JP6521571B2 - 冷温熱機器 - Google Patents
冷温熱機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6521571B2 JP6521571B2 JP2014086185A JP2014086185A JP6521571B2 JP 6521571 B2 JP6521571 B2 JP 6521571B2 JP 2014086185 A JP2014086185 A JP 2014086185A JP 2014086185 A JP2014086185 A JP 2014086185A JP 6521571 B2 JP6521571 B2 JP 6521571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- temperature
- leakage
- section
- detection means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
以下、本実施形態でいう冷媒とは、冷却/加熱両方で利用されるものとする。同様にして、以下で特に断りなく冷凍サイクルと言った場合、冷却または加熱、もしくはその両方で使用可能な冷凍サイクルを指すものとする。
また、本発明の実施形態に係る冷温熱機器を、空気調和機を例に挙げて説明するが、これに限らない。本発明は、冷凍サイクルを有する全ての装置に適用できる。また、冷房運転からの停止状態時における冷媒漏洩を例に挙げて説明するが、暖房運転からの停止状態時における冷媒漏洩を、冷房運転からの時と同様にして、考察することができる。
また、説明の便宜上、各図面で共通する部材には同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。前後上下左右の方向軸については、各図の記載によるものとする。
なお、本発明の実施形態で説明する空気調和機は、圧縮機、室外熱交換器、室外送風機、四方弁、膨張弁を備え、屋外に設置される室外機と、室内に取り付けられる室内機とを、冷媒用の接続配管を介して接続することで、室内の空調を可能にするものである。
図1は、第1実施形態に係る空気調和機の、冷凍サイクルの構成図である。
空気調和機1は、圧縮機2、流路切換弁3、第1熱交換器4、膨張弁5、冷媒流路のうちの液相側ストップバルブ(サービスバルブ)8(以下、「液側ストップバルブ8」という)、第2熱交換器6、冷媒流路のうちの気相側ストップバルブ(サービスバルブ)9(以下、「ガス側ストップバルブ9」という)、をこの順で環状に接続した冷媒回路10を含む形で、公知の冷凍サイクルを構成している。
なお、制御線や通信線は、図の煩雑を避けるために適宜省略されている。
ちなみに、漏洩箇所から冷媒温度検出手段52までの要素数の数え方は、前記以外にもう一つ挙げられる。すなわち、漏洩箇所から時計回りに、流路切換弁3、Sタンク20、圧縮機2、流路切換弁3、第1熱交換器4という数え方である。この数え方の場合、前記のようにSタンク20には圧力損失がないので、この場合も要素数は4となる。どちらにしても、漏洩箇所と冷媒温度検出手段51までの要素数よりも、また、漏洩箇所と冷媒温度検出手段53までの要素数よりも、漏洩箇所と冷媒温度検出手段52までの要素数の方が多い。なお、冷媒は、圧力損失が少ない方に多く流れるので、冷媒温度検出手段52の位置での冷媒の流れは、圧力損失が少ない方向に向かう流れとなる。
本実施形態において、制御装置50は漏洩検知部60と、漏洩警報部70を含んで構成される。
また、図4の変形例として、制御装置50の出力側に、冷媒漏洩警報手段に加えて、さらに、公知の冷凍サイクルに付属の送風機7a,7bを利用して、漏洩した冷媒の可燃濃度軽減手段として、これらを制御する構成を備えるようにしてもよい。
なお、以後は説明の便宜上、この「漏洩の存否、漏洩がある場合は漏洩区間」に関する判定を、単に「漏洩判定」と呼ぶ。
これは、漏洩箇所が室内側、すなわち、C−7またはC−8なのか、あるいは、室外側、すなわち、C−1〜C−6なのか、を絞り込むためのステップである。
一方、ステップS105においてNoの場合は、T53<T51<T52となるので、この場合はC−8であると判定されて本フローを終了する。すなわち、漏洩区間が第2熱交換器6からガス側ストップバルブ9までの間であると特定される。
一方、ステップS108でNoの場合は、T51<T52<T53となるので、C−3であると判定されて本フローを終了する。すなわち、漏洩区間が圧縮機2の出口から、流路切換弁3までの間であると特定される。
一方、ステップS110でNoの場合は、消去法によりC−6であると判定されて本フローを終了する。すなわち、漏洩区間が膨張弁5から、液側ストップバルブ8までの間であると特定される。
本実施形態の作用・効果を改めてまとめると、以下のようになる。
本発明を適用すると、冷凍サイクルを圧力損失の観点で全8区間に分割し、冷媒温度検出手段である温度センサによって、8区間全てに温度センサを設けなくても、最低限3箇所のセンシングのみで、どの区間で冷媒漏洩が発生しているかを特定することができる。
第1実施形態では、冷媒温度検出手段51〜53には、温度センサが用いられ、それぞれで計測した値T51〜T53が、制御装置50の漏洩検知部60に入力される構成となっていた。
それ以外の点については、第1実施形態と同様である。なお、第1実施形態と同様の構成については同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
漏洩箇所から漏洩検知センサである各圧力センサの位置まで、損失のある要素を複数またげばまたぐほど、圧力が下がりにくくなる仕組みは第1実施形態と同様なので、詳しい説明を省略する。
この場合、漏洩検知センサとしては冷媒温度検出手段51〜53と同じ、温度センサを用いることができる。
1a 室外機
1b 室内機
2 圧縮機
3 流路切換弁
4 第1熱交換器(凝縮器)
5 膨張弁
6 第2熱交換器(蒸発器)
7a,7b 送風機
8,9 ストップバルブ
10 冷媒回路
20 サクションタンク(Sタンク)
50 制御装置
51,52,53,54,55 温度検出手段(センサ)
60 漏洩検知部(制御装置)
70 漏洩警報部(警報手段)
80 保守管理サービスセンタ
81 端末装置
90 外出先のユーザ
91 携帯端末装置
100 所定の登録先
101 携帯端末装置
110 サイレンブザー
120 運転ランプ
NWK ネットワーク
C−1,C−2,C−3,C−4,C−5,C−6,C−7,C−8 区間
T 所定時間
t 経過時間
Claims (6)
- 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を含んでなる冷凍サイクルと、
前記冷凍サイクル上のそれぞれ離間した位置に設けられた少なくとも3つ以上のセンサと、
前記センサから入力された値に基づいて冷媒が漏洩している区間を判定する制御装置と、
を備える冷温熱機器であって、
前記冷温熱機器は空気調和機であり、
前記センサは温度センサであり、
前記冷凍サイクルの運転停止中に前記冷媒が漏洩した時に、前記制御装置は、前記冷媒が漏洩している区間は、少なくとも3つ以上の前記温度センサのうち、温度が低い2つの前記温度センサの間、または、温度が低い2つの前記温度センサの一方が設置されている区間から他方が設置されている区間までの間、であると判定する
ことを特徴とする、冷温熱機器。 - 圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器を含んでなる冷凍サイクルと、
前記冷凍サイクル上のそれぞれ離間した位置に設けられた少なくとも3つ以上の温度センサと、
少なくとも3つ以上の前記温度センサの計測値の大小関係に基づいて冷媒が漏洩している区間を判定する制御装置と、
を備えることを特徴とする、冷温熱機器。 - 前記区間は、圧力損失が発生する要素で区切られた区間であり、
前記要素は、前記圧縮機、前記凝縮器、前記膨張弁、前記蒸発器である、
ことを特徴とする、請求項2に記載の冷温熱機器。 - 前記冷温熱機器は空気調和機である
ことを特徴とする、請求項2または3に記載の冷温熱機器。 - 前記冷凍サイクルの運転停止中に冷媒が漏洩した時に、前記温度センサからの値に基づいて前記冷媒が漏洩している区間に関する情報を通知する警報手段
をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷温熱機器。 - 前記冷媒は、単一冷媒であるR32、R1234yf、R290、R600a、またはこれらを主成分とする混合冷媒である
ことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷温熱機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086185A JP6521571B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 冷温熱機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014086185A JP6521571B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 冷温熱機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015206509A JP2015206509A (ja) | 2015-11-19 |
JP6521571B2 true JP6521571B2 (ja) | 2019-05-29 |
Family
ID=54603437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014086185A Active JP6521571B2 (ja) | 2014-04-18 | 2014-04-18 | 冷温熱機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6521571B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6771302B2 (ja) * | 2016-04-19 | 2020-10-21 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 空気調和機 |
JP6380500B2 (ja) * | 2016-10-17 | 2018-08-29 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
WO2020008624A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
WO2020008625A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置 |
JP7187335B2 (ja) * | 2019-01-25 | 2022-12-12 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | 空気調和機及び空気調和機の運転方法 |
WO2023002520A1 (ja) * | 2021-07-19 | 2023-01-26 | 三菱電機株式会社 | 冷凍サイクル装置および冷凍空気調和装置 |
CN118215806A (zh) * | 2021-11-15 | 2024-06-18 | 三菱电机株式会社 | 空调机 |
JP7425353B1 (ja) | 2022-09-30 | 2024-01-31 | ダイキン工業株式会社 | 空調機制御システム、情報処理装置及び空調機制御方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0854161A (ja) * | 1994-08-11 | 1996-02-27 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷凍装置の冷媒漏洩検出方法 |
JPH11230648A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置 |
JP3159200B2 (ja) * | 1999-03-02 | 2001-04-23 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置 |
JP2000274894A (ja) * | 1999-03-18 | 2000-10-06 | Sanyo Electric Co Ltd | ヒートポンプ |
JP4141671B2 (ja) * | 2001-09-27 | 2008-08-27 | 株式会社東芝 | 冷蔵庫 |
JP4798954B2 (ja) * | 2004-03-24 | 2011-10-19 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調装置 |
JP2013053756A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-21 | Fujitsu General Ltd | 冷凍サイクル装置 |
-
2014
- 2014-04-18 JP JP2014086185A patent/JP6521571B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015206509A (ja) | 2015-11-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6521571B2 (ja) | 冷温熱機器 | |
US11015828B2 (en) | Refrigeration system with utilization unit leak detection | |
WO2013038704A1 (ja) | 空気調和機 | |
CN104677550B (zh) | 空调系统的制冷剂泄露检测方法 | |
JP5249821B2 (ja) | 冷凍装置及び冷凍装置の冷媒漏洩検知方法 | |
EP2728280A1 (en) | Air conditioner and control method thereof | |
CN105065249B (zh) | 压缩机性能检测装置、具有该装置的空调系统和控制方法 | |
JP6157789B1 (ja) | 冷凍サイクル装置及び冷媒漏洩検知方法 | |
US9273898B2 (en) | Device for detecting abnormality in refrigeration cycle of refrigerator and method therefor | |
JPWO2018092197A1 (ja) | 空気調和装置および冷媒漏洩検知方法 | |
JP2014095514A (ja) | 冷凍装置 | |
WO2017122479A1 (ja) | 冷凍サイクル装置、及び、冷凍サイクル装置のバイパス弁漏れ判定制御方法 | |
CN105299988A (zh) | 风冷热泵冷热水机及其防止高压保护方法 | |
JP5020114B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP6433968B2 (ja) | 冷凍装置 | |
CN112097364B (zh) | 空调器及其电子膨胀阀故障检测方法 | |
JP2006250440A (ja) | 空気調和装置 | |
KR20230138390A (ko) | 칠링 유닛, 제어 방법 및 프로그램 | |
JP6111692B2 (ja) | 冷凍装置 | |
WO2021250789A1 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
CN105241143A (zh) | 风冷热泵冷热水机及其防止高压保护方法 | |
JP7423858B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP6057512B2 (ja) | クランクケースヒータを備えた空気調和機 | |
JP2004019949A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP6348373B2 (ja) | 空気調和機及び空気調和システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20160407 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160427 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170210 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20171011 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180320 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20181207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6521571 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |