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JP6547598B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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JP6547598B2
JP6547598B2 JP2015220611A JP2015220611A JP6547598B2 JP 6547598 B2 JP6547598 B2 JP 6547598B2 JP 2015220611 A JP2015220611 A JP 2015220611A JP 2015220611 A JP2015220611 A JP 2015220611A JP 6547598 B2 JP6547598 B2 JP 6547598B2
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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Description

本発明は、情報処理装置に関する。
クラウド技術の普及、装置の小型化により、CPU、DIMM(Dual Inline Memory Module)、HDD、PCIカード等の実装部品を一つのユニット内に実装し、ユニット単
位でサーバ機能を実現するサーバ装置が知られている。この種のサーバ装置は、一形態として、シャーシに電子部品を搭載したメインボード(マザーボード)を実装したものが挙げられる。
メインボードには、CPU、DIMM等の主要部品に加えて、HDD、PCIカード等のI/O部品が搭載される場合が多い。この場合、メインボードには、I/O部品を搭載する固定エリア、コネクタを設置するエリア、I/O部品とメインボードのコネクタ同士の
嵌合を補助するアライメント機構を設置するエリア、I/O部品の着脱するための作業エ
リア等が必要になっていた。
特公平7−028145号公報 特開2013−008339号公報 特開2008−251067号公報
そのため、従来においては、メインボード上に必要な電子部品を実装するために、基板の大型化が必要となりサーバ装置の高密度化が阻害される場合があった。本件は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、小型化・高密度化が可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
本件の一観点によると、一又は複数の第1電子部品を搭載する回路基板と、底部に前記回路基板を搭載すると共に上面が開口したシャーシと、を有する下部ユニットと、前記下部ユニットに積層される上部ユニットであって、前記シャーシに対して着脱自在に装着されるトレイ部材と、前記トレイ部材のトレイ底部に搭載される一又は複数の第2電子部品と、を有する上部ユニットと、を備え、前記上部ユニットは、前記トレイ部材に装着されるコネクタボードであって、前記回路基板上に設けられた基板側コネクタに嵌合される第1コネクタと、前記第2電子部品と電気的に接続される第2コネクタと、を有し、前記トレイ底部に形成された底部開口に挿通されると共に前記トレイ部材から垂設されるコネクタボードを有する、情報処理装置が提供される。
本件によれば、小型化・高密度化が可能な情報処理装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係るサーバ装置の斜視図である。 図2は、実施形態に係るサーバ装置の下部ユニットおよび上部ユニットを分離した状態を示す図である。 図3は、実施形態に係る上部ユニットの斜視図である。 図4は、実施形態に係るライザーカードのコネクタ設置面を概略的に示したものである。 図5は、実施形態に係るライザーカード保持部材にライザーカードを保持させた状態を示す図である。 図6は、実施形態に係るライザーカード保持部材が装着されるトレイ部材側の詳細構造について説明する図である。 図7は、実施形態に係るサーバ装置において、上部ユニットが装着された下部ユニットのシャーシを透視した図である。 図8は、実施形態に係るサーバ装置の内部構造を示す図である。 図9は、実施形態に係るサーバ装置における下部ユニットに対して上部ユニットを着脱する手順を説明する図である。 図10は、実施形態に係るシャーシの着脱用スリットとトレイ部材の係合ピンとの相対位置を示す図である。 図11は、実施形態に係るシャーシのシャーシ側スリットとトレイ部材のトレイ側係止スリットとの相対位置を示す図である。 図12は、上部ユニットにライザーカード保持部材を装着する手順について説明する図である。 図13は、実施形態に係るライザーカード保持部材の操作手順と、ライザーカード保持部材の操作に対応するアライメントスリットとガイドピンの相対位置を示す図である。 図14は、実施形態に係るシャーシ側スリット、トレイ側係止スリット、ロック片が平面的に重なり合った状態を説明する図である。
以下、情報処理装置に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施形態>
図1は、実施形態に係るサーバ装置1の斜視図である。サーバ装置1は、情報処理装置の一例である。サーバ装置1は、下部ユニット2と、下部ユニット2に着脱自在に積層(スタック)される上部ユニット3を備える。図1に示すサーバ装置1は、下部ユニット2の上部に上部ユニット3が装着された状態を示している。図1に、サーバ装置1の各方向(上下前後左右)を図示する。
図2は、実施形態に係るサーバ装置1の下部ユニット2および上部ユニット3を分離した状態を示す図である。下部ユニット2は、筐体フレームであるシャーシ4と、シャーシ4に実装されるメインボード5を有する。メインボード5は、マザーボードとも呼ばれる回路基板である。本実施形態において、メインボード5には、一又は複数の第1電子部品を搭載する。具体的には、メインボード5には、DIMM(Dual Inline Memory Module
)51や、図示しないCPU等が実装されている。CPUの上には、ヒートシンク52が装着されている。図1および図2等において、ヒートシンク52を簡略化して図示している。メインボード5に搭載されるDIMM51、CPU等は、第1電子部品の一例である。
メインボード5は、シャーシ4の底部4A(図8を参照)に実装されている。シャーシ4は、メインボード5を実装する底部から上方に向けて垂直に立設する立設壁41、42、43を有する。なお、シャーシ4の後面は開口されている。ここで、シャーシ4の前面に位置する立設壁41を、以下では前方立設壁41と呼ぶ。そして、シャーシ4の左側面に位置する立設壁42を、以下では左側方立設壁42と呼ぶ。一方、シャーシ4の右側面に位置する立設壁43を、以下では右側方立設壁43と呼ぶ。図2に示すように、左側方
立設壁42および右側方立設壁43は、互いに対向して配置されており、前方立設壁41は、左側方立設壁42および右側方立設壁43のそれぞれと連結されている。
図2に示すように、シャーシ4における前方立設壁41の上縁には、前方立設壁41の幅方向に沿って伸びるフランジ部44が突設されている。フランジ部44は、前方立設壁41の上縁から、シャーシ内側、即ちメインボード5の収容空間側に向けて突設されている。ここで、フランジ部44のうち右側方立設壁43に近接する部位には、フランジ部44を厚さ方向に貫通する矩形状のシャーシ側係止スリット45が穿設されている。本実施形態においては、シャーシ側係止スリット45の形状を矩形状にしているが、その形状は特に限定されない。シャーシ側係止スリット45は、第1貫通孔の一例である。なお、シャーシ側係止スリット45の詳細については後述する。更に、図2に示すように、シャーシ4における左側方立設壁42および右側方立設壁43には、それぞれL形状を有する着脱用スリット46A,46B,46Cが形成されている。着脱用スリット46A,46B,46Cの詳細については後述する。
次に、上部ユニット3について説明する。図3は、実施形態に係る上部ユニット3の斜視図である。図2および図3を参照すると、上部ユニット3は、シャーシ4に対して着脱自在に装着されるトレイ部材6と、トレイ部材6のトレイ底部61に搭載される一又は複数の第2電子部品等を有する。本実施形態におけるトレイ部材6には、PCI(Peripheral Component Interconnect)カード71およびHDD(Hard Disk Drive)72等といったI/O部品(入出力電子部品)が搭載されている。PCIカード71は、いわゆる拡張
カードであり、例えばネットワークカード、SCSIカード、サウンドカードなどであってもよい。本実施形態において、PCIカード71およびHDD72は、第2電子部品の一例である。
トレイ部材6におけるトレイ底部61の中央付近には開口部61Aが設けられている。この開口部61Aは、図1に示すように、下部ユニット2に上部ユニット3を積層、装着した際に、メインボード5に設置されているヒートシンク52がトレイ部材6のトレイ底部61と干渉することを抑制するために設けられている。
上部ユニット3におけるトレイ部材6は、トレイ底部61から上方に向けて垂直に立設する一対のトレイ左側壁62およびトレイ右側壁63を有している。トレイ左側壁62およびトレイ右側壁63は、トレイ側壁の一例である。トレイ左側壁62およびトレイ右側壁63の外面には、それぞれ係合ピン64A,64B,64Cが側方に向けて突設されている。トレイ左側壁62およびトレイ右側壁63に配設された係合ピン64A,64B,64Cは、シャーシ4における左側方立設壁42および右側方立設壁43にそれぞれ形成された着脱用スリット46A,46B,46Cに係合することが可能である。シャーシ4に設けられた着脱用スリット46A,46B,46Cは、トレイ部材6の係合ピン64A,64B,64Cを挿抜することで、シャーシ4に対してトレイ部材6を着脱することができる。
上部ユニット3において、HDD72のコネクタ72Aは、柔軟なケーブル73を介してPCIカード71のコネクタ71Aに接続されている。なお、ケーブル73は、図3のみに示している。また、図3に示すように、上部ユニット3(トレイ部材6)におけるトレイ右側壁63の内側には、コネクタボードの一例としてのライザーカード(ライザーボード)8が配置されている。図4は、実施形態に係るライザーカード8のコネクタ設置面8Aを概略的に示したものである。ライザーカード8は、メインボード5に機能を追加するために、メインボード5に対して垂直に装着する小型の半導体基板であり、ドーターボードとも呼ばれる。ライザーカード8は、コネクタ設置面8Aが、上部ユニット3の収容空間内側を向くように配置されている。
図5は、実施形態に係るライザーカード保持部材9にライザーカード8を保持させた状態を示す図である。図3〜図5を参照すると、ライザーカード8は、トレイ部材6に搭載されるI/O部品と電気的な接続を行うI/O部品用コネクタ81A,81B,81Cと、メインボード5側のコネクタと接続されるメインボード用コネクタ82A,82Bを有している。ライザーカード8は細長の長尺形状を有しており、一端側にメインボード用コネクタ82A,82Bが設置され、他端側にI/O部品用コネクタ81Aが設置され、中央
部近傍にI/O部品用コネクタ81B,81Cが設置されている。なお、ライザーカード
8のうち、メインボード用コネクタ82A,82Bが設置される一端側は、I/O部品用
コネクタ81A,81B,81Cが設置される領域に比べて拡幅された幅広部として形成されている。メインボード用コネクタ82A,82Bは、ライザーカード8における幅広部の下端側に設置されている。
図3に示す例では、ライザーカード8のI/O部品用コネクタ81Bに、PCIカード
71の外部端子が接続されている。PCIカード71は、ライザーカード8に対して垂直に取り付けられると共に、トレイ底部61に載置された状態でトレイ部材6に搭載されている。I/O部品用コネクタ81Aは、例えば電源用コネクタであってもよい。本実施形
態において、ライザーカード8はコネクタボードの一例である。
次に、図5を参照して、ライザーカード保持部材9の詳細について説明する。ライザーカード保持部材9は、ライザーカード8を固定する長尺のフレーム部91と、フレーム部91の一端側(前端側)に設けられる挿抜機構部92を含む。フレーム部91は、L形状の横断面を有する板金部材である。挿抜機構部92は、一対のアライメントスリット10A,10Bが形成されるスリット形成面92A、およびロック片92Bを有している。挿抜機構部92の詳細については後述する。本実施形態において、ライザーカード保持部材9は、コネクタボード保持部品の一例である。
上述したライザーカード保持部材9は、ライザーカード8を保持した状態で、トレイ部材6に装着される。図6を参照して、ライザーカード保持部材9が装着されるトレイ部材6側の詳細構造について説明する。図6に示すように、トレイ部材6におけるトレイ底部61の右前隅部には、切欠き開口65が設けられている。そして、切欠き開口65の縁部に沿って、挿抜機構部装着用側面壁66がトレイ底部61から上方に向かって垂直に立設している。挿抜機構部装着用側面壁66は、トレイ右側壁63よりも一段内側の位置にトレイ右側壁63と平行に配置されている。図6に示すように、挿抜機構部装着用側面壁66には、二つのガイドピン67A,67Bが所定の間隔だけ離れた位置に突設されている。ガイドピン67A,67Bは、挿抜機構部装着用側面壁66に接続される円柱状の軸部671と、軸部671の先端側に形成される円板状の抜け止め部672を有する。
図5および図6を参照すると、トレイ部材6のガイドピン67A,67Bは、ライザーカード保持部材9の挿抜機構部92(スリット形成面92A)に形成されたアライメントスリット10A,10Bに対して挿抜およびスライド自在に受け入れられる。アライメントスリット10A,10Bは、スリット形成面92Aの上下方向に伸びる第1スリット部101、第1スリット部101の下端部から横方向に延びる第2スリット部102、第2スリット部102の先端部に連通する第3スリット部103を有する。第2スリット部102は、長尺のフレーム部91の延伸方向に沿って形成されており、第1スリット部101および第3スリット部103は、第2スリット部102に対して直交方向に延伸している。
また、第3スリット部103の下端には、円形の挿抜部104が設けられている。第3スリット部103の挿抜部104は、ガイドピン67A,67Bの抜け止め部672より
も直径が大きくなっており、挿抜部104からガイドピン67A,67Bを挿抜することができる。なお、アライメントスリット10A,10Bにおいて、挿抜部104以外の部位のスリット幅は、ガイドピン67A,67Bにおける抜け止め部672の直径よりも小さく、軸部671の直径よりも若干大きい。これにより、挿抜部104以外の部位でガイドピン67A,67Bがアライメントスリット10A,10Bから抜け出すことなく、アライメントスリット10A,10Bに沿ってガイドピン67A,67Bを相対スライドさせることができる。本実施形態においては、ライザーカード保持部材9のアライメントスリット10Aにトレイ部材6におけるガイドピン67Aを挿入し、アライメントスリット10Bにガイドピン67Bを挿入する。これにより、トレイ部材6にライザーカード保持部材9が装着される。つまり、トレイ部材6に対してライザーカード8が装着される。
図7は、実施形態に係るサーバ装置1において、上部ユニット3が装着された下部ユニット2のシャーシ4を透視した図である。図7において、ライザーカード保持部材9は、上部ユニット3に装着されている。図中の符号53A,53Bは、メインボード5上に設けられたメインボード側コネクタである。メインボード側コネクタ53A,53Bは、メインボード5の内部配線等を介して、メインボード5に搭載されるDIMM51、CPU等と電気的に接続されている。本実施形態において、メインボード側コネクタ53A,53Bは、基板側コネクタの一例である。
下部ユニット2に対する上部ユニット3の装着が完了し、且つ下部ユニット2に対するライザーカード保持部材9の装着が完了した状態では、メインボード側コネクタ53A,53Bにメインボード用コネクタ82A,82Bが嵌合された状態となっている。このようなメインボード用コネクタ82A,82Bの嵌合は、トレイ部材6から垂設されるライザーカード8のうち少なくともメインボード用コネクタ82A,82Bの設置領域がトレイ底部61の切欠き開口65を挿通することで実現される。即ち、トレイ底部61を貫通してライザーカード8を配置することで、メインボード用コネクタ82A,82Bをメインボード側コネクタ53A,53Bに嵌合、接続することができる。その結果、メインボード5にライザーカード8を電気的に接続することができる。本実施形態において、トレイ底部61の切欠き開口65は底部開口の一例である。
なお、図8は、実施形態に係るサーバ装置1の内部構造を示す図である。図8は、図7に示す状態と同様、下部ユニット2に対する上部ユニット3の装着が完了し、且つ下部ユニット2に対するライザーカード保持部材9の装着が完了した状態のサーバ装置1を示している。上部ユニット3のトレイ部材6におけるトレイ底部61には、シャーシ側スリット45と実質的に同一のトレイ側係止スリット68がトレイ底部61を貫通するように穿設されている。トレイ側係止スリット68は、シャーシ側スリット45と同様、サーバ装置1の前面側の位置に設けられている。トレイ側係止スリット68およびシャーシ側スリット45には、ライザーカード保持部材9の挿抜機構部92に設けられたロック片92Bが挿入可能である。
次に、サーバ装置1における下部ユニット2に対して上部ユニット3を着脱する際の手順と、各部の動作内容について説明する。まず、図9に示すように、上部ユニット3を把持し、上方から上部ユニット3を下部ユニット2に接近させていく。このとき、上部ユニット3のトレイ部材6には、図5に示すライザーカード保持部材9は装着されていない。
図9に、着脱用スリット46および係合ピン64の拡大詳細図を併せて示す。係合ピン64は、上述したガイドピン67と概ね同様な形状を有しており、円柱状の軸部641と、軸部671の先端側に形成される円板状の抜け止め部642を有する。一方、シャーシ4の左側方立設壁42および右側方立設壁43に設けられた着脱用スリット46は、上記の通りL字形を呈する。そして、着脱用スリット46は、左側方立設壁42(右側方立設
壁43)の上縁からシャーシ4の底部側に向かって下方に延伸する縦スリット部461と、縦スリット部461の下端からメインボード5に沿う方向に延伸する横スリット部462を含む。なお、着脱用スリット46のスリット幅は、係合ピン64における軸部671の直径よりも大きく、抜け止め部642の直径よりも小さい。
また、トレイ部材6のトレイ左側壁62およびトレイ右側壁63における係合ピン64同士の間隔と、シャーシ4の左側方立設壁42および右側方立設壁43における着脱用スリット46同士の間隔は等しくなっている。また、シャーシ4における左側方立設壁42および右側方立設壁43の内面同士の離間寸法は、トレイ左側壁62およびトレイ右側壁63の外面同士の離間寸法よりも僅かに大きい寸法に設定されている。
ここで、シャーシ4の各着脱用スリット46にトレイ部材6の各係合ピン64の位置を合わせて下部ユニット2を徐々に落とし込み、各着脱用スリット46に対して縦スリット部461から各係合ピン64を挿入する。図10(a)、(b)は、シャーシ4の着脱用スリット46とトレイ部材6の係合ピン64との相対位置を示す図である。図10(a)は、着脱用スリット46と係合ピン64との相対位置が仮保持位置にある状態を示す。図10(b)は、着脱用スリット46と係合ピン64との相対位置が係止位置にある状態を示す。
図10(a)に示すように、シャーシ4側の着脱用スリット46(縦スリット部461)の下端までトレイ部材6側の係合ピン64がスライドし、仮保持位置に到達することで、シャーシ4に対するトレイ部材6の相対高さが位置決めされる。なお、着脱用スリット46と係合ピン64との相対位置が仮保持位置にある場合、シャーシ4側のシャーシ側スリット45と、トレイ底部61のトレイ側係止スリット68の平面位置が、前後方向にずれた状態となっている(図11(a)を参照)。
次に、着脱用スリット46に対して係合ピン64が仮保持位置にある状態から、下部ユニット2(シャーシ4)に対して上部ユニット3(トレイ部材6)を後方向にスライドさせる。そうすると、トレイ部材6の係合ピン64が、着脱用スリット46の横スリット部462に沿ってスライドし、横スリット部462の先端にトレイ部材6の係合ピン64が位置決めされる。その結果、図10(b)に示すように、着脱用スリット46と係合ピン64との相対位置が係止位置に移行する。この状態では、図11(b)に示すように、シャーシ側スリット45とトレイ側係止スリット68の平面位置が一致した状態となる。即ち、シャーシ側スリット45とトレイ側係止スリット68が、ちょうど上下に重なった状態となる。
次に、上部ユニット3にライザーカード保持部材9を装着する手順について説明する。図12に示すように、ライザーカード8を固定したライザーカード保持部材9を、下部ユニット2にスタックさせた上部ユニット3に上方から接近させていく。そして、ライザーカード保持部材9のアライメントスリット10A,10Bの挿抜部104から、トレイ部材6におけるガイドピン67A,67Bを挿入させる。アライメントスリット10A,10Bは、ガイドピン67A,67Bと協働して、メインボード側コネクタ53A,53Bに対するメインボード用コネクタ82A,82Bの嵌合および脱離を切り替えるガイド機構として機能する。以下、ガイド機構の動作内容について説明する。
図13は、ライザーカード保持部材9の操作手順と、ライザーカード保持部材9の操作に対応するアライメントスリット10A,10Bとガイドピン67A,67Bの相対位置を示す図である。なお、図13(b)、(d)、(f)において、下部ユニット2の図示を省略しているが、図9〜11で説明したように、下部ユニット2に対する上部ユニット3の装着は完了しているものとする。また、図13(a)、(c)、(e)、(g)は、
ライザーカード保持部材9に保持したライザーカード8を透視して挿抜機構部92(スリット形成面92A)を眺めた状態を基準に図示している。
図13(a)は、ガイドピン67A,67Bを、挿抜部104からアライメントスリット10A,10Bに挿入した状態を示している。この状態から、図13(b)中、白抜き矢印に示すように、ライザーカード保持部材9を少し下方に下げる。そうすると、図13(c)に示す状態に移行する。即ち、ガイドピン67A,67Bは、第3スリット部103に沿ってスライドし、第3スリット部103の上端位置で位置決めされる。言い換えると、第3スリット部103の上端縁部は、ガイドピン67A,67Bに係止されることで、上部スリット3(トレイ部材6)に対してライザーカード保持部材9が仮保持された状態となる。この仮保持状態とは、例えば作業者がライザーカード保持部材9から手を離しても、ライザーカード保持部材9が安定した姿勢で保持される状態をいう。
次に、図13(d)中、白抜き矢印に示すように、ライザーカード保持部材9をサーバ装置1の前方に向かってスライドさせる。その結果、図13(e)に示す状態に移行する。即ち、ガイドピン67A,67Bは、第3スリット部103の上端位置から第2スリット部102に移動し、第2スリット部102に沿ってスライドする。そして、第2スリット部102と第1スリット部101との境界部、即ち第1スリット部101の下端位置までスライドすることでガイドピン67A,67Bが位置決めされる。
本実施形態では、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101に位置するときに、メインボード側コネクタ53A,53Bおよびメインボード用コネクタ82A,82Bの平面位置が一致するように調整されている。より詳しくは、ガイドピン67A,67Bが第3スリット部103に位置する時に、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)におけるサーバ装置1の前後方向へのずれ量が最大となっている。そして、ガイドピン67A,67Bが、第1スリット部101に接近する方向に第2スリット部102に沿ってスライドするに従い、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の前後方向のずれ量が徐々に減少する。そして、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101に到達した時点で、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の前後方向のずれ量がゼロになり、これらが平面的に重なった状態となる。
本実施形態では、図13(e)に示す状態、即ちガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端に位置する状態の時に、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)が上下方向に離間している。そこで、次に、図13(f)中、白抜き矢印に示すように、ライザーカード保持部材9を下方に押し下げる。その結果、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端位置から、第1スリット部101に沿ってスライドし、第1スリット部101の上端位置で位置決めされる。ここで、第1スリット部101は、第2スリット部102と直交する方向に延伸している。そのため、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101に沿ってスライドする際、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の平面位置がずれることが抑制される。つまり、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101をスライドすることで、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)が平面的に重なった状態で、上下方向の離間寸法が変更される。そして、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101に沿ってスライドするに従い、メインボード側コネクタ53A(53B)に対するメインボード用コネクタ82A(82B)の上下方向の離間距離が徐々に減少する。
ここで、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の上端位置に到達した時点で、メインボード側コネクタ53A(53B)に対してメインボード用コネクタ82A(
82B)が嵌合されるように、第1スリット部101の長さが調整されている。これにより、メインボード5に対してライザーカード8を電気的に接続することができる。そして、この時点で、図1に示すように、下部ユニット2に対する上部ユニット3の装着が完了する。
なお、下部ユニット2から上部ユニット3を分離する際には、上記とは逆の操作を行えばよい。即ち、ライザーカード保持部材9を上方に引き上げる操作を行い、ガイドピン67A,67Bを第1スリット部101の上端位置から下端位置に向けてスライドさせる。そして、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端まで変位する過程で、メインボード側コネクタ53A(53B)に対するメインボード用コネクタ82A(82B)の嵌合が解除され、脱離する。そして、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端に位置決めされた時点で、メインボード側コネクタ53A(53B)に対してメインボード用コネクタ82A(82B)が上下方向に離間した状態となる。
次に、ライザーカード保持部材9をサーバ装置1の後方に向かってスライドさせる。その結果、ガイドピン67A,67Bは、第1スリット部101の下端から第2スリット部102に移動し、第3スリット部103に向かって第2スリット部102に沿ってスライドする。そして、ガイドピン67A,67Bを第3スリット部103の上端位置に位置決めすることで、上部ユニット3に対してライザーカード保持部材9を仮保持状態とすることができる。これによれば、作業者がライザーカード保持部材9から手を離しても、ライザーカード保持部材9が安定した姿勢に維持される。従って、作業者は、例えば上部ユニット3を両手で把持して、着脱用スリット46および係合ピン64の係合を解除し、下部ユニット2から上部ユニット3を容易に取り外すことができる。
以上のように、サーバ装置1によれば、メインボード5を搭載する下部ユニット2に対して、I/O部品を搭載する上部ユニット3を着脱自在に積層(スタック)する構造を採
用した。そして、本実施形態では、トレイ部材6から垂設されるライザーカード8におけるメインボード用コネクタ82A,82Bの設置領域を、トレイ底部61の切欠き開口65を挿通させ、下部ユニット2の収容空間内にアクセスできるようにした。トレイ部材6のトレイ底部61を貫通してライザーカード8を配置することで、下部ユニット2に搭載されるメインボード5上のメインボード側コネクタ53A,53Bに対して、メインボード用コネクタ82A,82Bを好適に接続することが可能となる。これらによれば、サーバ装置1におけるメインボード5上に、I/O部品を搭載する固定エリア、I/O部品の取付けを補助するアライメント機構を設置するエリア、I/O部品の着脱するための作業エ
リア等を設ける必要がなくなる。その結果メインボード5の小型化を図ることができ、以って、サーバ装置1(情報処理装置)の小型化・高密度化を実現することができる。
更に、サーバ装置1においては、ライザーカード保持部材9のアライメントスリット10A,10Bおよびトレイ部材6のガイドピン67A,67Bが協働して実現するガイド機構を備えている。これによれば、例えばサーバ装置1の保守点検時に下部ユニット2から上部ユニット3を分離する際、メインボード側コネクタ53A(53B)に対するメインボード用コネクタ82A(82B)の接続を簡単に解除できる。また、保守点検が終了し、下部ユニット2に上部ユニット3をスタックする際には、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)を精度良く位置合わせし、コネクタ同士を容易に嵌合、接続することができる。また、本実施形態では、上述したガイド機構を、ライザーカード保持部材9のアライメントスリット10A,10Bおよびトレイ部材6のガイドピン67A,67Bという簡易な構造で実現でき、費用対効果が大きいという利点がある。また、ライザーカード保持部材9は、一対のアライメントスリット10A,10Bを備え、それぞれに対してガイドピン67A,67Bを挿入させる構造を採用したので、トレイ部材6に対するライザーカード保持部材9の姿勢を安定させることが
できる。また、アライメントスリット10A,10Bからガイドピン67A,67Bが作業者の意に反して勝手に抜け出すことも抑制でき、ライザーカード8(メインボード用コネクタ82A,82B)のアライメントを円滑に行うことができる。
また、本実施形態に係るアライメントスリット10A,10Bは、ガイドピン67A,67Bが第1スリット部101に位置するときにメインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の平面位置が一致する構造を採用した。更に、第1スリット部101は、メインボード側コネクタ53A(53B)に対するメインボード用コネクタ82A(82B)の嵌合方向に延伸するように配置するようにした。これにより、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の平面位置がずれることなく、コネクタ同士の嵌合および脱離を切り替えることができる。
更に、アライメントスリット10A,10Bにおいては、第2スリット部102を、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の平面位置がずれる方向に第1スリット部101から延伸させている。これによれば、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)の嵌合を解除した後、これらの平面位置をずらした状態で下部ユニット2から上部ユニット3を分離する作業を行うことができる。これによれば、サーバ装置1の保守点検を行う際に、メインボード側コネクタ53A(53B)とメインボード用コネクタ82A(82B)が互いに衝突することを抑制でき、損傷することを抑制できる。
また、図9〜図11に示したように、本実施形態におけるサーバ装置1によれば、シャーシ4の着脱用スリット46をL字状に形成し、トレイ部材6の係合ピン64を係合させることで、シャーシ4に対してトレイ部材6を着脱自在に装着するようにした。これによれば、着脱用スリット46と係合ピン64の相対位置を、上述した仮保持位置と係止位置とに容易に切り替えることができる。そして、着脱用スリット46と係合ピン64の相対位置が仮保持位置にあるときには、シャーシ4に対してトレイ部材6を仮保持することができ、且つ、トレイ部材6を持ち上げることで容易にシャーシ4からトレイ部材6を取り外すことができる。また、着脱用スリット46と係合ピン64の相対位置を係止位置に切り替えることで、シャーシ4に対してトレイ部材6を離間する方向に外力が作用しても、係合ピン64が横スリット部462の縁部に引っ掛かることで、上記外力に抵抗なし得る。その結果、不用意に下部ユニット2(シャーシ4)から上部ユニット3(トレイ部材6)が外れてしまうことを抑制できる。
また、サーバ装置1は、ライザーカード8のメインボード用コネクタ82A(82B)がメインボード側コネクタ53A(53B)に嵌合された状態で、下部ユニット2および上部ユニット2の平面方向の相対ずれを抑制するロック機構を備えている。このロック機構は、ライザーカード保持部材9の挿抜機構部92に設けられたロック片92B、シャーシ側スリット45、トレイ側係止スリット68を含んで実現されている。
図10(b)、図11(b)に示したように、トレイ部材6の係合ピン64が、着脱用スリット46における横スリット部462の先端に位置付けられたときに、シャーシ側スリット45とトレイ側係止スリット68の平面位置が一致する。そして、ライザーカード保持部材9のロック片92Bは、トレイ部材6のガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端に位置する時に(図13(e)、(g)を参照)、シャーシ側スリット45とトレイ側係止スリット68と平面位置が一致する。従って、例えば、図13(e)に示す状態、即ちガイドピン67A,67Bが第1スリット部101の下端に位置する状態では、図14に示すようにシャーシ側スリット45、トレイ側係止スリット68、ロック片92Bの全てが平面的に重なり合う。
図14は、シャーシ側スリット45、トレイ側係止スリット68、ロック片92Bが平面的に重なり合った状態を説明する図である。図13(f)、(g)に示したように、下部ユニット2に上部ユニット3を装着する際には、ライザーカード保持部材9を下方に押し下げることで、メインボード側コネクタ53A(53B)にメインボード用コネクタ82A(82B)を嵌合させる。その際、図14に示すように、シャーシ側スリット45、トレイ側係止スリット68、ロック片92Bの全てが平面的に重なり合っているため、ロック片92Bをシャーシ側スリット45およびトレイ側係止スリット68に跨って挿通させることができる。つまり、本実施形態では、メインボード側コネクタ53A(53B)に対するメインボード用コネクタ82A(82B)の嵌合に連動して、シャーシ側スリット45およびトレイ側係止スリット68の双方にロック片92Bを挿通させることができる。
そして、シャーシ側スリット45およびトレイ側係止スリット68の双方に跨ってロック片92Bが挿入されている状態では、シャーシ4とトレイ部材6の平面方向のずれが抑制される。従って、メインボード側コネクタ53A(53B)にメインボード用コネクタ82A(82B)が嵌合されている間は、シャーシ4とトレイ部材6の平面方向にずれることを抑制できる。これによれば、メインボード側コネクタ53A(53B)にメインボード用コネクタ82A(82B)が嵌合されている状態で、トレイ部材6の係合ピン64が係止位置から仮保持位置に不用意に移動してしまうことを抑制できる。つまり、メインボード側コネクタ53A(53B)およびメインボード用コネクタ82A(82B)が嵌合されている状態で、たとえ上部ユニット3や下部ユニット2に外力が掛った場合においても、シャーシ4からトレイ部材6が脱離することを抑制できる。
ライザーカード保持部材9の操作によってメインボード側コネクタ53A(53B)からメインボード用コネクタ82A(82B)を脱離した場合、それに連動してシャーシ側スリット45、トレイ側係止スリット68からロック片92Bが抜け出す。その結果、シャーシ4とトレイ部材6の平面方向の相対ずれが許容されるようになる。従って、トレイ部材6の係合ピン64を、係止位置から仮保持位置に移動させることができるようになり、シャーシ4に対してトレイ部材6を取り外すことができる。
以上、実施形態に沿って本件に係るサーバ装置1(情報処理装置)について説明したが、本件はこれらに制限されるものではない。そして、上記実施形態について、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者にとって自明である。
1・・・サーバ装置
2・・・下部ユニット
3・・・上部ユニット
4・・・シャーシ
5・・・メインボード
6・・・トレイ部材
8・・・ライザーカード
9・・・ライザーカード保持部材
10A,10B・・・アライメントスリット
46・・・着脱用スリット
64・・・係合ピン
67A,67B・・・ガイドピン

Claims (5)

  1. 一又は複数の第1電子部品を搭載する回路基板と、底部に前記回路基板を搭載すると共に上面が開口したシャーシと、を有する下部ユニットと、
    前記下部ユニットに積層される上部ユニットであって、前記シャーシに対して着脱自在に装着されるトレイ部材と、前記トレイ部材のトレイ底部に搭載される一又は複数の第2電子部品と、前記トレイ部材に装着されるコネクタボードであって、前記回路基板上に設けられた基板側コネクタに嵌合される第1コネクタと、前記第2電子部品と電気的に接続される第2コネクタと、を有し、前記トレイ底部に形成された底部開口に挿通されると共に前記トレイ部材から垂設されるコネクタボードと、を有する上部ユニットと
    前記コネクタボードを保持すると共に、前記トレイ部材の側面に対して着脱自在に装着されるコネクタボード保持部品と、
    前記トレイ部材に装着された前記コネクタボード保持部品をガイドして、前記基板側コネクタに対する前記第1コネクタの嵌合および脱離を切り替えるガイド機構と、
    を備え、
    前記ガイド機構は、前記上部ユニットの側面に形成されたガイドピンと、前記コネクタボード保持部品に設けられると共に前記ガイドピンを挿抜および相対スライド自在に受け入れるアライメントスリットと、を含む、
    情報処理装置。
  2. 前記アライメントスリットは、前記基板側コネクタに対する前記第1コネクタの嵌合方向に延伸する第1スリット部と、前記基板側コネクタおよび前記第1コネクタの平面位置がずれる方向に前記第1スリット部から延伸する第2スリット部と、を含み、
    前記ガイドピンが前記第1スリット部に位置する状態において前記基板側コネクタおよび前記第1コネクタの平面位置が一致する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記シャーシにおける前記底部から立設する立設壁には、前記トレイ部材の前記トレイ底部から立設するトレイ側壁の外面に突設される係合ピンを挿抜することで前記シャーシに対して前記トレイ部材を着脱する着脱用スリットが形成されており、
    前記着脱用スリットは、前記シャーシにおける立設壁の上縁から前記底部側に向かって
    下方に延伸する縦スリット部と、前記縦スリット部の下端から前記回路基板に沿う方向に延伸する横スリット部と、を含む、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記シャーシの前記底部から立設する立設壁からシャーシ内側に向けてフランジ部が突設されると共に前記フランジ部には第1貫通孔が穿設され、且つ、
    前記トレイ底部には、前記係合ピンが前記横スリット部の先端に位置する状態で前記第1貫通孔と平面方向に重なる第2貫通孔が穿設され、
    前記コネクタボード保持部品には、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に挿入可能なロック片を有し、
    前記ロック片は、前記基板側コネクタに前記第1コネクタが嵌合することに連動して前記第1貫通孔および前記第2貫通孔に跨って挿通され、前記基板側コネクタから前記第1コネクタが脱離することに連動して第1貫通孔および前記第2貫通孔から抜け出す、
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1コネクタが前記基板側コネクタに嵌合された状態で、前記下部ユニットおよび前記上部ユニットの平面方向の相対ずれを抑制するロック機構を、備える、
    請求項1からの何れか一項に記載の情報処理装置。
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