JP6645107B2 - H形鋼及びその製造方法 - Google Patents
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Cは、鋼材の焼入れ性向上に有効な元素であり、ベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトを主体とする金属組織を得るため、Cの含有量を0.05%以上とする。焼入れ性を高めて高温強度を上昇させるためには、Cの含有量を0.07%以上にすることが好ましい。一方、0.15%を超えてCを含有すると、大入熱溶接の際のHAZにおいて、多くのマルテンサイト−オーステナイト混合組織(以下、MA相と称することがある)や、炭化物が生成し、HAZの靭性を低下させる場合や、溶接HAZの再熱脆化が顕著になる場合がある。したがって、Cの含有量の上限を0.15%とする。
Siは、脱酸元素であるとともに、焼入れ性の向上にも寄与する元素であり、含有量は0.01%以上とする。H形鋼の強度を高めるには、Siの含有量を0.05%以上とすることが好ましい。一方、Siの含有量が過剰である場合、大入熱溶接の際のHAZのMAの生成を促進させ、HAZの靱性を低下させる場合がある。そのため、Siの含有量の上限を0.50%にすることが必要である。HAZの靭性を高めるには、Siの含有量の上限を0.30%にすることが好ましい。
Mnは、焼入性の向上に有効であり、ベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトを主体とする金属組織を得るため、Mnの含有量を0.50%以上とする。H形鋼の高温強度を高めるためには、Mnの含有量を0.70%以上とすることが好ましい。一方、Mnは、粒界に偏析し溶接HAZの再熱脆化を助長する傾向がある。これを考慮して、Mnの含有量は、上限を1.60%とする。
Tiは、炭化物及び窒化物を析出し、また、粒界での他元素の炭化物及び窒化物の生成を抑制することにより、溶接HAZの再熱脆化の抑制に寄与する元素である。また、Tiの窒化物は溶接時のHAZにおいてオーステナイト粒の成長をピニングによって抑制し、溶接HAZの靭性向上に寄与する。これを考慮して、Tiの含有量は、0.005%以上とする。Tiの含有量の好ましい下限は、0.008%である。一方、Tiの含有量が、0.030%を超えると、粗大な窒化物の形成により、溶接HAZの靭性が低下する。これを考慮して、Tiの含有量は、上限を0.030%に制限する。
Alは、鋼材の脱酸に必要な元素であるため、含有量の下限値は0.01%である。Alの含有量の好ましい下限は、0.02%であり、更に好ましくは、0.03%である。一方、Alの含有量が0.100%を超えると、粗大な酸化物クラスターを形成し、鋼材の靱性を損なう場合がある。これを考慮して、Alの含有量の上限値を0.100%とする。Alの含有量の好ましい上限は、0.050%である。
Nは、各種合金元素と窒化物を形成して、高温強度向上に寄与する。また、Tiと窒化物を形成して、溶接時のHAZにおいてピニング効果により、オーステナイト粒の細粒化をもたらし、溶接HAZの靭性向上に寄与する。そこで、Nの含有量は、0.0010%以上とする。Nの含有量の好ましい下限は、0.0020%である。しかし、Nの含有量が過剰になると、HAZの粒界に析出する窒化物が粗大化し、HAZの再熱脆化が顕著になる場合がある。そのため、Nの含有量の上限を0.0050%に制限する。Nの含有量の好ましい上限は、0.0040%である。
Pは不純物であり、母材及び溶接HAZの靭性を低下させる場合がある。そこで、Pの含有量の上限を0.030%に制限する。Pの含有量の好ましい上限は、0.020%である。Pの含有量の下限は規定しないが、製鋼工程でのコストの上昇を抑制するため、0.001%以上とすることが好ましい。
Sは不純物であり、粗大なMnSが生成すると、母材及び溶接HAZの靭性を低下させる場合がある。そこで、Sの含有量の上限を0.020%に制限する。Sの含有量の好ましい上限は、0.010%である。Sの含有量の下限は規定しないが、製鋼工程でのコストの上昇を抑制するため、0.0001%以上とすることが好ましい。
Moは、従来、析出強化によって高温強度を高めるために添加されていた元素である。しかし、Moの含有量が0.05%を超えると、溶接HAZの再熱脆化が顕著になる場合がある。そのため、Moの含有量を0.05%以下に制限する。Moの含有量の下限は規定せず、0%でもよい。
Nbは、従来、固溶強化によって高温強度を高めるために添加されていた元素である。しかし、Nbの含有量が0.005%を超えると、溶接HAZの再熱脆化が顕著になる場合がある。そのため、Nbの含有量を0.005%以下に制限する。Nbの含有量の下限は規定せず、0%でもよい。
Vは、従来、析出強化によって高温強度を高めるために添加されていた元素である。しかし、Vの含有量が0.01%を超えると、溶接HAZの再熱脆化が顕著になる場合がある。そのため、Vの含有量を0.01%以下に制限する。Vの含有量の下限は規定せず、0%でもよい。
Bは、微量の添加で焼入れ性の向上に寄与し、転位密度が高い金属組織の生成を促進させ、高温強度の向上に有効な元素である。しかし、Bは溶接HAZの再熱脆化を助長する場合があることから、意図的に添加せず、上限を不純物レベルの0.0003%に制限する。Bの含有量の下限は規定せず、0%でもよい。
Oは不純物であり、他元素と結合し粗大な酸化物が生成すると、母材及び溶接HAZの靭性を低下させる場合がある。そのため、Oの含有量の上限を0.010%に制限する。Oの含有量の好ましい上限は、0.0050%であり、更に好ましくは0.0030%である。Oの含有量の下限は規定しないが、製鋼工程での脱酸コストの上昇を抑制するため、0.0001%以上とすることが好ましい。
Crは、焼入れ性を向上させて室温強度及び高温強度の向上に寄与する元素である。この効果を得るためには、Crの含有量を0.01%以上とすることが好ましい。また、Crは、微細なCr炭化物を形成し、溶接HAZの粒界における炭化物の生成を抑制し、溶接HAZの再熱脆化を抑制する効果がある。この効果を得るためには、Crの含有量を0.10%以上とすることが好ましい。一方、Crを過剰に添加すると、溶接HAZにMAが増加して靭性が低下する場合がある。そのため、Crの含有量の上限を0.50%とする。より好ましくは、Crの含有量を0.40%以下とし、更に好ましくは0.30%以下とする。
Wは、焼入れ性を向上させることにより、室温強度及び高温強度の向上に寄与する元素である。この効果を得るためには、Wの含有量を0.01%以上とすることが好ましい。一方、Wを過剰に添加すると、溶接HAZにMAが増加して、靭性が低下する場合がある。そのため、Wの含有量を上限を0.50%とする。より好ましくは、Wの含有量を0.40%以下とし、更に好ましくは0.30%以下とする。
Cuは、焼入れ性を向上させることにより、室温強度及び高温強度の向上に有効な元素である。この効果を得るためには、Cuの含有量を0.01%以上とすることが好ましい。より好ましくは、Cuの含有量を0.10%以上と添加する。一方、Cuは、溶接HAZの再熱脆化を助長する元素でもある。そのため、Cuの含有量の上限を0.50%にすることが好ましい。より好ましいCuの含有量の上限は、0.30%である。
Niは、焼入れ性を向上させることにより、室温強度及び高温強度の向上に有効な元素である。この効果を得るためには、Niの含有量を0.01%以上とすることが好ましい。より好ましくは、Niの含有量を0.10%以上とする。一方、Niの含有量が0.5%を超えると、溶接HAZのMAの生成を助長して靭性を低下させる場合がある。そこで、Niの含有量の上限を0.50%とする。より好ましいNiの含有量の上限は、0.35%であり、更に好ましい上限は0.20%である。
Zrは、鋼材中の硫化物の形態を制御し、硫化物による母材靭性の低下を低減する効果がある。このような効果を得るためには、Zrの含有量を0.002%以上とすることが好ましい。一方、Zrの含有量が0.010%を超えると、粒界に偏析して溶接HAZの再熱脆化を助長する場合がある。そのため、Zrの含有量の上限を0.010%とする。より好ましいZr量の上限は、0.005%である。
Mg及びCaは、鋼材中の硫化物の形態を制御し、硫化物による母材靭性の低下を低減する効果がある。このような効果を得るためには、Mg及びCaの含有量を、それぞれ、0.0005%以上とすることが好ましい。一方、Mg及びCaは、それぞれ、0.005%を超えて含有しても、効果が飽和する。そこで、Mg及びCaの含有量は、上限をそれぞれ0.005%とする。
Y及びLaは、鋼材中の硫化物の形態を制御し、硫化物による母材靭性の低下を低減する効果がある。この効果を得るためには、Y及びLaの含有量を、それぞれ、0.001%以上とすることが好ましい。一方、Y及びLaは、それぞれ、0.050%を超えて含有しても、効果が飽和する。そこで、Y及びLaの含有量は、上限をそれぞれ0.050%とする。
本発明のH形鋼は、1000〜1350℃の鋼片を800℃以上で熱間圧延する熱間圧延工程と、前記熱間圧延工程後、前記鋼片を加速冷却する加速冷却工程を含む。以下、各工程について説明する。
熱間圧延工程は、粗圧延、中間圧延及び仕上圧延を行う工程である。各圧延において、粗圧延ではブレークダウン圧延機、中間圧延ではユニバーサル圧延機及びエッジング圧延機、仕上圧延ではユニバーサル圧延機等を用いることができる。鋼片の温度は、合金元素の固溶を促進するために、1000℃以上とする。炭化物や窒化物の再固溶を促進するためには、鋼片の温度が1100℃以上であることが好ましい。一方、鋼片の温度が1350℃を超えると、スケールの生成量が増加するといった問題や、スケールが溶解するといった問題が生じる場合がある。そこで、鋼片の温度の上限を1350℃とする。好ましくは、鋼片の温度を、1300℃以下とする。
加速冷却工程は、熱間圧延工程後の鋼片を加速冷却する工程である。加速冷却では、加速冷却装置等、種々の冷却制御手段を用いて、空冷よりも速い冷却速度で冷却する。加速冷却によって導入される転位密度によって、H形鋼の高温強度が確保されるので、省合金化によってコストを削減し、更には溶接HAZの再熱脆化も防止することができる。鋼片の温度がより高温であれば、加速冷却効果は大きくなることから、熱間圧延工程後、直ちに加速冷却することが好ましい。加速冷却の停止温度が高すぎるとベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトの生成量が減少する。したがって、本発明では、加速冷却の停止温度を600℃以下とする。加速冷却の停止温度は550℃以下が好ましく、500℃以下がより好ましく、室温まで加速冷却を行ってもよい。すなわち、加速冷却工程により、鋼片を300℃以下に加速冷却することができる。また、鋼片を300〜600℃に加速冷却することができる。
本発明では、加速冷却工程後に、焼戻し熱処理工程を行ってもよい。この焼戻し熱処理により、室温強度を大きく低下させ、かつ高温強度は大きく低下させないという効果を得ることが出来る。この効果により、室温強度に比して高い高温強度を確保するH形鋼となり、耐火性能を十分に得ることが出来る。焼戻し熱処理の温度範囲は、室温強度の低下を目的として400℃以上とし、かつ高温強度の低下を抑制するために上限を650℃とする。より好ましくは、上限を600℃とする。
2 加熱炉
3a 粗圧延機
3b 中間圧延機
3c 仕上圧延機
4a 中間圧延機前後面の水冷装置
4b 仕上圧延機後面の水冷装置
10 H形鋼
11 フランジ
12 ウェブ
13 評価部位
F 断面におけるフランジの長さ
H H形鋼の高さ
t1 断面におけるウェブの厚み
t2 断面におけるフランジの厚み
Claims (10)
- H形鋼であって、
質量%で、
C :0.05〜0.15%、
Si:0.01〜0.50%、
Mn:0.50〜1.60%、
Ti:0.005〜0.030%、
Al:0.01〜0.100%、
N :0.0010〜0.0050%
を含有し、
P :0.030%以下、
S :0.020%以下、
Mo:0.05%以下、
Nb:0.005%以下、
V :0.01%以下、
B :0.0003%以下、
O :0.010%以下
に制限し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、
下記式(1)によって求められる炭素当量Ceqが0.46質量%以下であり、
前記H形鋼のH形の断面において、フランジの長さ方向で表面から1/6の位置であって、フランジの厚さ方向で表面から1/4の位置における、金属組織は、ベイナイトの面積率が20%以上であり、かつ、ベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトの合計の面積率が90%以上である、H形鋼。
Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ・・・式(1)
(式(1)において、C、Mn、Si、Ni、Cr、Mo及びVは、各元素の含有量(質量%)であり、含有しない場合は0である。) - 前記H形鋼は、質量%で、
Cr:0.50%以下、
W :0.50%以下、
Cu:0.50%以下、
Ni:0.50%以下、
のうち、1種又は2種以上を含有する請求項1に記載のH形鋼。 - 前記H形鋼は、質量%で、
Zr:0.010%以下、
Mg:0.005%以下、
Ca:0.005%以下、
Y :0.050%以下、
La:0.050%以下、
のうち、1種又は2種以上を含有する請求項1又は2に記載のH形鋼。 - フランジの厚さが80mm以下であり、
前記フランジの長さ方向で表面から1/6の位置であって、前記フランジの厚さ方向で表面から1/4の位置における、室温での降伏強度又は0.2%耐力が325MPa以上、引張強度が490MPa以上であり、600℃での0.2%耐力が217MPa以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載のH形鋼。 - H形鋼の製造方法であって、
1000〜1350℃の鋼片を800℃以上で熱間圧延する熱間圧延工程と、
前記熱間圧延工程後、前記鋼片を300℃以下に加速冷却する加速冷却工程を含み、
前記鋼片は、質量%で、
C :0.05〜0.15%、
Si:0.01〜0.50%、
Mn:0.50〜1.60%、
Ti:0.005〜0.030%、
Al:0.01〜0.100%、
N :0.0010〜0.0050%
を含有し、
P :0.030%以下、
S :0.020%以下、
Mo:0.05%以下、
Nb:0.005%以下、
V :0.01%以下、
B :0.0003%以下、
O :0.010%以下
に制限し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、
下記式(1)によって求められる炭素当量Ceqが0.46質量%以下であり、前記H形鋼は、H形の断面において、フランジの長さ方向で表面から1/6の位置であって、フランジの厚さ方向で表面から1/4の位置における、金属組織は、ベイナイトの面積率が20%以上であり、かつ、ベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトの合計の面積率が90%以上であるH形鋼の製造方法。
Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ・・・式(1)
(式(1)において、C、Mn、Si、Ni、Cr、Mo及びVは、各元素の含有量(質量%)であり、含有しない場合は0である。) - H形鋼の製造方法であって、
1000〜1350℃の鋼片を800℃以上で熱間圧延する熱間圧延工程と、
前記熱間圧延工程後、前記鋼片を300〜600℃に加速冷却する加速冷却工程を含み、
前記鋼片は、質量%で、
C :0.05〜0.15%、
Si:0.01〜0.50%、
Mn:0.50〜1.60%、
Ti:0.005〜0.030%、
Al:0.01〜0.100%、
N :0.0010〜0.0050%
を含有し、
P :0.030%以下、
S :0.020%以下、
Mo:0.05%以下、
Nb:0.005%以下、
V :0.01%以下、
B :0.0003%以下、
O :0.010%以下
に制限し、残部がFe及び不純物からなる鋼組成を有し、
下記式(1)によって求められる炭素当量Ceqが0.46質量%以下であり、前記H形鋼は、H形の断面において、フランジの長さ方向で表面から1/6の位置であって、フランジの厚さ方向で表面から1/4の位置における、金属組織は、ベイナイトの面積率が20%以上であり、かつ、ベイナイト及び擬ポリゴナルフェライトの合計の面積率が90%以上であるH形鋼の製造方法。
Ceq=C+Mn/6+Si/24+Ni/40+Cr/5+Mo/4+V/14 ・・・式(1)
(式(1)において、C、Mn、Si、Ni、Cr、Mo及びVは、各元素の含有量(質量%)であり、含有しない場合は0である。) - 前記加速冷却工程後、前記鋼片をそのまま放冷する放冷工程を含む、請求項6に記載のH形鋼の製造方法。
- 前記加速冷却工程後、前記鋼片を400〜650℃の温度範囲で保持して焼戻し熱処理する焼戻し熱処理工程を含む、請求項5〜7のいずれか1項に記載のH形鋼の製造方法。
- 前記鋼片は、質量%で、
Cr:0.50%以下、
W :0.50%以下、
Cu:0.50%以下、
Ni:0.50%以下、
のうち、1種又は2種以上を含有する請求項5〜8のいずれか1項に記載のH形鋼の製造方法。 - 前記鋼片は、質量%で、
Zr:0.010%以下、
Mg:0.005%以下、
Ca:0.005%以下、
Y :0.050%以下、
La:0.050%以下、
のうち、1種又は2種以上を含有する請求項5〜9のいずれか1項に記載のH形鋼の製造方法。
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