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JP6407474B1 - 操作表示パネルおよび操作表示方法 - Google Patents

操作表示パネルおよび操作表示方法 Download PDF

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Abstract

操作表示パネル(1)において、設定項目の第1および第2の設定値を表示するとともに画面へのタッチ操作を受付けるパネル部(21)と、第1および第2の設定値の増減操作を受付ける数値増減操作部(25X)と、増減操作があると第1または第2の設定値を増加または減少させ、かつパネル部(21)が第1または第2の設定値を指定するタッチ操作を受付けると数値入力手段を表示させ、タッチ入力で指定された第1または第2の設定値を変更し、かつ第1の設定値への増減操作を受付ける場合には、第1の設定値への増減操作を受付ける状態であることと、第2の設定値への増減操作を受付けない状態であることをパネル部(21)に表示させ、かつ第1の設定値への増減操作を受付ける状態で数値増減操作部(25X)が増減操作を受付けると第1の設定値を増減操作に基づいた値に増加または減少させる表示制御部(11)と、を備える。

Description

本発明は、ユーザによる操作を受付けるとともに情報を表示する操作表示パネルおよび操作表示方法に関する。
操作表示パネルのユーザは、操作表示パネル上で設定値の数値変更を行なう際に、設定済みの数値を徐々に増減したい場合と、設定したい数値を直接入力することによって数値を変更したい場合とがある。
特許文献1の入力装置は、ユーザが複数の設定値窓のうちの1つにタッチしたときに表示画面に目盛を表示させ、この目盛がユーザにタッチされることによって、ユーザに選択された設定値窓の数値を変更している。この特許文献1の入力装置は、徐々に数値を変化させるキーとすばやく数値を変化させるキーを有しており、これにより変化の度合いを調整している。
特開2001−315179号公報
しかしながら、上記従来の技術である特許文献1では、変化の度合いを調整するためのキーを個別に配置しているので、広い表示画面が必要となる。また、上記従来の技術である特許文献1では、設定したい数値を直接入力することができないので、設定項目の数値を変更する際の操作性が損なわれるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示面積を抑制しつつ高い操作性を実現することができる操作表示パネルを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、操作表示パネルにおいて、設定項目の設定値である第1の設定値および第2の設定値と、設定項目と、を画面に表示するとともに、画面に表示されている第1の設定値および第2の設定値の何れかへのユーザによるタッチ操作を受付けるパネル部と、パネル部とは異なる位置に配置されて、ユーザによる第1の設定値および第2の設定値の増減操作を受付ける数値増減操作部と、を備える。また、操作表示パネルにおいて、画面に表示されている第1の設定値および第2の設定値の何れかへのタッチ操作に基づいてパネル部の表示状態を制御する表示制御部と、パネル部または数値増減操作部に設定された第1の設定値および第2の設定値を、外部装置である張力制御装置に出力する出力部と、を備え、表示状態には、第1の設定値および第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることを示す表示状態と、第1の設定値および第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることを示す表示状態とがある。表示制御部は、第1の設定値および第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることをパネル部に表示している際に、数値増減操作部が数値増減操作を受付けると、パネル部に表示している第1の設定値および第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を数値増減操作に基づいた値に増加または減少させ、かつ、パネル部が第1の設定値および第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を指定するタッチ操作を受付けると、数値をタッチ入力するための数値入力手段をパネル部に表示させて、パネル部に表示している第1の設定値および第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を数値入力手段でタッチ入力された数値に変更し、かつ、パネル部が第1の設定値および第2の設定値のうち数値増減操作を受付けない設定値を指定するタッチ操作を受付けると、第1の設定値および第2の設定値の数値増減操作の受付けの可否を入れ替える。表示制御部は、第1の設定値および第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることをパネル部に表示している際に、数値増減操作部が数値増減操作を受付けても、あるいは、数値入力手段へのタッチ入力を受付けても、第1の設定値および第2の設定値の数値変更を行わない。
本発明にかかる操作表示パネルは、表示面積を抑制しつつ高い操作性を実現することが可能になるという効果を奏する。
実施の形態にかかる操作表示パネルの操作盤の構成を示す図 実施の形態にかかる操作表示パネルの機能構成を示すブロック図 実施の形態にかかる表示パネルで表示される表示内容の一例を示す図 実施の形態にかかる数値変更操作の一例を説明するための図 実施の形態にかかる操作盤の状態遷移手順を説明するための図 実施の形態にかかる操作表示パネルの動作例を示す図 実施の形態にかかる表示パネルがダイヤルおよび増減キーを表示させた場合の画面例を示す図 実施の形態にかかる画面切替え処理例を説明するための図 実施の形態にかかる設定情報テーブルの構成例を示す図 実施の形態にかかる操作表示パネルの動作処理手順を示すフローチャート 実施の形態にかかる表示パネルに表示される画面例およびユーザによる操作例を説明するための図 実施の形態にかかる数値入力設定装置のハードウェア構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる操作表示パネルおよび操作表示方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
図1は、実施の形態にかかる操作表示パネルの操作盤の構成を示す図である。操作盤20を備えた操作表示パネルは、外部装置への操作を受け付けて外部装置に送るための装置である。実施の形態にかかる操作表示パネル1は、前面側にフロントパネルである操作盤20を有している。この操作盤20は、タッチパネル付き表示パネルであるパネル部21を有している。
パネル部21は、液晶パネルまたは有機エレクトロルミネッセンス(EL:ElectroLuminescence)パネルを用いて構成された表示パネルと、表示パネル上に配置されたタッチパネルとを有している。表示パネルは、文字、シンボルまたは絵を画面に表示するパネルである。また、タッチパネルは、透明部材を用いて形成されており、タッチ面上で指またはペンが触れた接触位置を検出するパネルである。
パネル部21は、設定項目と、設定項目に設定された数値である設定値とを表示するとともに、ユーザによる画面へのタッチ操作を受付ける。設定項目は、操作表示パネル1がユーザからの指示に従って設定する項目である。設定項目は、後述する張力制御装置2が制御する機械に設定するものである。設定項目の例は、張力制御の目標値、応答性、材料の最大径または材料の最小径である。パネル部21は、表示パネルとタッチパネルとが重ね合わされており、表示パネル上に透明なタッチパネルが配置されている。そして、パネル部21は、表示パネル上の位置と、タッチパネル上の位置とが対応付けされている。具体的には、パネル部21の上面をXY平面とすると、パネル部21は、表示パネル上のXY座標と、タッチパネル上のXY座標とが同じになるよう、表示パネルとタッチパネルとが貼り合わされている。このような構成により、ユーザは、表示パネルに表示されている情報を選択する際には、選択する情報が表示されている位置をタッチパネル上でタッチすればよい。
また、操作盤20は、設定値である数値の増減を行うためのダイヤル26を有している。このダイヤル26は、時計回りまたは反時計回りに回転可能なよう形成されている。パネル部21の表示パネルは、ユーザによってダイヤル26が時計回りに回転させられると、表示中の数値を増加させ、ユーザによってダイヤル26が反時計回りに回転させられると、表示中の数値を減少させる。
ダイヤル26は、接点式または光学式のエンコーダに接続されており、エンコーダは、ダイヤル26の回転によって位相が90度ずれた2つのパルス信号を発信する。操作表示パネル1は、この2つのパルス信号の位相のずれ方向から正転である時計回りと、逆転である反時計回りとを弁別することによってダイヤル26の回転方向を検出する。また、操作表示パネル1は、パルスの数に基づいてダイヤル26の回転角度を求める。
このようなダイヤル26は、ダイヤル26が回転させられる速さによって数値の増減を変化させることができる。なお、ダイヤル26は、元々設定された数値から値を大きく変更する場合には多く回される必要があるので、指先を引っ掛けるための窪み部分を有していてもよい。ダイヤル26に窪み部分が設けられることによって指先が窪み部分に引っ掛かりやすくなるので、ユーザは、ダイヤル26の回転を容易に行うことが可能となる。この結果、ユーザは、大幅な数値変更を容易に行うことが可能となる。また、ダイヤル26は、指先を引っ掛ける凸形状部分を有していてもよい。指先を引っ掛ける凸形状部分は、ダイヤル26の中心部から放射線状に設けられている。ダイヤル26に凸形状部分が設けられることによって指先が凸形状部分に引っ掛かりやすくなるので、指先がダイヤル26から滑りにくくなる。この結果、ユーザは、ダイヤル26の回転を容易に行うことが可能となり、大幅な数値変更を容易に行うことが可能となる。また、ダイヤル26は、ダイヤル26の回転速度が閾値を超えた場合に数値の変化速度を増加させてもよい。
また、操作盤20は、現在設定されている数値である設定値の変更を禁止または解除させるためのキーロックキー31と、現在設定されている設定値の変更が禁止されているか許可されているかの状態を表示するキーロック表示32とを有している。
キーロックキー31は、設定項目への数値入力を有効とするか無効とするかを切替えるためのキーである。換言すると、キーロックキー31は、パネル部21に表示されている数値に対して、設定変更の許可と禁止との切替えを行なうためのキーである。操作表示パネル1は、ユーザによってキーロックキー31が1度押されるごとに数値変更の許可と禁止とを交互に切替える。なお、操作盤20は、キーロックキー31の1度押しに限らず、長押しまたは2度押しされる度に、数値変更の許可と禁止とを交互に切替えてもよい。キーロック表示32は、点灯することによって、現在設定されている設定値の変更が禁止されていることを示し、消灯することによって現在設定されている設定値の変更が許可されていることを示す。
操作盤20は、数値入力が有効な状態では、設定項目のパラメータに設定する数値をユーザから受け付ける。一方、操作盤20は、数値入力が無効な状態では、設定項目のパラメータに設定する数値をユーザから受け付けない。
操作盤20は、パネル部21に表示させるメニューを変更させるためのボタンまたは電源のオンとオフとを切替えるためのボタンを備えていてもよい。また、操作盤20は、現在設定されている設定値の数値をマニュアル変更するためのボタン、または現在設定されている設定値をオート変更するためのボタンを備えていてもよい。また、操作盤20は、ユーザに指定された項目の測定値を表示する画面を備えていてもよいし、操作盤20を用いて設定された情報を外部装置に出力するためのボタンを備えていてもよい。
図2は、実施の形態にかかる操作表示パネルの機能構成を示すブロック図である。操作表示パネル1は、数値を表示するとともにユーザ操作を受付ける操作盤20と、ユーザ操作に基づいて操作盤20での数値入力方法を設定する数値入力設定装置10とを備えている。
操作盤20は、数値の表示を行うとともにユーザによるタッチ面へのタッチ操作を受付けるパネル部21と、パネル部21へのユーザ操作に基づいてユーザがタッチした座標を検出するタッチ座標検出部24とを備えている。
パネル部21は、数値を表示する表示部である表示パネル22と、ユーザによるタッチ操作を受付けるタッチ受付部であるタッチパネル23とを有している。表示パネル22は、数値入力設定装置10からの指示に従って、画面名、設定項目名、数値およびアンダーラインカーソルを表示する。アンダーラインカーソルは、表示パネル22の表示画面上で数値を入力または表示する位置を指し示すアンダーラインである。タッチパネル23は、ユーザによるタッチ面上へのタッチを検出するタッチ位置検出センサを有している。このタッチ位置検出センサは、ユーザによってタッチ面がタッチされると、タッチ位置に対応する信号を発生させ、発生させた信号をタッチ座標検出部24に送る。
タッチ座標検出部24は、タッチパネル23から送られてくる信号に基づいて、ユーザがタッチした座標を検出する。タッチ座標検出部24は、検出した座標を示す座標情報を数値入力設定装置10に送る。
なお、表示パネル22とタッチパネル23とタッチ座標検出部24とは、一体形成されていてもよい。この場合、パネル部21は、表示パネル22の機能と、タッチパネル23の機能と、タッチ座標検出部24の機能とを有していればよい。
また、操作盤20は、ユーザからの数値の増減操作を受付ける数値増減操作部25Xを備えている。数値増減操作部25Xの一例が、ダイヤル26である。なお、数値増減操作部25Xは、数値の増減を行うための後述する増減キー27であってもよい。また、数値増減操作部25Xは、ダイヤル26および増減キー27の両方であってもよい。数値増減操作部25Xは、ダイヤル26または増減キー27への操作に対応する操作情報を数値入力設定装置10に送る。
また、操作盤20は、現在設定されている設定値の変更を禁止または解除に設定するためのユーザからの指示を受付ける変更禁止設定部28Xを備えている。変更禁止設定部28Xの一例が、キーロックキー31である。変更禁止設定部28Xは、数値変更を許可するための操作をユーザから受付けると、数値変更を許可する指示があったことを数値入力設定装置10に通知する。また、変更禁止設定部28Xは、数値変更を禁止にするための操作をユーザから受付けると、数値変更を禁止する指示があったことを数値入力設定装置10に通知する。
数値入力設定装置10は、表示パネル22が表示する画面の表示状態を制御する表示制御部11と、表示状態の制御に用いられる情報を記憶する記憶部12と、操作表示パネル1に設定された情報を出力する出力部13とを有している。
表示制御部11は、数値増減操作部25Xから送られてくる操作情報およびタッチ座標検出部24から送られてくる座標情報を受付ける。表示制御部11は、操作情報および座標情報を表示パネル22への操作であると判断し、操作情報および座標情報に対応する制御を表示パネル22に実行する。
表示制御部11は、画面への情報の表示指示および画面に表示されている情報の変更指示を表示パネル22に送る。画面への情報の表示指示は、画面名、設定項目名、数値およびアンダーラインカーソルを表示させる指示である。また、画面に表示されている情報の変更指示は、表示状態を変更させる指示、画面を移行させる指示、または表示中の数値を変更させる指示である。
表示制御部11が、表示状態を変更させる指示を表示パネル22に送ると、表示パネル22は、アンダーラインカーソルの表示状態を変更する。具体的には、表示パネル22は、アンダーラインカーソルをフリッカ状態で表示させるかフリッカ状態を停止させて表示させるかの切替えを行う。
また、表示制御部11が、画面を移行させる指示を表示パネル22に送ると、表示パネル22は、数値の表示状態、数値の入力状態、またはその他の状態の何れかに画面を切替える。
また、表示制御部11が、表示中の数値を変更させる指示を表示パネル22に送ると、表示パネル22は、表示中の数値を変更する。表示制御部11は、ユーザによる操作、画面に表示中の情報および記憶部12内の情報の何れかに基づいて、表示パネル22に表示させる情報および表示パネル22への指示を生成して表示パネル22に送る。
また、表示制御部11は、記憶部12内のパスワードと、ユーザによってタッチパネル23に入力されるパスワードとに基づいて、ユーザによる設定項目の変更を許可するか否かを判定する。表示制御部11は、判定結果に基づいて、数値を変更させるための画面または数値の変更が禁止されていることを示す画面を表示パネル22に表示させる。
また、表示制御部11は、変更禁止設定部28Xからの通知を受付ける。表示制御部11は、数値変更を許可する通知を変更禁止設定部28Xから受け付けると、数値増減操作部25Xから送られてくる操作情報およびタッチ座標検出部24から送られてくる座標情報を受付ける。一方、表示制御部11は、数値変更を禁止にする通知を変更禁止設定部28Xから受け付けると、数値増減操作部25Xから送られてくる操作情報およびタッチ座標検出部24から送られてくる座標情報を受付けない。
記憶部12は、後述する設定情報テーブル101を記憶する。設定情報テーブル101は、ユーザによって設定された数値である設定値を格納している。また、設定情報テーブル101は、設定項目を変更するためのパスワードが有効であるか無効であるかを示す情報を含んでいる。
出力部13は、数値入力設定装置10に設定されている情報を外部装置である張力制御装置2に出力する。換言すると、出力部13は、操作盤20を用いてユーザによって設定された情報を張力制御装置2に出力する。なお、出力部13は、数値入力設定装置10に設定されている情報を、張力制御装置2以外の外部装置に出力してもよい。
タッチ座標検出部24および表示制御部11は、集積回路(IC:Integrated Circuit)であってもよいし、マイクロコンピュータで処理される回路であってもよい。また、記憶部12は、集積回路を用いて構成されている。
図3は、実施の形態にかかる表示パネルで表示される表示内容の一例を示す図である。ここでは、パネル部21が表示する設定項目が最大径および最小径の2つであり、設定値が最大径の値および最小径の値である場合について説明する。最大径は、機械の巻取軸または巻取軸に巻かれている材料の直径の最大値であり、最小径は、機械の巻取軸または巻取軸に巻かれている材料の直径の最小値である。
ユーザによってタッチパネル23が操作され、この操作によって設定項目が指定されると、表示パネル22は、指定された設定項目の名称である設定項目名42と、この設定項目名42の設定値を示す数値欄43とを表示する。また、表示パネル22は、現在表示されている設定項目名42に対応する項目名称を冠した画面名称41を表示する。図3では、表示パネル22が、設定項目名42である「最大径」および「最小径」と、「最大径」の数値である「2000」と、「最小径」の数値である「1000」とを同時に表示している場合を示している。
また、表示パネル22は、数値欄43の下にフリッカ状態のアンダーラインカーソルである点滅カーソル44と、フリッカ状態ではない通常のアンダーラインカーソルである点灯カーソル45とを同時に表示する。図3では、表示パネル22が、「最大径」の数値である「2000」の下に点滅カーソル44を表示し、「最小径」の数値である「1000」の下に点灯カーソル45を表示している場合を示している。点滅カーソル44は、現在変更待ちの数値であることを示し、点灯カーソル45は、ユーザによって選択操作されると変更待ちになることが可能な数値を示している。換言すると、点滅カーソル44は、設定値への増減操作を受付けることを示し、点灯カーソル45は、設定値への増減操作を現在受付けないことを示す。
なお、変更待ちの数値であるか否かを表示する方法は、点滅カーソル44および点灯カーソル45を用いた方法に限らない。表示パネル22は、変更待ちの数値の最小桁のみにカーソルを表示させてもよい。また、表示パネル22は、変更待ちの数値を白黒反転させて表示させてもよいし、変更待ちの数値をフリッカ表示してもよい。このように、表示パネル22は、変更待ちの数値を判別できる表示方法であれば何れの表示方法を用いてもよい。
また、表示パネル22は、表示画面の右上に、ユーザによって入力されたパスワードが、設定済みのパスワードに一致したか否かを示すパスワード一致表示欄46を表示する。表示パネル22は、パスワードが一致した場合には、数値の設定変更のプロテクトがオフにされたことを示す「Pr:OFF」をパスワード一致表示欄46に表示し、パスワードが不一致の場合には、数値の設定変更のプロテクトがオンにされたことを示す「Pr:ON」をパスワード一致表示欄46に表示する。また、表示パネル22は、正しいパスワードが入力されたか否かに関わらず、数値の変更が許可されている場合には、数値の設定変更のプロテクトがオフにされたことを示す「Pr:OFF」をパスワード一致表示欄46に表示する。
つぎに、パネル部21に表示されている数値の変更操作例について説明する。図4は、実施の形態にかかる数値変更操作の一例を説明するための図である。なお、ここでは、キーロックキー31によって設定項目への数値入力が無効に設定されておらず、かつパスワードによる数値設定または数値表示のプロテクトがオンにされていない状態での、数値の変更操作について説明する。
操作盤20は、ユーザからの指示に対応する設定項目の画面を表示した後、変更待ち状態A1となる。変更待ち状態A1は、数値がユーザによって変更される処理を待つ状態である。設定項目が「最大径」および「最小径」である場合、表示パネル22は、「最大径」および「最小径」の数値の下に、点滅カーソル44または点灯カーソル45を表示する。表示パネル22は、表示中の数値のうち、何れか一方の数値に点滅カーソル44を表示し、他方の数値に点灯カーソル45を表示する。図4に示した変更待ち状態A1の画面では、表示パネル22が、「最大径」の数値の下に点滅カーソル44を表示し、「最小径」の数値の下に点灯カーソル45を表示している場合を示している。したがって、図4に示した変更待ち状態A1は、「最大径」の変更待ち状態A1である。
このように、変更待ち状態A1では、表示パネル22が表示する設定値は、第1の設定値である「最大径」の数値と、第2の設定値である「最小径」の数値と、を含んでいる。そして、表示制御部11は、「最大径」の数値への増減操作を受付ける第1の受付状態である場合には、「最大径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示させ、「最小径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示する。
なお、表示画面に表示する設定項目が3つ以上である場合、表示パネル22は、何れか1つの設定項目の数値に点滅カーソル44を表示し、残りの数値に点灯カーソル45を表示する。
変更待ち状態A1で、ユーザによってダイヤル26が回転させられる処理B1が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1から「最大径」の増減中状態A2に遷移する。増減中状態A2は、点滅カーソル44の表示されている数値がユーザによって増減操作されている最中の状態である。換言すると、増減中状態A2は、数値を変更するための入力を受け付けている状態である。
そして、設定項目の数値に点滅カーソル44が表示されている場合には、ダイヤル26がユーザからの増減操作を受付ける。これにより、表示制御部11は、点滅カーソル44の表示されている「最大径」の数値を、増減操作に基づいた値に増加または減少させる。具体的には、表示パネル22は、ダイヤル26への回転操作に対応する分だけ数値を増減させる。ここでは、点滅カーソル44の表示されている数値が「最大径」の数値であるので、表示パネル22は、「最大径」の数値を、ダイヤル26への回転操作に対応する分だけ増減させる。このとき、表示パネル22は、ダイヤル26への回転方向と回転角度に基づいて「最大径」の数値を増減させる。そして、ダイヤル26への回転操作が完了すると、操作盤20は、増減中状態A2から変更待ち状態A1に戻る。なお、操作盤20は、回転操作が一定時間操作されない状況が続くと、ダイヤル26への回転操作が完了したと判断する。
また、変更待ち状態A1で、点灯カーソル45の表示されている「最小径」の数値表示領域である数値欄43がユーザによってタッチされる処理B2が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1から「最小径」の変更待ち状態A3に遷移する。「最小径」の変更待ち状態A3は、「最小径」の数値がユーザによって変更される処理を待つ状態である。
このように、表示制御部11は、「最小径」の数値への増減操作を受付ける第2の受付状態である場合には、「最小径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示させ、「最大径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示する。
変更待ち状態A3で、ユーザによってダイヤル26が回転させられる処理B3が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3から「最小径」の増減中状態A4に遷移する。増減中状態A4は、点滅カーソル44の表示されている数値が増減操作されている状態である。
そして、設定項目の数値に点滅カーソル44が表示されている場合には、ダイヤル26がユーザからの増減操作を受付ける。これにより、表示制御部11は、点滅カーソル44の表示されている設定項目の数値を、増減操作に基づいた値に増加または減少させる。具体的には、表示パネル22は、ダイヤル26への回転操作に対応する分だけ数値を増減させる。ここでは、点滅カーソル44の表示されている数値が「最小径」の数値であるので、表示パネル22は、「最小径」の数値を、ダイヤル26への回転操作に対応する分だけ増減させる。このとき、表示パネル22は、ダイヤル26への回転方向と回転角度に基づいて「最小径」の数値を増減させる。そして、ダイヤル26への回転操作が完了すると、操作盤20は、増減中状態A4から変更待ち状態A3に戻る。
変更待ち状態A3で、点滅カーソル44の表示されている「最小径」の数値欄43がユーザによって再度タッチされる処理B4が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3から「最小径」の直接入力中状態A5に遷移する。「最小径」の直接入力中状態A5は、「最小径」の数値が、ユーザによってテンキー入力される状態であり、表示パネル22は、「最小径」の数値を、ユーザによってテンキー入力された数値に変更する。「最小径」の直接入力中状態A5では、表示パネル22が、テンキー入力を行うためのテンキー入力画面をポップアップ表示する。この場合において、表示制御部11は、数値入力手段であるテンキーが設定項目名42および画面名称41に重ならないようにテンキーを表示してもよい。そして、表示パネル22は、表示している「最小径」の数値を、ユーザによってテンキー入力された数値に変更する。
このように、操作盤20は、テンキー入力されることによって、「最小径」の数値を直接変更することが可能である。なお、表示制御部11は、テンキーを表示パネル22に表示させる際に、変更前の設定値および変更後の設定値を同時に表示してもよい。
操作盤20は、テンキー入力された数値を、タッチ座標検出部24を介して数値入力設定装置10の表示制御部11に送る。このとき、タッチパネル23は、ユーザによってタッチ面がタッチされると、タッチ位置に対応する信号を発生させ、発生させた信号をタッチ座標検出部24に送る。これにより、タッチ座標検出部24は、タッチパネル23から送られてくる信号に基づいて、ユーザがタッチした座標を検出し、表示制御部11に送る。表示制御部11は、送られてきた座標と、表示中のテンキーの位置とに基づいて、何れの数値がタッチされたかを検出する。
タッチパネル23上の「ENT」で示されるエンターキーがユーザによって押下されると、操作盤20は、入力された表示中の「最小径」の数値を確定させ、表示パネル22は、テンキー入力画面のポップアップ表示において表示された画面を消去する。また、タッチパネル23上の「ESC」で示されるエスケープキーがユーザによって押下されると、操作盤20は、入力された表示中の「最小径」の数値を取消し、表示パネル22は、テンキー入力画面のポップアップ表示を消去する。ユーザによるエンターキーまたはエスケープキーの押下である処理B5が実行されると、操作盤20は「最小径」の数値を確定または取消して再び変更待ち状態A3となる。なお、表示制御部11は、テンキー以外の数値入力手段を表示パネル22に表示させてもよい。表示制御部11は、数値の桁ごとに0から9をスクロール表示させ、各桁の数値をユーザが指定可能な数値入力手段を表示パネル22に表示させてもよい。
ここで、操作盤20の遷移手順について説明する。図5は、実施の形態にかかる操作盤の状態遷移手順を説明するための図である。操作盤20は、ユーザからの指示に対応する設定項目を画面に表示した後、「最大径」の変更待ち状態A1または「最小径」の変更待ち状態A3となる。操作盤20は、前回画面表示を終了した際の遷移状態またはデフォルトで設定されている遷移状態に基づいて、「最大径」の変更待ち状態A1または「最小径」の変更待ち状態A3の何れかになる。以下、各状態間の遷移の様子を説明する。
(1)操作盤20が「最大径」の変更待ち状態A1である場合に、点灯カーソル45の表示されている「最小径」の数値欄43がユーザによってタッチされる処理B2が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1から「最小径」の変更待ち状態A3に遷移する。
(2)操作盤20が「最小径」の変更待ち状態A3である場合に、点灯カーソル45の表示されている「最大径」の数値欄43がユーザによってタッチされる処理B0が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3から「最大径」の変更待ち状態A1に遷移する。
(3)操作盤20が「最小径」の変更待ち状態A3である場合に、ユーザによってダイヤル26が回転させられる処理B3が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3から「最小径」の増減中状態A4に遷移する。また、ユーザによる処理B3が完了すると、操作盤20は、「最小径」の増減中状態A4から「最小径」の変更待ち状態A3に戻る。
(4)操作盤20が「最小径」の変更待ち状態A3である場合に、点滅カーソル44の表示されている「最小径」の数値欄43がユーザによって再度タッチされる処理B4が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3から「最小径」の直接入力中状態A5に遷移する。
(5)操作盤20が「最小径」の直接入力中状態A5である場合に、ユーザによるエンターキーまたはエスケープキーの押下である処理B5が実行されると、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3に戻る。
(6)操作盤20が「最大径」の変更待ち状態A1である場合に、ユーザによってダイヤル26が回転させられる処理B1が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1から「最大径」の増減中状態A2に遷移する。また、ユーザによる処理B1が完了すると、操作盤20は、「最大径」の増減中状態A2から「最大径」の変更待ち状態A1に戻る。
(7)操作盤20が「最大径」の変更待ち状態A1である場合に、点滅カーソル44の表示されている「最大径」の数値欄43がユーザによって再度タッチされる処理B6が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1から「最大径」の直接入力中状態A6に遷移する。ここでの処理B6は、処理B4と同様の処理である。
(8)操作盤20が「最大径」の直接入力中状態A6である場合に、ユーザによるエンターキーまたはエスケープキーの押下である処理B7が実行されると、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1に戻る。ここでの処理B7は、処理B5と同様の処理である。
ここで、操作表示パネル1の動作について説明する。図6は、実施の形態にかかる操作表示パネルの動作例を示す図である。図6では、操作表示パネル1の一部の構成要素と、構成要素間の信号の流れを示している。なお、図6では、数値増減操作部25Xの例であるダイヤル26および増減キー27の両方を図示している。増減キー27は、数値を増減させるための数値増減キーであり、数値を増加させるための増加キーと、数値を減少させるための減少キーとを有している。増減キー27は、増加キーがユーザによってタッチされた場合には、増加キーがタッチされたことを示す信号を、タッチ座標検出部24に送る。また、増減キー27は、減少キーがユーザによってタッチされた場合には、減少キーがタッチされたことを示す信号を、タッチ座標検出部24に送る。なお、図6では、キーロックキー31およびキーロック表示32が、数値増減操作部25X内に配置されている場合を図示しているが、キーロックキー31およびキーロック表示32は、数値増減操作部25Xの外部に配置されてもよい。
また、表示パネル22が、ダイヤル26または増減キー27を表示してもよい。なお、表示パネル22が、ダイヤル26および増減キー27の両方を表示してもよい。図7は、実施の形態にかかる表示パネルがダイヤルおよび増減キーを表示させた場合の画面例を示す図である。図7では、表示パネル22が、表示する画面80Aを示している。画面80Aは、数値欄43の横側に、増減キー27と同様の機能を有した増減キー27Xと、ダイヤル26と同様の機能を有したダイヤル26Xとを表示している。以下の説明では、表示パネル22に表示されるダイヤル26Xまたは増減キー27Xを、数値増減操作部25Aという。数値増減操作部25Aは、数値増減操作部25Xの一例である。表示パネル22は、画面内で数値増減操作部25Aとテンキーとを切替えて表示させる。図8は、実施の形態にかかる画面切替え処理例を説明するための図である。図8に示すように、表示パネル22は、ダイヤル26Xおよび増減キー27Xを表示する画面80Aと、テンキーを表示する画面80Bとを切替える。この場合のユーザによる表示パネル22への操作方法は、図4で説明した方法と同様である。表示パネル22は、画面80A上でダイヤル26Xまたは増減キー27Xがユーザによって操作された場合には、操作された位置に対応する信号を、タッチ座標検出部24に送る。これにより、タッチ座標検出部24は、タッチパネル23から送られてくる信号に基づいて、ユーザがタッチした座標を検出し、表示制御部11に送る。表示制御部11は、送られてきた座標と、表示中のダイヤル26Xおよび増減キー27Xの位置とに基づいて、ダイヤル26Xおよび増減キー27Xの何れがタッチされたかを検出する。
このような操作表示パネル1において、ユーザによる操作が開始されると、表示パネル22は、ユーザから指定された設定項目を表示する。具体的には、表示パネル22は、設定項目名42と、数値欄43と、点滅カーソル44と、点灯カーソル45とを同時に表示する。この場合において、ユーザによってタッチパネル23がタッチされると、タッチパネル23は、タッチ位置に対応する信号C1をタッチ座標検出部24に送る。
タッチ座標検出部24は、タッチパネル23から送られてくる信号C1に基づいて、ユーザがタッチした座標を検出する。タッチ座標検出部24は、検出した座標を示す信号C2を表示制御部11に送る。この信号C2が、前述の座標情報に対応している。
また、ユーザによってダイヤル26が操作された場合には、ダイヤル26が、ダイヤル操作に対応する信号C3を表示制御部11に送る。また、ユーザによって増減キー27が操作された場合には、増減キー27が、キー操作に対応する信号C4を表示制御部11に送る。信号C3,C4は、数値を増加または減少させるための信号である。
表示制御部11は、記憶部12から設定情報テーブル101の内容を示す信号C5を受信し、設定情報テーブル101に基づいて、信号C2〜C4に対して数値の変更を許可するか否かを判定する。また、表示制御部11は、判定結果に対応する表示指示を生成し、生成した表示指示を示す信号C6を表示パネル22に送る。ここで、設定情報テーブル101の構成について説明する。
図9は、実施の形態にかかる設定情報テーブルの構成例を示す図である。設定情報テーブル101は、設定項目と、設定値と、設定パスワードが有効であるか無効であるかを示す設定情報と、モニタパスワードが有効であるか無効であるかを示すモニタ情報とが対応付けされている。設定情報テーブル101では、設定値、設定情報およびモニタ情報が、設定項目の属性である。また、設定情報テーブル101は、設定パスワードおよびモニタパスワードを含んでいる。この場合、設定パスワードおよびモニタパスワードの属性は、ともに設定値である。
設定値は、ユーザによって設定された数値またはデフォルトの数値である。操作盤20へのユーザによる操作によって設定値が変更されると、表示制御部11は、設定情報テーブル101の設定値を変更する。
設定パスワードは、設定値がユーザによって変更される際に、設定情報テーブル101内の設定情報を参照するか否かを判断するためのパスワードである。表示制御部11は、設定情報テーブル101内の設定パスワードと、ユーザによって入力された設定パスワードとを比較し、一致した場合には、設定情報テーブル101内の設定情報を参照しない。この場合、表示制御部11は、ユーザによって入力された数値を新たな数値に設定する。
一方、表示制御部11は、設定情報テーブル101内の設定パスワードと、ユーザによって入力された設定パスワードとを比較し、一致しなかった場合には、設定情報テーブル101内の設定情報を参照する。この場合、表示制御部11は、設定情報が有効であれば、ユーザによる数値の入力を禁止し、設定情報が無効であれば、ユーザによる数値の入力を許可する。
このように、設定パスワードが有効である場合、表示制御部11は、ユーザによる設定項目の数値変更を禁止する。一方、設定パスワードが無効である場合、表示制御部11は、ユーザによる設定項目の数値変更を許可する。
モニタパスワードは、設定値がユーザによって確認される際に、設定情報テーブル101内のモニタ情報を参照するか否かを判断するためのパスワードである。表示制御部11は、設定情報テーブル101内のモニタパスワードと、ユーザによって入力されたモニタパスワードとを比較し、一致した場合には、設定情報テーブル101内のモニタ情報を参照しない。この場合、表示制御部11は、ユーザによって指定された設定項目の数値を表示パネル22に表示させる。
一方、表示制御部11は、設定情報テーブル101内のモニタパスワードと、ユーザによって入力されたモニタパスワードとを比較し、一致しなかった場合には、設定情報テーブル101内のモニタ情報を参照する。この場合、表示制御部11は、モニタ情報が有効であれば、ユーザによって指定された設定項目の数値を表示パネル22に表示させず、モニタ情報が無効であれば、ユーザによって指定された設定項目の数値を表示パネル22に表示させる。
このように、モニタパスワードが有効である場合、表示制御部11は、ユーザにより指定された設定項目の数値表示を禁止する。一方、モニタパスワードが無効である場合、表示制御部11は、ユーザによる設定項目の数値表示を許可する。
なお、モニタパスワードは、複数個が設定されてもよい。この場合、モニタパスワードは、設定項目ごとに設定される。また、設定パスワードは、複数個が設定されてもよい。この場合、設定パスワードは、設定項目ごとに設定される。
また、表示制御部11は、設定値の変更を許可するか否かを示す設定情報を一括して変更してもよい。換言すると、表示制御部11は、設定情報を一括で有効または無効に設定してもよい。
また、表示制御部11は、設定値の表示を許可するか否かを示すモニタ情報を一括して変更してもよい。換言すると、表示制御部11は、モニタ情報を一括で有効または無効に設定してもよい。
つぎに、操作表示パネル1の動作処理手順について説明する。図10は、実施の形態にかかる操作表示パネルの動作処理手順を示すフローチャートである。ここでは、数値入力を何れの方法で行うかの切替え処理について説明する。表示制御部11は、ユーザによって指定された設定画面を表示パネル22に表示させた後、ユーザからの操作待ちとなる。表示制御部11は、ステップS10において、ダイヤル26または増減キー27がユーザによって操作されたか否かを判定する。ダイヤル26または増減キー27のユーザによる操作は、表示パネル22に表示されている数値を増減させるための操作である。
ダイヤル26または増減キー27が操作された場合、すなわちステップS10においてYesの場合、表示制御部11は、ステップS20において、表示パネル22に点滅カーソル44とともに表示させている数値をユーザの操作に対応する値に増減させる。そして、操作盤20は、変更待ち状態A1または変更待ち状態A3となる。ダイヤル26または増減キー27が操作される前が、「最大径」の変更待ち状態A1であれば、操作盤20は、「最大径」の変更待ち状態A1に戻る。また、ダイヤル26または増減キー27が操作される前が、「最小径」の変更待ち状態A3であれば、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3に戻る。以下では、ダイヤル26または増減キー27が操作される前が、「最大径」の変更待ち状態A1である場合について説明する。
ステップS10において、ダイヤル26または増減キー27が操作されていない場合、すなわちステップS10においてNoの場合、表示制御部11は、ステップS30において、点灯カーソル45が表示されている数値がユーザによってタッチされたか否かを判定する。
点灯カーソル45が表示されている数値がユーザによってタッチされた場合、すなわちステップS30においてYesの場合、表示制御部11は、ステップS40において、タッチされた数値を変更可能項目に設定する。このとき、表示制御部11は、タッチされた数値の下側に表示されている点灯カーソル45を点滅カーソル44に変更する。また、表示制御部11は、タッチされた数値以外の数値の下側に点灯カーソル45を表示させる。具体的には、表示制御部11は、「最小径」を変更可能項目に設定し、「最小径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示させ、「最大径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示させる。そして、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3となる。
ステップS30において、点灯カーソル45が表示されている数値がユーザによってタッチされなかった場合、すなわちステップS30においてNoの場合、表示制御部11は、ステップS50において、変更可能項目の数値がタッチされたか否かを判定する。変更可能項目の数値は、点滅カーソル44が表示されている数値である。したがって、表示制御部11は、点滅カーソル44が表示されている数値が、ユーザによってタッチされたか否かを判定する。
変更可能項目の数値がタッチされた場合、すなわちステップS50においてYesの場合、表示制御部11は、ステップS60において、表示パネル22にテンキーを表示させて、ユーザからのテンキー入力を受付ける。そして、表示パネル22は、「最小径」の数値欄43に、テンキー入力された数値を表示する。この後、エンターキーがユーザによって押下されると、テンキー入力された数値が確定する。そして、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3となる。変更可能項目の数値がタッチされていない場合、すなわちステップS50においてNoの場合、操作盤20は、「最小径」の変更待ち状態A3のままである。
図10で説明したステップS20は、図4で説明した増減中状態A2での処理に対応し、図10で説明したステップS40は、図4で説明した「最大径」の変更待ち状態A1から「最小径」の変更待ち状態A3への遷移に対応している。また、図10で説明したステップS60は、図4で説明した直接入力中状態A5での処理に対応している。
つぎに、表示パネル22に表示される画面例について説明する。図11は、実施の形態にかかる表示パネルに表示される画面例およびユーザによる操作例を説明するための図である。画面81は、設定値の変更が可能な場合の画面である。ここでの画面81は、「最大径」の変更待ち状態A1であることを示している。ここでの表示パネル22は、「最大径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示し、「最小径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示する。
この状態で、ユーザによってキーロックキー31が押されると、表示制御部11は、現在設定されている設定値の変更を禁止する。そして、表示制御部11は、現在設定されている設定値を変更することが禁止された状態であることを示す画面82を表示パネル22に表示させる。具体的には、表示制御部11は、表示パネル22に、点灯カーソル45と点滅カーソル44とを両方とも消灯させる。さらに、表示制御部11は、現在設定されている設定値を変更することが禁止された状態であることを示すために、キーロック表示32を点灯させる。なお、操作盤20は、キーロック表示32を備えていなくてもよいが、操作盤20が、キーロック表示32を用いることによって、ユーザは現在設定されている設定値を変更することが禁止された状態であるか否かを容易に把握できる。
また、パスワードの入力画面を表示させる指示が、ユーザによってタッチパネル23から入力されると、表示制御部11は、パスワードの入力画面である画面83を表示パネル22に表示させる。画面83は、ユーザによって入力された設定パスワードを表示する領域と、ユーザによって入力されたモニタパスワードを表示する領域とを有している。
また、設定パスワードを表示する領域の右側には、正しい設定パスワードが入力されたか否かを示す設定パスワード一致表示欄65が設けられている。設定パスワード一致表示欄65は、設定情報テーブル101内の設定パスワードと、ユーザによって入力された設定パスワードとが一致した場合には点灯し、一致しない場合には消灯する。
また、モニタパスワードを表示する領域の右側には、正しいモニタパスワードが入力されたか否かを示すモニタパスワード一致表示欄66が設けられている。モニタパスワード一致表示欄66は、設定情報テーブル101内のモニタパスワードと、ユーザによって入力されたモニタパスワードとが一致した場合には点灯し、一致しない場合には消灯する。
ユーザによって設定パスワードが入力された場合、表示パネル22は、ユーザによって入力された設定パスワードを画面83に表示する。そして、表示制御部11は、設定情報テーブル101内の設定パスワードと、ユーザによって入力された設定パスワードとを比較し、一致しなかった場合には、設定情報テーブル101内の設定情報を読み出す。この場合において、例えば、「最大径」の設定パスワードがユーザによって入力された場合には、表示制御部11は、「最大径」の属性である設定情報を読み出して、設定情報が有効か無効かを判断する。このように、表示制御部11は、設定情報テーブル101に基づいて、対象となる設定項目の数値変更が禁止であるか否かを判断する。
そして、表示制御部11は、設定情報が有効である場合には、パスワードによる設定変更を禁止する。この時、表示制御部11は、点滅カーソル44および点灯カーソル45を消灯させた画面84を表示パネル22に表示させる。さらに、表示制御部11は、パスワードが不一致で設定情報が有効であったので、数値変更のプロテクトがオンにされたことを示す「Pr:ON」をパスワード一致表示欄46に表示させる。
一方、設定情報が無効である場合、設定値の変更が許可されているので、表示制御部11は、画面81を表示させる。これにより、表示パネル22は、「最大径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示させ、「最小径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示させる。さらに、表示制御部11は、設定情報が無効であるので、数値変更のプロテクトがオフにされたことを示す「Pr:OFF」をパスワード一致表示欄46に表示させる。このように、設定情報が無効である場合には、表示制御部11は、設定値の変更が許可されていることを示す画面81を表示パネル22に表示させる。
また、表示制御部11は、設定情報テーブル101内の設定パスワードと、ユーザによって入力された設定パスワードとを比較し、一致した場合には、設定情報テーブル101を用いた有効か無効かの判定を行わない。この場合、表示制御部11は、設定値の変更が許可されているので、画面81を表示させる。なお、操作盤20は、パスワード一致表示欄46の表示を行わなくてもよいが、操作盤20がパスワード一致表示欄46を表示することによって、ユーザは、数値の変更が禁止された状態であるか否かを容易に把握できる。
また、操作盤20は、モニタパスワードに対しても、設定パスワードと同様の処理を行う。すなわち、ユーザによってモニタパスワードが入力された場合、表示パネル22は、ユーザによって入力されたモニタパスワードを画面83に表示する。そして、表示制御部11は、設定情報テーブル101内のモニタパスワードと、ユーザによって入力されたモニタパスワードとを比較し、一致しなかった場合には、設定情報テーブル101内のモニタ情報を読み出す。この場合において、「最大径」のモニタパスワードがユーザによって入力された場合には、表示制御部11は、「最大径」の属性であるモニタ情報を読み出して、モニタ情報が有効か無効かを判断する。このように、表示制御部11は、設定情報テーブル101に基づいて、対象となる設定項目の数値表示が禁止であるか否かを判断する。
そして、表示制御部11は、モニタ情報が有効である場合には、数値表示を禁止する。この時、表示制御部11は、設定項目の数値を消灯させた画面85を表示パネル22に表示させる。
一方、モニタ情報が無効である場合、設定値の表示が許可されているので、表示制御部11は、画面81を表示させる。これにより、表示パネル22は、「最大径」の数値の下側に点滅カーソル44を表示させ、「最小径」の数値の下側に点灯カーソル45を表示させる。このように、モニタ情報が無効である場合には、表示制御部11は、設定値の表示が許可されていることを示す画面81を表示パネル22に表示させる。
また、表示制御部11は、設定情報テーブル101内のモニタパスワードと、ユーザによって入力されたモニタパスワードとを比較し、一致した場合には、設定情報テーブル101を用いた有効か無効かの判定を行わない。この場合、表示制御部11は、設定値の表示が許可されているので、画面81を表示させる。なお、操作盤20は、パスワード一致表示欄46の表示を行わなくてもよいが、操作盤20が、パスワード一致表示欄46を表示することによって、ユーザは設定値の表示が禁止された状態であるか否かを容易に把握できる。
なお、設定値の変更を許可するか否かを示す設定情報および設定値の表示を許可するか否かを示すモニタ情報は属性の一例であり、表示制御部11は、設定情報テーブル101に他の属性を格納してもよい。表示制御部11は、操作表示パネル1の管理者からの指示に基づいて、製品の動作状態を設定項目に対応付けて設定情報テーブル101内に格納してもよい。この場合、表示制御部11は、動作状態ごとに設定値の変更を許可するか否かを設定することが可能となる。これにより、表示制御部11は、設定値が変更されると所望しない動作が行われる可能性が有る場合には、設定値の変更を禁止させることができる。
また、表示制御部11は、操作表示パネル1の管理者からの指示に基づいて、設定項目の使用有無を決める条件を設定項目に対応付けて設定情報テーブル101内に格納してもよい。この場合、表示制御部11は、条件に基づいて、設定する必要のない設定項目を非表示にすることができる。このように、表示制御部11は、設定項目に対して設定値の変更または設定値の表示を制限する属性を持たせることで、操作表示パネル1の管理者が意図した設定値の変更許可および設定値の表示許可を与えることが可能となる。
ここで、数値入力設定装置10のハードウェア構成について説明する。図12は、実施の形態にかかる数値入力設定装置のハードウェア構成例を示す図である。数値入力設定装置10は、図12に示した制御回路300、すなわちプロセッサ301およびメモリ302により実現することができる。プロセッサ301は、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSPともいう)、システムLSI(Large Scale Integration)などである。メモリ302は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスクまたはDVD(Digital Versatile Disc)等である。
数値入力設定装置10は、プロセッサ301が、メモリ302で記憶されている、数値入力設定装置10として動作するためのプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、このプログラムは、表示制御部11の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。メモリ302は、プロセッサ301が各種処理を実行する際の一時メモリとしても使用される。
このように、プロセッサ301が実行するプログラムは、コンピュータで実行可能な、データ処理を行うための複数の命令を含むコンピュータ読取り可能かつ非遷移的な(non-transitory)記録媒体を有するコンピュータプログラムプロダクトである。プロセッサ301が実行するプログラムは、複数の命令がデータ処理を行うことをコンピュータに実行させる。
また、数値入力設定装置10を専用のハードウェアで実現してもよい。また、数値入力設定装置10の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
なお、実施の形態では、パネル部21が2つの設定値を同時に表示する場合について説明したが、パネル部21は、1つの設定値を表示してもよいし、3つ以上の設定値を同時に表示してもよい。また、パネル部21は、1桁の設定値を表示させてもよいし、複数桁の設定値を表示させてもよい。
このように実施の形態の操作表示パネル1は、設定項目を選択する操作と、設定値をテンキー入力する際の入力操作とを、共に設定項目へのタッチ操作で共通にしている。したがって、ユーザは、設定項目へのタッチ操作によって、設定項目の選択と、数値の入力操作とを実行することができるので、容易に操作を実行することが可能となる。
このように、実施の形態によれば、数値入力設定装置10は、ダイヤル26または増減キー27が操作された場合には、点滅カーソル44の付された設定値を増減させ、点滅カーソル44の付された設定値がタッチされた場合には、テンキーを表示させてテンキー入力を受付ける。これにより、設定入力の切替え要素を操作盤20に配置することなく、コンパクトな画面で、数値の増減指示と数値の直接入力とを容易に切替えることができる。したがって、数値入力設定装置10は、情報の表示面積を抑制しつつ高い操作性を実現することが可能となる。
また、数値入力設定装置10は、設定情報テーブル101を用いて設定値の変更または表示の許可を管理しているので、設定値の変更または表示を一括して禁止または解除することができる。これにより、不用意な設定値の変更または情報の流出を防止することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 操作表示パネル、2 張力制御装置、10 数値入力設定装置、11 表示制御部、12 記憶部、13 出力部、20 操作盤、21 パネル部、22 表示パネル、23 タッチパネル、24 タッチ座標検出部、25A,25X 数値増減操作部、26,26X ダイヤル、27,27X 増減キー、28X 変更禁止設定部、31 キーロックキー、32 キーロック表示、41 画面名称、42 設定項目名、43 数値欄、44 点滅カーソル、45 点灯カーソル、46 パスワード一致表示欄、80A,80B,81〜85 画面、101 設定情報テーブル。

Claims (5)

  1. 設定項目の設定値である第1の設定値および第2の設定値と、前記設定項目と、を画面に表示するとともに、前記画面に表示されている前記第1の設定値および前記第2の設定値の何れかへのユーザによるタッチ操作を受付けるパネル部と、
    前記パネル部とは異なる位置に配置されて、前記ユーザによる前記第1の設定値および前記第2の設定値の増減操作を受付ける数値増減操作部と、
    前記画面に表示されている前記第1の設定値および前記第2の設定値の何れかへのタッチ操作に基づいて前記パネル部の表示状態を制御する表示制御部と、
    前記パネル部または前記数値増減操作部に設定された前記第1の設定値および前記第2の設定値を、外部装置である張力制御装置に出力する出力部と、
    を備え、
    前記表示状態には、前記第1の設定値および前記第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることを示す表示状態と、前記第1の設定値および前記第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることを示す表示状態とがあり、
    前記表示制御部は、
    前記第1の設定値および前記第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることを前記パネル部に表示している際に、
    前記数値増減操作部が前記数値増減操作を受付けると、前記パネル部に表示している前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値増減操作に基づいた値に増加または減少させ、
    かつ、
    前記パネル部が前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を指定するタッチ操作を受付けると、数値をタッチ入力するための数値入力手段を前記パネル部に表示させて、前記パネル部に表示している前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値入力手段でタッチ入力された数値に変更し、
    かつ、
    前記パネル部が前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付けない設定値を指定するタッチ操作を受付けると、前記第1の設定値および前記第2の設定値の数値増減操作の受付けの可否を入れ替え、
    前記第1の設定値および前記第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることを前記パネル部に表示している際に、
    前記数値増減操作部が前記数値増減操作を受付けても、あるいは、前記数値入力手段への前記タッチ入力を受付けても、前記第1の設定値および前記第2の設定値の数値変更を行わない
    ことを特徴とする操作表示パネル。
  2. 前記パネル部は、前記設定項目の設定値である第3の設定値さらに表示し、
    前記数値増減操作部は、前記ユーザによる前記第3の設定値の増減操作をさらに受付け、
    前記表示状態には、前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値が数値変更可能で、かつ前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうちの1つが数値増減操作を受付ける状態であり、残りが数値増減操作を受付けない状態であることを示す表示状態がさらにあり、
    前記表示制御部は、
    前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値が数値変更可能で、かつ前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうちの1つが数値増減操作を受付ける状態であり、残りが数値増減操作を受付けない状態であることを前記パネル部に表示している際に、
    前記数値増減操作部が前記数値増減操作を受付けると、前記パネル部に表示している前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値増減操作に基づいた値に増加または減少させ、
    かつ
    前記パネル部が前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を指定するタッチ操作を受付けると、前記パネル部に前記数値入力手段を表示させて、前記パネル部に表示している前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値入力手段でタッチ入力された数値に変更し、
    かつ
    前記パネル部が前記第1の設定値、前記第2の設定値、および前記第3の設定値のうち数値増減操作を受付けない設定値を指定するタッチ操作を受付けると、タッチ操作に対応する設定値を数値増減操作を受付ける設定値に変更するとともに、残りの設定値を数値増減操作を受付けない設定値にする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示パネル。
  3. ユーザによる操作に基づいて、前記第1の設定値および前記第2の設定値の一方が数値変更可能であり他方が数値変更できない状態と、前記第1の設定値および前記第2の設定値の両方が数値変更できない状態と、を切り替える変更禁止設定部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示パネル。
  4. 前記ユーザによって設定された前記第1の設定値および前記第2の設定値を記憶する記憶部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の操作表示パネル。
  5. パネル部が、設定項目の設定値である第1の設定値および第2の設定値と、前記設定項目と、を画面に表示する表示ステップと、
    前記パネル部が、前記画面に表示されている前記第1の設定値および前記第2の設定値の何れかへのユーザによるタッチ操作を受付ける第1の受付ステップと、
    前記パネル部とは異なる位置に配置された数値増減操作部が、前記ユーザによる前記第1の設定値および前記第2の設定値の増減操作を受付ける第2の受付ステップと、
    前記画面に表示されている前記第1の設定値および前記第2の設定値の何れかへのタッチ操作に基づいて前記パネル部の表示状態を制御する表示制御ステップと、
    前記パネル部または前記数値増減操作部に設定された前記第1の設定値および前記第2の設定値を、外部装置である張力制御装置に出力する出力ステップと、
    を備え、
    前記表示状態には、前記第1の設定値および前記第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることを示す表示状態と、前記第1の設定値および前記第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることを示す表示状態とがあり、
    前記表示制御ステップでは、
    前記第1の設定値および前記第2の設定値が数値変更可能で、かつ一方が数値増減操作を受付ける状態であり、他方が数値増減操作を受付けない状態であることを前記パネル部に表示している際に、
    前記数値増減操作部が前記数値増減操作を受付けると、前記パネル部に表示している前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値増減操作に基づいた値に増加または減少させ、
    かつ、
    前記パネル部が前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を指定するタッチ操作を受付けると、数値をタッチ入力するための数値入力手段を前記パネル部に表示させて、前記パネル部に表示している前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付ける設定値を前記数値入力手段でタッチ入力された数値に変更し、
    かつ、
    前記パネル部が前記第1の設定値および前記第2の設定値のうち数値増減操作を受付けない設定値を指定するタッチ操作を受付けると、前記第1の設定値および前記第2の設定値の数値増減操作の受付けの可否を入れ替え、
    前記第1の設定値および前記第2の設定値の両方が数値変更できない状態であることを前記パネル部に表示している際に、
    前記数値増減操作部が前記数値増減操作を受付けても、あるいは、前記数値入力手段への前記タッチ入力を受付けても、前記第1の設定値および前記第2の設定値の数値変更を行わない
    ことを特徴とする操作表示方法。
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