JP6570179B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents
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Description
天板付什器においては、使用者の姿勢、体格、性別、好み等によって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なる。このため、天板の高さを上下に変更可能とした天板昇降式什器が使用されている。天板昇降式什器においては、使用者の要望に応じた天板高さの作業エリアを提供することができ、作業効率を向上させることができるとともに、使用者の体への負荷を軽減することができる。
例えば、天板昇降式什器がデスクやテーブルであり、使用者に対し、他の使用者等が天板を挟んで対面し、打ち合わせ等を行う場合である。
また、例えば、天板昇降式什器が作業台や実験台であり、使用者が、天板の後ろ側に回って作業を行う場合である。
また、天板の後ろ側に配線やチューブ等が露呈すると、外観が損なわれる。
そこでなされた本発明の目的は、天板から下方に導かれる配線やチューブ等の線状体が露呈するのを防ぎ、線状体が使用者の下肢に干渉するのを抑えることのできる天板昇降式什器を提供することである。
この発明に係る天板昇降式什器は、天板を有した上部構造体と、床面上に設置され、前記上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、前記下部構造体に固定された下部幕板と、前記上部構造体において前記天板の下方に設けられ、前記下部幕板の板厚方向一方の側に、前記下部幕板に対して間隔を空けて配置された上部幕板と、を備え、前記天板と前記床面との間に配設される線状体が、前記上部幕板と前記下部幕板との間に収容されることを特徴とする。
このように構成することで、線状体を保持した保持部材は、下部構造体に対して上部構造体が昇降したときに中間部が変形することで上部構造体の動きに追従する。
このように構成することで、天板の外周部において、上部幕板に対向する側に着座する使用者の下肢が、上部幕板に干渉するのを抑えることができる。
このように構成することで、天板の下方で、上部幕板によって使用者の下肢等を隠すことができる。また、上部幕板を天板に設けることで、上部構造とともに昇降する上部幕板が、下部構造体と干渉するのを回避することができる。
このように構成することで、脚体の間から使用者の下肢等が見えるのを防ぐことができる。また、下部幕板を一対の脚部材に固定することによって、使用者の下肢やワゴン等が下部幕板に突き当たったときに、下部幕板を確実に固定しておくことができる。
このように構成することで、上部構造体が上昇端位置に位置した場合においても、上部幕板と下部幕板とが重合して配設されているので、上部幕板及び下部幕板の板厚方向一方の側に位置する使用者の下肢が、他方の側に対して確実に露呈しない構成とすることができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る天板昇降式什器を斜め前方から見た斜視図である。図2は、上記天板昇降式什器の側面図である。図3は、上記天板昇降式什器の平面図である。図4、上記天板昇降式什器の上部構造体を上昇端位置まで上昇させた状態を示す側面図である。図5は、上記天板昇降式什器の一部を後方から見た図である。図6は、上記天板昇降式什器におけるケーブル保護チェーンの取付部を示す側面図である。
図1〜図3に示すように、天板昇降式什器1は、天板21を備える上部構造体20と、床面F上に設置されて上部構造体20を支持する下部構造体10と、を備える。
各脚部材11は、下部支持体12と、上部支持体13と、昇降ユニット14と、を備えている。
使用者が操作部22に対して所定の操作を入力すると、操作部22から配線ケーブル(図示無し)を介し、制御ユニット(図示無し)に操作信号が送信される。制御ユニット(図示無し)は、操作部22から操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて昇降ユニット14,14に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。昇降ユニット14,14は、指令信号を受け取ると、その指令信号に応じて伸縮駆動され、これによって天板21の高さの調整がなされる。
図2に示すように、上部幕板41は、天板21の後端21sに対し、前方に所定寸法Aだけオフセットした位置に設けられている。
下部幕板43は、下端部43bが下部支持体12の所定寸法上方に位置し、上端部43uに向かって脚部材11に沿って鉛直上方に延びている。下部幕板43は、上部幕板41に対して下部幕板43の板厚方向前方に配置され、上部幕板41と下部幕板43との間に前後方向に隙間Sを空けて設けられている。
すなわち、図2に示すように、天板21を下降端位置P1まで下降させたときに、上部幕板41の下端部41bが、床面Fや下部支持体12に接触しないよう、床面Fおよび下部支持体12よりも上方に位置するように設けるのが好ましい。また、天板21を下降端位置P1まで下降させたときに、下部幕板43の上端部43uが天板21の下面21uに接触しないよう、下面21uよりも下方に位置するように設けるのが好ましい。
また、図4に示すように、天板21を上昇端位置P2まで上昇させたときに、上部幕板41の下端部41bが、下部幕板43の上端部43uよりも下方に位置するように設けるのが好ましい。
図6に示すように、ケーブル保護チェーン45は、断面矩形の筒状で、複数のコマ部材45kがピンPを介して前後方向の軸回りに回動自在に連結されたチェーン状部材である。これにより、ケーブル保護チェーン45は、上部幕板41と平行な面内で屈曲(湾曲)自在に変形するようになっている。
このように構成することで、線状体Cを保持したケーブル保護チェーン45は、下部構造体10に対して上部構造体20が昇降したときに、中間部45cが変形することで、上部構造体20の動きに追従する。
なお、本発明の天板昇降式什器は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、上記実施形態では、線状体Cの長さ方向の一部を、上部幕板41と下部幕板43との間に収容し、上部幕板41側から見たときに線状体Cが露呈しないようにしたが、ケーブル保護チェーン45(線状体C)の中間部45cの一部が上部幕板41の下方に露呈していてもよい。
また、線状体Cをケーブル保護チェーン45に通すようにしたが、ケーブル保護チェーン45に限らず、可撓性を有したチューブ状、スパイラル状の保持部材によって線状体Cを保持するようにしてもよい。また、線状体Cをケーブル保護チェーン45等に通さず、そのまま上部幕板41と下部幕板43との間に収容してもよい。
また、天板昇降式什器1は、その用途を限るものではなく、デスク装置の他、作業台、実験台、テーブル、カウンター等の用途のものであってもよい。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
10 下部構造体
11 脚部材(脚体)
20 上部構造体
21 天板
21s 後端(外周端部)
41 上部幕板
41b 下端部
43 下部幕板
43u 上端部
45 ケーブル保護チェーン(保持部材)
45a 一端
45b 他端
45c 中間部
C 線状体
F 床面
P1 下降端位置
P2 上昇端位置
Claims (6)
- 天板を有した上部構造体と、
床面上に設置され、前記上部構造体を昇降可能に支持する下部構造体と、
前記下部構造体に固定された下部幕板と、
前記上部構造体において前記天板の下方に設けられ、前記下部幕板の板厚方向一方の側に、前記下部幕板に対して間隔を空けて配置された上部幕板と、を備え、
前記天板と前記床面との間に配設される線状体が、前記上部幕板と前記下部幕板との間に収容されることを特徴とする天板昇降式什器。 - 前記上部幕板と前記下部幕板との間に、一端が前記上部構造体に連結され、他端が前記下部構造体に連結され、前記一端と前記他端との間の中間部が変形可能で、前記線状体を保持する保持部材、
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式什器。 - 前記上部幕板は、前記天板の外周端部よりも前記天板の内周側にオフセットした位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
- 前記上部幕板は、前記天板から下方に垂下して設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
- 前記下部構造体は、前記天板を昇降可能に支持する一対の脚体を有し、
前記下部幕板は、一対の前記脚体の間を塞ぐように設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。 - 前記上部構造体が上昇端位置に位置した状態で、前記上部幕板の下端部が前記下部幕板の上端部よりも下方に位置していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
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