JP6437704B2 - Washing machine - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。 Embodiments described herein relate generally to a washing machine.
従来、洗濯機では、予め決められた運転内容で実行される「標準」コースや、「念入り」コースなどの自動運転コースを有している。そして、これらの自動運転コースに対して、洗濯機の使用者が、運転内容である例えば洗い行程の実行時間を変更したり、別の運転内容である脱水行程の実行時間を変更したりするマニュアル設定を可能としている。 Conventionally, a washing machine has an automatic operation course such as a “standard” course that is executed with predetermined operation details and a “careful” course. And for these automatic operation courses, the user of the washing machine changes the execution time of the washing process which is the operation content, for example, or the execution time of the dehydration process which is another operation content Setting is possible.
ところで、洗濯機の使用環境として、渇水時期などに水の使用が制限される状況であったり、電力事情によっては節電が要求される状況であったりすることがある。前者の場合には節水を図りながら洗濯を行うことが要望され、又、後者の場合には節電を図りながら洗濯を行うことが要望される。このような事情以外でも、使用者においては、自分の好みなどによって、洗濯機を使用する場合に、節水を図ったり、節電を図ったりしたいという、控えめ志向の要求もある。 By the way, the usage environment of the washing machine may be a situation where the use of water is restricted during a drought period or the like, or a situation where power saving is required depending on the power situation. In the former case, it is desired to perform washing while saving water, and in the latter case, it is desired to perform washing while saving power. In addition to these circumstances, there is a modest demand for users to save water or save power when using a washing machine according to their own preferences.
ところが、従来の洗濯機では、予め設定された自動運転コースにおいてマニュアル設定ができるとはいうものの、洗い運転や脱水運転の運転内容そのものを直接設定するため、洗濯運転の運転内容(制御実態)にうとい一般使用者にとっては、自分が希望する控えめの内容(前記節水や節電)に対して、どの運転内容をどのように設定してよいか分りにくいということがあった。 However, in the conventional washing machine, although manual setting can be performed in a preset automatic operation course, since the operation content of the washing operation and the dehydration operation is directly set, the operation content of the laundry operation (control actual condition) is set. At last, it has been difficult for general users to know which operation content should be set in what manner to the modest content desired by the user (water saving and power saving).
そこで、使用者が自動運転コースに対して、猛暑であったり、渇水であったり、静寂な夜間であったりといった洗濯環境や個人の好みに応じて何がしたいかという控えめの内容を選択すると、当該控えめの内容に応じて、自動運転コースの運転内容を自動的に変更して実行できる洗濯機を提供する。 Therefore, if the user selects a conservative content about what to do according to the laundry environment and personal preference such as intense heat, drought, quiet night, etc. for the automatic driving course, Provided is a washing machine that can automatically change and execute the operation content of the automatic operation course according to the modest content.
本実施形態による洗濯機は、少なくとも標準コースを含む予め設定された複数の自動運転コースを実行可能な洗濯機において、少なくとも使用水量を節約する趣旨の「節水」を含む予め設定された複数の控えめの内容から、一つの控えめの内容を選択的に指定する入力手段と、この入力手段により指定された控えめの内容に応じて前記自動運転コースの運転内容を変更する控えめ対応変更手段と、前記控えめ対応変更手段で変更した自動運転コースを実行する変更運転制御手段とを備え、前記控えめ対応変更手段は、前記入力手段により前記控えめの内容として前記「節水」が指定された場合には、前記標準コースよりも脱水動作における脱水回転数を上げると共に、前記標準コースよりも給水量を減少させることにより、変更前の前記標準コースによる洗浄効果を維持することを特徴とする。
The washing machine according to the present embodiment is a washing machine capable of executing a plurality of preset automatic driving courses including at least a standard course, and includes a plurality of preset modest modes including “water saving” that is intended to save at least the amount of water used. Input means for selectively designating one conservative content, conservative response changing means for changing the driving content of the automatic driving course according to the conservative content designated by the input means, and the conservative Change operation control means for executing the automatic driving course changed by the response change means, the moderation response change means, when the "water saving" is designated as the moderation content by the input means, the standard with increasing the dewatering rotation number during the dewatering operation than course, by reducing the water weight than the standard course, before the change the standard And maintains the cleaning effect over scan.
(第1実施形態)
第1実施形態につき、図1から図14を参照して説明する。まず、図1には、ドラム式洗濯機の全体構造が概略的に示されている。ドラム式洗濯機の外箱1は、合成樹脂製の基台1aと、この基台1aに結合された箱本体1bとから構成されている。このうちの箱本体1bの前面部(図1で左側)のほぼ中央部に、洗濯物出入口部2が形成されていると共に、その洗濯物出入口部2を開閉する二重構造の扉3が設けられている。箱本体1bの前面部の上部には操作パネル4が設けられ、その裏側(外箱1内)には、洗濯運転の全般を制御する制御手段(控えめ対応変更手段、変更運転制御手段を含む)たる制御装置5が設けられている。
(First embodiment)
The first embodiment will be described with reference to FIGS. First, FIG. 1 schematically shows the overall structure of a drum type washing machine. The outer box 1 of the drum type washing machine includes a base 1a made of synthetic resin and a
外箱1内には、背面側が閉塞された有底円筒状の水槽6が設けられている。水槽6は、外箱1内に中心軸線が前後方向を向き、かつ後下がりの傾斜状態で、ダンパ7とスプリング7aを主部材とするサスペンション8によって弾性支持されている。なお、水槽6はその中心軸線が略水平の横向きの状態で支持されていてもよい。
Inside the outer box 1, a bottomed cylindrical water tank 6 whose back side is closed is provided. The water tank 6 is elastically supported in the outer case 1 by a
水槽6の背面側の外側には、洗濯機モータ9が設けられている。この洗濯機モータ9は、例えば直流のブラシレスモータからなるもので、アウターロータ形であり、ステータ9aおよびロータ9bを有している。ステータ9aは、水槽6の背面側の外側に取り付けられ、ロータ9bの中心部の回転軸9cは、軸受ブラケット10に軸受11を介して支承されて水槽6の内部に挿通されている。
A
水槽6内には、背面側が閉塞された有底円筒状のドラム12が回転可能に設けられている。このドラム12は、背面側の外側の中心部が洗濯機モータ9の回転軸9cの先端部に連結され、水槽6の軸線を中心に回転可能に設けられ、洗濯機モータ9により正逆回転駆動される。したがって、ドラム12は、水槽6内に、中心軸線が前後方向を向き、かつ、後下がりの傾斜状態で回転可能に設けられている。ドラム12内に、図示しない洗濯物が収容される。この場合、洗濯機モータ9は、主として洗い行程やすすぎ行程においてドラム12を正逆回転駆動させて洗濯物を撹拌するための駆動手段として機能し、脱水行程においては洗濯物を脱水するための駆動手段として機能する。
In the water tank 6, a bottomed
ドラム12の周壁(胴部)には、孔13が全域にわたって多数形成されている。また、ドラム12の内周部には、洗濯物掻き上げ用のバッフル14が複数、例えば3個等間隔に設けられている。バッフル14は、水槽6の軸線に沿うようにして前後方向に延びると共にドラム12の回転中心軸側に突出している。
A large number of
ドラム12および水槽6は、ともに前面側が開口されている。そのうちのドラム12の前面側の開口部15の周囲部内部には、例えば液体封入形の回転バランサ16が設けられている。水槽6の前面側の開口部には、水槽カバー17が装着されていて、その先端部の開口部17aは、環状の弾性材、例えばゴムからなるベローズ18により洗濯物出入口部2に連結されている。この結果、洗濯物出入口部2は、ベローズ18、水槽カバー17およびドラム12の開口部15を介して、ドラム12の内部に連なっている。
Both the
水槽6の背面側の下部には、排水口部を兼用する取水口部19が形成されている。この取水口部19には、機内排水ホース20の一端部が接続されている。また、機内排水ホース20の他端部は、外箱1の基台1aの前部に設けられたフィルタケース21の機内排水ホース接続口部22に接続されている。
フィルタケース21は、上部に機内排水ホース接続口部22が形成され、前端部にキャップ23が装着されている。フィルタケース21は、内部にキャップ23と一体のリントフィルタ(図示せず)が収納されている。また、フィルタケース21の下部には、排水弁24が接続されており、この排水弁24の出口部に排水パイプ25が接続されている。排水パイプ25の先端部は、外箱1の基台1aから機外に臨み、図示しない機外排水ホースに接続されるようになっている。
A water
The
フィルタケース21の後端部には、循環ポンプ26が設けられている。この循環ポンプ26は、水槽6(ドラム12)内の水を取水口部19、機内排水ホース20およびフィルタケース21を介して吸引し、吐出口部27から吐出するものである。吐出口部27に送水ホース28の一端が接続されている。送水ホース28の他端部は、水槽カバー17に設けられた散水用水路29に接続されている。散水用水路29には、水槽カバー17の上部に位置させて散水口部30が設けられている。この散水口部30は、後述するように、ドラム12の内部に散水する。
A
この場合、取水口部19と散水口部30とを繋ぐようにして循環水路31が形成されている。即ち、循環水路31は、水槽6(ドラム12)、取水口部19、機内排水ホース20、フィルタケース21、送水ホース28、散水用水路29、散水口部30から形成され、循環ポンプ26が循環水路31中に位置するように設けられている。そして、循環ポンプ26が駆動することに伴い、水槽6の取水口部19から取り出された水を散水口部30からドラム12内に向かってシャワー状に散水するようになっている。
In this case, the
フィルタケース21の前部の上部には、エアトラップ32が設けられている。このエアトラップ32と外箱1内の最上部に配置された水位センサ33とは、エアチューブ33aによって接続されている。この結果、水位センサ33は、水槽6内の水位を、機内排水ホース20、フィルタケース21、エアトラップ31およびエアチューブ33aを介して検出する、水位検出手段として機能するようになっている。
An
外箱1内の最上部には、給水弁34および給水ケース35が設けられている。給水弁34は、入口部に図示しない水道の蛇口に接続した機外給水ホース(図示せず)が接続されるようになっており、出口部に接続パイプ36の一端部が接続されている。接続パイプ36の他端部は、給水ケース35に接続されている。給水ケース35は、内部に洗剤貯留部(図示せず)を有している。この給水ケース35には、機内給水ホース37の一端部が接続され、機内給水ホース37の他端部が水槽6の上部に接続されている。その結果、水道から給水弁34を介して給水される水は、接続パイプ36、給水ケース35の前記洗剤貯留部および機内給水ホース37を介して水槽6内に供給される。また、給水弁34と給水ケース35は、水槽6内に給水する給水装置38を構成している。
A
前記制御装置5は、CPU、ROM、RAMなどを備えたマイクロコンピュータから構成されている。さらにこの制御装置5は、記憶手段として不揮発性メモリ39(図3参照)を備えている。
又、操作パネル4における構成について説明する。図2(a)には、電源がオフで後述の表示部43が表示動作していない状態での操作パネル4を示し、図2(b)には、電源がオンで表示部43に初期表示画面が現出している状態での操作パネル4を示している。
The
The configuration of the
操作パネル4には、図2(a)に示すように、右部上部には、電源ボタン40(「入」ボタン40a、「切」ボタン40b)が設けられ、電源の入り切り操作が行なわれる。この電源ボタン40の左側に位置して、コース切り換えボタン群41が配置されている。このコース切り換えボタン群41には、「洗濯」の表示が施された「洗濯」ボタン41a、「洗乾」の表示が施された「洗乾」ボタン41b、「乾燥」の表示が施された「乾燥」ボタン41cが含まれており、個々に押しボタン操作可能としており、且つ、各ボタンの横には動作中であることを示す例えばLEDによる点灯部を有する。
As shown in FIG. 2 (a), the
又、この操作パネル4には、前記コース切り換えボタン群41の左側に位置してスタート/一時停止ボタン42が設けられている。このスタート/一時停止ボタン42は押圧可能であり、その押圧操作によってスタートと一時停止とが切り替えられる。さらにこのスタート/一時停止ボタン42は回転も可能なように構成されており、ダイヤルとしても機能する。ダイヤルとして回転操作された場合には各種選択・変更のための操作手段として機能する。
The
さらに、このスタート/一時停止ボタン42の左側に表示手段として表示部43が設けられている。この表示部43は例えば液晶表示パネルや有機LEDパネルなどから構成されている。この表示部43は、前記電源の「入り」ボタン40aが押し操作されて電源がオンされると、図2(b)に示す初期画面が現出する。
さらに、この表示部43の下方部分には、お好み設定ボタン44、洗い行程ボタン45、すすぎ行程ボタン46、脱水行程ボタン47、乾燥行程ボタン48などが設けられている。
Furthermore, a
Further, a
ここで、前記「洗濯」ボタン41aは、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を自動的に運転実行する洗濯運転コースの設定を可能としている。この洗濯運転コースは自動運転コースに相当し、「標準」コース、「ザブザブ」コース、「念入り」コース、「軽い汚れ」コース、「おやすみ」コース、「ドライ」コース、「メモリー」コース、「柔らか」コース、「毛布」コースといった標準的な自動運転コースがある。なお、図2(b)の状態で、この「洗濯」ボタン41aを押し操作した後、スタート/一時停止ボタン42を回転操作することで、洗濯運転コースのうちの上述のいずれかの自動運転コースが選択可能となる。
Here, the “laundry”
後述するが、控えめの内容の指定に基づいて変更された自動運転コースが実行された場合に、制御装置5が当該変更後の自動運転コースを不揮発性メモリ39に記憶する。この不揮発性メモリ39に記憶した変更後の自動運転コースを、運転開始前に指定する場合には、前記「メモリー」コースを指定(選択)すれば良い。
又、前記「洗乾」ボタン41bは、上記洗濯運転コースの実行に続いて乾燥行程も実行する洗濯乾燥運転コースの設定を可能とする。又、前記「乾燥」ボタン41cは、単独の乾燥運転コースを設定可能としている。
As will be described later, when the automatic driving course changed based on the designation of the conservative content is executed, the
The “washing / drying”
前記お好み設定ボタン44は、使用者の操作に基づいて控えめの内容を指定(選択)する入力手段に相当する。控えめの内容としては、本実施形態では複数あり、例えば「節水」、「節電」、「静音」、「節時間」がある。
「節水」は、使用水量を節約する趣旨であり、「水節約」や「水少なめ」あるいは「水控えめ」などの他の表現もこの「節水」の範疇とする。
又、「節電」は、電力使用量を節約する趣旨であり、「電力少なめ」や「電力節約」あるいは「電力控えめ」などの他の表現もこの「節電」の範疇とする。
The
“Water saving” is intended to save the amount of water used, and other expressions such as “water saving”, “less water” or “water sparing” are also included in this “water saving” category.
“Power saving” is intended to save power consumption, and other expressions such as “less power”, “power saving”, or “moderate power” are also included in the category of “power saving”.
又、「静音」は、運転音(洗濯機使用中の発生音)を静かにする趣旨であり、「静かめ」や「音減少」あるいは「音控えめ」などの他の表現もこの「静音」の範疇とする。
又、「節時間」は、運転時間を短くする趣旨であり、「時間短縮」や「時間節約」などの他の表現もこの「節時間」の範疇とする。
図2(b)において、表示部43に表示される「節水」の表示は、控えめの内容が「節水」であることを示し、「節電」の表示は、控えめの内容が「節電」であることを示し、「静音」の表示は、控えめの内容が「静音」であることを示し、「節時間」の表示は、控えめの内容が「節時間」であることを示している。お好み設定ボタン44は、使用者がこれら控えめの内容の中から一つを指定するためのものである。
In addition, “silent” is intended to quiet the operation sound (generated sound during use of the washing machine), and other expressions such as “quiet”, “sound reduction”, or “soundless” are also “silent”. The category.
The “saving time” is intended to shorten the operation time, and other expressions such as “time reduction” and “time saving” are also included in the category of “saving time”.
In FIG. 2B, the display of “water saving” displayed on the
具体的には、前述の洗濯運転コースのうちの上述のいずれかの自動運転コース(例えば「標準」コース、「念入り」コース、「軽い汚れ」コースのいずれか)が設定された状態で、前記お好み設定ボタン44が押し操作されると、その押し操作の都度、控えめの内容である「節水」、「節電」、「静音」、「節時間」なる表示のいずれかが順次選択的に特定表示(区別化表示)され且つ指定される。なお、上記控えめの内容(種類)が一つである場合には、当該一つの内容を指定することになる。
Specifically, in the state in which any one of the above-described automatic driving courses (for example, one of the “standard” course, the “careful” course, and the “lightly dirty” course) among the above-described washing driving courses is set, Each time the
又、前記洗い行程ボタン45は、マニュアル運転内容変更手段たるものであり、洗い行程を含むコースが選択されたときに、運転内容の一つである洗い行程の実行時間(撹拌動作の時間)を使用者が直接変更するためのものである。
前記すすぎ行程ボタン46は、これもマニュアル運転内容変更手段たるものであり、すすぎ行程を含むコースが選択されたときに、運転内容の別の一つであるすすぎ行程の回数を使用者が直接変更するためのものである。
The
The
前記脱水行程ボタン47は、これもマニュアル運転内容変更手段たるものであり、脱水行程を含むコースが選択されたときに、運転内容のさらに別の一つである脱水行程の実行時間を直接変更するためのものである。
乾燥行程ボタン48は、これもマニュアル運転内容変更手段たるものであり、乾燥行程を含むコースが選択されたときに、上述とは異なる運転内容である乾燥行程の時間を直接変更するためのものである。
The
The
図3には、上述したドラム式洗濯機の制御系の機能的構成が概略的に示されている。制御装置5には、操作パネル4に設けられた各種ボタンなどからなる操作部49からの各種操作信号、水位センサ33からの水位検出信号、洗濯機モータ9の回転速度を検出する回転センサ50からの速度検出信号などが入力される。そして、制御装置5は、上記各種の入力信号および予め記憶された制御プログラムに基づいて、給水弁34、排水弁24、洗濯機モータ9、循環ポンプ26、前記表示部43などを、図示しない駆動回路を介して制御する。
FIG. 3 schematically shows a functional configuration of the control system of the drum type washing machine described above. The
ここで、この実施形態で自動運転コースに相当する前記「標準」コース、「念入り」コース、「軽い汚れ」コースについて説明する。
前記「標準」コースは図5に示すように次の洗い行程、第一すすぎ行程(すすぎ行程)、第二すすぎ行程(すすぎ行程)、最終脱水行程(脱水行程)を実行する。なお、図5において、斜線部分は、該当する機器又は動作が機能している状態を示している。
Here, the “standard” course, the “careful” course, and the “lightly dirty” course corresponding to the automatic driving course in this embodiment will be described.
In the “standard” course, as shown in FIG. 5, the following washing process, first rinsing process (rinsing process), second rinsing process (rinsing process), and final dehydrating process (dehydrating process) are executed. In FIG. 5, the shaded area indicates a state where the corresponding device or operation is functioning.
洗い行程:これは、給水動作と、撹拌動作とからなる。
給水動作:これは、給水弁34を開放させるにより水槽6内に水を30L(リットル)相当の水位まで給水すると共に、ドラム12を50rpmで、間欠的に回転させる。このときドラム12の間欠モードは、20秒駆動(洗濯機モータ9通電)、10秒停止(洗濯機モータ9断電)とする。この給水により水槽6内に水が給水されると共に、この給水初期に洗剤が給水によって水槽6内(ドラム12内)に投入される。この給水動作においては洗濯物がドラム12の回転によりいわゆる叩き洗い(ドラム12の回転によってドラム12内のほぼ中間高さまで上昇された後落下)されつつ給水がなされる。
Washing process: This consists of a water supply operation and a stirring operation.
Water supply operation: In this operation, the
撹拌動作:この洗い行程における撹拌動作は、洗い動作に相当する。この撹拌動作では、洗濯機モータ9を50rpmで20秒間通電し10秒間断電することを交互に繰り返す。この撹拌動作の実行時間は15分間であり、この洗濯機モータ9の間欠運転によりドラム12を間欠的に回転させる。このドラム12の間欠回転により、ドラム12内部の洗濯物が撹拌される。従って、洗濯機モータ9は、この洗い行程と次の第一及び第二すすぎ行程では、洗濯物を撹拌するための駆動源として機能する。さらに、循環ポンプ26を5秒間駆動(通電)することと5秒間停止(断電)することとを繰り返す。これにより、洗濯物がドラム12により、貯水状態で叩き洗いされると共に、循環ポンプ26により水槽6内の水が間欠的に洗濯物に上方から散水される。
Stirring operation: The stirring operation in this washing process corresponds to a washing operation. In this stirring operation, the
第一すすぎ行程:これは、排水動作、脱水1動作、給水動作、撹拌動作とからなる。
排水動作:排水弁24を開放させることにより排水する。
脱水1動作:この脱水1動作は中間脱水動作に相当する。この脱水1動作では、排水弁24を開放したまま、ドラム12を1500rpmまで高速回転させる。これを1分間行う。これにより洗濯物中の洗剤を含んだ水が脱水される。
First rinsing process: This consists of a draining operation, a dehydration 1 operation, a water supply operation, and a stirring operation.
Draining operation: Draining is performed by opening the
Dehydration 1 operation: This dehydration 1 operation corresponds to an intermediate dehydration operation. In this dehydration 1 operation, the
給水動作:これは、給水弁34を開放させるにより水槽6内に水を30L(リットル)相当の水位まで給水すると共に、ドラム12を100rpmで連続回転させる。この回転による遠心力により洗濯物が回転ドラム12内面に張り付いて回転される。
撹拌動作:このすすぎ行程における撹拌動作は、ためすすぎ動作に相当する。この撹拌動作は、前述の洗い行程での撹拌動作と同じ運転内容の動作を、2分間行う。これにより、洗濯物がドラム12により貯水状態で叩き洗いされると共に、循環ポンプ26の間欠運転により水槽6内の水が間欠的に洗濯物に上方から散水される。
Water supply operation: This is to supply water into the water tank 6 to a water level corresponding to 30 L (liter) by opening the
Stirring operation: The stirring operation in this rinsing process corresponds to a rinsing operation. In this stirring operation, an operation with the same operation content as the stirring operation in the washing process is performed for 2 minutes. Thereby, the laundry is beaten and washed by the
第二すすぎ行程:これは給水動作のドラム12の回転数が50rpmとなっている点が第一すすぎ行程と異なり、他の運転内容については第一すすぎ行程と同じである。なお、この第二すすぎ行程の脱水2動作は中間脱水動作に相当する。
最終脱水行程:これは排水動作と脱水動作とからなる。
排水動作:これは第一すすぎ行程における排水動作と同じである。
脱水動作:排水弁24を開放したまま、ドラム12を1000rpmまで高速回転させる。これを4分間行う。これにより洗濯物が脱水される。
Second rinsing process: This is different from the first rinsing process in that the rotation speed of the
Final dehydration process: This consists of a draining operation and a dehydrating operation.
Draining operation: This is the same as the draining operation in the first rinsing process.
Dehydration operation: The
次に「念入り」コースについて図6を参照して説明する。この「念入り」コースは、「標準」コースに対して、洗い行程の撹拌動作の実行時間を30分と長くした点、第三すすぎ行程を追加した点、最終脱水行程の脱水動作の実行時間を10分とした点が異なる。この「念入り」コースにおける第三すすぎ行程の運転内容は前記第二すすぎ行程の運転内容と同じである。 Next, the “careful” course will be described with reference to FIG. Compared to the “Standard” course, this “careful” course has a longer run time for the stirring operation of the washing process as 30 minutes, a third rinsing process, and an execution time of the dehydration operation for the final dehydration process. The difference is that it is 10 minutes. The driving details of the third rinsing stroke in this “careful” course are the same as the driving details of the second rinsing stroke.
次に「軽い汚れ」コースについて図7を参照して説明する。この「軽い汚れ」コースでは、すすぎ行程を第一すすぎ行程のみとした点が「標準」コースと異なる。
前記制御装置5は控えめ対応変更手段、制御手段としての機能を備えており、これらの機能を含めた制御装置5の制御内容について、図4を参照して説明する。使用者は、洗濯物をドラム12内に収容した状態で、操作パネル4を操作して運転のコースを設定する。制御装置5は、ステップS1で、いずれかの運転のコースが設定されたか否かを判断し、いずれかのコースが設定されたと判断すると、ステップS2に移行し、「メモリー」コースが選択されたか否かを判断する。
Next, the “light dirt” course will be described with reference to FIG. This “lightly soiled” course differs from the “standard” course in that the rinsing process is only the first rinsing process.
The
上記ステップS2で「NO」であれば、ステップS3に移行して、自動運転コースのうち「標準」コース、「念入り」コース、「軽い汚れ」コースのいずれかが選択されたか否かを判断する。「YES」であれば、ステップS4に移行して、控えめの内容(「節水」、「節電」、「静音」、「節時間」のいずれか)が指定されたか否かを判断する。そして、控えめの内容の指定があったと判断され、且つ、ステップS5でスタート/一時停止ボタン42によるスタート操作があったと判断されると、ステップS6に移行して、前記「標準」コース、「念入り」コース、「軽い汚れ」コースのうち選択された自動コースを、前記指定された前記控えめの内容に応じて変更する(控えめ対応変更手段)。
If “NO” in the step S2, the process shifts to a step S3 to determine whether any of the “standard” course, the “careful” course, and the “lightly dirty” course among the automatic driving courses is selected. . If “YES”, the process proceeds to step S4, and it is determined whether or not a conservative content (any one of “water saving”, “power saving”, “silent”, and “saving time”) is designated. If it is determined that there is a modest content specification and it is determined in step S5 that a start operation has been performed by the start /
すなわち、
(A)「標準」コースが選択されて「節水」が指定されると、図5で示した「標準」コースの運転内容を、図8に示すように変更する。なお、この「節水」で変更した「標準」コースを「標準・節水」コースという。「標準」コースに対する「標準・節水」コースの変更点を図8中に「*」で示している。「標準・節水」コースでは第一すすぎ行程の脱水1動作及び第二すすぎ行程の脱水2動作のドラム回転数を「1700rpm」(「標準」コースでは「1500rpm」)に変更すると共に、第一すすぎ行程及び第二すすぎ行程の給水量を夫々「25L」(「標準」コースでは夫々「30L」)に変更する。
That is,
(A) When the “standard” course is selected and “water saving” is designated, the operation content of the “standard” course shown in FIG. 5 is changed as shown in FIG. In addition, the “standard” course changed by “water saving” is referred to as “standard / water saving” course. Changes in the “Standard / Water Saving” course with respect to the “Standard” course are indicated by “*” in FIG. In the “Standard / Water Saving” course, the drum speed of the dehydration 1 operation in the first rinsing process and the
ここで、上記控えめ対応変更手段において「自動運転コースの運転内容を変更する」とは、この実施形態では、自動運転コースが選択されて控えめの内容が指定される都度、運転内容を上述のように変更することをいうが、この他に、控えめの内容に応じて運転内容を変更した自動運転コース(ここでは上述の「標準・節水」コース)を予め作成して記憶しておき、自動運転コースが選択されて控えめの内容が指定される都度、前記記憶している変更済みの自動運転コース(「標準・節水」コース)を読み出し、前記読み出した変更済みの自動運転コース(「標準・節水」コース)を、先の自動運転コース(「標準」コース)に代えて変更設定すること、も含むものである。 Here, in the moderation response changing means, “changing the driving content of the automatic driving course” means, in this embodiment, every time the automatic driving course is selected and the modest content is designated, the driving content is set as described above. In addition to this, in addition to this, an automatic driving course (in this case, the above-mentioned “standard / water-saving” course) in which the driving contents are changed according to the modest contents is created and stored in advance, and automatic driving is performed. Each time a course is selected and conservative content is specified, the stored modified automatic driving course ("Standard / Water Saving" course) is read, and the read modified automatic driving course ("Standard / Water Saving") is read. "Course") includes changing and setting the previous automatic driving course ("Standard" course).
(B)又、控えめの内容として、「標準」コースに対して「節電」が指定された場合には、図5で示した「標準」コースの運転内容を、図9及び図10に示すように変更する。なお、この「節電」で変更した「標準」コースを「標準・節電」コースという。この「標準・節電」コースでは、洗い行程における撹拌動作(洗い動作)のドラム間欠回転の時限を「5秒オン(通電)、115秒オフ(断電)」(「標準」コースでは「20秒オン、10秒オフ」)に変更し、且つ撹拌動作の実行時間を「120分」(「標準」コースでは「15分」)に変更している。この結果、「標準・節電」コースでは洗い行程中の洗濯機モータ9のトータル通電時間は「5分」(「標準」コースでは「10分」)に変更される。
(B) As a conservative content, when “power saving” is designated for the “standard” course, the operation content of the “standard” course shown in FIG. 5 is shown in FIG. 9 and FIG. Change to The “standard” course changed in this “power saving” is called “standard / power saving” course. In this “Standard / Power Saving” course, the period of intermittent drum rotation of the stirring operation (washing operation) in the washing process is set to “5 seconds on (energized), 115 seconds off (energized)” (“20 seconds in the“ standard ”course). On, 10 seconds off "), and the execution time of the stirring operation is changed to" 120 minutes "(" 15 minutes "in the" standard "course). As a result, in the “standard / power saving” course, the total energization time of the
又、洗い行程での撹拌動作では循環ポンプ26は運転していない(図10参照)。
(C)又、控えめの内容として、「標準」コースに対して「静音」が指定された場合には、図5で示した「標準」コースの運転内容を、図11に示すように変更する。なお、この「静音」で変更した「標準」コースを「標準・静音」コースという。この「標準・静音」コースでは、第一すすぎ行程における脱水1動作のドラム回転数及び第二すすぎ行程における脱水2動作のドラム回転数を夫々「1000rpm」(「標準」コースでは夫々「1500rpm」)に変更し、第一すすぎ行程及び第二すすぎ行程における給水量を夫々「35L」(「標準」コースでは夫々「30L」)に変更している。
Further, the
(C) As a conservative content, when “silent” is designated for the “standard” course, the operation content of the “standard” course shown in FIG. 5 is changed as shown in FIG. . The “standard” course changed by this “silent” is called “standard / silent” course. In the “Standard / Silent” course, the drum rotation speed of the first dehydration stroke in the first rinsing process and the drum rotation speed of the second dehydration stroke in the second rinsing stroke are set to “1000 rpm” (“1500 rpm” in the “Standard” course), respectively. The water supply amounts in the first rinsing process and the second rinsing process are each changed to “35L” (each “30L” in the “standard” course).
(D)又、控えめの内容として、「標準」コースに対して「節時間」が指定された場合には、図5で示した「標準」コースの運転内容を、図12に示すように変更する。なお、この「節時間」で変更した「標準」コースを「標準・節時間」コースという。この「標準・節時間」コースでは、第一すすぎ行程における脱水1動作及び第二すすぎ行程における脱水2動作の各実行時間を「30秒」(「標準」コースでは「1分」)に変更し、第一すすぎ行程における脱水1動作及び第二すすぎ行程の脱水2動作のドラム回転数を夫々「1700rpm」(「標準」コースでは夫々「1500rpm」)に変更し、さらに第一すすぎ行程及び第二すすぎ行程の各給水量を夫々「25L」(「標準」コースでは夫々「30L」)に変更し、さらに最終脱水行程における脱水動作の実行時間を「2分」(「標準」コースでは4分)に変更し、且つ当該脱水動作のドラム回転数を「1700rpm」(「標準」コースでは「1000rpm」)に変更している。
(D) As a conservative content, when “save time” is specified for the “standard” course, the operation content of the “standard” course shown in FIG. 5 is changed as shown in FIG. To do. Note that the “standard” course changed in this “time saving” is called “standard / time saving” course. In this “Standard / Save Time” course, the execution time of the first dehydration operation in the first rinsing process and the second dehydration operation in the second rinsing process was changed to “30 seconds” (“1 minute” in the “Standard” course). The drum rotation speeds of the dehydration 1 operation in the first rinsing process and the
(E)又、控えめの内容として、「念入り」コースに対して「節水」が指定された場合には、図6で示した「念入り」コースの運転内容を、図13に示すように変更する。なお、この「節水」で変更した「念入り」コースを「念入り・節水」コースという。この「念入り・節水」コースでは、「念入り」コースに対して、次の運転内容を変更している(図13中「*」部分が変更されている)。第一すすぎ行程における脱水1動作及び第二すすぎ行程における脱水2すすぎ動作並びに第三すすぎ行程における脱水3動作のドラム回転数を夫々「1700rpm」(「念入り」コースでは夫々「1500rpm」)に変更すると共に、第一すすぎ行程〜第三すすぎ行程の給水量を夫々「25L」(「念入り」コースでは夫々「30L」)に変更している。
(E) As a conservative content, when “water saving” is designated for the “careful” course, the operation content of the “careful” course shown in FIG. 6 is changed as shown in FIG. . In addition, the “careful” course changed in “water saving” is called “careful / water saving” course. In the “careful / water-saving” course, the following operation details are changed with respect to the “careful” course (“*” in FIG. 13 is changed). The drum rotation speeds of the dehydration 1 operation in the first rinsing process, the
(F)又、控えめの内容として、「軽い汚れ」コースに対して「節水」が指定された場合には、図7で示した「軽い汚れ」コースを図14に示すように変更する。なお、この「節水」で変更した「軽い汚れ」コースを「軽い汚れ・節水」コースという。この「軽い汚れ・節水」コースでは、第一すすぎ行程の脱水1動作のドラム回転数を「1700rpm」(「軽い汚れ」コースでは「1500rpm」)に変更すると共に第一すすぎ行程の給水量を「25L」(「軽い汚れ」コースでは「30L」)に変更する。
上述のステップS6に続くステップS7では、変更後の自動運転コースである前述の「標準・節水」コース、「標準・節電」コース、「標準・静音」コース、「標準・節時間」コース、「念入り・節水」コース、「軽い汚れ・節水」コースのいずれかの自動運転コースを実行する(変更運転制御手段)。
(F) As a conservative content, when “water saving” is designated for the “lightly soiled” course, the “lightly soiled” course shown in FIG. 7 is changed as shown in FIG. The “light dirt” course changed with this “water saving” is called “light dirt / water saving” course. In this “light dirt / water saving” course, the drum rotation speed of the first dehydration operation in the first rinsing process is changed to “1700 rpm” (“1500 rpm” in the “light dirt” course) and the water supply amount in the first rinsing process is changed to “ 25L "(" 30L "for the" lightly dirty "course).
In step S7 following step S6 described above, the above-mentioned “standard / water saving” course, “standard / power saving” course, “standard / silent” course, “standard / saving time” course, The automatic driving course of either the “careful / water saving” course or the “light dirt / water saving” course is executed (changed operation control means).
ここで、前記「標準・節水」コース、「標準・節電」コース、「標準・静音」コース、「標準・節時間」コース、「念入り・節水」コース、「軽い汚れ・節水」コースのうち、
(a)前記「標準・節水」コース(図8参照)が実行された場合、脱水1動作及び脱水2動作でのドラム回転数が、「標準」コースでの脱水1動作及び脱水2動作でのドラム回転数「1500rpm」より高い「1700rpm」とされていることで、洗濯物内の洗剤分の除去効果(すすぎ効果)が高く、すすぎに要する水量を少なくできる。そして、この実施形態では各すすぎ行程の給水量を「標準」コースの場合の60L(30L×2)から50L(25L×2)に変更し、すすぎ効果を低下させずに実使用の水量を少なくしている。
Here, among the “standard / water saving” course, “standard / power saving” course, “standard / silent” course, “standard / saving time” course, “careful / water saving” course, “light dirt / water saving” course,
(A) When the “standard / water saving” course (see FIG. 8) is executed, the drum rotation speed in the dehydration 1 operation and the
このように、使用者が洗濯水の節約を希望して控えめの内容である「節水」を指定すれば、制御装置5で自動運転コースを節水に対応する運転内容に自動的に変更するから、使用者側で、節水に対応させて運転内容を変更する(いわゆるマニュアル設定)という面倒で分り難い対応をせずに済み、もって、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に節水を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コース(この場合「標準」コース)とほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
In this way, if the user wishes to save washing water and designates “conserving water” which is a conservative content, the
(b)又、ステップS7で、前記「標準・節電」コースが実行された場合、図9及び図10に示したように、洗い行程における撹拌動作(洗い動作)でのドラム回転時限が1回当たり20秒から5秒に短縮され、そして洗濯機モータ9のトータル通電時間は10分から5分と短縮されているから、節電を図ることができる。ここで、一回当たりのドラム回転オフ時間が115秒と長くなるように変更されているから、つまり、いわゆる洗濯物が漬け置き状態となる洗い時間が「115分」(「標準」コースでは「5分」)と長くなるように変更されているから、洗浄効果の低下を防止できる。
このように、使用者が時間の節約を希望して「節電」を指定すれば、制御装置5で自動運転コースを節電に対応する運転内容に自動的に変更するから、この場合も、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に節電を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コースとほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
(B) When the “standard / power-saving” course is executed in step S7, as shown in FIGS. 9 and 10, the drum rotation time limit in the stirring operation (washing operation) in the washing process is one time. Since the total energization time of the
In this way, if the user wishes to save time and designates “power saving”, the
(c)又、ステップS7で、前記「標準・静音」コースが実行された場合、図11に示したように、脱水1動作及び脱水2動作のドラム回転数が「1000rpm」に低減されているから、運転音の低減を図ることができる。この場合、ドラム回転数の低減によりすすぎ効果が低下することが懸念されるが、この実施形態では、脱水1動作後及び脱水2動作後の各給水動作の給水量を「30L」から「35L」に増加させているから、「標準」コースの場合とほぼ同等のすすぎ効果ひいては洗浄効果を期待できる。
このように、使用者が騒音の低減を希望して「静音」を指定すれば、制御装置5で自動運転コースを静音に対応する運転内容に自動的に変更するから、この場合も、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に静音を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コースとほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
(C) When the “standard / silent” course is executed in step S7, as shown in FIG. 11, the drum rotational speed of the dehydration 1 operation and the
As described above, if the user desires to reduce noise and designates “silent”, the
(d)又、ステップS7で、前記「標準・節時間」コースが実行された場合、図12に示したように、脱水1動作及び脱水2動作の各実行時間が「1分」から「30秒」に変更されていると共に、最終脱水行程の脱水動作の実行時間が「4分」から「2分」に変更されているから、自動運転コースの実行時間が短縮(トータルで4分短縮)されており、節時間が図られる。この場合、脱水1動作及び脱水2動作について節時間を図ったことですすぎ効果の低下が懸念されるが、これら脱水1動作及び脱水2動作におけるドラム回転数を「1500rpm」から「1700rpm」に高めているから、脱水動作の実行時間を短縮してもすすぎ効果を維持できる。又、最終脱水行程における脱水動作の実行時間を短くしたことで、脱水率の低下が懸念されるが、この実施形態では、ドラム回転数を「1000rpm」から「1700rpm」と高くしているから、脱水率の低下はない。
(D) When the “standard / save time” course is executed in step S7, as shown in FIG. 12, each execution time of the dehydration 1 operation and the
このように、使用者が時間の節約を希望して「節時間」を指定すれば、制御装置5で自動運転コース(「標準」コース)を節時間に対応する運転内容に自動的に変更するから、この場合も、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に節時間を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コースとほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
As described above, when the user desires to save time and designates “saving time”, the
(e)又、ステップS7で、前記「念入り・節水」コースが実行された場合、図13に示すように、「念入り」コースに対して、第一、第二及び第三すすぎ行程の各給水量を夫々「30L」から夫々「25L」に減少させているから、「念入り」コースに対して水量をトータルで15L減少させることができる。この場合、各給水動作に先行するところの第一、第二及び第三すすぎ行程の各脱水1動作、脱水2動作及び脱水3動作のドラム回転数を「1500rpm」から「1700rpm」に高めているから、洗剤分の除去効果を予め高くしておくことで、すすぎ水量を減少させたことによるすすぎ効果の低下を担保でき、結局、すすぎ効果を維持できる。
(E) When the “careful / water-saving” course is executed in step S7, as shown in FIG. 13, each water supply in the first, second and third rinsing steps is performed on the “careful” course. Since the amount is reduced from “30L” to “25L”, respectively, the amount of water can be reduced by 15L in total for the “careful” course. In this case, the drum rotation speed of each dehydration 1 operation,
このように、使用者が、「念入り」コースに対して、水の節約を希望して「節水」を指定すれば、制御装置5で自動運転コース(「念入り」コース)を節水に対応する運転内容に自動的に変更するから、この場合も、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に節水を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コースとほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
In this way, if the user wishes to save water for the “careful” course and designates “water saving”, the
(f)又、ステップS7で、前記「軽い汚れ・節水」コースが実行された場合、図14に示したように、すすぎ行程における給水量を「30L」から「25L」に減少させているから、「軽い汚れ」コースに対して水量を5L減少させることができる。この場合、給水動作に先行するところの脱水1動作のドラム回転数を「1500rpm」から「1700rpm」に高めているから、洗剤分の除去効果を予め高くしておくことで、すすぎ水量を減少させたことによるすすぎ効果の低下を担保でき、結局、すすぎ効果を維持できる。 (F) Also, when the “light dirt / water saving” course is executed in step S7, the water supply amount in the rinsing process is reduced from “30L” to “25L” as shown in FIG. The amount of water can be reduced by 5 L with respect to the “light dirt” course. In this case, since the drum rotation speed of the dehydration 1 operation preceding the water supply operation is increased from “1500 rpm” to “1700 rpm”, the amount of rinse water can be reduced by increasing the detergent removal effect in advance. Therefore, the rinsing effect can be kept low, and the rinsing effect can be maintained.
このように、使用者が「軽い汚れ」コースに対して、水の節約を希望して「節水」を指定すれば、制御装置5で自動運転コース(「軽い汚れ」コース)を節水に対応する運転内容に自動的に変更するから、この場合も、使用者にとって、自動運転コースに対して簡単に節水を図ることができ、しかも、もともとの自動運転コースとほぼ同じ洗浄効果を維持できる。
Thus, if the user wishes to save water for the “lightly dirty” course and designates “water saving”, the
前述のステップS7に続くステップS8では、前記ステップS7で実行された、変更後の自動運転コースを不揮発性メモリ39に記憶させる。この記憶された自動運転コースは、前述したステップS2で「メモリー」コースが指定された上で(「YES」)、ステップS11でスタート操作があると、ステップS12で、記憶された自動運転コースが読み出されて実行されることになる。
なお、前記ステップS3で「NO」、及びステップS4で「NO」の場合は、ステップS9に移行し、このステップS9でスタート操作があったことが判断されると、ステップS10で、設定されたコースが実行される。
In step S8 following step S7 described above, the changed automatic driving course executed in step S7 is stored in the
If “NO” in step S3 and “NO” in step S4, the process proceeds to step S9. If it is determined in step S9 that a start operation has been performed, it is set in step S10. The course is executed.
このように上記実施形態においては、控えめの内容を指定する入力手段としてのお好み設定ボタン44を備え、制御装置5における控えめ対応変更手段が、このお好み設定ボタン44により指定された控えめの内容に応じて自動運転コースの運転内容を変更し、制御装置5における変更運転制御手段が、前記控えめ対応変更手段で変更した自動運転コースを実行するから、使用者が、猛暑であったり、渇水時期であったり、静寂な夜間であったりなど、その時の洗濯環境や、使用者の好みなど、希望する控えめの内容を指定すれば、当該控えめの内容に応じた運転内容に自動的に変更できると共に、この変更された自動運転コースを実行することができ、自動運転コースの運転内容にうとい使用者であっても、簡単に、希望する控えめの内容に合った洗濯を行うことができる。
As described above, in the above-described embodiment, the
さらに上記実施形態においては、自動運転コースにおいて前記控えめの内容に応じて運転内容を変更した際に、洗い効果や、すすぎ効果さらには脱水効果などの洗浄効果の低下が懸念される場合には、これを担保するように、前記控えめの内容に応じて変更した運転内容以外の運転内容を変更するようにしたから、変更前の自動運転コースとほぼ同等の洗浄効果を維持できる。 Furthermore, in the above embodiment, when the driving content is changed according to the modest content in the automatic driving course, when there is a concern about the cleaning effect such as the washing effect, the rinsing effect or the dehydrating effect, In order to secure this, since the operation content other than the operation content changed according to the modest content is changed, it is possible to maintain a cleaning effect substantially equivalent to the automatic operation course before the change.
又、上記実施形態においては、「節水」が指定されたときには、自動運転コースの中間脱水動作(脱水1動作、脱水2動作)の脱水回転数を上げると共にすすぎ行程(第一すすぎ行程、第二すすぎ行程)での使用水量を減少させるようにしたから、節水を図りつつ、すすぎ効果の低下を防止できる。
又、上記実施形態においては、「節電」が指定されたときには自動運転コースの洗い行程の撹拌動作(洗い動作)における洗濯機モータ9のトータル通電時間を短く変更すると共に洗濯機モータ9のトータル断電時間を長く変更したから、節電を図りつつ、漬け置き洗い効果によって洗い効果の低下を防止できる。
In the above embodiment, when “water saving” is designated, the dehydration speed of the intermediate dehydration operation (dehydration 1 operation,
Further, in the above embodiment, when “power saving” is designated, the total energization time of the
又、上記実施形態においては、「静音」が指定されたときには自動運転コースの中間脱水動作(脱水1動作及び脱水2動作)の脱水回転数を低くすると共にその後の給水動作における給水量を増加したから、脱水時における運転音を減少でき、しかもすすぎ効果の低下も防止できる。
又、上記実施形態においては、「節時間」が指定されたときには自動運転コースの脱水回転数(脱水1動作、脱水2動作及び最終脱水行程の脱水回転数(ドラム回転数))を高く変更すると共に脱水動作の実行時間を短く変更したから、自動運転コースの時間短縮つまり節時間を図ることができる。なお、この場合、第一及び第二すすぎ行程での脱水回転数を高くしたことで、すすぎ効果が高くなるから、この第一及び第二すすぎ行程での給水量を少なくできる(図5ですすぎ行程での給水量「30L」×2に対して図12の給水量「25L」×2)。
In the above embodiment, when “silent” is designated, the dehydration speed of the intermediate dehydration operation (dehydration 1 operation and
Further, in the above embodiment, when “saving time” is designated, the dewatering rotation speed (dehydration 1 operation, dewatering 2 operation and dewatering rotation speed (drum rotation speed) of the final dewatering process) of the automatic operation course is changed to a high value. At the same time, since the execution time of the dehydrating operation is changed to be shorter, the time for the automatic driving course can be shortened, that is, the time can be saved. In this case, since the rinsing effect is increased by increasing the dehydration speed in the first and second rinsing steps, the amount of water supplied in the first and second rinsing steps can be reduced (see FIG. 5). Water supply amount “25L” × 2 in FIG. 12 with respect to water supply amount “30L” × 2 in the process).
使用者によっては、自動運転コースで洗濯をする場合、いつも特定の自動運転コースを選び、且つ控えめの内容としてもいつも特定の内容を指定する設定パターンをとる傾向が多いと考えられる。
この点、上記実施形態によれば、自動運転コースについて控えめの内容の指定に基づいて運転内容の変更があったときには、当該変更された自動運転コースを不揮発性メモリ39に記憶し、洗濯運転開始前に不揮発性メモリ39に記憶した自動運転コースを、「メモリー」コースの選択により指定可能とし、且つ実行できるようにしたから、いつも同じ自動運転コースで同じ控えめの内容を指定する場合に、簡単に前回と同じ運転内容の自動運転コースを指定して実行でき、利便性に優れたものとなる。
It is considered that some users tend to take a setting pattern in which a specific automatic driving course is always selected and a specific content is always designated as a conservative content when washing is performed in the automatic driving course.
In this regard, according to the above embodiment, when there is a change in the driving content based on the designation of the conservative content for the automatic driving course, the changed automatic driving course is stored in the
(第2実施形態)
図15は第2実施形態を示している。この第2実施形態では、「標準」コースに対して「節水」が指定された場合の運転内容の変更点が、第1実施形態の「標準・節水」コースと異なる。第1実施形態では図5の「標準」コースに対して図8に示したように脱水1動作及び脱水2動作のドラム回転数と、その後の給水動作の給水量を変更した。これに対して第2実施形態では、図5の「標準」コースに対して、図15に示すように、第一すすぎ行程の各給水動作の給水量を夫々「10L」(「標準」コースでは夫々「30L」)に変更し、さらに、「標準」コースでの第一すすぎ行程の撹拌動作(ためすすぎ動作)に代えて2回のシャワーすすぎ動作を設けている。
(Second Embodiment)
FIG. 15 shows a second embodiment. The second embodiment is different from the “standard / water-saving” course of the first embodiment in the change of the operation content when “water-saving” is designated for the “standard” course. In the first embodiment, as shown in FIG. 8 with respect to the “standard” course of FIG. On the other hand, in the second embodiment, as shown in FIG. 15, the water supply amount of each water supply operation in the first rinsing process is set to “10L” (in the “standard” course, as compared with the “standard” course in FIG. In addition, the shower rinsing operation is performed twice in place of the stirring operation (the rinsing operation) in the first rinsing process in the “standard” course.
このシャワーすすぎ動作は、ドラム12を100rpmで回転させると共に、循環ポンプ26を連続運転させることを例えば1分間行う。これにより洗濯物がドラム12内面に張り付いた状態で回転され、散水された水が遠心力でこの洗濯物を通過する。
In the shower rinsing operation, the
この第2実施形態では、上述したように給水量を少なくすることで節水を図ることができる。そして、節水を図ったことですすぎ効果の低下が懸念されるが、これはためすすぎ動作に代えて2回のシャワーすすぎ動作を設けたことで解消できる。すなわち、ためすすぎ動作では、比較的多くの水量を必要とする。これに対して、シャワーすすぎ動作では、ドラム12を100rpmに高めることで、遠心力を高めて、洗濯物のドラム12内面に張り付かせると共に、洗濯物に対する水の遠心力による通過を促進する。これにより、洗濯物に含まれる洗剤分を効果的に低減でき、さらに、循環ポンプ26の連続運転によって槽内の水を連続して洗濯物に注水でき、総じて、給水量を減少させてもすすぎ効果を十分に維持できる。なお、シャワーすすぎ動作は1回でも良い。この場合、第一すすぎ行程における給水動作の給水量を「10L」2回から「15〜25L」1回に変更すると良い。
In the second embodiment, it is possible to save water by reducing the water supply amount as described above. Then, there is a concern about the reduction of the rinsing effect due to saving water, but this can be solved by providing two shower rinsing operations instead of the rinsing operation. That is, the rinse operation requires a relatively large amount of water. On the other hand, in the shower rinsing operation, the
(第3実施形態)
図16は第3実施形態を示している。この第3実施形態では、「標準・節水」コースにおける運転内容の変更点が第1実施形態と異なる。この第3実施形態では、すすぎ行程として、第一すすぎ行程、第二すすぎ行程に加えて第三すすぎ行程を設けている。そして、第一すすぎ行程及び第二すすぎ行程の各給水動作におけるドラム回転数を「50rpm」(「標準」コースでは第一すすぎ行程の給水動作において「100rpm」)に変更すると共に、その後の給水動作の給水量を「17L」(「標準」コースでは「30L」)に変更している。なお、第三すすぎ行程は、これら変更後の第一、第二すすぎ行程と同じ運転内容である。
(Third embodiment)
FIG. 16 shows a third embodiment. The third embodiment is different from the first embodiment in the change in operation content in the “standard / water saving” course. In the third embodiment, as the rinsing process, a third rinsing process is provided in addition to the first rinsing process and the second rinsing process. Then, the drum rotation speed in each water supply operation of the first rinsing process and the second rinsing process is changed to “50 rpm” (“100 rpm” in the water supply operation of the first rinsing process in the “standard” course), and the subsequent water supply operation Is changed to “17 L” (“30 L” in the “standard” course). The third rinsing stroke has the same operation content as the first and second rinsing strokes after these changes.
この第3実施形態では、すすぎ行程におけるトータル水量(使用水量)は、「17L」×3=「51L」となり、「標準」コースすすぎ行程におけるトータル水量(「30L」×2=「60L」)より少なくなる。この場合、給水量の減少によりすすぎ効果の低下が懸念されるが、すすぎ行程の回数を増やしたから、すすぎ効果を維持できる。
なお、上記各実施形態では、自動運転コースとしての「標準」コース、「念入り」コース及び「軽い汚れ」コースに対して、控えめの内容に対応した運転内容を変更するようにしたが、これらコース以外の自動運転コースに対して、控えめの内容に対応した運転内容を変更するようにしても良い。
In the third embodiment, the total water amount (used water amount) in the rinsing process is “17 L” × 3 = “51 L”, and is based on the total water amount in the “standard” course rinsing process (“30 L” × 2 = “60 L”). Less. In this case, there is a concern about a decrease in the rinsing effect due to a decrease in the amount of water supplied, but the rinsing effect can be maintained because the number of rinsing strokes is increased.
In each of the above embodiments, the driving contents corresponding to the modest contents are changed for the “standard” course, the “careful” course, and the “lightly dirty” course as the automatic driving course. For other automatic driving courses, the driving content corresponding to the modest content may be changed.
以上説明した実施形態によれば、予め設定された自動運転コースを実行可能な洗濯機において、控えめの内容を指定する入力手段と、この入力手段により指定された控えめの内容に応じて前記自動運転コースの運転内容を変更する控えめ対応変更手段と、前記控えめ対応変更手段で変更した自動運転コースを実行する変更運転制御手段とを備えたから、使用者が自動運転コースに対して控えめの内容を選択すると、当該控えめの内容に応じて、自動運転コースの運転内容を自動的に変更して実行できる。 According to the embodiment described above, in a washing machine capable of executing a preset automatic driving course, the automatic operation is performed in accordance with the content of the mode specified by the input unit and the mode of the mode specified by the input unit. A modest response change means for changing the driving content of the course and a change operation control means for executing the automatic driving course changed by the moderation response change means are provided, so that the user selects the modest content for the automatic driving course. Then, according to the modest content, the operation content of the automatic operation course can be automatically changed and executed.
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 Although several embodiments of the present invention have been described, these embodiments are presented by way of example and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
図面中、5は制御装置(控えめ対応変更手段、変更運転制御手段)、6は水槽、9は洗濯機モータ、12はドラム、39は不揮発性メモリ(記憶手段)、44はお好み設定ボタン(入力手段)を示す。 In the drawing, 5 is a control device (moderate correspondence change means, change operation control means), 6 is a water tank, 9 is a washing machine motor, 12 is a drum, 39 is a non-volatile memory (storage means), 44 is a preference setting button (input) Means).
Claims (8)
少なくとも使用水量を節約する趣旨の「節水」を含む予め設定された複数の控えめの内容から、一つの控えめの内容を選択的に指定する入力手段と、
この入力手段により指定された控えめの内容に応じて前記自動運転コースの運転内容を変更する控えめ対応変更手段と、
前記控えめ対応変更手段で変更した自動運転コースを実行する変更運転制御手段と、を備え、
前記控えめ対応変更手段は、前記入力手段により前記控えめの内容として前記「節水」が指定された場合には、前記標準コースよりも脱水動作における脱水回転数を上げると共に、前記標準コースよりも給水量を減少させることにより、変更前の前記標準コースによる洗浄効果を維持することを特徴とする洗濯機。 In a washing machine capable of executing a plurality of preset automatic driving courses including at least a standard course ,
An input means for selectively designating one conservative content from a plurality of preliminarily set conservative content including at least “water saving” for the purpose of saving water consumption ;
A modest response changing means for changing the driving content of the automatic driving course according to the modest content specified by the input means;
A change operation control means for executing the automatic operation course changed by the modest correspondence change means,
The moderation change changing means increases the dehydration rotation speed in the dehydration operation as compared with the standard course and supplies water more than the standard course when the “water saving” is specified as the moderation content by the input means. The washing machine is characterized in that the washing effect of the standard course before the change is maintained by reducing the above.
前記控えめ対応変更手段は、前記「節水」が指定されたときには、前記自動運転コースの中間脱水動作の脱水回転数を上げると共に前記すすぎ行程での使用水量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 The automatic operation course includes a washing process, a rinsing process, a dehydrating process, and the rinsing process includes an intermediate dehydrating operation,
Claims before Symbol modest response changing means, wherein when the "water-saving" is specified, characterized in that to reduce the water consumption in the rinsing cycle with increasing the dewatering rotation number of the interim dehydrating operation of the automatic operation course The washing machine according to 1.
前記控えめ対応変更手段は、前記「節水」が指定されたときには、前記自動運転コースのすすぎ行程に前記ためすすぎ動作に代えてシャワーすすぎ動作を設け且つ前記すすぎ行程での使用水量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 The automatic driving course includes a washing process, a rinsing process, a dehydrating process, and a rinsing operation in the rinsing process.
Before SL conservative corresponding change means, said when "saving" is specified, to reduce the water consumption in and the rinsing operation provided shower rinsing operation instead of the order rinsing operation for rinsing stroke of the automatic operation course The washing machine according to claim 1.
前記控えめ対応変更手段は、前記「節水」が指定されたときには、前記自動運転コースの前記すすぎ行程の回数を増加し且つ前記すすぎ行程での使用水量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の洗濯機。 The automatic driving course includes a washing process, a rinsing process, and a dehydrating process,
Before SL conservative corresponding change means, said when "saving" is specified, claim 1, characterized in that reducing the water consumption in the rinsing increased and the rinsing operation the number of strokes of the automatic operation course The washing machine as described in.
前記自動運転コースは、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を含み、且つ前記洗い行程は、前記洗濯機モータに対する通電と断電とを繰り返す洗い動作を含み、
前記控えめの内容には、電力使用量を節約する趣旨の「節電」が含まれ、
前記控えめ対応変更手段は、前記「節電」が指定されたときには、前記自動運転コースの洗い行程の洗い動作における前記洗濯機モータのトータル通電時間を短く変更すると共に洗濯機モータのトータル断電時間を長く変更したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の洗濯機。 Equipped with a washing machine motor as a drive source for stirring the laundry,
The automatic driving course includes a washing process, a rinsing process, and a dehydrating process, and the washing process includes a washing operation that repeats energization and power interruption of the washing machine motor,
The discreet content includes “power saving” to save power usage,
The discreet correspondence changing means changes the total energization time of the washing machine motor in the washing operation of the washing process of the automatic driving course and shortens the total power off time of the washing machine motor when the “power saving” is designated. The washing machine according to any one of claims 1 to 4, wherein the washing machine has been changed for a long time.
前記控えめの内容には、運転音を静かにする趣旨の「静音」が含まれ、
前記控えめ対応変更手段は、前記「静音」が指定されたときには、前記自動運転コースの中間脱水動作の脱水回転数を低くすると共に前記給水動作における給水量を増加したことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の洗濯機。 The automatic operation course includes a washing process, a rinsing process, a dewatering process, and the rinsing process includes an intermediate dehydrating operation and a subsequent water supply operation,
The discreet content includes “quiet” to quiet the driving sound,
2. The moderation response changing means, when the “silent” is designated, reduces the dehydration rotation speed of the intermediate dehydration operation of the automatic operation course and increases the water supply amount in the water supply operation. To 5. The washing machine according to any one of 5 to 5.
前記控えめの内容には、運転時間を短くする趣旨の「節時間」が含まれ、
前記控えめ対応変更手段は、前記「節時間」が指定されたときには、前記自動運転コースの脱水回転数を高く変更すると共に脱水動作の実行時間を短く変更したことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の洗濯機。 The automatic driving course includes a washing process, a rinsing process, and a dehydrating process,
The modest content includes “save time” to shorten the driving time,
7. The moderation change changing means, when the “saving time” is designated, changes the dehydration rotation speed of the automatic operation course to a higher value and shortens the execution time of the dehydration operation. A washing machine according to any one of the above.
前記自動運転コースについて運転内容の変更があったときには、当該変更された自動運転コースを前記記憶手段に記憶し、洗濯運転開始前に前記記憶手段に記憶した自動運転コースを指定及び実行可能としたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の洗濯機。 Furthermore, a storage means is provided,
When there is a change in the driving content of the automatic driving course, the changed automatic driving course is stored in the storage means, and the automatic driving course stored in the storage means before starting the washing operation can be designated and executed. The washing machine according to any one of claims 1 to 7, wherein
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