JP6674398B2 - 電力変換装置および制御線の配線構造 - Google Patents
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Description
(第1の実施形態)
図1(a)は、本実施形態に係る電力変換装置を例示するブロック図である。図1(b)は、図1(a)の一部を例示するブロック図である。
図2は、本実施形態の電力変換装置の一部を例示する斜視図である。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る電力変換装置10は、電力変換器20と、制御装置50と、を備える。電力変換装置10は、交流端子21a,21b,21cを介して交流系統1に連系される。この例のように、交流系統1と電力変換装置10との間に変圧器2を設けてもよい。電力変換装置10は、直流端子21d,21eを介して直流系統3に連系される。たとえば、電力変換装置10は、交流系統1と直流系統3との間を相互に電力変換する。あるいは、電力変換装置10は、交流系統1から直流系統3に電力変換する。電力変換装置10は、直流系統3から交流系統1への電力変換をするようにしてもよい。
図3(a)および図3(b)に示すように、ゲート配線ユニット40は、絶縁板41a,41b,41cと、ゲートパターン42a,42bと、エミッタパターン43a,43bと、を備える。絶縁板41a,41b,41c、ゲートパターン42a,42bおよびエミッタパターン43a,43bは、積層されて、ゲート配線構造をなしている。ゲート配線ユニット40は、ゲートパターン42b、絶縁板41b、エミッタパターン43b、絶縁板41c、エミッタパターン43a、絶縁板41aおよびゲートパターン42aの順に積層されている。以下の説明では、X軸をゲート配線ユニット40が延伸する方向とし、X軸に直交するY軸をゲート配線ユニット40の幅方向とし、Z軸をゲート配線ユニットの厚さ方向(各層の積層方向)とする。なお、ゲートパターンは、上述のゲート配線33に対応し、エミッタパターンは、上述のリターン配線34に対応する。
図4(a)は、比較例の電力変換装置の一部を例示する斜視図である。図4(b)は、図4(a)の分解組立図である。
図4(a)および図4(b)には、比較例のゲート配線ユニット140が示されている。ゲート配線ユニット140は、上述した実施形態の場合と、短い方のゲートパターンの幅が相違する。比較例のゲート配線ユニット140では、ゲートパターン142とエミッタパターン143とを有し、ゲートパターン142とエミッタパターン143との間に絶縁板141が設けられている。ゲートパターン142およびエミッタパターン143は、スイッチング素子の位置にかかわらず共通である。ゲート配線ユニット140は、ゲートパターン142およびエミッタパターン143の途中に、より距離が近い方のスイッチング素子に接続するための接続部を有している。したがって、ゲートパターン142およびエミッタパターン143の幅はスイッチング素子の位置にかかわらずほぼ等しく設定されている。
長い方のゲート配線構造の場合:14.0nH
長い方のゲート配線構造の場合:13.8nH
図5(a)は、第2の実施形態の電力変換装置の一部を例示する斜視図である。図5(b)は、図5(a)の分解組立図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、本実施形態の電力変換装置のゲート配線ユニット240は、上述の実施形態の場合のエミッタパターンを共通にして、積層数を削減している。同一の構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
上述の実施形態では、配線パターンの幅を変えることによって、主として自己インダクタンス値を調整して、トータルの寄生インダクタンスの値をそろえた。以下の実施形態では、往復する電流が流れる配線パターンを近接させて、相互インダクタンス値を調整することによってトータルの寄生インダクタンスの値をそろえる。同一の構成要素には同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略する。
図7は、図6(a)のAA線における矢視断面図である。
図6(a)および図6(b)に示すように、ゲート配線ユニット340は、絶縁板341a,41bと、ゲートパターン342a,42bと、エミッタパターン43bと、を備える。絶縁板41bは、ゲートパターン42bとエミッタパターン43bとの間に設けられている。絶縁板341aは、ゲートパターン342aとエミッタパターン43bとの間に設けられている。
長い方のゲート配線構造の場合:14.0nH
長い方のゲート配線構造の場合:14.0nH
Claims (5)
- 第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子に並列に接続された第2スイッチング素子と、
第1方向に延伸し、前記第1スイッチング素子の第1制御端子に接続された第1制御線と、
前記第1方向に延伸し、前記第1スイッチング素子への制御信号のリターンのための第1リターン線と、
前記第1制御線と前記第1リターン線との間に設けられた第1絶縁板と、
前記第1制御線に平行して前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁板上に設けられ、前記第2スイッチング素子の制御端子である第2制御端子に接続された第2制御線と、
を備え、
前記第1制御線は、前記第1方向の長さである第1長さと、前記第1方向と交差する第2方向に沿った第1断面積と、を有し、
前記第2制御線は、前記第1方向の長さである第2長さと、前記第2方向に沿った第2断面積と、を有し、
前記第1長さが前記第2長さよりも長い場合には、前記第1断面積は、前記第2断面積よりも大きい電力変換装置。 - 前記第2制御線は、前記第1制御線が設けられた前記第1絶縁板の側とは反対側に設けられ、
前記第1リターン線と前記第2制御線との間に設けられた第2絶縁板をさらに備えた請求項1記載の電力変換装置。 - 前記第1リターン線と前記第2絶縁板との間に設けられた第3絶縁板と、
前記第3絶縁板と前記第2絶縁板との間に設けられた第2リターン線と、
をさらに備えた請求項2記載の電力変換装置。 - 第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子に並列に接続された第2スイッチング素子と、
第1方向に延伸し、前記第1スイッチング素子の第1制御端子に接続された第1制御線と、
前記第1方向に延伸し、前記第1スイッチング素子への制御信号のリターンのための第1リターン線と、
前記第1制御線と前記第1リターン線との間に設けられた第1絶縁板と、
前記第1制御線に平行して前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁板上に設けられ、前記第2スイッチング素子の制御端子である第2制御端子に接続された第2制御線と、
を備え、
前記第1制御線は、前記第1方向の長さである第1長さを有し、
前記第2制御線は、前記第1方向の長さである第2長さを有し、
前記第1長さが前記第2長さよりも長い場合には、前記第1制御線と前記第1リターン配線との間の間隔は、前記第2制御線と前記第1リターン線との間の間隔よりも狭い電力変換装置。 - 第1方向に延伸し、第1スイッチング素子の第1制御端子に接続された第1制御線と、
前記第1方向に延伸し、前記第1スイッチング素子への制御信号のリターンのための第1リターン線と、
前記第1制御線と前記第1リターン線との間に設けられた第1絶縁板と、
前記第1制御線に平行して前記第1方向に延伸し、前記第1絶縁板上に設けられ、前記第1スイッチング素子に並列に接続された第2スイッチング素子の制御端子である第2制御端子に接続された第2制御線と、
を備え、
前記第1制御線は、前記第1方向の長さである第1長さと、前記第1方向と交差する第2方向に沿った第1断面積と、を有し、
前記第2制御線は、前記第1方向の長さである第2長さと、前記第2方向に沿った第2断面積と、を有し、
前記第1長さが前記第2長さよりも長い場合には、前記第1断面積は、前記第2断面積よりも大きい制御線の配線構造。
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JP2017032978A JP6674398B2 (ja) | 2017-02-24 | 2017-02-24 | 電力変換装置および制御線の配線構造 |
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