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JP6544980B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP6544980B2 JP2015085442A JP2015085442A JP6544980B2 JP 6544980 B2 JP6544980 B2 JP 6544980B2 JP 2015085442 A JP2015085442 A JP 2015085442A JP 2015085442 A JP2015085442 A JP 2015085442A JP 6544980 B2 JP6544980 B2 JP 6544980B2
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Description

本発明は、電子写真方式などを用いてトナー像を記録材に形成する画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムに形成したトナー像を中間転写ベルトに一次転写し、さらに中間転写ベルトに一次転写したトナー像を記録材へと二次転写する、中間転写方式の画像形成装置が知られている。こうした画像形成装置では、二次転写後の中間転写ベルトにトナーが残留したり(以下、転写残トナーと記す)、トナーに含まれる外添剤などが付着したりすることがある。
転写残トナーや付着した外添剤を中間転写ベルトから除去するために、画像形成装置にはベルトクリーニング装置が設けられている。ベルトクリーニング装置としては、中間転写ベルトに当接し機械的に転写残トナーや外添剤を掻き落とすクリーニングブレードと、中間転写ベルトに摺擦し静電的に転写残トナーを吸着するブラシローラとを有するものが提案されている(特許文献1)。
特開2003−215938号公報
最近では、低い温度でもトナーを記録材に定着させるべく、低い温度で溶け出すタイプのワックスを含有したトナーが用いられている。このトナーを用いて記録材の両面に画像形成を行う場合(両面印刷モード)、一面目(表面)の画像形成終了後の記録材はトナーを定着させるのに加熱されて熱を持つが故に、溶けたワックスが記録材から染み出た状態となり得る。ワックスが染み出た記録材の表裏を反転して引き続き二面目(裏面)の画像形成が行われると、ワックスが記録材から二次転写外ローラに付着する。その後、ワックスは二次転写外ローラから中間転写ベルトに転移されて、最終的に中間転写ベルトに付着される。中間転写ベルトに付着されたワックスは、クリーニングブレードにより中間転写ベルトから掻き取られる。
しかし、中間転写ベルトから掻き取られたワックスはクリーニングブレードのエッジ部と中間転写ベルトとの間に溜まって堆積しやすいことから、凸状のワックスの塊(以下、ワックス塊と記す)を中間転写ベルト上に形成し得る。ワックスは冷えると硬くなり、中間転写ベルトに固着される。固着されたワックス塊は、クリーニングブレードで除去するのが固着前に比べて難しくなる。そして、中間転写ベルト上にワックス塊が生じると、画像形成時にワックス塊を起点にトナーや外添剤が凝集されるので、これが画像不良を生じさせたり、クリーニングブレードの捲れやブレード欠けなどを生じさせたりし得る。
本発明は上述の問題に鑑みてなされたもので、中間転写ベルトからクリーニングブレードにより掻き取られて中間転写ベルトに堆積されたワックスを固着前に除去可能な画像形成装置の提供を目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナー像が形成される像担持体と、前記像担持体に当接して前記像担持体との間で一次転写部を形成し、画像形成時に所定方向に回転して前記一次転写部で前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体と、前記中間転写体に当接して前記中間転写体との間で二次転写部を形成し、前記二次転写部で前記中間転写体上のトナー像が記録材に二次転写される二次転写回転体と、前記記録材を加熱して前記記録材上のトナー像を前記記録材に定着させる定着手段と、前記定着手段を通過した記録材の表裏を反転し、前記二次転写部へ搬送可能な搬送部と、前記二次転写部よりも前記所定方向下流側で前記中間転写体に対して当接するクリーニングブレードと、前記所定方向に関して前記二次転写部と前記クリーニングブレードとの間に配置され、前記中間転写体を摺擦する摺擦回転体と、画像形成ジョブの終了時あるいは中断時に前記中間転写体を停止し、停止した前記中間転写体と前記クリーニングブレードとの当接している箇所が少なくとも前記摺擦回転体と対向する位置に到達するまで、前記中間転写体を前記所定方向と逆方向に回転させる移動モードを実行可能な制御部と、を備え、前記制御部は、前記画像形成ジョブが記録材の両面にトナー像を形成する両面印刷モードである場合に前記移動モードを実行し、前記画像形成ジョブが記録材の片面のみにトナー像を形成する片面印刷モードである場合に前記移動モードを実行しない、ことを特徴とする。
本発明によれば、クリーニングブレードにより掻き取られて中間転写ベルトに堆積されたワックスを固着前に中間転写ベルトから除去する制御を、画像形成装置のダウンタイムを抑制して実行することが容易である
本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図。 感光ドラムの構造を示す断面図。 クリーニング装置の構成を示す概略断面図。 ブラシローラを示す概略図。 画像形成装置のワックス除去に係る制御系のブロック図。 第1実施形態のワックス除去処理を示すフローチャート。 中間転写ベルト駆動モータの制御タイミングを説明するタイミングチャート。 環境温度と環境湿度を変えて連続画像形成ジョブを行った場合の実験結果を示すグラフ。 第2実施形態のワックス除去処理を示すフローチャート。 第3実施形態のワックス除去処理を示すフローチャート。
<第1実施形態>
第1実施形態について、図1乃至図7を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置について図1を用いて説明する。
<画像形成装置>
図1に示す画像形成装置1は、中間転写ベルト2に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部3Y、3M、3C、3Kを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部3Yでは、感光ドラム4Yにイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト2に一次転写される。画像形成部3Mでは、感光ドラム4Mにマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト2上のイエロートナー像に重ねて転写される。画像形成部3C、3Kでは、感光ドラム4C、4Kにそれぞれシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト2に順次重ねて転写される。
画像形成部3Y、3M、3C、3Kは、現像装置7Y、7M、7C、7Kで使用するトナーの色がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと異なる以外はほぼ同様に構成される。そこで、以下では、画像形成部3Yについて詳細に説明し、画像形成部3M、3C、3Kについては、記号末尾のYをM、C、Kに読み替えて説明されるものとする。
画像形成部3Yは、感光ドラム4Yを囲んで、帯電ローラ5Y、露光装置6Y、現像装置7Y、一次転写ローラ8Y、及びドラムクリーニング装置10Yが配置されている。像担持体としての感光ドラム4Yは、回転可能に支持されたドラム状の電子写真感光体であって、不図示の感光ドラム駆動モータにより所定のプロセススピードで図1において反時計回り(図中矢印B方向参照)に回転する。後述のように(後述の図2参照)、感光ドラム4Yはアルミニウム製シリンダの外周面に感光層が形成されたものである。
帯電ローラ5Yは、負極性の直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が印加されることで、感光ドラム4Yの表面を一様な負極性の暗部電位に帯電させる。露光装置6Yは、各色の分解色画像を展開した走査線画像データをON−OFF変調したレーザービームを回転ミラーで走査して、帯電した感光ドラム4Yの表面に画像の静電潜像を書き込む。露光装置6Yは、原稿画像を結像投影露光するアナログ露光装置、レーザスキャナやLEDアレイ等のデジタル露光装置であってよい。
現像装置7Yは、トナーを感光ドラム4Yに供給して静電潜像をトナー像に現像する。現像装置7Yは、感光ドラム4Yの表面にわずかな隙間を隔てて配置した現像スリーブ7Sを感光ドラム4Yに対してカウンタ方向に回転させる。現像装置7Yは、トナーとキャリアを含む二成分現像剤を帯電させて、現像スリーブ7Sに担持させて感光ドラム4Yとの対向部へ搬送する。直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧が現像スリーブ7Sに印加されることで、負極性に帯電した非磁性トナーが相対的に正極性になった感光ドラム4Yの露光部分へ移転して静電潜像が反転現像される。なお、図1では現像装置7Yのみに像スリーブ7Sを記載したが、現像装置7M、7C、7Kも現像スリーブ7Sを有するのは勿論である。
一次転写ローラ8Yは、中間転写ベルト2を押圧して、感光ドラム4Yと中間転写ベルト2との間に一次転写部T1(一次転写ニップ部)を形成する。一次転写ローラ8Yには一次転写高圧電源D1が接続されており、一次転写高圧電源D1が正極性の一次転写バイアス電圧を一次転写ローラ8Yに印加することで、感光ドラム4Y上の負極性に帯電されたトナー像が中間転写ベルト2に転写される。
ドラムクリーニング装置10Yは、一次転写部T1を通過して感光ドラム4Y上に残留するトナーを回収する。ドラムクリーニング装置10Yでは、例えばデュロメータA硬度70で2mm厚のポリウレタン材質のクリーニングブレード9Yが、感光ドラム4Yの表面に当接されている。
中間転写ベルト2は感光ドラム4Yに当接して回転可能な中間転写体であり、テンションローラ31、駆動ローラ32及び二次転写内ローラ33に掛け渡して支持され、駆動ローラ32に駆動されて回転する。テンションローラ31は、中間転写ベルト2を張力一定に張架する。駆動ローラ32は、駆動手段としての中間転写ベルト駆動モータ32Mによって駆動される。駆動ローラ32及び中間転写ベルト2は、装置本体に正逆両方向に回転可能に設けられている。本実施形態において、中間転写ベルト2は、画像形成時に感光ドラム4Yと当接する位置において感光ドラム4Yの回転方向(図中矢印B方向)と反対の所定方向(図中矢印A方向、便宜的に正回転方向と呼ぶ)に回転される。その一方、中間転写ベルト2は後述するワックス除去時に(例えば、後述の図6参照)、正回転方向(矢印A方向)と逆方向に回転される。
なお、画像形成時とは、画像形成装置1に備えられたスキャナやパーソナルコンピュータ等の操作部(後述の図5参照)から入力された画像データに基づいて、感光ドラム4Yにトナー像を形成しているときである。一方、画像形成時以外とは、これ以外のときであり、例えば画像形成ジョブ中の紙間や、画像形成ジョブが実行されていないときである。
中間転写ベルト2は、例えばポリエチレン−四フッ化エチレン共重合体等のフッ素含有樹脂からなる単層構造の樹脂材料を用いて無端状に形成された樹脂ベルトである。中間転写ベルト2は、基材中にカーボンブラックを分散させて、例えば表面抵抗率で1×1012[Ω/□]、体積抵抗率で1×10[Ω・cm]となるように抵抗調整されている。
中間転写ベルト2(中間転写体上)に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2(二次転写ニップ部)へ搬送されて記録材P(用紙、OHPシートなどのシート材など)へ一括二次転写される。記録材Pは、ピックアップローラ102により記録材カセット101から取り出され、分離ローラ103で1枚ずつに分離されてレジストローラ104へ送り出される。レジストローラ104は、中間転写ベルト2のトナー像にタイミングを合わせて二次転写部T2へ記録材Pを送り出す。四色のトナー像を二次転写された記録材Pは加熱手段としての定着装置38へ送り込まれ、加熱ローラ35と加圧ローラ36とによって加熱加圧を受ける。これにより、記録材上のトナー像が加熱されて記録材Pに定着される。
トナー像の定着された記録材Pは、記録材Pの片面のみに画像形成を行う片面印刷モードと、記録材Pの両面ともに画像形成を行う両面印刷モードとで1面目(表面)のトナー像の定着後の搬送先が異なる。片面印刷モードでは、定着装置38を通過した記録材Pが排出ローラ105を通じてそのまま機体外へ排出される。
他方、両面印刷モードでは、トナー像の定着された記録材Pが搬送部としての反転搬送経路106及び両面搬送経路107を通って、1面目と反対の2面目(裏面)が画像形成面になるようにつまり表裏が反転されて再度二次転写部T2へ搬送される。具体的には、定着装置38を通過した記録材Pが反転搬送経路106へ送り込まれ、反転搬送経路106でスイッチバック動作が行われることによって先後端が入れ替えられてから両面搬送経路107へ搬送される。両面搬送経路107は、記録材Pをレジストローラ104に合流させることによって再び二次転写部T2へと搬送させる。この場合、記録材Pは2面目(裏面)にもトナー像が二次転写され且つトナー像が定着されてから、排出ローラ105を通じて機体外へ排出される。
二次転写部T2は、中間転写ベルト2を挟んで二次転写内ローラ33側に二次転写外ローラ34を押圧させることで形成される。二次転写外ローラ34は、例えば金属軸上にイオン導電系発泡ゴム(NBRゴム)の弾性層を形成したローラである。二次転写回転体としての二次転写外ローラ34には、供給バイアス可変の二次転写高圧電源D2が接続されている。二次転写内ローラ33を接地電位(0V)に接続する一方で、二次転写高圧電源D2により二次転写外ローラ34へトナーと逆極性の正極性の電圧(二次転写バイアス)を印加することで、二次転写部T2に転写電界が生じる。この転写電界に応答して、中間転写ベルト2に転写された四色のトナー像つまりイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの負極性に帯電されたトナー像は、二次転写部T2に搬送される記録材Pへ一括二次転写される。二次転写後に中間転写ベルト2に付着したままの転写残トナーは、ベルトクリーニング装置20によって中間転写ベルト2から回収される。ベルトクリーニング装置20については後述する(後述の図3参照)。
<二成分現像剤>
現像装置7Yでは、例えば現像剤として負帯電特性のトナー(非磁性)と正帯電特性のキャリアを含む二成分現像剤が用いられる。本実施形態では、トナーとキャリアの重量比が9:91つまりはトナー濃度9%の二成分現像剤を用いた。また、トナーの重量平均粒径が5.7μmであるものを用いた。
トナーは、結着樹脂(バインダとも呼ぶ)、着色剤、荷電制御剤を有する。結着樹脂としては、例えばスチレンアクリル系樹脂を使用する。勿論、これに限らず、スチレン系、ポリエステル系、ポリエチレンなどの樹脂を使用してよい。着色剤としては、カーボンブラックや染料、顔料等の着色剤を1種単独で使用してもよいし、複数種類を併せて使用してもよい。荷電制御剤は、必要に応じて補強のための帯電制御剤が含有されたものを使用してよい。帯電制御剤としては、ニグロシン系染料やトリフェニルメタン系染料等が含有されていればよい。
また、トナーはワックスを含有している。ワックスは、記録材Pへのトナー像の定着時に定着装置38からの離型性やトナーの定着性などを向上させるため、トナーに含まれる。ワックスとしては、例えばパラフィンワックス、カルナバワックス、ポリオレフィンなどが使用される。ワックスは結着樹脂中に混錬分散されている。本実施形態では、結着樹脂、着色剤、荷電制御剤、ワックスを混錬分散させた樹脂を、機械式粉砕機により粉砕したものをトナーに用いた。
さらに、トナーは外添剤を含有している。外添剤としては、アモルファスシリカに疎水性処理を施したもの、あるいは酸化チタンやチタン化合物等の無機酸化物微粒子などを使用すればよい。これらの微粒子がトナーに添加されることで、トナーの紛体流動性や帯電量が調整される。外添剤の粒径は、1nm以上100nm以下が好ましい。本実施形態では、平均粒径50nmの酸化チタンを重量比で0.5wt%添加し、平均粒径2nmと100nmのアモルファスシリカをそれぞれ0.5wt%、1.0wt%ずつ添加した外添剤を用いた。
キャリアは、例えば表面酸化あるいは未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類などの金属、及びそれらの合金、あるいは酸化物フェライトなどが好適に使用可能である。本実施形態では、フェライト粒子をシリコン樹脂でコートしたキャリアを用いた。また、240[kA/m]の印加磁場に対する飽和磁化が24[Am/kg]、3000[V/cm]の電界強度における比抵抗が1×10[Ω・cm]〜1×10[Ω・cm]、重量平均粒径が50μmのキャリアを用いた。
感光ドラム4Yの構成について、図2を用いて説明する。図2に示すように、感光ドラム4Yは、例えばアルミニウム製シリンダのような導電性を有する導電性基体51に、下層から順に下引き層52、OPC感光層(54、55)、表面保護層56が形成されている。下引き層52は、OPC感光層の接着性改良、塗工性改良、導電性基体51の保護や導電性基体51の欠損部分の被覆、導電性基体51からの電荷注入性改良、さらにはOPC感光層の電気的破壊に対する保護などのために、導電性基体51を覆っている。
OPC感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層54と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層55とが順次に積層されて形成されている。OPC感光層の上層には、表面保護層56が形成されている。なお、感光ドラム4Yの表面つまり表面保護層56の一面は、研磨テープ(ラッピングペーパー)やバフ研磨等により、十点平均粗さRz(JIS B0601−1982)が0.2〜2μmになるように研磨されている。
<ベルトクリーニング装置>
上述したように、画像形成装置1は、二次転写部T2を通過して中間転写ベルト2に残留する転写残トナー等を除去するために、ベルトクリーニング装置20を備えている。図1に示すように、ベルトクリーニング装置20は、感光ドラム4Yよりも中間転写ベルト2の正回転方向上流に設けられている。ベルトクリーニング装置20について、図3及び図4を用いて説明する。
図3に示したベルトクリーニング装置20は、静電方式とブレード方式とを併用した構成である。このベルトクリーニング装置20は、中間転写ベルト2を挟んでテンションローラ31に対向配置されたハウジング26内に、摺擦回転体としてのブラシローラ50と、クリーニングブレード21とを備える。クリーニングブレード21は、二次転写部T2よりも中間転写ベルト2の正回転方向下流側(所定方向下流側)で中間転写ベルト2に対して当接している。ブラシローラ50は、中間転写ベルト2の正回転方向に関して二次転写部T2とクリーニングブレード21との間に配置され、中間転写ベルト2を摺擦している。
ブラシローラ50は、中間転写ベルト2を挟みテンションローラ31と対向する位置で、中間転写ベルト2に対して約1.0mmの侵入量で当接されている。ブラシローラ50は、ブラシローラ駆動モータ403(後述の図5参照)によって回転駆動可能に設けられている。本実施形態において、ブラシローラ50は、中間転写ベルト2と接する位置において中間転写ベルト2の正回転方向と反対方向(図中矢印C方向)に回転される。なお、金属棒であるフリッカー53は、ブラシローラ50の先端から例えば約1.0mm侵入する位置に設けられている。
図4に示すように、ブラシローラ50は、導電性の芯金61の外周面に、例えば抵抗値10MΩ、毛長4mmで繊維太さ6デニールのカーボン分散型ナイロン繊維62が植毛密度70万本/inchの割合で植毛されたものである。
図3に戻り、ブラシローラ50は中間転写ベルト2の正回転方向と反対方向に回転することにより、画像形成時に中間転写ベルト2上の転写残トナーを紙粉と共に静電的に吸着して中間転写ベルト2から除去する。ブラシローラ50に吸着された転写残トナーは、フリッカー53によって紙粉と共に掻き落とされる。ブラシローラ50から掻き落とされた転写残トナーと紙粉は、回収トナー搬送スクリュー25によって搬送されて不図示の回収容器に排出される。
しかしながら、ブラシローラ50に吸着される転写残トナーはクリーニングブレード21に比べると量が少なく、ほとんどの転写残トナーはブラシローラ50を通過してしまう。そのため、ブラシローラ50よりも中間転写ベルト2の正回転方向下流には、クリーニングブレード21が設けられている。クリーニングブレード21は、中間転写ベルト2の正回転方向(図中矢印A方向)に対してカウンタ方向に当接されて、画像形成時に転写残トナーを機械的に掻き取って中間転写ベルト2から除去する。中間転写ベルト2から掻き落とされた転写残トナーは、不図示の回収容器に排出される。また、クリーニングブレード21は、画像形成時に中間転写ベルト2に付着したワックスを掻き取る。ただし、掻き取られたワックスは転写残トナーと異なり、粘着性を有するが故にクリーニングブレード21のエッジ部203に溜まり堆積される。
クリーニングブレード21は、弾性部材がクリーニング板金22の先端側に取り付けられた板状のゴムブレードである。弾性部材としては、摩擦により中間転写ベルト2を傷付けず且つ耐摩耗性が大きいという理由から、ポリウレタンゴムなどのゴム部材が広く採用されている。残留歪みが小さいことに注目すれば、二液性熱硬化型ポリウレタンを採用してよい。また、スチレン−ブタジエン共重合体、クロロプレン、ブタジエンゴム、エチレン−プロピレン−ジエン系ゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、フッ素ゴム、シリコンゴム等を採用してもよい。クリーニングブレード21は、例えば長手方向(テンションローラ31の回転軸線方向)の長さ(幅)が340mm、厚みが2mm、短手方向の長さ(高さ)が15mmに、またポリウレタンゴムの自由端の長さが8mm程度に形成される。
ベルトクリーニング装置20には、中間転写ベルト2とハウジング26との隙間を塞ぐように、中間転写ベルト2の正回転方向(図中矢印A方向)の上流側に飛散防止シート204が設けられている。飛散防止シート204は、中間転写ベルト2から転写残トナーや紙粉を除去する際に、これらがハウジング26の外へ漏れるのを防止する。飛散防止シート204は、例えば厚さ20μm〜50μmのポリエチレンテレフタレート樹脂のシート材料で形成されている。
<制御部>
画像形成装置1には、図1に示すように、制御部200が備えられている。この制御部200について、図1を参照しながら図5を用いて説明する。なお、制御部200には、図示した以外にも上述した一次転写高圧電源D1や二次転写高圧電源D2などが不図示のインタフェースを介して接続されているが、ここでは発明の本旨でないので図示及び説明を省略する。
制御部200は、画像形成動作などの本画像形成装置1の各種制御を行う例えばCPU等であり、図5に示すように、メモリ201を有する。メモリ201はROMやRAM等であり、本画像形成装置1を制御するための各種プログラムやデータ等が格納されている。また、メモリ201は、プログラムの実行に伴う演算処理結果などを一時的に記憶することもできる。操作部202は、利用者による画像形成プログラムなどの各種プログラムの実行開始操作や各種データ入力などを受け付ける、例えばスキャナやパーソナルコンピュータ等の外部端末や操作パネルなどである。本実施形態において、操作者は操作部202から印刷モードとして、記録材Pの両面に画像形成を行う両面印刷モード、記録材Pの片面のみに画像形成を行う片面印刷モードを指示可能になっている。
制御部200は操作部202から入力された画像データに基づいて、メモリ201に記憶された画像形成プログラムを実行する。また、詳しくは後述するが、制御部200は中間転写ベルト2上に堆積されたワックスを除去するための制御プログラム(ワックス除去モード)を実行可能である(後述の図6参照)。制御部200は、これらプログラムの実行に基づいて不図示のインタフェースを介して接続される以下の各部の制御を行い得る。
制御部200には、各画像形成部3Y〜3Kを制御する画像形成制御部401が接続されている。画像形成制御部401は、制御部200からの信号(命令)に従って各画像形成部3Y〜3Kを制御する。
制御部200には、駆動ローラ32を駆動する中間転写ベルト(ITB)駆動モータ32Mが接続されている。制御部200からの信号(命令)に従って中間転写ベルト駆動モータ32Mが駆動され、中間転写ベルト駆動モータ32Mは駆動ローラ32を正逆回転又は停止させる。これに伴い、中間転写ベルト2が正逆回転又は停止される。
制御部200には、回転駆動手段としてベルトクリーニング装置20のブラシローラ50を駆動するブラシローラ駆動モータ402が接続されている。制御部200からの信号(命令)に従ってブラシローラ駆動モータ402が駆動され、ブラシローラ駆動モータ402はブラシローラ50を回転又は停止させる。
制御部200には、温度検知手段として装置本体外(又は装置本体内)の温度や湿度を検知可能な温湿度センサ301が接続されている。制御部200は、温湿度センサ301で検知された温度や湿度を取得できる。また、制御部200には、記録材Pの表面温度を検知する表面温度検知手段としての表面温度検知センサ302が接続されている。図1に示すように、温湿度センサ301及び表面温度検知センサ302は装置本体に設けられるが、特に表面温度検知センサ302は二次転写部T2に侵入する直前の記録材Pの表面温度を検知可能な位置に設けられる。例えば、表面温度検知センサ302は、両面搬送経路107の二次転写部T2よりも中間転写ベルト2の回転方向上流側(所定方向上流側)に設けられ、二次転写部T2で二次転写される直前の記録材Pの表面温度を検知し得るように、装置本体内に設けられる。図1に示すように、表面温度検知センサ302は例えば二次転写部T2とレジストローラ104との間に設けられるのが望ましい。制御部200は、表面温度検知センサ302で検知された記録材Pの表面温度を取得できる。
<ワックスの除去>
上述のように、従来では両面印刷を連続して行ったような場合に、記録材Pの二次転写外ローラ34側(二次転写回転体側)に転写済みのトナー像に含まれるワックスが、記録材Pの二次転写部T2の通過時に記録材Pから二次転写外ローラ34に付着される。そして、記録材Pの二次転写部T2の通過後に、ワックスは二次転写外ローラ34から中間転写ベルト2に付着される。中間転写ベルト2に付着したワックスはクリーニングブレード21により掻き取られるが、掻き取られたワックスはクリーニングブレード21のエッジ部203に溜まり、エッジ部203に堆積して凸状のワックス塊を形成し得る。ワックス塊が冷えて中間転写ベルト2に固着されると、画像不良が生じたりあるいはクリーニングブレード21が欠けたりする。
そこで、本実施形態では上述の点に鑑み、ワックスが固着する前に、クリーニングブレード21により中間転写ベルト2上に堆積されるワックスを除去することができるようにした。以下、中間転写ベルト2上に堆積されるワックスを除去するワックス除去処理(モード)について、図1、図3を適宜参照しながら図6及び図7を用いて説明する。図6は、ワックス除去処理を示すフローチャートである。ワックス除去処理は、制御部200によって両面印刷モードの開始後つまりは連続画像形成ジョブの開始にあわせて開始される。
図6に示すように、制御部200は印刷モードとして両面印刷モードが指示されているか否かを判定する(S1)。印刷モードとして片面印刷モードが指示されていると判定した場合(S1の片面)、制御部200は連続画像形成ジョブが終了するまで待機し(S6)、連続画像形成ジョブが終了したら中間転写ベルト2の正回転を停止する(S7)。即ち、制御部200は、中間転写ベルト駆動モータ32Mを制御して中間転写ベルト2の正回転方向への回転を停止する。また、制御部200は、ブラシローラ駆動モータ402を制御して、ブラシローラ50の回転を停止する。そして、当該ワックス除去処理を終了する。このように、片面印刷時には、中間転写ベルト2にワックスが付着し難いことから、単に連続画像形成ジョブの終了にあわせて中間転写ベルト2及びブラシローラ50の回転を停止させればよい。
ここで、連続画像形成ジョブとは、複数の記録材に連続して画像形成するプリント信号に基づいて、画像形成してから画像形成動作が完了するまでの期間である。具体的には、プリント信号を受けた後の前回転(画像形成前の予備動作)から、後回転(画像形成後の動作)までのことを指し、画像形成期間、紙間を含む期間である。なお、例えば、1つのジョブの後に別のジョブが連続して入った場合、これらをまとめて1つのジョブと判断してよい。
他方、印刷モードとして両面印刷モードが指示されていると判定した場合(S1の両面)、制御部200は連続画像形成ジョブが終了するまで待機し(S2)、連続画像形成ジョブが終了したら中間転写ベルト2の正回転を停止する(S3)。即ち、制御部200は、中間転写ベルト駆動モータ32Mを制御して中間転写ベルト2の正回転方向への回転を停止する。
制御部200は、中間転写ベルト2の回転を停止してから所定時間経過後に、中間転写ベルト駆動モータ32Mを制御して中間転写ベルト2の逆回転を開始する(S4)。言い換えれば、両面印刷モードの終了時に中間転写ベルト2の回転を停止し、中間転写ベルト2の逆回転を開始する。そして、制御部200は、中間転写ベルト2の逆回転を開始してから所定時間経過後に、中間転写ベルト駆動モータ32Mを制御して中間転写ベルト2の逆回転を停止する(S5)。
図7に示すように、制御部200は、中間転写ベルト2の正回転を停止する正回転停止信号を発してから、例えば500ms後に中間転写ベルト2の逆回転を開始する逆回転開始信号を発する。これは、正回転停止信号を発してから、実際に中間転写ベルト駆動モータ32Mが停止するまでにはタイムロスが生じるからである(図中0〜t参照)。その間、中間転写ベルト駆動モータ32Mは惰性で正回転する。それにも関わらず、中間転写ベルト駆動モータ32Mを逆回転させると、中間転写ベルト駆動モータ32Mが故障してしまい得る。これを避けるため、中間転写ベルト2の逆回転は連続画像形成ジョブの終了後、所定時間経過してから(例えば500ms)開始される。勿論、中間転写ベルト2上に堆積されたワックスが冷えて固着する前に、中間転写ベルト2の逆回転を開始する必要がある。所定時間は例えば500msもあれば、中間転写ベルト2(中間転写ベルト駆動モータ32M)が停止するのに十分であるし、またワックスが固着するまでにも十分な時間がある。
また、図7に示すように、制御部200は、中間転写ベルト2の逆回転を開始する逆回転開始信号を発してから、例えば100ms後に中間転写ベルト2の逆回転を停止する逆回転停止信号を発する。中間転写ベルト2を逆回転させる時間は、図3に示すように、少なくとも1回、中間転写ベルト2とクリーニングブレード21のエッジ部203との当接位置Mが、中間転写ベルト2とブラシローラ50との対向位置Nを通過するに十分な時間であればよい。当接位置Mは、クリーニングブレード21のエッジ部203が停止中の中間転写ベルト2に接触する範囲のうち中間転写ベルト2の逆回転方向最上流の位置である。言い換えれば、クリーニングブレード21のエッジ部203においてワックスが堆積しワックス塊を形成し得る箇所である。他方、対向位置Nは、ブラシローラ50の回転中心と中間転写ベルト2の回転中心とを結ぶ直線に交わる中間転写ベルト2の外周面の位置である。対向位置Nでは、中間転写ベルト2上に堆積されたワックスの一部を効率的に除去し得る。このように、中間転写ベルト2を逆回転させる時間は、少なくとも当接位置Mから対向位置Nに至る長さ分だけ、中間転写ベルト2を回転させるに足る時間であればよい。勿論、当接位置Mが対向位置Nを複数回通過するように、中間転写ベルト2が複数回にわたって回転可能な時間であってよい。
以上のように、両面印刷モードの場合には、連続画像形成ジョブの終了後に中間転写ベルト2が逆回転される。中間転写ベルト2は、少なくとも中間転写ベルト2とクリーニングブレード21のエッジ部203との当接位置Mから、中間転写ベルト2とブラシローラ50との対向位置Nに至る長さ分だけ回転可能な時間、逆回転される。言い換えれば、中間転写ベルト2の当接位置Mが、少なくとも対向位置Nに到達するまで、中間転写ベルト2は画像形成時と逆方向に回転される。
これによって、画像形成時に中間転写ベルト2から掻き取られクリーニングブレード21のエッジ部203に溜まっていたワックスが、ブラシローラ50との対向位置Nまで搬送される。このとき、ワックスが冷えて硬くなるのに十分な時間が経過しておらず、クリーニングブレード21のエッジ部203に溜まっていたワックスは中間転写ベルト2に固着していない。そのため、対向位置Nまで搬送されたワックスは固着前に、ブラシローラ50により摺擦されて少なくとも一部が削り取られる。このように、中間転写ベルト2上に凸状のワックス塊が形成されたとしても、ワックス塊はブラシローラ50によって一部が削り取られるようにして除去されるので、ワックス塊の高さが抑制される。従って、画像形成時に、ワックス塊に起因する画像不良を生じさせたり、クリーニングブレード21の捲れやブレード欠けなどを生じさせたりすることがない。
既に述べた通り、クリーニングブレード21のエッジ部203に堆積されるワックスは、トナーに含有されるワックスが熱によって溶け出したものである。それ故、環境温度(画像形成装置本体外の温度)が低いと装置本体内の温度もそれほど高くならず、ワックスが溶け出し難いため、中間転写ベルト2にワックスが付着し難い。この場合、クリーニングブレード21によって中間転写ベルト2からワックスが掻き取られることがないので、中間転写ベルト2にワックスが堆積されることもない。そこで、発明者らはトナーに含有されるワックスが溶け出す温度を調べるべく、画像形成装置1の置かれている環境温度と環境湿度とを変え、両面印刷モードで連続画像形成ジョブを行う実験を行った。その実験結果を図8に示す。図8において、丸印はワックスの付着が生じていないことを示し、黒塗り三角印はワックスの付着は生じているがワックスの堆積は生じていないことを示し、バツ印はワックスの付着と堆積とが両方とも生じていることを示す。
図8に示すように、環境温度が27℃以下の場合、環境湿度が80%よりも低ければ中間転写ベルト2にはワックスの付着も堆積も生じない。これは、環境温度が低いため、二面目の印刷時に記録材Pの表面温度が下がり、記録材Pにワックスが固着された状態で画像形成されるからである。記録材Pからワックスが染み出た状態でなければ、記録材Pから二次転写外ローラ34を介して中間転写ベルト2にワックスが付着することはない。ただし、環境湿度が80%以上である場合には、湿度の影響によってワックスの付着が生じ得る。
図8に示すように、環境温度が27℃より高い場合、中間転写ベルト2にワックスの付着及び堆積が生じ得る。これは、環境温度が高いと、二面目の印刷時に記録材Pの表面温度が下がらず、溶け出したワックスが染み出た状態のまま画像形成されるからである。記録材Pからワックスが染み出た状態であれば、記録材Pから二次転写外ローラ34を介して中間転写ベルト2にワックスが付着する。中間転写ベルト2にワックスが付着すれば、付着したワックスはクリーニングブレード21により掻き取られるので、エッジ部203に堆積される。
<第2実施形態>
上記実験結果に鑑み、第2実施形態のワックス除去処理では、画像形成装置の環境温度に従って、上述した中間転写ベルト2を逆回転する制御(S5)を行うか否かを判定できるようにした。図9は、第2実施形態のワックス除去処理を示すフローチャートである。図9に示すワックス除去処理は、図6に示した処理と同様に、制御部200によって画像形成プログラムの実行開始つまりは画像形成ジョブの開始にあわせて開始される。なお、図9に示すワックス除去処理はS11の処理を除いて図6に示した処理と同様であることから、ここではS11以外の処理の説明を省略する。
制御部200は、印刷モードが両面印刷モードである場合(S1の両面)、温湿度センサ301から環境温度を取得し、取得した環境温度が所定温度以上(閾値以上、ここでは27℃以上)であるか否かを判定する。制御部200は、環境温度が所定温度未満である場合(S11の27℃未満)に上述したS6及びS7の処理を実行する一方で、環境温度が所定温度以上である場合(S11の27℃以上)に上述したS2〜S5の処理を実行する。即ち、環境温度が所定温度以上である場合には、ワックスの付着及び堆積が生じることから、連続画像形成ジョブ後に中間転写ベルト2の逆回転を開始して、固着前に中間転写ベルト2上に堆積されたワックスをブラシローラ50によって削り取る。
このように、第2実施形態では、ワックスの付着及び堆積が生じ得る環境温度である場合に、中間転写ベルト2が逆回転される。これにより、第2実施形態では上述した第1実施形態と同様の効果が得られるだけでなく、それに加えて以下に示す効果が得られる。即ち、両面印刷時、連続画像形成ジョブの終了後に必ず中間転写ベルト2が逆回転するわけでないので、第1実施形態に比べると画像形成装置1のダウンタイムが減少される。また、中間転写ベルト2やクリーニングブレード21さらにブラシローラ50等は摩耗の進行が遅くなるので、それらの交換サイクルが長くなる。もって、利用者は画像形成装置1を効率よく運用することが可能になる。
上述のように、クリーニングブレード21のエッジ部203に堆積されるワックスは、記録材Pから染み出たワックスが記録材Pから二次転写外ローラ34を介して中間転写ベルト2に付着することによって生じる。発明者らは記録材Pからワックスが染み出す表面温度を調べるべく、画像形成装置1の環境温度や定着装置38の加熱温度を変えて、両面印刷モードで連続画像形成ジョブを行う実験を行った。実験の結果、記録材Pの表面温度が43℃以上だとワックスが記録材Pから染み出た状態になり、43℃未満であればワックスが記録材Pから染み出た状態にならないことが確かめられている。
<第3実施形態>
これに鑑みれば、記録材Pの表面温度が記録材Pからワックスの染み出し得る温度以上であるか否かによって、上述した中間転写ベルト2を逆回転する制御を行うか否かを判定するようにしてもよい。図10は、第3実施形態のワックス除去処理を示すフローチャートである。図10に示すワックス除去処理は、図6に示した処理と同様に、制御部200によって画像形成プログラムの実行開始つまりは画像形成ジョブの開始にあわせて開始される。なお、図10に示すワックス除去処理はS21の処理を除いて図6に示した処理と同様であることから、ここではS21以外の処理の説明を省略する。
制御部200は、印刷モードが両面印刷モードである場合(S1の両面)、表面温度検知センサ302から記録材Pの表面温度を取得し、取得した表面温度が所定温度以上(閾値以上、ここでは43℃以上)であるか否かを判定する。制御部200は、表面温度が所定温度未満である場合(S21の43℃未満)に上述したS6及びS7の処理を実行する一方で、表面温度が所定温度以上である場合(S21の43℃以上)に上述したS2〜S5の処理を実行する。即ち、表面温度が所定温度以上である場合には、記録材Pからワックスが染み出すことから、中間転写ベルト2にワックスの付着及び堆積が生じる。そこで、連続画像形成ジョブ後に中間転写ベルト2の逆回転を開始して、固着前に中間転写ベルト2上に堆積されたワックスをブラシローラ50によって削り取る。
これによれば、記録材Pからワックスが染み出して中間転写ベルト2にワックスの付着及び堆積が生じ得る記録材Pの表面温度である場合に、中間転写ベルト2が逆回転される。従って、第3実施形態でも上述した第2実施形態と同様の効果が得られる。
<他の実施形態>
なお、上述した各実施形態では、ブラシローラ50がブラシローラ駆動モータ402によって、中間転写ベルト2と接する位置において中間転写ベルト2の正回転方向と反対方向に回転駆動される構成を示したがこれに限られない。例えば、ブラシローラ50は、中間転写ベルト2の回転に従って従動回転可能に構成され、中間転写ベルト2と接する位置において中間転写ベルト2の正回転方向と同じ方向に回転されてもよい。
ただし、ブラシローラ50は中間転写ベルト2の回転方向と反対方向に回転される方が、画像形成時には転写残トナーを、ワックス除去時にはワックスを効率的に除去し得るのでよい。そうであるなら、ブラシローラ50は、ワックス除去時に画像形成時と逆方向に回転されるように構成されていてもよい。この場合、制御部200は、中間転写ベルト2の逆回転開始にあわせ(図6のS4参照)、ブラシローラ駆動モータ402を制御してブラシローラ50を逆回転させる。つまり、中間転写ベルト2及びブラシローラ50は、それぞれが所定速度で且つ連続画像形成ジョブ時の回転方向と逆方向に回転される。そして、制御部200は、中間転写ベルト2の逆回転を開始してから所定時間経過後に、中間転写ベルト2の逆回転停止にあわせて(図6のS5参照)、ブラシローラ駆動モータ402を制御し、ブラシローラ50の回転を停止する。
なお、中間転写ベルト2は当接位置Mが対向位置Nと逆回転前の元の位置との間を複数回にわたって往復するように、回転駆動されてもよい。即ち、制御部200は、中間転写ベルト2の正回転方向への回転駆動と逆回転方向への回転駆動とを交互に繰り返し行うように、ブラシローラ駆動モータ402を制御してもよい。
なお、上述した各実施形態では、両面印刷モードの終了時に、中間転写ベルト2が逆回転されるようにしたが、これに限られない。例えば、現像剤の補給切れや記録材Pの供給切れなどのエラーや障害等の発生によって実行中の両面印刷モードの中断時などに、中間転写ベルト2を逆回転してワックス除去を行ってもよい。この場合、ワックス除去処理が行われた後に、中断された両面印刷モードが再開されてよい。
なお、上述した各実施形態では、ベルト状の中間転写体(中間転写ベルト2)を用いたものを示したがこれに限らず、中間転写体はドラム状であってもよい。
なお、以上説明した本実施形態においては、画像形成装置の一例としてフルカラープリンタを用いて説明したが、これに限らず、中間転写体を用いて二次転写を行う画像形成装置であればどのようなものでもよい。すなわち、中間転写体を用いて二次転写を行う画像形成装置であれば、タンデム型/1ドラム型、帯電方式、静電像形成方式、現像方式、転写方式、定着方式の区別無く実施できる。そのような画像形成装置としては、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機などが挙げられる。
1…画像形成装置、2…中間転写体(中間転写ベルト)、4Y(4M、4C、4K)…像担持体(感光ドラム)、21…クリーニングブレード、32…駆動ローラ、32M…駆動手段(中間転写ベルト駆動モータ)、34…二次転写回転体(二次転写外ローラ)、38…加熱手段(定着装置)、50…摺擦回転体(静電除去回転体、ブラシローラ)、106…搬送経路(反転搬送経路)、106…搬送部(反転搬送経路)、107…搬送部(両面搬送経路)、200…制御部、301…温湿度検知手段(温湿度センサ)、302…表面温度検知手段(表面温度検知センサ)、402…回転駆動手段(ブラシローラ駆動モータ)、P…記録材、T1…一次転写部、T2…二次転写部

Claims (5)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    前記像担持体に当接して前記像担持体との間で一次転写部を形成し、画像形成時に所定方向に回転して前記一次転写部で前記像担持体に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体と、
    前記中間転写体に当接して前記中間転写体との間で二次転写部を形成し、前記二次転写部で前記中間転写体上のトナー像が記録材に二次転写される二次転写回転体と、
    前記記録材を加熱して前記記録材上のトナー像を前記記録材に定着させる定着手段と、
    前記定着手段を通過した記録材の表裏を反転し、前記二次転写部へ搬送可能な搬送部と、
    前記二次転写部よりも前記所定方向下流側で前記中間転写体に対して当接するクリーニングブレードと、
    前記所定方向に関して前記二次転写部と前記クリーニングブレードとの間に配置され、前記中間転写体を摺擦する摺擦回転体と、
    画像形成ジョブの終了時あるいは中断時に前記中間転写体を停止し、停止した前記中間転写体と前記クリーニングブレードとの当接している箇所が少なくとも前記摺擦回転体と対向する位置に到達するまで、前記中間転写体を前記所定方向と逆方向に回転させる移動モードを実行可能な制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像形成ジョブが記録材の両面にトナー像を形成する両面印刷モードである場合に前記移動モードを実行し、前記画像形成ジョブが記録材の片面のみにトナー像を形成する片面印刷モードである場合に前記移動モードを実行しない、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 環境温度又は前記定着手段を通過した記録材の温度を検知する温度検知手段を備え、
    前記制御部は、前記両面印刷モード時に前記温度検知手段により検知された温度が閾値以上である場合に、前記移動モードを実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送部は、反転された記録材が前記二次転写部に向けて搬送される両面搬送経路を有し、
    前記温度検知手段は、前記両面搬送経路の前記二次転写部よりも前記所定方向上流側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記摺擦回転体を回転する回転駆動手段を備え、
    前記回転駆動手段は、前記摺擦回転体を前記所定方向に回転している前記中間転写体と互いに接する位置で反対方向となるように回転する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記摺擦回転体は、二次転写後の前記中間転写体に残留するトナーを静電的に吸着して除去する回転体である、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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