JP6414150B2 - エンジンのオイル供給装置 - Google Patents
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Description
気筒に設けられた吸気口を開閉可能に構成された吸気バルブと、
上記気筒に設けられた排気口を開閉可能に構成された排気バルブと、
上記吸気バルブと上記排気バルブのうち少なくとも一方の開閉動作を操作可能に構成された油圧駆動式可変動弁機構とを備えたエンジンに係るオイル供給装置であって、
上記エンジンの第1オイル要求部にオイルを供給する第1オイルポンプと、
上記第1オイル要求部以外の上記油圧駆動式可変動弁機構を含む第2オイル要求部にオイルを供給する第2オイルポンプと、
上記第1オイルポンプ用のオイル供給源としての第1オイル貯留部と、
第1オイル貯留部とは別に設けられた、上記第2オイルポンプ用のオイル供給源としての第2オイル貯留部と、
上記第2オイル要求部に供給されたオイルを、上記第1オイル要求部から上記第1オイル貯留部に戻るオイルと混ざらないように、上記第2オイル貯留部に戻すリターン油路と、
上記第2オイルポンプの非作動時に上記第1オイルポンプが吐出するオイルの一部が上記第2オイル要求部に供給されるようにする油路とを備え、
上記第1オイル貯留部と上記第2オイル貯留部とは、共通のオイルパンの内部を区画することによって設けられており、
上記第2オイル貯留部には、該第2オイル貯留部から所定の貯留量を超えるオイルを上記第1オイル貯留部に流出させるオーバーフロー部が設けられており、
上記オイルパンは、底壁と、周壁と、該底壁から立ち上がり上記第1オイル貯留部と上記第2オイル貯留部を区画する隔壁とを備え、
上記オイルパンの周壁の下部には上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔が設けられ、
上記第1オイル貯留部は、上記隔壁の下部から上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔に向かって延びる延長部を有し、該延長部の先端に第2オイル貯留部用のオイルドレン孔と相対する第1オイル貯留部用のオイルドレン孔が設けられ、
上記第1オイル貯留部用のオイルドレン孔と上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔に対して、この両者に共通のドレンボルトが嵌められていることを特徴とする。
図2に示すように、油圧駆動式可変バルブ開閉機構40は、クランクシャフト7によって回転駆動されるカム44の動力を、ロッカーアーム49及びオイルを介して吸気バルブ13又は排気バルブ14(以下、「吸気バルブ13等」という。)に伝達して該吸気バルブ13等を開閉する。そのために、当該バルブ開閉機構40は、給油路41、オイル貯留室42、油圧制御弁43、第1伝達室45及び第2伝達室46を備えている。このバルブ開閉機構40によれば、油圧の調整により、吸気バルブ13等の開閉タイミング及びリフト量の、連続したきめ細やかな制御が可能である。
次に、上記油圧駆動式可変バルブ開閉機構40を備えたエンジン1にオイル供給装置について説明する。
図4及び図5に示すように、第1オイル貯留部23と第2オイル貯留部24は、オイルパン5内に区画して設けられている。第2オイルポンプ22はオイルパン5に取り付けられている。第1オイル貯留部23には、エンジン1の各部(第1オイル要求部20A)から図1に示すクランクケース60を通って落下するオイルが受けられる。なお、図5において、70はオイルレベルセンサである。
コントロールユニット100は、マイクロコンピュータをベースとする制御装置であって、エンジン1の運転状態、バッテリ残量、オイル貯留室42のオイル貯留量等を検出する各種センサ乃至検出手段からの信号を入力する信号入力部と、制御に係る演算処理を行う演算部と、制御対象となる装置(油圧制御弁43、オイルポンプ21,22等)に制御信号を出力する信号出力部と、制御に必要なプログラムやデータ(油圧制御マップ等)を記憶する記憶部とを備えている。
第1オイルポンプ21の吐出オイルは第1給油路26によって第1オイル要求部20Aに供給される。第2オイルポンプ22の吐出オイルは第2給油路33によって第2オイル要求部20B(バルブ開閉機構40)に供給される。第1オイル要求部20Aよりも第2オイル要求部20Bの方が要求油圧が高いから、両オイルポンプ21,22が作動しているとき、第1オイルポンプ21の吐出オイルが補助油路38を経由して第2オイル要求部20Bに送られることはない。また、第2オイルポンプ22の吐出オイルは、補助油路38のチェックバルブ39に遮られるため、第1オイル要求部20Aに送られることはない。
3 シリンダブロック
5 オイルパン
5a 底壁
5b 周壁
5c 隔壁
7 クランクシャフト
20A 第1オイル要求部
20B 第2オイル要求部
21 第1オイルポンプ
22 第2オイルポンプ
23 第1オイル貯留部
24 第2オイル貯留部
24a 上壁部
37 リターン油路
38 補助油路
40 油圧駆動式可変バルブ開閉機構(油圧駆動式可変動弁機構)
58 オーバーフロー部
58a オイル流出口
60 クランクケース
65 ジャーナル軸受
Claims (7)
- 気筒に設けられた吸気口を開閉可能に構成された吸気バルブと、
上記気筒に設けられた排気口を開閉可能に構成された排気バルブと、
上記吸気バルブと上記排気バルブのうち少なくとも一方の開閉動作を操作可能に構成された油圧駆動式可変動弁機構と、
を備えたエンジンのオイル供給装置であって、
上記エンジンの第1オイル要求部にオイルを供給する第1オイルポンプと、
上記第1オイル要求部以外の上記油圧駆動式可変動弁機構を含む第2オイル要求部にオイルを供給する第2オイルポンプと、
上記第1オイルポンプ用のオイル供給源としての第1オイル貯留部と、
第1オイル貯留部とは別に設けられた、上記第2オイルポンプ用のオイル供給源としての第2オイル貯留部と、
上記第2オイル要求部に供給されたオイルを、上記第1オイル要求部から上記第1オイル貯留部に戻るオイルと混ざらないように、上記第2オイル貯留部に戻すリターン油路と、
上記第2オイルポンプの非作動時に上記第1オイルポンプが吐出するオイルの一部が上記油圧駆動式可変動弁機構に供給されるようにする油路とを備え、
上記第1オイル貯留部と上記第2オイル貯留部とは、共通のオイルパンの内部を区画することによって設けられており、
上記第2オイル貯留部には、該第2オイル貯留部から所定の貯留量を超えるオイルを上記第1オイル貯留部に流出させるオーバーフロー部が設けられており、
上記オイルパンは、底壁と、周壁と、該底壁から立ち上がり上記第1オイル貯留部と上記第2オイル貯留部を区画する隔壁とを備え、
上記オイルパンの周壁の下部には上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔が設けられ、
上記第1オイル貯留部は、上記隔壁の下部から上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔に向かって延びる延長部を有し、該延長部の先端に第2オイル貯留部用のオイルドレン孔と相対する第1オイル貯留部用のオイルドレン孔が設けられ、
上記第1オイル貯留部用のオイルドレン孔と上記第2オイル貯留部用のオイルドレン孔に対して、この両者に共通のドレンボルトが嵌められていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項1において、
上記オーバーフロー部のオイル流出口は、上記オイルパンの中央部に開口していることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項1又は請求項2において、
上記オーバーフロー部のオイル流出口は、上記エンジンの停止時における上記第1オイル貯留部の油面高さよりも高い位置に開口していることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
上記オーバーフロー部は、上記第2オイル貯留部の上壁部に設けられていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項4において、
上記オイルパンは、上記底壁と、上記周壁と、上記隔壁とを備えてなる一体成形品のオイルパン本体部を備え、このオイルパン本体部に上記第2オイル貯留部の上記上壁部が固定されていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項4又は請求項5において、
上記オーバーフロー部は、上記上壁部より立ち上がり上端にオイル流出口が開口した直管によって構成されていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。 - 請求項6において、
上記オイルパンの上方に、上記エンジンのクランクシャフトのクランクジャーナルを受ける軸受が設けられていて、上記オーバーフロー部のオイル流出口は上記軸受の真下に開口していることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
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