JP6581480B2 - コルゲートチューブ保持具、及び、保持具付きコルゲートチューブ - Google Patents
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Description
(1)
コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の外側の第1位置から前記空間の内側の第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
コルゲートチューブ保持具であること。
(2)
上記(1)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部を有し、
前記ヒンジ部が、
前記保持片が前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具であること。
(3)
上記(1)又は上記(2)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部であって、コルゲートチューブの外周面の凹部に対応する形状を有する凸部、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部に対応する形状を有する前記第2板部、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具であること。
(4)
コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の軸線に対して傾いた第1位置から前記空間の軸線に対して平行な第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
コルゲートチューブ保持具であること。
(5)
上記(4)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部を有し、
前記ヒンジ部が、
前記保持片が前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具であること。
(6)
上記(4)又は上記(5)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部であって、コルゲートチューブの外周面の凹部に対応する形状を有する凸部、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部に対応する形状を有する前記第2板部、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具であること。
(7)
コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記コルゲートチューブは、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の外側の第1位置から前記空間の内側の第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
保持具付きコルゲートチューブであること。
(8)
コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記コルゲートチューブは、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の軸線に対して傾いた第1位置から前記空間の軸線に対して平行な第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
保持具付きコルゲートチューブであること。
図1〜図3に示すように、第1実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具100」という。)は、下側保持部材110、上側保持部材120、及び、保持片130、を有している。保持具100は、コルゲートチューブ10を保持するための保持具である。コルゲートチューブ10は、円筒状の形状を有している。
次いで、第1実施形態に係る保持具100の変形例について説明する。
次いで、第2実施形態について説明する。図5に示すように、第2実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具200」という。)は、主として下側保持部材210に設けられる保持片230の形態において、第1実施形態の保持具100と相違する。
次いで、第3実施形態について説明する。図8に示すように、第3実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具300」という。)は、主として下側保持部材310に設けられる保持片330の形態、及び、下側保持部材310及び上側保持部材320が内周面にリブ(凸部)を有さない点において、第1実施形態の保持具100と相違する。
次いで、第3実施形態に係る保持具300の変形例について説明する。
図12に示すように、第4実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具400」という。)は、下側保持部材410、上側保持部材420、及び、保持片430と、を有している。保持具400は、コルゲートチューブ10を保持するための保持具である。コルゲートチューブ10は、円筒状の形状を有している。
次いで、第5実施形態について説明する。図16に示すように、第5実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具500」という。)は、主として下側保持部材510に設けられる保持片530の形態において、第4実施形態の保持具400と相違する。
次いで、第6実施形態について説明する。図20に示すように、第6実施形態に係るコルゲートチューブ保持具(以下「保持具600」という。)は、主として下側保持部材610に設けられる保持片630の形態、及び、下側保持部材610及び上側保持部材620が内周面にリブ(凸部)を有さない点において、第4実施形態の保持具400と相違する。
次いで、第7実施形態について説明する。第7実施形態は、コルゲートチューブ保持具(以下「保持具700」という。)と、コルゲートチューブ(以下「コルゲートチューブ70」という。)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブに係る実施形態である。
次いで、第8実施形態について説明する。第8実施形態は、コルゲートチューブ保持具(以下「保持具800」という。)と、コルゲートチューブ(第7実施形態と同様のコルゲートチューブ70)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブに係る実施形態である。
(1)(主に図1〜4を参照。)
コルゲートチューブ(10)を保持するための保持具(100)であって、
コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な一又は複数の保持部材(110,120)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(131)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(132)、を有する保持片(130)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(133)を更に有する保持片(130)と、を備え、
前記保持片(130)は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の外側の第1位置(図3(a)の位置)から前記空間の内側の第2位置(図3(b)の位置)へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向(図3の紙面前後方向)に移動不能であり、
前記保持部材(110,120)及び前記保持片(130)の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(114,124)を有する、
コルゲートチューブ保持具。
(2)(主に図5〜8を参照。)
上記(1)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片(230)が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部(232a,232b)を有し、
前記ヒンジ部(233)が、
前記保持片が前記第1位置(図6(a)の位置)から前記第2位置(図6(b)の位置)へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具。
(3)(主に図1〜11を参照。)
上記(1)又は上記(2)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部(114,124,214,224)であって、コルゲートチューブの外周面の凹部(12)に対応する形状を有する凸部(114,124,214,224)、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部(14)に対応する形状(332a)を有する前記第2板部(332)、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具。
(4)(主に、図12〜15を参照。)
コルゲートチューブ(10)を保持するための保持具(400)であって、
コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な一又は複数の保持部材(410,420)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(431)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(432a,432b)、を有する保持片(430)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(433)を更に有する保持片(430)と、を備え、
前記保持片(430)は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の軸線に対して傾いた第1位置(図14の位置)から前記空間の軸線に対して平行な第2位置(図15の位置)へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向(図15の紙面左右方向)に移動不能であり、
前記保持部材(410,420)及び前記保持片(430)の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(414,424)を有する、
コルゲートチューブ保持具。
(5)(主に、図16〜19を参照。)
上記(4)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片(430)が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部(532a,532b)を有し、
前記ヒンジ部(533)が、
前記保持片が前記第1位置(図17の位置)から前記第2位置(図18の位置)へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具。
(6)(主に、図12〜21を参照。)
上記(4)又は上記(5)に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部(414,424,514,524)であって、コルゲートチューブの外周面の凹部(12)に対応する形状を有する凸部(414,424,514,524)、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部(14)に対応する形状(632a)を有する前記第2板部(632)、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具。
(7)(主に、図22〜24を参照。)
コルゲートチューブ(70)と、前記コルゲートチューブを保持するための保持具(700)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具(700)は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材(710,720)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(731)、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(732)、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部(734)、を有する保持片(730)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(733)を更に有する保持片(730)と、を備え、
前記コルゲートチューブ(70)は、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリット(71)と、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部(734)の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部(76)と、を備え、
前記保持片(730)は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の外側の第1位置から前記空間の内側の第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材(710,720)及び前記保持片(730)の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(714,724)を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部(76)に前記保持片の前記傾斜突起部(734)が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブ(70)が前記保持具(700)に保持される、
保持具付きコルゲートチューブ。
(8)(主に、図25を参照。)
コルゲートチューブ(70)と、前記コルゲートチューブを保持するための保持具(800)と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具(800)は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材(810,820)と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部(831)、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(832a,832b)、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部(834)、を有する保持片(830)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(833)を更に有する保持片(830)と、を備え、
前記コルゲートチューブ(70)は、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリット(71)と、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部(834)の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部(76)と、を備え、
前記保持片(830)は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の軸線に対して傾いた第1位置から前記空間の軸線に対して平行な第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材(810,820)及び前記保持片(830)の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(814,824)を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部(76)に前記保持片の前記傾斜突起部(834)が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブ(70)が前記保持具(800)に保持される、
保持具付きコルゲートチューブ。
[9](主に、図1〜11を参照。)
コルゲートチューブ(10)とコルゲートチューブ保持具(100)とを備えた保持具付きコルゲートチューブの製造方法であって、
前記コルゲートチューブ保持具(100)は、前記コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な一又は複数の保持部材(110,120)と、前記空間の軸線方向に延びる第1板部(131)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(132)、を有する保持片(130)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(133)を更に有する保持片(130)と、を備え、
前記保持片(130)が、前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の外側の第1位置(図3(a)の位置)から前記空間の内側の第2位置(図3(b)の位置)へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向(図3の紙面前後方向)に移動不能であり、
前記保持部材(110,120)及び前記保持片(130)の少なくとも一方が、前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(114,124)を有し、
該製造方法は、
前記保持片(130)が前記第1位置にある状態(図3(a))にて、前記コルゲートチューブのスリット(11)に前記第1板部(131)を挿入し且つ前記コルゲートチューブの内側に前記第2板部(132)を配置するように、前記保持片に前記コルゲートチューブを取り付ける工程(図1(b))と、
前記保持片及び前記コルゲートチューブを前記ヒンジ部(133)を中心に回転移動させることによって前記第2位置(図3(b))へ移動させる工程と(図1(c))、
前記保持構造(114,124)によって前記コルゲートチューブを保持する工程(図1(d))と、
を含む、
保持具付きコルゲートチューブの製造方法。
[10](主に、図12〜21を参照。)
コルゲートチューブ(10)とコルゲートチューブ保持具(400)とを備えた保持具付きコルゲートチューブの製造方法であって、
前記コルゲートチューブ保持具は、前記コルゲートチューブを収容する空間(S)を画成可能な一又は複数の保持部材(410,420)と、前記空間の軸線方向に延びる第1板部(431)、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部(432a,432b)、を有する保持片(430)であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部(433)を更に有する保持片(430)と、を備え、
前記保持片(430)は、前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間(S)の軸線に対して傾いた第1位置(図14の位置)から前記空間の軸線に対して平行な第2位置(図15の位置)へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向(図15の紙面左右方向)に移動不能であり、
前記保持部材(410,420)及び前記保持片(430)の少なくとも一方は、前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造(414,424)を有し、
該製造方法は、
前記保持片(430)が前記第1位置にある状態(図14)にて、前記コルゲートチューブのスリット(11)に前記第1板部(431)を挿入し且つ前記コルゲートチューブの内側に前記第2板部(432a,432b)を配置するように、前記保持片に前記コルゲートチューブを取り付ける工程(図12(b))と、
前記保持片及び前記コルゲートチューブを前記ヒンジ部(433)を中心に回転移動させることによって前記第2位置(図15)へ移動させる工程(図12(c))と、
前記保持構造(414,424)によって前記コルゲートチューブを保持する工程(図12(d))と、
を含む、
保持具付きコルゲートチューブの製造方法。
11: スリット
100:コルゲートチューブ保持具(保持具)
110,120:保持部材
130:保持片
131:第1板部
132:第2板部
133:ヒンジ部
114,124:リブ(保持構造)
S: 収容空間(空間)
Claims (8)
- コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の外側の第1位置から前記空間の内側の第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部を有し、
前記ヒンジ部が、
前記保持片が前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項1又は請求項2に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部であって、コルゲートチューブの外周面の凹部に対応する形状を有する凸部、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部に対応する形状を有する前記第2板部、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具。 - コルゲートチューブを保持するための保持具であって、
コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、及び、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の軸線に対して傾いた第1位置から前記空間の軸線に対して平行な第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項4に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持片が、
コルゲートチューブの外周面と内周面とを挟むことが可能な距離だけ離れた複数の前記第2板部を有し、
前記ヒンジ部が、
前記保持片が前記第1位置から前記第2位置へ移動したときに破断するように構成されている、
コルゲートチューブ保持具。 - 請求項4又は請求項5に記載のコルゲートチューブ保持具において、
前記保持構造が、
前記一又は複数の保持部材の少なくとも一つの内壁面から前記空間に向けて突出する凸部であって、コルゲートチューブの外周面の凹部に対応する形状を有する凸部、
及び、
コルゲートチューブの内周面の凹部に対応する形状を有する前記第2板部、
の少なくとも一方である、
コルゲートチューブ保持具。 - コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記コルゲートチューブは、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の外側の第1位置から前記空間の内側の第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
保持具付きコルゲートチューブ。 - コルゲートチューブと、前記コルゲートチューブを保持するための保持具と、を備えた保持具付きコルゲートチューブであって、
前記保持具は、
前記コルゲートチューブを収容する空間を画成可能な一又は複数の保持部材と、
前記空間の軸線方向に延びる第1板部、前記第1板部に交差する方向に前記第1板部から突出する第2板部、及び、前記第1板部が延びる方向に沿って前記第1板部からの距離が徐々に大きくなる傾斜面を有するように前記第1板部から突出する傾斜突起部、を有する保持片であって、前記一又は複数の保持部材の一つと該保持片とを繋ぐヒンジ部を更に有する保持片と、を備え、
前記コルゲートチューブは、
該コルゲートチューブの長さ方向に沿ったスリットと、
該コルゲートチューブの端部において前記スリットが前記傾斜突起部の傾斜面に対応する形状を有するように広がったスリット拡大部と、を備え、
前記保持片は、
前記ヒンジ部を中心に回転移動することによって前記空間の軸線に対して傾いた第1位置から前記空間の軸線に対して平行な第2位置へ前記空間の画成時に移動可能であり、且つ、前記空間の軸線方向に移動不能であり、
前記保持部材及び前記保持片の少なくとも一方は、
前記コルゲートチューブを前記空間の軸線方向に移動不能に保持可能な保持構造を有する、
と共に、
前記コルゲートチューブの前記スリット拡大部に前記保持片の前記傾斜突起部が挟まれた状態にて、前記コルゲートチューブが前記保持具に保持される、
保持具付きコルゲートチューブ。
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