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JP6664393B2 - 飲料注出機 - Google Patents

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JP6664393B2
JP6664393B2 JP2017527772A JP2017527772A JP6664393B2 JP 6664393 B2 JP6664393 B2 JP 6664393B2 JP 2017527772 A JP2017527772 A JP 2017527772A JP 2017527772 A JP2017527772 A JP 2017527772A JP 6664393 B2 JP6664393 B2 JP 6664393B2
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Description

本発明は、容器内に貯蔵された可溶性粉末又は濃縮物から飲料を調製する、飲料注出機に関し、この飲料注出機内では、1回量の粉末又は濃縮物が、容器から溶解チャンバ内に注出されて、希釈液と混合される。
エスプレッソ及び他のコーヒー飲料、乳飲料、チョコレート飲料のような多くの飲料は、食品可溶性粉末又は濃縮物と希釈液とを混合することによって調製される。可溶性飲料成分と水などの希釈液とを混合することによる、そのような飲料のより迅速な調製のための、混合装置が既知である。これらの装置は、典型的には、溶解チャンバを備え、この溶解チャンバ内に、可溶性成分及び希釈液が供給される。希釈液は、水中に可溶性成分を効率的に溶解させるための渦流を作り出すように、溶解チャンバ内に導入することができ、あるいは、混合、溶解、及び起泡を提供するジェットの形態で、希釈液を導入することもできる。この混合物はまた、飲料を再構成し、泡を生成するために、溶解チャンバ内のホイッパーによって、最終的に起泡させることもできる。その後、飲料は通常、飲用容器の中に排出される。
飲料可溶性粉末又は濃縮物は、通常、溶解チャンバ開放口の上方に定置された容器内に貯蔵されており、投入装置が、溶解チャンバ内に落下する飲料可溶性粉末を、投入及び送出する。液体が、同時に溶解チャンバに供給されることにより、溶解が発生する。
飲料の製造の分野では、可溶性粉末又は濃縮物から再構成されている飲料は、茶葉又は焙煎し挽いたコーヒーのような未加工原料から淹出したばかりの飲料よりも品質が低いという一般的な感覚がある。粉末及び濃縮物は、上記茶葉及び焙煎し挽いたコーヒーの淹出及び抽出によって取得されたので、この感覚は客観的でない。
実際には、この感覚は、部分的には、ティーポット内での茶葉の最適化な淹出、又は抽出チャンバ内でのコーヒーを高圧抽出と比較して非常に基本的かつ一般的であるように思われる、水を用いた再構成による飲料の調製に起因する。例えば、米国特許第6182555号、国際公開第2014116976号又は国際公開第2014146952号に記載されているように、顧客から見えるように作製された透明な茶淹出チャンバの周りに、ある種の光景を生成することが可能である。
これに反して、粉末からの飲料の再構成は、ほとんど明らかにされない。例えば、上記で引用した米国特許第6182555号では、透明な茶淹出チャンバとは対照的に、再構成飲料に充てられている混合アセンブリは、注出機の正面扉の後ろに隠れたままである。
粉末からの飲料の再構成は通常、可溶性飲料粉末を水と接触させ、ホイッパーを用いてそれらを混合することによって製造される。そのような調製にはあまり利点がなく、顧客への調製は、飲料が高品質のものとなり得るという感覚が向上しないことが分かる。
本発明の目的は、粉末又は濃縮物を水中に溶解することによって再構成飲料を調製し、再構成を顧客にとって魅力的にすることができる飲料注出機を提供することである。
第1の態様によれば、本発明は、希釈液による可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物の溶解によって飲料を調製するためのプロセスを提供し、本プロセスは飲料注出機内で実施され、
上記飲料注出機は、
1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物を希釈液と混合するための少なくとも1つの混合チャンバを備え、上記混合チャンバは、少なくとも部分的に透明であり、本プロセスは、
1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物を混合チャンバに導入する工程と、
混合チャンバ内で、投入された可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを混合する工程と、
混合チャンバから飲料を注出する工程と、
混合チャンバを洗浄する工程と、を含み、
上記プロセスにおいて、混合する工程の間にのみ注出機の外側から混合チャンバの内容物が見える。
本発明の飲料調製プロセスは、水溶性飲料粉末又は水溶性飲料濃縮物と希釈液とから、1回量の上記粉末又は上記濃縮物と希釈液(好ましくは、水)とを混合することによって、飲料を調製するように構成されている。混合の間に、粉末又は濃縮物が希釈液(好ましくは、水)中に溶解し、その混合により飲料が製造される。用語「溶解(dissolution)」及び「溶解する(dissolve)」は、本発明では液体濃縮物を指す濃縮物の場合には、用語「希釈(dilution)」及び「希釈する(dilute)」を包含する。
本発明のプロセスにおいて使用される可溶性飲料粉末は、未加工原料の一部のみが水中に抽出される、焙煎し挽いたコーヒー粉末又は茶葉のような溶けない飲料未加工原料とは対照的に、飲料調製中に完全に溶解する。可溶性飲料粉末は、好ましくは、インスタントコーヒー、粉ミルク、粉末チョコレートのリストから選択される。
可溶性飲料濃縮物は、好ましくは、コーヒー濃縮物、ミルク濃縮物、チョコレート濃縮物のリストから選択される。
プロセスは、水溶性飲料粉末又は濃縮物と希釈液とから飲料を調製するための混合チャンバを備える飲料注出機内で実施される。一般に、この混合チャンバは、可溶性粉末又は濃縮物を導入するための開口部と、少なくとも1つの希釈液入口と、飲料出口とを備える。この混合チャンバは、通常、可溶性粉末又は濃縮物と希釈液とを効率的に接触させ、粉末又は濃縮物の溶解を可能にして、飲料を製造するように設計される。
好ましくは、混合チャンバは、ホイッパー無しチャンバである。したがって、このチャンバには、モータにより作動する回転ホイッパーが無い。好ましくは、チャンバは、可溶性粉末又は濃縮物を導入するための開口部と、チャンバの内側に、ジェットの形態で希釈液を導入するように構成された少なくとも1つの希釈液入口とを備え、チャンバは、液体の渦流がチャンバ内に作り出され、希釈液がチャンバに導入される間、チャンバに入る希釈液のジェットが渦流に衝突するように構成されている。この原理に従って動作する溶解チャンバは、例えば、WO2008/071613に記載されている。
本プロセスは飲料注出機内で実施され、上記注出機は、水溶性飲料粉末又は濃縮物を貯蔵する容器を備える。
粉末の場合、そのような容器は、通常、タンクと粉末出口とを備える。通常は、粉末出口は、タンクの底部に配置されている。通常、この注出機は、水溶性飲料粉末を投入して、その投入された粉末を、混合チャンバに送出するための、投入装置を備える。この投入装置は、好ましくは、回転可能な容量投入部材である。この投入装置は、投入スクリュー、投入オーガ、又は有孔ディスクのリスト中に含まれ得る。可溶性飲料粉末を貯蔵するための容器のタイプに応じて、投入装置は、上記容器の内側に一体化させるか、又は上記容器の出口に設けることができる。好ましい実施形態によれば、投入装置は、容器の内側に定置され、容器の底部に配置されている。この投入装置は、好ましくは、投入スクリューである。そのようなスクリューは、ある体積の粉末を、容器から粉末出口に移動させる。容器及び投入装置からなる、この部分アセンブリは、通常、現行の飲料注出機内では、キャニスタとして特定される。
濃縮物の場合、容器は、バッグインボックス又はボトルとすることができる。
通常は、この混合チャンバは、容器の出口の下に配置されることにより、容器チャンバ内に、自然落下によって粉末又は濃縮物を送出することができる。
一般的に、混合チャンバの頂部が開放されることにより、粉末又は濃縮物が、内側に自由に流れることができる。開放されるとは、例えば蓋によって、チャンバの頂部が覆われていないことを意味する。
混合チャンバの希釈液入口は、希釈液流体システムに接続される。希釈液流体システムは、飲料の調製に必要な温度、流量及び/又は速度で希釈液を送出することを目的とする。
この注出機は通常、容器の粉末出口から溶解チャンバに落下する、水溶性飲料粉末を案内するための、シュートを備える。一般的に、このシュートは、シュートの頂部から底部へと先細となる、円錐形状を呈する。
飲料混合チャンバとは別に、この飲料注出機は、一般的に、
ハウジングと、
溶解チャンバの少なくとも1つの希釈液入口に希釈液を送出するための希釈液流体システムと、
注出区域と、
ユーザインターフェースと、を備える。
このユーザインターフェースは、飲料の注文を可能にする。
混合チャンバの少なくとも1つの希釈液入口に希釈液を送出するための流体システムは、加熱装置及び/又は冷却装置、ポンプ、及び一般的に、溶解チャンバ内の希釈液の注出を可能にするための弁を備え得る。流体システムは希釈液タンクを備えてもよく、あるいは、給水タップに接続されてもよい。希釈液は、好ましくは水である。
注出区域は、混合チャンバ内で製造された飲料を受容するための、飲用カップの配置を可能にする。
注出機内で飲料を調製するためのプロセスは、
1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物を混合チャンバに導入する工程と、
混合チャンバ内で、投入された可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを混合する工程と、
混合チャンバから飲料を注出する工程と、
混合チャンバを洗浄する工程と、を含む。
これらの工程は、連続して実施しても、あるいは、部分的に重複してもよい。例えば、混合及び注出は、部分的に同時に行うことができ、注出及び洗浄も同様である。
本発明によれば、混合チャンバは、少なくとも部分的に透明である。チャンバは、透明プラスチック又はガラス等の透明材料で作製することができる。混合チャンバ全体を透明としても、あるいは、チャンバの少なくとも一部を透明としてもよい。好ましくは、混合チャンバの少なくとも中間部分が透明である。本発明において、混合チャンバの中間部分は、混合チャンバの頂部と底部との間の部分を示す。更により好ましくは、混合チャンバの少なくとも中間部分のみが透明である。この実施形態では、混合チャンバの頂部及び底部は透明ではない。したがって、可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物が導入される道程、及びチャンバから飲料が排出される道程は見えない。
チャンバが透明であることに起因して、チャンバの内容物を見ることが可能である。更に、本発明によれば、飲料の調製プロセスの間、混合する工程の間にのみ注出機の外側から混合チャンバの内容物を見えるようにする。したがって、飲料の調製プロセスにおいて、投入工程及び洗浄工程の間、注出機の外側から混合チャンバの内容物は見えない。
好ましい実施形態によれば、注出機は、照明装置を備え、飲料を調製するためのプロセスにおいて、混合する工程の間にのみ照明装置のスイッチをオンにすることによって、注出機の外側から混合チャンバの内容物を見えるようにする。混合する工程の間、照明装置のスイッチをオンにすると、飲料の混合工程の間、混合チャンバ及びその内容物の態様に顧客の注意が引きつけられる。この工程の間、飲料調製は、渦流の態様を呈し、飲料調製は均質であるが、任意には飲料の頂部に気泡の層があり、動いている点を除いて、顧客が期待する予想される飲料に極めて近い。調製のこの工程を見ていると、粉末又は濃縮物から調製される飲料に関する顧客のアプリオリな感覚が翻ることがある。
照明装置は、光、好ましくは白色光を生じる、任意の種類の装置とすることができる。照明装置は、電灯、好ましくは発光ダイオード(LED)とすることができる。
好ましくは、照明装置は、注出機の、混合チャンバの横方向一側の区域、又は注出機の前面と混合チャンバとの間の区域に配置されている。好ましくは、照明装置は、混合チャンバの後部には定置されない。実際に、コーヒー、牛乳、チョコレートのように、飲料調製が不透明で透き通っていない時、後部から混合チャンバを照明しても、混合チャンバの内容物が顧客に最適に見えるようにはならない。
本発明のプロセスは、好ましくは、牛乳、コーヒー、チョコレート、又はこれらの飲料の組み合わせを調製するために実施される。
本発明のプロセスは、複数の混合チャンバを備え、1つの照明装置が各混合チャンバに充てられている注出機内で実施することができる。この実施形態では、各照明装置は、上記照明装置のスイッチがオンになっている時にのみ1つの混合チャンバの内容物を照明するように構成されている。この効果は、照明装置をこれに充てられている混合チャンバの隣に最適に定置することによって、照明装置をこれに充てられているチャンバに方向付けられることによって、及び/又は、照明装置が充てられているもの以外の他の混合チャンバを照明することを防止するために物理的防壁を追加することによって得ることができる。
本発明のプロセスは、注出機の内部要素を収容する正面パネルを備える注出機内で実施することができ、上記正面パネルは、それを通して注出機の外側から混合チャンバの中間部が見えるよう少なくとも1つの区域を備える。
正面パネルは、通常、注出機の内部要素を保護し、及び/又は隠し、より良い態様を注出機に提供するために使用される。好ましくは、正面パネルは、飲料製品容器、混合チャンバの頂部及び底部、混合チャンバの注出口のような内部要素を隠している。正面パネルは、注出機の内部要素へのアクセスを提供する注出機の開放可能な正面扉とすることができる。正面パネルの外面は、ユーザインターフェースを支持することができる。
好ましくは、正面パネルは、区域を備えるが、混合チャンバの中間部のみが見える。したがって、混合チャンバの頂部及び底部は見えない。開口部は、任意の形状を呈することができる。
その区域は、正面扉の開口部、又は窓のような正面扉の透明区域とすることができる。
注出機が複数の混合チャンバを備える場合、正面パネルは、1つの混合チャンバにそれぞれ充てられている複数の区域、又は全ての混合チャンバについてただ1つの区域を呈することができる。
本発明のプロセスの第1の実施形態によれば、
混合チャンバは、常に注出機の外側から見え、
注出機は、照明装置を備え、
混合する工程の間にのみ照明装置のスイッチをオンにすることによって、混合チャンバの内容物を見えるようにする。
この第1の実施形態によれば、顧客は、常に、注出機の外側から混合チャンバを、好ましくは混合チャンバの中間部のみを見ることが可能である。更に、照明がない時には、混合チャンバの内容物自体は、はっきりとは見えない。照明装置のスイッチをオンにすると、混合チャンバの内容物が見えるようにする。
この第1の実施形態は、正面扉の後ろに混合チャンバを配置することによって実施することができ、上記正面扉は、外側から混合チャンバを見えるようにする区域を呈する。照明装置による照明がない時には、混合チャンバは見えるが、例えばチャンバ上の正面扉の影に起因して、配置された混合チャンバの内容物は見えない。正面扉のこの区域は、衛生上の理由及び保安上の理由で、正面扉の開口部又は透明窓とすることができる。
本発明のプロセスの第2の実施形態によれば、
混合チャンバは、正面パネルの後ろに配置されており、
正面パネルのうち、混合チャンバの中間部の前に配置された少なくとも一部は、混合する工程の間にのみ透明である。
正面パネルのうち混合チャンバの前に、好ましくは混合チャンバの中間部の前に配置された一部は、マジックミラーとすることができる。注出機は、少なくとも1つの混合チャンバとマジックミラーとを照明するための少なくとも1つの照明装置を含み、照明装置は、混合する工程の間にのみスイッチをオンにする。正面パネルのうち混合チャンバの前に、好ましくは混合チャンバの中間部の前に配置された一部は、混合チャンバの中間部に向いた偏光ガラスとすることができる。
マジックミラー又は偏光ガラスの部分を備える正面パネルは、簡単に洗浄可能であるという利点を呈する。
第2の態様によれば、本発明は、飲料注出機であって、
少なくとも1つの飲料粉末又は飲料濃縮物容器と、
1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを混合するための少なくとも1つのホイッパー無し混合チャンバと、
を備える、飲料注出機を提供し、
上記混合チャンバは、少なくとも部分的に透明であり、
上記混合チャンバは、チャンバの内側に、ジェットの形態で希釈液を導入するように構成された少なくとも1つの希釈液入口を備え、チャンバは、液体の渦流がチャンバ内に作り出され、希釈液がチャンバに導入される間、チャンバに入る希釈液のジェットが渦流に衝突するように構成されており、
注出機は、少なくとも1つの混合チャンバの内容物を照明するための少なくとも1つの照明装置を備え、
注出機は、一時的にのみ注出機の外側から上記チャンバの内容物が見えるよう構成されている。
好ましくは、少なくとも1つの混合チャンバは、横方向の底壁及び長手方向の上向き壁と、少なくとも1つの希釈液入口と、底壁に配置された少なくとも1つの飲料出口と、を有するチャンバであり、
希釈液入口は、上向き壁の下部分を貫通して設けられており、かつ、チャンバの内側で、ある方向に沿って方向付けられた希釈液のジェットをチャンバ内で提供するように寸法決定され及び方向付けられており、方向は、チャンバの長手方向軸線に対してオフセットしており、かつ、チャンバの横断平面に対してある角度で底壁に向かう方向で下向きに傾斜しており、
液体送出出口は、上向き壁の側部に沿って、チャンバに入る希釈液のジェットまで液体が上昇することを可能にするように構成されている。
好ましくは、上記混合チャンバは、液体送出口を選択的に閉じるように構成された弁を備える。この弁は、チャンバ内の液体の内容物とチャンバからの飲料の注出とを制御するために選択的に開閉されるピンチ弁とすることができる。
本願では、用語「底部」、「頂部」、「側部」、「中間部」、「正面」、「背面」、及び「外部」は、本発明の特徴部の相対的な位置を説明するために用いられる。これらの用語は、例えば図1〜図7に示すような飲料調製の通常の向きにおける注出機又はそのチャンバ(単数又は複数)を指すと理解されたい。
本発明の上記の態様は、任意の適切な組み合わせで組み合わされ得る。更に、本明細書の様々な特徴は、具体的に図示して説明した組み合わせ以外の組み合わせを提供するために、上記各態様の1つ以上と組み合わせてもよい。本発明の更に他の目的及び有利な特徴は、特許請求の範囲、詳細な説明、及び添付の図面から明らかになるであろう。
本発明の特徴及び利点は、以下の図面に関連してより良好に理解される。
本発明による飲料注出機を示す図であり、正面扉は開放している。 図1の注出機の混合チャンバを示す図である。 正面扉が閉じた状態の図1の飲料注出機を示す図である。 本発明による飲料の調製工程の概略図である。 本発明による飲料注出機の異なる実施形態の正面を示す図である。 本発明による飲料注出機の異なる実施形態の正面を示す図である。 本発明による飲料注出機の異なる実施形態の正面を示す図である。 本発明による飲料注出機の異なる実施形態の正面を示す図である。 希釈液入口を通る平面C(図8cに示す平面C)に沿った、本発明による飲料注出機で使用される混合チャンバの長手方向断面図である。 図8aの平面Aに沿った混合チャンバの長手方向断面図である。 図8aの平面Bに沿った混合チャンバの長手方向断面図である。
図1は、本発明による飲料注出機を示す。飲料注出機1は、注出機の様々な機能的装置を支持するハウジング2を備える。ハウジングは、これらの機能的装置を配置し、支持するためのシェルフ21を備えることができる。図示の注出機は、第1のシェルフ21上に配置された、可溶性飲料粉末を貯蔵するための容器4を3つ備える。
本発明による注出機は、より多数の、又はより少数の容器を備えることができる。本発明はまた、可溶性飲料濃縮物を貯蔵するように構成された容器に関する。そのような容器は、バッグインボックス容器又はボトルとすることができる。
図示の飲料注出機では、一定量の粉末を投入して飲料の調製するために、容器4のそれぞれに投入装置9が存在する。代替実施形態によれば、容器から投入装置を分離することができる。自然落下によって1回量の飲料濃縮物又は粉末を送出するために、容器4及びそれらの投入装置9のそれぞれは、充てられている混合チャンバ5a、5b、5cの上方に配置されている。図1aは、混合チャンバ5a、5b、5cのうちの1つの拡大図である。混合チャンバ5は、頂部部分51、底部部分42、及びその間の中間部分53を呈する。混合チャンバの中間部分53は、透明材料で作製されている。図1aでは、混合チャンバの頂部部分51及び底部部分52は透明ではない。この効果は、透明材料の上方に不透明材料を配置することによって得ることができ、チャンバは、チャンバの中間部分53に対応する要素のみが透明材料で作製された3つの構成要素51、52、53で作製されるか、又はチャンバをそれらと組み付けることによって作製される。チャンバは、希釈液入口55と、底部部分52の飲料出口54とを備える。1つの容器4から1回量の可溶性飲料粉末又は濃縮物を受容するために、チャンバの頂部51が開かれる。図1の飲料注出機は、混合チャンバのうちの1つの出口5から抽出される飲料を充填するために飲用カップをそこに配置することができる注出区域7を備える。
図1の飲料注出機は、正面扉3を備える。正面扉3は、注出機の内部の機能的装置の少なくとも一部を隠し、保護することを目的とする。正面扉は、開口部31を備える。正面扉3が閉じた状態の図1の注出機を示す図2に示すように、開口部31は、注出機の外側から混合チャンバ5の一部が見えるように設計される。特定の実施形態によれば、例えば、顧客が注出機の内部部分に接触することを防止するために、開口部を透明窓により覆うことができる。
正面扉3はまた、ユーザインターフェース8を備え、顧客が注出機に飲料を注文することが可能になる。
図1を見ると、注出機1内に3つの照明装置6a、6b、6cが存在することが分かる。各照明装置6a、6b、6cは、1つのチャンバ5a、5b、5cに充てられており、充てられているチャンバの内容物のみを照明するために配置されている。照明装置6a、6b、6cは、注出機内でシェルフ21により支持される。照明装置6aに左側のチャンバ5aのみを照明させるために、上記照明装置6aは、チャンバ5aの左側に配置されている。同様に、照明装置6cは、チャンバ5cの右側に配置されている。中間のチャンバ5bについては、照明装置6bが左側及び右側の混合チャンバ5a、5cを照明することを回避するために、照明装置6bと左側の混合チャンバ5aとの間に、物理的防壁、例えば壁60が存在する。代替実施形態によれば、照明装置の照明を制御するために使用される物理的防壁60は、シェルフではなく、注出機の正面扉の内部壁により支持することができることが分かる。
好ましくは、各混合チャンバ5について、照明装置は、チャンバの背面に、又は、チャンバに対して側部後方の位置には配置されず、これは、牛乳、コーヒー又はチョコレートのような不透明な飲料の調製の場合、背面から混合チャンバを照らすと、正面扉の開口部31を通して飲料の影が投影され、外側から注出機を見ている顧客には、混合チャンバの内容物が見えなくなるからである。
図1及び図2の注出機を用いて、本発明による飲料の調製プロセスを、図3に概略的に示す。
第1の工程において、1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物10が混合チャンバ5に導入されるが、照明装置6のスイッチはオフになっている。注出機1の前にいる顧客は、正面扉の開口部31を通してチャンバを見ることができるが、光がないことに起因して、混合チャンバの内容物は見えない。顧客には、混合チャンバ5の底部52の下流へと落下する粉末又は濃縮物が見えない。
第2の工程において、希釈液が希釈液入口55を通じて混合チャンバ5に導入され、チャンバ内で混合が起こる。この混合する工程の少なくとも一部の間、チャンバの内容物が正面扉の開口部31を通して顧客に見えるように、照明装置6にスイッチをオンにする。顧客は、混合チャンバ内で飲料が渦巻いているのを見ることができる。調製のこの工程では、再構成飲料は、完成飲料と同じ態様を有し、渦巻効果は、良好な光景を提供する。牛乳を調製する場合、プロセスのこの工程において、再構成飲料は、新鮮な牛乳のように見える。エスプレッソを調製する場合、再構成飲料の渦流は、2つの色を呈し、即ち、底部にはコーヒーの黒色を、頂部にはコーヒークリームの茶色を呈する。チョコレートを調製する場合、再構成飲料の渦流により、茶色の再構成飲料の濃度が明らかになる。
第3の工程において、再構成飲料12が、混合チャンバ出口54から注出される。この工程の間、チャンバが空になるまで、飲料の高さが低くなり、飲料又は泡の痕が、混合チャンバの内側壁上に堆積し得る。好ましくは、この工程の間、照明装置のスイッチはオフになっている。
第4の工程において、混合チャンバは、チャンバに希釈液を導入することによって洗浄される。水の渦が生じ、内側壁が洗浄される。この工程の間、照明装置のスイッチはオフになっている。
図4は、本発明による飲料注出機1の正面扉3を示している。注出機は、混合チャンバ5を2つしか備えていないことを除いて、図1及び図2の注出機と同じフィーチャを呈する。更に、正面扉の開口部31は、混合チャンバの中間部分53のみを形成するように設計される。混合チャンバ5の頂部及び底部が正面扉の後ろに隠れているという事実に起因して、顧客には決して見えないこれらの部分の材料の設計又は性質に関する自由度が高い。例えば、混合チャンバは、完全に透明にすることができる。それにより、洗浄検査を可能になるという利点が操作者に提供される。更に、開口部の設計に起因して、チャンバの頂部及び底部は、顧客には見えないままである。
図5は、本発明による飲料注出機1の正面扉3を示している。注出機は、正面扉3が2つの開口部31a、31bを備えていることを除いて、図4の注出機と同じフィーチャを呈し、上記開口部のそれぞれは、充てられている混合チャンバ5a、5bの中央にあり、混合チャンバの中間部分53a、53bのみが見えるように設計されている。
図6は、本発明による飲料注出機1の正面扉3を示している。注出機は、非永続的な透明窓により窓が閉じられていることを除いて、図4の注出機と同じフィーチャを呈する。この窓は、注出機ハウジングの内側から照明した時に透明になるマジックミラーとすることができる。この窓は、電源を入れた時に透明になる偏光ガラスとすることができる。そのような実施形態では、飲料の調製プロセスの混合する工程の間、照明装置及び偏光ガラスに同時にスイッチをオンにする。
図7は、本発明による飲料注出機1の正面扉3を示している。注出機は、正面扉3が2つの開口部31a、31bを備えていることを除いて、図6の注出機と同じフィーチャを呈し、上記開口部のそれぞれは、充てられている混合チャンバ5a、5bの中央にある。
図8a〜図8cを参照すると、本発明による注出機で使用される好適な混合チャンバがより詳細に示されている。チャンバは、好ましくは、円筒形である。チャンバ5は、底壁500及び長手方向上向き壁502により画定され、上記側壁は、上向きに延び、上側の中央開口部501を取り囲んでいる。中央開口部501により、チャンバに、可溶性飲料粉末又は濃縮物を供給することが可能になる。未加工原料をチャンバに直接落下させるために、上向き壁502の表面は、好ましくは、平滑であり、垂直方向に対するわずかな傾きが考えられるが、比較的垂直である。中央開口部501はまた、空気がチャンバに入ることを可能にし、生成されている飲料との混合を可能にするための空気吸入口として働く。
希釈液は、希釈液入口55により、上向き壁502を通じてチャンバへと比較的高速で供給される。入口は、液体の遠心循環と液体の表面上のせん断の両方を促進するように寸法設定され、方向付けられる。
好ましくは、希釈液入口55は、小さい直径のノズルを形成し、チャンバ内での線速度が高い希釈液ジェット15を作り出すことが可能になる。
好ましくは、希釈液入口55は、チャンバの長手方向中央軸線Oに対してオフセットした方向となるように方向付けられる。より正確には、入口の方向は、比d/rが0.2〜0.9となり、「d」は、チャンバの長手方向中央軸線Oから入口の中央を離隔する直交距離であり、「r」は、入口の水平面におけるチャンバの半径である(図8b)。
好ましくは、希釈液入口55はまた、流体力学、即ち、遠心効果により壁の表面に沿って液体が上昇することに起因して、チャンバから液体が飛沫すること又は液体が溢れ出ることを防止するように、上向き壁502の長手方向寸法「f」に対して比較的低い位置に好ましくは配置されている。好ましくは、希釈液入口は、開口部501よりも底壁の基部に近接した距離に位置する。より好ましくは、入口は、(上向き壁502の高さ「f」により測定されるように)チャンバの下側1/4付近又は1/4以内に位置する。
好ましくは、希釈液入口55は、チャンバの横断平面に対して特定の角度bで下向きに傾斜している。好ましくは、この角度は、5〜30度である。したがって、希釈液入口は、チャンバ内で循環する液体の表面に向かって適切に方向付けられることができる。チャンバの横断平面は通常、チャンバの長手方向に直交し、したがって、好ましくは垂直方向に配置され、重力の影響を受けて、チャンバの良好な液体減圧が得られる。
底壁500の形状は、液体層の拡散が促進されるように円錐形とすることができる。長手方向中央軸線を横断する平面に対する底壁の錐の角度「j」は、1〜45°で変動することができる。底壁は、同様に、丸みを帯びていても、又は平坦であってもよい。
好ましくは、チャンバの底壁500は、装置を通る起泡した液体の送出流量を制御するための手段を備える。一般的な原理は、希釈液のジェットによる影響を受けることがある上向き壁502の側部に沿って上昇する液体層の生成を可能とするために、その結果、せん断量を高くするために、液体が、チャンバからあまり高速で出ないようにするということにある。図8aは、例えば、ジェットによりチャンバ内での液体に対する遠心効果が促進されることに起因して循環している液体の表面14を具体化する。
したがって、流量制御手段は、送出出口(単数又は複数)の寸法及び構成の制御によって、又は飲料調製中に出口を閉じるためにチャンバの出口で弁を使用することによって得られる。弁は、ピンチ弁とすることができる。
チャンバは、主希釈液入口55の上方に定置された副希釈液入口503を備えることができる。好ましくは、副希釈液入口503は、頂部に近接する。上記入口を通じて導入される希釈液は、通常、飲料調製後にチャンバを洗浄するために、又は大容量の飲料を調製するために使用される。
ホイッパーが無い効率的な溶解チャンバを使用すると、顧客に、穏やかで滑らかな溶解の良い光景が提供され、飲料の品質の知覚が増大する。
本発明を上記に示した実施形態を参照して説明したが、特許請求した本発明は、示したこれらの実施形態になんら限定されるものではないことが理解されるであろう。
特許請求の範囲に記載した本発明の範囲を逸脱しないかぎり、改変及び修正を加えてよい。更に、周知の同等物が特定の特徴に存在する場合、かかる同等物は、本明細書で具体的に表されるかのように組み込まれる。
本明細書で使用するとき、用語「を含む」「を含んでいる」、及び類似の単語は、限定的又は包括的なものとして解釈されるべきではない。換言すれば、これらは「を含むが、これらに限定されない」ことを意味することを目的としている。
1 飲料注出機
2 ハウジング
21 シェルフ
3 正面扉
31 開口部
4 容器
5、5A、5b、5c 混合チャンバ
51 混合チャンバ頂部
52 混合チャンバ底部
53 混合チャンバ中間部
54 飲料出口
55 希釈液入口
500 底壁
501 上側中央開口部
502 長手方向上向き壁
503 副希釈液入口
6、6a、6b、6c 照明装置
60 防壁
7 注出区域
8 ユーザインターフェース
9 投入装置
10可溶性飲料粉末又は濃縮物
11 希釈液
12 飲料
13 希釈液ジェット
14 液体表面
15 希釈液ジェット

Claims (15)

  1. 希釈液による可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物の溶解によって飲料を調製するためのプロセスであって、前記プロセスは、飲料注出機(1)内で実施され、前記飲料注出機は、
    1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを混合するための少なくとも1つの混合チャンバ(5、5a、5b、5c)
    を備え、前記混合チャンバは、少なくとも部分的に透明であり、前記プロセスは、
    1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物を前記混合チャンバに導入する工程と、
    投入された前記可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを前記混合チャンバ内で混合する工程と、
    前記混合チャンバから前記飲料を注出する工程と、
    前記混合チャンバを洗浄する工程と、
    を含み、
    前記プロセスにおいて、前記混合する工程の間にのみ前記飲料注出機の外側から前記混合チャンバの内容物を見えるようにする、プロセス。
  2. 前記飲料注出機の前記混合チャンバ(5、5a、5b、5c)は、ホイッパー無しチャンバである、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記混合チャンバ(5、5a、5b、5c)は、ジェットの形態で前記チャンバ内に前記希釈液を導入するように構成された少なくとも1つの希釈液入口(55)を備え、前記チャンバは、液体の渦流が前記チャンバ内に作られるように、かつ希釈液が前記チャンバに導入される間、前記チャンバに入る前記希釈液のジェットが前記渦流に衝突するように構成されている、請求項1又は2に記載のプロセス。
  4. 前記チャンバの少なくとも中間部分(53)が透明である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のプロセス。
  5. 前記飲料注出機は、少なくとも1つの照明装置(6、6a、6b、6c)を備え、飲料を調製するための前記プロセスにおいて、前記混合する工程の間にのみ前記照明装置のスイッチをオンにすることによって、前記飲料注出機の外側から前記混合チャンバの内容物を見えるようにする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプロセス。
  6. 前記少なくとも1つの照明装置(6、6a、6b、6c)は、前記飲料注出機の、前記混合チャンバの横方向一側の区域、又は前記飲料注出機の前面と前記混合チャンバとの間の区域に配置されている、請求項5に記載のプロセス。
  7. 前記飲料注出機は、複数の混合チャンバ(5a、5b、5c)を備え、1つの照明装置(6a、6b、6c)が、それぞれの混合チャンバに充てられている、請求項5又は6に記載のプロセス。
  8. 前記飲料注出機は、正面パネル(3)を備え、前記正面パネルは、前記少なくとも1つの混合チャンバが前記飲料注出機の外側から前記正面パネルを通して見える区域(31)を備え、好ましくは、前記チャンバの中間部分が見える、請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 前記少なくとも1つの混合チャンバ(5、5a、5b、5c)は、常に前記飲料注出機の外側から見え、
    前記飲料注出機は、照明装置(6、6a、6b、6c)を備え、
    前記混合する工程の間にのみ前記照明装置のスイッチをオンにすることによって、前記混合チャンバの内容物を見えるようにする、
    請求項1〜8のいずれか一項に記載のプロセス。
  10. 前記少なくとも1つの混合チャンバは、正面パネル(3)の後ろに配置されており、
    前記正面パネルのうち、前記混合チャンバの前、好ましくは、前記混合チャンバの中間部分の前に配置された少なくとも一部は、前記混合する工程の間にのみ透明である、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  11. 前記正面パネルのうち前記混合チャンバの前に配置された少なくとも一部は、マジックミラーであり、前記飲料注出機は、前記少なくとも1つの混合チャンバと前記マジックミラーとを照明するための少なくとも1つの照明装置(6、6a、6b、6c)を備え、前記混合する工程の間にのみ前記照明装置のスイッチをオンにする、請求項10に記載のプロセス。
  12. 前記正面パネルの少なくとも一部が、前記混合チャンバの中間部分に面した偏光ガラスである、請求項10に記載のプロセス。
  13. 飲料注出機(1)であって、
    少なくとも1つの飲料粉末又は濃縮物容器(4)と、
    1回量の可溶性飲料粉末又は飲料濃縮物と希釈液とを混合するための少なくとも1つのホイッパー無し混合チャンバ(5、5a、5b、5c)と、を備え、
    前記混合チャンバは、少なくとも部分的に透明であり、
    前記混合チャンバ(5、5a、5b、5c)は、ジェットの形態で前記チャンバ内に前記希釈液を導入するように構成された少なくとも1つの希釈液入口(55)を備え、前記チャンバは、液体の渦流が前記チャンバ内に作られるように、かつ希釈液が前記チャンバに導入される間、前記チャンバに入る前記希釈液のジェットが前記渦流に衝突するように構成されており、
    前記飲料注出機は、少なくとも1つの混合チャンバの内容物を照明するための少なくとも1つの照明装置(6、6a、6b、6c)を備え、
    前記飲料注出機は、一時的にのみ、前記飲料注出機の外側から前記チャンバの内容物が見えるように構成されている、
    飲料注出機(1)。
  14. 前記少なくとも1つの混合チャンバは、横方向の底壁(500)及び長手方向の上向き壁(502)と、少なくとも1つの希釈液入口(55)と、前記底壁に配置された少なくとも1つの飲料出口(54)と、を有するチャンバであり、
    前記希釈液入口(55)は、前記上向き壁の下部分を貫通して設けられており、かつ、前記チャンバの内側で、ある方向に沿って方向付けられた希釈液のジェットを前記チャンバ内に提供するように寸法決定され及び方向付けられており、前記方向は、前記チャンバの長手方向中央軸線(O)に対してオフセットしており、かつ、前記チャンバの横断平面に対してある角度で前記底壁に向かう方向で下向きに傾斜しており、
    前記飲料出口は、液体が前記上向き壁の側部に沿って、前記チャンバに入る前記希釈液のジェットまで更に上昇することを可能にするように構成されている、
    請求項13に記載の飲料注出機。
  15. 前記混合チャンバは、前記飲料出口を選択的に閉じるように構成された弁を備える、請求項14に記載の飲料注出機。
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