JP6563226B2 - 薄片状カーボンの製造方法 - Google Patents
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(1)テープ等を用いた機械的剥離法
(2)金属箔上へのCVDによる形成
(3)SiC基板の加熱
(4)黒鉛の酸化による層間剥離及び得られる酸化グラフェンの還元
等が知られている。
層状構造を有する炭素質材料を、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物の共存下で、30MPa以上の加圧を行う、製造方法。
で示される少なくとも1種である、項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
(i)2個以上の前記炭素質材料分散体同士を衝突させること
(ii)前記炭素質材料分散体と金属又はセラミックス材料とを衝突させること、及び
(iii)前記炭素質材料分散体を断面積1cm2以下の空間を通過させること
よりなる群から選ばれる少なくとも1種の処理が行われる、項2〜11のいずれかに記載の製造方法。
層状構造を有する炭素質材料、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物、及び溶媒を含有する炭素質材料分散体に対して、30MPa以上の加圧処理を行う、製造方法。
前記疎水基が、置換基を有していてもよい炭素数6以上のアルキル基及び/又は置換基を有していてもよい炭素数6以上のシクロアルキル基であり、
前記親水基が、一般式(1)〜(4):
で示される少なくとも1種である、薄片状カーボン分散体。
本発明の薄片状カーボンの製造方法においては、層状構造を有する炭素質材料を、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物の共存下で、30MPa以上の加圧処理を行う。
層状構造を有する炭素質材料としては、特に制限はないが、天然黒鉛、人造黒鉛、膨張黒鉛、土状黒鉛、酸化黒鉛等が挙げられる。酸化黒鉛とは、例えば、硫酸、硝酸、過マンガン酸カリウム、過酸化水素等の1種以上の酸化剤により酸化された黒鉛が使用され得る。例えば、ハマーズ法により酸化黒鉛を得る場合には、黒鉛を濃硫酸中に浸し、過マンガン酸カリウムを加えて黒鉛を酸化させた後、反応物を希硫酸及び/又は過酸化水素でクエンチし、その後、蒸留水で洗浄すること等により、炭素原子に酸素原子が結合し、層間に酸素原子が導入されて酸化黒鉛を得ることができる。
従来は、湿式法にて薄片状カーボンを作製する場合、薄片状カーボンの酸化物及び水性溶媒を含む水分散体に還元処理を施していたが、この方法ではグラフェン構造を維持することが困難であるとともに、得られる薄片状カーボンが激しく凝集してしまうため、薄片状カーボン水分散体を得ることは困難であった。また、安全性の観点でも問題があった。一方、本発明においては、芳香環を有する水溶性化合物を使用することにより、グラフェン構造を維持した薄片状カーボンが凝集することなく、均一分散した状態(薄片状カーボン分散体等)で薄片状カーボンを得ることができる。この際、芳香環を有する水溶性化合物は、薄片状カーボンを均一分散させるための分散剤としても機能し得る。
で示される少なくとも1種が好ましい。
本発明においては、上記のとおり、層状構造を有する炭素質材料を、前記水溶性化合物の共存下で、特定の処理を行うが、層状構造を有する炭素質材料の薄片化効率、得られる薄片状カーボンの汎用性等の観点から、層状構造を有する炭素質材料、及び前記水溶性化合物を含む炭素質材料分散体に対して、特定の処理を行うことが好ましい。
本発明において、特定の処理を行う際には、層状構造を有する炭素質材料は、前記水溶性化合物以外にも、他の成分と共存させてもよい。つまり、特定の処理を行う前の炭素質材料分散体には、他の成分を含ませてもよい。これにより、最終的に得られる薄片状カーボン分散体や薄片状カーボン組成物中にも、これら他の成分を含ませることができる。このような他の成分としては、カーボンファイバー(特に繊維径500nm以下のカーボンナノファイバー)、活性炭、カーボンブラック(アセチレンブラック、オイルファーネスブラック等;特に導電性が高く、比表面積が大きいケッチェンブラック)、ガラス状カーボン、カーボンマイクロコイル、フラーレン、バイオマス系炭素材料(バガス、ソルガム、木くず、おがくず、竹、木皮、稲ワラ、籾殻、コーヒーかす、茶殻、おからかす、米糠、パルプくず等を原料としたもの;リグニンから製造したカーボンファイバー等)を、本発明の効果を損なわない範囲で使用してもよい。
本発明では、上記のとおり、層状構造を有する炭素質材料を、前記水溶性化合物の共存下で、特定の加圧処理を行う。なお、炭素質材料分散体を使用する場合には、炭素質材料分散体に対して、特定の加圧処理を行う。
(i)2個以上の前記炭素質材料分散体同士を衝突させること、
(ii)前記炭素質材料分散体と金属又はセラミックス材料(炭化ケイ素、アルミナ等高硬度の材料)とを衝突させること、
(iii)前記炭素質材料分散体を断面積1cm2以下の空間を通過させること
等の処理を行い得る。
上記した本発明の製造方法によれば、所望の薄片状カーボンが得られる。特に、本発明の製造方法によれば、所望の薄片状カーボンが分散した状態で存在する薄片状カーボン分散体が得られる。
本発明において、薄片状カーボン組成物は、上記薄片状カーボン分散体の乾燥物であり、薄片状カーボンと前記水溶性化合物とを含んでいる。このような薄片状カーボン組成物の形状としては、特に制限はないが、塗膜、シート、塊状体等を挙げることができる。
水100gにポリオキシエチレンラウリルエーテル(関東化学(株)製;推定HLB値16.9;ブリジ35相当品)を10g添加し、0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(2個以上の炭素質材料分散液同士を衝突させる)を50回行った。
水100gにポリオキシエチレンラウリルエーテル(関東化学(株)製;推定HLB値16.9;ブリジ35相当品)を10g添加し、0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(炭素質材料分散液と炭化ケイ素とを衝突させる)を50回行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをトリトンX−100(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;推定HLB値13.5)5gとする以外は、実施例1−1と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをトリトンX−100(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;推定HLB値13.5)5gとする以外は、実施例1−2と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをトリトンX−405(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;推定HLB値17.9)5gとする以外は、実施例1−1と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをトリトンX−405(ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;推定HLB値17.9)5gとする以外は、実施例1−2と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをコール酸ナトリウム5gとする以外は、実施例1−1と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをコール酸ナトリウム5gとする以外は、実施例1−2と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをドデシルスルホン酸ナトリウム5gとする以外は、実施例1−1と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをドデシルスルホン酸ナトリウム5gとする以外は、実施例1−2と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム5gとする以外は、実施例1−1と同様に実験を行った。
ポリオキシエチレンラウリルエーテルをジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム5gとする以外は、実施例1−2と同様に実験を行った。
水100gにポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール(和光純薬工業(株)製:160EO-30PO)を10g添加し、0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(炭素質材料分散液と炭化ケイ素とを衝突させる)を50回行った。
水100gにデカグリセリンラウリン酸エステル(阪本薬品工業(株)製)を10g添加し、0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(炭素質材料分散液と炭化ケイ素とを衝突させる)を50回行った。
水100gにポリオキシプロピレンポリグリセリルエーテル(阪本薬品工業(株)製)を10g添加し、0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(炭素質材料分散液と炭化ケイ素とを衝突させる)を50回行った。
n-デシルアルコール100ml(83g)に0.01gの膨張黒鉛(伊藤黒鉛(株)製)を加え、600Wの超音波分散装置を用いて、氷冷しながら5分間分散処理を加え、さらに、高圧分散装置を用いて約250MPaで分散処理(炭素質材料分散液と炭化ケイ素とを衝突させる)を150回行った。
Claims (15)
- 薄片状カーボンの製造方法であって、
層状構造を有する炭素質材料、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物、及び溶媒を含有する炭素質材料分散体に対して、30MPa以上の加圧処理を行い、該加圧処理により、
(i)2個以上の前記炭素質材料分散体同士を衝突させること、及び
(ii)前記炭素質材料分散体と金属又はセラミックス材料とを衝突させること、
よりなる群から選ばれる少なくとも1種の処理を行う、製造方法。 - 前記溶媒が水を含有し、且つ、該水の含有量が、前記溶媒中の70重量%以上である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記疎水基が、置換基を有していてもよいアルキル基、置換基を有していてもよいアルケニル基、置換基を有していてもよいシクロアルキル基、及び炭素数3以上のポリオキシアルキレン基よりなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の製造方法。
- 前記親水基が、一般式(1)〜(4):
で示される少なくとも1種である、請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。 - 前記一般式(2)で示される親水基がポリオキシエチレン基及び/又はポリグリセリル基である、請求項4に記載の製造方法。
- 前記親水基以外の構成部分の炭素数が10以上である、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 前記親水基以外の構成成分が、重合度が4以上のポリオキシプロピレン基及び/又は重合度が3以上のポリオキシブチレン基である、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 前記炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物のHLB値が12以上である、請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 前記層状構造を有する炭素質材料が、天然黒鉛、人造黒鉛、膨張黒鉛、酸化黒鉛及び土状黒鉛よりなる群から選ばれる少なくとも1種である、請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
- 前記加圧処理の前処理として、さらに、100W以上の超音波分散処理を行う、請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法。
- 前記層状構造を有する炭素質材料の含有量が10重量%以下の濃度で行われる、請求項1〜10のいずれかに記載の製造方法。
- 薄片状カーボン分散体の製造方法であって、
層状構造を有する炭素質材料、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物、及び溶媒を含有する炭素質材料分散体に対して、30MPa以上の加圧処理を行い、該加圧処理により、
(i)2個以上の前記炭素質材料分散体同士を衝突させること、及び
(ii)前記炭素質材料分散体と金属又はセラミックス材料とを衝突させること、
よりなる群から選ばれる少なくとも1種の処理を行う、製造方法。 - 薄片状カーボン、炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物、及び溶媒を含有する薄片状カーボン分散体であって、
前記疎水基が、置換基を有していてもよい炭素数6以上のアルキル基及び/又は置換基を有していてもよい炭素数6以上のシクロアルキル基であり、
前記親水基が、一般式(1)〜(4):
で示される少なくとも1種である、剥片状カーボン分散体。 - 請求項12に記載の製造方法により得た薄片状カーボン分散体、又は請求項13に記載の薄片状カーボン分散体から、溶媒を乾燥させることを特徴とする、薄片状カーボン及び炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物を含有する薄片状カーボン組成物の製造方法。
- 請求項14に記載の製造方法により得られた薄片状カーボン組成物を水又は有機溶媒で洗浄して炭素と親和性の高い疎水基と、親水基とを有する水溶性化合物を除去することを特徴とする、薄片状カーボンの製造方法。
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