JP6665799B2 - 燃料タンクシステム - Google Patents
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Description
先ず、燃料タンクシステム10の全体構成について説明し、その後で機能統合弁18の具体的構成について説明する。燃料タンクシステム10は、ガソリンエンジンで駆動される自動車に適用されたものである。
次に、機能統合弁18の構成について図2を参照して詳細に説明する。
図2に示すように、共通管48の端部には、機能統合弁18が配設されている。共通管48の端部には、共通管48に連通する弁室80と、弁室80に隣接するソレノイド室82が設けられている。機能統合弁18は、ソレノイド室82に配設されたソレノイド84と、ソレノイド84に通電されることによって軸方向(図2、矢印A方向参照)に移動するプランジャ86と、プランジャ86の端部に形成されたディスク部(弁体)88とを有する。プランジャ86の一端は弁室80内に位置しており、その一端にディスク部88が形成されている。したがって、ディスク部88は、弁室80内を変位する構成とされている。
本実施形態に係る燃料タンクシステム10の作用(動作)を説明する。以下、各状態における制御について説明する。なお、図2に示すように、機能統合弁18は、初期状態において、ディスク部88がベーパ管46の端部46A及びパージ管52の52Bに当接されており、ベーパ管46と共通管48とパージ管52は、相互に全て遮断されている。この状態を、機能統合弁18の「全閉状態」という。この際、OBDユニット72の電磁開閉弁も閉じられている。
先ず、給油時について、図1、図2、図5及び図6を参照して説明する。
図5に示すように、自動車の給油スイッチ29が操作されることにより、給油スイッチ29からECU20にオン信号が入力されると、ECU20では給油が開始されたと判定する。これによって、ECU20は、機能統合弁18に操作信号を出力し、ソレノイド84に通電する。これによって、プランジャ86を軸方向上側(矢印A1方向)に移動させ、ベーパ管46の端部46A、パージ管52の端部52Aに着座していたディスク部88(図2参照)を端部46A、端部52Aから離間させる(図6参照)。この結果、図6に示すように、ベーパ管46の開口部94が開口され、ベーパ管46と弁室80(共通管48)が連通される。
次に、エンジン駆動走行時の制御について、図1〜図4を参照して説明する。
先ず、ECU20は、エンジンECU(不図示)からエンジン駆動信号が入力されることにより、エンジン駆動走行時制御を開始する。
次に、駐車時の制御について図1、図2を参照して説明する。ECU20は、ハイブリッドECUからの信号により、車両が非走行状態にあることを検出し、なおかつ、給油を開始してないと判断した場合には、駐車時であると判断する。
燃料タンクシステム10では、機能統合弁18によってベーパ管46、パージ管52、共通管48とを相互に全て連通又は全て遮断する、あるいはベーパ管46と共通管48のみを連通させることが可能である。したがって、車両のエンジン駆動走行時や駐車時、給油時等に用いるため、従来パージ管52とベーパ管46にそれぞれ設けられていた2つの電磁開閉弁を1つの機能統合弁18で代用することができる。したがって、燃料タンクシステム10として用いる電磁弁を1つ削減することができ、燃料タンクシステム10のコストダウンを図ることができる。
12 燃料タンク
14 キャニスタ
16 吸気管
18 機能統合弁
20 ECU(制御手段)
46 ベーパ管(ベーパ通路)
48 共通管(共通通路)
52 パージ管(パージ通路)
Claims (1)
- 燃料が貯留される燃料タンクと、
前記燃料タンクから燃料蒸気が供給されて吸着されると共に、吸気管に燃料蒸気を供給するキャニスタと、
前記燃料タンクと前記キャニスタの間に配設された弁室と、
前記燃料タンクと前記弁室とを接続し、端部が前記弁室に開口している第1開口部とされているベーパ通路と、
前記弁室と前記キャニスタとを接続する共通通路と、
前記弁室と前記吸気管とを接続し、端部が前記弁室に開口している第2開口部とされていると共に、内部に孔部が設けられた弁座が設けられたパージ通路と、
前記弁室内部に配設され、前記第1開口部と前記第2開口部に対して進退自在なプランジャと、前記プランジャの先端に設けられ前記第1開口部と前記第2開口部に当接することにより当該第1開口部と第2開口部を同時に閉塞可能なディスク部と、前記ディスク部に取り付けられ、前記パージ通路内部に挿入され、前記弁座の孔部に挿通された軸体と、前記軸体の先端に取り付けられ前記弁座に着座可能な小ディスク部と、を有する機能統合弁と、
前記プランジャを前記弁室内で進退させることにより、エンジン駆動走行時に前記ディスク部を前記第1開口部と前記第2開口部から離間させると共に、前記小ディスク部を前記弁座から離間させて前記ベーパ通路と前記パージ通路と前記共通通路とを相互に連通させた全開状態とし、駐車時には前記ディスク部が前記第1開口部と前記第2開口部とを閉塞することで前記ベーパ通路と前記パージ通路と前記共通通路とを相互に遮断させた全閉状態とし、給油時には前記ディスク部を前記第1開口部と前記第2開口部から離間させると共に、前記小ディスク部を前記弁座に当接させることにより、前記ベーパ通路と前記共通通路のみを連通し、前記パージ通路と前記共通通路及び前記ベーパ通路とを遮断させた半開状態となるように前記機能統合弁を制御する制御手段と、
を備える燃料タンクシステム。
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JP2017009527A JP6665799B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 燃料タンクシステム |
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JP2017009527A JP6665799B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 燃料タンクシステム |
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JP6665799B2 true JP6665799B2 (ja) | 2020-03-13 |
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Family Applications (1)
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JP2017009527A Active JP6665799B2 (ja) | 2017-01-23 | 2017-01-23 | 燃料タンクシステム |
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