JP6424355B2 - 皮膚外用剤用キット - Google Patents
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Description
<1>発泡性皮膚外用剤を得るためのキットであって、第一剤が酸性物質、及び増粘剤を含有する組成物であり、第二剤が前記酸性物質と反応して炭酸ガスを発生する炭酸ガス発生物質、水及び/又は保湿剤を含有することを特徴とするキット。
<2>第一剤が固体状の組成物であることを特徴とする、<1>に記載のキット。
<3>第二剤が、液状の組成物であることを特徴とする、<1>又は<2>のいずれかに記載のキット。
<4>第二剤が前記酸性物質と反応して炭酸ガスを発生する炭酸ガス発生物質、水及び保湿剤を含有することを特徴とする<1>〜<3>のいずれかに記載のキット。
<5>第二剤の粘度が、50,000mPa・s以下であることを特徴とする、<1>〜<4>のいずれかに記載のキット。
<6>第一剤と第二剤とを1:0.1〜1:30の範囲の重量比で混合し、使用することを特徴とする<1>〜<5>のいずれかに記載のキット。
本発明のキットにおける第一剤(以下、第一剤とも言う)は、酸性物質及び増粘剤を含有する。第一剤は固体状の組成物であることが好ましく、第二剤との混合時の混合のしやすさの観点から顆粒状、細粒状、粉末状の形態であることがより好ましい。
本発明の第一剤に用いられる酸性物質としては、有機酸、無機酸のいずれでもよく、これらの1種又は2種以上が用いられる。また、使用する酸性物質は、固体状が好ましく、第一剤中に含まれるその他成分との混合のしやすさや、第二剤との混合時の混合のしやすさから、顆粒状、細粒状、粉末状がより好ましい。
コート層形成方法としては、例えば、酸性物質又はその他成分の少なくとも一つにおいてコート層を形成させる方法を使用しても良い。コート層を設けることにより、同一剤内に前記酸性物質、前記その他成分及びその他成分の安定性、耐久性の点から好ましい。
酸性物質及び/又はその他成分をカプセル化する場合は、特に限定されること無く公知の方法を採用しても良い。
圧縮成形の方法としては、前記酸性物質を含む第一層と前記その他成分を含む第二層の間にこれらが直接接しないように、前記酸性物質及び前記その他成分以外の物質(例えば、賦形剤、増粘剤等)からなる第三層を挟み、圧縮成形する方法を採用しても良い。前記圧縮成形された剤形としては、錠剤状、球状、板状等、固体状であればどのような剤形でも構わない。ここで、用いる前記酸性物質と前記その他成分は、そのまま使用してもよいし、第一層又は第二層いずれか一方以上に、上記の方法でコート層を設けた前記酸性物質又は前記その他成分や、カプセル化した前記酸性物質又は前記その他成分を使用してもよい。圧縮成形の方法は、特に限定されること無く公知の方法を適用することができる。
本発明の第一剤に使用される増粘剤としては、化粧品、外用医薬品、医薬部外品等で使用できる水溶性成分であれば特に限定されるものでなく、合成高分子、半合成高分子、天然高分子、粘度鉱物等が使用できる。
本発明のキットにおける第二剤としては、酸性物質と反応して炭酸ガスを発生する炭酸ガス発生物質、水及び/又は保湿剤を含有する。好ましくは、炭酸ガス発生物質、水及び保湿剤を含有する。
本発明の第二剤に用いられる炭酸ガス発生物質としては、様々なものが特に限定されることなく使用できる。また、使用する炭酸ガス発生物質は、固体状が好ましく、水又は保湿剤への溶解性の観点から、顆粒状、細粒状、粉末状がより好ましい。
第二剤として使用できる水は、化粧品、外用医薬品、医薬部外品等で使用できる水を使用することができるが、精製水、蒸留水、膜濾過水、イオン交換水、が好ましい。配合量においては、第二剤中に1質量%以上配合していれば良く、好ましくは3〜95質量%であり、より好ましくは5〜90質量%である。上記含有量が1質量%より少ないと、第一剤と第二剤とを混合した際に炭酸ガスが発生しにくくなる、炭酸ガスの発生量が減少する等の問題が生じてしまい、その結果、十分な血行促進作用を得ることができなくなる。
第二剤に用いる保湿剤としては、多価アルコール類、糖類、アミノ酸類、有機酸類、ステロール類、尿素、蛋白質類、植物抽出物類等、通常化粧品、外用医薬品、医薬部外品等に使用できる保湿剤が使用できる。具体例としては、例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等のポリグリセリン、エチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、1,3−プロパンジオール、ソルビトール、ポリグリセリン誘導体などの多価アルコール、ポリオキシアルキレンアルキルグルコシド、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、アーモンド、アボカド、アルテア、アロエ、ウスベニアオイ、オノニス、カラスムギ、甘草、クインスシード、クララ(クジン)、クチナシ、グレープフルーツ、クレソン、ゲンチアナ、ゲンノショウコ、ゴボウ、コムギ、サイシン、サボテン、サボンソウ、サンザシ、ジオウ、シモツケ、ショウガ、ゼニアオイ、クワ、タチジャコウソウ、冬虫夏草、ドクダミ、ハッカ、ハトムギ、ハマメリス、バラ、ヒノキ、フキタンポポ、ブドウ、プルーン、ヘチマ、ボダイジュ、ホップ、マツ、マルメロ、マロニエ、メリッサ、ヤグルマソウ、ユリ、ライム、ラベンダー、リンゴ、コメ及びコメヌカ、ブラックカラント、イブキトラノオ、ノイバラ、エゾウコギ、海藻等の植物抽出物が挙げられ、これらのうち1種又は2種以上を使用することができる。上記保湿剤のうち、第二剤の保存安定性や製造コスト、使用時の皮膚への刺激緩和の観点から少なくとも1種の多価アルコールを使用することが好ましく、特にグリセリン、ジグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコールのうち少なくとも1種を使用することが好ましい。保湿剤を使用する場合、その配合量は、保湿剤の種類によって若干の差はあるが、0.01質量%以上であれば良く、0.01〜95質量%が好ましく、0.5〜90質量%がより好ましく、1〜80質量%が更に好ましい。上記含有量が0.01質量%より少ないと、拡散水分量や弾力等の肌への効果が低くなるだけでなく、使用時の取り扱いやすさ、例えば混ぜやすさや塗りやすさ、垂れにくさ、除去のしやすさが悪くなる。また、90質量%より多いと、第一剤と第二剤とを混合した際に炭酸ガスが発生しにくくなる、炭酸ガスの発生量が減少する等の問題が生じてしまい、その結果、十分な血行促進作用を得ることができなくなる。
本発明のキットを用いて製造される発泡性型皮膚外用剤は、用途や目的に応じ、第一剤、第二剤に含まれる成分に加え、その他有効成分、防腐剤、pH調整剤、油脂、香料、着色剤、酸化防止剤、防菌防かび剤、アルコール、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤などの界面活性剤、無機塩、滑沢剤、溶剤等の、通常皮膚外用剤に使用される成分の一種以上を使用することができる。この場合、添加する成分は第一剤、第二剤いずれか一方の剤に使用することができるし、どちらの剤にも使用しても良い。
本発明のキットは、発泡性皮膚外用剤を得るための使用に際し、第一剤と第二剤を適量容器内で混合することにより炭酸ガスによる発泡を生じさせる。第一剤と第二剤は1:0.1〜1:30の割合で混合することが好ましく、1:0.5〜1:10の割合で混合することがより好ましく、1:1〜1:5の割合で混合することが特に好ましい。
本発明のキットを使用して得られる発泡性皮膚外用剤は、皮膚血流量の増加を促すものであり、美白、肌質改善、そばかす改善、肌の若返り、肌の引き締め、部分痩せ、皮膚を清浄にする、肌を整える、肌のキメを整える、皮膚をすこやかに保つ、肌荒れを防ぐ、肌をひきしめる、皮膚にうるおいを与える、皮膚の水分,油分を補い保つ、皮膚の柔軟性を保つ、皮膚を保護する、皮膚に乾燥を防ぐ、肌を柔らげる、肌にはりを与える、肌にツヤを与える、肌を滑らかにする、日やけによるシミ・ソバカスを防ぐ、乾燥による小ジワを目立たなくすることを目的とした化粧品だけでなく、肌あれ、あれ性、あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきびの予防、油症肌、かみそりまけの予防、日やけによるしみ・そばかすの予防、日やけ・雪やけ後のほてりを防ぐ、肌をひきしめる、肌を清浄にする、肌を整える、皮膚をすこやかに保つ、皮膚にうるおいを与える、皮膚を保護する、皮膚の乾燥を防ぐ等を目的とした、化粧品、医薬部外品、薬品等の医薬品のいずれにも好適に使用することができる。本発明の皮膚外用剤は、化粧品、医薬部外品としての使用が好ましく、乳液、クリーム、パック剤、ピーリング剤等の化粧品、薬用化粧品としての使用がより好ましい。特にその中でもパック剤として使用すると、使用感がよく、短時間で高い肌状態改善効果が得やすいため好ましい。
表1に示した組成に従い、本発明のキットを製造した。
[第一剤]
第一剤に記載の原料を混合し、粉末状の第一剤を得た。
[第二剤]
ビーカーに精製水を加え、次いで第二剤に記載の原料を加えて撹拌し、液状の第二剤を得た。
比較例2
[第一剤]
第一剤に記載の原料を混合し、粉末状の第一剤を得た。
[第二剤]
ビーカーに精製水を入れ、次いで増粘剤を加えて撹拌し、粘性組成物の第二剤を得た。
下記要領に従い、上記実施例1〜3及び比較例1〜3で得られた発泡性皮膚外用剤の特性を評価した。
[評価例1.第二剤粘度の評価]
表1に記載の第二剤において、粘度計(ブルックフィールド社製 RVT型)を用いて実施例1〜4、比較例1〜2の粘度を測定した。結果を表2に示す。
実施例1〜4、比較例1
直径約4.8cm、高さ約10.5cmの瓶に第二剤27gを入れ、これに第一剤9gを加えて、10秒間に20回撹拌した。1分後、10分後、20分後の体積を測定し、撹拌前の体積に対する体積の増加率を測定した。その結果を、図1に示す。
直径約4.8cm、高さ約10.5cmの瓶に第二剤18.93gを入れ、これに第一剤1.07gを加えて、10秒間に20回撹拌した。1分後、10分後、20分後の体積を測定し、撹拌前の体積に対する体積の増加率を測定した。その結果を、図1に示す。
上記実施例1〜4、比較例1及び2で得られた本発明のキットを用いて発泡性皮膚外用剤を調製し、得られた発泡性皮膚外用剤の使用前後における角層水分量(測定機器:SKICON―200EX)、及び弾力(測定機器:Cutometer MPA580)を測定した。
被験者(20代〜30代女性3名)の前腕内側を洗顔料で洗浄し測定室で15分間安静に過ごした。次に、発泡性皮膚外用剤使用前の測定を行った。次に、測定部位に上記発泡性皮膚外用剤を塗布し、10分間静置した。次に、発泡性皮膚外用剤を除去し、水で洗浄した。洗浄後15分経過してから発泡性皮膚外用剤使用後の測定を行った。尚、被験者は測定中、測定室にて安静に過ごした。
使用後の肌状態測定結果を表3に示す。表3は角層水分量及び弾力の測定結果である。表3はそれぞれ発泡性皮膚外用剤使用前を1とした比較値を表す。角層水分量は数値が大きいほど良いことを示し、弾力は数値が大きいほど良いことを示す。
上記実施例1〜4、比較例1及び2で得られた本発明のキットを用いて発泡性皮膚外用剤を調製し、得られた発泡性皮膚外用剤の使用時、及び使用後について、表4に示す項目の評価を行った。
まず、被験者(20代〜30代女性3名)の前腕内側を洗顔料で洗浄し、15分間安静に過ごした。次に、測定部位に上記発泡性皮膚外用剤を塗布し、10分間静置した。次に、発泡性皮膚外用剤を除去し、水で洗浄した。その後、表4の(1)〜(8)の8項目についてアンケートを実施した。アンケートの評価は、下記(1)〜(8)の項目について、実施例1を基準とし、実施例1と同等の場合を4(どちらでもない)とし、1(悪い)〜7(良い)の7段階で評価し、3人の平均点を算出した。尚、被験者は測定中、測定室にて安静に過ごした。
表3より、使用後の肌の状態は、角層水分量は実施例4>実施例2>実施例3>比較例1>実施例1>比較例2の順でよい結果が得られ、弾力は実施例2>実施例4>実施例3>実施例1>比較例1>比較例2の順でよい結果が得られた。すなわち、比較例1、2に比べて実施例1〜4は使用後の状態向上に効果があることがわかり、特に水と保湿剤を併用した実施例2〜4でその効果が高くなる、すなわち、肌をみずみずしく保つことがわかる。
また、表4より、本発明のキットを用いて得られた発泡性皮膚外用剤は比較例1、2と比べて使用時の評価が高いことがわかる。特に、第一剤と第二剤の混合時に混ぜやすく、混合後に塗りやすく、垂れにくく、使用後に除去しやすく、かつ、使用後の肌のしっとり感、弾力、肌が明るくなる、肌の赤みが確認できる効果が得られているため、使用者にとって容易に使用しやすく、かつ、肌への効果が高いことがわかる。
以上の結果より、本発明のキットを用いて得られた発泡性皮膚外用剤は、使用者にとって容易に使用しやすく、かつ、肌への効果が高いことがわかり、特に、第二剤に水及び保湿剤を併用した場合、その効果が顕著に現れることがわかる。
表5に示した組成に従い、本発明のキットを製造した。実施例5、6及び比較例3は実施例1と同様の方法で、比較例4は比較例2と同様の方法で製造した。
下記要領に従い、上記実施例5、6、比較例3及び4で得られた発泡性皮膚外用剤の特性を評価した。
[評価例5.第二剤粘度の評価]
表5に記載の第二剤において、粘度計(ブルックフィールド社製 RVT型)を用いて実施例5、6、比較例3及び4の粘度を測定した。結果を表5に示す。
表5に示した組成の実施例4、5、比較例3及び4の本発明のキットで得られた発泡性皮膚外用剤について、使用後の美白効果、及び使用感の評価を行った。実施例4、5、比較例3は実施例1と同様の製造方法にて、比較例4は比較例2と同様の製造方法にて調製した。美白効果は使用前後における肌の色差(測定機器:色彩色差計)を用いて測定した。
被験者(20代〜30代女性4名)の前腕内側を水で洗浄し測定室で15分間安静に過ごした。次に、発泡性皮膚外用剤使用前の測定を行った。次に、測定部位に上記発泡性皮膚外用剤を塗布し、10分間静置した。次に、発泡性皮膚外用剤を除去し、水で洗浄した。洗浄後15分、60分及び120分経過に発泡性皮膚外用剤の使用後の色差の測定を行った。発泡性皮膚外用剤の使用前に対する使用後の肌の明度の変化値(ΔL*値)を求め、その平均値で評価した。ΔL*値は、数値が大きいほど使用後に肌の色が白くなったことを示す。尚、被験者は測定中、測定室にて安静に過ごした。結果を表7に示す。
上記実施例5、6、比較例3及び4で得られた本発明のキットを用いて発泡性皮膚外用剤を調製し、得られた発泡性皮膚外用剤の使用時、及び使用後について、表8に示す項目の評価を行った。
まず、被験者(20代〜30代女性4名)の前腕内側を水で洗浄し、15分間安静に過ごした。次に、測定部位に上記発泡性皮膚外用剤を塗布し、10分間静置した。次に、発泡性皮膚外用剤を除去し、水で洗浄した。その後、表7の(1)〜(5)の5項目についてアンケートを実施した。アンケートの評価は、下記(1)〜(5)の項目について、比較例3を基準とし、同等の場合を4(どちらでもない)とし、1(悪い)〜7(良い)の7段階で評価し、4人の平均点を算出した。尚、被験者は測定中、測定室にて安静に過ごした。
表7より、本発明のキットを用いて得られた発泡性皮膚外用剤実施例5及び6は、使用15分後のΔL*値が0.5以上であり、比較例3、4と比較して高い数値を示した。また、120分経過後、比較例3、4のΔL*値はほぼ0であり、使用前と同等の肌の色であったのに対し、実施例4、5のΔL*値は0.30以上と高い数値を維持していた。実施例5、6を用いることで肌を明るくし、かつ、その明るさを持続できることがわかる。
表8より、本発明のキットを用いて得られた発泡性皮膚外用剤は比較例3、4と比べて使用時の評価が高いことがわかる。特に、肌に塗りやすく、使用者にとって容易に使用しやすいことがわかる。さらに、使用後の肌のしっとり感、肌の明るさが良くなる効果が得られているため、使用者にとって容易に使用しやすく、かつ、肌への効果が高いことがわかる。
以上の結果より、本発明のキットを用いて得られた発泡性皮膚外用剤は、肌への効果、特に短時間の使用で肌の美白作用に効果があり、かつ、使用者にとって容易に使用しやすいものであることがわかる。特に、第一剤が酸性物質を含有する粉末であり、第二剤が炭酸ガス発生物質を含有する粘性の低い液体である場合、比較例に比べて高い美白作用を有し、かつ、使用感が良いものであることがわかる。
Claims (6)
- 発泡性皮膚外用剤を得るためのキットであって、第一剤が酸性物質、及び増粘剤(ただし、疎水化変性アルキルセルロースを含有する場合を除く)を含有する組成物であり、第二剤が前記酸性物質と反応して炭酸ガスを発生する炭酸ガス発生物質を含有し、さらに水及び/又は保湿剤を含有し、増粘剤を含有しないことを特徴とするキット。
- 第一剤が固体状の組成物であることを特徴とする、請求項1に記載のキット。
- 第二剤が、液状の組成物であることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載のキット。
- 第二剤が前記酸性物質と反応して炭酸ガスを発生する炭酸ガス発生物質、水及び保湿剤を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のキット。
- 第二剤の粘度が、50,000mPa・s以下であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のキット。
- 第一剤と第二剤とを1:0.1〜1:30の範囲の重量比で混合し、使用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のキット。
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