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JP6559973B2 - コネクタ - Google Patents

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JP6559973B2 JP2015031629A JP2015031629A JP6559973B2 JP 6559973 B2 JP6559973 B2 JP 6559973B2 JP 2015031629 A JP2015031629 A JP 2015031629A JP 2015031629 A JP2015031629 A JP 2015031629A JP 6559973 B2 JP6559973 B2 JP 6559973B2
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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタには、互いに嵌合し且つ電気的に接続される第1及び第2のコネクタの間の嵌合方向の自由度を高めたものが知られている。例えば、下記の特許文献1には、この種のコネクタについて開示されている。この特許文献1の第1コネクタは、略同じ直径の筒状の接点部を有する一方で互いに形状の異なる3つの端子と、これらの端子を収容するハウジングと、を備える。この第1コネクタにおいては、その3つの接点部を軸線方向に並べて配置しているので、隣り合う接点部同士が導通しないように、隣り合う接点部の間に、形状の異なる筒状の絶縁体を介在させている。また、特許文献1の第2コネクタは、第1コネクタの3つの接点部の内周面に各々接触する長さの異なる3つの端子と、これらの端子を収容するハウジングと、を備える。
特許第4693019号公報
このように、従来のコネクタは、形状の異なる端子を用意したり、絶縁体を用意したりするなど、多種多様な部品が必要になる。このため、この種の嵌合方向の自由度を高めるコネクタにおいては、生産性や原価の点で改善の余地がある。
そこで、本発明は、嵌合方向の自由度を確保しつつ部品の増加を抑えることのできるコネクタを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、円筒状に形成され且つ同心に配置された複数の円筒状端子、並びに、絶縁部材から成り、嵌合相手との嵌合部分が円筒状に形成され且つ当該嵌合部分に複数の当該円筒状端子が当該円筒状端子の径方向又は/及び軸線方向にずらして間隔を空けて収容された第1ハウジングを有する第1コネクタと、前記円筒状端子に対して電気的に接触する接触部と電線に対して電気的に接続された電線接続部とを有する複数の前記円筒状端子毎の同一形状の端子、絶縁部材から成り、複数の当該端子が収容され且つ前記第1ハウジングの円筒状の前記嵌合部分の内方に前記軸線方向に沿って嵌合される円柱状又は/及び円筒状の第2ハウジング、並びに、前記端子を前記第2ハウジングに係止する少なくとも1つの係止部材を有する第2コネクタと、を備え、前記第2ハウジングは、前記端子が前記軸線方向に沿って前記第1コネクタ側に挿入される複数の当該端子毎の挿入路と、前記挿入路の前記第1コネクタ側の端部であり、前記端子を保持する複数の当該端子毎の保持部と、前記端子の被係止部を係止する前記係止部材が挿入され且つ嵌合されると共に、該端子の前記挿入路に連通する嵌合溝と、を有する。
そして、このコネクタにおいて、前記第1コネクタは、前記円筒状端子として第1から第3の円筒状端子を有し、前記第2コネクタは、前記端子として第1から第3の端子と、前記第1及び第2の端子のそれぞれの前記被係止部を係止する前記係止部材としての第1係止部材と、前記第3端子の前記被係止部を係止する前記係止部材としての第2係止部材と、を有する。前記第1ハウジングは、前記第1円筒状端子と同心に配置され、該第1円筒状端子の外周面を露出させた状態で当該第1円筒状端子を保持する円柱部と、内方で前記円柱部を同心に配置し、前記第2円筒状端子の内周面を露出させた状態で当該第2円筒状端子を保持する前記嵌合部分としての第1円筒部と、該第1円筒部よりも前記第2コネクタ側で前記第3円筒状端子と同心に配置され、該第3円筒状端子の内周面を露出させた状態で当該第3円筒状端子を保持する前記嵌合部分としての第2円筒部と、を有する。前記第2ハウジングは、前記第1から第3の端子毎の前記挿入路としての第1から第3の挿入路と、前記第1ハウジングの前記円柱部及び前記第1円筒部と同心に配置され、該円柱部と当該第1円筒部との間の円環部に挿入される円筒部と、前記第1ハウジングの前記第2円筒部と同心に配置され、該第2円筒部の内方に挿入される円柱部と、を有する。前記第2ハウジングの前記円筒部は、前記第1端子における前記第1円筒状端子の前記外周面との前記接触部を径方向内側に露出させた状態で当該第1端子を保持する前記保持部としての第1保持部と、前記第2端子における前記第2円筒状端子の前記内周面との前記接触部を径方向外側に露出させた状態で当該第2端子を保持する前記保持部としての第2保持部と、を有する。前記第2ハウジングの前記円柱部は、前記第1係止部材が挿入され且つ嵌合される前記嵌合溝としての第1嵌合溝と、前記第2係止部材が挿入され且つ嵌合される前記嵌合溝としての第2嵌合溝と、前記第3端子における前記第3円筒状端子の前記内周面との前記接触部を径方向外側に露出させた状態で当該第3端子を保持する前記保持部としての第3保持部と、を有する。そして、前記第1係止部材は、前記第1嵌合溝に埋設することを特徴としている
本発明に係るコネクタは、絶縁部材から成る第1ハウジングに複数の円筒状端子が互いにずらして配置された第1コネクタを有する。このため、この第1コネクタは、その複数の円筒状端子の間に別途絶縁体を配置する必要が無い。一方、このコネクタは、複数の端子を第2ハウジングに係止する少なくとも1つの係止部材を有する。しかしながら、本発明に係るコネクタにおいては、第2コネクタの複数の端子が同一形状に形成された共用部品になっている。よって、このコネクタは、第1コネクタと第2コネクタとの間の嵌合方向の自由度を確保しつつ部品の増加を抑えることができる。
図1は、実施形態のコネクタを示す斜視図である。 図2は、図1のX1−X1線で切ったコネクタの断面図である。 図3は、実施形態の端子を示す斜視図である。 図4は、実施形態の端子を別角度から見た斜視図である。 図5は、実施形態の第2ハウジングを示す斜視図である。 図6は、図5の矢印Aの方向に見た第2ハウジングの背面図である。 図7は、実施形態の第2ハウジングを別角度から見た斜視図である。 図8は、図7のX2−X2線で切った第2ハウジングの断面図である。 図9は、実施形態の第2コネクタの展開図である。 図10は、端子を組み込んだ第2ハウジングの斜視図である。 図11は、端子を組み込んだ第2ハウジングを別角度から見た斜視図である。 図12は、実施形態のカバー部材を示す斜視図である。 図13は、実施形態の第2コネクタを示す斜視図である。 図14は、実施形態の第2コネクタを別角度から見た斜視図である。 図15は、図13のX3−X3線で切った第2コネクタの断面図である。 図16は、図13のX4−X4線で切った第2コネクタの断面図である。
以下に、本発明に係るコネクタの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係るコネクタの実施形態の1つを図1から図16に基づいて説明する。
図1及び図2の符号1は、本実施形態のコネクタを示す。このコネクタ1は、互いに嵌合し且つ電気的に接続される第1コネクタ2と第2コネクタ3とを備える。このコネクタ1は、その第1コネクタ2と第2コネクタ3との間の嵌合方向が規制されないように構成されたものであり、360度どの位置からでも第1コネクタ2と第2コネクタ3とを互いに嵌合させることができる。
第1コネクタ2は、円筒状に形成され且つ同心に配置された複数の円筒状端子10を有する。円筒状端子10は、導電性を有する金属材料等から成る。更に、この第1コネクタ2は、合成樹脂等の絶縁材料から成る第1ハウジング20を有する。第1ハウジング20は、嵌合相手である第2コネクタ3との嵌合部分21を円筒状に形成する。第1コネクタ2と第2コネクタ3との嵌合方向は、嵌合部分21の中心軸の軸線方向に沿った方向になる。その嵌合部分21には、複数の円筒状端子10が収容される。複数の円筒状端子10は、その嵌合部分21における円筒状の内方において、間隔を空けて収容される。例えば、それぞれの円筒状端子10は、円筒状端子10の径方向又は/及び軸線方向にずらして収容される。
具体的に、本実施形態の第1コネクタ2は、円筒状端子10として第1から第3の円筒状端子10A,10B,10Cを有している。第1円筒状端子10Aにおいては、外周面を第2コネクタ3との電気的な接触部とする。第2及び第3の円筒状端子10B,10Cにおいては、内周面を第2コネクタ3との電気的な接触部とする。例えば、第1から第3の円筒状端子10A,10B,10Cは、各々同等の肉厚に成形する。その一方で、直径については、第1円筒状端子10Aの外周面、第2円筒状端子10Bの内周面、第3円筒状端子10Cの内周面の順番で大きくする。また、第1及び第2の円筒状端子10A,10Bは、嵌合部分21において、軸線方向における略同じ位置に配置する。第3円筒状端子10Cは、嵌合部分21において、その第1及び第2の円筒状端子10A,10Bよりも第2コネクタ3に近づくよう軸線方向にずらして配置する。
また、本実施形態の第1ハウジング20は、嵌合部分21を成す第1円筒部22と第2円筒部23とを有すると共に、嵌合部分21の内方に同心の円柱部24を有する。第1円筒状端子10Aは、円柱部24に保持される。円柱部24は、第1円筒状端子10Aと同心に配置された円柱状の部位であり、自らの外周面から第1円筒状端子10Aの外周面を露出させた状態で当該第1円筒状端子10Aを保持する。第2円筒状端子10Bは、第1円筒部22に保持される。第1円筒部22は、第2円筒状端子10Bと同心に配置された円筒状の部位であり、自らの内周面から第2円筒状端子10Bの内周面を露出させた状態で当該第2円筒状端子10Bを保持する。第1円筒部22の内方には、円柱部24が同心に配置されている。第3円筒状端子10Cは、第2円筒部23に保持される。第2円筒部23は、第1円筒部22よりも第2コネクタ3側で第3円筒状端子10Cと同心に配置され、自らの内周面から第3円筒状端子10Cの内周面を露出させた状態で当該第3円筒状端子10Cを保持する。第1円筒部22と第2円筒部23は、それぞれに同じ直径の外周面を有する。
更に、この第1ハウジング20には、第1から第3の円筒状端子10A,10B,10Cと個別に電気接続されるバスバや中継端子、電線等の電気接続部材(図示略)が設けられている。その電気接続部材は、例えば、この第1コネクタ2が備えられている電気機器(図示略)に対して電気的に接続される導電性の金属材料等から成り、その電気機器への電力供給や電気機器との間の信号の送受信等を担っている。
第1ハウジング20は、例えば、第1から第3の円筒状端子10A,10B,10Cや電気接続部材を内包したインサート成形によって形成される。
次に、第2コネクタ3について説明する。
第2コネクタ3は、複数の円筒状端子10毎に用意され、それぞれの円筒状端子10に対して個別に電気接続される同数の端子30を有する。端子30は、円筒状端子10と電線40とに電気接続される端子本体31を有する(図3及び図4)。その端子本体31は、円筒状端子10に対して電気的に接触する接触部31aと、電線40に対して電気的に接続された電線接続部31bと、を備えている。更に、この端子30は、端子本体31から突出させた被係止部32と被ガイド部33とを有する。被係止部32は、後述する係止部材60によって係止されることで、後述する第2ハウジング50に対する端子30の移動を規制する部位である。また、被ガイド部33は、端子30の第2ハウジング50への挿入時に当該端子30を案内する部位であると共に、第2ハウジング50に対する端子30の移動を規制する部位である。
この例示の端子30は、導電性を有する板状の金属材料等をプレス加工して成形される。端子30は、矩形に形成された板状の基部31cと、この基部31cの幅方向(基部31cの平面上における端子30の第2ハウジング50への挿入方向に対する直交方向)における両端から各々立設させた側部31dと、を有する。
端子本体31においては、その基部31cと側部31dとによって囲まれた空間内に接触部31aが配置される。この端子30の成形過程においては、基部31cの先端(第1コネクタ2側の端部)から同一平面上で矩形の片部が延在している。接触部31aは、その片部を基部31cの先端から電線接続部31b側に折り返し、且つ、この片部の先端を基部31cの先端側へと同一方向に折り返すことによって形成される。接触部31aは、このような形状によって弾性を有することになり、基部31cに向けて押動された際に当該基部31cから離れる方向の反力を発生させる。接触部31aは、その反力によって、円筒状端子10との電気的な接触状態を保持することができる。
電線接続部31bは、電線40の芯線と電気的に接続される部位である。その接続は、例えば圧着加工によって行う。電線接続部31bは、圧着加工前の2つ片部を電線40の芯線に加締めていくことによって形成される。
本実施形態の被係止部32は、基部31cにおける接触部31aとは逆側の平面から少なくとも1つ立設させる。この例示では、被係止部32を2つ設けている。端子30の成形過程においては、基部31cに一辺を固定端とする2つの矩形の片部が対向して形成される。その固定端は、基部31cの幅方向における両端側に設けられる。2つの被係止部32は、そのそれぞれの片部を固定端から折り曲げることによって形成される。この2つの被係止部32は、接触部31aと電線接続部31bとの間に配置している。
被ガイド部33は、前述した径方向及び軸線方向に対する交差方向に向けて端子本体31から突出させたものであり、複数設ける。本実施形態の被ガイド部33は、基部31cの幅方向における両端から当該幅方向に向けて各々突出させた矩形の片部である。
第2コネクタ3に設けた複数の端子30は、各々同一の形状に成形される。具体的に、本実施形態の第2コネクタ3は、その端子30として第1から第3の端子30A,30B,30Cを有している。第1端子30Aは、第1コネクタ2と第2コネクタ3の嵌合後に、その接触部31aにおいて第1円筒状端子10Aの外周面と電気的に接触する。この第1端子30Aは、電線接続部31bにおいて電線40Aの芯線と電気的に接続される。また、第2端子30Bは、第1コネクタ2と第2コネクタ3の嵌合後に、その接触部31aにおいて第2円筒状端子10Bの内周面と電気的に接触する。この第2端子30Bは、電線接続部31bにおいて電線40Bの芯線と電気的に接続される。また、第3端子30Cは、第1コネクタ2と第2コネクタ3の嵌合後に、その接触部31aにおいて第3円筒状端子10Cの内周面と電気的に接触する。この第3端子30Cは、電線接続部31bにおいて電線40Cの芯線と電気的に接続される。
更に、この第2コネクタ3は、合成樹脂等の絶縁材料から成る第2ハウジング50を有する。第2ハウジング50は、第1ハウジング20の嵌合部分21の内方に前述した軸線方向に沿って嵌合される円柱状又は/及び円筒状の嵌合部分(後述する円筒部54と円柱部55の一部)を有する。この第2ハウジング50は、嵌合部分を含めて円柱状又は/及び円筒状に形成される。第2ハウジング50には、複数の端子30(第1から第3の端子30A,30B,30C)が収容される。
第2ハウジング50においては、端子30が前述した軸線方向に沿って第1コネクタ2側に挿入される複数の端子30毎の挿入路51が形成される(図5−図8)。その挿入路51は、第2ハウジング50の外周面や内部に形成される。それぞれの挿入路51における第1コネクタ2側とは逆側の端部は、端子30の挿入口として利用される。一方、それぞれの挿入路51における第1コネクタ2側の端部は、挿入された端子30を保持する保持部(キャビティ)52として利用される。
第2ハウジング50は、端子30を挿入路51に沿って挿入させる際のガイド溝51aを有する。そのガイド溝51aは、挿入路51に連通する溝であり、それぞれの挿入路51毎に設ける。このガイド溝51aは、端子30の被ガイド部33である矩形の片部の2つの平面を2つの溝側壁で覆いつつ、この被ガイド部33を挿入路51への挿入方向に沿って案内するものである。このため、ガイド溝51aは、挿入路51の両端において、被ガイド部33の形状に合わせて軸線方向(端子30の挿入方向)に延在させている。端子30は、その被ガイド部33とガイド溝51aによって、挿入路51の挿入経路に沿って案内される。更に、その被ガイド部33とガイド溝51aとの間においては、被ガイド部33(矩形の片部)の2つの平面がガイド溝51aの2つの溝側壁で係止される。このため、この被ガイド部33とガイド溝51aは、その係止方向への端子30の挿入路51からの脱落を防ぐこともできる。
ここで、保持部52まで挿入された端子30は、挿入路51から引き抜くこともできる。このため、第2コネクタ3には、端子30を第2ハウジング50に係止して、その引き抜き方向への端子30の挿入路51からの抜けを防ぐ少なくとも1つの係止部材60を設けている。その係止部材60は、端子30の被係止部32を係止することによって、端子30の挿入路51からの抜けを防ぐものである。この係止部材60は、第2ハウジング50に形成された嵌合溝53に取り付けられる。その嵌合溝53は、第2ハウジング50の外周面側に開口を有する溝であり、その開口から係止部材60が挿入され且つ嵌合される。この嵌合溝53は、挿入路51に連通している。係止部材60の一部(後述する係止部61a,61b,62a)は、嵌合溝53を介して、挿入路51における端子30の被係止部32よりも挿入口側に挿入される。この係止部材60の一部の挿入位置は、端子30の保持部52における位置ずれによって、この端子30と円筒状端子10との間の電気的な接触不良が生じない位置とする。これにより、この第2コネクタ3においては、端子30に引き抜き方向への力が加わったとしても、被係止部32が係止部材60の一部に当接するので、その引き抜き方向への端子30の挿入路51からの抜け(つまり)を防ぐことができる。
具体的に、第2ハウジング50には、挿入路51として、第1から第3の端子30A,30B,30C毎の第1から第3の挿入路51A,51B,51Cが形成されている。そして、第1から第3の挿入路51A,51B,51Cには、第1から第3の端子30A,30B,30C毎の保持部52として、それぞれに第1から第3の保持部52A,52B,52Cが設けられている。第1保持部52Aは、第1端子30Aの接触部31aを径方向内側に露出させた状態で当該第1端子30Aを保持する。第2保持部52Bは、第2端子30Bの接触部31aを径方向外側に露出させた状態で当該第2端子30Bを保持する。第3保持部52Cは、第3端子30Cの接触部31aを径方向外側に露出させた状態で当該第3端子30Cを保持する。
ここで、第2ハウジング50は、第1コネクタ2側から順に、円筒部54と円柱部55とを有する。円筒部54は、第1ハウジング20の円柱部24及び第1円筒部22と同心に配置され、この円柱部24と第1円筒部22との間に形成された円環部に挿入される。また、円柱部55は、第1ハウジング20の第2円筒部23と同心に配置され、この第2円筒部23の内方に挿入される。第1挿入路51Aと第2挿入路51Bは、その円筒部54と円柱部55に跨がって形成される。そして、第1保持部52Aと第2保持部52Bは、円筒部54に形成される。一方、第3挿入路51Cは、円柱部55に形成される。このため、第3保持部52Cは、円柱部55に形成される。
第2コネクタ3は、係止部材60として、第1係止部材61と第2係止部材62とを有する(図9)。
第1係止部材61は、第1及び第2の端子30A,30Bのそれぞれの被係止部32を係止する部材であり、第1端子30Aに引き抜き方向への力が加わったときに第1端子30Aの被係止部32に当接する突出部としての係止部61aと、第2端子30Bに引き抜き方向への力が加わったときに第2端子30Bの被係止部32に当接する突出部としての係止部61bと、を有する。係止部61aは、第1端子30Aの第1挿入路51Aへの挿入方向とは逆向き(つまり第1端子30Aの引き抜き方向)の移動を係止する部位である。係止部61bは、第2端子30Bの第2挿入路51Bへの挿入方向とは逆向き(つまり第2端子30Bの引き抜き方向)の移動を係止する部位である。第2ハウジング50の円柱部55は、第1係止部材61が挿入され且つ嵌合される嵌合溝53としての第1嵌合溝53A(図7)を有する。第1嵌合溝53Aは、第1挿入路51Aにおける第1端子30Aの被係止部32よりも挿入口側に連通する連通部53aを有している。第1係止部材61の係止部61aは、その連通部53aを介して、第1挿入路51Aにおける第1端子30Aの被係止部32よりも挿入口側に挿入される。更に、第1嵌合溝53Aは、第2挿入路51Bにおける第2端子30Bの被係止部32よりも挿入口側に連通する連通部53bを有している。第1係止部材61の係止部61bは、その連通部53bを介して、第2挿入路51Bにおける第2端子30Bの被係止部32よりも挿入口側に挿入される。
第2係止部材62は、第3端子30Cのそれぞれの被係止部32を係止する部材であり、第3端子30Cに引き抜き方向への力が加わったときに第3端子30Cの被係止部32に当接する突出部としての係止部62aを有する。係止部62aは、第3端子30Cの第3挿入路51Cへの挿入方向とは逆向き(つまり第3端子30Cの引き抜き方向)の移動を係止する部位である。第2ハウジング50の円柱部55は、第2係止部材62が挿入され且つ嵌合される嵌合溝53としての第2嵌合溝53B(図5)を有する。第2嵌合溝53Bは、第3挿入路51Cにおける第3端子30Cの被係止部32よりも挿入口側に連通する連通部53cを有している。第2係止部材62の係止部62aは、その連通部53cを介して、第3挿入路51Cにおける第3端子30Cの被係止部32よりも挿入口側に挿入される。
第1係止部材61と第2係止部材62の内、少なくとも第1コネクタ2側の第1係止部材61については、第1嵌合溝53Aに埋設し、円柱部55の外周面から突出させないように成形する。第1係止部材61が円柱部55の外周面から突出していた場合には、第1コネクタ2との嵌合時に突出部分が引っ掛かり、嵌合作業性を低下させてしまう可能性があるからである。このため、第1嵌合溝53Aに嵌め込んだ第1係止部材61の露出部分は、例えば、円柱部55の外周面と同等の曲率半径からなる弧状に形成することが望ましい。
この第2コネクタ3においては、第1から第3の端子30A,30B,30Cに電線40A,40B,40Cを各々圧着し、その第1から第3の端子30A,30B,30Cを第2ハウジング50の第1から第3の挿入路51A,51B,51Cに各々挿入する(図9)。そして、この第2コネクタ3においては、第1係止部材61を第1嵌合溝53Aに嵌め込むと共に、第2係止部材62を第2嵌合溝53Bに嵌め込む(図10、図11)。
ここで、この第2コネクタ3においては、その組み立て体を図12に示すカバー部材70に収容する。カバー部材70は、両端を開口させ且つ内方で第2ハウジング50を同心に配置した円筒状のカバー本体71と、電線40側の開口を塞ぐと共に第2ハウジング50を係止する蓋部72と、を有する。
この例示のカバー部材70においては、カバー本体71と蓋部72との間に、弾性を有するヒンジ部73が設けられている。蓋部72は、そのヒンジ部73を介してカバー本体71の電線40側の開口を開閉することができる。そのカバー本体71と蓋部72とヒンジ部73は、合成樹脂等の絶縁材料によって一体成形される。尚、カバー部材70は、カバー本体71と蓋部72を別体のものとして構成してもよい。
また、この例示のカバー部材70においては、開口を塞いだ蓋部72をカバー本体71に固定するロック機構74が設けられている。そのロック機構74は、カバー本体71に設けた第1係合部74aと、蓋部72に設けた第2係合部74bと、によって構成されている。例えば、第1係合部74aは、カバー本体71の外周面から突出させた爪部として形成する。一方、第2係合部74bは、ロック時に第1係合部74a(爪部)に引っ掛かる孔又は溝を有する。第2係合部74bは、その第1係合部74aとの係合状態が解除されるように(つまり孔又は溝から第1係合部74aを抜き出すことができるように)、強度を持たせる一方で、柔軟性も持たせる。
カバー本体71は、その内周面と第2ハウジング50の外周面との間に第1ハウジング20の嵌合部分21が挿入される環状の空間部75(図13)と、電線40(40A,40B,40C)を外方に引き出す電線挿通部76(図14)と、を有する。電線挿通部76は、カバー本体71における電線40側の端部を切り欠いて形成している。その切欠きは、その電線40側の開口が蓋部72で塞がれることによって、電線挿通部76として形成される。電線40は、その電線挿通部76から前述した軸線方向に対する鉛直方向に引き出される。第2コネクタ3においては、このような電線挿通部76を第2ハウジング50に設けているので、第2コネクタ3を組み立てる際の電線40の噛み込みの発生を抑制することができる。
以上示したように、このコネクタ1においては、第1コネクタ2の第1ハウジング20そのものが複数の円筒状端子10(第1から第3の円筒状端子10A,10B,10C)の保持機能を持つと共に、複数の円筒状端子10の相互間における絶縁機能も持っている。このため、第1コネクタ2においては、従来のような円筒状端子間での2つの筒状の絶縁体を必要としない。従って、この第1コネクタ2においては、部品点数の削減が可能になる。更に、従来のような絶縁体は、ハウジングへと円筒状端子を組み付ける際に円筒状端子の周方向における位置ずれを引き起こす場合がある。しかしながら、本実施形態の第1コネクタ2は、複数の円筒状端子10が単なる円筒状の部材であるので、従来のような周方向における位置ずれを懸念することなく形成することができる。
一方、このコネクタ1においては、第2コネクタ3において2つの係止部材61,62が必要になる。また、このコネクタ1においては、第1コネクタ2の複数の円筒状端子10(第1から第3の円筒状端子10A,10B,10C)を全て共用化することができるとは限らないが、第2コネクタ3の複数の端子30(第1から第3の端子30A,30B,30C)を共用化することができる。このため、コネクタ1においては、従来と比べて端子種類の削減が可能になり、結果として部品点数や部品種類の削減を行うことができる。
ここで、第2コネクタ3において、第1係止部材61の係止部61aは、図15に示すように、第1挿入路51Aにおける第1端子30Aの被係止部32よりも挿入口側で、且つ、その被係止部32の近くに配置される。このため、第1端子30Aは、引き抜き方向への力が加わったとしても、その被係止部32が係止部61aによって係止されるので、その引き抜き方向への抜けが防止される。更に、第1係止部材61の係止部61bは、図15に示すように、第2挿入路51Bにおける第2端子30Bの被係止部32よりも挿入口側で、且つ、その被係止部32の近くに配置される。このため、第2端子30Bは、引き抜き方向への力が加わったとしても、その被係止部32が係止部61bによって係止されるので、その引き抜き方向への抜けが防止される。また更に、第2係止部材62の係止部62aは、図16に示すように、第3挿入路51Cにおける第3端子30Cの被係止部32よりも挿入口側で、且つ、その被係止部32の近くに配置される。このため、第3端子30Cは、引き抜き方向への力が加わったとしても、その被係止部32が係止部62aによって係止されるので、その引き抜き方向への抜けが防止される。つまり、第2コネクタ3においては、第1端子30Aと第2端子30Bの第2ハウジング50からの抜け防止を1つの係止部材61で行い、複数の端子30(第1から第3の端子30A,30B,30C)の第2ハウジング50からの抜け防止を2つの係止部材61,62で行うことによって、部品点数や部品種類の増加を抑えている。
このように、本実施形態のコネクタ1は、第1コネクタ2と第2コネクタ3との間の嵌合方向が規制されない構成を構築するに際して、従来と比べて部品点数や部品種類を削減することができる。つまり、このコネクタ1は、第1コネクタ2と第2コネクタ3との間の嵌合方向の自由度を確保しつつ部品の増加を抑えることができる。よって、このコネクタ1は、生産性を高めつつも、原価の増加を抑えることができる。
1 コネクタ
2 第1コネクタ
3 第2コネクタ
10 円筒状端子
10A 第1円筒状端子
10B 第2円筒状端子
10C 第3円筒状端子
20 第1ハウジング
21 嵌合部分
22 第1円筒部
23 第2円筒部
24 円柱部
30 端子
30A 第1端子
30B 第2端子
30C 第3端子
31a 接触部
31b 電線接続部
31 端子本体
32 被係止部
33 被ガイド部
40,40A,40B,40C 電線
50 第2ハウジング
51a ガイド溝
51 挿入路
51A 第1挿入路
51B 第2挿入路
51C 第3挿入路
52 保持部
52A 第1保持部
52B 第2保持部
52C 第3保持部
53 嵌合溝
53A 第1嵌合溝
53B 第2嵌合溝
54 円筒部
55 円柱部
60 係止部材
61 第1係止部材
62 第2係止部材
61a,61b,62a 係止部
70 カバー部材
71 カバー本体
72 蓋部
75 空間部
76 電線挿通部

Claims (1)

  1. 円筒状に形成され且つ同心に配置された複数の円筒状端子、並びに、絶縁部材から成り、嵌合相手との嵌合部分が円筒状に形成され且つ当該嵌合部分に複数の当該円筒状端子が当該円筒状端子の径方向又は/及び軸線方向にずらして間隔を空けて収容された第1ハウジングを有する第1コネクタと、
    前記円筒状端子に対して電気的に接触する接触部と電線に対して電気的に接続された電線接続部とを有する複数の前記円筒状端子毎の同一形状の端子、絶縁部材から成り、複数の当該端子が収容され且つ前記第1ハウジングの円筒状の前記嵌合部分の内方に前記軸線方向に沿って嵌合される円柱状又は/及び円筒状の第2ハウジング、並びに、前記端子を前記第2ハウジングに係止する少なくとも1つの係止部材を有する第2コネクタと、
    を備え、
    前記第2ハウジングは、前記端子が前記軸線方向に沿って前記第1コネクタ側に挿入される複数の当該端子毎の挿入路と、前記挿入路の前記第1コネクタ側の端部であり、前記端子を保持する複数の当該端子毎の保持部と、前記端子の被係止部を係止する前記係止部材が挿入され且つ嵌合されると共に、該端子の前記挿入路に連通する嵌合溝と、を有し、
    前記第1コネクタは、前記円筒状端子として第1から第3の円筒状端子を有し、
    前記第2コネクタは、前記端子として第1から第3の端子と、前記第1及び第2の端子のそれぞれの前記被係止部を係止する前記係止部材としての第1係止部材と、前記第3端子の前記被係止部を係止する前記係止部材としての第2係止部材と、を有し、
    前記第1ハウジングは、前記第1円筒状端子と同心に配置され、該第1円筒状端子の外周面を露出させた状態で当該第1円筒状端子を保持する円柱部と、内方で前記円柱部を同心に配置し、前記第2円筒状端子の内周面を露出させた状態で当該第2円筒状端子を保持する前記嵌合部分としての第1円筒部と、該第1円筒部よりも前記第2コネクタ側で前記第3円筒状端子と同心に配置され、該第3円筒状端子の内周面を露出させた状態で当該第3円筒状端子を保持する前記嵌合部分としての第2円筒部と、を有し、
    前記第2ハウジングは、前記第1から第3の端子毎の前記挿入路としての第1から第3の挿入路と、前記第1ハウジングの前記円柱部及び前記第1円筒部と同心に配置され、該円柱部と当該第1円筒部との間の円環部に挿入される円筒部と、前記第1ハウジングの前記第2円筒部と同心に配置され、該第2円筒部の内方に挿入される円柱部と、を有し、
    前記第2ハウジングの前記円筒部は、前記第1端子における前記第1円筒状端子の前記外周面との前記接触部を径方向内側に露出させた状態で当該第1端子を保持する前記保持部としての第1保持部と、前記第2端子における前記第2円筒状端子の前記内周面との前記接触部を径方向外側に露出させた状態で当該第2端子を保持する前記保持部としての第2保持部と、を有し、
    前記第2ハウジングの前記円柱部は、前記第1係止部材が挿入され且つ嵌合される前記嵌合溝としての第1嵌合溝と、前記第2係止部材が挿入され且つ嵌合される前記嵌合溝としての第2嵌合溝と、前記第3端子における前記第3円筒状端子の前記内周面との前記接触部を径方向外側に露出させた状態で当該第3端子を保持する前記保持部としての第3保持部と、を有し、
    前記第1係止部材は、前記第1嵌合溝に埋設することを特徴としたコネクタ。
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