JP6583386B2 - 車体後部構造 - Google Patents
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Description
具体的には、囲い部材で囲繞された排気ユニットに対して、送風ファンを介して外気を送風することにより、車体後部構造は、排気ユニットを冷却することができる。
従って、車体後部構造は、排気ユニットの熱を外部へ放出する構成としたことにより、重量増加を抑えて、車両後部における熱害を抑制することができる。
この発明により、車体後部構造は、発電ユニット、及び排気ユニットの双方に、送風ファンの風を送風することができる。
具体的には、クラッシュカンの間に排気ユニットを配置したことにより、車体後部構造は、サイドメンバの間に発電ユニット、及び排気ユニットを配置した場合に比べて、車両前後方向におけるサイドメンバの長さを短くすることができる。
従って、車体後部構造は、サブフレームにおけるクラッシュカンの間に排気ユニットを配置したことで、重量増加を抑えた車両後部における熱害の抑制と、車両後方からの衝突に対する安全性の向上とを両立することができる。
この発明により、車体後部構造は、重量増加を抑えて車両後部における熱害をより抑制できるとともに、車両後方からの衝突に対する安全性をより向上することができる。
なお、図1は車両1の構成図を示し、図2は車両下方から見た車体後部の底面図を示し、図3は車両上方から見たサブフレーム36の平面図を示し、図4は車両後方下方から見た囲い部材40の外観斜視図を示し、図5は図2中のA−A矢視における囲い部材40のA−A矢視断面図、図6は図2中のB−B矢視における囲い部材40のB−B矢視断面図を示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは前後方向を示しており、矢印Frは前方を示し、矢印Rrは後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは幅方向を示しており、矢印Rhは右方向を示し、矢印Lhは左方向を示し、車幅方向における車室内側を車幅方向内側とし、車幅方向における車両外側を車幅方向外側とする。
発電ユニット10は、図1に示すように、車載バッテリ7に高電圧用ワイヤーハーネスE2を介して電気的に接続された発電機11と、発電機11を駆動させるための発電用内燃機関12と、発電用内燃機関12に供給される燃料を貯留する燃料タンク13とで構成されている。なお、発電用内燃機関12としては、例えばロータリーエンジンなどとする。
車両1の車体後部構造は、図2に示すように、車幅方向に所定間隔を隔てた位置で車両前後方向に延びる左右一対のサイドシル31と、サイドシル31の間で車両前後方向に延びる左右一対のフロアフレーム32と、フロアフレーム32の後端から車両後方に延びるリヤサイドフレーム33と、リヤサイドフレーム33の後端から車両後方に延びるアッパクラッシュカン34と、アッパクラッシュカン34の後端同士を車幅方向に連結するアッパバンパレインフォースメント35と、フロアフレーム32、及びリヤサイドフレーム33よりも車両下方に配設されたサブフレーム36とで構成されている。
このフロアフレーム32の後端には、図2に示すように、左右一対の後輪3を支持するトーションビーム9が、揺動自在に支持されている。より詳しくは、トーションビーム9は、車両前後方向に延びるアーム部の前端が、フロアフレーム32の後端に揺動自在に支持されている。
また、アッパクラッシュカン34は、図2に示すように、リヤサイドフレーム33の後端に設けたアッパ連結部に締結固定されている。
また、アッパバンパレインフォースメント35は、図2に示すように、底面視において、車幅方向略中央が車両後方へ僅かに突出するように湾曲した形状に形成されている。
バッテリケースフレーム37は、図2に示すように、底面視において、フロアパネル(図示省略)の下面を覆う大きさに形成されている。
クロスメンバ382は、図2に示すように、底面視において、左右のリヤサイドフレーム33の間隔と略同等の車幅方向の長さを有する形状に形成されている。
上部ブラケット387は、図5に示すように、所定の厚みを有する板材を折り曲げて形成されたブラケットであって、アウタパネル382bの後面における上部に接合されている。
一方、下部ブラケット388は、図5に示すように、所定の厚みを有する板材を折り曲げて形成されたブラケットであって、アウタパネル382bの後面における下部に接合されている。
ロアバンパレインフォースメント384は、図3に示すように、底面視において、車幅方向略中央が車両後方へ僅かに突出するように湾曲した形状に形成されている。
このような構成のリヤサブフレーム38には、図2及び図3に示すように、左右のサイドメンバ381、及びロアクラッシュカン383の間に、上述した発電ユニット10の発電機11、及び発電用内燃機関12と、排気ユニット20とが、車両前方からこの順番で配設されている。
一方、発電用内燃機関12は、その出力軸の軸中心が発電機11の回転軸と略同軸上に位置するように発電機11の車両後方側に連結されている。
一方、消音器24は、左右のロアクラッシュカン383の間において、上流触媒22、及び下流触媒23の車両下方側に、平面視で重合するように配設されている。
このうち、発電用内燃機関12と上流触媒22とを連結する排気管21は、発電用内燃機関12からクロスメンバ382の車両上方をとおって車両後方へ延びる形状に形成されている。
さらに、下流触媒23と消音器24とを連結する排気管21は、下流触媒23から車両右側へ延設されたのち、車両下方、かつ車両左側へ向けてUターンした形状に形成されている。
上側囲い部材41は、図5及び図6に示すように、ロアクラッシュカン383よりも車両上方に露出した排気ユニット20を、車両上方から覆う形状に形成されている。
具体的には、下側囲い部材42は、図5及び図6に示すように、クロスメンバ382の下部ブラケット388に締結固定される下側前端部421と、ロアバンパレインフォースメント384のアウタパネル384bに締結固定される下側後端部422と、下側前端部421、及び下側後端部422の間を覆う底板部423と、車幅方向の開口を覆う下側左側壁部424、及び下側右側壁部425とで一体形成されている。
この送風開口S2は、後述する送風ファン50の回転半径と略同じ半径で、かつ下側右側壁部425の上端が開口するように切り欠かれた略円弧状に形成されている。なお、送風開口S2は、送風ファン50の風を囲い部材40の内部に導入する導入口として機能する。
なお、図7は排気ユニット20内部における空気の流動を説明する説明図を示している。
このうち、上側囲い部材41の上側右側壁部415よりも車両上方に送風された風の流れW1は、図7に示すように、上側右側壁部415の上面に沿うように、車両左側上方へ向けて流動する流れとなる。
具体的には、囲い部材40で囲繞された排気ユニット20に対して、送風ファン50を介して外気を送風することにより、車体後部構造は、排気ユニット20を冷却することができる。
従って、車体後部構造は、排気ユニット20の熱を外部へ放出する構成としたことにより、重量増加を抑えて、車両後部における熱害を抑制することができる。
従って、車体後部構造は、リヤサブフレーム38におけるロアクラッシュカン383の間に排気ユニット20を配置したことで、重量増加を抑えた車両後部における熱害の抑制と、車両後方からの衝突に対する安全性の向上とを両立することができる。
この発明の触媒は、実施形態の上流触媒22、及び下流触媒23に対応し、
以下同様に、
導入開口は、送風開口S2に対応し、
排気管の出口は、排気管21の排気管出口21aに対応し、
排気開口は、底部開口S1に対応し、
サブフレームは、リヤサブフレーム38に対応し、
左右一対のクラッシュカンは、左右一対のロアクラッシュカン383に対応し、
導風部分は、上側囲い部材41の上側右側壁部415、及び第1上面部分413bに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、上側囲い部材41、及び下側囲い部材42で構成された囲い部材40で、排気ユニット20の六方を囲う構成としたが、排気ユニット20の六方を囲うことができれば、囲い部材の形状は適宜の形状としてもよい。
また、送風開口S2を介して囲い部材40の内部に送風する構成としたが、これに限定せず、囲い部材40と送風ファン50とをダクトで連結し、ダクト及び送風開口S2を介して、囲い部材40の内部に送風する構成としてもよい。
10…発電ユニット
11…発電機
12…発電用内燃機関
20…排気ユニット
21…排気管
21a…排気管出口
22…上流触媒
23…下流触媒
24…消音器
38…リヤサブフレーム
40…囲い部材
50…送風ファン
381…サイドメンバ
382…クロスメンバ
383…ロアクラッシュカン
413b…第1上面部分
415…上側右側壁部
S1…底部開口
S2…送風開口
Claims (4)
- 車両の走行用電力を発電する発電機、及び該発電機の動力源である発電用内燃機関で構成された発電ユニットと、
前記発電用内燃機関に接続された排気管、触媒、及び消音器で構成された排気ユニットとが、車両前方からこの順番で車両後部の車体に配設された車体後部構造であって、
前記排気ユニットの六方を囲繞する囲い部材と、
該囲い部材に装着されるとともに、前記囲い部材の内部に外気を送風する送風ファンとを備え、
前記囲い部材が、
前記排気管の出口に対応する部分を開口した排気開口と、
背面視において、車幅方向に対して交差する方向で、前記排気開口に対向するとともに、前記送風ファンを介して外気が導入される開口である導入開口と、
背面視において、車幅方向の一端が前記導入開口に近接するとともに、前記囲い部材の外面に沿って、前記送風ファンの風を前記発電ユニットへ向けて導風する導風部分とを備え、
前記送風ファンが、
背面視において、前記導入開口と前記導風部分とに跨って配設された
車体後部構造。 - 前記車両の車体後部が、
車幅方向に延びるクロスメンバを有するサブフレームを備え、
該サブフレームが、
前記クロスメンバよりも車両後方で前記排気ユニット、及び前記囲い部材を支持する構成である
請求項1に記載の車体後部構造。 - 前記サブフレームが、
車両前後方向に延びる左右一対のサイドメンバと、
該サイドメンバの後端を車幅方向に連結する前記クロスメンバと、
前記サイドメンバの後端から車両後方に延びる左右一対のクラッシュカンを備え、
前記排気ユニットが、
前記クラッシュカンの間に配置された
請求項2に記載の車体後部構造。 - 前記触媒、及び前記消音器が、車両上下方向に並置された
請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の車体後部構造。
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