JP6650597B2 - 酸窒化膜の製造方法 - Google Patents
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Description
リアクタを備えた装置のリアクタ内に基板を配置するステップ(a)、
網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)を前記リアクタ内に供給する網目形成体供給ステップ(b)、
前記金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)を前記リアクタ内に供給する金属供給ステップ(c)、
酸素ガス及び/又はオゾンガスを前記リアクタ内に供給する酸素供給ステップ(d)、
アンモニアガス及び/又は窒素ガスを前記リアクタ内に供給する窒素供給ステップ(e)、及び
送気ガスを前記リアクタ内に供給する送気ガス供給ステップ(f)、を含む、
金属元素及び網目形成体を構成する元素を含有する酸窒化膜の製造方法を提供する。
まず、本発明者によって得られた知見について説明する。
ALD法は、表面への気体の自己完結性の交互反応に頼る薄膜堆積技術である。膜は、2種以上の反応剤の逐次パルス供給によって形成され、気相反応を避けるために、プリカーサーのパルス供給の間に不活性ガスによるパージが用いられる。理想的条件下に作業が行われると、プリカーサーのパルス供給時において、全ての表面がプリカーサーにより確実に飽和する。その結果、膜の成長は、パルス供給時のプリカーサーの飽和密度に応じて決まる。他のほとんどの堆積及び結晶成長法と異なり、理想的な場合には、プリカーサーの分布、又は、膜を形成する結合の生成速度に依存しない。このため、各パルス供給に対して、露出した全ての表面での一様な膜成長が保証される。また、PLD法やスパッタリング法に起こりうる下地層へのダメージは、ALD法では回避される。
前記金属元素がアルカリ金属元素又はアルカリ土類金属元素であり、
リアクタを備えた装置のリアクタ内に基板を配置するステップ(a)、
網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)を前記リアクタ内に供給する網目形成体供給ステップ(b)、
前記金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)を前記リアクタ内に供給する金属供給ステップ(c)、
酸素ガス及び/又はオゾンガスを前記リアクタ内に供給する酸素供給ステップ(d)、
アンモニアガス及び/又は窒素ガスを前記リアクタ内に供給する窒素供給ステップ(e)、及び
送気ガスを前記リアクタ内に供給する送気ガス供給ステップ(f)、を含む、
金属元素及び網目形成体を構成する元素を含有する酸窒化膜の製造方法を提供する。
本開示の製造方法のステップ(a)では、リアクタ2内に基板を配置する。基板に用いる材料としては、特に限定されないが、例えば、金属(Au等)、金属複合酸化物、樹脂(ポリエステル系基材、ポリカーボネート系基材、フッ素樹脂系基材、アクリル樹脂系基材等)、ガラス(ソーダ石灰ガラス、石英ガラス等)、セラミックス(酸化アルミニウム、シリコン、ガリウムナイトライド、サファイア、シリコンカーバイド等)等が挙げられる。プロセスチャンバー2内の温度は、特に限定されないが、成膜を良好に進行させる点から、250〜550℃でもよく、300〜500℃でもよく、320〜480℃でもよい。プロセスチャンバーの温度が高すぎると、成膜が良好に進行しないおそれがあり、低すぎると、プリカーサーに炭素を含む場合に燃焼しないおそれがある。
網目形成体供給ステップ(b)では、網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)をリアクタ2内に供給する。図1において、バルブV2を開いて、網目形成体プリカーサー(P−1)を含む供給部(例えばボトル)3からリアクタ2に網目形成体プリカーサー(P−1)を供給する。供給部3の温度は、特に限定されないが、網目形成体プリカーサー(P−1)の蒸気圧が高いことを考慮し、1〜50℃でもよく、5〜45℃程度でもよい。図1の装置1において、供給部3より配管中に放出された網目形成体プリカーサー(P−1)をプロセスチャンバー2に押し流すことを目的として、供給部3からプロセスチャンバー2に接続する配管中に補助ガス供給部7から補助ガスを供給するために、成膜中はマニュアルバルブ(Mv8)を常時開いておいてもよい。マニュアルバルブ(Mv8)を通じて供給される補助ガスの流量は、特に限定されないが、20〜60ml/minであってもよく、25〜50ml/minであってもよい。また、図1の装置1において、金属プリカーサー(P−2)の放出量に応じて、網目形成体プリカーサー流量制御用ニードルバルブ4(Vneedle)を最適な開度(例えば、10〜60%)に調整して、網目形成体プリカーサー(P−1)の流量を制御することができる。
金属供給ステップ(c)では、アルカリ金属元素又はアルカリ土類金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)をリアクタ2内に供給する。図1において、バルブV1を開いて、金属プリカーサー(P−2)を含む供給部6からリアクタ2に、金属プリカーサー(P−2)を供給する。供給部6の温度は、特に限定されないが、金属プリカーサー(P−2)の蒸気圧が低いことを考慮し、90〜190℃でもよく、95〜180℃でもよい。図1の装置1において、供給部6より配管中に放出された金属プリカーサー(P−2)をプロセスチャンバー2に押し流すことを目的として、供給部6からプロセスチャンバー2に接続する配管中に補助ガス供給部9から補助ガスを供給するために、成膜中はマニュアルバルブ(Mv9)を常時開いておいてもよい。マニュアルバルブ(Mv9)を通じて供給される補助ガスの流量は、特に限定されないが、20〜60ml/minでもよく、30〜55ml/minでもよい。金属プリカーサー(P−2)の種類に応じて、さらに必要な場合には、バルブV4を開いて補助ガス供給部10から補助ガスを供給し、金属プリカーサー(P−2)を押し出してもよい。補助ガスの流量は、マスフローコントローラー5で制御でき、特に限定されないが、1〜30ml/minでもよく、5〜20ml/minでもよい。ステップ(c)に用いる補助ガスの温度は、特に限定されないが、成膜に影響することから、100〜300℃でもよく、120〜280℃でもよい。
酸素供給ステップ(d)では、酸素ガス及び/又はオゾンガスをリアクタ2内に供給する。なお、ステップ(d)は、プラズマALDの場合、プラズマ処理によってラジカル酸素をリアクタ2内に供給する酸素供給ステップ(d’)とすることができる。オゾンガスは、例えば、特表2011−508826号公報に記載されるように、OT−020オゾン発生装置(Ozone Technology社)に酸素ガスを供給して製造することができる。図1において、バルブV7を開いて、酸素供給部12から酸素供給源となるガス(酸素ガス及び/又はオゾンガス)をリアクタ2内に供給する。酸素供給源となるガスの流量は、マスフローコントローラー5で制御でき、20〜60ml/minでもよく、30〜50ml/minでもよい。酸素供給源となるガスの濃度は、特に限定されないが、100%(例えば、100%酸素ガス)でもよい。酸素供給源となるガスの温度は、特に限定されないが、成膜に影響することから、100〜300℃でもよく、120〜280℃でもよい。
窒素供給ステップ(e)では、アンモニアガス及び/又は窒素ガスをリアクタ2内に供給する。なお、ステップ(e)は、プラズマALDの場合、プラズマ処理によってラジカル窒素をリアクタ2内に供給する窒素供給ステップ(e’)とすることができる。図1において、バルブV6を開いて、窒素供給部13から窒素供給源となるガス(アンモニアガス及び/又は窒素ガス)をリアクタ2内に供給する。窒素供給源となるガスの流量は、マスフローコントローラー5で制御でき、20〜60ml/minでもよく、30〜50ml/minでもよい。窒素供給源となるガスの濃度は、特に限定されないが、100%(例えば、100%アンモニアガス)でもよい。窒素供給源となるガスの温度は、特に限定されないが、成膜に影響することから、100〜300℃でもよく、120〜280℃でもよい。
送気ガス供給ステップ(f)では、送気ガスをリアクタ2内に供給する。送気ガスをリアクタ2内に供給することによって、パージを行う。図1において、バルブV3を開いて、送気ガス供給部14から送気ガスをリアクタ2内に供給する。送気ガスの流量は、マスフローコントローラー5で制御でき、20〜60ml/minでもよく、30〜50ml/minでもよい。送気ガスの温度は、特に限定されないが、成膜に影響することから、100〜300℃でもよく、120〜280℃でもよい。
以下の方法で、LiPON膜を製造した。装置は、図1の構成を有する装置を用いた。プリカーサーを配置する供給部には、プリカーサボトル(Japan Advanced Chemicals Ltd.製)を使用した。プロセスチャンバー、プリカーサボトル、及び配管にはSUS316を使用した。加熱は、プロセスチャンバー、プリカーサボトル、及び配管にリボンヒーターを巻き、リボンヒーターを加熱することで行った。以下に記載する各温度は熱電対を用いて測定し、温度コントローラーを用いて部分ごとに温度制御を行った。リアクタ2内に配置されたサンプルホルダーにはSUS316を使用した。各マスフローコントローラー(MFC)及びバルブの制御は、シーケンサーMELSEC-Q(三菱電機株式会社製)及び制御プログラム(日本スプリード株式会社製)を用いて行った。MFCとしては、アルゴン及び酸素ガス流量制御にはSEC-E40(型式;株式会社堀場エステック製)とアンモニア用にSEC-N112MGM(型式;株式会社堀場エステック製)とをそれぞれ使用した。ニードルバルブ4として、蒸気圧の高いTDMAPの流量制御ために、ベローズ・シール・バルブ(型番:SS-4BMG、Swagelok社製)を使用した。プロセスチャンバーの真空度はピラニーゲージ(TPR280 DN16 ISO-KF:PFEIFFER VACUUM製)で測定した。成膜中のプロセスチャンバー真空度は、アングルバルブの開度で10-1Pa〜103Paに制御した。
図2に示される工程を用い、繰り返しサイクル数を250とした以外は、実施例1と同様にして、LiPON膜を製造した(組成:Li2.35PO3.58N0.28)。
基板上にコバルト酸リチウム(LiCoO2)層を設け、その上に製造した以外は、実施例1と同様にして、LiPON膜を製造した。さらに、LiPON膜上に、観察のために保護膜としてオスミウム膜をスパッタ装置(HPC−1SW、株式会社真空デバイス)を用いてスパッタ法によって成膜した。得られたLiPON膜をSTEMで観察したところ、膜厚は約340nmであった。
ステップ(c)におけるリチウム系プリカーサーのパルス時間、及び繰り返しサイクル数を表2に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして、LiPON膜を製造した。
ステップ(e)以外のステップではバルブV6を開かない点、ステップ(c)におけるリチウム系プリカーサーのパルス時間を3秒とした点、及び繰り返しサイクル数を900とした点以外は、実施例1と同様にしてLiPON膜を製造した。
ステップ(c)におけるリチウム系プリカーサーのパルス時間、及び繰り返しサイクル数を表3に示すように変更した以外は、実施例6と同様にして、LiPON膜を製造した。
実施例1、実施例4〜8で得られたLiPON膜について、X線光電分光法(XPS)によって深さ方向の組成分析を行った。具体的には、装置(商品名:PHI 5000 Versaprobe、アルバック・ファイ株式会社)を用いて、LiPON膜についてXPS測定とArスパッタを繰り返すことにより、膜の深さ方向の元素濃度変化を測定した。
1回目のサイクルのステップ(b)開始と同時にバルブV6を開かず、バルブV6を閉じままとし、基板に石英ガラスを用い、繰り返しサイクル数を999とした以外は、実施例1と同様にして、LiPON膜を製造した。
ALD法ではなく、スパッタ法を用いてLiPON膜を製造した。具体的には、プレーナ式マグネトロンスパッタ装置によって製造した。
2 リアクタ(プロセスチャンバー)
3 網目形成体プリカーサー用供給部
4 網目形成体プリカーサー流量制御用ニードルバルブ
5 マスフローコントローラー
6 金属プリカーサー用供給部
7,8,9,10 補助ガス供給部
11 排気マニュアルバルブ
12 酸素供給部
13 窒素供給部
14 送気ガス供給部
Claims (9)
- 金属元素及び網目形成体を構成する元素を含有する酸窒化膜の製造方法であって、
前記金属元素がアルカリ金属元素又はアルカリ土類金属元素であり、
リアクタを備えた装置のリアクタ内に基板を配置するステップ(a)、
網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)を前記リアクタ内に供給する網目形成体供給ステップ(b)、
前記金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)を前記リアクタ内に供給する金属供給ステップ(c)、
酸素ガス及び/又はオゾンガスを前記リアクタ内に供給する酸素供給ステップ(d)、
アンモニアガスを前記リアクタ内に供給するアンモニア供給ステップ(e)、及び
送気ガスを前記リアクタ内に供給する送気ガス供給ステップ(f)、を含み、
前記網目形成体供給ステップ(b)、前記金属供給ステップ(c)、前記酸素供給ステップ(d)、及び前記送気ガス供給ステップ(f)とを含むサイクルが繰り返されている間、前記アンモニアガスを供給し続ける、
金属元素及び網目形成体を構成する元素を含有する酸窒化膜の製造方法。 - 前記網目形成体供給ステップ(b)、前記金属供給ステップ(c)、前記酸素供給ステップ(d)、及び前記送気ガス供給ステップ(f)からなる群から選ばれる少なくとも一つのステップにおいてアンモニアガスを同時に供給する、
請求項1に記載の酸窒化膜の製造方法。 - 前記網目形成体ステップ(b)と前記金属供給ステップ(c)とを別々に行う、請求項1又は2に記載の酸窒化膜の製造方法。
- 前記金属元素が、Li、Na、Mg、及びCaからなる群より選ばれる少なくとも1種類を含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の酸窒化膜の製造方法。
- 前記網目形成体を構成する元素が、P、B、Si、及びVからなる群より選ばれる少なくとも1種類を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の酸窒化膜の製造方法。
- 前記金属元素がLiを含み、
前記網目形成体を構成する元素がPを含み、
前記酸窒化膜が、Li、P、O、及びNを含む、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の酸窒化膜の製造方法。 - 膜厚が、200nm以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の酸窒化膜の製造方法。
- 網目形成体プリカーサー(P−1)の供給部とリアクタに接続する配管及び金属プリカーサー(P−2)の供給部とリアクタに接続する配管の温度が、網目形成体プリカーサー(P−1)の供給部の温度及び金属プリカーサー(P−2)の供給部の温度のいずれか高いほうの温度より55℃以上高い、請求項1〜7のいずれか1項に記載の酸窒化膜の製造方法。
- リアクタ、制御部、
網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)を前記リアクタ内に供給する網目形成体プリカーサー(P−1)供給部、
金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)を前記リアクタ内に供給する金属供給部、
酸素ガス及び/又はオゾンガスを前記リアクタ内に供給する酸素供給部、
アンモニアガスを前記リアクタ内に供給するアンモニア供給部、及び
送気ガスを前記リアクタ内に供給する送気ガス供給部、を備え、
前記制御部が、網目形成体を構成する元素を含む網目形成体プリカーサー(P−1)を前記リアクタ内に供給する網目形成体供給ステップ(b)、金属元素を含む金属プリカーサー(P−2)を前記リアクタ内に供給する金属供給ステップ(c)、酸素ガス及び/又はオゾンガスを前記リアクタ内に供給する酸素供給ステップ(d)、アンモニアガスを前記リアクタ内に供給するアンモニア供給ステップ(e)、及び送気ガスを前記リアクタ内に供給する送気ガス供給ステップ(f)、を実行することができ、
前記網目形成体供給ステップ(b)、前記金属供給ステップ(c)、前記酸素供給ステップ(d)、及び前記送気ガス供給ステップ(f)とを含むサイクルが繰り返されている間、前記アンモニアガスを供給し続ける、
酸窒化膜の製造装置。
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