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JP6473203B1 - サーバ装置、制御方法及びプログラム - Google Patents

サーバ装置、制御方法及びプログラム Download PDF

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JP6473203B1 JP2017165068A JP2017165068A JP6473203B1 JP 6473203 B1 JP6473203 B1 JP 6473203B1 JP 2017165068 A JP2017165068 A JP 2017165068A JP 2017165068 A JP2017165068 A JP 2017165068A JP 6473203 B1 JP6473203 B1 JP 6473203B1
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Abstract

【課題】複数の電子機器を介して実行される音声通信を円滑に実行できるサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】複数の電子機器10の音声データの出力を制御するサーバ装置であって、複数の電子機器10を少なくとも第1グループと第2グループとに分けるグループ決定部34と、第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データを第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、第1グループに属する第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御する出力制御部36と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーバ装置、制御方法及びプログラムに関する。
従来、離れた人同士がコミュニケーションを取る手段として、テレビ電話会議システムが用いられてきた。テレビ電話会議システムは、例えば遠隔に点在する会議室ごとに、マイクやスピーカ等を備えた通信制御装置を設置し、オフィス間をIP専用線等で接続して音声信号と画像信号とを送受信可能なシステムである。
これに関し、特許文献1には、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ノートPC)等の情報端末に電話会議用のクライアントソフトウェアを導入し、多地点間を結ぶ電話会議を実現できるシステムが記載されている。
特開2000−078552号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような電話会議システムにおいて、会議参加者各自が保有するノートPCを利用して会議室Aと会議室Bとの間で音声会話を行うような場合、会議室Aに集まった複数の会議参加者が各自のノートPCで通話を行うと、近接するノートPC間の音声についてハウリングが発生してしまう。このような場合、会議室Aの会議参加者の音声を適切に取得することができず、会議室Bに対して会議室Aの会議参加者の音声を適切に提供できないので、会議室Aと会議室Bとの間の音声通信が円滑に行えないという問題があった。
そこで、本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の電子機器を介して実行される音声通信を円滑に実行できるサーバ装置、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るサーバ装置は、複数の電子機器の音声データの出力を制御するサーバ装置であって、複数の電子機器を少なくとも第1グループと第2グループとに分けるグループ決定部と、第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データが第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、第1グループに属する第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御する出力制御部と、を備える。
この態様によれば、サーバ装置が複数の電子機器を複数のグループに分け、複数のグループのうち第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データが第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、第1グループに属する第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御する。よって、近接する複数の電子機器間で発生するハウリングを十分に抑制できるので、複数の電子機器を介して実行される音声通信を円滑に実行できる。
本発明の上記態様によれば、複数の電子機器を介して実行される音声通信を円滑に実行できるサーバ装置、制御方法及びプログラムが提供される。
本発明の実施形態に係る音声通信システムのネットワーク構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行される音声データ出力制御処理のフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行される音声データ出力制御処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理のフローチャートの一例である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理の一例を説明する図である。 本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理の一例を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して表している。
図1は、本発明の実施形態に係る音声通信システムのネットワーク構成を示す図である。図1に示すように、音声通信システム1は、例示的に、スピーカ12A〜12D及びマイク14A〜14Dを備える電子機器10A〜10Dと、ADS(udio istribution erver)30(サーバ装置)と、を備える。なお、以下、電子機器10A〜10Dを総称するときには電子機器10と表記し、スピーカ12A〜12Dを総称するときにはスピーカ12と表記し、マイク14A〜14Dを総称するときにはマイク14と表記する。
音声通信システム1は、例えば、離れた人同士が、各人が保有する電子機器を用いて互いにコミュニケーションを取るための電話会議システムを含むが、これに限られず、電子機器を用いて、音声のみならず静止画や動画等の送受信を実行可能なテレビ会議システムを含んでもよい。
電子機器10は、例示的に、マイク14で音声を取得し、スピーカ12から音声を出力する装置である。電子機器10は、通信ネットワークNを介してADS30と通信可能に接続される。通信ネットワークNは、有線通信ネットワークであってよく、無線通信ネットワークであってもよい。電子機器10は、有線通信又は無線通信を行うための通信インターフェースを備えていてよい。なお、電子機器10は、図1においては、ノートブック型パーソナルコンピュータを一例として挙げているが、これに限られず、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末装置であってもよいし、デスクトップ型パーソナルコンピュータ等の端末装置であってもよい。また、電子機器10の接続台数に特に制限はない。さらに、後述するとおりHost機器として設定された電子機器10は、グルーピング処理を実行するため、少なくとも一台のスピーカ12を備える必要があるが、各電子機器10が備えるスピーカ12及びマイク14の台数について特に制限はない。
ADS30は、複数の電子機器10の音声データの出力を制御する装置である。ADS30は、例えば、通信ネットワークNを介して各電子機器10と通信を行い、各電子機器10を複数のグループに分けたり、各電子機器10のスピーカ12及びマイク14の状態を制御したり、各電子機器10の音声データの出力を制御する。なお、ADS30は、音声データに加えて各電子機器10の画像データの出力を制御可能なように構成されてもよい。なお、ADS30の台数に特に制限はない。
ADS30は、機能的に、各電子機器10と各種情報を送受信する通信部31と、ADS30が実行する各種処理を制御する制御部32と、各種処理を実行するための情報及び各種処理の実行結果を記録する記録部33と、を備える。なお、ADS30は、例えばコンピュータシステムからなるサーバ装置等によって構成され、ソフトウェアプログラムによって実装される。当該プログラムは、例えば、ネットワークを介して、ADS30の外部からダウンロードされて提供されてもよいし、又は、CD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータで読み取り可能な各種の情報記録媒体によって提供されてもよい。
グループ決定部34は、複数の電子機器10を複数のグループに分ける。グループ決定部34は、例えば、電子機器10A及び電子機器10BをグループXに、電子機器10C及び電子機器10DをグループYにというようにグルーピングする。
状態制御部35は、複数の電子機器10が備えるマイク14及びスピーカ12のオン状態又はオフ状態を制御する。ここで、例えば、マイク14のオン状態は、音声を入力できる状態のことをいい、オフ状態は、音声を入力できない状態をいう。また、スピーカ12のオン状態は、音声を出力できる状態をいい、オフ状態は、音声を出力できない状態をいう。
出力制御部36は、複数のグループに分けられた複数の電子機器10の音声データの出力を制御する。なお、出力制御部36の処理については、図2及び図3を用いて詳述する。
記録部33は、例えば、電子機器10が現に属する又は属する予定のグループを示すグループ情報I1を電子機器10ごとに関連づけて記録するグループデータベース(DB)37を含む。なお、記録部33は、電子機器10がどのグループのHost機器又はChild機器であるかを電子機器10ごとに関連づけてグループDB37に記録するように構成されてもよい。
記録部33は、例えば、電子機器10が備えるスピーカ12の状態を示すスピーカ状態情報I3及びマイク14の状態を示すマイク状態情報I5を電子機器10ごとに関連づけて記録する状態管理データベース(DB)38を含む。
<音声データ出力制御処理>
図2及び図3を用いて本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行される音声データ出力制御処理の全体の流れを説明する。図2は、本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行される音声データ出力制御処理のフローチャートの一例である。
(ステップS1)
図1に示すグループ決定部34は、複数の電子機器10を複数のグループに分ける。
図3は、本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行される音声データ出力制御処理の一例を説明する図である。図3に示すように、図1に示すグループ決定部34は、例えば、壁Wを隔てた一方の部屋からADS30に接続する電子機器10A及び電子機器10BをグループXに、他方の部屋からADS30に接続する電子機器10C及び電子機器10DをグループYにというようにグルーピングする。、ここでは、複数のグループとして、グループX(第1グループ)、グループY(第2グループ)を例に挙げて説明するが、2つのグループに限られず、3つ以上のグループを含んでもよい。
なお、グループ決定処理の流れの詳細については、図4から図9を用いて後述する。
(ステップS3)
図2に戻り、図1に示す出力制御部36は、図3に示すように、例えば、グループX(第1グループ)に属する電子機器10A(第1電子機器)のマイク14Aが、例えば電子機器10Aを操作するユーザの声等を含む音声データを取得した場合、当該音声データが他のグループの一例としてグループY(第2グループ)に属する第2電子機器から出力されるように電子機器10A(第1電子機器)を制御し、グループX(第1グループ)に属する電子機器10A(第1電子機器)以外の電子機器10Bから音声データが出力されないように制御する。
具体的に、出力制御部36は、グループXに属する電子機器10A以外の電子機器10Bに音声データを送信しないように電子機器10Aを制御する。例えば、出力制御部36は、電子機器10Aが取得した音声データをADS30や他の電子機器に送信しないように電子機器10Aを制御してもよい。
また、出力制御部36は、グループXに属する電子機器10A以外の電子機器10Bに音声データが送信されたとしても、電子機器10Bを制御することで、電子機器10Bから音声データが出力されないように制御してもよい。より具体的には、音声データが電子機器10Bに送信されたとしても、電子機器10Bが備えるスピーカ12Bの状態をオフ状態に制御することで、音声データが出力されないように制御可能である。
この構成によれば、サーバ装置が複数の電子機器10を複数のグループX,Yに分け、グループXに属する電子機器10Aが音声データを取得した場合、当該音声データがグループYに属する、少なくとも、Host機器である電子機器10Cから出力されるように電子機器10Aを制御し、グループXに属する電子機器10A以外の電子機器10Bから音声データが出力されないように制御する。よって、仮にADS30に接続するすべての電子機器10のマイク14がオン状態に制御されていたとしても、近接する複数の電子機器10間で発生するハウリングを十分に抑制できるので、複数の電子機器10を介して実行される音声通信を円滑に実行できる。
なお、第2電子機器は、グループYの電子機器10C及び電子機器10Dの双方を含むものであってもよい。つまり、グループYの全ての電子機器が音声データを受信する。
この構成によれば、グループXのホスト機器10Aからの音声データを、グループYの全ての電子機器10C,10Dが受信する。よって、仮に、グループYにおいてHost機器が電子機器10Cから電子機器10Dに変更されたとしても、電子機器10Dはすでに音声データを受信しており、電子機器10DがHost機器になるとともに電子機器10Dのスピーカ12Dがオン状態に制御されると、電子機器10Dは、音声データの送信をリクエストすることなしに、円滑に音声出力を行うことができる。
<グループ決定処理>
図4から図9を用いて、本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理を具体的に説明する。図4は、本発明の実施形態に係る音声通信システムにおいて実行されるグループ決定処理のフローチャートの一例である。なお、図4は、図2のステップS1の処理を具体的に示したフローチャートである。図5は、一台目の電子機器がADSに接続された場合の説明図である。また、複数の電子機器を複数のグループに分ける方法は様々な方法を採用し得るが、以下では一例として、複数の電子機器のうち同じ部屋にいる電子機器同士が同一グループに属するようにグルーピングされる方法について説明する。
(ステップS11〜S15)
図5に示すように、一台目の電子機器10AがADS30に接続する。ここで、ADS30に接続するとは、例えば、電子機器10Aを操作するユーザが、電子機器10Aを介して、音声通信システムにログインすること等を含む。次に、図1に示すグループ決定部34は、電子機器10AをグループXのHost機器に設定する。そして、状態制御部35は、Host機器として設定された電子機器10Aが備えるマイク14Aをオン状態に、スピーカ12Aをオン状態に制御する。後述するとおり、Host機器は、新たにADS30に接続する電子機器のグループを決定するための音声信号を送信するため、スピーカ12をオン状態に制御され、また、当該音声信号の応答信号を新たなADS30に接続する電子機器から受信するため、マイク14をオン状態に制御される。
(ステップS17)
グループ決定部34は、新たな電子機器がADS30に接続されたか否かを判断する。新たな電子機器がADS30に接続された場合(Yesの場合)は、ステップS19に進み、新たな電子機器がADS30に接続されない場合(No場合)は、ステップS35に進む。なお、新たな電子機器がADS30に接続されたか否かの判断は、ADS30内の他の機能的構成において実行されてもよい。
(ステップS19)
図6及び図7は、二台目の電子機器がADSに新たに接続された場合の説明図である。ここで、破線Wは、部屋を仕切るための壁を示しており、破線Wの左側と右側とは異なる部屋である。特に、図6は、二台目の電子機器10BがグループXのHost機器である電子機器10Aと同一の部屋からADS30に接続した場合の図である。図7は、二台目の電子機器10BがグループXのHost機器である電子機器10Aとは異なる部屋からADS30に接続した場合の図である。
図6及び図7に示すように、新たな電子機器として電子機器10BがADS30に接続すると、図1に示す状態制御部35は、電子機器10Bが備えるスピーカ12Bをオフ状態に、マイク14Bをオン状態に制御する。他の電子機器との関係でハウリングを防止するためにスピーカ12Bをオフ状態にし、音声信号を適切に受信するためにマイク14Bをオン状態に制御する。
(ステップS21)
図6及び図7に示すように、グループXのHost機器である電子機器10Aは、電子機器10Bのグループ決定のための音声信号(Pi♪)として不可聴音を送信する。例えば、電話会議等を行っている場合には、音声信号として、不可聴音を採用すれば、会議の邪魔にならずに、会議をスムーズに継続することができる。なお、音声信号は、不可聴音に限られず、可聴音であってもよい。音声信号の送信は、新たな電子機器がADS30に接続してから所定の期間内に行ってもよいし、他の任意のタイミングに実行されてもよい。
(ステップS23)
グループ決定部34は、新たな電子機器である電子機器10Bが、グループ決定のための音声信号を受信できたか否かを判断する。グループ決定部34は、例えば、電子機器10BがADS30に新たに接続された場合にHost機器である電子機器10Aから送信される音声信号に対する、電子機器10Bからの応答信号に基づいて、電子機器10Bが、当該音声信号を受信できたか否かを判断する。なお、新たな電子機器がADS30に接続されたか否かの判断は、電子機器10において実行し、その結果をADS30に送信するように構成されてもよい。そして、電子機器10Bが音声信号を受信できた場合(Yesの場合)は、ステップS25に進み、電子機器10Bが音声信号を受信できなかった場合(Noの場合)は、ステップS31に進む。
(ステップS25〜S29)
図6に示すように、電子機器10Bが電子機器10Aからの音声信号を受信できた場合、グループ決定部34は、電子機器10Bを、受信した音声信号の送信元であるグループXのHost機器である電子機器10Aに対するChild機器として設定する。状態制御部35は、グループXのChild機器として設定された電子機器10Bが備えるマイク14Bをオン状態に、スピーカ12Bをオフ状態に制御する。そして、Host機器である電子機器10Aは、新たな電子機器がADS30に接続するまで、待機モードに移行する。そして、ステップS17に戻る。
(ステップS31〜S35)
他方で、図7に示すように、電子機器10Bが音声信号を受信できなかった場合、グループ決定部34は、電子機器10Bを、グループXとは異なるグループYのHost機器として設定する。状態制御部35は、グループYのHost機器として設定された電子機器10Bが備えるマイク14Bをオン状態に、スピーカ12Bをオン状態に制御する。そして、Host機器は、新たな電子機器がADS30に接続するまで、待機モードに移行する。そして、ステップS17に戻る。
このように、新たな電子機器がADS30に接続されるたびに、ステップS17以降が実行される。以下では、三台目の電子機器が接続される一例を説明する。
図8は、新たな電子機器10Bが三台目としてADS30に接続する場合の説明図である。図8の例では、電子機器10Bは、電子機器10Aと同一の部屋からADS30に接続されているため(電子機器10Aと電子機器10Bとの距離が近いため)、電子機器10Aの音声信号を受信することができるので、グループ決定部34は、電子機器10Bを、受信した音声信号の送信元であるグループXのHost機器である電子機器10Aに対するChild機器として設定する。
図9は、図8に示す例からさらに新たな電子機器が四台目としてADSに接続した場合の説明図である。図9の例では、電子機器10Hは、電子機器10A及び電子機器10Cとは異なる部屋からADS30に接続されているため(電子機器10Hは、電子機器10A及び電子機器10Cと離れているため)、電子機器10A及び電子機器10Cの音声信号を受信することができないので、グループ決定部34は、電子機器10Hを、グループX及びグループYとは異なるグループZを生成し、電子機器10HをグループZのHost機器として設定する。なお、五台目以降の電子機器がADS30に接続する場合も同様に処理が進められる。
この構成によれば、音声通信システムが電子機器のグルーピングを自動的に実行し管理するので、音声通信システムのユーザが当該グルーピングを実行及び管理する必要がなく、ユーザにとって利便性が高い。
また、音声通信システムが、電子機器が備えるマイク及びスピーカの状態を自動的に制御するので、音声通信システムのユーザがマイク及びスピーカの状態を実行及び管理する必要がなく、ユーザにとって利便性が高い。
<他の実施形態>
上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更/改良(たとえば、各実施形態を組み合わせること、各実施形態の一部の構成を省略すること)され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
複数の電子機器10を複数のグループに分ける方法は様々な方法を採用し得る。例えば、複数の電子機器10のうち距離が近い電子機器同士が同一グループに属するようにグルーピングされてもよいし、複数の電子機器10のうち同じオフィスにいる電子機器同士が同一グループに属するようにグルーピングされてもよい。また、複数の電子機器10のそれぞれに予め属するグループを割り当てておき、その割り当てられたグループに属するようにグルーピングされてもよい。さらに、任意のタイミングでユーザからの指示に基づいて複数の電子機器10がグルーピングされてもよい。なお、一旦グルーピングされた複数の電子機器10のうち一以上の電子機器10が、他のグループに属するように変更されてもよい。
図1に示すグループ決定部34は、上記したとおり、あるグループに最初に属することになった電子機器10をHost機器として設定し、その次にそのグループに属することになった電子機器10をHost機器である電子機器10のChild機器として設定してもよいが、いずれの電子機器をあるグループのHost機器又はChild機器と設定するかについては、上記の例に限られない。例えば、予め電子機器10ごとにどの電子機器10がどのグループのHost機器又はChild機器になるかを設定しておくことで、その設定条件に基づいて、各電子機器10をHost機器又はChild機器として設定してもよい。なお、一旦、Host機器として設定された電子機器10が任意のタイミングでChild機器に変更されてもよいし、一旦、Child機器として設定された電子機器10が任意のタイミングでHost機器に変更されてもよい。
複数の電子機器10が備えるマイク14及びスピーカ12のオン状態又はオフ状態の制御は様々なタイミングで実施される。例えば、電子機器10がADS30に接続したときに、マイク14及びスピーカ12のオン状態又はオフ状態が制御されてもよい。また、電子機器10がHost機器又はChild機器として設定された際に、又は、後にマイク14及びスピーカ12のオン状態又はオフ状態が制御されてもよい。なお、他の任意のタイミングで制御されてもよい。なお、一旦、電子機器10のマイク14及びスピーカ12のオン状態又はオフ状態が制御された後、さらにマイク14及びスピーカ12の状態がユーザによって変更されてもよい。
図1に示すADS30の機能を電子機器10が備えてもよい。つまり、複数の電子機器10のうち一以上の特定の電子機器がADS30に代わって、各電子機器10の音声データの出力を制御するように構成されてもよい。
上記実施形態においては、全ての電子機器10のマイク14がオン状態に制御されているが、この構成に限られない。例えば、電子機器10のマイク14は、新たな電子機器10がADS30に接続し、当該電子機器10に対するグループ決定処理が実行される所定の期間、つまり、グループを決定するための音声信号を受信する期間はマイク14をオン状態に制御しておくが、当該期間が経過したらオフ状態に制御されてもよい。また、マイク14に関して、電子機器10がADS30に接続する際には、マイク14は、Host機器からのグループ決定のための音声信号を受信し易くするために、全方位モードに設定され、グループ決定処理の後には、ユーザの声等の音声を取得し易くするため、ビームフォーミングモードに設定されてもよい。
なお、本発明の実施形態において、「部」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されてもよい。
10,10A,10B,10C,10D,10H…電子機器、12,12A,12B,12C,12D,12H…スピーカ、14,14A,14B,14C,14D,14H…マイク、30…ADS(udio istribution erver)、34…グループ決定部、35…状態制御部、36…出力制御部。

Claims (7)

  1. 複数の電子機器の音声データの出力を制御するサーバ装置であって、
    前記複数の電子機器を少なくとも第1グループと第2グループとに分けるグループ決定部と、
    前記第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データが前記第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、前記第1グループに属する前記第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御する出力制御部と、
    を備え、
    前記グループ決定部は、
    第3電子機器が前記サーバ装置に新たに接続された場合に前記第1電子機器及び前記第2電子機器から送信される音声信号に対する、当該第3電子機器からの応答信号に基づいて、当該第3電子機器が属するグループを決定するサーバ装置。
  2. 前記複数の電子機器が備えるマイク及びスピーカのオン状態又はオフ状態を制御する状態制御部を備え、
    前記状態制御部は、
    前記第1電子機器が備えるマイク及びスピーカをオン状態に、
    前記第2電子機器が備えるマイク及びスピーカをオン状態に、
    前記第1電子機器及び前記第2電子機器以外の電子機器が備えるマイクをオン状態に、当該電子機器が備えるスピーカをオフ状態に制御する、
    請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 前記グループ決定部は、
    前記第3電子機器が前記第1電子機器から前記音声信号を受信した場合、当該第3電子機器を前記第1グループに配属させ、
    前記第3電子機器が前記第2電子機器から前記音声信号を受信した場合、当該第3電子機器を前記第2グループに配属させる、
    請求項に記載のサーバ装置。
  4. 前記グループ決定部は、
    前記第1電子機器及び前記第2電子機器の両方が、前記第3電子機器からの前記応答信号を受信しない場合、当該第3電子機器を含む、前記第1グループ及び前記第2グループとは異なるグループを生成する、
    請求項に記載のサーバ装置。
  5. 前記第1電子機器及び前記第2電子機器からの音声信号は、不可聴音として送信される、
    請求項のいずれか一項に記載のサーバ装置。
  6. 複数の電子機器の音声データの出力を制御する制御方法であって、
    前記複数の電子機器を少なくとも第1グループと第2グループとに分けるステップと、
    前記第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データが前記第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、前記第1グループに属する前記第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御するステップと、
    を含
    前記第1グループと前記第2グループとに分けるステップでは、
    第3電子機器が前記サーバ装置に新たに接続された場合に前記第1電子機器及び前記第2電子機器から送信される音声信号に対する、当該第3電子機器からの応答信号に基づいて、当該第3電子機器が属するグループが決定される制御方法。
  7. 複数の電子機器の音声データの出力を制御するコンピュータを、
    前記複数の電子機器を少なくとも第1グループと第2グループとに分けるグループ決定部、
    前記第1グループに属する第1電子機器が音声データを取得した場合、当該音声データが前記第2グループに属する第2電子機器から出力されるように当該第1電子機器を制御し、前記第1グループに属する前記第1電子機器以外の電子機器から当該音声データが出力されないように制御する出力制御部、
    として機能させ
    前記グループ決定部は、
    第3電子機器が前記サーバ装置に新たに接続された場合に前記第1電子機器及び前記第2電子機器から送信される音声信号に対する、当該第3電子機器からの応答信号に基づいて、当該第3電子機器が属するグループを決定するプログラム。
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