JP6403017B2 - インプリント用テンプレート基板の製造方法、インプリント用テンプレート基板、インプリント用テンプレート、および半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Description
前記マスク材を用いて前記基板の一部を除去して、凸形状のメサ部を形成する工程と、
前記メサ部の側面に、シリコン、炭素およびフッ素を含有するSiCFn(n=1、2または3)膜を形成する工程と、を備えるインプリント用テンプレート基板の製造方法が提供される。
図1A〜図1Fは第1の実施形態によるインプリント用テンプレートの製造工程を示す工程断面図である。まず、石英ガラス基板1の一主面上に保護膜2を形成する。保護膜2は、SiO2、SiON、SiN、TiNなどであり、その膜厚は例えば50〜100nm程度である。次に、図1Aに示すように、保護膜2上に、メサ部を形成するためのマスク材3を付着する。マスク材3は、レジスト膜でもよいし、ハードマスク膜でもよい。
第2の実施形態は、石英ガラスの表面に、ポリシリコンやアモルファスシリコンのシリコン膜5を形成することなく、炭素およびフッ素を含有するCFポリマ層を形成するものである。
15cm角の石英ガラスを、真空度30パスカルで、基板温度150℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、チャンバ内にSiH4ガスをガス流量100sccm導入した。次に、2.45GHzのマイクロ波を石英ガラスに照射し、石英ガラスの表面にポリシリコンのシリコン膜5を形成した。次に、チャンバ内のガスをSiH4ガスからCF4ガスに切り替えて、ガス流量50sccmでシリコン膜5の表面にSiCFn膜6を形成した。このSiCFn(n=1、2または3)膜6のレジストに対する接触角は、65degであった。
15cm角の石英ガラスを、真空度30パスカルで、基板温度400℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、チャンバ内にSiH4ガスをガス流量100sccm導入した。次に、2.45GHzのマイクロ波を石英ガラスに照射し、石英ガラスの表面にポリシリコンのシリコン膜5を形成した。次に、チャンバ内のガスをSiH4ガスからCF4ガスに切り替えて、ガス流量50sccmでシリコン膜5の表面にSiCFn膜6を形成した。このSiCFn膜6のレジストに対する接触角は、70degであった。
15cm角の石英ガラスを、真空度300パスカルで、基板温度500℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、チャンバ内にSi2H6ガスをガス流量300sccm導入した。次に、熱励起にて、石英ガラスの表面にポリシリコンのシリコン膜5を形成した。次に、チャンバ内のガスをSi2H6ガスからCF4ガスに切り替えて、ガス流量50sccmでシリコン膜5の表面にSiCFn膜6を形成した。このSiCFn膜6のレジストに対する接触角は、73degであった。
15cm角の石英ガラスを、真空度300パスカルで、基板温度500℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、チャンバ内にSi2H6ガスをガス流量300sccm導入した。次に、熱励起にて、石英ガラスの表面にポリシリコンのシリコン膜5を形成した。次に、チャンバ内のガスをSi2H6ガスからC2F6ガスに切り替えて、ガス流量50sccmでシリコン膜5の表面にSiCFn膜6を形成した。このSiCFn膜6のレジストに対する接触角は、77degであった。
15cm角の石英ガラスを、真空度30パスカルで、基板温度500℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、チャンバ内にH2ガスをガス流量200sccm導入した。次に、2.45GHzのマイクロ波を石英ガラスに照射し、還元反応にてガラス表面の酸素を脱離し、高密度のシリコン層を形成した。次に、チャンバ内のガスをH2ガスからCF4ガスに切り替えて、ガス流量50sccmでシリコン膜5の表面にSiCFn膜6を形成した。このSiCFn膜6のレジストに対する接触角は、65degであった。
上述した第1〜第4実施例において、SiCFn膜6を形成する際にチャンバ内に供給するCF4ガスやC2F6ガスを用いて、石英ガラス表面のシリコン膜5のエッチバックを行い、石英ガラスの側面のみにSiCFn膜6が残存するようにした。そして、石英ガラスの側面に付着されるレジストの量が低減することを確認した。
15cm角の石英ガラスを、真空度30パスカルで、基板温度150℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、2.45GHzのマイクロ波を石英ガラスに照射し、チャンバ内にCF4ガスを導入した。これにより、石英ガラスの表面にCF系ポリマ層10を形成した。このCF系ポリマ層10のレジストに対する接触角は、25degであった。
15cm角の石英ガラスを、真空度30パスカルで、基板温度500℃に保持したチャンバ内に収納した。この状態で、2.45GHzのマイクロ波を石英ガラスに照射し、チャンバ内にC2F6ガスを導入した。これにより、石英ガラスの表面にCF系ポリマ層10を形成した。このCF系ポリマ層10のレジストに対する接触角は、20degであった。
Claims (3)
- 石英ガラス基板上にマスク材を形成する工程と、
前記マスク材を用いて前記石英ガラス基板の一部を除去して、凸形状のメサ部を形成する工程と、
前記メサ部の側面に、シリコン、炭素およびフッ素を含有するSiCFn(n=1、2または3)膜を形成する工程と、
を備え、
前記SiCFn膜を形成する工程は、
前記石英ガラス基板に還元剤として水素を供給し、前記ガラス基板中の酸素を水素に還元して、前記ガラス基板の表面にシリコンを露出させる工程と、
露出させたシリコンに、炭素およびフッ素を含有するCF系ガスまたはCF系溶剤を供給して、前記SiCFn膜を形成する工程と、を有する
インプリント用テンプレート基板の製造方法。 - 前記石英ガラス基板には、
前記メサ部の側面に接合され、前記メサ部の上面に略平行な方向に配置される第1面と、
前記第1面に接合され、前記メサ部の上面に交差する方向に配置され前記メサ部の側面とともにテンプレートの側面を構成する第2面と、が設けられ、
前記メサ部の側面および前記第2面に前記SiCFn膜が形成され、前記第1面では前記石英ガラス基板が露出される請求項1記載の基板の製造方法。 - 請求項1又は2に記載の製造方法により製造されたインプリント用テンプレートを用いて、前記テンプレートに形成されたパターンを半導体基板上に塗布されたレジストに転写してレジストパターンを形成し、前記レジストパターンに基づき前記半導体基板を加工することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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