[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6425512B2 - ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置 - Google Patents

ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6425512B2
JP6425512B2 JP2014239426A JP2014239426A JP6425512B2 JP 6425512 B2 JP6425512 B2 JP 6425512B2 JP 2014239426 A JP2014239426 A JP 2014239426A JP 2014239426 A JP2014239426 A JP 2014239426A JP 6425512 B2 JP6425512 B2 JP 6425512B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
hook
upper thread
light receiving
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014239426A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016101183A (ja
Inventor
弘幸 田中
弘幸 田中
根本 越男
越男 根本
斉藤 勝
勝 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2014239426A priority Critical patent/JP6425512B2/ja
Priority to DE102015120593.9A priority patent/DE102015120593A1/de
Priority to CN201510848889.3A priority patent/CN105648671B/zh
Publication of JP2016101183A publication Critical patent/JP2016101183A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6425512B2 publication Critical patent/JP6425512B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B51/00Applications of needle-thread guards; Thread-break detectors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

本発明は、布地を通過したミシン針から延出し、釜の剣先ですくわれて下糸をくぐるために釜を通過する上糸を光電センサで検出することで目飛び及び糸切れを検出するミシンの目飛び及び糸切れ検出装置に関する。
ミシンの縫製は、上糸と下糸とが所要に絡んで縫い目を形成することにより行われる。より具体的には、上糸を伴ったミシン針が布地を貫いて布地の下側に突出し次いで上昇に移るが、下死点に達したミシン針が上昇に移るときに上糸がたるんでループが形成される。同時に、ミシン針の上下動に連動して回転する釜が、ミシン針が下死点より若干上昇した位置において、剣先で前記ループになった上糸をすくう。そして該釜が回転し、前記剣先が所定の位置を過ぎた位置で天秤が上昇することによって、ループになった上糸が、釜の剣先から外されて上方に引き上げられる。これにより、ボビンケースから出て布地に達している下糸が上糸と絡み合って縫い目を一つ形成する。
このようにして縫製が行われるが、ミシン針の上下運動と釜の回転のタイミングの不一致や糸のテンション等が関係して、釜の剣先がループをすくわなかったりして、縫い目が一目或いは数目に亘って形成されていない目飛びが発生する場合がある。また、上糸が切れた場合にも、縫い目が形成されない事態が生じる。
このような課題に対し特許文献1に記載のミシンにおける縫い目の目飛び検出方法は、ミシン針の一回の上下運動の間に、釜の剣先ですくわれた上糸がループになって該釜を一回通過し、その際に、前記ループになった上糸の表側糸部分が、該釜に納められているボビンケースの表面を横切るミシンにおいて、この横切る表側糸部分の有無を、反射光により感応する光電検出器によって無接触で検出する。そのために、ボビンケースの表面に向けて光を照射するように(実施例では釜の回転軸線に対して約45度の角度で)光電検出器が配置される。また、特許文献1に記載の発明にあっては、光電検出器はボビンケースの表面の色との比較で糸の色を判別できる色差光電検出器として構成するのが好ましいとされる。
特開2000−197786号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明のように、ボビンケースの表面に向けて光を照射する反射式光電センサにより上糸の通過を検出する場合には、次のような問題がある。
まず、ボビンケースの表面に向けて光を照射するので、光電センサによる上糸の検出期間は、釜の回転サイクルに対してごく限られた位相の時であって、釜の回転速度が高回転になるほど時間的に短くなり、上糸の通過があった事を検出できずに通過無しと誤判断するおそれが高まる。
また、特許文献1に記載の目飛び検出方法は、水平釜を有するミシンに適用することが困難である。水平釜に収められるボビンケースの表面の対向範囲(上方範囲)には、針板や針板すべりが存在するため、水平釜に収められるボビンケースの表面に向けて光を照射するように光電センサを配置することが難しい。
さらに、ボビンケースの表面からの反射光及び通過する上糸からの反射光のいずれかが常に光電センサに受光されるので、これらの反射光の比較によって上糸の通過を判別しなければならない。特許文献1では色差によって判別することが挙げられるが、高感度に判別するために安価な汎用のものでなく特別な光電センサの必要性が生じる。
そこで本発明は、布地を通過したミシン針から延出し、釜の剣先ですくわれて下糸をくぐるために釜を通過する上糸を光電センサで検出することで目飛び及び糸切れを検出するミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、水平釜に適用することを容易にし、目飛び及び糸切れの判別精度を向上し、安価に実施可能にすることを課題とする。
請求項1記載の発明は、布地を通過したミシン針から延出し、釜の剣先ですくわれて下糸をくぐるために釜を通過する上糸を光電センサで検出することで目飛び及び糸切れを検出するミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、
前記光電センサの発光部から受光部までの光路が、上糸の通過範囲を通りつつ、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の回転軸方向の端面を垂直視して同端面を横断するように設けられ、
前記受光部によって受光された光の受光量に基づき、上糸の通過を判別することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、前記回転軸と前記ミシン針の中心軸とを含む平面で前記釜の両側を区分したとき、上糸をすくった前記剣先が先に進む側に前記発光部が設置されたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、前記発光部から出射される光の光軸が、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の端面に一致していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、前記釜が水平釜であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、複数の受光素子から構成され、前記受光素子は水平方向及び上下方向にオフセットして配置されていることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、前記複数の受光素子が、それぞれ受光量を検出することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、光電センサの発光部から受光部までの光路が、上糸の通過範囲を通りつつ釜の回転軸に対して垂直方向に釜を横断するように設けられるので、釜の剣先にすくわれて移動する上糸の移動方向と光路の横断方向とが近似し、受光部までの光路が上糸に遮られる期間が長くなり、光電センサによる上糸の検出期間を長くとれる。これにより、目飛び及び糸切れの判別精度が向上する。それとともに、水平釜の上端面と針板等との間の狭い隙間に発光部から受光部までの光路を通して光電センサを水平釜に適用することも容易である。
また、受光部までの光路が上糸に遮られたときと、遮られていないときとの受光量の差によって検出するので、光電センサとして安価な汎用の発光素子及び受光素子を適用して十分な判別精度を達成できる。
上糸が釜を通過するときの釜回りの後半区間は上糸が釜からすり抜けるために、前半の上糸が剣先に引かれる区間に対して、上糸のループ部の挙動が不安定である。また、発光ダイオードなどの光に広がりが有る場合、光電センサの発光部から検出対象物までの距離は近い方が、検出対象物による影が大きく受光部での受光量の変化が鮮明で検出しやすい。
請求項2記載の発明によれば、前半の上糸が剣先に引かれる区間において上糸に近接した発光部から光を照射し、安定的かつ鮮明に受光量の変化を検出することができ、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
光電センサの発光部から出射される光の光軸が釜の端面から外側に離れていると、通過する上糸に光が照射される場合にその影が釜に投影されるために、受光部で十分に上糸の通過に起因した受光量の変化を検出できなくなるおそれがあり、反対に、光電センサの発光部から出射される光の光軸が釜に交わる場合には、通過する上糸が釜の影に入って受光部で十分に上糸の通過に起因した受光量の変化を検出できなくなるおそれがある。
請求項3記載の発明によれば、発光部から出射される光の光軸が釜の端面に一致しているので、通過する上糸の影が釜に投影されることも、通過する上糸が釜の影に入ることもなく、受光部で十分に上糸の通過に起因した受光量の変化を検出でき、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
請求項4記載の発明によれば、水平釜を通過する上糸を光電センサで検出し目飛び及び糸切れを検出することができる。
請求項5の発明によれば、光電センサの受光部を複数の受光素子を水平方向及び上下方向にオフセットして配置することによって、安価に広い検出範囲を有した受光部を構成することが可能になる。
請求項6の発明によれば、複数ある受光素子の検出結果に基づき目飛び及び糸切れの判別を最終的に下すことができ、これにより目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置が適用されたミシンの水平釜を中心にした部分の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置が適用されたミシンの水平釜を中心にした部分の図であって、図1とは異なる角度から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置が適用されたミシンの制御系のブロック図である。 本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装に含まれる光電センサの出力信号の波形図である。エンコーダーZ相信号が併記される。 本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置による目飛び等検出処理動作にかかるフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るミシンの釜と光電センサの発光部を模式的に示した平面図(a)及び垂直断面図(b)である。 本発明の一実施形態に係るミシンの釜と光電センサの発光部を模式的に示した垂直断面図であり、発光部の配置の他の例を示す。 本発明の一実施形態に係るミシンの釜と光電センサの発光部を模式的に示した垂直断面図であり、発光部の配置の他の例を示す。 本発明の一実施形態に係る光電センサの受光部を構成する3つの受光素子の配列を示した模式図(a)、その複数の受光素子の並列回路図(b)、及び上側センサエリア、下側センサエリアの組み合わせを示す模式図(c)である。 図9に示した受光部が併設された釜に対して通過する上糸の様々な状態を示した模式図(a)(b)(c)(d)である。 図10(a)の状態で上糸が通過した時の3つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(a)、図10(b)の状態で上糸が通過した時の3つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(b)、図10(c)の状態で上糸が通過した時の3つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(c)、図10(d)の状態で上糸が通過した時の3つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(d)である。 図10(a)の状態で上糸が通過した時の上側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(a1)及び下側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(a2)、図10(b)の状態で上糸が通過した時の上側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(b1)及び下側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(b2)、図10(c)の状態で上糸が通過した時の上側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(c1)及び下側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(c2)、図10(d)の状態で上糸が通過した時の上側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(d1)及び下側2つの受光素子の合算値の時間変化を示す模式的波形図(d2)である。
本発明に係るミシンの目飛び及び糸切れ検出装置(以下「目飛び等検出装置」)につき図面を参照して説明する。
図1,図2に、本発明の一実施形態に係る目飛び等検出装置10が適用されたミシンの水平釜を中心にした部分の斜視図が示される。図3にブロック図を示す。
図3に示すように目飛び等検出装置10は、光電センサ11と、CPU基板12とを備える。CPU基板12は、光電センサ11及びミシン制御基板20に接続されている。光電センサ11は、発光部13及びその駆動部14と、受光部15及びその信号増幅部16とを有する。
図1及び図2に水平釜1、針孔2、発光部13及び受光部15が示される。水平釜1は剣先1aを有し水平に矢印F方向に回転する。
ミシン針(図示略)が針孔2に落ち下死点に達した後、上昇する時に生じる上糸のループを剣先1aがすくい、水平釜1が矢印F方向に回転していく。水平釜1がさらに回転し、半回転程度回転すると、上昇するミシン針に引かれて上糸が水平釜1からすり抜け、上糸のループが水平釜1を通過する。すなわち、縫製時、上糸は布地を通過したミシン針から延出し、水平釜1の剣先1aですくわれて下糸をくぐるために水平釜1の上方を通過する。この水平釜1を通過する上糸を光電センサ11で検出する。
光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路L1は、上糸の通過範囲を通りつつ水平釜1の回転軸A1に対して垂直方向に水平釜1を横断するように設けられている。本実施形態では、水平釜1を採用しているため、水平釜1の上端面1bのすぐ上を光路L1が横断する。水平釜1の回転軸A1とミシン針の中心軸A2とを含む平面で水平釜1の両側を区分したとき、上糸3をすくった剣先1aが先に進む側F1に発光部13が設置されている。受光部15は、その逆側F2に設置されている。図中の受光部15の位置にミラーを設置して発光部13からの光をF1側に反射する場合には、受光部15を発光部13と同じ側F1に設置することができる。
CPU基板12は、受光部15によって受光された光の受光量に基づき、上糸3の通過を判別する手段として機能する。
ミシン制御基板20には、エンコーダー21から本ミシンの上軸(主軸)の位相信号が入力される。ミシン制御基板20からCPU基板12に入力されるエンコーダーA相信号31は、最小単位信号で、本実施形態では上軸回転の1°で1パルスを出力する。ミシン制御基板20からCPU基板12に入力されるエンコーダーZ相信号32は、上軸の一回転を一周期とするパルス信号である。上軸の一回転つき水平釜1は二回転し、ミシン針は一往復する。
CPU基板12からの駆動制御信号が光電センサ11の駆動部14に入力され、発光部13が発光駆動される。受光部15の受光量に応じた光電変換信号が信号増幅部16で増幅されて出力信号34とされてCPU基板12に入力される。剣先1aが上糸3をすくい回転する際に上糸3が光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路L1を遮る位相範囲に、又はそれを含む位相範囲に上糸検出範囲が予め設定される。
CPU基板12は、エンコーダーA相信号31及びエンコーダーZ相信号32に基づき、上糸検出範囲において光電センサ11の出力信号34に上糸3の通過による変化があるか否か判別する。すなわち、上糸3の通過による変化が認められた場合には、上糸3が正常に通過した、つまり、目飛び及び糸切れが無かったと判段し、上糸3の通過による変化が認められずに上糸検出範囲が終了した場合には、目飛び又は糸切れがあったと判断して目飛び等検出信号33をミシン制御基板20に出力する。
CPU基板12に接続した外部コンピューター30によってモニタリングした光電センサ11の出力信号34の波形の一部を図4に示す。
さらに図5のフローチャートに沿って目飛び等検出処理動作につき説明する。
まず、CPU基板12は、目飛び等検出処理を開始すると、目飛び等検出フラグをOFFにする(ステップS1)。
そしてCPU基板12は、光電センサ11の出力信号34をA/D変換して光電センサ値として取得する(ステップS2)。
次に、CPU基板12は、エンコーダーA相信号31及びエンコーダーZ相信号32に基づき上軸角度を算出し、上軸角度が上糸検出範囲にある場合(ステップS3でYES)、目飛び等検出フラグをONにする(ステップS4)。上糸検出範囲に入る前はステップS3でNO、ステップS8でNOとなってステップS2に回帰する。
上糸3が水平釜1を通過する場合に発光部13と受光部15の間の光路L1を上糸3が遮ると、受光部15に入る光量が変化する。図4に示すように光電センサ11の出力信号34が変化している個所34aが、上糸3により光路L1が遮られたことに起因している。このような変化が見られた場合、CPU基板12は、上糸3を検出したと判断する。
CPU基板12は、上糸検出範囲において光電センサ値から上糸3の検出有無を判断し(ステップS5)、上糸3が検出された場合(ステップS5でYES)、目飛び検出フラグをOFFにする(ステップS6)。上糸検出後、上軸角度が上糸検出範囲内のうちは処理をループし(ステップS7でYES)、上糸検出範囲を過ぎればステップS2に回帰し(ステップS7でNO)、その後上糸検出範囲に入るまではステップS3でNO、ステップS8でNOとなってステップS2に回帰する。
一方、上糸検出範囲において上糸3が検出されず、そのまま上糸検出範囲を過ぎた場合は、ステップS4にて目飛び等検出フラグがONになった状態のまま、ステップS5でNOでステップS2に回帰し、ステップS3でNOとなって、処理はステップS8に移行する。
ステップS8にて目飛び等検出フラグのON/OFFを判断し、ONの場合に目飛び又は糸切れがあったと判断し、ステップS9で目飛び等検出信号33をミシン制御基板20へ出力する。
なお、ミシン制御基板20は、目飛び等検出信号33を受けると、縫製動作の停止制御や、表示装置を介してユーザーに目飛び等が検出されたことを報知する報知制御を行う。
さらに、発光部13の配置について図6から図8を参照して説明する。
発光部13に、発光ダイオードなどの発光素子を適用する場合、図6(b)、図7及び図8に示すように照射範囲40は発光部13からの距離に応じて円錐状に広がる。
図6(b)に示すように、発光部13の光軸ALが水平釜1の回転軸A1に対して垂直であり、光軸ALが水平釜1の上端面1bより上にある場合、光軸ALより下に上糸3があると、上糸3の影が水平釜1の影部分41に重なってしまい、受光部15を水平釜1のF2側に設置しても上糸3の通過を検出できない場合がある。
光軸ALが水平釜1の上端面1bより下にある場合(光軸ALが釜1に交わる場合)も同様に、水平釜1の影と上糸3の影部分が重なる場合がある。
効率的に糸を検出するために、図7のように水平釜1の回転軸A1に垂直になる光軸ALを水平釜1の上端面1bに一致させ、上糸の影42の全体が水平釜1の影部分41から分離して投影されるようにし、上糸の影42が投影される範囲に受光部15を設置する。図1〜図5に示して説明した上記構成についてはこれに従った光路L1の配置を採用した。
なお、このように照射範囲が円錐状に広がる光学系であれば、図8に示すように光軸ALを水平釜1の上端面1bに合わせずとも、水平釜1の上端面1bから見て回転軸A1に対して垂直方向に水平釜1を横断するように設けられた光路を形成することで、これを上糸3の通過を検出するための有効な光路とすれば足りる。すなわち、光軸ALが発光部13から受光部15までの最短光路になっていなくてもよい。
また、水平釜1においては、水平釜1へ回転動力を伝える下軸(図示なし)が下側に設置されているので、上端面1bは水平釜1における下軸とは逆側の端面である。垂直釜の場合も、下軸とは逆側の端面に対して光軸ALを設置する。
図1及び図2に示した光路L1を図6(a)にも示した。図6(a)の水平面上において、回転軸A1とミシン針の中心軸A2を結ぶ直線に垂直で回転軸A1を通る直線を基準光路L0とする。光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路L1は、基準光路L0を境にミシン針の中心軸A2の反対側に位置している。このように基準光路L0を基準にミシン針の中心軸A2から離れた位置に光路を設置しても、図4に示したように十分な出力信号34の変化を得ることができ、目飛び等の判別を行うことができる。
しかし、より判別精度を上げるためには、上糸3の挙動が安定するF1側において、できるだけ発光部13を上糸3に近づけることが好ましい。そのためには、図6(a)に示すように基準光路L0に平行であり基準光路L0を基準にミシン針の中心軸A2に近い側にある光路L2や、光軸ALに対して斜めであり発光部13を0°を越え90°未満の範囲に設置できる光路L3等を採用することで、0°を越え90°未満の範囲において上糸3にできるだけ近接して発光部13を設置することが好ましい。
なお、上述したF1側には、図6(a)に示すように、回転軸A1を中心(観察点)とし、ミシン針の中心軸A2の位置を0°として釜の回転方向Fの下流側に0°から180°の方位にある区間(区間F1)が相当する。また、F2側には、180°から360°の方位にある区間(区間F2)が相当する。
なお、発光部13に適用する発光素子としては、発光ダイオードのほかレーザーダイオードが挙げられる。
さらに、受光部15の配置について図9から図10を参照して説明する。
通常このような受光素子として用いられる半導体素子は、広く広がった光の輝度を計測する用途に使用されるため、受光面積は0.5mm×0.5mm程度の小さいサイズとなっている。また、半導体素子の面積が小さいほど、一枚の半導体のウェハから切り出せる半導体素子の枚数が増えるため、半導体素子の面積が小さいほど一枚あたりのコストは下がる事になる。
しかしながら、本発明に使用する受光部15に使用される半導体素子は、水平釜1の上方を通過する上糸3の位置と、光源である発光部13の配置の関係上、上下方向に1mm以上の幅を持った半導体素子が必要である。
また、上糸3は水平方向に水平釜1の上方を通過するため、上糸3の影42も水平方向に投影されることになる。したがって、水平方向に広く半導体素子が存在すれば、投影された上糸3の影42を検出する検出面積は大きくなる。
検出面積を大きくするためには、半導体素子をマトリクス状に配置する方法が考えられるが、半導体素子は実質的なセンサ部の外側にケースがある構成のため、無駄なスペースが生じる。
そこで、受光部15として半導体素子を水平方向に並べて配置するとともに、上下方向にオフセットして配置することで、水平方向に投影された上糸3の影42を検出する範囲を広がるため、面積の小さい半導体素子を使用しながら、上糸3の影42の検出感度を向上させることができる。例えば図9(a)に示すように、受光部15として3つの半導体素子15a、15b、15cを上下方向にオフセットして並べることによって検出範囲を広げることができる。図9(a)に示すように3つの半導体素子15a、15b、15cが水平方向及び上下方向にオフセットして配置されて回路基板15Kに実装されている。かかるオフセットは、半導体素子の実検出エリア(受光面)がオフセットされていることを条件とする。
また、複数配置した半導体素子は、例えば図9(b)に示すように半導体素子15a、15b、15cを並列に回路を接続し、各半導体素子が検出した受光量を合算するように接続すればよい。
また、図9(a),(b)で示した受光部15の目飛び等検出の精度を上げる方法として、図9(c)に示すように3つの半導体素子のうち、半導体素子15a、15bを上側センサエリア15mと、半導体素子15b、15cを下側センエリア15nとに分ける方法がある。より詳細には、上側センサエリア15mの合算値として半導体素子15a、15bがそれぞれ検出した受光量を合算し、下側センサエリア15nの合算値として半導体素子15b、15cがそれぞれ検出した受光量を合算して目飛び等検出を判断する。そして、上側センサエリア15mと下側センサエリア15nの両方で目飛び等検出と判断した時のみ、ミシン制御基板20は目飛びと判断する。
通常、上糸3は水平釜1の上端面1bに沿って通過するが、被縫製物が重なって部分的に厚くなっている段部を縫う際や、縫いピッチを変えた際には、上糸3が余り気味となり 、上糸3が 釜1の上端面1bを通過する時に上糸3が暴れて、斜めになる事や浮いてしまう事がある。このような場合に、3つの半導体素子15a、15b、15cを合算して検出する方法では、上糸3の影42に起因した受光量の変化が小さくなり、 光電センサ11が上糸3を検出できず、目飛びや糸切れと誤検出してしまう可能性もある。
図10(a)は上糸3が釜1の上端面1bに沿っている状態、図10(b)は上糸3が釜1の上方で水平に浮いている状態、図10(c)は上糸3が斜めになり半導体素子15aは3/4開、半導体素子15bは全閉、半導体素子15cは1/2開と検出する状態、図10(d)は上糸3が斜めになり半導体素子15aは全開、半導体素子15bは3/4開、半導体素子15cは全閉と検出する状態を示している。上糸3の影が半導体素子の実検出エリア(受光面)を完全に覆う全閉状態では出力値は1とし、影が半導体素子の実検出エリア(受光面)を全く覆わない全開状態では出力値は0となる。
図11(a)〜(d)は、半導体素子15a、15b、15cの各出力を合算する方法の場合の出力値、図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)は半導体素子15a、15bを上側センサエリア15m、半導体素子15b、15cを下側センサエリア15nと分け、エリアごとに出力値を合算する方法の場合の出力値を示している。図11(a)〜(d)と図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)は、それぞれ図10(a)〜(d)の上糸3の状態に対応している。図12(a1)(b1)(c1)(d1)は、上側センサエリア15mの出力値を示している。図12(a2)(b2)(c2)(d2)は、下側センサエリア15nの出力値を示している。
半導体素子15a、15b、15cの各出力を合算する方法の場合、図10(a)の状態に対応した図11(a)の出力値、図10(b)の状態に対応した図11(b)の出力値、及び図10(c)の状態に対応した図11(c)の出力値では、半導体素子15a、15b、15cの各出力の合算値が閾値THを超えないために上糸3の影42の検出が可能である。しかし、図10(d)の状態に対応した図11(d)の出力値では、上糸3の影42が実検出エリア(受光面)に係る面積が不十分となり、半導体素子15a、15b、15cの各出力の合算値が閾値THを超えてしまうため、上糸3が渡っているにも関わらず上糸3の検出が出来ずに目飛びや糸切れと誤検出してしまう。
それに対し、半導体素子15a、15bを上側センサエリア15m、半導体素子15b、15cを下側センサエリア15nと分け、エリアごとに出力値を合算する方法の場合、図12(a1)(a2)〜(d1)(d2)に示すように、図10(a)〜(d)に示したどの状態においても上糸3の検出が可能である。図10(d)の状態では、図12(d2)に示すように下側センサエリア15nの半導体素子15b、15cの合算値は閾値THを超えるが、図12(d1)に示すように上側センサエリア15mの半導体素子15a、15bの合算値が閾値THを超えないため、ミシン制御基板20は上糸有りと判断する事ができる。
従って、検出結果を各センサエリアで独立して算出し、どちらかのセンサエリアにて上糸3が存在することを検出できるので、水平釜1を通過する上糸3が暴れた場合でも、受光部15は受光量の変化を検出することができる。
以上のように、複数の受光素子をオフセットして配置し、位置が異なる複数のエリアで上糸検出を行って、少なくともいずれかのエリアで上糸検出ができた場合に目飛び及び糸切れが無かったと、いずれのエリアでも上糸検出ができなった場合に目飛び又は糸切れがあったとして最終的に目飛び及び糸切れの判別を下すことができ、これにより目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
以上の本実施形態の目飛び等検出装置によれば、光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路L1が、上糸3の通過範囲を通りつつ釜1の回転軸A1に対して垂直方向に釜1を横断するように設けられるので、釜1の剣先1aにすくわれて移動する上糸3の移動方向と光路L1の横断方向とが近似し、受光部15までの光路L1が上糸3に遮られる期間が長くなり、光電センサ11による上糸3の検出期間を長くとれる。これにより、目飛び及び糸切れの判別精度が向上する。それとともに、水平釜1の上端面1bと針板等との間の狭い隙間に発光部13から受光部15までの光路L1を通して光電センサ11を水平釜1に適用することが容易である。
また、受光部15までの光路L1が上糸3に遮られたときと、遮られていないときとの受光量の差によって検出するので、光電センサ11として安価な汎用の発光素子及び受光素子を適用して十分な判別精度を達成できる。
上糸3が釜1を通過するときの釜回りの後半区間F2は上糸3が釜1からすり抜けるために、前半の上糸3が剣先1aに引かれる区間F1に対して、上糸3のループ部の挙動が不安定である。また、発光ダイオードなどによる光に広がりが有る場合、光電センサ11の発光部13から検出対象物(上糸3)までの距離は近い方が、検出対象物による影が大きく受光部15での受光量の変化が鮮明で検出しやすい。
本実施形態の目飛び等検出装置によれば、上糸3が剣先1aに引かれる前半の区間F1において上糸3に近接した発光部13から光を照射し、安定的かつ鮮明に受光量の変化を検出することができ、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
光電センサ11の発光部13から出射される光の光軸ALが釜1の上端面1bから上側に離れていると(図6(b)の状態)、通過する上糸3に光が照射される場合にその影が釜1に投影されるために、受光部15で十分に上糸3の通過に起因した受光量の変化を検出できなくなるおそれがある。また、光電センサ11の発光部13から出射される光の光軸ALが上端面1bよりも下方で釜と交わる場合には、通過する上糸3が釜1の影に入って受光部15で十分に上糸3の通過に起因した受光量の変化を検出できなくなるおそれがある。
図7に示す一実施形態の目飛び等検出装置によれば、発光部13から出射される光の光軸ALが釜1の上端面1bに一致しているので、通過する上糸3の影が釜に投影されることも、通過する上糸3が釜1の影に入ることもなく、受光部15で十分に上糸3の通過に起因した受光量の変化を検出でき、目飛び及び糸切れの判別精度を向上することができる。
また、本実施形態の目飛び等検出装置によれば、水平釜1を通過する上糸3を光電センサ11で検出し目飛び及び糸切れを検出することができる。
なお、上記実施形態では、ミシン針及び水平釜が一組である構成を示したが、ミシン針及び水平釜を二組備えた2本針本縫ミシンにおいて、本発明の目飛び等検出装置を各水平釜に適用して実施することが可能である。その場合に、いずれの釜に目飛び等が検出されたかを報知する報知制御を行うと、普及作業を効率化することができる。
また、上記実施形態では、水平釜を使用した構成を示したが、本実施形態の目飛び等検出装置は光電センサ11の発光部13から受光部15までの光路が、剣先が設けられた側の回転軸A1方向の上端面を垂直視して同端面を横断するように設ければ良いことから、垂直釜を使用したミシンでも実施可能である。
1 水平釜
1a 剣先
1b 上端面
2 針孔
3 上糸
10 目飛び等検出装置
11 光電センサ
12 目飛び等検出装置のCPU基板
13 発光部
15 受光部
20 ミシン制御基板
21 エンコーダー
A1 回転軸
A2 ミシン針の中心軸
AL 光軸
L0 基準光路
L1 光路
L2 光路
L3 光路

Claims (6)

  1. 布地を通過したミシン針から延出し、釜の剣先ですくわれて下糸をくぐるために釜を通過する上糸を光電センサで検出することで目飛び及び糸切れを検出するミシンの目飛び及び糸切れ検出装置において、
    前記光電センサの発光部から受光部までの光路が、上糸の通過範囲を通りつつ、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の回転軸方向の端面を垂直視して同端面を横断するように設けられ、
    前記受光部によって受光された光の受光量に基づき、上糸の通過を判別することを特徴とするミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
  2. 前記回転軸と前記ミシン針の中心軸とを含む平面で前記釜の両側を区分したとき、上糸をすくった前記剣先が先に進む側に前記発光部が設置されたことを特徴とする請求項1に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
  3. 前記発光部から出射される光の光軸が、前記釜へ回転動力を伝える下軸とは逆側の前記釜の端面に一致していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
  4. 前記釜が水平釜であることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
  5. 前記受光部が、複数の受光素子から構成され、前記受光素子は水平方向及び上下方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
  6. 前記複数の受光素子が、それぞれ受光量を検出することを特徴とする請求項5に記載のミシンの目飛び及び糸切れ検出装置。
JP2014239426A 2014-11-27 2014-11-27 ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置 Active JP6425512B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239426A JP6425512B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置
DE102015120593.9A DE102015120593A1 (de) 2014-11-27 2015-11-27 Stichauslass- und Fadenbruch-Detektiervorrichtung bei einer Nähmaschine
CN201510848889.3A CN105648671B (zh) 2014-11-27 2015-11-27 缝纫机的跳针及切线检测装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014239426A JP6425512B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016101183A JP2016101183A (ja) 2016-06-02
JP6425512B2 true JP6425512B2 (ja) 2018-11-21

Family

ID=55967907

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014239426A Active JP6425512B2 (ja) 2014-11-27 2014-11-27 ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6425512B2 (ja)
CN (1) CN105648671B (ja)
DE (1) DE102015120593A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112017005646B4 (de) * 2017-03-31 2021-10-07 Mitsubishi Electric Corp. Nähmaschine
CN107099951B (zh) * 2017-05-25 2020-05-05 杰克缝纫机股份有限公司 一种缝纫机及其跳针检测装置与检测方法
CN108180845B (zh) * 2018-01-12 2024-08-02 珠海运控瑞奇数控科技有限公司 一种文胸背扣缝纫机的布料检测机构及检测方法
JP2021023325A (ja) * 2019-07-31 2021-02-22 ブラザー工業株式会社 ミシン
JP7429524B2 (ja) * 2019-12-03 2024-02-08 Juki株式会社 上糸検出装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53100047A (en) * 1977-02-10 1978-09-01 Omron Tateisi Electronics Co Lower yarn detector for sewing machine
JPS5830077B2 (ja) * 1977-12-05 1983-06-27 オムロン株式会社 ミシンの糸切れ検知用光電スイッチ
JPS5990773U (ja) * 1982-12-10 1984-06-20 リッカ−株式会社 ミシンの下糸残量検知装置
JP2000197786A (ja) * 1999-01-07 2000-07-18 Matsuya R & D:Kk ミシンにおける縫い目の目飛び検出方法
JP2002301290A (ja) * 2001-04-09 2002-10-15 Juki Corp ボビンの下糸センサー
JP5064539B2 (ja) * 2009-11-13 2012-10-31 木下精密工業株式会社 縫製装置の目飛び糸切れチェック装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015120593A1 (de) 2016-06-02
CN105648671A (zh) 2016-06-08
CN105648671B (zh) 2020-01-07
JP2016101183A (ja) 2016-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6425512B2 (ja) ミシンの目飛び及び糸切れ検出装置
JP4347296B2 (ja) 散乱光式煙感知器
CN104372538B (zh) 基于光纤传感器的工业缝纫机用底线检测控制系统及方法
JP5873105B2 (ja) 糸供給ボビンの交替を検知するための装置及び方法
JP5064539B2 (ja) 縫製装置の目飛び糸切れチェック装置
KR102372614B1 (ko) 재봉틀용 센서 조립체
CZ261692A3 (en) Method of detecting failures in a textile goods path
US5651324A (en) Process and device for recognizing a residual amount of the hook thread in a sewing machine
US6810824B2 (en) Sewing or embroidery machine
JP7429524B2 (ja) 上糸検出装置
CN210711999U (zh) 一种工业缝纫机
JP2000197786A (ja) ミシンにおける縫い目の目飛び検出方法
JP2006262978A (ja) 本縫いミシンの目飛び・空縫い検知装置
AU653749B2 (en) Apparatus for detecting skipped stitches
JP2008022970A (ja) ミシンの針折れ検出装置
US5069151A (en) Method and apparatus for detecting skipped stitches for a lockstitch sewing machine
CN106087292B (zh) 缝纫机
JP2015053972A (ja) ミシンの下糸残量検出装置
JP2016185273A (ja) ミシンの生地検知装置
JPH07502178A (ja) チェインスティッチミシン用飛び越しスティッチ検出方法および装置
JP2013180007A (ja) ミシン
CN109642379A (zh) 用于监视纺织机上的纱线断裂的装置
JP5357516B2 (ja) 糸条の走行監視装置
JPH05337276A (ja) ミシンの下糸残量検出装置
JP5096180B2 (ja) 糸条の走行監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171023

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180717

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180914

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181023

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6425512

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150