JP6495803B2 - 基地局装置、指向方向制御方法およびプログラム - Google Patents
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(2)本発明の一態様は、上記(1)の基地局装置において、前記制御部は、前記1又は複数の端末装置が前記基地局装置に最初にアクセスする際に送信するランダムアクセスチャネルに対して、前記基地局装置が前記1又は複数の端末装置の各々へ送信する前記送信タイミングの補正値に基づいて、前記遅延時間情報を取得する基地局装置である。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)に記載の基地局装置において、前記制御部は、前記送信タイミングの補正値に基づいて前記基地局装置のカバレッジ内に在る1又は複数の端末装置の各々についての往復遅延時間分布を算出し、該往復遅延時間分布に基づいて前記遅延時間情報を求める、基地局装置である。
(5)本発明の一態様は、上記(4)に記載の基地局装置において、前記送信タイミングの補正値は、前記1又は複数の端末装置が前記マクロセルを形成する他の基地局装置に最初にアクセスする際に送信するランダムアクセスチャネルに対して、前記マクロセルを形成する他の基地局装置が前記1又は複数の端末装置の各々へ送信するものである基地局装置である。
なお、実施形態を説明するための全図において、同一の機能を有するものは同一符号を用い、繰り返しの説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略図である。無線通信システムは、第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200と、ユーザ端末50(50a、50b、50c、50d、50e、50f、50g、50h、50i、50j)を備える。第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200は、有線または無線によって接続される。以下では、複数のユーザ端末(50a、50b、50c、50d、50e、50f、50g、50h、50i、50j)のうち任意のユーザ端末は「ユーザ端末50」と表す。
本実施形態では、無線通信システムの一例として、LTE(Long Term Evolution)と呼ばれる無線通信システム(LTEシステム)が適用される場合について説明する。LTEシステムについては、例えば非特許文献1、2、3に記載されている。
図2は、本実施形態に係る第1の基地局装置100のハードウェア構成を示す。第1の基地局装置100は、該第1の基地局装置100に接続されるアンテナ装置170を介して、ユーザ端末50との間で無線信号の送受信を行う無線通信部152を備える。アンテナ装置170の一例はセクターアンテナである。
記憶部158には、後述する制御プログラム160が格納される。
本実施形態に係る第2の基地局装置200は、第1の基地局装置100と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、記憶部158には、第2の基地局装置200を制御するための制御プログラムが記録されている。
図3は、本実施形態に係る無線通信システムを構成する第1の基地局装置100、および第2の基地局装置200の機能ブロック図である。第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200との間は、有線または無線によって接続される。具体的には、無線で接続される場合の例は、第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200との間は、無線バックホール回線で接続される。本実施形態では一例として、第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200との間が、有線によって接続される場合について説明する。第1の基地局装置100と、第2の基地局装置200との間が、無線によって接続される場合についても適用できる。
第1の基地局装置100は、有線通信部102、無線通信部104、通信制御部106、遅延時間情報取得部108、指向方向判定部110、ビーム幅判定部112、および制御信号作成部114を有する。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、記憶部158に記憶されている制御プログラム160などのプログラムに従ったCPU156からの命令によって動作することで実現される。
第1の基地局装置100の各部を詳細に説明する。有線通信部102は、図2に示されている通信部154によって実現され、所定のI/Fを介して第2の基地局装置200と各種データ(または情報)の送受信を行う。無線通信部104は、図2に示されている無線通信部152によって実現され、無線信号を作成し、アンテナ装置170から送信する。通信制御部106は、図2に示されているCPU156によって実現され、有線通信部102の制御や、無線通信部104の制御を行う。
制御信号作成部114は、図2に示されているCPU156によって実現され、指向方向判定部110によって入力される指向方向を表す情報と、ビーム幅判定部112によって入力されるビーム幅を表す情報とを付帯した制御信号を作成する。制御信号作成部114は、作成した制御信号を有線通信部102に入力する。有線通信部102は、通信制御部106による制御に従って、制御信号を第2の基地局装置200へ送信する。
第2の基地局装置200は、有線通信部202、無線通信部204、通信制御部206、指向方向制御部208、およびビーム幅制御部210を有する。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、記憶部158に記憶されている制御プログラム160などのプログラムに従ったCPU156からの命令によって動作することで実現される。
第2の基地局装置200の各部を詳細に説明する。有線通信部202は、図2に示されている通信部154によって実現され、所定のI/Fを介して第1の基地局装置100と各種データ(または情報)の送受信を行う。無線通信部204は、図2に示されている無線通信部152によって実現され、無線信号を作成し、アンテナ装置170から送信する。通信制御部206は、図2に示されているCPU156によって実現され、有線通信部202の制御や、無線通信部204の制御を行う。
ビーム幅制御部210は、図2に示されているCPU156によって実現され、第1の基地局装置100から入力される制御信号に付帯されるビーム幅を表す情報にしたがって、アンテナ装置170によって放射される電波のビーム幅を設定することで制御する。
図4は、第2の基地局装置200によって制御されるアンテナの指向方向を説明する図である。図4には、アンテナの指向方向を表す情報の一例として、第2の基地局装置200のアンテナ装置170bのチルト角を示す。第1の基地局装置100に接続されるアンテナ装置170a、および第2の基地局装置200に接続されるアンテナ装置170bは、鉄塔やビル等の高所に設置される。
アンテナ装置170bは、制御信号Cに付帯される指向方向を表す情報に従ってチルト角θ_tiltを設定する。アンテナ装置170bのチルト角θ_tiltは、地表に平行な水平面(x−y平面)を基準として、x−y平面に垂直な垂直面(z軸を含む面)における指向特性の最大指向方向DirBMの角度である。一般に、アンテナ装置170bの垂直放射パターンのメインローブBMの指向方向が最大指向方向DirBMとなる。チルト角θ_tiltが大きくなると(ダウンチルトすると)、最大指向方向DirBMはより地面に向くようになる。このため、第2の基地局装置200のカバレッジ(coverage)は縮小する。一方、チルト角θ_tiltが小さくなると(アップチルトすると)、最大指向方向DirBMは地面とは反対に天空に向くようになる。このため、第2の基地局装置200のカバレッジは拡大する。
図5は、ビーム幅を示す情報を示す。ビーム幅を示す情報の一例は、アンテナの放射特性(指向性)で、放射電力が最大の点から一定値以上下がったポイント間の角距離である。図5には、ビーム幅の一例として、放射電力が最大の点から3dB電力が下がったポイント間の角距離が示される。該角距離は、「半値角」とも呼ばれる。
図6は、本実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。図6を参照して、図1に示す第1の基地局装置100、および第2の基地局装置200の動作の例を説明する。
ステップS102では、遅延時間情報取得部108は、第1の基地局装置100と、該第1の基地局装置100と無線通信するユーザ端末50との間の通信における遅延時間を表す情報を取得する。ここで、遅延時間を表す情報の取得方法を説明する。遅延時間情報取得部108は、上りリンク(Uplink:UL)のタイミング補正値(TA(Timing Advance))に基づいて遅延時間を表す情報を取得する。上りリンクは、ユーザ端末50から第1の基地局装置100へ向かう方向のリンクである。
(代表往復遅延時間の例1)往復遅延時間分布における95%tile値。
(代表往復遅延時間の例2)往復遅延時間分布における最長の往復遅延時間。
(代表往復遅延時間の例3)往復遅延時間分布における最大分布数の往復遅延時間。
(代表往復遅延時間の例4)往復遅延時間分布における往復遅延時間の平均値。
アンテナ装置170bのアンテナの指向方向およびビーム幅の両方を制御する必要はなく、必要に応じてアンテナの指向方向およびビーム幅の一方が制御されてもよい。
上述した実施形態において、第1の基地局装置100に複数の第2の基地局装置200が接続される場合でも適用できる。これによって、複数の第2の基地局装置200の各々に適したアンテナの指向方向、および該アンテナによって放射されるビームのビーム幅の両方または一方を制御できる。
図9は、図1に示す無線通信システムにおいて、指向方向およびビーム幅を更新する動作を示す。
ステップS201では、第1の基地局装置100は、指向方向またはビーム幅を更新する処理を実行するか否かを判断する。ここで、指向方向またはビーム幅を更新する処理を実行するか否かを判断する方法の一例について説明する。
(指向方向またはビーム幅を更新するか否かを判断する方法(その1))
第1の基地局装置100の指向方向判定部110は、指向方向を更新する処理を実行する所定のタイミングであるか否かを判断する。例えば、指向方向判定部110は、一定周期で指向方向を更新する処理を実行する場合、該一定周期が経過するか否かを判定する。
第1の基地局装置100は、該第1の基地局装置100の状況が指向方向またはビーム幅を更新する処理を実行する条件と合致するか否かを判断する。例えば、第1の基地局装置100の指向方向判定部110は、一定周期で第1の基地局装置100のカバレッジ内に在るユーザ端末の間の通信品質の統計値を算出し、該統計値の変化量が所定の閾値以上である場合に更新する処理を実行すると判断し、該統計値の変化量が所定の閾値未満である場合には更新する処理を実行しないと判断する。
ステップS203では、遅延時間情報取得部108は、第1の基地局装置100と、該第1の基地局装置100と無線通信するユーザ端末50との間の通信における遅延時間を表す情報を取得する。この遅延時間情報の取得方法は、上述した図6のステップS102を適用できる。
ステップS205では、ビーム幅判定部112は、遅延時間情報取得部108により取得された遅延時間を表す情報に基づいて、アンテナによって放射されるビームのビーム幅を判定する。このアンテナのビームのビーム幅の判定方法は、上述した図6のステップS106を適用できる。
ステップS207では、通信制御部206は、アンテナの指向方向およびビーム幅の両方または一方を更新するか否かを判定する。通信制御部206は、制御信号に付帯されている指向方向を表す情報によって示される指向方向と、既に設定されているアンテナの指向方向とを比較し、一致しない場合には更新すると判断し、一致する場合には更新しないと判断する。また、通信制御部206は、制御信号に付帯されているビーム幅を表す情報によって示されるビーム幅と、既に設定されているビーム幅とを比較し、一致しない場合には更新すると判断し、一致する場合には更新しないと判断する。
ステップS207の判断の結果、アンテナの指向方向およびビーム幅の両方または一方を更新する場合にはステップS208に進み、アンテナの指向方向およびビーム幅の両方を更新しない場合にはステップS201に戻る。
ステップS209では、第2の基地局装置200は、図9の更新処理の終了を判断する。この判断の結果、終了する場合には図9の更新処理を終了し、終了しない場合にはステップS201に戻る。
本実施形態に係る無線通信システムは、図1に示される無線通信システムを適用できる。また、本実施形態に係る第1の基地局装置300、および第2の基地局装置400のハードウェア構成は、図2を適用できる。本実施形態に係る無線通信システムでは、第1の実施形態に係る無線通信システムにおいて、第2の基地局装置400は、第1の基地局装置300によって通知される遅延時間を表す情報に基づいて、該第2の基地局装置400に接続されるアンテナ装置170のアンテナの指向方向およびビーム幅の両方または一方を制御する。これによって、第2の基地局装置400において指向方向を判定する処理、およびビーム幅を判定する処理が行われるため、第1の基地局装置の処理負荷を低減できる。
本実施形態の機能構成について説明する。図10は、本実施形態に係る無線通信システムを構成する第1の基地局装置300、および第2の基地局装置400の機能ブロック図である。第1の基地局装置300と、第2の基地局装置400との間は、有線または無線によって接続される。具体的には、無線で接続される場合の例は、第1の基地局装置300と、第2の基地局装置400との間は、無線バックホール回線で接続される。本実施形態では一例として、第1の基地局装置300と、第2の基地局装置400との間が、有線によって接続される場合について説明する。第1の基地局装置300と、第2の基地局装置400との間が、無線によって接続される場合についても適用できる。
第1の基地局装置300は、有線通信部302、無線通信部304、通信制御部306、および遅延時間情報取得部308を有する。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、記憶部158に記憶されている制御プログラム160などのプログラムに従ったCPU156からの命令によって動作することで実現される。
第1の基地局装置300の各部を詳細に説明する。有線通信部302、無線通信部304、通信制御部306、および遅延時間情報取得部308は、第1の実施形態に係る第1の基地局装置100の有線通信部102、無線通信部104、通信制御部106、および遅延時間情報取得部108を適用できる。ただし、遅延時間情報取得部308は、遅延時間を表す情報を有線通信部302から第2の基地局装置400へ送信する。
第2の基地局装置400は、有線通信部402、無線通信部404、通信制御部406、指向方向判定部408、指向方向制御部410、ビーム幅判定部412、およびビーム幅制御部414を有する。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、記憶部158に記憶されている制御プログラム160などのプログラムに従ったCPU156からの命令によって動作することで実現される。
第2の基地局装置400の各部を詳細に説明する。有線通信部402、無線通信部404、通信制御部406、指向方向制御部410、およびビーム幅制御部414は、第1の実施形態に係る第2の基地局装置200の有線通信部202、無線通信部204、通信制御部206、指向方向制御部208、およびビーム幅制御部210を適用できる。
図11は、本実施形態に係る無線通信システムの動作を示すシーケンスチャートである。図11を参照して、第1の基地局装置300、および第2の基地局装置400の動作の例を説明する。
ステップS302では、遅延時間情報取得部308は、第1の基地局装置300と、該第1の基地局装置300と無線通信するユーザ端末50との間の通信における遅延時間を表す情報を取得する。遅延時間を表す情報の取得方法は上述した取得方法を適用できる。
ステップS306では、指向方向判定部408は、第1の基地局装置300によって送信された遅延時間を表す情報に基づいて、アンテナの指向方向を判定する。アンテナの指向方向を判定する方法は、図6のステップS104における処理を適用できる。
ステップS308では、ビーム幅判定部412は、第1の基地局装置300によって送信された遅延時間を表す情報に基づいて、ビーム幅を判定する。ビーム幅を判定する方法は、図6のステップS106における処理を適用できる。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。
さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
100、300…第1の基地局装置
152…無線通信部
154…通信部
156…CPU
158…記憶部
160…制御プログラム
162…バスライン
170…アンテナ装置
200、400…第2の基地局装置
Claims (9)
- 1又は複数の端末装置との間で無線信号を送受信する基地局装置であって、
前記基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて前記1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を取得し、
該遅延時間情報に基づいて、前記基地局装置に接続した1又は複数の他の基地局装置のいずれかの垂直面内のアンテナ指向方向を判定し、
前記1又は複数の他の基地局装置のいずれかに該アンテナ指向方向を設定する制御部
を備えた基地局装置。 - 前記制御部は、前記1又は複数の端末装置が前記基地局装置に最初にアクセスする際に送信するランダムアクセスチャネルに対して、前記基地局装置が前記1又は複数の端末装置の各々へ送信する前記送信タイミングの補正値に基づいて、前記遅延時間情報を取得する、請求項1に記載の基地局装置。
- 前記制御部は、前記送信タイミングの補正値に基づいて前記基地局装置のカバレッジ内に在る1又は複数の端末装置の各々についての往復遅延時間分布を算出し、該往復遅延時間分布に基づいて前記遅延時間情報を求める、
請求項1又は請求項2に記載の基地局装置。 - スモールセルを形成する基地局装置であって、
前記スモールセルを形成する基地局装置とは異なり、且つマクロセルを形成する他の基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を、該他の基地局装置から取得し、
該遅延時間情報に基づいて、前記スモールセルを形成する基地局装置のアンテナ装置の垂直面内のアンテナ指向方向を判定し、
前記スモールセルを形成する基地局装置に該アンテナ指向方向を設定する制御部
を備えた基地局装置。 - 前記送信タイミングの補正値は、前記1又は複数の端末装置が前記マクロセルを形成する他の基地局装置に最初にアクセスする際に送信するランダムアクセスチャネルに対して、前記マクロセルを形成する他の基地局装置が前記1又は複数の端末装置の各々へ送信するものである、請求項4に記載の基地局装置。
- 1又は複数の端末装置との間で無線信号を送受信する基地局装置によって実行される指向方向制御方法であって、
前記基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて、前記1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を取得し、
該遅延時間情報に基づいて、前記基地局装置に接続した1又は複数の他の基地局装置のいずれかの垂直面内のアンテナ指向方向を判定し、
前記1又は複数の他の基地局装置のいずれかに該アンテナ指向方向を設定する、指向方向制御方法。 - スモールセルを形成する基地局装置によって実行される指向方向制御方法であって、
前記スモールセルを形成する基地局装置とは異なり、且つマクロセルを形成する他の基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を、該他の基地局装置から取得し、
該遅延時間情報に基づいて、前記基地局装置のアンテナ装置の垂直面内のアンテナ指向方向を判定し、
前記スモールセルを形成する基地局装置に該アンテナ指向方向を設定する、指向方向制御方法。 - 1又は複数の端末装置との間で無線信号を送受信する基地局装置に、
前記基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて前記1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を取得させ、
該遅延時間情報に基づいて、前記基地局装置に接続した1又は複数の他の基地局装置のいずれかの垂直面内のアンテナ指向方向を判定させ、
前記1又は複数の他の基地局装置のいずれかに該アンテナ指向方向を設定させる、プログラム。 - スモールセルを形成する基地局装置に、
前記基地局装置とは異なり、且つマクロセルを形成する他の基地局装置が送信する下りリンクの無線フレームに応じて1又は複数の端末装置の各々が送信する上りリンクの無線フレームについての送信タイミングの補正値に基づいた遅延時間情報を、該他の基地局装置から取得させ、
該遅延時間情報に基づいて、前記基地局装置のアンテナ装置の垂直面内のアンテナ指向方向を判定させ、
前記スモールセルを形成する基地局装置に該アンテナ指向方向を設定させる、プログラム。
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