[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6535701B2 - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6535701B2
JP6535701B2 JP2017107597A JP2017107597A JP6535701B2 JP 6535701 B2 JP6535701 B2 JP 6535701B2 JP 2017107597 A JP2017107597 A JP 2017107597A JP 2017107597 A JP2017107597 A JP 2017107597A JP 6535701 B2 JP6535701 B2 JP 6535701B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
illumination
light
imaging
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017107597A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018201648A (ja
Inventor
菅野 哲生
哲生 菅野
大河 北口
大河 北口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
Priority to JP2017107597A priority Critical patent/JP6535701B2/ja
Publication of JP2018201648A publication Critical patent/JP2018201648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6535701B2 publication Critical patent/JP6535701B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、医療用の撮像装置に関するもので、特に、患部の撮像とともに血流などの観測を行う撮像装置に関するものである。
従来、体腔内の組織を観察する内視鏡システムが広く知られており、白色光の照射によって体腔内の被観察部を撮像して通常画像を得、その通常画像をモニタ画面上に表示する電子式内視鏡システムが広く実用化されている。
また、上記のような内視鏡システムとしては、通常画像とともに、励起光の照射によって被観察部から発せられた自家蛍光画像を撮像して自家蛍光画像を得、モニタ画面上に表示する蛍光画像撮像システムが広く実用化されている。
たとえば、蛍光造影剤であるインドシアニングリーン(ICG)の投与による血管血流や病変組織での蛍光観察は以前より行われており、750〜790mmの励起光照射に対して830〜840mmの蛍光が得られることが一般で知られている。波長帯的には近赤外のため、ここで得られる画像はモノクロであり、得られる輝度変化画像により観察者が目視で血管内血流の確認を行うものである。これは、内視鏡だけでなく手術用顕微鏡にも応用されている。
そこで、特許文献1に記載の蛍光観察装置では、観察者が観察しやすいように、通常画像と蛍光画像とを適宜切り替えて、モニタ画面上に表示することが提案されている。
特許第3560671号公報
しかしながら、現行の医療用撮像装置では、可視光画像および蛍光画像にて撮像画像を表示するのみで、得られる輝度変化画像により観察者が目視で血管内血流の確認する必要がある。
また、定量的な観測の例として、記録済み画像に対しソフトウエアによる後処理を行うことで、部分的な血流変化の観測が可能な例が存在するが、あくまで撮像後の画像処理が前提であったり、逐次検出位置の設定が必要であったりなど、必ずしも使い勝手のよいものではなかった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、所望の観測を撮像と同時に行うことができる撮像装置を提供する。
本発明に係る撮像装置は、医療用の撮像装置であって、近赤外を含む波長帯域の光を発光して被写体へ照射する照明手段と、前記照明手段を使用し、近赤外を含む波長帯域の被写体からの光像を高速に撮像する高速撮像手段と、前記高速撮像手段により撮像された画像に基づいて被写体の画像の撮像とともに被写体内に流れる流体の観測のための信号処理を行う画像処理手段とを備え、前記画像処理手段は、前記高速撮像手段にて撮像された画像より輝度を検出する輝度検出手段と、前記輝度検出手段にて検出された輝度の単位時間当たりの移動量を検出する移動量検出手段とを備える。
本発明によれば、照明に近赤外光を使用することで、無侵襲にて生体の中を観察可能となる。
また、本発明によれば、高速撮像手段を用いることで、流速の早い血流の観測を行うことができる。
本発明によれば、撮像しながら輝度変化を検出することで、画像表示と同時に観測を行うことが可能である。
本発明の実施の形態1に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示されるカメラヘッドブロック12の内部構成を示すブロック図である。 図2に示されるノッチフィルター28の特性図である。 図1に示される近赤外画像処理部14の内部構成を示すブロック図ある。 図1に示される近赤外画像処理部14の画像処理例を示す図である。 図1に示される近赤外画像処理部14による観測用画像処理フローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る撮像装置を説明するもので、図1に示されるカメラヘッドブロック12の内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る撮像装置を説明するもので、図1に示される近赤外画像処理部14の画像処理例を示す図である。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係る撮像装置について、硬性鏡システムに適用した例として図を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態1に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図、図2は図1に示されるカメラヘッドブロック12の内部構成を示すブロック図、図3は図2に示されるノッチフィルター28の特性図、図4は図1に示される近赤外画像処理部14の内部構成を示すブロック図、図5は画像処理例、図6は画像処理のフローチャートをそれぞれ示す。
本発明の実施の形態1に係る撮像装置は、図1に示すように、レーザー光源による可視発光部2と近赤外発光部4などにて照明手段が構成されており、可視発光部2と近赤外発光部4からの可視光と近赤外光とが照明混合部5で混合されたのち、デリバリーファイバー6にて硬性鏡7へ注入され、照明出射部8より被写体へ照射される。
このとき、近赤外光は、血流観察のための造影剤であるインドシアニングリーン(indocyanine green;以下ICGと称す)の励起波長中心約785mmで発光するもので、蛍光発光効率がよい。可視光は青と緑と赤の3原色を発光させることで可視照明を構成する。
被写体からの光像は、可視の反射光とともにICGからの蛍光像が硬性鏡7の対物レンズ10及びアダプターレンズ11を通してカメラヘッドブロック12へ送られる。カメラヘッドブロック12は、照明手段を使用し、近赤外を含む波長帯域の被写体からの光像を高速に撮像する高速撮像手段を構成するもので、図2にその概略構成が示されており、ICGの励起光はノッチフィルター28でカットされたうえで、ビームスプリッター21で波長分光され、通常の可視光像L3は結像光学系25を介して可視センサー26へ、近赤外光像L4は特殊光カットフィルタ22を透過し結像光学系23を介して近赤外センサー24へ、それぞれ送られて光電変換が実行される。
ここで、ノッチフィルター28は、図3にその特性30と31を示す。励起光をカットする必要があり、蛍光観察時のコントラスト確保のため、可視の帯域や蛍光帯域が若干抑制される。
カメラヘッドブロック12の可視センサー26及び近赤外センサー24により光電変換されて出力される画像信号は、撮像制御ユニット27を介してCDS/AGC(相関二重サンプリング/自動利得制御)処理やA/D変換処理が施され、後段の画像処理部としての可視画像処理部13及び近赤外画像処理部14へ送られ、撮像画像表示とともに血流観測のための信号処理が行われる。
なお、図1において、15は撮像画像とともに血流観測のための信号処理結果を表示する画像表示部、16は可視画像処理部13及び近赤外画像処理部14を制御するとともに、可視発光部2及び近赤外発光部4を制御する可視発光制御部1及び近赤外光制御部3に制御指示を与える制御部である。
次に、血流観測のための信号処理について、図4に示す近赤外画像処理部14の内部構成、図5に示す近赤外画像処理部14の画像処理例、図6に示す近赤外画像処理部14による観測用画像処理フローチャートを参照して説明する。
体内の血流速度は、頸動脈などの大動脈では毎秒60cmを超えるため、従来の30フレームカメラシステムでは、画角によってはフレームアウトしてしまうため、リアルタイムでの血流観測には不向きであった。そこで、本発明では、近赤外センサー24として、30フレームより高速に撮影が可能なセンサーを採用することで、撮像とともに同時観測を可能とした。
まず、通常の可視画像表示のため、可視画像処理部13は、画像出力フォームに合せた処理を行う。これと同時に、近赤外蛍光画像表示のため、近赤外画像処理部14は、図4のように、nフレーム目で輝度値検出部35にてある値以上の輝度情報fnを検出する。 fn:A1(X1,Y1)
つまり、ICG投与時に血管内を高速で移動する蛍光輝度のピーク量を検出し(図6のステップS50)、その量(A)と位置(X,Y)を一旦記憶部37に記憶する。このときのピーク量とは、ある規定値を超える高輝度な範囲であり、血管の断面積に相当する値と定義しておく。
そして、単位時間で画像比較を行う(図6のステップS51)。つまり、nフレームの次のn+1フレーム目での輝度情報f(n+1)を抽出し、比較部36にてnフレーム目での輝度情報fnとの比較を行い、差分を検出することで単位時間での移動量を検出する(図6のステップS52)。
f(n+1):A2(X2,Y2)
この検出を、近赤外画像処理部14の画像処理例を示す図5のように、単位時間ns毎に繰り返すことで、計測データとして制御部15内部に纏めて記憶される。なお、図5において、40−44は、単位時間ns毎のフレームn、n+1〜n+4を示し、45−49は各フレームでのピーク量を示す。
差分の検出を繰り返すことで、流速、流量、方向性の検出を行う(図6のステップS53)。たとえば、毎秒200フレームの撮像系で画角が約Φ50mmの条件で、フレーム間の位置(YX)の差分が1mm、量が面積2mmであれば、血流速は20cm/秒、血流量は、400mm/秒ということが分かる。これら演算は、演算部38で行われ、制御部16で制御される。
このように、実施の形態1に係る撮像装置では、図2に示す構成において、ノッチフィルター28など励起光抑制策が必要ながら、ICGなど血液造影剤にて比較的容易に得られる蛍光画像を利用し、その輝度のピーク量や位置を単位時間で差分を検出し演算することで、撮像と同時に血液など生体内の血流計測を行うことが可能となる。
上述した説明では、計測のための演算に、毎秒200フレームの繰り返し周期を使用したが、血流計測が可能な範囲であれば、いずれの値でもよく、演算の効率を考慮して固定でなく可変としてもよい。また、硬性鏡への応用例を示したが、これに限らず、もちろん手術用顕微鏡に応用してもよいのは勿論である。
また、照明にレーザー光源を利用することでエネルギー効率がアップするが、LEDであっても勿論実現可能な内容である。採取画像から血流観測を行う場合、上記に加え動きベクトルを利用することでもよく、また、動き検知機能を追加し計測に応用してもよい、また、術野中血管一本のだけでなく複数本同時観測可能である。蛍光造影剤はICGに限らず、計測可能な波長であればいずれでもよく、どちらかといえば、体に低侵襲な近赤外が好ましい。
また、撮像手段に使用される撮像センサーの画素数は、血流計測が可能であれば基本的に何れでも良いが、ヘモグロビンなどの微小な被写体を撮像するために、やはり1920×1080ハイビジョンもしくはこれを超える高精細な画素数が望ましい。このとき高精細センサーは、しばしば撮像感度が課題となる場合があるが、たとえば必要に応じて画素加算を行うなど、可能な範囲で解像度を犠牲にして、必要感度を確保する手法をとっても良いのは言うまでもない。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る撮像装置について、硬性鏡システムに適用した例として図を用いて説明する。本発明の実施の形態2に係る撮像装置においては、実施の形態1と同様に、図1に示す撮像装置の概略構成、図4に示す近赤外画像処理部14の内部構成、図6に示す画像処理のフローチャートを用いる。しかし、図1に示されるカメラヘッドブロック12の内部構成としては、図7に示すブロック図を用いると共に、近赤外画像処理部14の画像処理例としては、図8を用いる。なお、図7において、図2とは異なり、ノッチフィルター28を用いてない。
本発明の実施の形態2に係る撮像装置は、図1に示すように、レーザー光源による可視発光部2と近赤外発光部4などにて照明手段が構成されており、可視発光部2と近赤外発光部4からの可視光と近赤外光とが照明混合部5で混合されたのち、デリバリーファイバー6にて硬性鏡7へ注入され、照明出射部より被写体へ照射される。
このとき、近赤外光は、生体へ低侵襲な波長帯域800〜900mmを利用する。可視光は青と緑と赤の3原色を発光させることで可視照明を構成する。
被写体からの光像は、可視と近赤外の反射光像が硬性鏡7の対物レンズ10及びアダプターレンズ11を通してカメラヘッドブロック12へ送られる。カメラヘッドブロック12は、照明手段を使用し、近赤外を含む波長帯域の被写体からの光像を高速に撮像する高速撮像手段を構成するもので、図2にその概略構成が示されており、ICGの励起光はノッチフィルター28でカットされたうえで、ビームスプリッター21で波長分光され、通常の可視光像L3は結像光学系25を介して可視センサー26へ、近赤外光像L4は特殊光カットフィルタ22を透過し結像光学系23を介して近赤外センサー24へ、それぞれ送られて光電変換が実行される。
カメラヘッドブロック12による光電変換後、実施の形態1と同様に、光電変換された画像信号は、さらに後段の画像処理部としての可視画像処理部13及び近赤外処理部14へ送られ、撮像画像表示とともに血流観測のための信号処理が行われる。
次に、血流観測のための信号処理について、図4に示す近赤外画像処理部14の内部構成、図8に示す近赤外画像処理部14の画像処理例、図6に示す近赤外画像処理部14による観測用画像処理フローチャートを参照して説明する。
体内の血流速度は、頸動脈などの大動脈では毎秒60cmを超えるため、従来の30フレームカメラシステムでは、画角によってはフレームアウトしてしまうため、リアルタイムでの血流観測には不向きであった。そこで、本発明では、近赤外センサー24として、30フレームより高速に撮影が可能なセンサーを採用することで、撮像とともに同時観測が可能とした。
まず、通常の可視画像表示のため、可視画像処理部13は、画像出力フォームに合せた処理を行う。これと同時に、近赤外蛍光画像表示のため、近赤外画像処理部14は、図4のように、nフレーム目で輝度値検出部35にてある値以上の輝度情報fnを検出する。
そのとき、近赤外センサー24として、高精細且つ高速な撮像センサーを使用することで、血管内のヘモグロビンもしくは赤血球の流れを直接観測する。ただし、ヘモグロビンもしくは赤血球を1個づつ観測するのではなく、図8の単位時間nS毎のフレーム63−65のテクスチャー60〜62のように、複数のヘモグロビンをひとつのテクスチャー(模様)として扱う。
つまり、ICG投与時に血管内を高速で移動する蛍光輝度のテクスチャーを検出し、その量(A)と位置(X、Y)を一旦記憶部37に記憶する。このときのテクスチャー値とは、ある規定値を超える高輝度な範囲であり、血管の断面積に相当する値と定義しておく。
fn:A1(X1,Y1)
たとえば、nフレームの次のn+1フレーム目での輝度情報f(n+1)を抽出し、比較部36にて比較を行い、単位時間での移動量を検出する。
f(n+1):A2(X2、Y2)
この検出を、図8のように、単位時間nS毎のフレーム63−65について繰り返すことで、計測データとして制御部15内部に纏めて記憶される。
たとえば、毎秒200フレームの撮像系で画角が約Φ50mmの条件で、フレーム間の位置(YX)の差分が1mm、量が面積2mmであれば、血流速は20cm/秒、血流量は、400mm/秒ということが分かる。これら演算は、演算部38で行われ、制御部15で制御される。
このように、実施の形態2に係る撮像装置によれば、高精細なカメラにて直接ヘモグロビンや赤血球の流れを検出することで、ICGなどの血液造影剤を利用しなくとも、量相当の値と位置情報を単位時間で差分を検出し演算することで、撮像と同時に血液など生体内の血流計測を行うことが可能となる。
また、撮像手段に使用される撮像センサーの画素数は、血流計測が可能であれば基本的に何れでも良いが、ヘモグロビンなどの微小な被写体を撮像するために、やはり1920×1080ハイビジョンもしくはこれを超える高精細な画素数が望ましい。このとき高精細センサーは、しばしば撮像感度が課題となる場合があるが、たとえば必要に応じて画素加算を行うなど、可能な範囲で解像度を犠牲にして、必要感度を確保する手法をとっても良いのは言うまでもない。
上述した説明では、計測のための演算に、200フレームの繰り返し周期を使用したが、血流計測が可能な範囲であれば、いずれの値でもよく、演算の効率を考慮して固定でなく可変としてもよい。また、硬性鏡への応用例を示したが、これに限らず、もちろん手術用顕微鏡に応用してもよいのは勿論である。
また、照明にレーザー光源を利用することでエネルギー効率がアップするが、LEDであってももちろん実現可能な内容である。さらに、ヘモグロビンもしくは赤血球は、テクスチャーでとらえなくとも、もちろん個々に直接その量がわかれば、そのままでも問題はなく、むしろ正確かと思われる。ヘモグロビンや赤血球を直接観察するには、さらに高感度のカメラを用いる、もしくは、さらなる高精細のカメラを利用してもよい。
以上のように、本発明によれば、照明に近赤外光を使用することで、無侵襲にて生体の中を観察可能となる。
また、本発明によれば、高速撮像手段を用いることで、流速の早い血流の観測を行うことができる。
また、本発明によれば、撮像しながら輝度変化を検出することで、画像表示と同時に観測を行うことが可能である。
さらに、本発明によれば、照明にレーザー照明を使用することで、被写体に対して効率良く光を伝送・照射することができる。
1 可視発光制御部
2 可視発光部
3 近赤外発光制御部
4 近赤外発光部
5 照明混合部
6 デリバリーファイバー
7 硬性鏡
8 照明出射部
9 照明照射範囲例
10 対物レンズ
11 アダプターレンズ
12 カメラヘッドブロック
13 可視画像処理部
14 近赤外画像処理部
15 画像表示部
16 制御部
28 ノッチフィルター
35 比較部

Claims (7)

  1. 医療用の撮像装置であって、
    可視光帯域の光と、近赤外の波長帯域の光との複数種類の光を発光して被写体へ同時に照射する照明手段と、
    前記照明手段を使用し、近赤外を含む波長帯域の被写体からの光像を波長分光するビームスプリッターと、
    前記ビームスプリッターによる波長分光後の光像を毎秒30フレームより高速に撮像することで、前記可視光帯域と前記近赤外の波長帯域とを含む画像情報を同時に取得する高速撮像手段と、
    前記高速撮像手段により撮像された前記画像情報に基づいて被写体内に流れる流体の観測のための信号処理を行う画像処理手段と
    を備え、
    前記画像処理手段は
    前記高速撮像手段にて撮像された前記画像情報の輝度を検出する輝度検出手段と、
    前記輝度検出手段にて検出された特定の輝度レベルの位置につきその単位時間当たりの移動量を検出する移動量検出手段とを有し、
    前記画像処理手段は、前記画像情報における複数の輝度レベルを一つのテクスチャーとして扱うことで移動量を検出する
    撮像装置。
  2. 前記照明手段は、
    可視光帯域の光を発光する第一照明手段と、
    蛍光造影剤のための近赤外励起光を発光する第二照明手段と
    を備え、
    前記高速撮像手段は、前記第一照明手段と前記第二照明手段を使用し、近赤外蛍光を含む波長帯域の光像を高速に撮像し、
    前記画像処理手段は、蛍光造影剤が使用されていることで得られた蛍光画像情報を利用し、被写体内に流れる流体の観測のための信号処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記照明手段は、レーザー光源を使用する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記照明手段は、前記近赤外の波長帯域の光として、生体へ低侵襲な波長帯域を使用し、
    前記画像処理手段は、蛍光造影剤の使用の有無に関係なく、被写体内に流れる流体の観測のための信号処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記照明手段は、
    可視光帯域の光を発光する第一照明手段と、
    近赤外光を発光する第二照明手段と
    を備え、
    前記第二照明手段は、前記近赤外光として、生体へ低侵襲な波長帯域を使用し、
    前記高速撮像手段は、前記第一照明手段と前記第二照明手段を使用し、近赤外を含む波長帯域の光像を高速に撮像し、
    前記画像処理手段は、蛍光造影剤の使用の有無に関係なく、被写体内に流れる流体の観測のための信号処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記照明手段は、レーザー光源を使用する
    ことを特徴とする請求項4または5に記載の撮像装置。
  7. 前記高速撮像手段は、画素数が1920×1080もしくはこれを超える高精細な画素数の撮像素子を用いる
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の撮像装置。
JP2017107597A 2017-05-31 2017-05-31 撮像装置 Active JP6535701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107597A JP6535701B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017107597A JP6535701B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 撮像装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018201648A JP2018201648A (ja) 2018-12-27
JP6535701B2 true JP6535701B2 (ja) 2019-06-26

Family

ID=64954408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017107597A Active JP6535701B2 (ja) 2017-05-31 2017-05-31 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6535701B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022015779A (ja) * 2020-07-10 2022-01-21 三菱電機エンジニアリング株式会社 照明装置及び内視鏡装置

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IL124814A (en) * 1998-06-08 2003-04-10 Grinvald Amiram System and method for imaging and analysis of the movement of individual red blood corpuscles
IL164362A0 (en) * 2002-04-02 2005-12-18 Yeda Res & Dev Characterization of moving objects in a stationarybackground
KR101098891B1 (ko) * 2004-09-30 2011-12-26 엘지디스플레이 주식회사 횡전계형 액정표시장치
JP2006158611A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Hamamatsu Univ School Of Medicine インドシアニングリーン定量カテーテルシステム
WO2009028136A1 (ja) * 2007-08-29 2009-03-05 Panasonic Corporation 蛍光観察装置
JP2010017396A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Olympus Corp 生体観察方法および装置
JP5582520B2 (ja) * 2009-02-18 2014-09-03 国立大学法人名古屋大学 血流観測装置
JP2011062348A (ja) * 2009-09-17 2011-03-31 Fujifilm Corp 内視鏡システム
JP5712573B2 (ja) * 2010-11-26 2015-05-07 花王株式会社 血流画像の形成方法
JP5904829B2 (ja) * 2012-03-12 2016-04-20 オリンパス株式会社 内視鏡システム
JP2014000246A (ja) * 2012-06-19 2014-01-09 Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd 血管可視化装置および血管可視化方法
JP6198410B2 (ja) * 2013-02-28 2017-09-20 キヤノン株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2014217588A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 国立大学法人新潟大学 脳活動の光学的画像解析法
JP6349075B2 (ja) * 2013-11-22 2018-06-27 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 心拍数測定装置及び心拍数測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018201648A (ja) 2018-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107072520B (zh) 以可见光波长和红外波长并行成像的内窥镜系统
JP2015029841A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP7021183B2 (ja) 内視鏡システム、プロセッサ装置、及び、内視鏡システムの作動方法
US20170035280A1 (en) Stereoscopic endoscope system with concurrent imaging at visible and infrared wavelengths
JP2011200367A (ja) 画像撮像方法および装置
WO2019087557A1 (ja) 内視鏡システム
JP6581984B2 (ja) 内視鏡システム
JP5358368B2 (ja) 内視鏡システム
US10386627B2 (en) Simultaneous visible and fluorescence endoscopic imaging
US20180033142A1 (en) Image-processing apparatus, biological observation apparatus, and image-processing method
US9788709B2 (en) Endoscope system and image generation method to generate images associated with irregularities of a subject
WO2019130964A1 (ja) 内視鏡画像取得システム及び方法
JPWO2020008834A1 (ja) 画像処理装置、方法及び内視鏡システム
JP2013099509A (ja) 内視鏡システム及び画像生成方法
US12052526B2 (en) Imaging system having structural data enhancement for non-visible spectra
JP5399187B2 (ja) 画像取得装置の作動方法および画像取得装置
JP4245787B2 (ja) 蛍光画像取得方法および装置
JP2012050617A (ja) 画像取得方法および装置
JP6535701B2 (ja) 撮像装置
JP5483522B2 (ja) 画像取得装置
EP4304442B1 (en) Unwanted near-infrared signal suppression
JP5320233B2 (ja) 蛍光画像撮像装置
US20220151460A1 (en) Medical control device and medical observation
JP5480432B2 (ja) 蛍光画像撮像装置
WO2024166306A1 (ja) 医療用装置、内視鏡システム、制御方法、制御プログラム、及び学習装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190603

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6535701

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250