本明細書で使用される用語について簡潔に説明し、本発明について具体的に説明する。
本発明で使用される用語は、本発明での機能を考慮しながら、可能な限り現在広く使用される一般的な用語を選択したが、それは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによって異なりもする。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分で、詳細にその意味を記載する。従って、本発明で使用される用語は、単純な用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたった内容とを基に定義されなければならない。
明細書全体で、ある部分がある構成要素を「含む」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「モジュール」のような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によって具現されるのである。
明細書全体で、「ファーストスクリーン(first screen)」は、デバイスの電源がターンオンされたり、デバイスのロッキングが解除されたり、あるいはデバイスの動作モードが待機モードからアクティブモードに転換されるとき、デバイスに初めてディスプレイされる画面を意味する。本発明の一実施形態によるファーストスクリーンは、デバイスのホーム画面でもあり、メニュー画面でもあり、バックグラウンド画面でもあるが、それらに限定されるものではない。本発明の一実施形態によるファーストスクリーンは、デバイスが所定サービスを提供するためのゲートウェイでもある。例えば、デバイスは、ファーストスクリーンを介しておすすめサービスを提供することができる。
以下、添付した図面を参照し、本発明の実施形態について、本発明が属する技術分野で当業者が容易に実施するように詳細に説明する。しかし、本発明は、さまざまに異なる形態に具現され、ここで説明する実施形態に限定されるものではない。そして、図面で、本発明について明確に説明するために、説明と関係ない部分は省略し、明細書全体を介して、類似部分については、類似した図面符号を付した。
図1は、本発明の一実施形態に係わる客体(object)提供システムについて説明するためのブロック構成図である。
図1に図示されているように、本発明の一実施形態による客体提供システムは、第1デバイス100、第2デバイス200、管理サーバ300を含む。しかし、図示された構成要素が、いずれも必須構成要素であるというものではない。図示された構成要素より多くの構成要素によって、客体提供システムが具現されたり、それより少ない構成要素によっても、客体提供システムが具現されもする。例えば、管理サーバ300は、具現例によって、客体提供システムに含まれもし、含まれないこともある。客体提供システムが、管理サーバ300を含む場合についてまず説明し、客体提供システムが、管理サーバ300を含まない場合については、図6ないし図10を参照して追って説明する。
第1デバイス100は、外部デバイス(例えば、公共デバイス)で再生されるコンテンツに係わる客体を表示する装置でもある。以下では、「コンテンツに係わる客体」を、「コンテンツに係わるおすすめアイテム(recommendation item)」と表現する。本発明の一実施形態による「コンテンツに係わる客体」は、コンテンツに係わる情報を受信するためのリンク情報を含んでもよい。そのとき、「コンテンツに係わる情報」は、場合によっては、「コンテンツ情報」とも表現される。
第1デバイス100は、移動自在の個人デバイスでもある。本発明の一実施形態による第1デバイス100は、多様な形態で具現される。例えば、本明細書で記述される第1デバイス100は、携帯電話、スマートフォン(smart phone)、ノート型パソコン(laptop computer)、タブレットPC(personal computer)、電子ブック端末機、デジタル放送用端末機、PDA(personal digital assistant)、PMP(portable multimedia player)、ナビゲーション、MP3プレイヤ、デジタルカメラなどである。本明細書で記述される第1デバイス100は、ユーザによって着用される装置(wearable device)でもある。例えば、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、腕時計、めがね、指輪、腕輪、ネックレスなどでもある。
第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域内に位置していて、サービス領域外に移動することがある。第2デバイス200のサービス領域は、第2デバイス200が、ユーザまたは他のデバイスに、サービスを提供することができる領域を意味する。例えば、第2デバイス200のサービス領域には、第2デバイス200が通信サービスを提供することができる領域、第2デバイス200がコンテンツ再生サービスを提供することができる領域などがある。
第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域に位置する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200と通信連結される。例えば、第1デバイス100は、第2デバイス200と近距離通信を行うことができる。近距離通信の例としては、無線LAN(local area network)(Wi−Fi(wireless fidelity))、NFC(near field communication)、ブルートゥース、BLE(Bluetooth(登録商標) low energy)、ジグビー、WFD(Wi−Fi direct)、UWB(ultra-wideband)などがあるが、それらに限定されるものではない。一方、第1デバイス100は、管理サーバ300と有無線で連結される。
一方、第1デバイス100は、第2デバイス200または管理サーバ300に、おすすめアイテムを要請して受信することができる。本発明の一実施形態によるおすすめアイテムは、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるアイテムでもある。例えば、おすすめアイテムは、第2デバイス200で再生されるコンテンツに対応するアプリケーション・アイテム、レジュームアイテム(resume item)、付加情報アイテム、広告アイテムなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態によるおすすめアイテムは、コンテンツのイメージに、リンク情報またはインデックス情報が連結されたものでもあり、サービス利用のための客体形態で構成されもする。
本明細書で、「サービス利用のための客体」は、サービス提供者(service provider)のサービスを利用するためのユーザ・インターフェース(UI)をいう。サービス利用のための客体は、サーバまたはコンテンツ提供者(content provider)から提供されるサービスを利用するためのユーザ・インターフェースでもある。サービス利用のための客体は、例えば、アイコン、テキスト、イメージ及びリンク情報を含むユーザ・インターフェース、及び客体の機能に係わる説明情報(description)を含んでもよい。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、サーバから客体を受信し、受信された客体を利用して、サービス提供者のサービスを利用することができる。例えば、第1デバイス100は、客体を利用することにより、第1デバイス100内のアプリケーション・プログラム、データソース、サーバまたはコンテンツ提供者からコンテンツを獲得して処理することができる。また、客体は、ユーザ(または、デバイス)のコンテクスト情報(context information)に基づいて提供される所定のサービスがパッケージングされたユーザ・インターフェースでもある。
本発明の一実施形態による客体は、第1デバイス100にインストールされていなかったり、あるいは第1デバイス100によって実行されず、第1デバイス100のホストプログラムによって解析されることにより、第1デバイス100の画面に表示され、ユーザによって利用されもする。該客体は、例えば、ガジェット(gadget)でもあるが、それに制限されるものではない。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域を離脱する場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。
一方、本発明の一実施形態による第1デバイス100では、アプリケーション・プロセッサ(以下、「AP」とする)と別途に、SSP(seamless sensing platform)が動作することができる。第1デバイス100は、SSPのセンサハブ(sensor hub)にセンサを連結し、スリープモードのAPを目覚めさせず、センシング情報を収集し、状況を認知することができる。SSPのセンサハブ(一種のMCU(memory control unit))は、所定状況が生じた場合、スリープモードのAPを目覚めさせる。本発明の一実施形態によるSSP、APは、ハードウェア(H/W)、ソフトウェア(S/W)、またはそれらが結合された形態(H/W+S/W)によって具現される。SSPに係わる説明は、図17を参照し、追ってさらに説明する。
第2デバイス200は、コンテンツを再生するディスプレイ装置でもある。特に、本発明の一実施形態による第2デバイス200は、公共デバイスである。例えば、本明細書で記述される第2デバイス200は、大衆交通手段(例えば、バス、飛行機、地下鉄、列車など)に設置されたディスプレイ装置、キオスク(例えば、DID(digital information display)装置、LFD(large format display)装置)、劇場に設置された映画スクリーン装置、スポーツ競技長内に設置された電光板などがあるが、それらに限定されるものではない。
第2デバイス200は、第1デバイス100と近距離通信で連結される。また、第2デバイス200は、管理サーバ300と有無線通信を行うこともできる。
本発明の一実施形態による第2デバイス200は、再生されるコンテンツに係わる情報(例えば、コンテンツの識別情報、コンテンツの再生位置情報、コンテンツのキャプチャイメージ、コンテンツに対応するアプリケーション情報など)を、第1デバイス100または管理サーバ300に伝送することができる。また、本発明の他の実施形態によれば、第2デバイス200は、再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成し、第1デバイス100または管理サーバ300に伝送することもできる。
管理サーバ300は、コンテンツ再生サービスを提供する少なくとも1つの第2デバイス200を管理し、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供するサーバでもある。
本発明の一実施形態による管理サーバ300は、第1デバイス100または第2デバイス200と通信を行うことができる。例えば、管理サーバ300は、第1デバイス100から、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテム要請が受信される場合、第2デバイス200に、コンテンツ関連情報を要請することができる。そして、管理サーバ300は、第2デバイス200から受信されたコンテンツ関連情報に基づいて、おすすめアイテムを生成し、第1デバイス100に、生成されたおすすめアイテムを伝送することもできる。
本発明の一実施形態による管理サーバ300は、インテリジェンス・エンジンを含むことができ、管理サーバ300は、インテリジェンス・エンジンを介して、第1デバイス100で収集されるイベント情報を分析することができる。例えば、管理サーバ300は、イベント情報を分析し、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100のユーザの関心度、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率などを算出することができる。
以下では、第1デバイス100、第2デバイス200及び管理サーバ300の間の通信を介して、ユーザにおすすめアイテムを提供する方法について、図2ないし図5を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するためのフローチャートである。
段階210で、第1デバイス100は、コンテンツを再生する第2デバイス200のサービス領域からの第1デバイス100の離脱を感知する。例えば、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を所持したまま他の場所に移動し、第1デバイス100の位置が、第2デバイス200のサービス領域から外れる場合、第1デバイス100は、サービス領域からの離脱を感知することができるのである。
本発明の一実施形態による第2デバイス200のサービス領域は、第1デバイス100が第2デバイス200と通信することができる通信領域、第1デバイス100のユーザが第2デバイス200で再生されるコンテンツを直接観覧することができる観覧領域などでもある。例えば、第2デバイス200が、バス内でコンテンツを再生する広告パネルである場合、第2デバイス200のサービス領域は、ユーザが広告パネルで再生するコンテンツを観覧することができるバス内部領域や、広告パネルが他のデバイスと通信することができる広告パネルの通信領域でもある。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、第2デバイス200との通信連結が遮断される場合、第2デバイス200のサービス領域から離脱することを感知する。そのとき、第2デバイス200のサービス領域は、第2デバイス200の通信半径でもある。
例えば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域内に位置したAP(access point)に連結されている。そのとき、ユーザが、第1デバイス100を所持したまま移動する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域内に位置したAPとの連結途絶を感知する。
本発明の他の実施形態によれば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域外または境界に存在する外部装置を認識する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。例えば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域外に存在する外部装置から、近距離無線通信を介して、外部装置の識別情報または外部装置の位置情報を受信する場合、第1デバイス100は、外部装置の識別程度または外部装置の位置情報に基づいて、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。
本発明の一実施形態による外部装置は、近距離無線通信(NFC)タグ、ジグビータグ、BLEタグなどでもあるが、それらに限定されるものではない。
例えば、第1デバイス100がユーザの携帯端末であり、第2デバイス200がバス内に存在するディスプレイ装置であり、外部装置が下車用NFC端末でもある。そのとき、ユーザが、自分の携帯端末を下車用NFC端末(サービス領域の境界に存在する外部装置)にタッチする場合、携帯端末は、下車用NFC端末を認識することにより、バス内のディスプレイ装置のサービス領域から外れることを感知する。
一方、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域に係わる情報をあらかじめ保存している場合、第1デバイス100は、現在位置情報を利用して、第2デバイス200のサービス領域から外れることを感知することもできる。そのとき、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、RF(radio frequency)または赤外線を利用したビーコン(beacon)信号基盤技術、超音波位置認識技術、Wi−Fi信号のフィンガプリント(finger print)を利用した位置認識技術、ジグビー位置認識技術、及びGPS(global positioning system)信号基盤技術のうち少なくとも一つを利用して、現在位置情報を獲得することができる。
例えば、第1デバイス100は、Wi−Fi、GPS、通信網基地局などの情報を利用して、第2デバイス200のサービス領域から、第1デバイス200がN kmほど離れていることを感知する。
一方、本発明の一実施形態によれば、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域内でチェックイン(check in)を行った場合、第1デバイス100は、加速度センサを利用して、第1デバイス100がチェックインした位置から動いた距離を予測することもできる。本発明の一実施形態によるチェックインは、特定領域を訪問したり、あるいは特定サービスを利用した記録を、ユーザが意図的に残す行為を意味する。
段階220で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、管理サーバ300に要請することができる。すなわち、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から外れる場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるアイテムをユーザに勧めるために、管理サーバ300におすすめアイテムを要請することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200に係わる情報、及び第2デバイス200のサービス領域に係わる情報を、管理サーバ300に伝送しつつ、おすすめアイテムを要請することができる。
例えば、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、第2デバイス200の位置情報、第2デバイス200の識別情報のうち少なくとも一つにより、管理サーバ300に伝送しながら、おすすめアイテムを要請することができる。そのとき、第2デバイス200の位置情報は、第2デバイス200のサービス領域に係わる情報(例えば、サービス領域を識別するための識別値)を含んでもよい。
一方、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200からブロードキャスティングされる管理サーバ300に係わる情報を受信することができる。管理サーバ300に係わる情報は、管理サーバ300にアクセスするためのリンク情報(例えば、URL(uniform resource locator))を含んでもよい。
すなわち、第2デバイス200は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを獲得することができる管理サーバ300に係わる情報を、近距離通信を介して、所定周期でブロードキャスティングすることができる。近距離通信の一例としては、BLE、NFC、UWB、ANT+などがあるが、それらに限定されるものではない。また、第2デバイス200は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを獲得することができる管理サーバ300に係わる情報を、二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標))、カラーコード、グレーコード、タッチコードなどを介して提供することもできる。従って、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域から外れる場合、第2デバイス200から受信された管理サーバ300に係わる情報に基づいて、管理サーバ300におすすめアイテムを要請することができる。
本発明の一実施形態による管理サーバ300は、第1デバイス100の位置情報、第2デバイス200の位置情報、第2デバイス200の識別情報のうち少なくとも一つに基づいて、第2デバイス200、または第2デバイス200のサービス領域を特定することができる。例えば、第1デバイス100が、第1デバイス100の離脱時の位置情報を、管理サーバ300に伝送する場合、管理サーバ300は、第1デバイス100の位置から所定半径内に存在する第2デバイス200、または第2デバイス200のサービス領域を特定することができる。
そのとき、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を、第2デバイス200に要請し、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報を利用して、おすすめアイテムを生成することができる。
本発明の一実施形態による管理サーバ300は、第1デバイス100からおすすめアイテムに係わる要請が受信される時点に係わる情報を、第2デバイス200に伝送することができる。すなわち、管理サーバ300は、第1デバイス100から、おすすめアイテムに係わる要請が受信される時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を、第2デバイス200に要請することができる。
管理サーバ300がおすすめアイテムに係わる要請を受信する時点と、第1デバイス100が第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点との差は大きくないこともある。従って、本明細書では、第1デバイス100が第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点は、管理サーバ300または第2デバイス200が、おすすめアイテムに係わる要請を受信する時点と表現されもする。
一方、第1デバイス100が、第2デバイス200から所定周期で、第2デバイス200で再生されるコンテンツの再生位置情報(例えば、タイムスタンプ、インデックスなど)、及び第2デバイス200で再生されるコンテンツのリンク情報のうち少なくとも一つを受信する場合、第1デバイス100は、コンテンツの再生位置情報、及びコンテンツのリンク情報のうち少なくとも一つを管理サーバ300に伝送しながら、おすすめアイテムを要請することもできる。
そのとき、管理サーバ300は、第1デバイス100から受信されたコンテンツの再生位置情報、またはコンテンツのリンク情報を利用して、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することもできる。
本発明の他の実施形態によれば、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200に要請し、第2デバイス200からおすすめアイテムを受信することもできる。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、おすすめアイテムを要請するユーザのジェスチャが感知される場合、管理サーバ300に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを要請することもできる。おすすめアイテムを要請するユーザのジェスチャは、多様である。例えば、特定ボタン(ホームボタン、電源ボタンなど)を所定時間以上長く押すジェスチャ、画面の特定領域をタッチするジェスチャなどがある。
おすすめアイテムを要請するユーザのジェスチャが感知される場合、第1デバイスは、第2デバイス200のサービス領域内にあるとしても、おすすめアイテムを管理サーバ300に要請することができる。
段階230で、第1デバイス100は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを、管理サーバ300から受信することができる。そのとき、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、管理サーバ300で生成したおすすめアイテムを受信することができる。本発明の他の実施形態によれば、第1デバイス100は、第2デバイス200で生成されたおすすめアイテムを、管理サーバ300を介して受信することもできる。
本発明の一実施形態によるおすすめアイテムは、コンテンツに対応するアプリケーション・アイテム、コンテンツに対応するレジュームアイテム、コンテンツに対応する付加情報アイテム、コンテンツに対応する広告アイテムなどを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態によるアプリケーション・アイテムは、第2デバイス200で再生されるコンテンツを提供するコンテンツ提供者サーバに接続することができるアプリケーションに係わるアイテムでもある。
本発明の一実施形態によるレジュームアイテムは、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱した時点以後、第2デバイス200で再生されるコンテンツを第1デバイス100で再生させるアイテムでもある。
本発明の一実施形態による付加情報アイテムは、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる付加情報(例えば、映画コンテンツの場合、制作陣紹介、筋書、評点、プレビュー、OST(original soundtrack)情報など)を提供するアイテムでもある。本発明の一実施形態による広告アイテムは、コンテンツ、またはコンテンツに係わる付加サービスの購入を誘導するためのアイテムでもある。
段階240で、第1デバイス100は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100の所定画面は、第1デバイス100の動作モードが、待機モードからアクティブモードに転換されるとき(例えば、ロッキングが解除されるとき、電源がターンオンされるときなど)、第1デバイス100に初めてディスプレイされるファーストスクリーンを含んでもよいが、それに限定されるものではない。例えば、第1デバイス100は、アイコンを配するためのページのうち、特定ページにおすすめアイテムを表示することもでき、バックグラウンド画面の所定領域におすすめアイテムを表示することもできる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムが複数個である場合、リスト形態で、おすすめアイテムを所定画面に表示することもできる。
また、第1デバイス100に表示されるおすすめアイテムは、コンテンツのイメージに、リンク情報またはインデックス情報が連結されたものでもある。例えば、おすすめアイテムは、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツをキャプチャしたイメージ(以下、「ラストのスクリーンイメージ」ともする)と、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツの再生位置に係わる再生位置情報とが連結されたものでもある。
再生位置情報には、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツにアクセスするためのリンク情報(例えば、URL(uniform resource locator))や、第1デバイス100の離脱時点で、第2デバイス200で表示される静止映像コンテンツ(例えば、写真)などにアクセスするためのインデックス情報(例えば、URI(uniform resource identifier))などがある。
本発明のさらに他の実施形態によるおすすめアイテムは、コンテンツを示す所定テキストに、再生位置情報が結合された形態でもある。所定テキストは、コンテンツ提供者が提供するテキストでもある。
一方、本発明の一実施形態によれば、管理サーバ300は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100と連結されたクラウドサーバに伝送することもできる。その場合、第1デバイス100は、必要な時点で、クラウドサーバからおすすめアイテムを受信して画面に表示することができる。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から外れる場合、第1デバイス100のユーザは、第2デバイス200で再生されるコンテンツをそれ以上観覧することができないので、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報をユーザに勧めるために、所定画面におすすめアイテムを表示することができる。それと係わり、図3を参照し、さらに説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するための図面である。図3では、第1デバイス100が個人移動デバイスであり、第2デバイス200が公共デバイスである場合を例として挙げて説明する。
「A」公共デバイス200−1は、アニメーション・コンテンツを再生することができる(段階1)。そのとき、「A」公共デバイス200−1のサービス領域内に位置する第1デバイス100のユーザは、「A」公共デバイス200−1で再生するアニメーション・コンテンツを観覧することができる。第1デバイス100のユーザが、所定時間以上「A」公共デバイス200−1のサービス領域に留まっていて(IN)、他の空間に移動する(OUT)場合、第1デバイス100のユーザは、それ以上「A」公共デバイス200−1で再生されるアニメーション・コンテンツを観覧することができなくなる。
従って、第1デバイス100は、「A」公共デバイス200−1のサービス領域からの離脱が感知されれば(段階2)、管理サーバ300に、「A」公共デバイス200−1で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを要請することができる(段階3)。第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する段階2は、図2の段階210に対応するので、具体的な説明は省略する。
管理サーバ300は、それぞれの第2デバイス200のサービス領域に係わるデータベースを構築している。従って、管理サーバ300は、第1デバイス100から、おすすめアイテム提供要請が受信される場合、第1デバイス100の位置に基づいて、第2デバイス200を、「A」公共デバイス200−1に特定することができる。
管理サーバ300は、「A」公共デバイス200−1に、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300がおすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)で、「A」公共デバイス200−1で再生していたコンテンツに係わる情報を要請することができる。そのとき、「A」公共デバイス200−1は、管理サーバ300の要請に応答し、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300が、おすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)で再生していたコンテンツのイメージ、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300が、おすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)で再生していたコンテンツの再生位置情報(例えば、リンク情報またはインデックス情報)、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300が、おすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)で再生していたコンテンツに対応するアプリケーション情報、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300が、おすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)で再生していたコンテンツに係わる付加情報、広告情報などを、管理サーバ300に伝送することができる(段階4)。
本発明の一実施形態によれば、「A」公共デバイス200−1は、第1デバイス100が離脱する時点(または、管理サーバ300が、おすすめアイテムに係わる要請を、第1デバイス100から受信した時点)でコンテンツを再生していた画面をキャプチャしたキャプチャイメージ(ラストのスクリーンイメージ)を、管理サーバ300に伝送することもできる。
管理サーバ300は、「A」公共デバイス200−1から受信された情報を利用して、おすすめアイテムを生成することができる(段階5)。例えば、管理サーバ300は、「A」公共デバイス200−1から受信されたキャプチャイメージ(ラストのスクリーンイメージ)と、第1デバイス100が離脱する時点で再生していたコンテンツの再生位置情報(例えば、リンク情報またはインデックス情報)とを利用して、レジュームアイテムを、おすすめアイテムとして生成することができる。また、管理サーバ300は、「A」公共デバイス200−1から受信された付加情報を利用して、付加情報アイテムを生成することもでき、「A」公共デバイス200−1から受信されたアプリケーション情報を利用して、アプリケーション・アイテムを生成することもできる。そのとき、管理サーバ300は、おすすめアイテムを、サービス利用のための客体(例えば、ガジェット)形態に生成することもでき、リスト形態に生成することもできる。
管理サーバ300は、生成されたおすすめアイテムを、第1デバイス100に提供することができる(段階6)。第1デバイス100は、管理サーバ300から受信されたおすすめアイテムを、所定画面(例えば、ファーストスクリーン)に表示することができる(段階7)。
従って、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100を所持したユーザが、公共デバイスで再生されるコンテンツを観覧していて、他の場所に移動する場合、第1デバイス100は、ユーザに、公共デバイスで再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテム(例えば、レジュームアイテム)を提供することができるので、ユーザは、公共デバイスのサービス領域を外れたとしても、公共デバイスに提供されるサービスを続けて利用することができる。
以下では、状況分析(context analysis)を介して、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる関心度が高い場合、第1デバイス100の所定画面に、おすすめアイテムを表示する方法について、詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスが、状況分析を介して、おすすめアイテムを表示する方法について説明するためのフローチャートである。
段階405で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。本発明の一実施形態によるコンテンツは、教育コンテンツ、映画コンテンツ、放送コンテンツ、ゲームコンテンツ、広告コンテンツ、写真コンテンツ、ニュースコンテンツなどがあるが、それらに限定されるものではない。
段階410で、第1デバイス100は、第1デバイス100で生じるイベント情報を収集することができる。すなわち、第1デバイス100は、第1デバイス100で生じる多種のイベントを感知し、感知された多種のイベントに係わる情報を収集することができる。
例えば、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、またはネットワーク情報(例えば、GPS座標情報、cell−ID情報、Wi−Fi AP情報など)を収集することができる。
また、第1デバイス100は、ユーザの状態情報を収集することもできる。ユーザの状態情報とは、ユーザの動き、生活パターンなどに係わる情報であり、ユーザの歩き具合、運動する状態、運転中の状態、睡眠状態などに係わる情報が含まれる。例えば、ユーザが、第1デバイス100を宅内の据え置き台に連結する場合、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、勾配情報、移動情報、現在時間情報、アラーム設定情報などを考慮し、ユーザが睡眠状態であるということを判断することができる。また、ユーザが、第1デバイス100を車内の据え置き台に連結する場合、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、勾配情報、移動情報などを考慮し、ユーザが運転状態であるということを判断することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザ入力部を介して入力される内容を収集することもできる。例えば、第1デバイス100は、タッチスクリーンを介して、ユーザが入力するテキスト、絵、記号などの情報を収集したり、あるいはユーザの音声を認識し、ユーザが音声で入力した内容を収集することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、送受信メッセージ情報、送受信電子メール情報、通話内訳情報、SNS(social networking service)利用情報、ウェブページ利用情報を収集することもできる。例えば、第1デバイス100は、メッセージまたは電子メールの送受信時刻、送受信メッセージまたは送受信電子メールに含まれた内容、通話内容、通話時刻、通話相手情報、SNSサーバ接続時刻、SNS利用内訳、SNSサーバから受信した情報、ウェブページ接続時刻、ウェブページ利用内訳などを収集することができるのである。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第1デバイス100内のアプリケーション使用情報を収集することもできる。例えば、第1デバイス100は、ユーザが家計簿アプリケーションを実行して家計簿を作成する場合、家計簿に記録された支出、収入、投資などに係わる情報を収集することができ、ユーザが、日程管理アプリケーションを実行してスケジュールを入力する場合、ユーザのスケジュール情報を収集することもできる。また、第1デバイス100は、ユーザが、キャプチャ・アプリケーションを実行してキャプチャしたコンテンツ情報を収集することもでき、音楽再生アプリケーションを介して、ユーザが再生する音楽情報を収集することもできる。
一方、第1デバイス100は、ユーザがインストールしたり、あるいは使用ないしは検索したアプリケーションの識別情報、アプリケーション種類、アプリケーション利用時間、アプリケーション利用周期などの情報を収集することもできる。また、第1デバイス100内のモバイルカードを利用してユーザが決済を進める場合、第1デバイス100は、ユーザの決済情報、消費パターン情報などを収集することもできる。
すなわち、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第1デバイス100で生じるイベント情報、第1デバイス100のユーザに係わる情報などを多様なセンサを介して収集することができるのである。そのとき、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、所定周期でイベント情報を収集することもでき、特定イベント発生時、リアルタイムでイベント情報を収集することもできる。
一方、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、SSPを介して、イベント情報を収集することにより、イベント情報収集による電力消耗を最小化することもできる。
段階415で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。本発明の一実施形態による第1デバイス100は、収集されたイベント情報に基づいて、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。
例えば、第1デバイス100は、第2デバイス200との通信連結が遮断される場合、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。
また、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域外または境界に存在する外部装置(例えば、NFCタグ、BLEタグなど)が認識される場合、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。
一方、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域に係わる情報をあらかじめ保存している場合、第1デバイス100は、現在位置情報を利用して、第2デバイス200のサービス領域から外れることを感知することもできる。段階415は、段階210に対応するので、具体的な説明は省略する。
段階420で、第1デバイス100は、収集されたイベント情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、ユーザの入力情報、ユーザの状態情報、現在位置情報、事前購入内訳情報などに基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、第2デバイス200、または第2デバイス200のサービス領域について、チェックインする場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を高く算出することができる。
一方、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
そのとき、第1デバイス100は、ユーザの状態情報、現在位置情報、第1デバイス100で実行されるアプリケーション情報などに基づいて、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することができる。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で提供されるデータを第1デバイス100にダウンロードしたり、あるいは第2デバイス200で再生されるコンテンツを、SNSを介して、他のユーザに勧めるための推薦情報を、第1デバイス100に入力する場合、第1デバイス100は、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、95%)。
また、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200のサービス領域に所定時間以上留まり、留まる間、第1デバイス100を操作する回数または時間が、所定基準未満である場合、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が高いのである。
すなわち、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置が、第2デバイス200のサービス領域内で、所定時間以上変動がなく、ユーザの入力が所定時間以上感知されない場合、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、90%)。
一方、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域内に、第1デバイス100が所定時間以上位置しているとしても、第2デバイス200のサービス領域内に位置する間、第1デバイス100のユーザから、第2デバイス200で再生されるコンテンツと係わりのないアプリケーションに係わる実行要請を受信する場合、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を低く算出する(例えば、30%)。そのとき、第2デバイス200は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報をブロードキャストしている。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、カメラを介して、ユーザの目をセンシングすることにより、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することもできる。
例えば、第1デバイス100がユーザの目をセンシングした結果、ユーザが、第1デバイス100の画面を続けて注視している場合、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を低く算出する(例えば、10%)。一方、第1デバイス100が、ユーザの目をセンシングした結果、ユーザが、第1デバイス100の画面を注視していない場合、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を70%以上に算出することができる。
また、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、映画チケットを購入した内訳が存在し、チケットを購入した映画が上映される時間に、当該劇場に第1デバイス100が位置する場合、第1デバイス100は、ユーザが、第2デバイス200(例えば、映画スクリーン装置)で再生される映画コンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、98%)。
例えば、ユーザが、第1デバイス100を利用して、2013.3.1.午後5時に、XX劇場で上映するOO映画のチケットを事前購入したり、あるいは事前購入された映画チケットをサーバからダウンロードした場合、第1デバイス100は、映画事前購入イベントに係わる情報を収集及び分析することができる。そして、第1デバイス100が、2013.3.1.午後6時30分にXX劇場を離れる場合、第1デバイス100は、ユーザがOO映画を観覧した確率を高く算出する(例えば、99.9%)。本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、オントロジー(ontology)に基づいて収集されたイベント情報分析を行うことにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度情報を獲得することもできる。
オントロジーは、共有された概念化(shared conceptualization)に係わる定型化されて明示的な明細(formal and explicit specification)を意味する。オントロジーは、単語と関係とから構成された一種の辞書とも見ることができ、その中には、特定ドメインに係わる単語が階層的に表現されており、追加してそれを拡張することができる推論規則が含まれている。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザから入力されるテキストや音声を、オントロジーに基づいて分析することができる。すなわち、第1デバイス100は、オントロジーに基づいて、ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報を獲得することができる。そのとき、第2デバイス200は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報をブロードキャストしている。ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報に基づいて、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
例えば、第2デバイス200では、OOOアニメーションが上映され、第1デバイス100は、第2デバイス200からOOOアニメーションに係わる情報(例えば、コンテンツの種類、コンテンツ名、コンテンツの再生位置、場面情報など)を受信することができる。そのとき、第1デバイス100は、マイクロホンを介して収集されるユーザの音声を分析してキーワードを抽出し、抽出されたキーワードと、第2デバイス200から受信されたOOOアニメーションに係わる情報との相関度を、オントロジーに基づいて算出することができる。
もし第1デバイス100のユーザが友達との対話(または、通話)中、OOOアニメーションに係わる単語を多く言及した場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるOOOアニメーションに係わるユーザの関心度が高いと判断することができる。
段階425で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値以上であるか否か(例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が85%以上)を判断することができる。所定値は、第1デバイス100で設定した値でもあり、ユーザが設定した値でもあり、管理サーバ300が設定した値でもある。
一方、本発明の一実施形態によれば、所定状況で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する過程なしに、関心度が所定値以上であると推定する(あるいは、見なす)こともできる。
例えば、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる観覧券購入内訳が存在したり、あるいは第2デバイス200のサービス領域に、チェックインした記録が存在する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上であると判断することができる。
すなわち、第1デバイス100のユーザが、意図的に観覧券を購入した場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が高いと解釈される。従って、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツを、第1デバイス100のユーザが観覧した確率を特別に算出しないこともある。
段階430で、第1デバイス100は、が第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値以上である場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、管理サーバ300に要請することができる。例えば、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が85%以上である場合、おすすめアイテムを、管理サーバ300に要請することができる。
そのとき、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、第2デバイス200の位置情報、第2デバイス200の識別情報、コンテンツの再生位置情報、及びコンテンツのリンク情報のうち少なくとも一つを管理サーバ300に伝送しながら、おすすめアイテムを要請することができる。
一方、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値未満である場合、管理サーバ300におすすめアイテムを要請しないこともある。
段階435で、管理サーバ300は、おすすめアイテムを生成するために、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を、第2デバイス200に要請することができる。
段階440で、第2デバイス200は、管理サーバ300の要請に応答し、第1デバイス100の離脱時点で再生中であったコンテンツに係わる情報を、管理サーバ300に伝送することができる。
例えば、第2デバイス200は、第1デバイス100が離脱する時点でコンテンツを再生していた画面をキャプチャし、キャプチャされたイメージ(ラストのスクリーンイメージ)を、管理サーバ300に伝送することができる。また、第2デバイス200は、第1デバイス100が離脱する時点で再生していたコンテンツの再生位置情報(例えば、リンク情報またはインデックス情報)、第1デバイス100が離脱する時点で再生していたコンテンツに対応するアプリケーション情報、第1デバイス100が離脱する時点で再生していたコンテンツに係わる付加情報、広告情報などを管理サーバ300に伝送することができる。
段階445で、管理サーバ300は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することができる。例えば、管理サーバ300は、第2デバイス200から受信されたキャプチャイメージ(ラストのスクリーンイメージ)と、再生位置情報(例えば、リンク情報またはインデックス情報)とを利用して、レジュームアイテムを、おすすめアイテムとして生成することができる。また、管理サーバ300は、第2デバイス200から受信された付加情報を利用して、付加情報アイテムを生成することもでき、第2デバイス200から受信されたアプリケーション情報を利用して、アプリケーション・アイテムを生成することもできる。そのとき、管理サーバ300は、おすすめアイテムを、サービス利用のための客体(例えば、ガジェット)形態に生成することもでき、リスト形態に生成することもできる。
段階450で、管理サーバ300は、おすすめアイテムを、第1デバイス100に提供することができる。本発明の一実施形態によれば、管理サーバ300は、有無線通信を介して、おすすめアイテムを、第1デバイス100に伝送することができる。
段階455で、第1デバイス100は、おすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。そのとき、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザのコンテクスト情報を考慮し、おすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
例えば、ユーザから、おすすめアイテムを要請するジェスチャが感知される場合、第1デバイス100は、おすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。おすすめアイテムを要請するジェスチャは、多様である。
また、第1デバイス100は、照度情報、勾配情報などに基づいて、おすすめアイテムを所定画面に表示することもできる。例えば、第1デバイス100は、照度が所定値より低い場合、おすすめアイテムを所定画面に表示せず、照度が所定値以上である場合、おすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
すなわち、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100をポケットの中に入れていたり、あるいは第1デバイス100を手にしていない場合、ユーザが、おすすめアイテムを提供されようとする意思がほとんどないと見られる。従って、第1デバイス100は、照度情報または勾配情報に基づいて、おすすめアイテムを所定画面に表示しないこともある。
一方、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域からの離脱時、第1デバイス100を手にして画面を注視している場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。
従って、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、ユーザのコンテクスト情報を考慮し、ユーザが、おすすめアイテムが要求しなかったり、あるいはユーザが、おすすめアイテムを見出すことができないという状況である場合、所定画面に、おすすめアイテムを表示しないこともある。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザが指定した方式によって、おすすめアイテムを表示することもある。例えば、第1デバイス100は、おすすめアイテムをポップアップ・ウィンドー形態にも提供し、特定ページに、おすすめアイテムを表示することもある。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、現在位置を基準に、所定半径内で過去訪問した第2デバイス200のサービス領域を検索することができる。過去訪問した第2デバイス200のサービス領域が検索される場合、第1デバイス100は、過去第2デバイス200で再生されたコンテンツに係わるおすすめアイテムを抽出し、所定画面に表示することも可能である。
例えば、第1デバイス100が、現在位置するデパート脇の建物に、第1デバイス100のユーザが一ヵ月前に訪問したギャラリーが存在する場合、第1デバイス100は、一ヵ月前にギャラリーで観覧したコンテンツに係わるおすすめアイテムを、メモリから抽出して所定画面に表示することができる。
すなわち、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、ユーザ近くに、過去に訪問したサービス領域が存在し、当該サービス領域で、ユーザがコンテンツを観覧した場合、過去ユーザが観覧したコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供することができる。
段階455は、図2の段階240に対応するので、重複する部分に係わる具体的な説明は省略する。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、状況分析を介して、公共デバイスで再生される多くのコンテンツのうち、ユーザが観覧した可能性が高いコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供することができる。従って、必要以上に多くのおすすめアイテムが、第1デバイス100を介して、ユーザに提供されることを防止することができる。
本発明の具現例によって、段階405ないし段階455は、順序が変更されもし、一部段階が省略されもする。
図5は、本発明の一実施形態に係わる管理サーバが、おすすめアイテムを提供する方法について説明するためのフローチャートである。
段階505で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。そのとき、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域内に位置することができる。
段階510で、第1デバイス100は、第1デバイス100で生じるイベント情報を収集することができる。すなわち、第1デバイス100は、第1デバイス100で生じる多種のイベントを感知し、感知された多種のイベントに係わる情報を収集することができる。例えば、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報、ネットワーク情報、ユーザの状態情報、送受信メッセージ情報、送受信電子メール情報、通話内訳情報、SNS利用情報、アプリケーション使用情報、ウェブページ利用情報、決済情報などを収集することができる。
段階515で、第1デバイス100は、収集されたイベント情報を、管理サーバ300に伝送することができる。第1デバイス100は、収集されたイベント情報を、いずれも管理サーバ300に伝送することもでき、一部イベント情報のみを、管理サーバ300に伝送することもできる。例えば、第1デバイス100は、ユーザから入力される個人金融情報(銀行口座、カード番号など)、認証情報(個人パスワード、暗号化キーなど)などは、管理サーバ300に伝送しない。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、所定周期で、イベント情報を管理サーバ300に伝送することもでき、特定イベントが発生する場合、イベント情報を伝送することもできる。一方、第1デバイス100は、イベント情報を、打ち合わせ済みの暗号化コードで暗号化し、管理サーバ300に伝送することもできる。
段階520で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。そのとき、段階525で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、管理サーバ300に要請することができる。すなわち、管理サーバ300は、第1デバイス100が、コンテンツを再生する第2デバイス200のサービス領域から離脱する場合、第1デバイス100から、おすすめアイテムの要請を受信することができる。
段階530で、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。例えば、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、第2デバイス200、または第2デバイス200のサービス領域について、チェックインする場合、管理サーバ300は、第1デバイス100からチェックイン情報を受信することができる。そのとき、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を高く算出することができる。
一方、本発明の一実施形態による管理サーバ300は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を、第1デバイス100で収集されるイベント情報に基づいて算出することにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
そのとき、本発明の一実施形態による、管理サーバ300は、第1デバイス100から受信されるユーザの入力情報、ユーザの状態情報、現在位置情報、事前購入内訳情報などに基づいて、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することができる。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で提供されるデータを、第1デバイス100にダウンロードしたり、あるいは第2デバイス200で再生されるコンテンツを、他のユーザに勧めるための推薦情報を、第1デバイス100に入力するというようなイベント情報が、第1デバイス100から受信される場合、管理サーバ300は、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、95%)。
また、第1デバイス100の位置が、第2デバイス200のサービス領域内で、所定時間以上変動がなく、ユーザの入力が、所定時間以上感知されない場合、管理サーバ300は、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、90%)。
一方、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域内に、所定時間以上位置しているとしても、第2デバイス200のサービス領域内に位置する間、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、第2デバイス200で再生されるコンテンツと係わりのない作業を行う場合、管理サーバ300は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を低く算出する(例えば、30%)。
また、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、映画チケットを購入した内訳が存在し、第1デバイス100が、映画が上映される間、劇場に位置する場合、管理サーバ300は、ユーザが、第2デバイス200(例えば、映画スクリーン装置)で再生される映画コンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、98%)。
本発明の一実施形態によれば、管理サーバ300は、第1デバイス100で、カメラを介してユーザの目をセンシングした情報に基づいて、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することもできる。
一方、本発明の一実施形態によれば、管理サーバ300は、オントロジーに基づいて、第1デバイス100で収集されたイベント情報分析を行うことにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度情報を獲得することもできる。
例えば、管理サーバ300は、オントロジーに基づいて、第1デバイス100のユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報を獲得することができる。そのとき、管理サーバ300は、ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
段階535で、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上であるか否か(例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が85%以上)を判断することができる。所定値は、ユーザが設定した値でもあり、管理サーバ300が設定した値でもある。
一方、本発明の一実施形態によれば、所定状況で、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する過程なしに、関心度が所定値以上であると推定する(または、みなす)こともできる。
例えば、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの観覧券購入内訳が存在したり、あるいは第2デバイス200のサービス領域に、第1デバイス100がチェックインした記録が存在する場合、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値以上であると判断することができる。
段階540で、管理サーバ300は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値以上である場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を、第2デバイス200に要請することができる。そのとき、本発明の一実施形態によれば、管理サーバ300は、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点に係わる情報を、第2デバイス200に伝送することができる。
段階545で、管理サーバ300は、第2デバイス200から、コンテンツに係わる情報を受信することができる。例えば、管理サーバ300は、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツのイメージをキャプチャしたキャプチャイメージ情報、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツの再生位置に係わる再生位置情報、コンテンツに対応するアプリケーション情報、コンテンツに係わる付加情報、及びコンテンツに対応する広告情報のうち少なくとも一つを第2デバイス200から受信することができる。
段階550で、管理サーバ300は、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報に基づいて、第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することができる。
例えば、管理サーバ300は、第1デバイス100の離脱時点で、第2デバイス200の画面をキャプチャしたキャプチャイメージ情報、及び第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生中であったコンテンツの再生位置情報(例えば、タイムスタンプ情報、インデックス情報など)を利用して、レジュームアイテムを生成することができる。
段階555で、管理サーバ300は、生成されたおすすめアイテムを、第1デバイス100に伝送することができる。そのとき、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムをメモリに保存することができる。
段階560で、第1デバイス100は、ユーザのおすすめアイテム要請ジェスチャを感知する。例えば、第1デバイス100は、ユーザが、特定ボタン(例えば、ホームボタン)を押すか、画面の特定領域をタッチするか、あるいはロッキングを解除するというような、おすすめアイテム要請ジェスチャを感知する。
段階565で、第1デバイス100は、ユーザのおすすめアイテム要請ジェスチャが感知される場合、管理サーバ300から受信されたおすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。本発明の一実施形態による所定画面は、ファーストスクリーンでもある。
本発明の具現例によって、段階505ないし段階565は、順序が変更され、一部段階が省略されもする。例えば、具現例によって、段階530及び段階535が、段階545の次に進められ、段階530及び段階535が、段階550の次に進められもする。
以下では、管理サーバ300を介さずに、第1デバイス100が、第2デバイス200からおすすめアイテムを受信し、所定画面に表示する方法について、図6ないし図8を参照して詳細に説明する。
図6は、本発明の他の実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するための図面である。
段階610で、本発明の一実施形態による第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。そのとき、第2デバイス200のサービス領域600内に、第1デバイス100が位置する。本発明の一実施形態によるサービス領域600は、第2デバイス200が、第1デバイス100と通信することができる通信領域、または第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを直接観覧することができる観覧領域でもある。
段階620で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200に要請することができる。そのとき、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域600内に、所定時間(例えば、5分)以上位置する場合、第2デバイス200におすすめアイテムを要請することもできる。
例えば、第1デバイス100が、近距離通信を介して、所定時間以上、第2デバイスからブロードキャスティングされる信号を受信する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを要請することができる。また、第1デバイス100が、バス乗車用NFC端末を認識した後、所定時間(例えば、3分)が経過した場合、第1デバイス100は、バス内に存在するディスプレイ装置である第2デバイス200に再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを要請することもできる。
段階630で、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することができる。本発明の一実施形態による第2デバイス200は、おすすめアイテムに係わる要請が受信される時点で、リアルタイムで、おすすめアイテムを生成することができる。例えば、第2デバイス200は、要請が受信される時点でコンテンツを再生する画面をキャプチャすることができる。そして、第2デバイス200は、キャプチャ時に再生中であるコンテンツの再生位置を示す再生位置情報を、キャプチャイメージに連結し、レジュームアイテムを生成することができる。
一方、第2デバイス200は、第1デバイス100のおすすめアイテム要請が受信される前に、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、あらかじめ生成しておくこともできる。その場合、本発明の一実施形態による第2デバイス200は、第1デバイス100のおすすめアイテム要請が受信される場合、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムをメモリから抽出することができる。
段階640で、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100に提供することができる。例えば、第2デバイス200は、レジュームアイテム、アプリケーション・アイテム、付加情報アイテム、及び広告アイテムのうち少なくとも一つを、近距離通信を介して、第1デバイス100に伝送することができる。
本発明の一実施形態による第2デバイス200は、おすすめアイテムを伝送した後、おすすめアイテムが更新される場合、更新されたおすすめアイテムを、第1デバイス100に伝送することもできる。例えば、レジュームアイテムの場合、経間的にコンテンツの再生位置が変更されるので、第2デバイス200は、変化するコンテンツの再生位置によってレジュームアイテムを更新し、更新されたレジュームアイテムを、第1デバイス100に伝送することができるのである。一方、第2デバイス200は、第1デバイス100から、おすすめアイテムに係わる要請が受信される場合、所定周期で、おすすめアイテムを伝送することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200で生成されたコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200から受信することができる。
段階650で、第1デバイス100は、第2デバイス200から受信されたおすすめアイテムを、メモリに保存することができる。そのとき、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域600内に位置するので、第1デバイス100は、第2デバイス200から受信されたおすすめアイテムをメモリに保存だけをしておき、所定画面に表示しないこともある。
段階660で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域600から、第1デバイス100の離脱を感知する。その場合、段階670で、第1デバイスは、おすすめアイテムを、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。
すなわち、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域600内に位置する間は、第2デバイス200から受信されたおすすめアイテムを画面に表示せず、第2デバイス200のサービス領域600から外れる場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、所定画面に表示することができるのである。本発明の具現例により、段階610ないし段階670の順序が変更されることもあり、一部段階が省略されもする。例えば、第2デバイス200で、おすすめアイテムを、所定周期でブロードキャストする場合、第1デバイス100が、第2デバイス200におすすめアイテムを要請する段階が不要なこともある。
図7を参照し、管理サーバ300を介さずに、第1デバイス100と第2デバイス200とがおすすめアイテムを提供する方法について説明する。
図7は、本発明の他の実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するためのフローチャートである。
段階710で、第1デバイス100と第2デバイス200は、通信で連結される。例えば、第1デバイス100と第2デバイス200は、無線LAN(Wi−Fi)、ブルートゥース、NFC、ジグビー、WFD、UWBのような近距離通信網で連結される。
段階720で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。本発明の一実施形態によるコンテンツは、教育コンテンツ、映画コンテンツ、放送コンテンツ、ゲームコンテンツ、広告コンテンツ、写真コンテンツ、ニュースコンテンツなどがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の具現例によって、段階710並びに段階720の順序は、変更可能である。すなわち、第2デバイス200は、第1デバイス100と通信が連結された状態で、コンテンツを再生することもでき、コンテンツを再生した後、第1デバイス100と通信連結される。
段階730で、第1デバイス100は、第1デバイス100で収集されるイベント情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。例えば、第1デバイス100は、ユーザの入力情報、ユーザの状態情報、現在位置情報、事前購入内訳情報などに基づいて、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。段階730は、図4の段階420に対応するので、具体的な説明は省略する。
段階740で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値(例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が85%)以上であるか否かを判断することができる。所定値は、第1デバイス100で設定した値でもあり、ユーザが設定した値でもある。
段階740は、図4の段階425に対応するので、具体的な説明は省略する。
段階750で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上である場合、おすすめアイテムを、第2デバイス200に要請することができる。例えば、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が85%以上である場合、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200に要請することができる。
一方、第1デバイス100は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が所定値未満である場合、第2デバイス200に、おすすめアイテムを要請しないこともある。
一方、本発明の一実施形態によれば、所定状況で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する過程なしに、関心度が所定値以上であると推定する(または、見なす)。その場合、第1デバイス100は、第2デバイス200におすすめアイテムを要請することができる。
例えば、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる観覧券購入内訳が存在したり、あるいは第2デバイス200のサービス領域に、チェックインした記録が存在する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値以上であると判断し、第2デバイス200に、おすすめアイテムを要請することができる。
段階760で、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することができる。例えば、第2デバイス200は、画面をキャプチャしたキャプチャイメージ(ラストのスクリーンイメージ)と、コンテンツの再生位置情報(例えば、リンク情報またはインデックス情報)とを利用して、レジュームアイテムを生成することができる。また、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツの付加情報を利用して、付加情報アイテムを生成することもでき、再生中であるコンテンツに対応するアプリケーション情報を利用して、アプリケーション・アイテムを生成することもできる。そのとき、第2デバイス200は、おすすめアイテムを「サービス利用のための客体」形態に生成することもでき、リスト形態に生成することもできる。
段階770で、第1デバイス100は、おすすめアイテムを受信することができる。本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、所定周期で、おすすめアイテムを、第2デバイス200から受信することもできる。
段階780で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。もし第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱していない場合、第1デバイス100は、おすすめアイテムを、所定画面に表示せず、また第2デバイス200に、おすすめアイテムを要請して受信することができる(段階750ないし段階770を反復)。
段階790で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱が感知される場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。一方、第1デバイス100が、所定周期でおすすめアイテムを受信する場合、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する前に、最後に受信されたおすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。本発明の一実施形態による所定画面は、ファーストスクリーンを含んでもよい。
すなわち、本発明の一実施形態によれば、状況分析を介して、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧している確率が高い場合にのみ、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200に要請することができるのである。
一方、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、コンテクスト情報を考慮し、おすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
例えば、ユーザからおすすめアイテムを要請するジェスチャが感知される場合、第1デバイス100は、おすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。おすすめアイテムを要請するジェスチャは、多様である。
また、第1デバイス100は、照度情報、勾配情報などに基づいて、おすすめアイテムを、所定画面に表示することもできる。例えば、第1デバイス100は、照度が所定値より低い場合、おすすめアイテムを所定画面に表示せず、照度が所定値以上である場合、おすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
すなわち、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100をポケットの中に入れていたり、あるいは第1デバイス100を手にしていない場合、ユーザが、おすすめアイテムを提供されようとする意思がほとんどないと見られる。従って、第1デバイス100は、照度情報または勾配情報に基づいて、おすすめアイテムを所、定画面に表示しないこともある。
一方、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域からの離脱時、第1デバイス100を手にして画面を注視している場合、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザが指定した方式によって、おすすめアイテムを表示することも可能である。例えば、第1デバイス100は、おすすめアイテムを、ポップアップ・ウィンドー形態で提供する場合もあり、特定ページにおすすめアイテムを表示することも可能である。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、現在位置を基準に、所定半径内で、過去訪問した第2デバイス200のサービス領域を検索することができる。過去訪問した第2デバイス200のサービス領域が検索される場合、第1デバイス100は、過去第2デバイス200で再生されたコンテンツに係わるおすすめアイテムを抽出し、所定画面に表示することも可能である。
図8は、本発明の一実施形態に係わる第2デバイスが、おすすめアイテムを提供する方法について説明するためのフローチャートである。図7と重複する部分に係わる具体的な説明は、省略する。
段階810で、第1デバイス100と第2デバイス200は、通信連結される。段階820で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。段階830で、第2デバイス200は、第1デバイス100から、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムの要請を受信することができる。
段階840で、第2デバイス200は、おすすめアイテムを生成することができる。例えば、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに対応するアプリケーション・アイテム、レジュームアイテム、付加情報アイテム、広告アイテムなどを、おすすめアイテムとして生成することができるが、それらに限定されるものではない。
段階850で、第2デバイス200は、生成されたおすすめアイテムを、第1デバイス100に伝送することができる。
段階860で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。もし第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱していない場合、第1デバイス100は、さらに第2デバイス200に、おすすめアイテムを要請して受信することができる(段階830ないし段階850を反復)。例えば、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱していない場合、第1デバイス100は、所定周期で、第2デバイス200で更新されるおすすめアイテムを受信することができる。
段階870で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱が感知される場合、第1デバイスで収集されるイベント情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
段階880で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上であるか否かを判断することができる。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が90%以上であるか否かを判断することができる。もし判断結果、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が所定値(例えば、90%)未満である場合、第1デバイス100は、第2デバイス200から受信されたおすすめアイテムを所定画面に表示しないこともある。
段階890で、第1デバイス100は、算出された関心度が、所定値(例えば、90%)以上である場合、第2デバイス200から受信されたおすすめアイテムを、所定画面に表示することができる。
本発明の一実施形態によれば、所定周期で、おすすめアイテムが受信される場合、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する前に、最後に受信されたおすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
一方、本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、コンテクスト情報を考慮し、おすすめアイテムを所定画面に表示することができる。段階890は、図7の段階790に対応するので、具体的な説明は省略する。
以下では、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱する場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを直接生成して表示する方法について、図9及び図10を参照し、詳細に説明する。
図9は、本発明のさらに他の実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するための図面である。
段階910で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。そして、段階920で、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに係わる情報を、ブロードキャスティングすることができる。例えば、第2デバイス200は、コンテンツを再生する画面をキャプチャしたキャプチャイメージ、キャプチャ時に再生中であるコンテンツの再生位置を示す再生位置情報(例えば、URI、URLなど)、コンテンツに対応するアプリケーション情報、コンテンツに係わる付加情報、及びコンテンツに対応する広告情報のうち少なくとも一つを、所定周期でブロードキャスティングすることができる。
段階930で、第2デバイス200のサービス領域900内に位置する第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を獲得することができる。すなわち、本発明の一実施形態による、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域900内に位置する間、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報をロギングすることができる。
段階940で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域900からの第1デバイス100の離脱を感知する。
例えば、第1デバイス100は、第2デバイス200との通信連結が遮断される場合、第2デバイス200のサービス領域900から離脱することを感知する。
また、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域900外または境界に存在する外部装置(例えば、NFCタグ、BLEタグなど)が認識される場合、第2デバイス200のサービス領域900からの離脱を感知する。
一方、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域900に係わる情報をあらかじめ保存していたり、あるいは第2デバイス200からサービス領域900に係わる情報を受信する場合、第1デバイス100は、第1デバイス100の位置情報を利用して、第2デバイス200のサービス領域900から外れることを感知することもできる。
段階950で、第1デバイス100は、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報に基づいて、おすすめアイテムを生成することができる。例えば、第1デバイス100は、離脱を感知する前に、最後に受信されたキャプチャイメージ及び再生位置情報を利用して、第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるレジュームアイテムを生成することができる。そして、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるアプリケーション・アイテム、付加情報アイテム、広告アイテムを生成することもできる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムを、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。本発明の一実施形態による所定画面は、ファーストスクリーンを含んでもよい。
一方、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムが生成される場合、すぐに所定画面に表示することもでき、おすすめアイテムを要請するユーザジェスチャが感知される場合にのみ、おすすめアイテムを所定画面に表示することもできる。
すなわち、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域900に留まる間、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報をロギングしていて、後で第2デバイス200のサービス領域900から外れる場合、第2デバイス200で再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、所定画面(例えば、ファーストスクリーン)に表示することができる。図10を参照して説明する。
図10は、本発明のさらに他の実施形態に係わる第1デバイスのおすすめアイテム表示方法について説明するためのフローチャートである。図9と重複する部分に係わる具体的な説明は、省略する。
段階1010で、第2デバイス200は、コンテンツを再生することができる。
段階1020で、第2デバイス200は、再生中であるコンテンツに係わる情報(例えば、コンテンツのイメージ、コンテンツの再生位置情報、付加情報、広告情報、アプリケーション情報など)をブロードキャスティングすることができる。
段階1030で、第2デバイス200のサービス領域内に位置する第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を受信することができる。本発明の一実施形態による第1デバイス100は、受信されたコンテンツに係わる情報を管理することができる。
段階1040で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。第1デバイス100が離脱を感知する方法は、前述の通りであるので、具体的な説明を省略する。
もし第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱していない場合、第1デバイス100は、第2デバイス200からブロードキャスティングされるコンテンツに係わる情報を続けて収集することができる。
段階1050で、第1デバイス100は、第2デバイス200のサービス領域からの離脱が感知される場合、第1デバイス100で収集されるイベント情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出することができる。
段階1060で、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値(例えば、70%)以上であるか否かを判断することができる。判断した結果、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が所定値(例えば、70%)未満である場合、第1デバイス100は、おすすめアイテムを生成しないこともある。
段階1070で、第1デバイス100は、算出された関心度が、所定値(例えば、70%)以上である場合、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報に基づいて、おすすめアイテムを生成することができる。
そして、段階1080で、第1デバイス100は、生成されたおすすめアイテムを、所定画面(例えば、ファーストスクリーン)に表示することができる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を続けてロギングしていて、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域外に移動する場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成し、第1デバイス100の所定画面に表示することができる。
また、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、状況分析を介して、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率が高い場合には、ユーザが第2デバイス200のサービス領域を外れたとしても、第2デバイス200で再生されるコンテンツを続けて利用するように、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成し、所定画面に表示することができる。
図11A及び図11Bは、本発明の一実施形態に係わるおすすめアイテムを表示する所定画面を示す図面である。
図11Aに図示されているように、第1デバイス100は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、リスト形態で所定画面に表示することができる。それぞれのおすすめアイテムは、互いに異なる第2デバイス200で再生されたコンテンツに係わるアイテムでもある。例えば、ユーザが、バスに乗って劇場へ行って映画を見た後、地下鉄に乗って家に帰って来た場合、第1デバイス100は、バス内で再生されたアニメーション・コンテンツに係わる第1おすすめアイテム、劇場で見た映画コンテンツに係わる第2おすすめアイテム、地下鉄の駅で再生された広告コンテンツに係わる第3おすすめアイテムをリスト形態で表示することができるのである。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムリストを、おすすめアイテムが生成された時間順序で配することもでき、サービス領域に長く留まった時間順序で配することもできる。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、おすすめアイテムリストで、「カンフー・パンダ」映画コンテンツに係わるおすすめアイテム1100に係わるユーザの選択を感知する。「カンフー・パンダ」映画コンテンツに係わるおすすめアイテム1100は、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点でキャプチャされたキャプチャイメージに、リンク情報またはインデックス情報が連結されたレジュームアイテムでもある。
例えば、第1デバイス100のユーザが、飛行機の中でカンフー・パンダ映画を鑑賞していて、目的地に到着して飛行機から降りる場合、第1デバイス100は、ユーザが飛行機から降りることを感知し、降りる前に鑑賞したカンフー・パンダ映画を続けて見ることができるレジュームアイテム1100を所定画面に表示することができる。そのとき、レジュームアイテム1100は、具現例によって、管理サーバ300でも生成され、第2デバイス200でも生成され、第1デバイス100で生成されもする。
図11Bに図示されているように、第1デバイス100のユーザが、カンフー・パンダ映画コンテンツに係わるおすすめアイテム1100を選択する場合、第1デバイス100は、おすすめアイテム1100に含まれたリンク情報またはインデックス情報を確認することができる。そして、第1デバイス100は、確認されたリンク情報またはインデックス情報に基づいて、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点後、第2デバイス200で再生されたコンテンツを続けて再生することができる。例えば、第1デバイス100は、ユーザが飛行機から降りるために、まだ全て見ていないカンフー・パンダ映画をユーザが見られなかった部分から続けて再生することができる。
図12Aないし図12Cは、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスが、外部デバイスからおすすめアイテムを受信して表示する方法について説明するための図面である。
図12Aに図示されているように、第1デバイス100は、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3で表示されるおすすめアイテムを要請するユーザジェスチャを感知する。そのとき、第1デバイス100は、ユーザジェスチャに応答し、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3に、おすすめアイテムを要請する信号を伝送することができる。
図12Bに図示されているように、第1デバイス100は、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3から、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3で表示されるおすすめアイテムを受信することができる。そして、第1デバイス100は、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3から受信されたおすすめアイテムを、所定画面(または、所定ページ)に追加して表示することができる。
そのとき、ユーザは、少なくとも1つの外部デバイス400−1,400−2,400−3から受信されたおすすめアイテム(例えば、おすすめアイテム1、おすすめアイテム2、おすすめアイテム3)を確認し、そのうちの一部(例えば、おすすめアイテム2)を削除することができる。すなわち、第1デバイス100は、おすすめアイテム2に係わる削除要請ジェスチャが感知される場合、おすすめアイテム2を、おすすめアイテムリストから削除することができる。本発明の一実施形態による削除要請ジェスチャは、多様である。例えば、スワイプ(swipe)ジェスチャ、フリックジェスチャ、タップジェスチャ、ドラッグアンドドロップ・ジェスチャなどがあるが、それらに限定されるものではない。
図12Cに図示されているように、第1デバイス100は、ユーザの削除要請ジェスチャが感知されたおすすめアイテム2を、おすすめアイテムリストから削除し、おすすめアイテムリストを再配列することができる。
図13Aないし図13Cは、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスが、外部デバイスと、おすすめアイテムを共有する方法について説明するための図面である。
図13Aに図示されているように、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザから、おすすめアイテムに係わる外部デバイスとの共有要請を受信することができる。
図13Bに図示されているように、ユーザの共有要請に応答し、第1デバイス100は、おすすめアイテムを共有することができる少なくとも1つの外部デバイスリスト(例えば、居間(living room)TV(television)、部屋(my room)TV、冷蔵庫ディスプレイ(refrigerator display)、妹のモバイルフォン(sister's mobile))を表示することができる。少なくとも1つの外部デバイスは、第1デバイス100の周辺で、近距離通信(例えば、ブルートゥース通信、無線LAN通信など)を介して検索されるデバイスでもある。また、本発明の一実施形態によれば、少なくとも1つの外部デバイスは、UPnP(universal plug and play)に基づいて検索されるデバイスでもある。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、外部デバイスリスト(例えば、居間TV、部屋TV、冷蔵庫ディスプレイ、妹のモバイルフォンなど)から、居間TV 1300に係わるユーザの選択を感知する。
図13Cに図示されているように、第1デバイス100は、居間TV 1300に、ユーザが共有することを所望するおすすめアイテムを伝送することができる。そのとき、第1デバイス100は、居間TV 1300を認証する手続きを行うこともできる。例えば、第1デバイス100は、居間TV 1300から受信された認証情報、居間TV 1300の識別情報などに基づいて、居間TV 1300が、おすすめアイテムを表示することができる機器であるか否かを認証することができる。
第1デバイス100からおすすめアイテムを受信した居間TV 1300は、受信されたおすすめアイテムを、画面に表示することができる。そして、居間TV 1300は、おすすめアイテムに係わるユーザの選択を受信することができる。もし第1デバイス100から受信されたおすすめアイテムが、レジュームアイテムである場合、居間TV 1300は、レジュームコンテンツを再生することができる。
また、第1デバイス100から受信されたおすすめアイテムが、映画コンテンツに係わる付加情報アイテムである場合、居間TV 1300は、VOD(video on demand)購入、OST購入、制作現場表示などの映画コンテンツに係わる付加情報を画面に表示することもできる。
図14A及び図14Bは、本発明の一実施形態に係わる、大衆交通施設内で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供する方法について説明するための図面である。
図14Aに図示されているように、ユーザが機内に存在するディスプレイ装置1400を介してコンテンツを鑑賞していて、飛行機が目的地に到着し、飛行機から降りる場合、ユーザは、それ以上コンテンツを鑑賞することができない。
そのとき、図14Bに図示されているように、第1デバイス100は、機内に存在するディスプレイ装置1400のサービス領域から、第1デバイス100が離脱することを感知し、ディスプレイ装置1400で再生中であったコンテンツに係わるおすすめアイテムを所定画面に表示することができる。
図15Aないし図15Cは、本発明の一実施形態に係わる、劇場内で再生される映画コンテンツに係わるおすすめアイテムを提供する方法について説明するための図面である。
図15Aに図示されているように、ユーザは、劇場に存在する第2デバイス200を介して映画を鑑賞していて、映画再生が完了する前に席を立って出ることがある。その場合、第1デバイス100は、劇場出入口に存在する外部装置(例えば、NFCタグ、BLEタグなど)を認識することにより、第2デバイス200のサービス領域からの離脱を感知する。
図15Bに図示されているように、第1デバイス100は、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域から外れる時点から、第2デバイス200で再生されるコンテンツを続けて鑑賞するように、第1デバイス100の所定画面に、レジュームアイテムを提供することができる。その場合、ユーザは、劇場でまだ見ていない部分を続けて鑑賞することができる。
一方、図15Cに図示されているように、第1デバイス100は、おすすめアイテム(例えば、付加情報アイテム、広告アイテム)を、外部デバイス(例えば、宅内TV)1500に伝送することもできる。その場合、ユーザは、宅内TV 1500を介して、劇場で再生されたコンテンツに係わる付加情報を確認することができる。
図16Aないし図16Dは、本発明の一実施形態に係わる、スポーツ競技場内でプレイされるスポーツコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供する方法について説明するための図面である。
図16Aに図示されているように、ユーザは、野球場で野球競技を観覧することができる。そして、ユーザは、野球場に存在する電光板1610を介して、野球競技内容を確認することができる。
図16B及び図16Cに図示されているように、ユーザが、野球競技中に、しばらく観衆席を立つ場合、第1デバイス100は、観衆席境界または外に存在する外部装置(例えば、NFCタグまたはBLEタグ)1620を認識することにより、ユーザが、観衆席から外れることを感知する。その場合、第1デバイス100は、電光板1610に表示される野球競技内容に係わる付加情報アイテム、野球競技を中継するアプリケーション・アイテムなどを、おすすめアイテムとして所定画面に表示することができる。
図16Dに図示されているように、ユーザは、観衆席外に出ても、野球競技内容を、第1デバイス100を介して、引き続き確認することができる。
図17A及び図17Bは、本発明の一実施形態に係わる第1デバイスの構成について説明するためのブロック構成図である。
図17Aに図示されているように、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、通信部110、センシング部130、制御部160を含んでもよい。しかし、図示された構成要素がいずれも必須構成要素であるものではない。図示された構成要素より多くの構成要素によって、第1デバイス100が具現されもし、それより少ない構成要素によっても、第1デバイス100が具現されもする。
例えば、図17Bに図示されているように、本発明の一実施形態による第1デバイス100は、通信部110、出力部120、センシング部130、ユーザ入力部140、A/V(audio/video)入力部150、制御部160、メモリ170を含んでもよい。
以下、前記構成要素について、順に説明する。
通信部110は、第1デバイス100及び第2デバイス200、または第1デバイス100及び管理サーバ300の間の通信を行わせる一つ以上の構成要素を含んでもよい。例えば、通信部110は、移動通信部111、近距離通信部112、位置情報部113、無線通信部114を含んでもよい。
また、移動通信部111は、移動通信網上で、基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、無線信号は、音声コール信号、画像通話コール信号、または文字/マルチメディア・メッセージ送受信による多様な形態のデータを含んでもよい。
近距離通信部112は、近距離通信のためのユニットを意味する。本発明の一実施形態による近距離通信技術には、無線LAN(Wi−Fi、ブルートゥース、ジグビー、WFD、UWB、赤外線通信(IrDA:infrared data association)、BLEなどがあるが、それらに限定されるものではない。
位置情報部113は、第1デバイス100の位置を確認したり、あるいは得るためのユニットである。一例として、GPSモジュールがある。GPSモジュールは、複数個の人工衛星から位置情報を受信する。ここで、位置情報は、緯度及び経度で表示される座標情報を含んでもよい。特に、GPSモジュールは、衛星から受信した位置情報から、緯度、経度、高度の位置だけではなく、三次元の速度情報と共に、正確な時間まで得ることができる。
無線通信部114は、無線インターネット接続のためのユニットをいい、無線通信部114は、第1デバイス100に内蔵されたり、あるいは外に備えられる。
出力部120は、オーディオ信号、ビデオ信号または振動信号の出力のためのものであり、それには、ディスプレイ部121、音響出力部122、振動モータ123などが含まれる。
ディスプレイ部121は、第1デバイス100で処理される情報を表示出力する。例えば、ディスプレイ部121は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、所定画面(例えば、ファーストスクリーン)に表示することができる。また、ディスプレイ部121は、外部デバイスから受信された他のおすすめアイテムを、所定画面に表示することもできる。
一方、ディスプレイ部121とタッチパッドとがレイヤ構造をなしてタッチスクリーンとして構成される場合、ディスプレイ部121は、出力装置以外に、入力装置としても使用される。ディスプレイ部121は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、三次元ディスプレイ(3D(three dimensional) display)、電気泳動ディスプレイ(electrophoretic display)のうち少なくとも一つを含んでもよい。そして、第1デバイス100の具現形態によって、第1デバイス100は、ディスプレイ部121を2個以上含んでもよい。そのとき、2個以上のディスプレイ部121は、ヒンジ(hinge)を利用して対向するように配置される。
一方、本発明の一実施形態によれば、ディスプレイ部121は、第1デバイス100と連結された外部機器に存在することもある。外部機器は、第1デバイス100で実行されるアプリケーションに係わるデバイスでもある。外部機器は、具現例により、一つでもあり、複数でもある。
外部機器は、第1デバイス100と近距離通信を介して連結される。外部機器は、近距離通信を介して、第1デバイス100から制御命令を受信することもできる。本発明の一実施形態による外部機器は、多様である。例えば、外部機器は、入力装置、出力装置、制御装置などを含んでもよい。
本発明の一実施形態によれば、ディスプレイ部121は、ユーザのめがねに含まれもする。その場合、第1デバイス100は、ユーザのめがねを介して、おすすめアイテムを表示することができる。
音響出力部122は、通信部110から受信されたり、あるいはメモリ170に保存されたオーディオデータを出力する。また、音響出力部122は、第1デバイス100で遂行される機能(例えば、コール信号受信音、メッセージ受信音など)に係わる音響信号を出力する。そのような音響出力部122には、スピーカ(speaker)、ブザー(buzzer)などが含まれもする。
振動モータ123は、振動信号を出力することができる。例えば、振動モータ123は、オーディオデータまたはビデオデータ(例えば、コール信号受信音、メッセージ受信音など)の出力に対応する振動信号を出力することができる。また、振動モータ123は、タッチスクリーンにタッチが入力される場合、振動信号を出力することもでき、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から外れる場合、振動信号を出力することもできる。
センシング部130は、第1デバイス100で生じるイベントを収集することができる。例えば、センシング部130は、第1デバイス100の位置、ユーザの状態情報、第1デバイス100で使用されるアプリケーション情報、送受信メッセージ情報、送受信電子メール情報、通話内訳情報、SNS利用情報、ウェブページ利用情報、決済情報、ユーザの目位置などを感知する。
また、センシング部130は、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱するか否かも感知する。例えば、センシング部130は、第2デバイス200との通信連結遮断を感知する。また、センシング部130は、第2デバイス200のサービス領域外または境界に存在する外部装置を認識することもできる。
一方、センシング部130は、Wi−Fi(登録商標)、GPS、通信網基地局などの情報を利用して、第2デバイス200のサービス領域から、第1デバイス200がN kmほど離れているということを感知することもできる。また、ユーザが、第2デバイス200のサービス領域内で、第1デバイス100を利用してチェックインを行った場合、センシング部130は、加速度センサを利用して、第1デバイス100がチェックインした位置から動いた距離を予測することもできる。
本発明の一実施形態によるセンシング部130は、イベント情報を収集するための多様なセンサを含んでもよい。例えば、センシング部130は、加速度センサ(acceleration sensor)、勾配センサ(tilt sensor)、ジャイロセンサ(Gyro sensor)、磁場センサ(3−axis magnetic sensor)、音声認識センサ、照度センサ、温度センサ、映像センサ(例えば、カメラ)、タッチセンサなどを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。
一方、本発明の一実施形態によるセンシング部130は、SSP 10と連動される。SSP 10は、センサハブとSSPマネージャとを含んでもよい。そのとき、本発明の一実施形態によれば、センシング部130は、センサハブに連結され、SSPマネージャは、アプリケーション・プロセッサ(AP)161のフレームワークに含まれもする。
従って、センサハブは、センシング部130を介して、センシング情報(第1デバイス100で生じるイベント情報)を収集することができる。そのとき、スリープモードのAP 161を目覚めさせなければならない状況が生じる場合(例えば、第2デバイス200のサービス領域からの離脱が感知される場合)、センサハブは、SSPマネージャに伝送するデータがあるということを知らせる意味で、interrupt信号を伝送することができる。
SSPマネージャでは、センサハブが伝送するデータ形式(data type)や長さ(length)などを要請する内容の信号を、センサハブに伝送することができる。その場合、センサハブは、伝送するデータの形式及び長さに係わる内容を、SSPマネージャに伝送することができる。SSPマネージャは、受信準備完了メッセージ(start to read MSG)をセンサハブに伝送し、センサハブは、start to read MSGが受信されれば、センシングデータを、前もって約束されたパケットに加工し、SSPマネージャに伝送することができる。
一方、本発明の一実施形態によるセンシング部130は、第1デバイス100と連結された外部機器に存在することもある。外部機器、は第1デバイス100で実行されるアプリケーションに係わるデバイスでもある。外部機器は、具現例により、一つでもあり、複数でもある。第1デバイス100は、アプリケーションを利用して、外部機器を制御することができる。
本発明の一実施形態によれば、第1デバイス100は、外部機器に存在するセンシング部130でセンシングされるデータを、外部機器から受信することができる。例えば、温度センサが時計に装着されており、加速度センサがベルトに装着されている場合、第1デバイス100は、温度情報を時計から受信し、加速度情報をベルトから受信することができる。そのとき、時計及びベルトは、第1デバイス100にインストールされた所定アプリケーションを介して制御される。
本発明の一実施形態によれば、多様なセンサを周辺機器に分けて装着することにより、第1デバイス100で消費する電力使用量を減らすことができる。
ユーザ入力部140は、ユーザが、第1デバイス100を制御するためのデータを入力する手段を意味する。例えば、ユーザ入力部140には、キーパッド(key pad)、ドームスィッチ(dome switch)、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスィッチなどがあるが、それらに限定されるものではない。
A/V入力部150は、オーディオ信号またはビデオ信号入力のためのものであり、それには、カメラ151やマイク152などが含まれる。カメラ151は、画像通話モードまたは撮影モードで、イメージセンサを介して、静止映像または動画などの画像フレームを得ることができる。イメージセンサを介してキャプチャされたイメージは、制御部160または別途のイメージ処理部(図示せず)を介して処理される。処理された画像フレームは、ディスプレイ部121に表示されもし、メモリ170に保存されたり、あるいは通信部110を介して、外部に伝送される。カメラ151は、第1デバイス100の構成様態によって、2個以上が具備されもする。
マイク152は、通話モード、録音モードまたは音声認識モードなどで、外部の音響信号を入力され、電気的な音声データに処理する。そして、処理された音声データは、通話モードである場合、移動通信部111を介して、移動通信基地局に送信可能な形態に変換されて出力される。
制御部160は、一般的に、第1デバイス100の全般的な動作を制御する。すなわち、制御部160は、メモリ170に保存されたプログラムを実行することにより、通信部110、出力部120、センシング部130、ユーザ入力部140、A/V入力部150、メモリ170などを全般的に制御することができる。
制御部160は、アプリケーション・プロセッサ(AP)161及びコミュニケーション・プロセッサ(CP)162を含んでもよい。アプリケーション・プロセッサ161は、メモリ170に保存された各種アプリケーションの実行を制御することができる。コミュニケーション・プロセッサ162は、多様な通信機能を制御することができる。本発明の一実施形態によれば、アプリケーション・プロセッサ161及びコミュニケーション・プロセッサ162は、1つのハードウェア装置で具現されもし、それぞれ別途のハードウェア装置で具現されもする。
メモリ170は、制御部160の処理及び制御のためのプログラムを保存することもでき、入出力されるデータ(例えば、おすすめアイテム、コンテンツに係わる情報、センシング情報など)を保存することもできる。
メモリ170は、フラッシュメモリ・タイプ(flash memory type)、ハードディスク・タイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロ・タイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、SDメモリまたはXDメモリなど、RAM(random-access memory)、SRAM(static random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、PROM(programmable read-only memory)、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含んでもよい。また、第1デバイス100は、インターネット上で、メモリ170の保存機能を遂行するウェブストレージ(web storage)またはクラウドサーバを運用することもできる。
メモリ170に保存されたプログラムは、その機能によって、複数個のモジュールに分類することができるが、例えば、UI(user interface)モジュール171、タッチスクリーン・モジュール172、状況分析モジュール173、おすすめアイテム管理モジュール174などに分類される。
UIモジュール171は、アプリケーション別に特化されたUI、グラフィック・ユーザ・インターフェース(GUI)などを提供することができる。タッチスクリーン・モジュール172は、ユーザのタッチスクリーン上のタッチジェスチャを感知し、タッチジェスチャに係わる情報を制御部160に伝達することができる。タッチスクリーン・モジュール172は、別途のコントローラ(H/W(hardware))で構成されもする。
タッチスクリーンのタッチまたは近接タッチを感知するために、タッチスクリーンの内部または近くに、多様なセンサが具備される。タッチスクリーンのタッチを感知するためのセンサの一例として、触覚センサがある。触覚センサは、人が感じるほど、あるいはそれ以上に特定物体の接触を感知するセンサをいう。前記触覚センサは、接触面の粗度、接触物体の硬度、接触地点の温度のような多様な情報を感知する。
ユーザのタッチジェスチャには、タップ、タッチ&ホールド、ダブルタップ、ドラッグ、パニング、フリック、ドラッグアンドドロップ、スワイプなどがある。
「タップ(tap)」は、ユーザが、指やタッチツール(例えば、ライトペン)を利用して、画面をタッチした後、動かないまま画面からすぐに離す動作を示す。
「タッチ&ホールド(touch & hold)」は、ユーザが、指やタッチツール(例えば、ライトペン)を利用して、画面をタッチした後、臨界時間(例えば、2秒)以上、タッチ入力を維持する動作を示す。すなわち、タッチイン時点とタッチアウト時点との時間差が臨界時間(例えば、2秒)以上である場合を意味する。タッチ入力が、タップであるかタッチ&ホールドであるかをユーザに認識させるために、タッチ入力が臨界時間以上維持されれば、視覚的、聴覚的または触覚的にフィードバック信号を提供することもできる。前記臨界時間は、具現例によって変更される。
「ダブルタップ(double tap)」は、ユーザが、指やタッチツール(stylus)を利用して、画面を2回タッチする動作を示す。
「ドラッグ(drag)」は、ユーザが、指やタッチツールを画面にタッチした後、タッチを維持した状態で、指やタッチツールを画面内の他の位置に移動させる動作を意味する。ドラッグ動作によって、オブジェクトが移動されたり、あるいは後述するパニング動作が遂行される。
「パニング(panning)」は、ユーザが、オブジェクトを選択せずに、ドラッグ動作を行う場合を示す。パニングは、特定オブジェクトを選択しないので、オブジェクトがページ内で移動されるのではなく、ページ自体が画面内で移動したり、あるいはオブジェクトのグループがページ内で移動する。
「フリック(flick)」は、ユーザが、指やタッチツールを利用して、臨界速度(例えば、100 pixel/s)以上でドラッグする動作を示す。指やタッチツールの移動速度が、臨界速度(例えば、100 pixel/s)以上であるか否かに基づいて、ドラッグ(または、パニング)とフリックとを区別することができる。
「ドラッグアンドドロップ(drag & drop)」は、ユーザが、指やタッチツールを利用して、オブジェクトを画面内所定位置にドラッグした後、そこに置く動作を意味する。
「ピンチ(pinch)」は、ユーザが2本の指を画面の上にタッチさせた状態で、互いに異なる方向に動かす動作を示す。オブジェクトまたはページの拡大(pinch open)あるいは縮小(pinch close)のためのジェスチャであり、2本の指の距離によって、拡大値や縮小値が決定される。
「スワイプ(swipe)」は、指やタッチツールで、画面の上のオブジェクトをタッチした状態で、水平方向または垂直方向に一定距離を動かす動作である。斜線方向の動きは、スワイプイベントとして認識されない。
メモリ170は、音声認識エンジンを利用して、ユーザの音声を認識し、認識された音声を制御部160に伝達するための音声認識モジュール(図示せず)を含んでもよい。
状況分析モジュール173は、センシング部130を介して収集されるイベント情報に基づいて、状況(context)を分析することができる。例えば、状況分析モジュール173は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるユーザの関心度を算出することができる。本発明の一実施形態によれば、状況分析モジュール173は、ユーザの入力情報、ユーザの状態情報、現在位置情報、事前購入内訳情報などに基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるユーザの関心度を算出することができる。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第1デバイス100を利用して、第2デバイス200、または第2デバイス200のサービス領域について、チェックインする場合、状況分析モジュール173は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるユーザの関心度を高く算出する。
一方、状況分析モジュール173は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出することにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する。そのとき、状況分析モジュール173は、ユーザの状態情報、現在位置情報、第1デバイス100で実行されるアプリケーション情報などに基づいて、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出する。
例えば、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で提供されるデータを第1デバイス100にダウンロードしたり、あるいは第2デバイス200で再生されるコンテンツを、SNSを介して他のユーザに勧めるための推薦情報を、第1デバイス100に入力する場合、状況分析モジュール173は、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、95%)。
また、状況分析モジュール173は、第1デバイス100の位置が、第2デバイス200のサービス領域内で、所定時間以上変動がなく、ユーザの入力が、所定時間以上感知されない場合、ユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を高く算出する(例えば、90%)。
一方、第2デバイス200のサービス領域内に、第1デバイス100が所定時間以上位置しているとしても、第2デバイス200のサービス領域内に位置する間、第1デバイス100のユーザから、第2デバイス200で再生されるコンテンツと係わりのないアプリケーションに係わる実行要請が受信された場合、状況分析モジュール173は、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を低く算出する(例えば、30%)。
本発明の一実施形態によれば、状況分析モジュール173は、カメラを介して、ユーザの目をセンシングした情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるユーザの関心度を算出することもできる。
状況分析モジュール173は、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる観覧券購入内訳が存在したり、あるいは第2デバイス200のサービス領域にチェックインした記録が存在する場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上であると判断することができる。
本発明の一実施形態によれば、状況分析モジュール173は、オントロジーに基づいて、収集されたイベント情報分析を行うことにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度情報を獲得することもできる。
例えば、状況分析モジュール173は、オントロジーに基づいて、ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報を獲得することができる。そして、状況分析モジュール173は、ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報に基づいて、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する。
おすすめアイテム管理モジュール174は、管理サーバ300、第2デバイス200または外部デバイスから受信されたおすすめアイテムを管理することができる。また、おすすめアイテム管理モジュール174は、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報に基づいて、直接おすすめアイテムを生成することもできる。
図18は、本発明の一実施形態に係わる第2デバイスの構成について説明するためのブロック構成図である。
図18に図示されているように、本発明の一実施形態による第2デバイス200は、通信部210、出力部220、ユーザ入力部230、制御部240、メモリ250を含んでもよい。しかし、図示された構成要素がいずれも必須構成要素であるものではない。図示された構成要素より多くの構成要素によって、第2デバイス200が具現されもし、それより少ない構成要素によっても、第2デバイス200が具現される。
以下、前記構成要素について、順に説明する。
通信部210は、第2デバイス200及び第1デバイス100、または第2デバイス200及び管理サーバ300の間の通信を行わせる一つ以上の構成要素を含んでもよい。例えば、通信部210は、移動通信部211、近距離通信部212、有線通信部213、無線通信部214を含んでもよい。
本発明の一実施形態による近距離通信技術には、無線LAN(Wi−Fi、ブルートゥース、ジグビー、WFD、UWB、赤外線通信(IrDA)、BLE、ANT+などがあるが、それらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態によれば、通信部210は、コンテンツに係わる情報を、第1デバイス100または管理サーバ300に伝送することができる。また、通信部210は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100または管理サーバ300に伝送することもできる。
一方、通信部210は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを獲得することができる管理サーバ300に係わる情報を、近距離通信を介して所定周期で、ブロードキャスティングすることができる。管理サーバ300に係わる情報は、管理サーバ300にアクセスするためのリンク情報(例えば、URL)を含んでもよい。
出力部220は、オーディオ信号、ビデオ信号または振動信号の出力のためのものであり、それには、ディスプレイ部221、音響出力部222及び振動モータ223などが含まれる。
ディスプレイ部221は、第2デバイス200で処理される情報を表示出力する。例えば、ディスプレイ部221は、第2デバイス200で再生されるコンテンツを画面に表示することができる。
また、ディスプレイ部221は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを獲得することができる管理サーバ300に係わる情報を含む二次元バーコード(例えば、QRコード(登録商標)、カラーコード、グレーコードなどを表示することもできる。
一方、ディスプレイ部221とタッチパッドとがレイヤ構造をなしてタッチスクリーンとして構成される場合、ディスプレイ部221は、出力装置以外に、入力装置としても使用される。ディスプレイ部221は、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード、フレキシブルディスプレイ、三次(3D)ディスプレイ、電気泳動ディスプレイのうち少なくとも一つを含んでもよい。そして、第2デバイス200の具現形態によって、第2デバイス200は、ディスプレイ部221を2個以上含んでもよい。
音響出力部222は、通信部210から受信されたり、あるいはメモリ250に保存されたオーディオデータを出力する。また、音響出力部222は、第2デバイス200で遂行される機能に係わる音響信号を出力する。そのような音響出力部222には、スピーカ、ブザーなどが含まれる。
振動モータ223は、振動信号を出力することができる。例えば、振動モータ223は、オーディオデータまたはビデオデータの出力に対応する振動信号を出力することができる。また、振動モータ223は、タッチスクリーンにタッチが入力される場合、振動信号を出力することもできる。
ユーザ入力部230は、ユーザが、第2デバイス200を制御するためのデータを入力する手段を意味する。例えば、ユーザ入力部230には、キーパッド、ドームスィッチ、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスィッチなどがあるが、それらに限定されるものではない。
制御部240は、一般的に、第2デバイス200の全般的な動作を制御する。すなわち、制御部240は、メモリ250に保存されたプログラムを実行することにより、通信部210、出力部220、ユーザ入力部230、メモリ250などを全般的に制御することができる。
メモリ250は、制御部240の処理及び制御のためのプログラムを保存することもでき、入出力されるデータ(例えば、マルチメディア・コンテンツ、おすすめアイテム、コンテンツに係わる情報など)を保存することもできる。
メモリ250は、フラッシュメモリ・タイプ、ハードディスク・タイプ、マルチメディアカードマイクロ・タイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SDメモリまたはXDメモリなど、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリ、磁気ディスク、光ディスクのうち少なくとも1つのタイプの記録媒体を含んでもよい。また、第2デバイス200は、インターネット上でメモリ250の保存機能を遂行するウェブストレージまたはクラウドサーバを運用することもできる。
メモリ250に保存されたプログラムは、その機能によって、複数個のモジュールでに類することができるが、例えば、UIモジュール251、コンテンツ再生モジュール252、おすすめアイテム生成モジュール253、コンテンツ管理モジュール254などに分類される。
UIモジュール251は、コンテンツまたはアプリケーション別に特化されたUI、GUIなどを提供することができる。コンテンツ再生モジュール252は、所定コンテンツを再生することができる。UIモジュール251、コンテンツ再生モジュール252の機能は、その名称から当業者が直観的に推論することができるので、具体的な説明は省略する。
おすすめアイテム生成モジュール253は、再生中であるコンテンツに係わるおすすめアイテムを生成することができる。例えば、おすすめアイテム生成モジュール253は、コンテンツを再生する画面をキャプチャしたキャプチャイメージ、及びキャプチャ時に再生中であるコンテンツの再生位置を示す再生位置情報を利用して、レジュームアイテムを生成することができる。また、おすすめアイテム生成モジュール253は、再生中であるコンテンツに対応するアプリケーション・アイテム、広告アイテム、付加情報アイテムなどを生成することもできる。
コンテンツ管理モジュール254は、第2デバイス200で再生されるコンテンツ、コンテンツに係わる情報などを管理することができる。
図19は、本発明の一実施形態に係わる管理サーバの構成について説明するためのブロック構成図である。
図19に図示されているように、本発明の一実施形態による管理サーバ300は、通信部310、制御部320、メモリ330を含んでもよい。しかし、図示された構成要素がいずれも必須構成要素であるものではない。図示された構成要素より多くの構成要素によって、管理サーバ300が具現されもし、それより少ない構成要素によっても、管理サーバ300が具現される。
以下、前記構成要素について、順に説明する。
通信部310は、管理サーバ300及び第1デバイス100、または管理サーバ300及び第2デバイス200の間の通信を行わせる一つ以上の構成要素を含んでもよい。
通信部310は、第1デバイス100から、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテム要請を受信することができる。通信部310は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報を、第2デバイス200に要請し、受信することができる。通信部310は、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを伝送することができる。
一方、通信部310は、コンテンツに係わるおすすめアイテムを、第1デバイス100と連結されたクラウドサーバに伝送することもできる。
制御部320は、一般的に、管理サーバ300の全般的な動作を制御する。例えば、本発明の一実施形態による制御部320は、メモリ330に保存された少なくとも1つのプログラムを実行することにより、第1デバイス100に、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを提供することができる。
メモリ330は、制御部320の処理及び制御のためのプログラムを保存することもでき、入出力されるデータ(例えば、おすすめアイテム、コンテンツに係わる情報、センシング情報など)を保存することもできる。
メモリ330に保存されたプログラムは、その機能によって、複数個のモジュールに分類することができるが、例えば、状況分析モジュール331、おすすめアイテム生成モジュール332、サービス領域管理モジュール333などに分類することができる。
状況分析モジュール331は、第1デバイス100で収集されるイベント情報に基づいて、状況(context)を分析することができる。特に、状況分析モジュール331は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100のユーザの関心度、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率などを算出する。状況分析モジュール331は、ユーザの入力情報、ユーザの状態情報、第1デバイス100の位置情報、事前購入内訳情報などに基づいて、第1デバイス100のユーザが、第2デバイス200で再生されるコンテンツを観覧していた確率を算出する。
状況分析モジュール331は、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの観覧券購入内訳が存在したり、あるいは第2デバイス200のサービス領域に、第1デバイス100を介してチェックインした記録が存在する場合、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度が、所定値以上であると判断することができる。
本発明の一実施形態によれば、状況分析モジュール331は、オントロジーに基づいて、第1デバイス100で収集されたイベント情報分析を行うことにより、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を分析することもできる。
例えば、状況分析モジュール331は、オントロジーに基づいて、ユーザから入力されるテキスト/音声と、第2デバイス200で再生されるコンテンツとの相関度情報を獲得し、相関度情報を利用して、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる第1デバイス100ユーザの関心度を算出する。
おすすめアイテム生成モジュール332は、第1デバイスが、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わるおすすめアイテムを、第2デバイス200から受信されたコンテンツに係わる情報に基づいて、生成することができる。
例えば、おすすめアイテム生成モジュール332は、第1デバイス100が、第2デバイス200のサービス領域から離脱する時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツのイメージをキャプチャしたキャプチャイメージ情報、及び第1デバイス100の離脱時点で第2デバイス200で再生されるコンテンツの再生位置に係わる再生位置情報を利用して、レジュームアイテムを生成することができる。また、おすすめアイテム生成モジュール253は、再生中であるコンテンツに対応するアプリケーション・アイテム、広告アイテム、付加情報アイテムなどをおすすめアイテムとして生成することもできる。
サービス領域管理モジュール333は、コンテンツを再生するサービスを提供する第2デバイス200のサービス領域に係わる情報を管理することができる。例えば、サービス領域管理モジュール333は、第2デバイス200の位置、第2デバイス200のサービス領域の位置、第2デバイス200の識別情報、第2デバイス200で再生されるコンテンツに係わる情報などを管理することができる。
本発明の一実施形態による方法は多様な、コンピュータ手段を介して遂行されるプログラム命令形態で具現され、コンピュータ可読媒体に記録される。前記コンピュータ可読媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを、単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記媒体に記録されるプログラム命令は、本発明のために特別に設計されて構成されたものなどや、コンピュータ・ソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものでもある。コンピュータ可読記録媒体の例には、ハードディスク、プロッピィーディスク及び磁気テープのような磁気媒体(magnetic media);CD(compact disc)−ROM、DVD(digital versatile disc)のような光記録媒体(optical media);フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気光媒体(magneto-optical media;及びROM、RAM、フラッシュメモリのようなプログラム命令を保存して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置;が含まれる。プログラム命令の例には、コンパイラによって作われるような同じ機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用し、コンピュータによって実行される高級言語コードを含む。
本発明の一実施形態による第1デバイス100は、ユーザが、第1デバイス100の外部で経験するサービスを、個人用デバイスである第1デバイス100を介して再び経験させる。
すなわち、本発明の一実施形態によれば、ユーザは、公共デバイスを介して鑑賞したコンテンツを、公共デバイスのサービス領域から外れたとしても、個人デバイスを介して続けて鑑賞することができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲は、それらに限定されるものではなく、特許請求の範囲で定義している本発明の基本概念を利用した当業者の多くの変形形態及び改良形態も、本発明の権利範囲に属する。