JP6420287B2 - Walking aid - Google Patents
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Description
本発明は、山岳等の足元の不安定な場所での歩行や作業を安定して行うために、長靴等に装着して使用する歩行用補助具に関するものである。 The present invention relates to a walking aid that is used by being worn on a boot or the like in order to stably walk and work in an unstable place such as a mountain.
従来、山菜採取等の山等に登って行う作業には、途中、沢等をなどわたる可能性があることなどから、長靴を履くなどして行っていた。
そして、長靴に対して、滑り止めのためのスパイク等を取り付けるための歩行補助具が公知となっている(特許文献1)。
Conventionally, the work of climbing a mountain, such as collecting wild plants, has been carried out by putting on boots because there is a possibility of crossing a mountain on the way.
And the walking aid for attaching the spike etc. for anti-slip | skid with respect to boots is well-known (patent document 1).
しかしながら、長靴はゴム等によって製造されることから柔軟性に優れる反面、山岳を登坂する際には、その柔軟性によって足首が安定せず、例え滑り止めを付けたとしても、足に無理な力が加わって足首をひねって怪我をしたり、足元が滑って転倒するなどの危険性があった。 However, while boots are made of rubber, etc., they are excellent in flexibility, but when climbing a mountain, the ankles are not stable due to the flexibility, and even if a slip stopper is attached, it is impossible to apply force to the feet. There was a risk of injuries by twisting the ankle with the addition of, and slipping and falling.
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、柔軟性のある長靴等の靴に装着することによって、足首を固定することができ、安定した山歩きを可能とする歩行補助具を提供することを目的とするものである。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a walking aid that can fix an ankle by being attached to a shoe such as a flexible boot and enables stable mountain walking. It is the purpose.
本発明は、靴の後面に配置される背面部材と、靴の底面部に配置される底面部材と、前記背面部材を長靴に装着する上方バックル部材と、前記底面部材を長靴に装着する下方バックル部材と、前記底面部材の底面に装着されるアタッチメント部材を有し、前記背面部材は、全体が靴の足首上方部分の外周に沿うように後面から左右両側に延びる湾曲状の板状部材からなり、前記底面部材は、靴の底面のかかと位置より前方の下面に配置される底壁部と前記底壁部の左右両側から上方に向かって延びる上方腕部を備えており、前記背面部材の左右両側の下方前方位置において、前記底面部材の左右の前記上方腕部が回動自在に連結され、前記アタッチメント部材は、前記底面部材の前記底壁部に対して後方からスライド係合可能な係合部と、前記係合部の下面に形成された機能部とを備えていることを特徴とする。 The present invention includes a back member disposed on the rear surface of a shoe, a bottom member disposed on a bottom surface portion of the shoe, an upper buckle member that attaches the back member to the boots, and a lower buckle that attaches the bottom member to the boots. And an attachment member attached to the bottom surface of the bottom member , and the back member is a curved plate-like member that extends from the rear surface to the left and right sides so that the entire back surface is along the outer periphery of the upper part of the ankle of the shoe. The bottom surface member includes a bottom wall portion disposed on a lower surface in front of the heel position of the bottom surface of the shoe and an upper arm portion extending upward from the left and right sides of the bottom wall portion, The left and right upper arm portions of the bottom member are pivotally connected at lower front positions on both sides, and the attachment member is slidably engageable with the bottom wall portion of the bottom member from the rear. Department and front Characterized in that it comprises a function portion formed on the lower surface of the engaging portion.
本発明の歩行補助具によれば、長靴内の足首の回動を前後方向にのみ許容して足首のねじれを防止することができ、また、足首を安定させて山岳等の不安定な場所での山歩きや作業を安全に行うことができる。 According to the walking aid of the present invention, it is possible to prevent the torsion of the ankle by allowing the ankle in the boots to rotate only in the front-rear direction, and to stabilize the ankle in an unstable place such as a mountain. Can walk safely and work.
本発明の歩行補助具を、長靴に装着する歩行補助具の実施形態を用いて、図面を参考にして説明する。
−歩行補助具の構成−
本発明の実施形態の歩行補助具は、長靴のかかと部位に装着して歩行の補助をするものであり、図1に示すように、塩化ビニール等の樹脂材料からなる背面部材1と、アルミ合金等の金属材料からなる底面部材2と、アルミ合金等の金属材料からなるアタッチメント部材3を備えている。
本実施形態の歩行補助具においては、背面部材1には、長靴の足首上方位置に固定するための第1及び第2のバックル部材41,42が取り付けられており、底面部材2には、長靴の足の甲位置に固定するための第3のバックル部材43が取り付けられている。
The walking aid of the present invention will be described with reference to the drawings using an embodiment of a walking aid that is worn on boots.
-Configuration of walking aid-
The walking aid of the embodiment of the present invention is attached to the heel portion of boots to assist walking, and as shown in FIG. 1, a back member 1 made of a resin material such as vinyl chloride, and an aluminum alloy A
In the walking aid of the present embodiment, the back member 1 is attached with first and
背面部材1は、図2(a)に示すように、全体が靴の足首上方部分の外周に沿うように後面から左右両側に延びる湾曲状の板状部材により形成されている。
背面部材1の上方部分は湾曲しながら左右前方に延設されて上方膨出部11,11が形成されており、上方膨出部11,11の下方には湾曲凹部12,12を挟んで左右両側下方より左右前方にやや下方に向かって並行に延設する左右の下方延出部13,13が形成されている。
上方膨出部11,11には第1バックル部材41を取り付けるための第1取付孔11a,11aが形成されており、湾曲凹部12,12には第2バックル部材42を取り付けるための第2取付孔12a,12aが形成されている。
また、下方延出部13,13の前方先端部付近には、底面部材2を回動自在に連結するための第1連結孔13a,13aが形成されている。
As shown in FIG. 2A, the back member 1 is formed of a curved plate-like member that extends from the rear surface to the left and right sides so that the whole is along the outer periphery of the upper part of the ankle of the shoe.
The upper portion of the back member 1 is curved and extends forward to the left and right to form upper bulging
First bulging
Further,
底面部材2は、アルミ合金等の金属板材を折り曲げて形成されており、図2(b)に示すように、装着する靴の底面のかかと位置より前方の下面に配置される底壁部21と前記底壁部21の左右両側から上方やや後方に向かって並行に延びる上方腕部22,22を備えている。
上方腕部22,22の上方部分は円状の摺動部分22a,22aが形成されており、上方腕部22,22の下方前方部位には、背面部材1に対して回動自在に連結するための第2連結孔22b,22bが形成されている。
The
The upper portions of the
アタッチメント部材3は、アルミ合金等の金属板材からなり、図2(c)に示すように、後方から前方に向かって水平に延びる板状の係合部31と、係合部31に対して後方部位で連結されて下面にスパイクやスポンジ等の滑り止め機能を備える機能部32とを備えている。
図2(c)に示す実施例においては、機能部32として下面外周にスパイク32aが形成されたスパイク部が採用されている。
The
In the embodiment shown in FIG. 2 (c), a spike portion having a
そして、背面部材1と底面部材2は、図1に示すように、下方延出部13,13の第1連結孔13a,13aと上方腕部22,22の第2連結孔22c,22cとが連結され、連結部51を中心にして矢印xに示す方向に回動自在となっている。
そして、背面部材1の左右両側下方より並行に延設された左右の下方延出部13,13に対して、底面部材2の上方に並行に延びる円状の摺動部分22a,22aが外周より当接して摺動することで、背面部材1に対して底面部材2の回動が左右にぶれることなく、前後方向のみを中心としたスムーズな回動を可能にしている。
したがって、柔軟性を有する長靴を履いた作業者は、山岳等の不安定な場所においても足首は主に前後方向の回動が許容されて、ねじれることなく安定した作業をすることができる。
また、背面部材1の左右両側下方より左右前方にやや下方に向かって延設する左右の下方延出部13,13の先端部において底面部材2が連結されているので、登坂するときの使用者の前傾姿勢によって背面部材1が前方に倒れ込むことで、下方延出部13,13先端部には下方に向かう力が働き、下方延出部13,13の先端部において連結された底面部材2に下方に向けて踏み込む力が働くので、滑りにくく、登坂時に足が疲れることを抑制できる。
As shown in FIG. 1, the back member 1 and the
And the circular
Therefore, an operator wearing flexible boots can perform stable work without twisting because the ankle is mainly allowed to rotate in the front-rear direction even in unstable places such as mountains.
Further, since the
一方、アタッチメント部材3は底面部材2に対して、図3(a)ないし(c)に示すようには、後方から装着することができる。
具体的には、底面部材2の底壁部21に対して、アタッチメント部材3の係合部31が上面に、機能部32が下面に配置されるように、後方からスライドして係合され、アタッチメント部材3を取り付けた底面部材2の下面に機能部32が下方に向けて配置されるように装着されている。
On the other hand, the
Specifically, with respect to the
アタッチメント部材3の機能部32は、本実施形態に採用されているスパイク部の他にも、下面にフェルトやスポンジ等の水辺における滑り止め機能を備えるものなど使用する場所に応じて種々の機能部を用いることができ、着脱が簡易であることから山岳への登坂においては種々のアタッチメント部材3を携帯して場所に応じて付け替えることもできる。なお、アタッチメント部材3をはずしても、背面部材1と底面部材2との回動制限機能により足首を安定させ、安全な登坂を行うことができる。
The
−歩行補助具の長靴等への装着−
本実施形態の歩行補助具を長靴に装着するには、図4に示すように、歩行補助具の底面部材2を長靴の底面のかかと位置より前方の下面に配置するとともに、背面部材1を長靴Aの後面のかかと上方部位に配置した状態で、第1及び第2バックル部材41,42によって背面部材1を長靴のすねの下方位置に締め付け固定するとともに、第3バックル部材43によって底面部材2を長靴の甲の位置に締め付け固定することによって装着することができる。
-Wearing walking aids on boots-
To attach the walking aid of this embodiment to a boot, as shown in FIG. 4, the
図4に示す実施形態においては、背面部材1と底面部材2との連結部51において、第3バックル部材43が取り付けられているので、部品点数が増加することなく、背面部材1が第1ないし第3バックル部材41,42.43の3本の固定部材によって長靴に固定されることとなるので、背面部材1を長靴に対して強固に固定することができる。
そして、背面部材1と底面部材2とは、連結部51を中心として回動し、底面部材2の上方腕部22,22の摺動部分22a,22aの内面と、背面部材1の下方延出部13,13の外面とが略平行状態となって摺動するので、背面部材1に対して底面部材2の前後方向のみの回動を許容して、回動がぶれることなく、足首を安定させることができる。
In the embodiment shown in FIG. 4, the
The back member 1 and the
また、歩行補助具が長靴に装着され、底面部材2が長靴のかかとの前部分に配置されることにより、底面部材2の底壁部21に後方からスライドして係合したアタッチメント部材3の後方へのスライドが、長靴のかかと部分によって阻害され、簡単な構造でありながら、アタッチメント部材3が底面部材2から外れることがない。
また、バックル部材を緩めることにより、底面部材2をかかとよりも下方にずらせば、アタッチメント部材3の付け替えを行うことができ、状況に応じた機能部32を備えたアタッチメント部材3を装着することができる。
Further, the walking aid is attached to the boots, and the
Further, by loosening the buckle member, the
以上のように、本実施形態の歩行補助具によれば、簡単な構成でありながら、長靴等の柔軟性を有する靴を履いた使用者に対して、足首の動きを規制して安定して固定することができるので、山岳で足をひねったり、滑ったりすることを防止することができる。
また、底面部材が背面部材の左右両側の下方前方位置にて連結されているので、使用者の前傾姿勢が底面部材を地面に押し付けるように働くので、底面部材が滑ることを抑制して、楽に登坂することができる。
さらに、歩行補助具には、種々の機能部を備えるアタッチメントを着脱自在に取り付けることができるので、場所に応じて適したアタッチメントを装着することで、滑ることを抑制して、安全に登坂や作業を行うことができる。
As described above, according to the walking aid of the present embodiment, the movement of the ankle is stably controlled for a user wearing flexible shoes such as boots while having a simple configuration. Since it can be fixed, it is possible to prevent the foot from twisting or sliding in the mountains.
In addition, since the bottom member is connected at the lower front positions on the left and right sides of the back member, the user's forward tilting posture works to press the bottom member against the ground, so that the bottom member is prevented from slipping, You can climb up easily.
In addition, attachments with various functional parts can be detachably attached to the walking aids, so by attaching appropriate attachments according to the location, slipping can be suppressed, and climbing and work can be done safely It can be performed.
なお、本発明の歩行補助具が装着される靴は、何ら限定されるものではなく、様々な靴に装着することで、滑り止め等の効果を発揮することが明らかであり、また、バックル部材の数や構成等、本発明の趣旨を変更しない限り、各部材の構成は、何ら限定されるものではない。 The shoes to which the walking aid of the present invention is attached are not limited in any way, and it is clear that the effects of anti-slip and the like are exhibited by being attached to various shoes, and the buckle member As long as the gist of the present invention is not changed, such as the number and configuration, the configuration of each member is not limited at all.
1 :背面部材
11 :上方膨出部
11a :第1取付孔
12 :湾曲凹部
12a :第2取付孔
13 :下方延出部
13a :第1連結孔
2 :底面部材
21 :底壁部
22 :上方腕部
22a :摺動部分
22b :第2連結孔
22c :第2連結孔
3 :アタッチメント部材
31 :係合部
32 :機能部
32a :スパイク
41 :第1バックル部材
42 :第2バックル部材
43 :第3バックル部材
1: Back member 11:
Claims (3)
前記背面部材は、全体が靴の足首上方部分の外周に沿うように後面から左右両側に延びる湾曲状の板状部材からなり、
前記底面部材は、靴の底面のかかと位置より前方の下面に配置される底壁部と前記底壁部の左右両側から上方に向かって延びる上方腕部を備えており、
前記背面部材の左右両側の下方前方位置において、前記底面部材の左右の前記上方腕部が回動自在に連結され、
前記アタッチメント部材は、前記底面部材の前記底壁部に対して後方からスライド係合可能な係合部と、前記係合部の下面に形成された機能部とを備える
ことを特徴とする歩行補助具。 A back member disposed on the rear surface of the shoe, a bottom member disposed on the bottom surface portion of the shoe, an upper buckle member that attaches the back member to the boots, a lower buckle member that attaches the bottom member to the boots, and It has an attachment member attached to the bottom surface of the bottom member ,
The back member is composed of a curved plate-like member that extends from the rear surface to the left and right sides so that the whole is along the outer periphery of the upper part of the ankle of the shoe ,
The bottom surface member includes a bottom wall portion disposed on a lower surface in front of a heel position of a bottom surface of a shoe, and an upper arm portion extending upward from left and right sides of the bottom wall portion,
At the lower front positions on the left and right sides of the back member, the upper arm portions on the left and right of the bottom member are rotatably connected ,
The attachment member includes an engaging portion that can slide-engage from the rear with respect to the bottom wall portion of the bottom surface member, and a functional portion formed on a lower surface of the engaging portion. Ingredients.
ことを特徴とする請求項1に記載の歩行補助具。 2. The walking aid according to claim 1 , wherein the functional part is a spike part.
ことを特徴とする請求項1に記載の歩行補助具。
2. The walking aid according to claim 1 , wherein the functional part is a sponge part or a felt part.
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