する処理のフローチャートである。フローチャートは、話者情報取得部201が会話の相手を特定するための情報を通信端末1から取得する処理から開始する(S61)。続いて、興味タグ取得部202が、話者情報取得部201が取得した会話の相手の興味を示す興味タグを記録部21から取得する(S62)。続いて、興味タグ送信部203が、興味タグ取得部202が記録部21から取得した興味タグを通信端末1に送信する(S63)。
続いて、興味タグ受信部204が、ユーザに選択された興味タグを通信端末1から受信する(S64)。続いて、リンクコスト算出部205が、興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出する(S65)。続いて、興味タグ列決定部206が、興味タグ受信部204が受信した興味タグを含む興味タグの列を、リンクコストに基づいて決定する(S66)。続いて、興味タグ列送信部207が、決定した興味タグの列を通信端末1に送信して(S67)、処理を終了する。
[第1の実施の形態に係る情報処理システムSが奏する効果]
上記のように、第1の実施の形態に係る情報処理システムSは、通信端末1とサーバ2とを備える。サーバ2は、通信端末1のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得し、会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部21を参照して、会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する。サーバ2は、興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出し、複数の興味タグを通信端末1に送信して、複数の興味タグからユーザに選択された一又は複数の興味タグを通信端末1から受信する。サーバ2は、興味タグ受信部が受信した一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を上記リンクコストに基づいて決定し、興味タグの列を通信端末1に送信する。
このようにすると、情報処理システムSのユーザは、サーバ2から受信した会話の相手の興味タグのうち、自分が知らない興味タグを選択した場合に、自分が知らない話題に自然な流れで言及して、会話の相手とより深く親睦を図ることが可能となる。
サーバ2は、例えば、会話の相手とユーザとのそれぞれが発信した発信情報を参照して、興味タグを複数取得する。このようにすると、会話の参加者の興味がより強く反映されたリンクコストを算出することができ、ユーザが興味タグの列に基づいて会話をした場合に、より自然な流れで目的の話題に言及することができる。その結果、情報処理システムSは会話者がより親睦を深めることを可能とする。
サーバ2は、例えば、興味タグの列の初めの興味タグに対応する始点興味タグと興味タグの列の終わりの興味タグに対応する終点興味タグとを通信端末1から受信し、始点興味タグから始まり終点興味タグにたどり着く興味タグの列を決定する。このようにすると、ユーザが、自分が興味を持っている話題の始点興味タグを選択し、会話の相手が興味を持っている話題の終点興味タグを選択することにより、会話を円滑に進めながら相手の興味を共有することができる。
サーバ2は、例えば、興味タグの一つがタグ付けされたコンテンツのうち、興味タグの別の一つがさらにタグ付けされたコンテンツの数に基づいて、興味タグの一つと興味タグの別の一つとのリンクコストを人物毎に各人物の興味を示す情報に基づいて算出し、人物毎のリンクコストに基づいて興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出する。このようにすると、興味タグ間のリンクコストが、会話の参加者全員の興味がより反映された値となり、情報処理システムSのユーザは、会話の参加者全員のコミュニケーションを活性化することができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態に係る情報処理システムSは、ユーザの会話の相手の興味を示す興味タグを取得し、興味タグの列を決定した。これに対して、第2の実施の形態に係る情報処理システムSは、ユーザの興味タグをさらに取得し、ユーザの興味タグを含む興味タグの列を決定する。
第2の実施の形態に係るサーバ2は、話者情報取得部201が、ユーザを特定するための情報をさらに取得する。そして、興味タグ取得部202は、ユーザの興味を示す情報がさらに記録された記録部21を参照して、ユーザの興味を示す興味タグを複数取得し、リンクコスト算出部205は、ユーザの興味タグ間のリンクコストを算出し、興味タグ送信部203は、ユーザの複数の興味タグを通信端末1にさらに送信する。そして、興味タグ受信部204は、ユーザに選択されたユーザの興味タグを通信端末1から受信し、興味タグ列決定部206は、会話の相手の興味タグで始まり、興味タグ受信部204が受信したユーザの興味タグを含む、興味タグの列をユーザと会話の相手とのリンクコストに基づいて決定する。
[第2の実施の形態に係る情報処理システムSが奏する効果]
このようにすることにより、ユーザは会話の相手が興味を有する話題から会話を始めて、会話の参加者の会話への関心を低くさせないようにしながら自分が興味を有する話題を言及することができる。その結果、情報処理システムSは、会話者がより親睦を深めることを可能とする。
<第3の実施の形態>
第1及び第2の実施の形態に係る情報処理システムSは、通信端末1に興味タグの列を表示させることにより、ユーザに会話の流れのヒントとなる情報を提供した。第3の実施の形態に係る情報処理システムSは、興味タグの列ではなく、興味タグの列に対応する順番で上記興味タグに対応するコンテンツ情報の列を通信端末1に表示させる。コンテンツ情報は、例えば、興味タグに対応づけられた、興味タグより下位の概念を表すキーワードである。
図7は、第3の実施の形態に係るサーバ2の構成を概略的に示す図である。図7では、図3において記した各機能ブロックは省略されている。第3の実施の形態に係る情報処理システムSにおいて、制御部22は記録部21に記録されたプログラムを実行することによって、さらに、コンテンツ情報取得部208、コンテンツ列決定部209及びコンテンツ列送信部210としても機能する。
コンテンツ情報取得部208は、興味タグ列決定部206から興味タグの列を決定したことの通知を受けると、興味タグがタグ付けされたコンテンツを特定するコンテンツ情報を記録部21から取得する。コンテンツ情報は、例えば、上述した記録部21に記録されている興味タグとキーワードとが対応づけられた表に記されたキーワードである。例えば、人工知能という興味タグに対して、深層学習、機械学習及び自然言語処理というキーワードが対応づけられている場合、深層学習、機械学習及び自然言語処理というキーワードはコンテンツ情報である。なお、コンテンツ情報取得部208は、上記キーワードを含むコンテンツそのものを取得してもよい。
コンテンツ列決定部209は、興味タグの列に含まれる興味タグがタグ付けられたコンテンツを特定するコンテンツ情報を興味タグの列の順番と同じ向きの順番で並べることによりコンテンツ情報の列を決定する。
図8は、コンテンツ情報の列の例を示した図である。図8には、アプリ、人工知能及び絵画という興味タグのそれぞれにコンテンツ情報が対応づけられて、コンテンツ情報の列が決定された様子が示されている。コンテンツ情報(a)〜(c)のそれぞれには、上記興味タグのそれぞれに対応するキーワードが含まれている。ユーザは、コンテンツ情報の列を参照することによって、興味タグの列を参照した場合と比較して、より円滑に会話を進めるヒントが得られる。
コンテンツ列決定部209は、一つのコンテンツ情報と別の一つのコンテンツ情報とに共通して含まれる情報を含んだコンテンツ情報をさらに生成し、生成したコンテンツ情報を含んだコンテンツ情報の列を決定してもよい。上記生成したコンテンツ情報は、コンテンツ情報の列において、例えば、コンテンツ情報を生成する元となった二つのコンテンツ情報の間に挿入される。
図9は、コンテンツ情報の列の更なる例を示す図である。図9に示した例では、コンテンツ情報(a)〜(c)のそれぞれの間に、さらにコンテンツ情報(ab)及びコンテンツ情報(bc)が挿入されたコンテンツ情報の列が決定されている。
コンテンツ情報(ab)には、コンテンツ情報(a)及び(b)の双方に含まれるキーワードである「顔判断」及び「絵画生成」が含まれている。同様に、コンテンツ情報(bc)には、コンテンツ情報(b)及び(c)の双方に含まれるキーワードである「ゴッホ」及び「絵画生成」が含まれている。このようにすると、ユーザは、会話の飛躍を減らしてさらにコミュニケーションを活性化させることができる。
コンテンツ列決定部209は、興味タグの列をなす興味タグがタグ付けられたコンテンツが複数存在する場合、コンテンツに関するユーザの参照頻度が高い方のコンテンツを特定するコンテンツ情報を選択してコンテンツ情報の列に含めてもよい。
コンテンツ列送信部210は、コンテンツ列決定部209が決定したコンテンツ情報の列を通信端末1に送信する。
図10は、第3の実施の形態に係るサーバ2が実行する処理のフローチャートである。図10のフローチャートでは、興味タグの列を決定するまでの処理については、第1の実施の形態に係るサーバ2と同様であるため省略されている。
図10のフローチャートは、コンテンツ情報取得部208が興味タグ列送信部207から興味タグの列を決定したことの通知を受けて、興味タグがタグ付けされたコンテンツを特定するコンテンツ情報を取得する(S101)。続いて、コンテンツ列決定部209が、興味タグの列を参照して取得したコンテンツ情報を並べたコンテンツ情報の列を決定する(S102)。続いて、コンテンツ列送信部210が、コンテンツ列決定部209が決定したコンテンツ情報の列を通信端末1に送信して(S103)、処理を終了する。
[第3の実施の形態に係る情報処理システムSが奏する効果]
上記の通り、第3の実施の形態に係るサーバ2は、興味タグの列ではなく、興味タグの列に対応する順番で上記興味タグに対応するコンテンツ情報の列を通信端末1に表示させる。このようにすると、ユーザは、コンテンツ情報の列を参照することによって、興味タグの列を参照した場合と比較して、より円滑に会話を進めるヒントが得られる。また、情報処理システムSは、会話者がより親睦を深めることを可能とする。
また、コンテンツ列決定部209は、興味タグの列をなす興味タグがタグ付けられたコンテンツが複数存在する場合、コンテンツに関するユーザの参照頻度が高い方のコンテンツを特定するコンテンツ情報を選択してコンテンツ情報の列に含めてもよい。このようにすると、ユーザは会話の参加者がより関心の高い話題に言及することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上記の実施の形態を任意に組み合わせてできる新たな実施の形態も、本発明の技術的範囲に含まれる。組み合わせによってできる実施の形態の効果は、元の実施の形態の効果を合わせ持つ。
<変形例1>
通信端末1は、ユーザが興味タグの列に含めたい興味タグを指定するキーワードの入力を受け付けて、制御部22は、記録部21に記録されたプログラムを実行することによって、キーワードを通信端末1から取得するキーワード取得部として機能してもよい。この場合、興味タグ列決定部206は、会話の相手の興味を示す情報から取得した興味タグで始まり、キーワードに対応する興味タグを含む、興味タグの列をリンクコストに基づいて決定してもよい。このようにすると、ユーザは会話の中で言及したい話題を簡易に選択することができる。
<変形例2>
通信端末1は、マイクを有し、制御部22は、記録部21に記録されたプログラムを実行することによって、通信端末1から会話データを取得して、会話データから興味タグを抽出する会話取得部として機能してもよい。興味タグ列決定部206は、会話取得部が抽出した興味タグが既に決定した興味タグの列に含まれる何れの興味タグとも一致しない場合、会話取得部が抽出した興味タグで始まり、興味タグ取得部202が取得した興味タグを含む、興味タグの列を再度決定し、興味タグ列送信部207は、再度決定された興味タグの列を通信端末1へ送信してもよい。
このようにすると、会話が当初提示された興味タグの列又はコンテンツ情報の列からずれてしまった場合であっても、ユーザは進行中の会話から目的の話題へ会話の流れを修正することができる。
<変形例3>
制御部22は、記録部21に記録されたプログラムを実行することによって、興味タグ毎に興味を示す情報を検索する人物の興味度合いを算出する興味度合い算出部として機能し、興味タグ列決定部206は、興味タグ毎の興味度合いにさらに基づいて興味タグの列を決定してもよい。ここで、興味を示す情報を検索する人物とは、話者情報取得部201が取得した人物のことである。
興味度合い算出部は、例えば、興味タグがタグ付けされたコンテンツの数を興味度合いとして算出する。上で説明した統合されたグラフにおいては、例えば、興味度合いは人物毎の興味度合いの平均値又は特定の人物の興味度合いを採用して定義される。
上で説明したリンクコストは、興味タグ間のつながり度合いを示すものであったが、コンテンツの相対的な出現頻度に基づいて算出された値であり、個人の発信したコンテンツの絶対的な出現頻度は加味されていない。従って、興味タグ列決定部206は、興味度合いが高い興味タグを興味タグの列に含めた場合、情報処理システムSのユーザはコミュニケーションをより活性化させることができる。
<変形例4>
興味タグ取得部202は、話者情報取得部201が取得した人物のうち何れかの人物の、興味を示す情報からは取得できない興味タグを取得してもよい。このようにすると、会話の参加者の何れかにとっては、それまで興味を示していなかった話題に言及することが可能となり、会話の参加者は、より親睦を深めることができる。
<変形例5>
興味タグ取得部202は、記録部21から取得した興味タグに個人の名称が含まれる場合、上記名称の人物の興味を示す情報から上記名称の人物の興味タグをさらに取得してもよい。例えば、興味タグ取得部202は、会話の参加者の興味を示す興味タグに、「米国大統領」という興味タグが含まれていた場合、米国大統領やホワイトハウスがSNSにおいて発信している発信情報から興味タグをさらに取得してもよい。
その場合、リンクコスト算出部205は、例えば、名称の人物の興味タグがタグ付けられたコンテンツの数に基づいて、個人の名称を表す興味タグと上記名称の人物の興味タグとのリンクコストを算出する。
<変形例6>
リンクコスト算出部205は、インターネット上の検索ソースにおいて興味タグが出現する回数を算出し、興味タグが出現する回数を加味して、興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出してもよい。即ち、リンクコスト算出部205は、会話の参加者の興味のみならず世間で関心をもたれている度合いを加味してリンクコストを算出する。このようにすると、会話の参加者の興味を示す情報が不十分な場合であってもリンクコストをより適切に算出することができる。
S・・・情報処理システム
1・・・通信端末
11・・・表示部
12・・・通信部
13・・・制御部
14・・・記録部
2・・・サーバ
21・・・記録部
22・・・制御部
23・・・通信部
201・・・話者情報取得部
202・・・興味タグ取得部
203・・・興味タグ送信部
204・・・興味タグ受信部
205・・・リンクコスト算出部
206・・・興味タグ列決定部
207・・・興味タグ列送信部
208・・・コンテンツ情報取得部
209・・・コンテンツ列決定部
210・・・コンテンツ列送信部

Claims (16)

  1. 通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得する話者情報取得部と、
    前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する興味タグ取得部と、
    前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するリンクコスト算出部と、
    複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する興味タグ送信部と、
    複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する興味タグ受信部と、
    前記興味タグ受信部が受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する興味タグ列決定部と、
    前記興味タグの列を前記通信端末に送信する興味タグ列送信部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記話者情報取得部は、前記ユーザを特定するための情報をさらに取得し、
    前記興味タグ取得部は、前記ユーザの興味を示す情報がさらに記録された前記記録部を参照して、前記ユーザの興味を示す興味タグを複数取得し、
    前記リンクコスト算出部は、前記ユーザの前記興味タグ間のリンクコストを算出し、
    前記興味タグ送信部は、前記ユーザの複数の前記興味タグを前記通信端末にさらに送信し、
    前記興味タグ受信部は、前記ユーザに選択された前記ユーザの興味タグを前記通信端末から受信し、
    前記興味タグ列決定部は、前記会話の相手の興味タグで始まり、前記興味タグ受信部が受信した前記ユーザの興味タグを含む、興味タグの列を前記ユーザと前記会話の相手との前記リンクコストに基づいて決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記興味タグ取得部は、前記会話の相手と前記ユーザとのそれぞれが発信した発信情報を参照して、前記興味タグを複数取得する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記興味タグ受信部は、前記興味タグの列の初めの興味タグに対応する始点興味タグと前記興味タグの列の終わりの興味タグに対応する終点興味タグとを前記通信端末から受信し、
    前記興味タグ列決定部は、前記始点興味タグから始まり前記終点興味タグにたどり着く前記興味タグの列を決定する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信端末から会話データを取得して、前記会話データから興味タグを抽出する会話取得部をさらに備え、
    前記興味タグ列決定部は、前記会話取得部が抽出した前記興味タグが既に決定した前記興味タグの列に含まれる何れの興味タグとも一致しない場合、前記会話取得部が抽出した前記興味タグで始まり、前記興味タグ取得部が取得した前記興味タグを含む、興味タグの列を再度決定し、
    前記興味タグ列送信部は、再度決定された前記興味タグの列を前記通信端末へ送信する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. キーワードを前記通信端末から取得するキーワード取得部をさらに備え、
    前記興味タグ列決定部は、前記会話の相手の前記興味を示す情報から取得した興味タグで始まり、前記キーワードに対応する興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記興味タグ毎に前記興味を示す情報を検索する人物の興味度合いを算出する興味度合い算出部をさらに有し、
    前記興味タグ列決定部は、前記興味タグ毎の前記興味度合いにさらに基づいて前記興味タグの列を決定する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記興味を示す情報が含むコンテンツのうち、前記興味タグを特定したコンテンツに前記興味タグをタグ付けする興味タグ付与部と、
    前記興味タグがタグ付けされたコンテンツを特定するコンテンツ情報を前記記録部から取得するコンテンツ情報取得部と、
    前記興味タグの列に含まれる興味タグがタグ付けられたコンテンツを特定する前記コンテンツ情報を前記興味タグの列の順番と同じ向きの順番で並べることにより前記コンテンツ情報の列を決定するコンテンツ列決定部と、
    前記コンテンツ情報の列を前記通信端末に送信するコンテンツ列送信部と、
    をさらに備える、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記コンテンツ列決定部は、前記興味タグの列をなす興味タグがタグ付けられたコンテンツが複数存在する場合、前記コンテンツに関するユーザの参照頻度が高い方のコンテンツを特定するコンテンツ情報を選択して前記コンテンツ情報の列に含める、
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記興味タグ取得部は、取得した前記興味タグに個人の名称が含まれる場合、前記名称の人物の興味を示す情報から前記名称の人物の興味タグをさらに取得する、
    請求項又はに記載の情報処理装置。
  11. 前記興味タグ取得部が取得した前記一又は複数の興味タグに個人の名称が含まれる場合、
    前記リンクコスト算出部は、前記名称の人物の興味タグがタグ付けられたコンテンツの数に基づいて、前記個人の名称を表す興味タグと前記名称の人物の興味タグとのリンクコストを算出する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記リンクコスト算出部は、前記興味タグの一つがタグ付けされたコンテンツのうち、前記興味タグの別の一つがさらにタグ付けされたコンテンツの数に基づいて、前記興味タグの一つと前記興味タグの別の一つとのリンクコストを人物毎に各人物の前記興味を示す情報に基づいて算出し、前記人物毎のリンクコストに基づいて前記興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出する、
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記リンクコスト算出部は、インターネット上の検索ソースにおいて前記興味タグが出現する回数を算出し、前記興味タグが出現する回数を加味して、前記興味を示す情報を検索する人物全員に対応する興味タグ間のリンクコストを算出する、
    請求項1乃至11の何れか一項に記載の情報処理装置。
  14. 互いにデータの送受信をする通信端末とサーバとを備える情報処理システムであって、
    前記通信端末は、
    ユーザの会話の相手の入力を受け付ける人物入力部と、
    前記会話の相手を特定するための情報を前記サーバに送信する人物情報送信部と、
    前記サーバから複数の興味タグを受信する興味タグ受信部と、
    前記興味タグ受信部が受信した前記複数の興味タグから選択された興味タグを前記サーバへ送信する興味タグ送信部と、
    前記サーバから受信した興味タグの列を出力する出力部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記会話の相手を特定するための情報を取得する話者情報取得部と、
    前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する興味タグ取得部と、
    前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するリンクコスト算出部と、
    複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する興味タグ送信部と、
    複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する興味タグ受信部と、
    前記興味タグ受信部が受信した前記一又は複数の興味タグを含む、前記通信端末が受信する前記興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する興味タグ列決定部と、
    前記興味タグの列を前記通信端末に送信する興味タグ列送信部と、
    を備える情報処理システム。
  15. プロセッサが、
    通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得するステップと、
    前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得するステップと、
    前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出するステップと、
    複数の前記興味タグを前記通信端末に送信するステップと、
    複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信するステップと、
    受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定するステップと、
    前記興味タグの列を前記通信端末に送信するステップと、
    を実行する情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    通信端末のユーザの会話の相手を特定するための情報を取得する機能と、
    前記会話の相手の興味を示す情報が記録された記録部を参照して、前記会話の相手の興味を示す興味タグを複数取得する機能と、
    前記興味タグ間のつながり度合いを示すリンクコストを算出する機能と、
    複数の前記興味タグを前記通信端末に送信する機能と、
    複数の前記興味タグから前記ユーザに選択された一又は複数の興味タグを前記通信端末から受信する機能と、
    受信した前記一又は複数の興味タグを含む、興味タグの列を前記リンクコストに基づいて決定する機能と、
    前記興味タグの列を前記通信端末に送信する機能と、
    を実現させるプログラム。
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