[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6512469B2 - ブラインド制御方法およびブラインド制御システム - Google Patents

ブラインド制御方法およびブラインド制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6512469B2
JP6512469B2 JP2014146620A JP2014146620A JP6512469B2 JP 6512469 B2 JP6512469 B2 JP 6512469B2 JP 2014146620 A JP2014146620 A JP 2014146620A JP 2014146620 A JP2014146620 A JP 2014146620A JP 6512469 B2 JP6512469 B2 JP 6512469B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blind
window surface
distribution
luminance
brightness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014146620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016023428A (ja
Inventor
周子 矢部
周子 矢部
由明 小関
由明 小関
義包 小島
義包 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2014146620A priority Critical patent/JP6512469B2/ja
Publication of JP2016023428A publication Critical patent/JP2016023428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6512469B2 publication Critical patent/JP6512469B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Blinds (AREA)

Description

本発明は、ブラインド制御方法およびブラインド制御システムに関する。さらに詳細には、本発明は、例えば室内空間において窓面に沿って設けられたブラインドのスラット角の自動制御に関するものである。
従来のブランド自動制御では、屋上に設置された照度計(または日射計)により計測した照度(または日射量)に基づいて、窓面において遮蔽すべき直射日光の有無を判断し、ブラインドのスラット角(一般にはブラインドの開度)を決定している。具体的には、屋外の照度(または日射量)があるしきい値を超える場合に、遮蔽すべき直射日光が有ると判断し、ブラインドのスラット角を保護角(直射日光を遮蔽するために必要なぎりぎりの角度)に設定するのが一般的である。
従来技術では、使用される照度計(または日射計)が高価であるため、屋上に1台だけ設置するケースが多い。その結果、窓面の方位毎や階数毎に異なる周辺状況に対応することができなかった。具体的に、屋上設置の照度計(または日射計)では、周辺建物(例えば隣接ビル)の建設により直射日光の入射が遮られるようになったことを検知することができないため、実際にはブラインドを上昇、格納或いは開放することができるときにもブラインドを閉め気味に設定してしまうことがあり、ひいてはブラインドの隙間からの眺望が阻害されることがあった。
また、屋上設置の照度計(または日射計)では、周辺建物による反射光(特に建物の窓ガラスによる眩しい反射光)などが入射することを検知することができないため、実際にはブラインドを閉め気味に設定すべきときにもブラインドを必要以上に開放してしまうことがあり、ひいては窓面の眩しい状態を我慢せざるを得ないことがあった。また、例えば車両や外灯から眩しい光が一定時間に亘って射出される状態が続いても、この種の人工光源からの眩しい光の入射を屋上設置の照度計(または日射計)により検知することができず、ひいては窓面の眩しい状態を我慢せざるを得ないことがあった。
また、屋上設置の照度計(または日射計)と中央制御システムとを用いる従来の自動制御ブラインドは高価なシステムであり、小規模なビルに導入することが難しかった。同様の理由により、ビルの一部のテナントのみで従来のブラインド自動制御を導入しようとしても、大規模な工事と過大なコストがかかるため、導入の実現は困難であった。したがって、従来の自動制御ブラインドは高層ビルや大規模ビルに導入されるのが一般的であった。
また、ブラインドのスラット角を保護角に、すなわち直射日光を遮蔽するぎりぎりの角度に設定する従来技術では、窓面のまぶしさを必ずしも十分に抑えることができなかった。そのため、窓面のまぶしさを常に抑えることができるように、保護角に対して一律にかぶせ角を付加してスラット角を設定する手法が採用されている場合が多い。しかしながら、この手法では、保護角で窓面がまぶしくないときには、ブラインドが閉め気味に設定されることになり、ひいてはブラインドの隙間からの眺望や自然採光が阻害されてしまうことになる。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたものであり、窓面の方位毎や階数毎に異なる周辺状況に対応することのできるブラインド制御方法およびブラインド制御システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の第1形態では、窓面に沿って設けられたブラインドの制御方法であって、
輝度分布計測部が、前記窓面に対向する屋外の輝度分布として、直射日光、周辺建物からの反射光、及び人工光源からの光の情報を含む輝度分布を計測することと、
制御部が、前記屋外の輝度分布において、所定値以上の輝度を有する領域であって且つその領域外との輝度の差が所定値以上である輝度領域および該輝度領域の位置に関する領域位置情報を求め、該領域位置情報にしたがって、前記位置から前記窓面に入射する前記輝度領域からの光を遮るように前記ブラインドを制御することとを含むことを特徴とするブラインド制御方法を提供する。
本発明の第2形態では、窓面に沿って設けられたブラインドの制御システムであって、
前記窓面に対向する屋外の輝度分布として、直射日光、周辺建物からの反射光、及び人工光源からの光の情報を含む輝度分布を計測する輝度分布計測部と、
前記輝度分布計測部により計測された前記屋外の輝度分布において、所定値以上の輝度を有する領域であって且つその領域外との輝度の差が所定値以上である輝度領域および該輝度領域の位置に関する領域位置情報を求め、該領域位置情報にしたがって、前記位置から前記窓面に入射する前記輝度領域からの光を遮るように前記ブラインドを制御する制御部とを備えていることを特徴とするブラインド制御システムを提供する。
本発明では、ブラインドが設けられた窓面に対向する屋外の輝度分布、すなわち外部から窓面に入射する光に関する輝度分布を計測している。したがって、計測した屋外の輝度分布を用いることにより、窓面において遮るべき入射光の情報として、例えば直射日光の情報、周辺建物による眩しい反射光の情報、人工光源からの眩しい光の情報などが得られる。本発明では、これらの光情報に基づいて、窓面において遮るべき入射光を確実に遮るようにブラインドの開度を制御するので、窓面の方位毎や階数毎に異なる周辺状況に対応することができる。
本発明の実施形態にかかるブラインド制御システムの構成を概略的に示す平面図である。 図1の線A−Aに沿った断面図である。 本実施形態にかかるブラインド制御方法のフローチャートの一例を概略的に示す図である。 屋外の輝度分布の画像データにおいて遮るべき入射光に対応する輝度分布領域が存在する様子を模式的に示す図である。 周辺建物により直射日光の入射が遮られる様子、および周辺建物の窓ガラスからの反射光が窓面に入射する様子を示す図である。
本発明の実施形態を、添付図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態にかかるブラインド制御システムの構成を概略的に示す平面図である。図2は、図1の線A−Aに沿った断面図である。本実施形態では、一例として、室内空間の窓面に沿って設けられたブラインドの自動制御に対して本発明を適用している。さらに詳細には、説明の理解を容易にするために、特定階において特定方角に面した1つの窓面に沿って設けられたブラインドのスラット角の自動制御に対して本発明を適用している。
図1および図2を参照すると、例えば矩形状のフロアを有する室内空間10の窓面11に沿ってブラインド1が設けられている。本実施形態のブラインド制御システムは、ブラインド1と、ブラインド1のスラット角を制御する制御部2と、室内空間10の外壁12に取り付けられて窓面11に対向する屋外の輝度分布を計測するカメラ3とを備えている。輝度分布計測部としてのカメラ3の計測結果、すなわち計測した屋外の輝度分布の画像データは、制御部2に供給される。
カメラ3は、必ずしも当該階の外壁12に取り付けられている必要はなく、室内または室外の適当な位置において屋外に向けて配置されていれば良い。重要なことは、外部から窓面11に入射する光に関する輝度分布をできるだけ正確に計測することができるように、カメラ3を適当な位置において適当な方向に向けて配置することである。したがって、外部から窓面11に入射する光を十分に取り込むことができるように、カメラ3に広角レンズを装着することが好ましい。また、カメラ3の計測可能レンジと検出すべき輝度範囲との相違を考慮し、必要に応じてカメラ3に減光フィルタを装着することが好ましい。
本実施形態のブラインド制御方法では、図3のフローチャートに示すように、窓面に対向する屋外の輝度分布を計測する(S1)。具体的に、ステップS1では、屋外に向けられたカメラ3を用いて、外部から窓面11に入射する光に関する輝度分布の画像データを得る。一例として、カメラ3は、計測した屋外の輝度分布の画像データを、数分毎に制御部2に供給する。なお、カメラ3が連続的に且つリアルタイムで屋外の輝度分布を計測し、計測した屋外の輝度分布の画像データを連続的に且つリアルタイムで制御部2に供給することもできる。
次いで、本実施形態では、屋外の輝度分布に基づいて、遮蔽すべき直射日光、眩しい反射光や人工光源からの光の有無を判断する(S2)。具体的には、ステップS2において、制御部2は、カメラ3から供給された輝度分布の画像データを情報処理することにより、窓面11において遮るべき入射光の情報を得る。例えば、図4に模式的に示すように、カメラ3が計測した屋外の輝度分布の画像データにおいて、所定値以上の輝度を有し且つ領域外との値の差が所定値以上となる分布領域41が一定範囲内存在し、且つ直射日光が制御対象窓面に照射する時間帯であった場合、分布領域41が窓面11において遮るべき直射日光に対応するものと判断する。
また、図4に模式的に示すように、カメラ3が計測した屋外の輝度分布の画像データにおいて、所定値以上の輝度を有する分布領域42が存在し、且つ分布領域42の位置が中央より下部の領域内であった場合、もしくは直射日光が制御対象窓面に照射しない時間帯であった場合、もしくは直射日光に対応する分布領域41の存在により直射日光があると判断した場合、分布領域42が窓面11において遮るべき反射光、すなわち周辺建物からの眩しい反射光に対応するものと判断する。上述したように、窓面11において遮るべき直射日光や眩しい反射光以外の入射光として、人工光源からの眩しい光などが考えられる。
また、図示を省略したが、カメラ3が計測した屋外の輝度分布の画像データにおいて、所定値以上の輝度を有する領域が存在しない場合、隣棟の影や、例えば曇天のように窓面に照射する直射日光がない場合、窓面11において遮るべき入射光は無いものと判断する。
一方、制御部2は、カメラ3が計測した屋外の輝度分布の画像データを用いて、窓面11において遮るべき入射光(図4における分布領域41,42に対応)が存在すると判断した場合、その入射光に関する情報(位置、輝度の範囲などの情報)に基づいて、当該入射光を確実に遮ることができるブラインド1の開度を算出する。
次いで、本実施形態では、必要に応じて、屋外の輝度分布を用いて室内から見た窓面輝度分布を求める(S3)。一般に、窓面11に対向する屋外の輝度分布と、室内から見た窓面輝度分布との間には、一定の関係がある。この関係は、例えば、ブラインドのスラット角、天候、季節、視野方向毎に得られる。カメラ3が実際に計測した屋外の輝度分布の画像データと、室内の所定位置において窓面11に向けて配置されたカメラによりカメラ3と同時に計測した窓面輝度分布の画像データとを比較することにより、ブラインド制御において屋外の輝度分布を用いて室内から見た窓面輝度分布を算出するための妥当な計算方法および計算精度をあらかじめ決定しておき、この予測式をブラインド制御に適用することにより得られる。
次いで、本実施形態では、窓面輝度分布を用いて明るさ感や眩しさ感の指標の分布を求める(S4)。具体的には、ステップS4において、制御部2は、ステップS3で求めた窓面輝度分布を情報処理して、窓面11における明るさ感や眩しさ感の指標値の分布を得る。
最後に、本実施形態では、ステップS2にて遮蔽すべき光があると判断した場合にはステップS2にて算出したブラインドの開度より閉める側とし、窓面輝度分布或いは明るさ感や眩しさ感の指標の分布がそれぞれ所要の分布範囲に収まるようにブラインドを制御する(S5)。具体的には、ステップS5において、制御部2は、ステップS3で求めた窓面輝度分布が所要の分布範囲に収まり、或いはステップS4で求めた明るさ感や眩しさ感の指標の分布が所要の分布範囲に収まるように、ブラインド1のスラット角を調整する。また、眺望性についても評価を行い、眺望性が著しく阻害されない範囲内でブラインド1の開度を決定する。
本実施形態においてカメラ3が計測した屋外の輝度分布の画像データを数分毎に制御部2に供給する場合、遮蔽すべき光の有無を判断するステップS2は数分毎に繰り返される。ステップS1では、ブラインド1が設けられた窓面11に対向する屋外の輝度分布、すなわち外部から窓面11に入射する光に関する輝度分布が計測される。ステップS2では、ステップS1で計測した屋外の輝度分布を用いることにより、窓面11において遮るべき入射光の情報として、例えば直射日光の情報、周辺建物による反射光の情報、人工光源からの眩しい光の情報などが得られる。
ステップS1およびS2の繰り返しからなる本実施形態の手順では、これらの光情報に基づいて、直射日光、周辺建物からの反射光、人工光源からの眩しい光などを確実に遮るようにブラインド1のスラット角(一般にはブラインド1の開度)を算出するので、窓面11の方位毎や階数毎に異なる周辺状況に対応することができる。
具体的に、本実施形態では、屋外に向けられたカメラ3を用いて窓面11に入射する光に関する輝度分布を計測しているので、図5に示すように周辺建物51の建設により直射日光52の入射が遮られるようになったことを確実に検知することができる。したがって、屋上設置の照度計(または日射計)を用いる従来技術とは異なり、ブラインド1を閉め気味に設定してしまうことなく、ひいてはブラインド1の隙間からの眺望や自然採光が阻害されることも回避される。
また、本実施形態では、外部から窓面11に入射する光に関する輝度分布を計測しているので、図5に示すように周辺建物51の窓ガラスからの反射光53が窓面11に入射することを確実に検知することができる。また、図示を省略したが、例えば車両や外灯などの人工光源から眩しい光が一定時間に亘って射出される状態も確実に検知することができる。したがって、この種の反射光や眩しい光を検知することのできない従来技術とは異なり、ブラインド1を閉め気味に設定すべきときにブラインド1を開放してしまうことなく、ひいては窓面11の眩しい状態を我慢せざるを得ないという事態を招くことがない。
また、本実施形態では、必要に応じて、ステップS1〜S5までの手順を例えば数分毎に繰り返しても良い。ステップS1およびS2に加えてステップS3〜S5を繰り返す本実施形態の手順では、ステップS3で求めた窓面輝度分布が所要の分布範囲に収まり或いはステップS4で求めた明るさ感や眩しさ感の指標の分布が所要の分布範囲に収まるように、ブラインド1のスラット角を調整する。ステップS1〜S5を繰り返すことにより、窓面11の眩しさを抑えて快適な明るさおよび眺望性を確保することができる。
このように、本実施形態では、例えば太陽追尾型の高価なセンサを用いる従来技術とは異なり、輝度分布計測部として比較的安価なカメラ3を用いている。その結果、例えば窓面方位毎、階数毎、テナント毎にカメラを設置しても負担が比較的少なく、窓面の方位毎や階数毎に異なる周辺状況に対応したブラインドの自動制御が可能になる。また、例えば数分毎に計測した屋外の輝度分布を用いるため、周辺建物の建替えや樹木の成長など周辺環境の変化が頻繁な地域においても対応することができる。
また、本実施形態では、比較的安価なカメラ3を用いているので、小規模なビルにも導入することが容易である。また、大規模な工事と過大なコストがかかる従来技術とは異なり、ビルの一部のテナントのみでもブラインド制御システムの導入が容易である。
なお、上述の実施形態では、ブラインドのスラット角の制御に対して本発明を適用している。しかしながら、これに限定されることなく、例えば昇降型のブラインドの開度の制御に対しても同様に、本発明を適用することができる。
また、上述の実施形態では、特定階において特定方位に面した1つの窓面に沿って設けられたブラインドの制御に対して本発明を適用している。しかしながら、これに限定されることなく、連続する複数階に亘って設けられたブラインドの制御に対しても同様に、本発明を適用することができる。この場合、輝度分布計測部および制御部を、連続する複数階に対して共通に設ければ良い。
1 ブラインド
2 制御部
3 カメラ
10 室内空間
11 窓面
12 外壁

Claims (9)

  1. 窓面に沿って設けられたブラインドの制御方法であって、
    輝度分布計測部が、前記窓面に対向する屋外の輝度分布として、直射日光、周辺建物からの反射光、及び人工光源からの光の情報を含む輝度分布を計測することと、
    制御部が、前記屋外の輝度分布において、所定値以上の輝度を有する領域であって且つその領域外との輝度の差が所定値以上である輝度領域および該輝度領域の位置に関する領域位置情報を求め、該領域位置情報にしたがって、前記位置から前記窓面に入射する前記輝度領域からの光を遮るように前記ブラインドを制御することとを含むことを特徴とするブラインド制御方法。
  2. 前記屋外の輝度分布を計測することは、屋外に向けられたカメラを用いて、外部から前記窓面に入射する光に関する輝度分布の画像データを得ることを含むことを特徴とする請求項1に記載のブラインド制御方法。
  3. 前記ブラインドを制御することは、前記領域位置情報にしたがって、前記位置から前記窓面に入射する前記輝度領域からの光を遮るように前記ブラインドの開度を決定することを含むことを特徴とする請求項1または2に記載のブラインド制御方法。
  4. 前記ブラインドの開度を決定することは、前記ブラインドのスラット角を決定することを含むことを特徴とする請求項3に記載のブラインド制御方法。
  5. 前記屋外の輝度分布を用いて室内から見た窓面輝度分布を求めることと、
    前記窓面輝度分布を用いて明るさ感や眩しさ感の指標の分布を求めることと、
    前記窓面輝度分布或いは前記明るさ感や眩しさ感の指標の分布がそれぞれ所要の分布範囲に収まるように前記ブラインドを制御することとをさらに含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブラインド制御方法。
  6. 窓面に沿って設けられたブラインドの制御システムであって、
    前記窓面に対向する屋外の輝度分布として、直射日光、周辺建物からの反射光、及び人工光源からの光の情報を含む輝度分布を計測する輝度分布計測部と、
    前記輝度分布計測部により計測された前記屋外の輝度分布において、所定値以上の輝度を有する領域であって且つその領域外との輝度の差が所定値以上である輝度領域および該輝度領域の位置に関する領域位置情報を求め、該領域位置情報にしたがって、前記位置から前記窓面に入射する前記輝度領域からの光を遮るように前記ブラインドを制御する制御部とを備えていることを特徴とするブラインド制御システム。
  7. 前記輝度分布計測部は、外部から前記窓面に入射する光に関する輝度分布の画像データを得るために屋外に向けられたカメラを有することを特徴とする請求項6に記載のブラインド制御システム。
  8. 前記カメラには、広角レンズが装着されていることを特徴とする請求項7に記載のブラインド制御システム。
  9. 前記輝度分布計測部および前記制御部は、連続する複数階に対して共通に設けられていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のブラインド制御システム。
JP2014146620A 2014-07-17 2014-07-17 ブラインド制御方法およびブラインド制御システム Active JP6512469B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146620A JP6512469B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 ブラインド制御方法およびブラインド制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014146620A JP6512469B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 ブラインド制御方法およびブラインド制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016023428A JP2016023428A (ja) 2016-02-08
JP6512469B2 true JP6512469B2 (ja) 2019-05-15

Family

ID=55270461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014146620A Active JP6512469B2 (ja) 2014-07-17 2014-07-17 ブラインド制御方法およびブラインド制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6512469B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6568460B2 (ja) * 2014-11-17 2019-08-28 学校法人ものつくり大学 電動ブラインドの制御装置及び方法
JP6970625B2 (ja) * 2018-02-16 2021-11-24 株式会社ニチベイ 電動ブラインドの制御システム、及び制御方法
WO2019167489A1 (ja) * 2018-02-27 2019-09-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 配光制御システム、制御装置及び配光制御方法
JP7308604B2 (ja) * 2018-10-19 2023-07-14 立川ブラインド工業株式会社 電動ブラインドシステム、電動横型ブラインド
JP7300852B2 (ja) * 2019-03-07 2023-06-30 三菱電機株式会社 設定システム及び設定方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002276264A (ja) * 2001-03-14 2002-09-25 Nikken Sekkei Ltd ブラインド面の輝度制御機能を備えたブラインド装置
JP2005054356A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Cloud Nine:Kk 電動ブラインド遠隔制御システム
JP2006161309A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Toso Co Ltd 電動ブラインド
JP5452951B2 (ja) * 2008-09-26 2014-03-26 積水化学工業株式会社 光量制御システム
JP5561963B2 (ja) * 2009-06-30 2014-07-30 株式会社日建設計 直射光有無判断装置、電動ブラインドの制御装置、直射光有無判断方法及び電動ブラインドの制御方法
US8881456B2 (en) * 2011-02-27 2014-11-11 Peng Xu Shading devices

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016023428A (ja) 2016-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Chan et al. A systematic method for selecting roller shade properties for glare protection
JP6512469B2 (ja) ブラインド制御方法およびブラインド制御システム
RU2531730C2 (ru) Управление затеняющим устройством посредством распознавания изображений
O'Brien et al. Manually-operated window shade patterns in office buildings: A critical review
JP6118459B2 (ja) 分離された直達及び散乱日射に基づく窓遮光制御システム及び窓遮光制御方法
Kim et al. Real-time daylight glare control using a low-cost, window-mounted HDRI sensor
US20210222491A1 (en) Photosensitive element assembly
Konis et al. Measured daylighting potential of a static optical louver system under real sun and sky conditions
Tzempelikos et al. Estimating detailed optical properties of window shades from basic available data and modeling implications on daylighting and visual comfort
EP3992410B1 (de) Beschattungs- und beleuchtungssystem
JP6444590B2 (ja) 天候判断装置、電動ブラインドの制御装置
Wu et al. Automated ‘Eye-sight’Venetian blinds based on an embedded photometric device with real-time daylighting computing
Thanachareonkit et al. Empirical assessment of a prismatic daylight-redirecting window film in a full-scale office testbed
US20210140232A1 (en) Shading device
Chan et al. Annual daylight glare evaluation for typical perimeter offices: simulation models versus full-scale experiments including shading controls
Konis et al. Visual comfort analysis of innovative interior and exterior shading systems for commercial buildings using high resolution luminance images
Shen et al. A global method for efficient synchronized shading control using the “effective daylight” concept
Chan et al. Solar optical properties of roller shades: Modeling approaches, measured results and impact on energy use and visual comfort
JP4676298B2 (ja) 電動ブラインドの制御装置
Borowczyński et al. Application of sky digital images for controlling of louver system
JP2014224346A (ja) 電動日射遮蔽装置の自動制御装置
JP7346798B2 (ja) 透光量制御装置及びプログラム
Kim et al. A new control framework for the visual environment based on low-cost HDR luminance acquisition
JPH09318443A (ja) 昼光センサ,ブラインド制御装置及び照明制御装置
JP2005003524A (ja) 太陽追尾型センサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180808

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181003

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6512469

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150