JP6425512B2 - ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置 - Google Patents
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Description
このような課題に対し特許文献1に記載のミシンにおける縫い目の目飛び検出方法は、ミシン針の一回の上下運動の間に、釜の剣先ですくわれた上糸がループになって該釜を一回通過し、その際に、前記ループになった上糸の表側糸部分が、該釜に納められているボビンケースの表面を横切るミシンにおいて、この横切る表側糸部分の有無を、反射光により感応する光電検出器によって無接触で検出する。そのために、ボビンケースの表面に向けて光を照射するように(実施例では釜の回転軸線に対して約45度の角度で)光電検出器が配置される。また、特許文献1に記載の発明にあっては、光電検出器はボビンケースの表面の色との比較で糸の色を判別できる色差光電検出器として構成するのが好ましいとされる。
まず、ボビンケースの表面に向けて光を照射するので、光電センサによる上糸の検出期間は、釜の回転サイクルに対してごく限られた位相の時であって、釜の回転速度が高回転になるほど時間的に短くなり、上糸の通過があった事を検出できずに通過無しと誤判断するおそれが高まる。
また、特許文献1に記載の目飛び検出方法は、水平釜を有するミシンに適用することが困難である。水平釜に収められるボビンケースの表面の対向範囲(上方範囲)には、針板や針板すべりが存在するため、水平釜に収められるボビンケースの表面に向けて光を照射するように光電センサを配置することが難しい。
さらに、ボビンケースの表面からの反射光及び通過する上糸からの反射光のいずれかが常に光電センサに受光されるので、これらの反射光の比較によって上糸の通過を判別しなければならない。特許文献1では色差によって判別することが挙げられるが、高感度に判別するために安価な汎用のものでなく特別な光電センサの必要性が生じる。
前記光電センサの発光部から受光部までの光路が、上糸の通過範囲を通りつつ、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の回転軸方向の端面を垂直視して同端面を横断するように設けられ、
前記受光部によって受光された光の受光量に基づき、上糸の通過を判別することを特徴とする。
また、受光部までの光路が上糸に遮られたときと、遮られていないときとの受光量の差によって検出するので、光電センサとして安価な汎用の発光素子及び受光素子を適用して十分な判別精度を達成できる。
請求項2記載の発明によれば、前半の上糸が剣先に引かれる区間において上糸に近接した発光部から光を照射し、安定的かつ鮮明に受光量の変化を検出することができ、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
請求項3記載の発明によれば、発光部から出射される光の光軸が釜の端面に一致しているので、通過する上糸の影が釜に投影されることも、通過する上糸が釜の影に入ることもなく、受光部で十分に上糸の通過に起因した受光量の変化を検出でき、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
図1,図2に、本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置10が適用されたミシンの水平釜を中心にした部分の斜視図が示される。図3にブロック図を示す。
図3に示すように目飛び等検出装置10は、光電センサ11と、CPU基板12とを備える。CPU基板12は、光電センサ11及びミシン制御基板20に接続されている。光電センサ11は、発光部13及びその駆動部14と、受光部15及びその信号増幅部16とを有する。
ミシン針(図示略)が針孔2に落ち下死点に達した後、上昇する時に生じる上糸のループを剣先1aがすくい、水平釜1が矢印F方向に回転していく。水平釜1がさらに回転し、半回転程度回転すると、上昇するミシン針に引かれて上糸が水平釜1からすり抜け、上糸のループが水平釜1を通過する。すなわち、縫製時、上糸は布地を通過したミシン針から延出し、水平釜1の剣先1aですくわれて下糸をくぐるために水平釜1の上方を通過する。この水平釜1を通過する上糸を光電センサ11で検出する。
ミシン制御基板20には、エンコーダー21から本ミシンの上軸(主軸)の位相信号が入力される。ミシン制御基板20からCPU基板12に入力されるエンコーダーA相信号31は、最小単位信号で、本実施形態では上軸回転の1°で1パルスを出力する。ミシン制御基板20からCPU基板12に入力されるエンコーダーZ相信号32は、上軸の一回転を一周期とするパルス信号である。上軸の一回転つき水平釜1は二回転し、ミシン針は一往復する。
CPU基板12は、エンコーダーA相信号31及びエンコーダーZ相信号32に基づき、上糸検出範囲において光電センサ11の出力信号34に上糸3の通過による変化があるか否か判別する。すなわち、上糸3の通過による変化が認められた場合には、上糸3が正常に通過した、つまり、目飛び及び糸切れが無かったと判段し、上糸3の通過による変化が認められずに上糸検出範囲が終了した場合には、目飛び又は糸切れがあったと判断して目飛び等検出信号33をミシン制御基板20に出力する。
CPU基板12に接続した外部コンピューター30によってモニタリングした光電センサ11の出力信号34の波形の一部を図4に示す。
まず、CPU基板12は、目飛び等検出処理を開始すると、目飛び等検出フラグをOFFにする(ステップS1)。
そしてCPU基板12は、光電センサ11の出力信号34をA/D変換して光電センサ値として取得する(ステップS2)。
次に、CPU基板12は、エンコーダーA相信号31及びエンコーダーZ相信号32に基づき上軸角度を算出し、上軸角度が上糸検出範囲にある場合(ステップS3でYES)、目飛び等検出フラグをONにする(ステップS4)。上糸検出範囲に入る前はステップS3でNO、ステップS8でNOとなってステップS2に回帰する。
上糸3が水平釜1を通過する場合に発光部13と受光部15の間の光路L1を上糸3が遮ると、受光部15に入る光量が変化する。図4に示すように光電センサ11の出力信号34が変化している個所34aが、上糸3により光路L1が遮られたことに起因している。このような変化が見られた場合、CPU基板12は、上糸3を検出したと判断する。
CPU基板12は、上糸検出範囲において光電センサ値から上糸3の検出有無を判断し(ステップS5)、上糸3が検出された場合(ステップS5でYES)、目飛び検出フラグをOFFにする(ステップS6)。上糸検出後、上軸角度が上糸検出範囲内のうちは処理をループし(ステップS7でYES)、上糸検出範囲を過ぎればステップS2に回帰し(ステップS7でNO)、その後上糸検出範囲に入るまではステップS3でNO、ステップS8でNOとなってステップS2に回帰する。
一方、上糸検出範囲において上糸3が検出されず、そのまま上糸検出範囲を過ぎた場合は、ステップS4にて目飛び等検出フラグがONになった状態のまま、ステップS5でNOでステップS2に回帰し、ステップS3でNOとなって、処理はステップS8に移行する。
ステップS8にて目飛び等検出フラグのON/OFFを判断し、ONの場合に目飛び又は糸切れがあったと判断し、ステップS9で目飛び等検出信号33をミシン制御基板20へ出力する。
なお、ミシン制御基板20は、目飛び等検出信号33を受けると、縫製動作の停止制御や、表示装置を介してユーザーに目飛び等が検出されたことを報知する報知制御を行う。
発光部13に、発光ダイオードなどの発光素子を適用する場合、図6(b)、図7及び図8に示すように照射範囲40は発光部13からの距離に応じて円錐状に広がる。
図6(b)に示すように、発光部13の光軸ALが水平釜1の回転軸A1に対して垂直であり、光軸ALが水平釜1の上端面1bより上にある場合、光軸ALより下に上糸3があると、上糸3の影が水平釜1の影部分41に重なってしまい、受光部15を水平釜1のF2側に設置しても上糸3の通過を検出できない場合がある。
光軸ALが水平釜1の上端面1bより下にある場合(光軸ALが釜1に交わる場合)も同様に、水平釜1の影と上糸3の影部分が重なる場合がある。
効率的に糸を検出するために、図7のように水平釜1の回転軸A1に垂直になる光軸ALを水平釜1の上端面1bに一致させ、上糸の影42の全体が水平釜1の影部分41から分離して投影されるようにし、上糸の影42が投影される範囲に受光部15を設置する。図1〜図5に示して説明した上記構成についてはこれに従った光路L1の配置を採用した。
なお、このように照射範囲が円錐状に広がる光学系であれば、図8に示すように光軸ALを水平釜1の上端面1bに合わせずとも、水平釜1の上端面1bから見て回転軸A1に対して垂直方向に水平釜1を横断するように設けられた光路を形成することで、これを上糸3の通過を検出するための有効な光路とすれば足りる。すなわち、光軸ALが発光部13から受光部15までの最短光路になっていなくてもよい。
また、水平釜1においては、水平釜1へ回転動力を伝える下軸(図示なし)が下側に設置されているので、上端面1bは水平釜1における下軸とは逆側の端面である。垂直釜の場合も、下軸とは逆側の端面に対して光軸ALを設置する。
しかし、より判別精度を上げるためには、上糸3の挙動が安定するF1側において、できるだけ発光部13を上糸3に近づけることが好ましい。そのためには、図6(a)に示すように基準光路L0に平行であり基準光路L0を基準にミシン針の中心軸A2に近い側にある光路L2や、光軸ALに対して斜めであり発光部13を0°を越え90°未満の範囲に設置できる光路L3等を採用することで、0°を越え90°未満の範囲において上糸3にできるだけ近接して発光部13を設置することが好ましい。
なお、上述したF1側には、図6(a)に示すように、回転軸A1を中心(観察点)とし、ミシン針の中心軸A2の位置を0°として釜の回転方向Fの下流側に0°から180°の方位にある区間(区間F1)が相当する。また、F2側には、180°から360°の方位にある区間(区間F2)が相当する。
通常このような受光素子として用いられる半導体素子は、広く広がった光の輝度を計測する用途に使用されるため、受光面積は0.5mm×0.5mm程度の小さいサイズとなっている。また、半導体素子の面積が小さいほど、一枚の半導体のウェハから切り出せる半導体素子の枚数が増えるため、半導体素子の面積が小さいほど一枚あたりのコストは下がる事になる。
しかしながら、本発明に使用する受光部15に使用される半導体素子は、水平釜1の上方を通過する上糸3の位置と、光源である発光部13の配置の関係上、上下方向に1mm以上の幅を持った半導体素子が必要である。
また、上糸3は水平方向に水平釜1の上方を通過するため、上糸3の影42も水平方向に投影されることになる。したがって、水平方向に広く半導体素子が存在すれば、投影された上糸3の影42を検出する検出面積は大きくなる。
検出面積を大きくするためには、半導体素子をマトリクス状に配置する方法が考えられるが、半導体素子は実質的なセンサ部の外側にケースがある構成のため、無駄なスペースが生じる。
そこで、受光部15として半導体素子を水平方向に並べて配置するとともに、上下方向にオフセットして配置することで、水平方向に投影された上糸3の影42を検出する範囲を広がるため、面積の小さい半導体素子を使用しながら、上糸3の影42の検出感度を向上させることができる。例えば図9(a)に示すように、受光部15として3つの半導体素子15a、15b、15cを上下方向にオフセットして並べることによって検出範囲を広げることができる。図9(a)に示すように3つの半導体素子15a、15b、15cが水平方向及び上下方向にオフセットして配置されて回路基板15Kに実装されている。かかるオフセットは、半導体素子の実検出エリア(受光面)がオフセットされていることを条件とする。
また、複数配置した半導体素子は、例えば図9(b)に示すように半導体素子15a、15b、15cを並列に回路を接続し、各半導体素子が検出した受光量を合算するように接続すればよい。
通常、上糸3は水平釜1の上端面1bに沿って通過するが、被縫製物が重なって部分的に厚くなっている段部を縫う際や、縫いピッチを変えた際には、上糸3が余り気味となり 、上糸3が 釜1の上端面1bを通過する時に上糸3が暴れて、斜めになる事や浮いてしまう事がある。このような場合に、3つの半導体素子15a、15b、15cを合算して検出する方法では、上糸3の影42に起因した受光量の変化が小さくなり、 光電センサ11が上糸3を検出できず、目飛びや糸切れと誤検出してしまう可能性もある。
図10(a)は上糸3が釜1の上端面1bに沿っている状態、図10(b)は上糸3が釜1の上方で水平に浮いている状態、図10(c)は上糸3が斜めになり半導体素子15aは3/4開、半導体素子15bは全閉、半導体素子15cは1/2開と検出する状態、図10(d)は上糸3が斜めになり半導体素子15aは全開、半導体素子15bは3/4開、半導体素子15cは全閉と検出する状態を示している。上糸3の影が半導体素子の実検出エリア(受光面)を完全に覆う全閉状態では出力値は1とし、影が半導体素子の実検出エリア(受光面)を全く覆わない全開状態では出力値は0となる。
図11(a)〜(d)は、半導体素子15a、15b、15cの各出力を合算する方法の場合の出力値、図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)は半導体素子15a、15bを上側センサエリア15m、半導体素子15b、15cを下側センサエリア15nと分け、エリアごとに出力値を合算する方法の場合の出力値を示している。図11(a)〜(d)と図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)は、それぞれ図10(a)〜(d)の上糸3の状態に対応している。図12(a1)(b1)(c1)(d1)は、上側センサエリア15mの出力値を示している。図12(a2)(b2)(c2)(d2)は、下側センサエリア15nの出力値を示している。
半導体素子15a、15b、15cの各出力を合算する方法の場合、図10(a)の状態に対応した図11(a)の出力値、図10(b)の状態に対応した図11(b)の出力値、及び図10(c)の状態に対応した図11(c)の出力値では、半導体素子15a、15b、15cの各出力の合算値が閾値THを超えないために上糸3の影42の検出が可能である。しかし、図10(d)の状態に対応した図11(d)の出力値では、上糸3の影42が実検出エリア(受光面)に係る面積が不十分となり、半導体素子15a、15b、15cの各出力の合算値が閾値THを超えてしまうため、上糸3が渡っているにも関わらず上糸3の検出が出来ずに目飛びや糸切れと誤検出してしまう。
それに対し、半導体素子15a、15bを上側センサエリア15m、半導体素子15b、15cを下側センサエリア15nと分け、エリアごとに出力値を合算する方法の場合、図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)に示すように、図10(a)〜(d)に示したどの状態においても上糸3の検出が可能である。図10(d)の状態では、図12(d2)に示すように下側センサエリア15nの半導体素子15b、15cの合算値は閾値THを超えるが、図12(d1)に示すように上側センサエリア15mの半導体素子15a、15bの合算値が閾値THを超えないため、ミシン制御基板20は上糸有りと判断する事ができる。
従って、検出結果を各センサエリアで独立して算出し、どちらかのセンサエリアにて上糸3が存在することを検出できるので、水平釜1を通過する上糸3が暴れた場合でも、受光部15は受光量の変化を検出することができる。
以上のように、複数の受光素子をオフセットして配置し、位置が異なる複数のエリアで上糸検出を行って、少なくともいずれかのエリアで上糸検出ができた場合に目飛び及び糸切れが無かったと、いずれのエリアでも上糸検出ができなった場合に目飛び又は糸切れがあったとして最終的に目飛び及び糸切れの判別を下すことができ、これにより目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
また、受光部15までの光路L1が上糸3に遮られたときと、遮られていないときとの受光量の差によって検出するので、光電センサ11として安価な汎用の発光素子及び受光素子を適用して十分な判別精度を達成できる。
本実施形態の目飛び等検出装置によれば、上糸3が剣先1aに引かれる前半の区間F1において上糸3に近接した発光部13から光を照射し、安定的かつ鮮明に受光量の変化を検出することができ、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
図7に示す一実施形態の目飛び等検出装置によれば、発光部13から出射される光の光軸ALが釜1の上端面1bに一致しているので、通過する上糸3の影が釜に投影されることも、通過する上糸3が釜1の影に入ることもなく、受光部15で十分に上糸3の通過に起因した受光量の変化を検出でき、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
なお、上記実施形態では、ミシン針及び水平釜が一組である構成を示したが、ミシン針及び水平釜を二組備えた2本針本縫ミシンにおいて、本発明の目飛び等検出装置を各水平釜に適用して実施することが可能である。その場合に、いずれの釜に目飛び等が検出されたかを報知する報知制御を行うと、普及作業を効率化することができる。
また、上記実施形態では、水平釜を使用した構成を示したが、本実施形態の目飛び等検出装置は光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路が、剣先が設けられた側の回転軸A1方向の上端面を垂直視して同端面を横断するように設ければ良いことから、垂直釜を使用したミシンでも実施可能である。
1a 剣先
1b 上端面
2 針孔
3 上糸
10 目飛び等検出装置
11 光電センサ
12 目飛び等検出装置のCPU基板
13 発光部
15 受光部
20 ミシン制御基板
21 エンコーダー
A1 回転軸
A2 ミシン針の中心軸
AL 光軸
L0 基準光路
L1 光路
L2 光路
L3 光路
Claims (6)
- 布地を通過したミシン針から延出し、釜の剣先ですくわれて下糸をくぐるために釜を通過する上糸を光電センサで検出することで目飛び及び糸切れを検出するミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、
前記光電センサの発光部から受光部までの光路が、上糸の通過範囲を通りつつ、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の回転軸方向の端面を垂直視して同端面を横断するように設けられ、
前記受光部によって受光された光の受光量に基づき、上糸の通過を判別することを特徴とするミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。 - 前記回転軸と前記ミシン針の中心軸とを含む平面で前記釜の両側を区分したとき、上糸をすくった前記剣先が先に進む側に前記発光部が設置されたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
- 前記発光部から出射される光の光軸が、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の端面に一致していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
- 前記釜が水平釜であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
- 前記受光部が、複数の受光素子から構成され、前記受光素子は水平方向及び上下方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
- 前記複数の受光素子が、それぞれ受光量を検出することを特徴とする請求項5に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
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