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JP6660207B2 - 情報表示プログラム、情報配信方法、および情報配信システム - Google Patents

情報表示プログラム、情報配信方法、および情報配信システム Download PDF

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JP6660207B2 JP2016033371A JP2016033371A JP6660207B2 JP 6660207 B2 JP6660207 B2 JP 6660207B2 JP 2016033371 A JP2016033371 A JP 2016033371A JP 2016033371 A JP2016033371 A JP 2016033371A JP 6660207 B2 JP6660207 B2 JP 6660207B2
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Description

本開示は、情報配信方法に関し、特に、飲料の自動販売機に関する情報を携帯通信端末に配信するための技術に関する。
電子マネーを利用できる自動販売機が普及している。電子マネーを利用できる自動販売機に関し、たとえば、特開2005−165764号公報(特許文献1)は、ICカードにより飲料を購入できる自動販売機を開示している。
特開2005−165764号公報
自動販売機の利用者は、電子マネーを利用することで飲料を容易に購入することができる。しかしながら、電子マネーを利用できる自動販売機は、飲料の売り上げを改善するものではない。飲料の売り上げを改善するために、近隣を通る人物の意識を自動販売機に向けさせることができる技術が望まれている。
本開示は上述のような問題点を解決するためになされたものであって、ある局面における目的は、自動販売機に意識を向けさせることが可能な情報表示プログラムを提供することである。自動販売機に意識を向けさせることが可能な情報配信方法を提供することである。さらに他の局面における目的は、自動販売機に意識を向けさせることが可能な情報配信システムを提供することである。
ある局面に従うと、携帯通信端末にインストールされ得る情報表示プログラムが提供される。上記携帯通信端末は、飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末、およびサーバーと通信することができる。上記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で発信する。上記情報表示プログラムは、上記携帯通信端末に、上記ビーコン端末から発信された上記電波を検知したことに基づいて、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記情報表示プログラムに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断するステップと、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記情報表示プログラムに予め関連付けられている上記識別情報とが一致する場合に、上記自動販売機に関する情報を取得するための要求を上記サーバーに送信するステップと、上記要求に応答して送信された上記情報を上記サーバーから受信するステップと、上記サーバーから受信した上記情報の内容を上記携帯通信端末に表示するステップとを実行させる。
好ましくは、上記ビーコン端末は、上記自動販売機の識別情報をさらに発信する。上記情報表示プログラムは、上記携帯通信端末に、上記自動販売機の識別情報を上記ビーコン端末から受信するステップと、上記ビーコン端末から受信した上記自動販売機の識別情報を上記サーバーに送信するステップとをさらに実行させる。上記サーバーから上記情報を受信するステップは、上記自動販売機の識別情報に応じて決められた上記情報を受信する。
好ましくは、上記情報表示プログラムは、上記携帯通信端末に、上記ビーコン端末から発信された上記電波の強度に応じて、上記ビーコン端末と上記携帯通信端末との間の距離を算出するステップと、上記算出された距離を上記サーバーに送信するステップとをさらに実行させる。上記サーバーから上記情報を受信するステップは、上記距離に応じて決められた上記情報を受信する。
好ましくは、上記情報表示プログラムは、上記携帯通信端末に、上記携帯通信端末において登録されている上記携帯通信端末のユーザー情報を上記サーバーに送信するステップと、上記ユーザー情報を上記サーバーに送信するステップとをさらに実行させる。上記サーバーから上記情報を受信するステップは、上記ユーザー情報に応じて決められた上記情報を受信する。
好ましくは、上記情報表示プログラムは、上記携帯通信端末に、上記携帯通信端末にインストールされているアプリケーションの種類を上記サーバーに送信するステップをさらに実行させる。上記サーバーから上記情報を受信するステップは、上記アプリケーションの種類に応じて決められた上記情報を受信する。
好ましくは、上記サーバーから上記携帯通信端末に送信される上記情報は、上記自動販売機で販売されている飲料の商品情報、または当該飲料の購入に応じて付与されるポイントを含む。
他の局面に従うと、携帯通信端末にインストールされ得るアプリケーションによる情報表示方法が提供される。上記携帯通信端末は、飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末、およびサーバーと通信することができる。上記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で発信する。上記情報表示方法は、上記ビーコン端末から発信された上記電波を検知したことに基づいて、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記アプリケーションに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断するステップと、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記アプリケーションに予め関連付けられている上記識別情報とが一致する場合に、上記自動販売機に関する情報を取得するための要求を上記サーバーに送信するステップと、上記要求に応答して送信された上記情報を上記サーバーから受信するステップと、上記サーバーから受信した上記情報の内容を上記携帯通信端末に表示するステップとを備える。
さらに他の局面に従うと、情報配信システムは、飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末と、上記ビーコン端末に対応しているアプリケーションがインストールされ得る携帯通信端末と、上記携帯通信端末と通信することが可能なサーバーとを備える。上記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で周囲に発信する。上記携帯通信端末は、上記ビーコン端末から発信された上記電波を検知したことに基づいて、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記アプリケーションに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断し、上記ビーコン端末の上記識別情報と、上記アプリケーションに予め関連付けられている上記識別情報とが一致する場合に、上記自動販売機に関する情報を取得するための要求を上記サーバーに送信し、上記要求に応答して送信された上記情報を上記サーバーから受信し、上記サーバーから受信した上記情報の内容を上記携帯通信端末に表示する。
ある局面において、自動販売機に意識を向けさせることができる。
本発明の上記および他の目的、特徴、局面および利点は、添付の図面と関連して理解される本発明に関する次の詳細な説明から明らかとなるであろう。
第1の実施の形態に従う情報配信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第1の実施の形態に従う情報配信システムにおけるデータの流れを示すシーケンス図である。 第1の実施の形態における識別情報の内容を示す図である。 第1の実施の形態におけるアプリケーションリストの内容を示す図である。 第1の実施の形態における配信情報テーブルの内容を示す図である。 第1の実施の形態における配信情報を表示している携帯通信端末を表わす図である。 第1の実施の形態におけるデーターベースの内容を示す図である。 第1の実施の形態に従う携帯通信端末における配信情報の受信処理を表わすフローチャートである。 第1の実施の形態における配信情報の種類を決定する処理を表わすフローチャートである。 第1の実施の形態に従う情報配信システムの主要なハードウェア構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に従う情報配信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第2の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。 第2の実施の形態における配信情報テーブルの内容を示す図である。 第3の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。 第3の実施の形態における配信情報テーブルの内容を示す図である。 第4の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。 第4の実施の形態における配信情報テーブルの内容を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に従う各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらについての詳細な説明は繰り返さない。なお、以下で説明される各実施の形態および各変形例は、適宜選択的に組み合わされてもよい。
<第1の実施の形態>
[情報配信システム500の装置構成]
図1を参照して、情報配信システム500のシステム構成について説明する。図1は、情報配信システム500のシステム構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報配信システム500は、携帯通信端末100と、飲料の自動販売機200と、情報配信サーバー300とで構成されている。
図1には、スマートフォンとしての携帯通信端末100が示されているが、携帯通信端末100は、スマートフォンに限定されない。携帯通信端末100は、たとえば、タブレット端末、ウェラブル端末、ノートPC(Personal Computer)、デジタルカメラ、電子辞書などであってもよい。本実施の形態における携帯通信端末100は、少なくとも、通信機能と、情報表示機能とを備えていればよい 。
また、図1には、情報配信システム500が1つの携帯通信端末100で構成されている例が示されているが、情報配信システム500は、複数の携帯通信端末100で構成されてもよい。同様に、情報配信システム500は、複数の自動販売機200で構成されてもよい。同様に、情報配信システム500は、複数の情報配信サーバー300で構成されてもよい。
自動販売機200には、ビーコン端末200Aが取り付けられている。ビーコン端末200Aは、たとえば、iBeacon(登録商標)機能を搭載している。ビーコン端末200Aは、定期的に周囲に電波を発信する。あるいは、自動販売機200の近接センサー(図示しない)が、人、車両その他の存在を検知した場合に、ビーコン端末200Aは、電波を発信してもよい。当該電波は、たとえばブロードキャストで送信される。別の局面において、指向性を有する電波が発信されてもよい。
携帯通信端末100のユーザーがビーコン端末200Aの通信範囲240Aに入ったことに基づいて、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知することができる。携帯通信端末100およびビーコン端末200Aの間の通信は、近距離無線通信によって実現される。一例として、近距離無線通信は、Bluetooth(登録商標)通信、BLE(Bluetooth Low Energy)通信、NFC(Near field communication)、またはWi−Fi通信などで実現される。
携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられる電波を検知したことに基づいて、ビーコン端末200Aに対応しているアプリケーション(以下、「専用アプリケーション」ともいう。)が携帯通信端末100にインストールされているか否かを判断する。専用アプリケーションには、対応しているビーコン端末を識別するための識別情報(たとえば、ビーコンID)が予め関連付けられている。携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから受信したビーコンIDと、専用アプリケーションに予め関連付けられているビーコンIDとが一致するか否かを判断する。携帯通信端末100は、これらのビーコンIDが一致する場合、情報配信サーバー300から自動販売機200に関する情報(以下、「配信情報」ともいう。)を受信する。携帯通信端末100は、情報配信サーバー300から受信した配信情報の内容を表示する。
このように、携帯通信端末100のユーザーが自動販売機200に近付いたことに基づいて、携帯通信端末100は、自動販売機200に関する配信情報を情報配信サーバー300から受信し、当該配信情報の内容を自動的に表示する。自動販売機200に関する配信情報が携帯通信端末100に通知されることで、携帯通信端末100のユーザーに対する飲料の購買意欲が促進される。
[情報配信時におけるデータフロー]
図2〜図7を参照して、情報配信システム500におけるデータの流れについて説明する。図2は、情報配信システム500におけるデータの流れを示すシーケンス図である。
ステップS10において、自動販売機200のビーコン端末200Aは、自身の識別情報242を定期的に周囲に電波で発信する。図3は、ビーコン端末200Aから発信される識別情報242の内容を示す図である。図3に示されるように、識別情報242は、UUID(Universally Unique Identifier)と、メジャー値と、マイナー値とを含む。UUIDには、たとえば、ビーコン端末200Aを識別するためのビーコンID(Identification)が割り当てられる。メジャー値には、たとえば、自動販売機を識別するための自動販売機IDが割り当てられる。マイナー値には、たとえば、自動販売機200に関する他の付属情報が割り当てられる。
ステップS20において、携帯通信端末100のユーザーは、ビーコン端末200Aの通信範囲に入ったとする。携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aとの通信を確立し、ビーコン端末200Aから識別情報242を受信する。
ステップS22において、携帯通信端末100は、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションの中から、ビーコン端末200Aに対応しているアプリケーション(すなわち、専用アプリケーション)を検索する。専用アプリケーションの検索は、たとえば、図4に示されるアプリケーションリスト124に基づいて実行される。図4は、アプリケーションリスト124の内容を示す図である。アプリケーションリスト124は、後述するように携帯通信端末100の記憶装置120(図10参照)に格納されている。
アプリケーションリスト124において、携帯通信端末100にインストールされている各アプリケーションの識別情報(たとえば、アプリケーションID)が規定されている。各アプリケーションIDには、対応しているビーコン端末の識別情報(たとえば、ビーコンID)が対応付けられている。携帯通信端末100は、アプリケーションリスト124に規定されているビーコンIDの中から、ステップS20でビーコン端末200Aから受信したビーコンIDを検索する。携帯通信端末100は、アプリケーションリスト124においてビーコン端末200Aに対応するビーコンIDを検索できた場合には、当該ビーコンIDに対応付けられている専用アプリケーションが携帯通信端末100にインストールされていると判断する。
以下では、専用アプリケーションが携帯通信端末100にインストールされているものとする。ステップS24において、携帯通信端末100は、専用アプリケーションを起動する。
ステップS30において、携帯通信端末100は、自動販売機200に関する配信情報の送信要求を情報配信サーバー300に送信する。このとき、携帯通信端末100は、ステップS20でビーコン端末200Aから受信した識別情報242を情報配信サーバー300に送信する。すなわち、携帯通信端末100は、ビーコンIDと自動販売機IDとを情報配信サーバー300に送信する。
ステップS32において、情報配信サーバー300は、ステップS20で携帯通信端末100から受信した識別情報242に基づいて、携帯通信端末100に配信する情報の種類を決める。配信情報の種類は、たとえば、識別情報242に規定されている自動販売機IDに応じて決められる。すなわち、配信情報の種類は、ユーザーが近付いた自動販売機に応じて変えられる。
一例として、情報配信サーバー300は、図5に示される配信情報テーブル324に基づいて、配信情報の種類を決める。図5は、配信情報テーブル324の内容を示す図である。配信情報テーブル324は、後述するように情報配信サーバー300の記憶装置320(図10参照)に格納されている。配信情報テーブル324において、自動販売機の識別情報(たとえば、自動販売機ID)と、配信情報の種類とが互いに関連付けられている。情報配信サーバー300は、配信情報テーブル324に規定されている自動販売機IDの中から、ステップS30で携帯通信端末100から受信した自動販売機IDを検索する。当該自動販売機IDが検索された場合には、携帯通信端末100は、当該自動販売機IDに対応付けられている配信情報を配信対象として決定する。なお、配信情報の種類は、識別情報242に規定されているビーコンIDに応じて決められてもよい。この場合、配信情報テーブル324における各配信情報には、ビーコンIDがさらに対応付けられる。
ステップS34において、情報配信サーバー300は、配信対象として決定された配信情報を携帯通信端末100に送信する。ある局面において、配信情報は、自動販売機200で販売されている飲料の商品情報を含む。これにより、飲料の販売業者は、自動販売機200に近付いたユーザーに対して飲料を宣伝することができる。
他の局面において、配信情報は、自動販売機200で販売されている飲料の購入に応じて付与されるポイントを含む。付与されるポイントは、飲料の種類ごとに予め決められている。付与されるポイントは、たとえば、専用アプリケーションで管理される。付与されたポイントは、飲料やその他の景品に交換され得る。
さらに他の局面において、配信情報は、自動販売機200が設置されている地域の情報を含む。他にも、配信情報は、自動販売機200で利用可能なクーポンや自動販売機200の近隣の店で利用可能なクーポンを含んでもよい。他にも、配信情報は、携帯通信端末100のユーザーにとって有益な情報を含んでもよい。
ステップS36において、携帯通信端末100は、自動販売機の識別IDに応じて決められた配信情報を情報配信サーバー300から受信し、当該配信情報の内容を表示する。図6は、配信情報を表示している携帯通信端末100を表わす図である。図6に示されるように、携帯通信端末100は、たとえば、自動販売機200で販売されている飲料を表わす商品リスト181を表示する。商品リスト181は、販売されている各飲料の画像、当該飲料の商品名、当該飲料の値段などを含む。好ましくは、新発売の飲料やキャンペーン中の飲料の表示は、他の飲料の表示よりも強調される。
ステップS40において、携帯通信端末100のユーザーは、自動販売機200で飲料を購入したとする。
ステップS42において、自動販売機200は、飲料が購入されたことに基づいて、購入された飲料に関する商品情報を情報配信サーバー300に送信する。当該商品情報は、たとえば、購入された飲料の商品IDと、当該飲料の商品名と、当該飲料の値段と、当該飲料の購入日時とを含む。
ステップS44において、情報配信サーバー300は、ステップS42で自動販売機200から受信した商品情報を、ステップS34で携帯通信端末100に送信された配信情報に関連付けた上で、これらの情報を図7に示されるデーターベース326に追加する。図7は、データーベース326の内容を示す図である。データーベース326は、後述するように情報配信サーバー300の記憶装置320(図10参照)に格納されている。データーベース326に追加される商品情報は、たとえば、購入された飲料の商品IDと、当該飲料の商品名と、当該飲料の値段と、当該飲料の購入日時とを含む。
このように、配信情報の種類と、購入された飲料の商品情報とがデーターベース326に蓄積される。データーベース326が分析されることで、飲料の購入に繋がった配信情報が特定され得る。
[携帯通信端末100の制御構造]
図8を参照して、携帯通信端末100の制御構造について説明する。図8は、携帯通信端末100における配信情報の受信処理を表わすフローチャートである。図8の処理は、携帯通信端末100の制御装置101(図10参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS100において、制御装置101は、周囲から受信した信号に基づいて、ビーコン端末200Aから電波を検知したか否かを判断する。制御装置101は、ビーコン端末200Aから電波を検知したと判断した場合(ステップS100においてYES)、制御をステップS102に切り替える。そうでない場合には(ステップS100においてNO)、制御装置101は、ステップS100の処理を再び実行する。
ステップS110において、制御装置101は、上述のアプリケーションリスト124(図4参照)に基づいて、ビーコン端末200Aに対応しているアプリケーション(すなわち、専用アプリケーション)が携帯通信端末100にインストールされているか否かを判断する。当該判断方法は上述の通りであるので、その説明については繰り返さない。制御装置101は、専用アプリケーションが携帯通信端末100にインストールされていると判断した場合(ステップS110においてYES)、制御をステップS122に切り替える。そうでない場合には(ステップS110においてNO)、制御装置101は、制御をステップS112に切り替える。
ステップS112において、制御装置101は、専用アプリケーション122をインストールするように携帯通信端末100のユーザーに促す。一例として、制御装置101は、専用アプリケーション122のインストールを促すメッセージを携帯通信端末100に表示するとともに、専用アプリケーション122をインストールするためのサイトのURL(Uniform Resource Locator)を携帯通信端末100に表示する。
ステップS120において、制御装置101は、ユーザー操作に基づいて、専用アプリケーション122のインストールが実行されたか否かを判断する。制御装置101は、専用アプリケーション122のインストールが実行されたと判断した場合(ステップS120においてYES)、制御をステップS122に切り替える。そうでない場合には(ステップS120においてNO)、制御装置101は、本制御処理を終了する。
ステップS122において、制御装置101は、ビーコン端末200Aの識別情報(たとえば、ビーコンID)と、自動販売機200の識別情報(たとえば、自動販売機ID)とを情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100から受信したビーコンIDおよび自動販売機IDに応じて配信情報の種類を決定し、当該配信情報を携帯通信端末100に送信する。
ステップS124において、制御装置101は、情報配信サーバー300から配信情報を受信する。
ステップS126において、制御装置101は、ビーコン端末200Aから受信した配信情報の内容を表示する。一例として、配信情報は、自動販売機200で販売されている飲料の商品情報を含み、制御装置101は、当該商品情報の内容を携帯通信端末100に表示させる。
[情報配信サーバー300の制御構造]
図9を参照して、情報配信サーバー300の制御構造について説明する。図9は、配信情報の種類を決定する処理を表わすフローチャートである。図9の処理は、情報配信サーバー300の制御装置301(図10参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。
ステップS300において、制御装置301は、自動販売機200の識別情報を携帯通信端末100から受信したか否かを判断する。制御装置301は、ビーコン端末200Aの識別情報を携帯通信端末100から受信したと判断した場合(ステップS300においてYES)、制御をステップS310に切り替える。そうでない場合には(ステップS300においてNO)、制御装置301は、ステップS300の処理を再び実行する。
ステップS310において、制御装置301は、上述の配信情報テーブル324(図5参照)を参照して、携帯通信端末100に送信する配信情報の種類を決定する。配信情報の決定方法は上述の通りであるので、その説明については繰り返さない。
ステップS320において、制御装置301は、ステップS310で決定された配信情報を携帯通信端末100に送信する。
[情報配信システム500のハードウェア構成]
図10を参照して、情報配信システム500のハードウェア構成の一例について説明する。図10は、情報配信システム500の主要なハードウェア構成を示すブロック図である。
図10に示されるように、情報配信システム500は、携帯通信端末100と、自動販売機200と、情報配信サーバー300とを備える。携帯通信端末100、自動販売機200、および情報配信サーバー300は、それぞれネットワーク接続されている。
(携帯通信端末100のハードウェア構成)
まず、携帯通信端末100のハードウェアについて説明する。携帯通信端末100は、制御装置101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、通信インターフェイス104と、ディスプレイ105と、記憶装置120とを含む。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU(Central Processing Unit)、少なくとも1つのASIC(Application Specific Integrated Circuit)、少なくとも1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
制御装置101は、専用アプリケーション122などの各種プログラムを実行することで携帯通信端末100の動作を制御する。制御装置101は、専用アプリケーション122の実行命令を受け付けたことに基づいて、専用アプリケーション122を記憶装置120からROM102に読み出す。RAM103は、ワーキングメモリとして機能し、専用アプリケーション122の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス104は、アンテナ(図示しない)を介して、他の通信機器との間でデータを送受信する。他の通信機器は、たとえば、自動販売機200、ビーコン端末200A、情報配信サーバー300、他の情報通信装置などを含む。携帯通信端末100は、通信インターフェイス104を介して、専用アプリケーション122をダウンロードできるように構成されてもよい。
ディスプレイ105は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、またはその他の表示機器である。一例として、ディスプレイ105は、タッチパネル(図示しない)に重ねられており、専用アプリケーション122に対する操作をタッチ操作で受け付ける。
記憶装置120は、たとえば、eMMC(Embedded MultiMediaCard)などの記憶媒体である。一例として、記憶装置120は、専用アプリケーション122(情報表示プログラム)、上述のアプリケーションリスト124、後述する登録情報126などを格納する。専用アプリケーション122、アプリケーションリスト124、および登録情報126の格納場所は、記憶装置120に限定されず、たとえば、制御装置101の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM102、RAM103、または外部記憶装置などに格納されてもよい。
なお、専用アプリケーション122は、単体のプログラムとしてではなく、任意のプログラムの一部に組み込まれて提供されてもよい。この場合、任意のプログラムと協働して本実施の形態に従う制御処理が実現される。このような一部のモジュールを含まないプログラムであっても、本実施の形態に従う携帯通信端末100の趣旨を逸脱するものではない。さらに、専用アプリケーション122によって提供される機能の一部または全部は、専用のハードウェアによって実現されてもよい。さらに、携帯通信端末100と自動販売機200と情報配信サーバー300とが協働して、専用アプリケーション122によって提供される機能の一部または全部が実現されてもよい。さらに、少なくとも1つのサーバーが本実施の形態に従う処理を実現する所謂クラウドサービスのような形態で専用アプリケーション122が構成されてもよい。
(自動販売機200のハードウェア構成)
引き続き図10を参照して、自動販売機200のハードウェアについて説明する。自動販売機200は、制御装置201と、ROM202と、RAM203と、通信インターフェイス204と、識別装置205と、タイマー206と、記憶装置220とを含む。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
制御装置201は、自動販売機200の制御プログラムを実行することで自動販売機200の動作を制御する。制御装置201は、自動販売機200の制御プログラムの実行命令を受け付けたことに基づいて、自動販売機200の制御プログラムを記憶装置220からROM202に読み出す。RAM203は、ワーキングメモリとして機能し、自動販売機200の制御プログラムの実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス204は、アンテナ(図示しない)などが接続される。通信インターフェイス204は、アンテナを介して、他の通信機器との間でデータを送受信する。他の通信機器は、たとえば、携帯通信端末100、ビーコン端末200A、情報配信サーバー300、他の情報通信装置などを含む。
識別装置205は、紙幣の種類や硬貨の種類を識別するための装置である。識別装置205による識別結果は制御装置201に出力される。制御装置201は、入金額が飲料の値段以上になったことに基づいて、当該飲料を購入可能な状態にする。
タイマー206は、時間を計測するための装置である。制御装置201は、飲料の購入日時などをタイマー206から取得する。
記憶装置220は、たとえば、ハードディスクなどの記憶媒体である。一例として、記憶装置220は、自動販売機200で販売されている飲料に関する商品情報222などを格納する。商品情報222は、たとえば、自動販売機200で販売されている各飲料の商品ID、当該飲料の商品名、当該飲料の値段などを含む。商品情報222の格納場所は、記憶装置220に限定されず、たとえば、制御装置201の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM202、RAM203、または外部記憶装置などに格納されてもよい。
(情報配信サーバー300のハードウェア構成)
引き続き図10を参照して、情報配信サーバー300のハードウェアについて説明する。情報配信サーバー300は、制御装置301と、ROM302と、RAM303と、通信インターフェイス304と、記憶装置320とを含む。
制御装置101は、たとえば、少なくとも1つの集積回路によって構成される。集積回路は、たとえば、少なくとも1つのCPU、少なくとも1つのASIC、少なくとも1つのFPGA、またはそれらの組み合わせなどによって構成される。
制御装置301は、情報配信プログラム322などの各種プログラムを実行することで情報配信サーバー300の動作を制御する。制御装置301は、情報配信プログラム322の行命令を受け付けたことに基づいて、情報配信プログラム322を記憶装置320からROM302に読み出す。RAM303は、ワーキングメモリとして機能し、情報配信プログラム322の実行に必要な各種データを一時的に格納する。
通信インターフェイス304は、アンテナ(図示しない)を介して、他の通信機器との間でデータを送受信する。他の通信機器は、たとえば、携帯通信端末100、自動販売機200、他の情報通信装置などを含む。情報配信サーバー300は、通信インターフェイス304を介して、本実施の形態に従う情報配信プログラム322をダウンロードできるように構成されてもよい。
記憶装置320は、たとえば、ハードディスクや外付けの記憶媒体である。一例として、記憶装置320は、情報配信プログラム322、上述の配信情報テーブル324(図5参照)、上述のデーターベース326(図7参照)などを格納する。情報配信プログラム322、配信情報テーブル324、およびデーターベース326の格納場所は、記憶装置320に限定されず、たとえば、制御装置301の記憶領域(たとえば、キャッシュなど)、ROM302、RAM303、または外部記憶装置などに格納されてもよい。
[小括]
以上のようにして、携帯通信端末100のユーザーが自動販売機200のビーコン端末200Aに近付いたことに基づいて、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから、ビーコン端末200AのビーコンIDおよび自動販売機200の自動販売機IDを受信する。携帯通信端末100は、これらのIDをビーコン端末200Aから受信したことに基づいて、専用アプリケーションに予め関連付けられているビーコンIDと、ビーコン端末200Aから受信したビーコンIDとが一致するか否かを判断する。携帯通信端末100は、これらのIDが一致する場合、ビーコン端末200Aから受信したビーコンIDおよび自動販売機IDを情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100から受信したビーコンIDおよび自動販売機IDに基づいて配信情報の種類を決定し、当該配信情報を携帯通信端末100に送信する。携帯通信端末100は、情報配信サーバー300から受信した配信情報の内容を表示する。これにより、携帯通信端末100は、自動販売機200の近くを通る人物の注目を自動販売機200に向けさせることができる。
<第2の実施の形態>
[概要]
第1の実施の形態においては、自動販売機200の識別情報(たとえば、自動販売機ID)に応じて異なる配信情報が配信されていた。これに対して、第2の実施の形態においては、携帯通信端末100とビーコン端末200Aとの間の距離(以下、「ユーザー距離」ともいう。)に応じて異なる配信情報が配信される。
図11を参照して、第2の実施の形態に従う情報配信システム500について説明する。図11は、第2の実施の形態に従う情報配信システム500のシステム構成の一例を示す図である。なお、第2の実施の形態に従う情報配信システム500のハードウェア構成などは、第1の実施の形態に従う情報配信システム500と同じであるので、以下では、それらの説明については繰り返さない。
携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから受信した電波の強度に応じてユーザー距離を算出する。当該電波強度とユーザー距離との関係は、携帯通信端末100において予め定められている。
好ましくは、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発信された電波の強度に応じて、現在のユーザー距離を複数の距離カテゴリーのいずれかに分類する。距離カテゴリーは、たとえば、「Far」、「Near」、「Immediate」を含む。
「Far」は、たとえば、ビーコン端末200Aを中心とする半径1m〜10m程度の範囲を表わす。「Far」を表わす範囲は、図11において通信範囲240Aとして表わされている。ユーザー距離が「Far」に属する場合、情報配信サーバー300は、携帯通信端末100に配信情報Aを送信する。配信情報Aは、たとえば、自動販売機200で利用できるクーポンなどである。
「Near」は、たとえば、ビーコン端末200Aを中心とする半径数cm〜1m程度の範囲を表わす。「Near」を表わす範囲は、図11において通信範囲240Bとして表わされている。ユーザー距離が「Near」に属する場合、情報配信サーバー300は、携帯通信端末100に配信情報Bを送信する。配信情報Bは、たとえば、自動販売機200で販売されている飲料に関する情報である。
「Immediate」は、たとえば、ビーコン端末200Aを中心とする半径数cm未満の範囲を表わす。「Immediate」を表わす範囲は、図11において通信範囲240Cとして表わされている。ユーザー距離が「Immediate」に属する場合、情報配信サーバー300は、携帯通信端末100に配信情報Cを送信する。配信情報Cは、たとえば、販売予定の飲料やキャンペーン予定の飲料に関する情報である。
以上のように、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発信された電波の強度に応じてユーザー距離を算出する。携帯通信端末100は、算出されたユーザー距離を情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、ユーザー距離に応じて配信情報の種類を決定する。携帯通信端末100は、ユーザー距離に応じて決められた配信情報を情報配信サーバー300から受信し、当該配信情報の内容を表示する。これにより、ユーザー距離に応じた適切な配信情報が携帯通信端末100に送信される。
好ましくは、情報配信サーバー300は、ユーザーの進行方向に応じて異なる配信情報を送信してもよい。より具体的には、情報配信サーバー300は、携帯通信端末100からユーザー距離を定期的に受信する。情報配信サーバー300は、定期的に受信したユーザー距離に基づいて、携帯通信端末100が自動販売機200に近付いているか否かを判断する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100が自動販売機200に近付いていると判断した場合、自動販売機200で販売されている商品に関する情報を携帯通信端末100に配信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100が自動販売機200から遠ざかっていると判断した場合、自動販売機200の近隣で利用可能なクーポンや、自動販売機200で今後販売される商品の情報などを携帯通信端末100に送信する。
[情報配信サーバー300の制御構造]
図12を参照して、第2の実施の形態に従う情報配信サーバー300の制御構造について説明する。図12は、第2の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。図12の処理は、情報配信サーバー300の制御装置301(図10参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。なお、図12に示されるステップS300,S320の処理については図9で説明した通りであるので、それらの説明については繰り返さない。
ステップS312において、制御装置301は、携帯通信端末100とビーコン端末200Aとの間の距離(すなわち、ユーザー距離)を携帯通信端末100から受信する。ユーザー距離は、たとえば、予め定められた複数の距離カテゴリーのいずれかで表わされている。距離カテゴリーは、たとえば、「Far」、「Near」、「Immediate」を含む。
ステップS314において、制御装置301は、ステップS300で携帯通信端末100から受信した自動販売機IDと、ステップS312で携帯通信端末100から受信したユーザー距離とに基づいて配信情報の種類を決定する。配信情報の種類は、たとえば、図13に示される配信情報テーブル324Aに基づいて決定される。図13は、配信情報テーブル324Aの内容を示す図である。配信情報テーブル324Aは、たとえば、情報配信サーバー300の記憶装置320(図10参照)に格納されている。
配信情報テーブル324Aにおいて、自動販売機の識別情報(たとえば、自動販売機ID)と、ユーザー距離に応じた距離カテゴリーと、配信情報の種類とがそれぞれ互いに関連付けられている。制御装置301は、配信情報テーブル324Aから、ステップS300で受信した自動販売機IDと、ステップS312で受信した距離カテゴリーとに対応付けられている配信情報を配信対象として決定する。
[小括]
以上のようにして、第2の実施の形態に従う情報配信サーバー300は、携帯通信端末100とビーコン端末200Aとの間の距離(すなわち、ユーザー距離)に応じて配信情報の種類を決める。これにより、情報配信サーバー300は、ユーザー距離に応じた適切な配信情報を携帯通信端末100に送信することができる。
<第3の実施の形態>
[概要]
第1の実施の形態においては、自動販売機200の識別情報(たとえば、自動販売機ID)に応じて異なる配信情報が配信されていた。これに対して、第3の実施の形態においては、携帯通信端末100のユーザー情報に応じて異なる配信情報が配信される。なお、第3の実施の形態に従う情報配信システム500のハードウェア構成などは、第1の実施の形態に従う情報配信システム500と同じであるので、以下では、それらの説明については繰り返さない。
携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知したことに基づいて、携帯通信端末100のユーザー情報を情報配信サーバー300に送信する。当該ユーザー情報は、ユーザーによって携帯通信端末100に予め登録されている。
ユーザー情報の登録は、たとえば、携帯通信端末100にインストールされている専用アプリケーション122(図10参照)によって受け付けられる。より具体的には、専用アプリケーション122は、ユーザー情報の登録操作を受け付けたことに基づいて、ユーザー情報の登録画面を携帯通信端末100に表示する。ユーザーは、当該登録画面において、自身の性別と、自身の名前と、自身の生年月日と、自身の職業などを入力することができる。ユーザーが登録画面における登録ボタンを選択すると、専用アプリケーション122は、登録画面に入力されたユーザー情報を登録情報126(図10参照)として携帯通信端末100の記憶装置120(図10参照)に格納する。
携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知したことに基づいて、携帯通信端末100において登録されている携帯通信端末100のユーザー情報を情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100から受信したユーザー情報に基づいて、携帯通信端末100に送信する配信情報の種類を決定する。携帯通信端末100は、ユーザー情報に応じて決められた配信情報を情報配信サーバー300から受信し、当該配信情報の内容を表示する。これにより、情報配信サーバー300は、ユーザーの属性(たとえば、性別や年齢など)に合った配信情報を送信することができる。その結果、自動販売機200における飲料の売り上げが上がる。
好ましくは、携帯通信端末100または自動販売機200は、配信情報が配信されたことを周囲に報知する。報知方法は、任意である。一例として、携帯通信端末100または自動販売機200は、ユーザーの属性(たとえば、名前やニックネーム)などを音声で発してもよい。これにより、ユーザーの注意が、より確実に、自動販売機200に引き付けられる。
[情報配信サーバー300の制御構造]
図14を参照して、第3の実施の形態に従う情報配信サーバー300の制御構造について説明する。図14は、第3の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。図14の処理は、情報配信サーバー300の制御装置301(図10参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。なお、図14に示されるステップS300,S320の処理については図9で説明した通りであるので、それらの説明については繰り返さない。
ステップS312Aにおいて、制御装置301は、ユーザー情報を携帯通信端末100から受信する。当該ユーザー情報は、たとえば、ユーザーの性別、ユーザーの年齢、ユーザーの職業などを含む。
ステップS314Aにおいて、制御装置301は、ステップS300で携帯通信端末100から受信した自動販売機IDと、ステップS312Aで携帯通信端末100から受信したユーザー情報とに基づいて配信情報の種類を決定する。配信情報の種類は、たとえば、図15に示される配信情報テーブル324Bに基づいて決定される。図15は、配信情報テーブル324Bの内容を示す図である。配信情報テーブル324Bは、たとえば、情報配信サーバー300の記憶装置320(図10参照)に格納されている。
配信情報テーブル324Bにおいて、自動販売機の識別情報(たとえば、自動販売機ID)と、ユーザー情報と、配信情報の種類とがそれぞれ互いに関連付けられている。当該ユーザー情報は、たとえば、ユーザーの性別、ユーザーの年齢、ユーザーの職業などを含む。制御装置301は、配信情報テーブル324Bから、ステップS300で受信した自動販売機IDと、ステップS312Aで受信したユーザー情報とに対応付けられている配信情報を配信対象として決定する。
[小括]
以上のようにして、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知したことに基づいて、携帯通信端末100に登録されているユーザー情報を情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100から受信したユーザー情報に基づいて、携帯通信端末100に送信する配信情報の種類を決める。これにより、情報配信サーバー300は、ユーザーの属性(たとえば、性別や年齢など)に合った配信情報を送信することができる。
<第4の実施の形態>
[概要]
第1の実施の形態においては、自動販売機200の識別情報(たとえば、自動販売機ID)に応じて異なる配信情報が配信されていた。これに対して、第4の実施の形態においては、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションの種類に応じて異なる種類の配信情報が配信される。なお、第4の実施の形態に従う情報配信システム500のハードウェア構成などは、第1の実施の形態に従う情報配信システム500と同じであるので、以下では、それらの説明については繰り返さない。
携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知したことに基づいて、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションの情報(以下、「アプリケーション情報」ともいう。)を情報配信サーバー300に送信する。アプリケーション情報は、たとえば、上述のアプリケーションリスト124(図4参照)においてアプリケーションIDとして規定されている。
情報配信サーバー300は、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションの種類に応じて、携帯通信端末100に送信する配信情報の種類を決定する。携帯通信端末100は、インストールされているアプリケーションの種類に応じて決められた配信情報を情報配信サーバー300から受信し、当該配信情報の内容を表示する。携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションは、携帯通信端末100のユーザーの趣向を表わすので、情報配信サーバー300は、ユーザーの趣向に合わせた配信情報を携帯通信端末100に送信することができる。
[情報配信サーバー300の制御構造]
図16を参照して、第4の実施の形態に従う情報配信サーバー300の制御構造について説明する。図16は、第4の実施の形態における配信情報の決定処理を表わすフローチャートである。図16の処理は、情報配信サーバー300の制御装置301(図10参照)がプログラムを実行することにより実現される。他の局面において、処理の一部または全部が、回路素子またはその他のハードウェアによって実行されてもよい。なお、図16に示されるステップS300,S320の処理については図9で説明した通りであるので、それらの説明については繰り返さない。
ステップS312Bにおいて、制御装置301は、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションの情報(すなわち、アプリケーション情報)を携帯通信端末100から受信する。アプリケーション情報は、携帯通信端末100にインストールされている各アプリケーションの識別情報(たとえば、アプリケーションID)を含む。
ステップS314Bにおいて、制御装置301は、ステップS300で携帯通信端末100から受信した自動販売機IDと、ステップS312Bで携帯通信端末100から受信したアプリケーション情報とに基づいて配信情報の種類を決定する。配信情報の種類は、たとえば、図17に示される配信情報テーブル324Cに基づいて決定される。図17は、配信情報テーブル324Cの内容を示す図である。配信情報テーブル324Cは、たとえば、情報配信サーバー300の記憶装置320(図10参照)に格納されている。
配信情報テーブル324Cにおいて、自動販売機の識別情報(たとえば、自動販売機ID)と、アプリケーションIDと、配信情報の種類とがそれぞれ互いに関連付けられている。制御装置301は、配信情報テーブル324Cから、ステップS300で受信した自動販売機IDと、ステップS312Bで受信したアプリケーションIDとに対応付けられている配信情報を配信対象として取得する。
[小括]
以上のようにして、携帯通信端末100は、ビーコン端末200Aから発せられた電波を検知したことに基づいて、携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションのIDを情報配信サーバー300に送信する。情報配信サーバー300は、携帯通信端末100から受信したアプリケーションIDに基づいて、携帯通信端末100に送信する配信情報の種類を決める。携帯通信端末100にインストールされているアプリケーションは、携帯通信端末100のユーザーの趣向を表わすので、情報配信サーバー300は、ユーザーの趣向に合わせた配信情報を携帯通信端末100に送信することができる。
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
100 携帯通信端末、101,201,301 制御装置、102,202,302 ROM、103,203,303 RAM、104,204,304 通信インターフェイス、105 ディスプレイ、120,220,320 記憶装置、122 専用アプリケーション、124 アプリケーションリスト、126 登録情報、181 商品リスト、200,ID 自動販売機、200A ビーコン端末、205 識別装置、206 タイマー、222 商品情報、240A〜240C 通信範囲、242 識別情報、300 情報配信サーバー、322 情報配信プログラム、324,324A〜324C 配信情報テーブル、326 データーベース、500 情報配信システム。

Claims (7)

  1. 携帯通信端末にインストールされ得る情報表示プログラムであって、
    前記携帯通信端末は、飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末、およびサーバーと通信することができ、
    前記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で発信し、
    前記情報表示プログラムは、前記携帯通信端末に、
    前記ビーコン端末から発信された前記電波を検知したことに基づいて、前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記情報表示プログラムに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断するステップと、
    前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記情報表示プログラムに予め関連付けられている前記識別情報とが一致する場合に、前記自動販売機に関する情報を取得するための要求と、前記携帯通信端末にインストールされているアプリケーションの情報とを前記サーバーに送信するステップと、
    前記要求に応答して送信された前記情報を前記サーバーから受信するステップと、
    前記サーバーから受信した前記情報の内容を前記携帯通信端末に表示するステップとを実行させ、
    前記サーバーから前記情報を受信するステップは、前記アプリケーションの情報に応じて決められた前記情報を受信する、情報表示プログラム。
  2. 前記ビーコン端末は、前記自動販売機の識別情報をさらに発信し、
    前記情報表示プログラムは、前記携帯通信端末に、
    前記自動販売機の識別情報を前記ビーコン端末から受信するステップと、
    前記ビーコン端末から受信した前記自動販売機の識別情報を前記サーバーに送信するステップとをさらに実行させ、
    前記サーバーから前記情報を受信するステップは、前記自動販売機の識別情報に応じて決められた前記情報を受信する、請求項1に記載の情報表示プログラム。
  3. 前記情報表示プログラムは、前記携帯通信端末に、
    前記ビーコン端末から発信された前記電波の強度に応じて、前記ビーコン端末と前記携帯通信端末との間の距離を算出するステップと、
    前記算出された距離を前記サーバーに送信するステップとをさらに実行させ、
    前記サーバーから前記情報を受信するステップは、前記距離に応じて決められた前記情報を受信する、請求項1または2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記情報表示プログラムは、前記携帯通信端末に、
    前記携帯通信端末において登録されている前記携帯通信端末のユーザー情報を前記サーバーに送信するステップと、
    前記ユーザー情報を前記サーバーに送信するステップとをさらに実行させ、
    前記サーバーから前記情報を受信するステップは、前記ユーザー情報に応じて決められた前記情報を受信する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
  5. 前記サーバーから前記携帯通信端末に送信される前記情報は、前記自動販売機で販売されている飲料の商品情報、または当該飲料の購入に応じて付与されるポイントを含む、請求項1〜のいずれか1項に記載の情報表示プログラム。
  6. 携帯通信端末にインストールされ得るアプリケーションによる情報表示方法であって、
    前記携帯通信端末は、飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末、およびサーバーと通信することができ、
    前記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で発信し、
    前記情報表示方法は、
    前記ビーコン端末から発信された前記電波を検知したことに基づいて、前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記アプリケーションに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断するステップと、
    前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記アプリケーションに予め関連付けられている前記識別情報とが一致する場合に、前記自動販売機に関する情報を取得するための要求と、前記携帯通信端末にインストールされているアプリケーションの情報とを前記サーバーに送信するステップと、
    前記要求に応答して送信された前記情報を前記サーバーから受信するステップと、
    前記サーバーから受信した前記情報の内容を前記携帯通信端末に表示するステップとを備え、
    前記サーバーから前記情報を受信するステップは、前記アプリケーションの情報に応じて決められた前記情報を受信する、情報表示方法。
  7. 情報配信システムであって、
    飲料の自動販売機に備えられるビーコン端末と、
    前記ビーコン端末に対応しているアプリケーションがインストールされ得る携帯通信端末と、
    前記携帯通信端末と通信することが可能なサーバーとを備え、
    前記ビーコン端末は、自身の識別情報を電波で周囲に発信し、
    前記携帯通信端末は、
    前記ビーコン端末から発信された前記電波を検知したことに基づいて、前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記アプリケーションに予め関連付けられている識別情報とが一致するか否かを判断し、
    前記ビーコン端末の前記識別情報と、前記アプリケーションに予め関連付けられている前記識別情報とが一致する場合に、前記自動販売機に関する情報を取得するための要求と、前記携帯通信端末にインストールされているアプリケーションの情報とを前記サーバーに送信し、
    前記要求に応答して、前記アプリケーションの情報に応じて決められた前記情報を前記サーバーから受信し、
    前記サーバーから受信した前記情報の内容を前記携帯通信端末に表示する、情報配信システム。
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