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JP6581151B2 - 禁煙促進剤及び携帯用禁煙促進具 - Google Patents

禁煙促進剤及び携帯用禁煙促進具 Download PDF

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JP6581151B2 JP2017121835A JP2017121835A JP6581151B2 JP 6581151 B2 JP6581151 B2 JP 6581151B2 JP 2017121835 A JP2017121835 A JP 2017121835A JP 2017121835 A JP2017121835 A JP 2017121835A JP 6581151 B2 JP6581151 B2 JP 6581151B2
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Description

本発明は、禁煙促進剤及び携帯用禁煙促進具に関する。
これまでに、禁煙を補助するための組成物や道具等の開発が行われている(特許文献1〜3)。
タバコへの依存として、身体的依存(ニコチン依存)と心理的依存(行動依存)がある。心理的依存は、習慣や癖によるもので、喫煙期間が長くなるほど強くなる傾向がある。
上記特許文献1〜3は何れも上記ニコチン依存に着目しており、上記心理的依存に着目した、禁煙を補助するための組成物や道具等の開発はあまり行われていない。
特開2005−272431号公報 特開2010−173973号公報 特開2015−024964号公報
本発明は上記背景技術に鑑みてなされたものであり、その課題は、前記問題点を解決し、心理的依存に着目した、新規の禁煙促進剤や禁煙促進具を提供することにある。
本発明者は、上記の課題を解決すべく、喫煙行為に至る精神的要因と喫煙した瞬間に得られる生理活性について鋭意検討を重ねた結果、特定の植物抽出物を含有する組成物及び携帯用禁煙促進具が喫煙時の心理的な課題を解決できることを見出して、本発明を完成するに至った。
本発明は、アンジェリカ抽出物及びブラックペッパー抽出物を含有することを特徴とする嗅覚による禁煙促進剤を提供するものである。
また、本発明は、上記嗅覚による禁煙促進剤を用いたものであることを特徴とする携帯用禁煙促進具を提供するものである。
本発明によれば、前記問題点や上記課題を解決し、禁煙期間を延長することを可能にする嗅覚による禁煙促進剤を提供することができる。
また、本発明の嗅覚による禁煙促進剤の有効成分は特定の植物から抽出されたものであるので、安心・安全である。
また、本発明の嗅覚による禁煙促進剤は、嗅覚を利用して禁煙の補助や促進を行うので、対象者にとって負担や副作用が少ないという効果を有する。
また、本発明の携帯用禁煙促進具は、上記嗅覚による禁煙促進剤を用いたものであり、喫煙したいという衝動に駆られたときに該禁煙促進剤の香りを嗅ぐことにより喫煙が抑制され、特に心理的依存(行動依存)による喫煙に効果を奏する。
また、本発明の携帯用禁煙促進具は、ニコチン依存による治療と併用することができる。
本発明の携帯用禁煙促進具の一形態を示す概略図である。 本発明の携帯用禁煙促進具の芳香放出体の一形態を示す拡大断面図である。
以下、本発明について説明するが、本発明は、以下の具体的形態に限定されるものではなく、技術的思想の範囲内で任意に変形することができる。
本発明は、アンジェリカ抽出物及びブラックペッパー抽出物を含有することを特徴とする嗅覚による禁煙促進剤(以下、「禁煙促進剤」と略記する場合がある)である。
上記アンジェリカ抽出物は、アンジェリカ(Angelica archangelica)から抽出された抽出物である。アンジェリカはセリ科の植物である。
アンジェリカは、タバコを吸いたいという衝動を抑える、人がつらい状況下で自己抑制を強いられる状況で人々を力づけるのにきわめて有効、中毒からの離脱に有効である。
上記ブラックペッパー抽出物は、ブラックペッパー(Piper nigrum)から抽出された抽出物である。ブラックペッパーはコショウ科の植物である。
ブラックペッパーは、発赤効果、喫煙と同じ軌道の感覚をシュミレートし、あたかもタバコを吸っているような軌道刺激が部分的に再現され、喫煙渇望が減弱する効果がある。
上記アンジェリカ抽出物及びブラックペッパー抽出物の含有比率は特に限定されないが、抽出物の併用効果が発揮される等の点で、アンジェリカ抽出物及びブラックペッパー抽出物の合計に対して、アンジェリカ抽出物は10〜75質量%が好ましく、15〜68質量%がより好ましく、22〜60質量%が特に好ましい。
アンジェリカ抽出物及びブラックペッパー抽出物を併用することによって、各抽出物単独で得られる以上の禁煙促進効果を発揮することが見出されたことによって、本発明の禁煙促進剤は完成した。
本発明の禁煙促進剤の態様1は、更にスペアミント抽出物を含有するものであることが好ましい。スペアミント抽出物は、スペアミント(Mentha spicata)から抽出された抽出物である。スペアミントはシソ科の植物である。
スペアミント抽出物を含有すると、メンソールが配合されたタバコを喫煙している喫煙者の禁煙促進に特に効果を奏する。
本発明の禁煙促進剤の態様1における上記スペアミント抽出物の含有量は特に限定されないが、本発明の態様1の禁煙促進剤の全体に対して、スペアミント抽出物は30〜70質量%が好ましく、35〜65質量%がより好ましく、40〜60質量%が特に好ましい。
上記範囲内であると、メンソールが配合されたタバコを喫煙している喫煙者の禁煙促進に特に効果を奏する。
本発明の禁煙促進剤は、スペアミント抽出物を含有する場合(すなわち態様1の場合)、ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物及びクローブ抽出物からなる群より選ばれる少なくとも1つの抽出物を更に含有することが好ましい。
該群より選ばれる2つ以上の抽出物を更に含有することがより好ましく、該群より選ばれる3つの抽出物を更に含有することが特に好ましい。
ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物及び/又はクローブ抽出物は、スペアミント抽出物を含有する態様1の禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらす等の効果を奏する。
上記ユーカリ抽出物は、ユーカリ(Eucalyptus globulus)から抽出された抽出物である。ユーカリはフトモモ科の植物である。
ユーカリは、去痰作用やリフレッシュ効果があるとの報告がある。
上記アトラスシダーウッド抽出物は、アトラスシダーウッド(Cedrus atlantica)から抽出された抽出物である。アトラスシダーウッドはマツ科の植物である。
シダ―ウッドは、不安や依存症への効果があるとの報告がある。
上記クローブ抽出物は、クローブ(Syzygium aromaticum)から抽出された抽出物である。クローブはフトモモ科の植物である。
上記ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物又はクローブ抽出物の含有量は特に限定されない。本発明の禁煙促進剤全体に対する、ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物又はクローブ抽出物の何れであっても個々の含有量は、1〜20質量%が好ましく、2〜15質量%がより好ましく、5〜10質量%が特に好ましい。
また、本発明の禁煙促進剤全体に対する、ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物及びクローブ抽出物の合計含有量は、10〜40質量%が好ましく、15〜35質量%がより好ましく、20〜30質量%が特に好ましい。
上記範囲内であると、スペアミント抽出物を含有する態様1の禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらす等の効果を特に奏する。
本発明の禁煙促進剤の態様2は、更にバニラ抽出物を含有することが好ましい。該バニラ抽出物は、バニラ(Vanilla planifolia)から抽出された抽出物である。バニラはラン科の植物である。
バニラ抽出物を含有すると、本発明の禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらす等の効果を奏する。
上記バニラ抽出物の含有量は特に限定されないが、本発明の禁煙促進剤全体に対して、バニラ抽出物は15〜45質量%が好ましく、20〜40質量%がより好ましく、25〜35質量%が特に好ましい。
上記範囲内であると、禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらすと同時に、不安、怒り、憤りなどを鎮める等の効果を特に奏する。
上記範囲内であると、メンソールが配合されたタバコを喫煙している喫煙者の禁煙促進にも効果を奏するが、特に、メンソールが配合されていないタバコを喫煙している喫煙者に対して、禁煙促進に大きな効果を奏する。
本発明の禁煙促進剤の態様2は、バニラ抽出物に加え、サンダルウッド抽出物を含有することが好ましい。該サンダルウッド抽出物は、サンダルウッド(Santalum album)から抽出された抽出物である。サンダルウッドはビャクダン科の植物である。
サンダルウッド抽出物を含有すると、本発明の禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらすと同時に、ストレスや緊張に作用し、リラックスさせる等の効果を奏する。
上記サンダルウッド抽出物の含有量は特に限定されない。本発明の禁煙促進剤全体に対する、サンダルウッド抽出物の含有量は、5〜30質量%が好ましく、7〜25質量%がより好ましく、10〜20質量%が特に好ましい。
上記範囲内であると、バニラ抽出物を含有する禁煙促進剤の香りを良くする、深みをもたらす等の効果を特に奏する。
本発明で用いる抽出物は、各植物の何れの組織から抽出してもよい。例えば、葉;茎;花弁等の花冠;萼;蕾;果実;種子;樹皮等の樹木;根等が挙げられる。
本発明の効果を十分に発揮する点で、アンジェリカ抽出物はアンジェリカの根から抽出された抽出物であることが好ましい。また、クローブ抽出物はクローブの蕾から抽出された抽出物であることが好ましい。
本発明で用いる抽出物は、公知の抽出法を用いて調製することができる。抽出法の例として、水蒸気蒸留法、直接抽出法、溶媒抽出法、圧搾法、超臨界抽出法、低温真空抽出法等が挙げられる。
本発明の禁煙促進剤は、医薬品、医薬部外品、気化吸引用剤、外用組成物、調合香料、化粧品、浴剤、繊維等に利用できる。これらのように使用するときには、そこに、要すれば種々の添加剤を配合して用いることができる。
本発明の禁煙促進剤の使用方法や対象への投与方法は経鼻的であればよく、公知の何れの方法で行ってもよい。例えば、後述のように、該禁煙促進剤を溶媒で適当に希釈して携帯用禁煙促進具に充填し、自然に気化させて使用することができる。
また、前記禁煙促進剤の投与量や投与時間は、1回に1秒〜10分が好ましく、2秒〜5分がより好ましく、3秒〜3分が特に好ましい。
また、喫煙したいという衝動に駆られた都度に投与することが好ましい。
本発明の携帯用禁煙促進具は、上記禁煙促進剤を用いたものであることを特徴とする。
本発明の携帯用禁煙促進具の構造は特に限定されないが、例えば、図1の構造が挙げられる。以下、図1の構造について説明する。
図1の携帯用禁煙促進具1は、充填体2、芳香放出体3及びキャップ4を含む。
充填体2には、上記禁煙促進剤が充填される。該禁煙促進剤は、溶媒に希釈してから充填してもよい。該溶媒として例えば、水;エタノール等のアルコール;ホホバ油;グレープシード油;セサミ油;ココナッツ油;オリーブ油;ミツロウ;等が挙げられる。
芳香放出体3の一例の縦断面図を図2に示す。芳香放出体3は、芳香放出器5、禁煙促進剤吸収部6、芳香放出部7及びバネ8を含む。
禁煙促進剤吸収部6は、充填部2に充填された禁煙促進剤を吸収する(吸い上げる)。該禁煙促進剤吸収部6に吸収され、気化した禁煙促進剤の香りは芳香放出体3の先端から携帯用禁煙促進具外に放出される。
禁煙促進剤吸収部6と芳香放出体3とは、限定はされないが一体で形成されていることが好ましい。
禁煙促進剤吸収部6や芳香放出体3は、本発明の禁煙促進剤を吸収する(吸い上げる)ことができるものであれば特に限定はないが、不織布からなることが好ましい。
芳香放出部7を、芳香放出器5に固定するときにバネ8を用いると、芳香放出部7を安定して固定でき、接着剤等の薬剤を使用せず安全である。
また、本発明の禁煙促進剤や前記希釈溶媒には、接着剤を溶解する成分が含まれる場合もあるので、接着剤では、十分に芳香放出部7を芳香放出器5に固定できない場合がある。
携帯用禁煙促進具の形態は特に限定されないが、使用性や携帯性等の点から、棒状が好ましい。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限りこれらの実施例に限定されるものではない。以下の「%」、「比率」は、質量に関するものは「質量%」、「質量比率」である。
実施例1
<禁煙促進剤(態様1)の調製>
アンジェリカ抽出物、ユーカリ抽出物、スペアミント抽出物、ブラックペッパー抽出物、アトラスシダーウッド抽出物及びクローブ抽出物は市販の抽出物を使用し、1:1:5:3:1:1の比率になるように混合し、全抽出物と等量のホホバ油を混合し、禁煙促進剤1を得た。
実施例2
<禁煙促進剤(態様2)の調製>
アンジェリカ抽出物、ブラックペッパー抽出物、サンダルウッド抽出物及びバニラ抽出物は市販の抽出物を使用し、2:2:1:2の比率になるように混合し、全抽出物と等量のホホバ油を混合し、禁煙促進剤2を得た。
実施例3
<携帯用禁煙促進具の製造>
図1に示す携帯用禁煙促進具1の充填体2に、実施例1及び実施例2で調製した禁煙促進剤をそれぞれ充填し、不織布からなる「禁煙促進剤吸収部6と芳香放出部7」を、禁煙促進剤吸収部6が充填体2内の禁煙促進剤に接触(浸漬)するようにし、図2に示すように、バネ8で芳香放出部7を芳香放出器5に固定し、携帯用禁煙促進具1を得た。
評価例1
<禁煙促進効果の検証>
被験者(喫煙者:10本〜1箱/日)に、喫煙したくなったときに、携帯用禁煙促進具1中の禁煙促進剤の香りを数秒嗅いでもらった。
その結果、態様1の禁煙促進剤(実施例1)でも、態様2の禁煙促進剤(実施例2)でも、1か月以上の禁煙に成功した。
比較例1
<禁煙促進剤11の調製>
市販のアンジェリカ抽出物100%を禁煙促進剤11とした。
比較例2
<禁煙促進剤12の調製>
市販のブラックペッパー抽出物100%を禁煙促進剤12とした。
評価例2
<禁煙促進効果の検証>
実施例及び比較例で得られた禁煙促進剤をそれぞれ携帯用禁煙促進具に充填した。
以下、実施例1、実施例2、比較例1、比較例2の禁煙促進剤が充填されている携帯用禁煙促進具をそれぞれ、「レギュラー」、「メンソール」、「対照A」、「対照B」と言う。
被験者20人(20代〜50代の男女)を「レギュラー」使用群(5人)、「メンソール」使用群(5人)、「対照A」使用群(5人)、「対照B」使用群(5人)に分けて、携帯用禁煙促進具を30日間使用してもらい、禁煙できた日数等を評価した。
本評価例の被験者20人の、携帯用禁煙促進具を使用する前の喫煙本数は、5〜20本/日だった。
Figure 0006581151
表1中の評価項目の判定基準は以下のとおりである。
<禁煙効果の評価基準>
4:5人中3人以上が、15日以上の禁煙日(1日も1本もタバコを吸わなかった日)があった。
3:5人中3人以上が、8日以上14日以下の禁煙日があった。
2:5人中3人以上が、1日以上7日以下の禁煙日があった。
1:5人中3人以上が、禁煙できなかった(禁煙日がなかった)。
<香りの印象の評価基準>
3:5人中3人以上が良いと答え、悪いと回答した人がいなかった。
2:5人中2人以下が良いと答え、悪いと回答した人がいなかった。
1:悪いと回答した人がいた。
<香りの強さの評価基準>
3:5人中全員がちょうどよいと回答した。
2:5人中3人以上4人以下がちょうどよいと回答した。
1:5人中2人以下がちょうどよいと回答した。
<香りの残り方>
3:5人中全員が、香りを嗅いだ後鼻に香りが残らないと回答した。
2:5人中3人以上4人以下が、香りを嗅いだ後鼻に香りが残らないと回答した。
1:5人中2人以下が、香りを嗅いだ後鼻に香りが残らないと回答した。
<総合評価>
〇:合計得点が10点以上である。
△:合計得点が6点以上9点以下である。
×:合計得点が5点以下である。
表1に示されるとおり、実施例1の禁煙促進剤が充填されている「レギュラー」及び実施例2の禁煙促進剤が充填されている「メンソール」は、総合評価が「〇」であり、携帯用禁煙促進具として適していることがわかった。
また、「レギュラー」又は「メンソール」の1日の使用回数が多い程、禁煙に成功していることがわかった。
比較例1の禁煙促進剤が充填されている「対照A」は、禁煙効果が「3」と高かったが、香りに関する評価が悪く、総合評価が「△」であった。
比較例2の禁煙促進剤が充填されている「対照B」は、全ての評価が悪く、総合評価が「×」であった。また、「対照B」の香りが合わず、試験期間途中で使用を止めた被験者が2人いた。
本発明の禁煙促進剤は、優れた禁煙効果を有し、アロマセラピー用品、芳香剤での分野において広く利用されるものである。
1 携帯用禁煙促進具
2 充填体
3 芳香放出体
4 キャップ
5 芳香放出器
6 禁煙促進剤吸収部
7 芳香放出部
8 バネ

Claims (6)

  1. 携帯用禁煙促進具用の嗅覚による禁煙促進剤であって、
    Angelica archangelicaからの抽出物であるアンジェリカ抽出物、ブラックペッパー抽出物、スペアミント抽出物、ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物及びクローブ抽出物を含有し、
    該アンジェリカ抽出物及び該ブラックペッパー抽出物の合計に対して、該アンジェリカ抽出物を22〜60質量%含有することを特徴とする嗅覚による禁煙促進剤。
  2. 禁煙促進剤全体に対して、スペアミント抽出物を35〜65質量%含有し、かつ、
    禁煙促進剤全体に対して、ユーカリ抽出物、アトラスシダーウッド抽出物、及び、クローブ抽出物の何れであっても個々の含有量が5〜10質量%である請求項1に記載の嗅覚による禁煙促進剤
  3. 禁煙促進剤全体に対して、スペアミント抽出物を40〜60質量%含有する請求項2に記載の嗅覚による禁煙促進剤。
  4. 携帯用禁煙促進具用の嗅覚による禁煙促進剤であって、
    Angelica archangelicaからの抽出物であるアンジェリカからの抽出物、ブラックペッパー抽出物、バニラ抽出物、及び、サンダルウッド抽出物を含有し、
    該アンジェリカ抽出物及び該ブラックペッパー抽出物の合計に対して、該アンジェリカ抽出物を22〜60質量%含有することを特徴とする嗅覚による禁煙促進剤。
  5. 禁煙促進剤全体に対して、バニラ抽出物を25〜35質量%含有し、かつ、
    禁煙促進剤全体に対して、サンダルウッド抽出物を10〜20質量%含有する請求項4に記載の嗅覚による禁煙促進剤。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れかの請求項に記載の嗅覚による禁煙促進剤を備えたものであることを特徴とする携帯用禁煙促進具。
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