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JP6406902B2 - コンテンツデータ制御システム - Google Patents

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JP6406902B2
JP6406902B2 JP2014143684A JP2014143684A JP6406902B2 JP 6406902 B2 JP6406902 B2 JP 6406902B2 JP 2014143684 A JP2014143684 A JP 2014143684A JP 2014143684 A JP2014143684 A JP 2014143684A JP 6406902 B2 JP6406902 B2 JP 6406902B2
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Description

本発明はNFCタグを介して、ネットワーク経由でコンテンツデータの配布および制御を行うコンテンツデータ制御システムに関する。
従来技術において、携帯電話などの利用者向け携帯端末で、外部情報を管理しているサイトのURLを能動的に入力することなく、外部情報を収受する手段としては、QRコードが広く利用されている。
例えば、展示会において出展企業はカタログ類を配布するが、紙媒体ではなく、電子パンフレットとしてコンテンツデータを収受するということが要望されている。
図12は、従来技術におけるQRコードまたはSmartPosterコードを利用した外部情報の収受の流れを簡単に示した図である。図12に示すように、QRコードを利用した外部情報の収受の流れは、かならずQRコードを介在したデータの収受となり、基本的には情報提供者の運用システムから情報収受者の携帯端末に対する一方通行のデータの流れとなっている。データ収受の流れをより細かく見れば、「携帯端末において該当するアプリケーションを起動する」→「携帯端末が装備しているカメラを構える」→「QRコードを撮影する」→「読み取ったQRコードからURL情報を認識」→「ブラウザを起動」→「当該URLから目的の情報にアクセス」といった複数ステップのオペレーションが必要とされている。
また、図12にあるように、紙媒体に印刷されたQRコードに代えて、NFCタグなどのRFIDタグ付き情報表示媒体もある。RFID(Radio Frequency Identification)とは、であり、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりする技術であり、NFC(Near Field Communication)とは、近距離無線通信技術のことである。NFC機能は、Android4.0以降の携帯端末機種のほとんどに搭載されている機能である。
QRコードは携帯端末が装備するカメラで接写する必要があり、手間がかかることがあるが、NFC機能を用いればNFCタグに携帯端末をかざすだけで、NFCタグに書き込まれた情報を収受できる。
Android4.0以降のほとんどの携帯端末にはNFCリーダーが装備されており、NFCタグを介したデータ収受が可能となってきた。しかしこのNFC機能を用いたデータの収受は緒についたばかりで未だNFC機能を使ったシステムは少ないという現実がある。
現在先行しているものの一つとしてSmartPosterコードがある。URLが書き込まれたNFCタグに端末をかざすだけで、自動的にブラウザが起動し、目的の情報にアクセスできるというものである。名刺や製品広告にSmartPosterコードが書き込まれたNFCタグを張り付けて用いられる。
SmartPosterコードを利用した外部情報の収受の流れは、かならずSmartPosterコードを介在したデータの収受となり、基本的には情報提供者の運用システムから情報収受者の携帯端末に対する一方通行のデータの流れとなっている。データ収受の流れをより細かく見れば、「携帯端末において該当するアプリケーションを起動する」→「携帯端末が装備しているNFCリーダーをNFCタグに近付ける」→「SmartPosterコードを撮影する」→「読み取ったSmartPosterコードからURL情報を認識」→「ブラウザを起動」→「当該URLから目的の情報にアクセス」といった複数ステップのオペレーションが必要とされている。
QRコードやSmartPosterコードを用いれば、利用者は携帯端末でQRコードやSmartPosterコードの撮影や無線通信という作業を行うだけで、その後は自動的に目的のコンテンツデータが収受される。特に、SmartPosterコードの場合は、NFCタグに携帯端末を近づけるだけで良いので、いわゆる“ゼロクッリクアクセス”とも呼ばれる。
特開2014−002682号公報 特開2011−043953号公報 特開2010−072941号公報 特開2006−215861号公報 特開2005−157468号公報 特開2002−334270号公報
上記のように、従来技術のQRコードを利用したデータ収受システムや、NFCタグを用いたSmartPosterコードを利用したデータ収受システムによれば、基本的には情報提供者の運用システムから情報収受者の携帯端末に対する一方通行のデータの流れとなっている。
そのため、幾つか問題が生じる。
例えば、QRコードやSmartPosterコードは、情報提供者と情報収受者との間に必ず存在する仕組みとなっているため、いわゆる『One−way』『One−time』のデータ収受の流れしかないという問題である。そのため、二度目以降のアクセスの際にも、利用者の手元にQRコードやSmartPosterコードが存在しないと、過去にアクセスしたことのある情報でも収受することができないという問題があった。つまり、QRコードやSmartPosterコードは、内部に埋め込まれたURLデータを提供しているだけなので、同じNFCタグがないと再表示や更新を行うことはできない。
次に、利用者の手元にあるQRコードやSmartPosterコードは、コンテンツが更新されたり、サーバーリソースの構成が変更されたりすると、正しい更新後のコンテンツデータにアクセスすることができないおそれがあるという問題がある。
利用者の手元にあるQRコードやSmartPosterコードに書き込まれているコード情報は、過去のある時点で作成された固定的なweb上のURLとHTMLファイルなどを示すコード情報であり、コンテンツが更新されたり、リソースの構成が変更されたりすると、過去のQRコードやSmartPosterコードに書き込まれたコード情報では正しい更新後のコンテンツデータにアクセスすることができない場合があり得る。つまり、QRコードやSmartPosterコードを用いたデータ収受システムでは、コンテンツそのものが一元管理されている訳ではなく、過去のある時点で作成された固定的なweb上のURLとHTMLファイルなどを示すコード情報が、紙媒体上のQRコードやICチップ上のSmartPosterコードの形でばらまかれているだけであり、コンテンツデータ提供者は、web上のURLとHTMLファイルなどを示すコード情報そのものを管理することは不便であった。
結局、コンテンツ提供者は、コンテンツを更新するとそのたびにQRコードまたはNFCタグを作成し直す必要があり、また、利用者は新しいQRコードまたはNFCタグを入手する必要があった。
上記問題点に鑑み、本発明は、コンテンツデータ収受者に対しては、NFCタグの利便性であるゼロクリックアクセスの利便性を維持しつつ、NFCタグを一度利用すれば、その後いつでも最新のコンテンツデータを自動的に収受できる、いわゆる『Two−way』『everytime』のデータ収受の流れを可能とする仕組みを提供することを目的とする。
また、本発明は、コンテンツデータ提供者に対しては、容易にコンテンツを一元管理してNFCタグを作成でき、また、コンテンツデータを更新してもNFCタグを作成し直す必要のない仕組みを提供し、さらに、設定する操作内容としても、更新、削除、無効化など多様な操作を行うことができる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のコンテンツデータ制御システムは、NFCタグを介して、ネットワーク経由でコンテンツデータの配布および制御を行うコンテンツデータ制御システムであって、コンテンツデータに対して関連付けられているユニークキーと、前記コンテンツデータに対する操作内容を示す制御コードと、小規模プログラムとを読み出し可能に格納したNFCタグと、コンテンツ利用者が利用するコンテンツ利用者端末において、前記NFCタグから前記ユニークキーと前記制御コードと前記小規模プログラムとを読み取るNFCリーダーと、読み取った前記小規模プログラムを実行して実装又は更新される、または、既インストール済みの利用者アプリケーションプログラムを備え、前記利用者アプリケーションプログラムが、読み取った前記ユニークキーを基に、記憶部内に該当するコンテンツデータが格納されているか否かを判定し、該当するコンテンツデータが前記記憶部にない場合、前記利用者アプリケーションプログラムが、前記ユニークキーを基にネットワークを介して該当するコンテンツデータを自動探索し、自動ダウンロードし、前記記憶部に自動格納し、前記制御コードが示す操作を当該コンテンツデータに対して実行し、該当するコンテンツデータが前記記憶部にある場合、前記利用者アプリケーションプログラムが、前記制御コードが示す操作を当該コンテンツデータに対して実行するものである。
コンテンツ提供者が利用するコンテンツ提供者端末はコンテンツ提供者サービスプログラムを備えた構成とする。
提供されるコンテンツデータは、コンテンツ提供者端末の記憶装置内で保持・管理される。コンテンツ提供者サービスプログラムによって、コンテンツデータごとにユニークキーが付与され、各々のコンテンツデータと各々のユニークキーが関連付けられ、ネットワーク上からアクセス可能な状態で記憶装置に格納、管理されている。
なお、コンテンツ提供者はNFCタグを簡単に作成できる。前記コンテンツ提供者がコンテンツ提供者サービスプログラムに対して前記コンテンツデータに許容する操作内容を指定すれば、コンテンツ提供者サービスプログラムが、前記操作内容を示す制御コードと、前記コンテンツデータに対して関連付けられているユニークキーとを関連付け、前記NFCタグに読み出し可能な形で書き込むNFCタグ作成処理を実行する。
なお、コンテンツ利用者端末において制御コードが示す操作内容を実行するための利用者プログラムがインストールされている環境とは限らない。そこで、あらかじめコンテンツ提供者サービスプログラム側において、NFCタグにアクセスしたコンテンツ利用者端末において制御コードの示す操作を可能とする小規模プログラムを生成し、NFCタグ作成処理の一つとしてNFCタグにその小規模プログラムを読み出し可能な形で書き込んでおくことが好ましい。NFCタグを介して読み取った小規模プログラムが自動的にコンテンツ利用者端末にインストールされ、操作内容を自動実行する環境が構築できるからである。
ここで、コンテンツ提供者が設定する制御コードが示す操作としては、以下のように多様なものが可能である。
例えば、提供したコンテンツを表示処理する操作である。
NFCタグをNFCタグリーダーにかざすだけで、利用者アプリケーションプログラムがコンテンツデータを表示インテントに対して渡し、コンテンツデータを表示する操作となる。
また、例えば、提供したコンテンツを無効化処理する操作である。
NFCタグをNFCタグリーダーにかざすだけで、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納しているコンテンツデータをアクセス不能にする操作となる。
上記無効化処理により一度無効化されたコンテンツを逆に有効化処理する操作もある。つまり、有効化処理とは、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納されているアクセス不能のコンテンツデータをアクセス可能にする操作である。
また、例えば、提供したコンテンツを削除処理する操作である。
NFCタグをNFCタグリーダーにかざすだけで、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納しているコンテンツデータを消去する操作となる。
また、例えば、提供したコンテンツを更新する操作である。
NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、利用者アプリケーションプログラムが、ユニークキーを基にネットワークを介して該当するコンテンツデータを自動探索し、自動ダウンロードし、記憶部に格納している旧コンテンツを削除し、ダウンロードした新バージョンコンテンツを記憶部に自動格納し、制御コードが示す操作を当該コンテンツデータに対して実行する。
次に、一度ダウンロードされて格納されているコンテンツデータに対して、その後随時、利用者側からの携帯端末を用いてコンテンツデータに対する操作が可能である。
例えば、利用者側からの操作に基づくコンテンツの表示である。利用者が携帯端末を用いて利用者アプリケーションプログラムに対して、特定のコンテンツを表示する操作を行うことにより、利用者アプリケーションプログラムが当該コンテンツデータを表示インテントに対して渡し、コンテンツデータを表示することができる。
また、例えば、利用者側からの操作に基づくコンテンツの一覧表示である。
利用者が携帯端末を用いて利用者アプリケーションプログラムに対して、記憶部に格納されている全てのまたは特定属性のコンテンツの一覧を表示する操作を行うことにより、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納されている全てまたは特定属性の前記コンテンツの一覧表示を行うことができる。
また、例えば、利用者側からの操作に基づくコンテンツの一覧表示の操作に対して、それを機に、コンテンツデータが最新データに更新されるように管理することも可能である。
まず、コンテンツ提供者サービスプログラムが、提供する前記コンテンツデータのバージョンごとに前記ユニークキーを割り付けて管理する。
次に、利用者が利用者アプリケーションプログラムに対して、記憶部に格納されている全てまたは特定属性のコンテンツ一覧を表示する操作を行うことにより、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納されている全てのまたは特定属性のコンテンツのユニークキーをすべて抽出し、各々のユニークキーを基にネットワークを介して該当するコンテンツデータを格納、管理するコンテンツ提供者サービスプログラムにアクセスする。
次に、コンテンツ提供者サービスプログラムは、各々のユニークキーが示すコンテンツデータにおいて、現バージョンより新バージョンのコンテンツデータがある場合、新バージョンに対応するユニークキーと更新操作を示す制御コードを関連付けて利用者アプリケーションプログラムに返信する。
次に、利用者アプリケーションプログラムは、受信した前記新バージョンに対応する前記ユニークキーと前記制御コードをもとに、前記コンテンツに関する前記更新処理を実行し、利用者アプリケーションプログラムが記憶部に格納されている全てまたは特定属性のコンテンツの一覧表示を行う。
また、本発明のコンテンツデータ制御システムは、提供されたコンテンツデータが如何に活用され如何なる評価を得ているかを把握するサービス提供も可能である。
利用者アプリケーションプログラムが、コンテンツデータに対する制御コードに基づく操作ごとまたは所定回数の操作ごとまたは所定時期が到来すると、所定の質問事項からなるアンケートを表示し、利用者から入力されたアンケート回答情報をコンテンツ提供者サービスプログラムに返信する仕組みを提供することが可能である。
本発明のコンテンツデータ制御システムによれば、コンテンツデータ収受者に対しては、NFCタグに携帯端末をかざすだけでコンテンツデータの収受を行うことができるため、ゼロクリックアクセスの利便性が提供される。
また、コンテンツデータ収受者は、NFCタグを一度利用してコンテンツデータを記憶部に格納すれば、その後いつでも最新のコンテンツデータを自動的に収受できる、いわゆる『Two−way』『everytime』のデータ収受の流れを可能とする仕組みが提供される。
また、本発明は、コンテンツデータ提供者に対しては、ユニークキーを用いて容易にコンテンツを一元管理することができる。
また、コンテンツデータを更新してもNFCタグを作成し直す必要のない仕組みが提供される。さらに、操作の内容も、更新、削除、無効化など多様な操作を行う仕組みが提供される。
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例により具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
本発明のコンテンツデータ制御システムの構成例を、図面を参照しつつ説明する。
以下の例は、展示会などに出展している企業が自社製品のカタログをコンテンツとして提供し、展示会に訪れた参加者がコンテンツ利用者となるシステムを想定して説明する。しかし、本発明のコンテンツデータ制御システムは、展示会で頒布するカタログを代替する電子カタログをコンテンツデータとして提供するシステムに限らず、製品説明書を代替する電子製品説明書をコンテンツデータとして提供するシステムなど、多種多様なシステムへの適用が可能である。
図1は、本発明にかかるコンテンツデータ制御システム100の構成例を示す図である。図1に示す構成例では、コンテンツデータ制御システム100は、NFCタグ200、コンテンツ提供者システム300、コンテンツ利用者端末400を備えている。
NFCタグ200は、RFID技術で外部とデータの入出力が可能な素子であり、形状などは特に特定されない。近年はかなり小型化が進んでいる。なお、将来はさらに小型化されたり薄膜化されたりすることも想定されるが、本発明のNFCタグとして適用可能なものであればそれらも含まれる。
この実施例では、NFCタグ200は、NFCリーダーが無線アクセスな状態にてユニークキー210と制御コード220と小規模プログラム230を格納している。
ユニークキー210は、コンテンツデータに対して関連付けられているキーであり、ユニークキー210と提供コンテンツは一対一に対応している。ユニークキー210はネットワークを介したアクセスにおいて一意に特定できるだけの情報量が必要である。ここでは、ユニークキーは、コンテンツのURLではなく、“コンテンツ提供者の識別ID情報+コンテンツデータの識別ID情報”とする。当該情報内容が確保されれば桁数などは自由に設定できる。コンテンツ提供者はコンテンツデータごとにユニークキー210を管理すれば良い。
制御コード220は、コンテンツデータに対する操作内容を示すものである。この制御コード220は、小規模プログラム230が実行する内容を表わすコードであり、小規模プログラム230がコンテンツ利用者端末400にインストールされた後に、小規模プログラム230が実行する。
制御コード220は多種多様なものが想定されるが、例えば、表示、更新、無効化、有効化、消去などがある。詳しくは後述する。
小規模プログラム230は、コンテンツ利用者端末400に読み込まれた後、コンテンツ利用者端末400においてインストールされるプログラムであり、コンテンツ利用者端末400にダウンロードされた後、それ自身が利用者アプリケーションプログラム410として展開されるものであるか、外部から利用者アプリケーションプログラム410を自動ダウンロードするプログラムである。
本発明のコンテンツデータ制御システム100では、このように小規模プログラム230をNFCタグの中に格納しておくことにより、小規模プログラム230がコンテンツ利用者端末400の中で諸機能を発揮することにより、利用者はゼロクリックで、単にコンテンツの表示だけでなく、更新や無効化などの様々な機能を発揮することができる。
次に、コンテンツ提供者システム300は、コンテンツ提供者サービスプログラム310、NFCライター320、記憶装置330、モニタ340、入出力インターフェイス350、入力手段360を備えている。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、コンテンツ提供者が指定したコンテンツデータごとにユニークキー210を付与し、各々のコンテンツデータと各々のユニークキー210を関連付けてネットワーク上からアクセス可能な状態で記憶装置330に格納・管理するサービスプログラムである。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、NFCタグ作成サブプログラムを備えている。コンテンツ提供者がコンテンツ提供者サービスプログラム310に対してコンテンツデータに許容する操作内容を指定すると、NFCタグ作成サブプログラムが、コンテンツデータに対する操作内容を示す制御コード220と、コンテンツデータに対して関連付けられているユニークキー210とを関連付け、NFCタグ200に読み出し可能な形で書き込むNFCタグ作成処理を実行する。
本発明ではコンテンツデータと一対一に対応するユニークキーを割り振るが、人手で行うとその割り振りが大変で管理も大変である。そこで、コンテンツ提供者サービスプログラム310は、NFCタグ作成サブプログラムを用いることにより、コンテンツデータと一対一に対応するユニークキー210を自動的に割り振り、とコンテンツ利用者に対して許容する操作内容を関連付けてNFCタグ200に書き込むとともに、記憶装置330において管理を行う。
NFCライター320は、コンテンツ提供者サービスプログラム310が割り振ったユニークキー210と制御コード220、さらに小規模プログラム230をNFCタグ200に対して書き込むライターである。
記憶装置330は、通常のコンピュータシステムで利用される記憶装置であれば適用可能であり、ハードディスク、半導体記憶装置などがある。また、コンテンツ提供者システム300のローカル記憶装置である必要はなく、アクセス可能であればクラウド上の記憶装置であっても良い。
モニタ340は、通常のコンピュータシステムで利用されるモニタ装置であれば適用可能であり、液晶ディスプレイなどで良い。
入出力インターフェイス350は、インターネットなどのネットワークに対してデータ入出力できる装置であれば良く、有線無線を問わない。
入力手段360は、コンテンツ提供者からの入力指示を受け付けるデバイスであり、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、ボタン類などでよく、データが正確に入力できるものであれば特に限定されない。
次に、コンテンツ利用者端末400は、利用者アプリケーションプログラム410、NFCリーダー420、記憶部430、モニタ440、入出力インターフェイス450、入力手段460を備えている。
利用者アプリケーションプログラム410は、NFCタグ200を読み取って得た小規模プログラム230を実行することにより、コンテンツ利用者端末400に実装又は更新されるものである。このように、本発明のコンテンツデータ制御システム100では、NFCタグ200にかざしたコンテンツ利用者端末400に利用者アプリケーションプログラム410が未実装であっても、NFCタグ200を介して小規模プログラム230を読み取ることにより自動的に利用者アプリケーションプログラム410が実装でき、コンテンツに対して制御コード220が示す操作を実行できる。
NFCリーダー420は、NFCタグ200との間で無線通信によりデータの収受を行うことができるリーダーである。利用者がコンテンツ利用者端末400をNFCタグ200にかざすことによりNFCタグ200に書き込まれているユニークキー210、制御コード220、さらに小規模プログラム230を読み取る。
記憶部430は、通常のコンピュータシステムで利用される記憶装置であれば適用可能であり、携帯電話の場合は、通常は内蔵のフラッシュメモリ、外部メモリとしてSDカードなどの半導体記憶装置である。携帯型パソコンであれば、内蔵ハードディスク、半導体記憶装置などがある。また、コンテンツ利用者端末400のローカル記憶装置である必要はなく、アクセス可能であればクラウド上の記憶装置であっても良い。
モニタ440は、携帯電話の場合は、通常は組み込まれた小型液晶ディスプレイである。携帯型パソコンであれば、通常のコンピュータシステムで利用されるモニタ装置であれば適用可能であり、液晶ディスプレイなどで良い。
入出力インターフェイス450は、インターネットなどのネットワークに対してデータ入出力できる装置であれば良い。携帯電話、携帯型パソコンいずれも無線であることが多い。
入力手段460は、コンテンツ利用者からの入力指示を受け付けるデバイスであり、キーボード、マウスなどのポインティングデバイス、ボタン類などでよく、データが正確に入力できるものであれば特に限定されない。
以上がコンテンツデータ制御システム100の構成例である。基本構成が揃っていれば他の構成要素を加えた構成も可能である
本発明のコンテンツデータ制御システム100による処理手順を図2から図11を参照しつつ説明する。
なお、この処理手順例では、コンテンツ利用者端末400には当初、利用者アプリケーションプログラム410はインストールされていない状態であるとして説明する。
[コンテンツ提供者によるNFCタグ200の作成処理]
まず、コンテンツ提供者によるNFCタグ200の作成処理から説明する。
コンテンツ提供者は、コンテンツ提供者システム300を用いて提供するコンテンツに対応するコンテンツNFCタグ200を作成する。
図2はコンテンツ提供者によるNFCタグ200の作成処理の流れを簡単に示す図である。
図2に示すように、コンテンツ提供者は、提供するコンテンツデータを指定し、さらに、配布先に対して許容する操作内容を選択してコンテンツ提供者サービスプログラム310に入力手段を介して入力する(S21)。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、NFCタグ作成サブプログラムを備えている。このNFCタグ作成サブプログラムが、コンテンツデータに対して関連付けられているユニークキー210を関連付け、さらにコンテンツデータに対する操作内容を示す制御コード220を生成する。なお、この例では、コンテンツ利用者端末400に読み込まれると自動インストールされる小規模プログラム230も生成されるものとする(S22)。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、NFCライター320を介してNFCタグ200に対して、ユニークキー210、制御コード220、小規模プログラム230を書き込むNFCタグ作成処理を実行する(S23)。
また、コンテンツ提供者サービスプログラム310は、作成したユニークキーをコンテンツデータと関連付けて記憶装置330内に記憶保持・管理する(S24)。このコンテンツデータとユニークキー230を関連付けた管理により、ユニークキー230を介して、コンテンツデータを一意に定めることができるようになる。この例では、ユニークキー230は、コンテンツのURLではなく、“コンテンツ提供者の識別ID情報+コンテンツデータの識別ID情報”となっている。
以上がコンテンツ提供者によるNFCタグ200の作成処理の概要である。
生成されたNFCタグ200は、例えば、展示会の出展ブースのパネルや展示物の近隣に配置したり、パンフレットに貼着されたりして頒布される。
図3の例では、商品のパンフレットにNFCタグ200が貼着された状態で配布され、利用者の手元に渡ったものとする。
[コンテンツ利用者によるNFCタグ200の読み取り処理]
図4はNFCタグ200の読み取り処理の流れを簡単に示す図である。
コンテンツ利用者は、詳細パンフレットや仕様書など興味のあるコンテンツについてダウンロードして利用したいと思う場合などにおいて、図4に示すように、パンフレット240に貼着されているNFCタグ200に対して、コンテンツ利用者端末400をかざす(S41)。なお、RFID技術の進歩などによりNFCタグ200の読み取りに必要な動作は変わり得る。
NFCリーダー420はNFCタグ200からデータを収受する(S42)。NFCリーダー420から入力されたデータは、ユニークキー210、制御コード220、小規模プログラム230などのデータである。
NFCリーダー420から入力されたデータは、図示しないMPU制御装置や基本ソフトウェアとの間で処理が継続され、小規模プログラム230が展開され、利用者アプリケーションプログラム410として実装される。また、ユニークキー210、制御コード220は利用者アプリケーションプログラム410により保持・管理される(S43)。なお、利用者アプリケーションプログラム410は記憶部430を利用してユニークキー210、制御コード220を保持・管理しても良い。
[コンテンツ利用端末400での制御コードの操作実行(表示処理の場合)]
図5はコンテンツ利用端末400での制御コードの操作実行の流れを示す図である。ここでは一例として表示処理を採り挙げて説明する。
利用者アプリケーションプログラム410がコンテンツ利用者端末400にて実装されると、利用者アプリケーションプログラム410が稼働を始め、制御コード220を解釈して実行する(S51)。
このケースでは、制御コード220の内容が“コンテンツデータの表示処理”であるとすると、利用者アプリケーションプログラム410はユニークキー210が割り付けられているコンテンツデータをネットワーク経由でダウンロードを試みる(ステップS52)。
ユニークキー210には、利用者アプリケーションプログラム410がコンテンツ提供者サービスプログラム310をネットワーク上特定してアクセスするに足る情報が含まれており、ここでは、コンテンツのURLではなく、“コンテンツ提供者の識別ID情報+コンテンツデータの識別ID情報”であるので、その情報を基にコンテンツ提供者システム300にあるコンテンツ提供者サービスプログラム310にアクセスできる(ステップS53)。
アクセスを受けたコンテンツ提供者サービスプログラム310は、管理しているコンテンツデータを特定し、記憶装置330から読み出し(S54)、インターフェイス350を介して利用者アプリケーションプログラム410へ送信する(S55)。
利用者アプリケーションプログラム410は、コンテンツデータを収受し(S56)、記憶部430に格納する(S57)とともにコンテンツデータを表示インテント(図示せず)に渡し、表示インテントがモニタ440上にコンテンツを表示する(S58)。
NFCタグ200にコンテンツ利用者端末をかざすだけで、以上一連のコンテンツの表示処理が自動実行される。
ここで、NFCタグ200に書き込まれた制御コード220が他の操作内容である場合の処理についても併せて説明しておく。以下、代表的な操作として“コンテンツを無効化処理する操作”“コンテンツを有効化処理する操作”“コンテンツを削除処理する操作”“コンテンツを更新処理する操作”について説明する。
[コンテンツを無効化処理する操作]
コンテンツを無効化する操作とは、様々なケースで利用され得る操作である。
例えば、大きくは以下の2通りがある。
第1は、コンテンツ提供者側から無効化するケースであり、これは一種の強制的な取り扱いとなる。
第2は、コンテンツ利用者がNFCタグ200を読み取ることを契機にコンテンツ利用を無効化するケースである。
上記の第1の場合は、コンテンツ提供者側において、コンテンツのバージョンが古くなったのでアクセス不能にしたい、コンテンツに不備があってアクセス不能にしたい、一種のお試し期間が終了したのでアクセス不能にしたいなど様々な理由で無効化することがあり得る。
上記の第2の場合は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用を進めるうち、一度利用したサービスは一度限りとし、次々とコンテンツ利用の段階を進めさせるものがある。例えば、店舗で提供する電子クーポン券、コンテンツのグレードアップなど、過去のコンテンツの利用を認めず、次段階のコンテンツの利用のみを認めるケースは様々なケースが想定できる。
図6は、コンテンツ提供者側から特定のコンテンツを無効化する流れを簡単に示す図である。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、コンテンツ提供者から、あるコンテンツデータ無効化の指示を受けると、無効化の操作内容を示す制御コード220を生成し、当該コンテンツデータのユニークキー210とともにインターフェイス350を介してコンテンツ利用者端末400に向けて送信する(S61)。ネットワークを介して当該コンテンツデータのユニークキー210と制御コード220がコンテンツ利用者端末400に送信される(S62)。
利用者アプリケーションプログラム410は、ネットワーク経由でインターフェイス450を介してユニークキー210と制御コード220を収受すると(S63)、制御コード220の制御内容を解釈して実行する(S64)。ここでは、“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについてアクセス禁止にせよ”という内容で解釈され、記憶部430上にあるコンテンツデータに対してアクセス禁止フラグを立てる(S65)。
一方、図7は、コンテンツ利用者がNFCタグ200を読み取ることを契機にコンテンツ利用を無効化する流れを簡単に示す図である。
図7に示すように、パンフレット240に貼着されているNFCタグ200に対して、コンテンツ利用者端末400をかざすと(S71)、NFCリーダー420はNFCタグ200からデータを収受し(S72)、利用者アプリケーションプログラム410がユニークキー210、制御コード220を受け取る(S73)。なお、図2の場合とは異なり、コンテンツ利用者端末400にはすでに利用者アプリケーションプログラム410がインストールされているので、小規模プログラム230は利用されない。
利用者アプリケーションプログラム410は、制御コード220を解釈して実行する(S74)。ここでは、“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについてアクセス禁止にせよ”という内容で解釈され、記憶部430上にあるコンテンツデータに対してアクセス禁止フラグを立てる(S75)。
以上がダウンロード済みのコンテンツを無効化処理する操作の流れである。
次に、コンテンツを有効化処理する操作の流れについて説明する。
コンテンツを有効化処理する操作の流れ自体は、上記したコンテンツを無効化処理する操作の流れと同様である。前提として、記憶部430にあるコンテンツデータに対してアクセス禁止フラグを立てられた状態であるところ、制御コード220の内容が“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについてアクセス可能にせよ”という内容であることである。この場合、利用者アプリケーションプログラム410は、制御コード220を受け取ると、“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについてアクセス可能にせよ”という内容と解釈し、記憶部430上にあるコンテンツデータに対してアクセス禁止フラグを取り消す。
コンテンツを有効化処理する操作処理の他の流れは、コンテンツを無効化処理する操作処理の流れと同様であるのでここでは省略する。
以上がダウンロード済みのコンテンツを有効化処理する操作の流れである。
次に、コンテンツを削除処理する操作の流れについて説明する。
コンテンツを削除処理する操作の流れ自体は、上記したコンテンツを無効化処理する操作の流れと同様である。制御コード220の内容が“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについて削除せよ”という内容であることである。この場合、利用者アプリケーションプログラム410は、制御コード220を受け取ると、“ユニークキー210に対応するコンテンツデータについて削除せよ”という内容と解釈し、記憶部430上にあるコンテンツデータを消去する。
コンテンツを削除処理する操作処理の他の流れは、コンテンツを無効化処理する操作処理の流れと同様であるのでここでは省略する。
以上がダウンロード済みのコンテンツを削除処理する操作の流れである。
次に、コンテンツを更新処理する操作について説明する。
コンテンツを更新処理する操作とは、様々なケースで利用され得る。
例えば、大きくは以下の3通りがある。
第1は、コンテンツ利用者がNFCタグ200を読み取ることを契機にコンテンツ利用を更新するケースである。
第2は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用者端末を用いてコンテンツに対する操作を行ったことを契機にコンテンツを更新するケースである。
第3は、コンテンツ提供者側から更新するケースであり、これは一種の強制的な取り扱いとなる。
上記の第1の場合は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用端末400をNFCタグ200にかざして読み込んだところ、既に該当するコンテンツがダウンロードされているが古いバージョンだった場合に最新バージョンのコンテンツをダウンロードさせて過去のバージョンに更新する場合などがある。
上記の第2の場合は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用端末400を用いて“コンテンツ一覧表示”のような特定操作を行った場合にすべてのコンテンツが最新となるよう古いバージョンしかないコンテンツについて更新するなどの場合がある。
上記の第3の場合は、コンテンツ提供者側において、コンテンツのバージョンが古くなったので最新バージョンに更新したい、コンテンツに不備があって修正版に差し替えたいなど様々な理由で更新することがあり得る。
ここで、コンテンツの更新管理を容易とするための工夫として、コンテンツ提供者サービスプログラム310が、提供するコンテンツデータのバージョンごとにユニークキー210を割り付けて管理し、それらユニークキー210のバージョンを管理する工夫が好ましい。コンテンツデータのバージョンごとにユニークキー210のバージョンを管理することで、コンテンツ提供者サービスプログラム310が利用者アプリケーションプログラム410との間でやり取りの対象となっているコンテンツのバージョンを簡単に把握することができる。
ここでは、ユニークキー210a,ユニークキー210bがバージョン管理されており、ユニークキー210aが旧バージョンのコンテンツDa,ユニークキー210bが新バージョンのコンテンツDbに割り付けられているものとする。
前提としては、コンテンツ利用者端末400の記憶部430には既にコンテンツDaがダウンロードされ格納されているものとする。
図8は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用端末400をNFCタグ200にかざして読み込んだことを契機として更新する流れを簡単に示す図である。
図8に示すように、パンフレット240に貼着されているNFCタグ200に対して、コンテンツ利用者端末400をかざすと(S81)、NFCリーダー420はNFCタグ200からデータを収受し(S82)、利用者アプリケーションプログラム410がユニークキー210b、制御コード220を受け取る(S83)。なお、図7同様、コンテンツ利用者端末400にはすでに利用者アプリケーションプログラム410がインストールされているので、小規模プログラム230は利用されない。
利用者アプリケーションプログラム410は、制御コード220を解釈して実行する(S84)。ここでは、“ユニークキー210bに対応するコンテンツデータをダウンロードし、ユニークキー210aを削除せよ”という内容で解釈される。
利用者アプリケーションプログラム410はユニークキー210bが割り付けられているコンテンツデータをネットワーク経由でダウンロードを試みる(S85)。
アクセスを受けたコンテンツ提供者サービスプログラム310は(S86)、管理しているコンテンツデータDbを特定し、記憶装置330から読み出し(S87)、インターフェイス350を介して利用者アプリケーションプログラム410へ送信する(S88)。
利用者アプリケーションプログラム410(S89)は、受信したコンテンツデータDbを記憶部430に格納するとともに古いバージョンであるコンテンツデータDaを削除する(S89−2)。
NFCタグ200にコンテンツ利用者端末をかざすだけで、以上一連のコンテンツの更新処理が自動実行される。
次に、更新処理の第2のケースを説明する。
図9は、コンテンツ提供者側からコンテンツを強制的に更新する処理の流れを簡単に示す図である。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、コンテンツ提供者から、あるコンテンツデータの更新処理の指示を受けると、更新の操作内容を示す制御コード220を生成し、当該コンテンツデータの最新バージョンのユニークキー210bとともにインターフェイス350を介してコンテンツ利用者端末400に向けて送信する(S91)。ネットワークを介してユニークキー210b、制御コード220が送信されてゆく(S92)。
利用者アプリケーションプログラム410は、ネットワーク経由でインターフェイス450を介してユニークキー210bと制御コード220を収受すると(S93)、制御コード220の制御内容を解釈して実行する(S94)。ここでは、“ユニークキー210bに対応するコンテンツデータDbをダウンロードし、コンテンツデータDaを削除せよ”という内容で解釈される。
次に、利用者アプリケーションプログラム410はユニークキー210bが割り付けられているコンテンツデータをネットワーク経由でダウンロードを試みる(S95)。
アクセスを受けたコンテンツ提供者サービスプログラム310(S96)は、管理しているコンテンツデータを特定し、記憶装置330から読み出し(S97)、インターフェイス350を介して利用者アプリケーションプログラム410へ送信する(S98)。ここでは、ユニークキー210bに割り付けられている最新バージョンのコンテンツデータがダウンロードされる。
コンテンツデータDbを受信した利用者アプリケーションプログラム410(S99)は、コンテンツデータDbを記憶部430に格納するとともに古いバージョンであるコンテンツデータDaを削除する(S99−2)。
コンテンツ提供者が、あるコンテンツの更新を行いたい場合、コンテンツ提供者サービスプログラム310を用いて以上一連のコンテンツの更新処理を強制的に自動実行することができる。
次に、第3の更新処理のケースを説明する。
図10および図11は、コンテンツ利用者がコンテンツ利用者端末400を用いてコンテンツに対する操作を行ったことを契機にコンテンツを更新する流れを簡単に示す図である。例としてあるカテゴリに属するコンテンツの“一覧表示”という操作を行うことを契機に行われる更新処理について説明する。
図10は、前半の処理の流れを示しており、コンテンツ利用者がコンテンツ利用者端末400を用いてコンテンツに対する“一覧表示”という操作を行ったことを契機にコンテンツ利用者端末400の記憶部430で格納されているコンテンツが最新バージョンのものであるか確認する処理の流れである。
図11は、後半の処理の流れを示しており、コンテンツ利用者端末400の記憶部430で格納されているコンテンツが最新バージョンではないものが含まれている際の更新処理の流れである。
まず、図10に示すように、コンテンツ利用者が入力手段400を介して利用者アプリケーションプログラム410を操作し、記憶部430にあるコンテンツにアクセスして操作する(S101)。ここでは“一覧表示”という操作であったとする。利用者アプリケーションプログラム410は“一覧表示”という操作内容に応じて、記憶部430にアクセスし、該当するコンテンツデータを特定した後(S102)、それらに対応するユニークキー210を入出力インターフェイス450を介してネットワーク経由でコンテンツ提供者サービスプログラム310に対して送信する(S103)。ここでは“ユニークキー210a”が含まれているものとする。ネットワークを介してユニークキー210aが送信されてゆく(S104)。
コンテンツ提供者サービスプログラム310は、受信した各々のユニークキー210と“一覧表示”という操作内容が起動されていることを検出すれば(S105)、各々のコンテンツについて最新版がリストアップされた“一覧表示”となっているか否かをチェックする(S106)。
各々のコンテンツについて最新版がリストアップされた“一覧表示”となっている場合(S106:Yes)、特に利用者アプリケーションプログラム410に対して制御コード210や新たなユニークキー210を送信する必要はない。もちろん“最新版のリストと一致するのでそのまま表示せよ”という信号を送る運用でも良い。
各々のコンテンツについて最新版がリストアップされた“一覧表示”とはなっていない場合(S106:No)、コンテンツ提供者サービスプログラム310は古いバージョンのコンテンツを更新すべく、最新バージョンのコンテンツに対するユニークキーを利用者アプリケーションプログラム410に対して送信する(S107)。ここでは、“更新”という内容の制御コード220と、当該コンテンツの最新バージョンのユニークキー210bを送信するものとする。
利用者アプリケーションプログラム410は、“更新”という内容の制御コード220と、当該コンテンツの最新バージョンのユニークキー210bを収受することとなる(S108)。
次に、図11に示すように、利用者アプリケーションプログラム410は、“更新”という内容の制御コード220と、当該コンテンツの最新バージョンのユニークキー210bを受け取ると、制御コード220の制御内容を解釈して実行する(S111)。ここでは、“ユニークキー210bに対応するコンテンツデータDbをダウンロードし、コンテンツデータDaを削除せよ”という内容で解釈される。利用者アプリケーションプログラム410はユニークキー210bが割り付けられているコンテンツデータをネットワーク経由でダウンロードを試みる(S112)。
アクセスを受けたコンテンツ提供者サービスプログラム310は(S113)、管理しているコンテンツデータを特定し、記憶装置330から読み出してインターフェイス350を介して利用者アプリケーションプログラム410へ送信する(S114)。ここでは、ユニークキー210bに割り付けられている最新バージョンのコンテンツデータDbがネットワークに送信される(S115)。
コンテンツデータDbを受信した利用者アプリケーションプログラム410(S116)は、コンテンツデータDbを記憶部430に格納する(S117)とともに、一覧表示にかかるコンテンツのすべてが最新版への差し替えが完了したのでコンテンツの一覧表示を表示する(S118)。
コンテンツ利用者が、あるカテゴリのコンテンツの一覧表示という操作を入力手段460を介して入力するだけで、以上一連のコンテンツの一覧表示処理が自動実行される。
制御コード220の内容として、上記の表示、無効化、有効化、削除、更新の操作以外の操作についても操作の流れを想定して様々なものが可能であることが理解されるであろう。
本発明にかかるコンテンツデータ制御システムの処理手順をコンピュータプログラムとして記述すれば、コンテンツデータの提供を管理・制御するプログラムとして提供することができる。つまり、本発明のコンテンツデータ制御プログラムは、上記した実施例1乃至実施例2のいずれかに示した本発明にかかるコンテンツデータ制御システムの処理手順をコンピュータシステムに実行させるコンピュータプログラムとして記述されたものとして、コンピュータ読み込み可能な記憶媒体に担持させた形やコンピュータネットワークを介したダウンロードの形にて提供することができる。
以上、本発明のコンテンツデータ制御システムの構成例における好ましい実施形態を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明のコンテンツデータ制御システムは、電子パンフレットの配布、電子製品取扱説明書の配布など、コンテンツの配布を行うシステムに広く適用することができる。
本発明にかかるコンテンツデータ制御システム100の構成例を示す図である。 コンテンツ提供者によるNFCタグ200の作成処理の流れを簡単に示す図である。 商品のパンフレットにNFCタグ200が貼着された状態で配布され、利用者の手元に渡った状態を簡単に示す図である。 NFCタグ200の読み取り処理の流れを簡単に示す図である。 コンテンツ利用端末400での制御コードの操作実行の流れを示す図である。 コンテンツ提供者側から特定のコンテンツを無効化する流れを簡単に示す図である。 コンテンツ利用者がNFCタグ200を読み取ることを契機にコンテンツ利用を無効化する流れを簡単に示す図である。 コンテンツ利用者がコンテンツ利用端末をNFCタグ200にかざして読み込んだことを契機として更新する流れを簡単に示す図である。 コンテンツ提供者側からコンテンツを強制的に更新する処理の流れを簡単に示す図である。 コンテンツ利用者がコンテンツ利用者端末を用いて操作を行ったことを契機にコンテンツを更新する流れを簡単に示す図(その1)である。 コンテンツ利用者がコンテンツ利用者端末を用いて操作を行ったことを契機にコンテンツを更新する流れを簡単に示す図(その2)である。 従来技術におけるQRコード、SmartPosterコードを利用した外部情報の収受の流れを簡単に示した図である。
100 コンテンツデータ制御システム
200 NFCタグ
210 ユニークキー
220 制御コード
230 小規模プログラム
240 パンフレット
300 コンテンツ提供者システム
310 コンテンツ提供者サービスプログラム
320 NFCライター
330 記憶装置
340 モニタ
350 入出力インターフェイス
360 入力手段
400 コンテンツ利用者端末
410 利用者アプリケーションプログラム
420 NFCリーダー
430 記憶部
440 モニタ
450 入出力インターフェイス
460 入力手段

Claims (9)

  1. NFCタグを介して、ネットワーク経由でコンテンツデータの配布および制御を行うコンテンツデータ制御システムであって、
    コンテンツデータに対して関連付けられているユニークキーと、前記コンテンツデータに対する操作内容を示す制御コードと、小規模プログラムとを読み出し可能に格納したNFCタグと、
    コンテンツデータ利用者が利用するコンテンツデータ利用者端末において、前記NFCタグから前記ユニークキーと前記制御コードと前記小規模プログラムとを読み取るNFCタグリーダーと、読み取った前記小規模プログラムを実行して実装又は更新される、または、既インストール済みの利用者アプリケーションプログラムを備え、
    前記制御コードが示す操作が、前記コンテンツデータを表示処理する操作に加え、前記コンテンツデータを無効化もしくは有効化処理する操作、前記コンテンツデータを削除処理する操作を含むものであり、
    前記NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、前記利用者アプリケーションプログラムが、読み取った前記ユニークキーを基に、前記制御コードが示す前記操作を当該コンテンツデータに対して実行することを特徴とするコンテンツデータ制御システム。
  2. 前記制御コードが示す操作が、前記コンテンツデータを表示処理する操作の場合、前記NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、前記利用者アプリケーションプログラムが前記コンテンツデータを表示インテントに対して渡し、前記コンテンツデータが表示され、
    前記制御コードが示す操作が、前記コンテンツデータを無効化もしくは有効化処理する操作の場合、前記NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、前記利用者アプリケーションプログラムが前記記憶部に格納している前記コンテンツデータをアクセス不能もしくは可能となり、
    前記制御コードが示す操作が、前記コンテンツデータを削除処理する操作の場合、前記NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、前記利用者アプリケーションプログラムが前記記憶部に格納している前記コンテンツデータを消去すること特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ制御システム。
  3. コンテンツデータ提供者サービスプログラムを備え、
    前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムが、前記コンテンツデータを提供する提供者から、提供する前記コンテンツデータの指定と、前記コンテンツデータに許容する操作内容の指定を受けると、前記コンテンツデータに対する前記操作内容を示す前記制御コードと、前記コンテンツデータに対して関連付けられている前記ユニークキーとを関連付け、前記NFCタグに読み出し可能な形で書き込むNFCタグ作成処理を実行する、請求項1または2に記載のコンテンツデータ制御システム。
  4. 前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムが、前記ユニークキーおよび前記制御コードの作成のほか、前記制御コードの示す前記操作を前記コンテンツデータ利用者端末上で実行可能とする前記小規模プログラムも作成し、前記NFCタグに前記小規模プログラムも読み出し可能な形で書き込む請求項に記載のコンテンツデータ制御システム。
  5. 前記コンテンツデータの提供者が使用するコンテンツデータ提供者端末において、前記コンテンツデータごとに、対応する前記ユニークキーと関連付けてネットワーク上からアクセス可能な状態で記憶装置に格納、管理する請求項1からのいずれかに記載のコンテンツデータ制御システム。
  6. 前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムが、提供する前記コンテンツデータのバージョンごとに前記ユニークキーを割り付けて管理し、
    前記制御コードが示す操作が、前記コンテンツデータを更新処理する操作であり、前記NFCタグを前記NFCタグリーダーにかざすだけで、前記利用者アプリケーションプログラムが、前記ユニークキーを基にネットワークを介して該当するコンテンツデータを自動探索し、自動ダウンロードし、前記記憶部に格納している旧コンテンツデータを削除し、前記ダウンロードした新バージョンコンテンツデータを前記記憶部に自動格納し、前記制御コードが示す操作を当該コンテンツデータに対して実行する請求項に記載のコンテンツデータ制御システム。
  7. 前記記憶部に格納している前記コンテンツデータに対する前記コンテンツデータ利用者端末上での操作であって、前記利用者アプリケーションプログラムに対して、特定の前記コンテンツデータを表示する操作を行うことにより、前記利用者アプリケーションプログラムが当該コンテンツデータを表示インテントに対して渡し、前記コンテンツデータを表示する請求項に記載のコンテンツデータ制御システム。
  8. 前記記憶部に格納している前記コンテンツデータに対する前記コンテンツデータ利用者端末上での操作であって、前記利用者アプリケーションプログラムに対して、前記記憶部に格納されている全てのまたは特定属性の前記コンテンツデータの一覧を表示する操作を行うことにより、前記利用者アプリケーションプログラムが前記記憶部に格納されている全てまたは特定属性の前記コンテンツデータの一覧表示を行う請求項2に記載のコンテンツデータ制御システム。
  9. 前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムが、提供する前記コンテンツデータのバージョンごとに前記ユニークキーを割り付けて管理し、
    前記記憶部に格納している前記コンテンツデータに対する前記コンテンツデータ利用者端末上での操作であって、前記利用者アプリケーションプログラムに対して、前記記憶部に格納されている全てまたは特定属性のコンテンツデータ一覧を表示する操作を行うことにより、前記利用者アプリケーションプログラムが前記記憶部に格納されている全てのまたは特定属性の前記コンテンツデータの前記ユニークキーをすべて抽出し、各々の前記ユニークキーを基にネットワークを介して該当する前記コンテンツデータを格納、管理する前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムにアクセスし、
    前記コンテンツデータ提供者サービスプログラムは、各々の前記ユニークキーが示す前記コンテンツデータにおいて、現バージョンより新バージョンのコンテンツデータがある場合、前記新バージョンに対応するユニークキーと更新操作を示す制御コードを関連付けて前記利用者アプリケーションプログラムに返信し、
    前記利用者アプリケーションプログラムは、受信した前記新バージョンに対応する前記ユニークキーと前記制御コードをもとに、前記コンテンツデータに関する前記更新処理を実行し、
    前記利用者アプリケーションプログラムが前記記憶部に格納されている全てまたは特定属性の前記コンテンツデータの一覧表示を行うものである請求項8に記載のコンテンツデータ制御システム。
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