JP6584125B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
射出する光の波長を掃引する光源部から射出された光を眼底に照射する照射光と参照光とに分岐し、前記照射光が照射された前記眼底からの反射光と前記参照光とを干渉する干渉部と、
前記干渉部により干渉して得た第一の干渉光を検出する検出部と、
前記検出部が前記第一の干渉光を検出して得たアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、
前記光源部からの射出された光のうち一部の光が通る光路が第一光路と前記第一光路に対して光路長差を有する第二光路とに分岐された干渉計として構成され、前記変換部が前記アナログ信号をサンプリングするクロックを生成するクロック発生部と、
前記生成されたクロックにより前記変換部が前記アナログ信号を変換して得た前記デジタル信号に基づいて、前記眼底の断層像を取得する断層像取得部と、を有する撮像装置であって、
前記クロック発生部は、前記第一光路の光と前記第二光路の光とを干渉して得た第二の干渉光のアナログ信号の強度の差が前記第二の干渉光のアナログ信号を前記変換部に入力可能な範囲内となるように前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を補正する補正部を含むように構成され、
前記補正部は、
前記第二の干渉光のアナログ信号の強度と閾値とを比較する比較部と、
前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも大きい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を減衰させ、前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも小さい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を増幅させる利得制御部と、
前記比較部による比較結果を前記利得制御部にフィードバックを行うタイミングを遅らせる遅延部と、
を含むように構成されている。
図1は、本発明の実施形態における光干渉断層撮像法を用いた撮像装置(OCT装置)の構成例を示す図である。OCT装置は、射出される光周波数が掃引される光源部10と、干渉光を生成するOCT干渉部20と、干渉光を検出する検出部30と、干渉光に基づいて、被検体100の眼底の情報を取得する情報取得部40と、を有している。なお、情報取得部40は、眼底の断層像を取得(生成)する断層像取得部(画像生成部)としても機能する。さらに、OCT装置は、測定アーム50と参照アーム60を有している。
ところで、眼底検査においては、黄斑と視神経乳頭を同一の走査で撮像したいという要望がある。これを実現するために求められるOCT装置の照射光で走査する範囲(走査角度)について図3を用いて説明する。図3は、眼球を球体として仮定したときの模式図である。眼球の瞳孔中心の反対側には黄斑がある。また、黄斑から少し離れた位置に視神経乳頭がある。この黄斑と視神経乳頭は、眼底において特に重要な部位である。
a=T×cos(θ/2) ・・・式1
a+b=T ・・・式2
このように、瞳孔中心から黄斑までの距離と瞳孔中心から黄斑から離れた位置までの距離とは、bだけ異なる。このbは角度θが大きくなればなるほど、大きくなるため、広画角の眼底検査用のOCT装置では、瞳孔中心から黄斑までの光路長と瞳孔中心から黄斑から離れた周辺の位置までの距離とが大きく異なってしまう。成人の眼軸長Tは個人差が大きく、95%の人が含まれる眼軸長Tの範囲は21mm以上28mm以下である。ここでは、眼軸長Tの値として、その範囲の最大値である28mmを用い、眼球内の振れ角θが33.4度の場合、式1、2からbは約1.2mmとなる。
次に、kクロック発生部について、図6を用いて説明する。図6中の符号は、図1と対応している。kクロック発生部には、例えば、分岐比95:5などのカプラ90により光源から射出される光の一部を分岐し、分岐された光が入射される。その分岐光は、カプラ81によりさらに2つの光路に分岐させ、分岐された光路は第一光路と第二光路として構成される。第一光路と第二光路とは、光路長差82を設けて再びカプラ83で干渉させる。これにより、kクロック干渉計を構成することができる。さらに、kクロック干渉計からの干渉信号を受光して電気信号へ変換し、振幅補正を行う補正回路84から構成される。ここで、kクロックの光路長差82が、後述するkクロックの周波数に対応する。
また、本実施形態に係る撮像装置は、走査する角度の異なる複数の撮影モードを選択する選択部を更に有することが好ましい。このとき、制御部は、選択された撮影モードによって、走査する角度と光路長差とを変更するように、走査部と変更部とを制御しても良い。例えば、黄斑と視神経乳頭とを両方含む断層像として撮影する撮影モードの方が、黄斑と視神経乳頭とのいずれかを断層像として撮影する撮影モードよりも、走査する角度が大きいため、光路長差を長くすることが好ましい。また、選択部は、深さ範囲における断層像の距離を選択可能に構成されても良い。また、このとき、選択部は、この距離が眼球内で4.0mm以上である第1の距離から眼球内で4.0mm未満である第2の距離まで選択可能に構成されることが好ましい。このとき、この距離が短くなれば、光路長差も短くするように変更されることが好ましい。ここで、選択部は、眼の硝子体と網膜と脈絡膜とを含むように撮影する撮影モードを含む複数の撮影モードのうちいずれかの撮影モードを選択可能に構成されても良い。このとき、眼の硝子体と網膜と脈絡膜とを含むように撮影する撮影モードが選択されると、例えば、深さ範囲において眼球内で4.0mm以上の距離の眼底の断層像が取得されることが好ましい。これは、眼の硝子体と網膜と脈絡膜とが十分に含まれるように断層撮像するには、深さ範囲において眼球内で4.0mm以上の距離は必要となるためである。なお、クロック発生部は、光路長差を変更する代わりに、後述するサンプリングの数やクロックの周波数を疑似的に変更するように構成されても同等の効果を得ることができる。例えば、深さ範囲における断層像の距離が短くなれば、クロック発生部はサンプリングの数やクロックの周波数を少なくするように構成されることが好ましい。
kクロック干渉信号は、光周波数の時間変化に伴って正弦波となる。光周波数は非線形に時間変化するため、この正弦波の周期も時間変化する。しかし、周波数領域でみれば等間隔である。つまり、kクロック干渉信号のゼロクロス点またはピーク点が等波数間隔になるため、図5(b)のようにゼロクロス点またはピーク点をクロック位置としてサンプリングを行えば、波数空間のOCT干渉信号が取得できる。取得したkクロック干渉信号は、A/D変換器に適応可能な振幅、電圧へ増幅器等を用いて振幅の補正を行い、kクロックを生成する。なお、kクロックは、サンプリングクロックであるため、サンプリング定理に基づかなければならない。例えば、図7(a)のようにOCT干渉信号の周波数が、kクロックの周波数の1/2以下であった場合、元の信号を再生できるが、(b)のように1/2以上となった場合、偽の信号を取得することになる。このため、kクロックの周波数は、OCT干渉信号の周波数の2倍以上としなければならない、というのがサンプリング定理である。
ここで、断層像の深さ範囲(計測距離)Δz、中心波長λc、掃引波長幅Δλとすると、断層像の深さ範囲全体を1度にサンプリングする数であるサンプル数Nは、(4×Δz×Δλ)/λc2から導出される。一方、波長掃引の周波数fAとduty比(1掃引中のOCTとして有効な発光している期間)dとすると、kクロックの周波数fsは、(N×fA)/dから導出される。また、本実施形態に係る光源において、例えば、λc=1040nm、Δλ=110nm、fA=100kHz、d=0.446とする。このとき、本実施形態に係る断層像の深さ範囲が空気中で5.5mm、すなわち眼球内で4.0mmである場合を考えると、サンプル数Nは、(4×5.5×106×110)/10402=2237と導出される。また、この場合、kクロックの周波数fsは、(2237×100×103)/0.446=501.57MHzと導出される。なお、従来の深さ範囲が空気中で2.8mm、すなわち眼球内で2.0mmである場合を考えると、サンプル数は、(4×2.8×106×110)/10402=1139と導出される。また、この場合、kクロックの周波数fsは、(1139×100×103)/0.446=255.38MHzと導出される。以上より、眼底の広範囲で1回の走査を行った際に、眼底の所望の深さ範囲の断層像を網羅的に取得するためには、クロック発生部は、断層像の深さ範囲全体を1度にサンプリングする数が約2200回以上となるように構成されることが好ましい。また、眼底の広範囲で1回の走査を行った際に、眼底の所望の深さ範囲の断層像を網羅的に取得するためには、クロック発生部は、クロックの周波数が約500MHz以上となるように構成されることが好ましい。
なお、本発明は、眼底の広範囲で1回の走査を行った際に限定されない。すなわち、走査部が、眼底において照射光を走査する角度が空気中で換算して47度以上となるように構成されている場合に限定されない。走査する角度に関係なく、深さ範囲において眼球内で4.0mm以上となる距離の眼底の断層像を取得したい場合に、クロック発生部は、眼球内で4.0mm以上となる距離に対応する光路長差となるように構成されていれば良い。このとき、上述したように、クロック発生部は、第二光路がシングルパスで構成されていれば、光路長差が空気中で22mm以上となるように構成されることが好ましい。また、クロック発生部は、第二光路がダブルパスで構成されていれば、光路長差が空気中で11mm以上となるように構成されることが好ましい。また、クロック発生部は、光路長差をこれらの長さにする代わりに、サンプリングの数やクロックの周波数を疑似的に変更するように構成されても同等の効果を得ることができる。
ここで、波長可変光源は、一般にガウス型スペクトル形状となるため、波長掃引の開始付近と終了付近で強度が弱く、中央付近で最大強度となる。したがって、kクロック干渉信号も紡錘形の波形となる。また、kクロックの光路長差を大きくした場合、干渉強度も大幅に減衰するため、kクロック干渉信号における干渉強度の差が大きくなる。一方、A/D変換器の外部クロック入力部は、入力可能な最低電圧と最高電圧とが規定されている。このとき、kクロック干渉信号における干渉強度の差がA/D変換器における入力可能な電圧の範囲よりも大きくなってしまうことがあった。そこで、kクロック干渉信号を、増幅器等を用いて、A/D変換器に適応可能な振幅、電圧へ補正する必要がある。
補正方法としては、補正部が比較部による比較結果を利得制御部にフィードバックを行うように構成されることにより、自動利得制御(Automatic Gain Control、以下AGCという)を行う。図9(a)には、補正部の一例である補正回路84におけるAGCの模式図を示す。ここで、AGCとは、利得制御部の一例である可変利得増幅器(Variable Gain Amplifier、以下VGAという)、比較部の一例である電圧検出器を備え、振幅変動する入力信号から一定電圧レベルの振幅の信号に自動的に調整することをいう。このとき、比較部は、第二の干渉光(クロック発生部の干渉計により干渉して得た干渉光)のアナログ信号の強度と閾値とを比較する。また、利得制御部は、第二の干渉光のアナログ信号の強度が閾値よりも大きい場合には第二の干渉光のアナログ信号の強度を減衰させる。また、利得制御部は、第二の干渉光のアナログ信号の強度が閾値よりも小さい場合には第二の干渉光のアナログ信号の強度を増幅させる。すなわち、振幅変動信号が入力されると、電圧検出器が基準電圧をもとに利得制御信号を出力し、VGAの利得を変更する負帰還制御が行われる。
また、AGCループ内においてはVGA利得のスイッチングによって生じてしまう発振を防止するために、遅延部の一例である位相補償コンデンサを接続し、応答速度を遅くする方法が取られている。すなわち、遅延部は、フィードバックを行う速度を遅らせる。ここで、信号のない時間帯の場合、振幅変動信号は基準電圧を下回っているため、利得制御信号は、利得を最大に出力するように動作し続け、位相補償コンデンサに電荷が蓄積されていくことになる。したがって、信号のある時間帯に入ると、蓄積されていた電荷が利得制御信号として出力されることになるため、本来あるべき利得の増加が行われず、過大な振幅の信号が出力されることがある。そこで、本実施形態では、図10(a)に示すように、補正回路84において利得制御信号の出力部において、抑制部の一例である過剰利得抑制機構を設けることが好ましい。すなわち、抑制部は、遅延部によりフィードバックを行う速度が遅らされた場合にアナログ信号の強度が所定値よりも増幅することを抑制する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
20 OCT干渉部
30 検出部
40 情報取得部
53 X軸スキャナー
54 Y軸スキャナー
80 kクロック発生部
82 kクロック光路長差
Claims (15)
- 射出する光の波長を掃引する光源部から射出された光を眼底に照射する照射光と参照光とに分岐し、前記照射光が照射された前記眼底からの反射光と前記参照光とを干渉する干渉部と、
前記干渉部により干渉して得た第一の干渉光を検出する検出部と、
前記検出部が前記第一の干渉光を検出して得たアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、
前記光源部からの射出された光のうち一部の光が通る光路が第一光路と前記第一光路に対して光路長差を有する第二光路とに分岐された干渉計として構成され、前記変換部が前記アナログ信号をサンプリングするクロックを生成するクロック発生部と、
前記生成されたクロックにより前記変換部が前記アナログ信号を変換して得た前記デジタル信号に基づいて、前記眼底の断層像を取得する断層像取得部と、を有する撮像装置であって、
前記クロック発生部は、前記第一光路の光と前記第二光路の光とを干渉して得た第二の干渉光のアナログ信号の強度の差が前記第二の干渉光のアナログ信号を前記変換部に入力可能な範囲内となるように前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を補正する補正部を含むように構成され、
前記補正部は、
前記第二の干渉光のアナログ信号の強度と閾値とを比較する比較部と、
前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも大きい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を減衰させ、前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも小さい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を増幅させる利得制御部と、
前記比較部による比較結果を前記利得制御部にフィードバックを行うタイミングを遅らせる遅延部と、
を含むように構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 射出する光の波長を掃引する光源部から射出された光を眼底に照射する照射光と参照光とに分岐し、前記照射光が照射された前記眼底からの反射光と前記参照光とを干渉する干渉部と、
前記干渉部により干渉して得た第一の干渉光を検出する検出部と、
前記検出部が前記第一の干渉光を検出して得たアナログ信号をデジタル信号に変換する変換部と、
前記光源部からの射出された光のうち一部の光が通る光路が第一光路と前記第一光路に対して光路長差を有する第二光路とに分岐された干渉計として構成され、前記変換部が前記アナログ信号をサンプリングするクロックを生成するクロック発生部と、
前記生成されたクロックにより前記変換部が前記アナログ信号を変換して得た前記デジタル信号に基づいて、前記眼底の断層像を取得する断層像取得部と、を有する撮像装置であって、
前記クロック発生部は、
前記第一光路の光と前記第二光路の光とを干渉して得た第二の干渉光のアナログ信号の強度と閾値とを比較する比較部と、
前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも大きい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を減衰させ、前記第二の干渉光のアナログ信号の強度が前記閾値よりも小さい場合には前記第二の干渉光のアナログ信号の強度を増幅させる利得制御部と、
前記比較部による比較結果を前記利得制御部にフィードバックを行うタイミングを遅らせる遅延部と、
を含むように構成されていることを特徴とする撮像装置。 - 前記比較部は、電圧検出器を含むように構成されており、
前記遅延部は、前記電圧検出器と接続されたコンデンサを含むように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記遅延部により前記フィードバックを行う速度が遅らされた場合に前記アナログ信号の強度が所定値よりも増幅することを抑制する抑制部を更に有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記遅延部はコンデンサを含むように構成されており、
前記抑制部は、前記コンデンサに蓄積された電荷を放出するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。 - 前記抑制部は、所定のタイミングで前記閾値を変更するように構成されていることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
- 前記クロック発生部は、眼球内で4.0mm以上となる距離に対応する前記光路長差となるように構成されており、
前記断層像取得部は、深さ範囲において眼球内で4.0mm以上となる距離の前記眼底の断層像を取得するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記クロック発生部は、前記第二光路がシングルパスで構成されており、前記光路長差が空気中で22mm以上となるように構成されていることを特徴する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記クロック発生部は、前記第二光路がダブルパスで構成されており、前記光路長差が空気中で11mm以上となるように構成されていることを特徴する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記クロック発生部は、前記断層像の深さ範囲全体を1度にサンプリングする数が2200回以上となるように構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記クロック発生部は、前記クロックの周波数が500MHz以上となるように構成されることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記クロック発生部は、前記変換部が前記アナログ信号を略等波数の間隔でサンプリングするように前記クロックを生成することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記光源部は、下部反射鏡と、活性層と、上部反射鏡と、をこの順に有し、前記活性層と前記上部反射鏡との間に空隙部を備え、前記上部反射鏡、前記下部反射鏡の少なくともいずれか一方の光軸方向の位置を変化させることで、出射する光の波長を変化させる面発光レーザであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記眼底において前記照射光を走査する走査部を更に有し、
前記走査部は、前記眼底において前記照射光を走査する角度が空気中で換算して47度以上となるように構成されていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記走査部は、前記眼底の14mm以上の範囲において前記照射光を走査するように構成されていることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
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JP2016209199A (ja) | 2016-12-15 |
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