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JP6466149B2 - プラグカバー - Google Patents

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JP6466149B2
JP6466149B2 JP2014234615A JP2014234615A JP6466149B2 JP 6466149 B2 JP6466149 B2 JP 6466149B2 JP 2014234615 A JP2014234615 A JP 2014234615A JP 2014234615 A JP2014234615 A JP 2014234615A JP 6466149 B2 JP6466149 B2 JP 6466149B2
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Description

本発明は、ガスストーブ、ガスファンヒータ、ガス炊飯器等のガス燃焼機器に設けられたプラグに取り付けられるプラグカバーに関するものである。
従来、ガス燃焼機器には、ガスコンセントから接続されるガスコードを装着するためのプラグ(ガスプラグ)が設けられており、このプラグに対し、ガスコードの先端部に設けられた専用の継手を装着することが可能となっている。この種の構成では、プラグ側にはガス燃焼機器内部に続くガス流路が形成され、継手側にはガスコードから続くガス流路が形成されており、プラグに対して継手を接続することで、プラグ側のガス流路と継手側のガス流路とが連通し、ガスコード側からガス燃焼機器内部にガスが供給されるようになっている(特許文献1参照)。
また、このような構成のものでは、ガスコードの先端部に設けられた継手において、プラグ形状に対応した導入部が設けられており、この導入部の所要箇所には、プラグと導入部とをシールするシール部が設けられている。また、導入部の外周部には、プラグが導入部に挿入された際に、ばねによってプラグ方向にスライドし、プラグと継手とを係合した状態に維持するスライド筒部が設けられており、継手内部には、そのスライド筒部のプラグ方向へのスライドに連動して継手内のガス流路を開放する開閉弁が設けられている。このように構成される継手がガスプラグに装着されたときには、ガスプラグと継手とがシールされた状態で接合されることになり、ガスの漏出が防止される。なお、ガスプラグと継手との係合状態は、スライド筒部を継手本体側にスライドさせることで解除されるが、開閉弁はスライド筒部のスライドに連動して継手内のガス流路を閉鎖するように構成されている。このように構成されているため、ガスコードをプラグから取り外したときでもガスコード先端からガスが漏出しないようになっている。
特開2014−118991号公報
ところで、ガス燃焼機器のプラグは、先端部が所定の内径寸法となっていれば嵌り合うため、例えば、接続を想定していないガスホース(継手の無い単なるガスホース)によって無理矢理に接続が試みられてしまう虞がある。このように継手の無いガスホースをプラグに外挿した場合、ガスホースからガス燃焼機器内にガスを供給することは可能であるが、ガスホースとプラグを良好にシールすることができないため、ガス漏れが生じる虞がある。従って、このような問題を避けるべく、継手の無いガスホースを直接的に接続できなくするような何らかの対策が求められる。
この対策の一例としては、例えば、特許文献1のようなプラグカバーが提案されている。特許文献1のプラグカバーは、プラグに装着される装着部が基端部に形成され、継手の挿入口となる開口部がその反対側の先端部に形成されており、挿入口から継手を差し込むことでプラグカバーをプラグから取り外すことができるようになっている。
具体的には、半円筒状に構成された2つの半円筒部材(連結部材60a,60b)がヒンジ部60cによって互いに連結されており、このヒンジ部60cを中心として各半円筒部材(連結部材60a,60b)が開閉し得る構造となっている。また、プラグカバー内には、プラグカバーの軸方向先端部側の内部空間と、基端部側の内部空間とを区画する区画壁(隔離壁85)が形成されており、基端部側の内部空間には、プラグに外側から当接されてプラグを定位置に位置決めする環状部材(円弧状嵌合部71)が設けられている。そして、軸方向先端側には、ガスコード先端の継手(継手部材20)を挿入するための挿入口が形成されている。
また、特許文献1の構成では、半円筒部材(連結部材60a)においてヒンジ部60cとは逆側の端部には、区画壁(隔離壁85)よりも軸方向先端側に寄った位置に係合孔62aを備えた連結片が形成されており、他方の半円筒部材(連結部材60b)においてヒンジ部60cとは逆側の端部には、連結片の係合孔62aと係合する係合爪61aが形成されている。この構成では、半円筒部材(連結部材60a,60b)がヒンジ部60cを中心に揺動するようになっており、半円筒部材(連結部材60a,60b)におけるヒンジ部60cとは逆側の端部同士が当接することでプラグカバー全体が筒状の状態となる。
そして、この状態において係合爪61aと係合孔62aとを係合させることで、プラグカバーを円筒状の状態に維持できるようになっている。
このプラグカバーの内周面には、解除のための構成として傾斜面(係合解除部86)が形成されている。この傾斜面(係合解除部86)は、プラグカバーの内周面において区画壁(隔離壁85)よりも軸方向先端側に寄った位置及び上記連結片の内面において、先端側から基端側になるにつれて内側に張り出すように形成されている。この傾斜面(係合解除部86)は、挿入口に継手部材20が挿入された場合には当該継手部材20の外周部が当接するように、且つ継手部材20よりも径が細いガスホースが押し込まれた場合には当該ガスホースが傾斜面(係合解除部86)に当接できないように傾斜面の傾斜角等が設定されている。
このように構成されるプラグカバーは、挿入口から継手部材20が挿入された場合には、当該継手部材20が傾斜面(係合解除部86)に当接して連結片を外側に押し広げるように作用するため、この作用によって連結状態が解除され、プラグカバーをプラグから取り外することができる。一方、継手のないガスホースの端部が挿入された場合には、ガスホースが傾斜面(係合解除部86)を強く押すように作用しないため、連結状態が解除されず、プラグカバーを取付状態で維持することができる。つまり、この構成によれば、「継手の無いガスホースを直接的に接続できなくする」という目的は一応は果たされる。
しかしながら、特許文献1の構成では、プラグカバーの全体が一つの部品として連結されているため、製造上のコストが高騰しやすいという問題がある。例えば、プラグカバー全体が金型を用いた射出成型などによって一つの大きな部品として形成される場合、金型の大型化が避けられず、金型に要する費用が高騰してしまうことになる。
また、この種の製品では、製造上のバラツキ等の理由により各部分の形状が設計上の形状から若干ずれることがありうるが、連結箇所の形状がばらつくと、連結状態が非常に強いプラグカバーが生産されることが想定される。特許文献1の構成は、連結箇所が周方向の一か所のみであるため、製造上のバラツキ等によってその部分の連結状態が強くなってしまったときに他の部分で対応することができず、継手を非常に強く押し込むなどして強い力でその部分の連結を強制的に解除しなければならない。このように、特許文献1の構成は、状況によっては、解除操作が非常に行いにくくなるという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、ガス燃焼器具に取り付けられるプラグカバーにおいて、解除不良が生じにくく、解除操作を行いやすい構成を提供することを目的とする。
本発明は、ガスコード先端部に設けられた継手が着脱可能に装着されるプラグを備えたガス燃焼機器に取り付けられ、前記プラグに装着された装着状態を前記継手によって解除することが可能とされた軸状のプラグカバーであって、
前記プラグに装着される装着部と、円筒状に構成されると共に前記装着部に連結される円筒部と、を備え、前記円筒部の軸方向一端側には前記装着状態のときに前記プラグを覆うように配置される底部が設けられ、前記円筒部の軸方向他端側には前記装着状態のときに前記継手が挿入可能とされた挿入口が形成され、前記装着部及び前記円筒部が軸方向に沿って分断された形で一対の半筒状部材が構成されており、
各々の前記半筒状部材は、前記円筒部を構成する部分の周方向一端側に係合部が形成され、周方向他端部に揺動可能な係合片が形成されており、一方の前記半筒状部材の前記係合片が他方の前記半筒状部材の前記係合部に対し外側から係合し、他方の前記半筒状部材の前記係合片が一方の前記半筒状部材の前記係合部に対し外側から係合することで、各々の前記半筒状部材が互いに連結した連結状態となり、前記装着部及び前記円筒部が構成されるようになっており、いずれの前記係合片も、外側に変位することで前記係合部との係合が解除されるようになっており、
各々の前記半筒状部材に設けられた前記係合片には、前記連結状態のときに前記円筒部の軸方向に沿うように配置され且つ前記円筒部の内側へ向けて突出する連結解除部がそれぞれ形成され、各々の前記連結解除部の突出側の端面は、前記挿入口側から前記底部側に近づくにつれて前記円筒部の中心軸に近づく傾斜面として構成され、
前記連結状態のときに、一対の前記傾斜面における前記挿入口側の端部間隔が前記継手の外形よりも大きく、且つ一対の前記傾斜面における前記底部側の端部間隔が前記継手の外形よりも小さい構成となっており、
前記連結状態のときに前記継手が前記円筒部の前記挿入口側から前記底部側に押し込まれることで当該継手によって一対の前記傾斜面が互いに押し広げられることを特徴とする。
請求項1の発明は、プラグカバーを構成する各々の半筒状部材に係合片が設けられている。そして、各係合片はいずれも、係合相手となる係合部に対して外側から係合しており、いずれの係合片も、外側に変位することで係合部との係合が解除されるようになっている。一方、各係合片には連結解除部が形成されており、それぞれの連結解除部は、両半筒状部材が連結した連結状態のときに円筒部の軸方向に沿うように配置され且つ円筒部の内側へ向けて突出するように形成されており、各々の連結解除部の突出側の端面は、挿入口側から底部側に近づくにつれて円筒部の中心軸に近づく傾斜面として、対をなして構成されている。この一対の傾斜面は、連結状態のときに挿入口側の端部間隔が継手の外形よりも大きく、且つ底部側の端部間隔が継手の外形よりも小さくなり、このような状態のときに継手が挿入口側から底部側に押し込まれると、当該継手によって一対の傾斜面が互いに押し広げられる。そして、このような押し広げの作用によって、いずれかの係合片が係合解除可能な位置まで外側に変位すると、その係合片の係合が解除されることになる。
このように、本発明に係るプラグカバーでは、別部材として構成された2つの半筒状部材が周方向の二か所で互いに連結された構成となっており、取り外しの際には、継手の挿入により、連結された二か所のうちの少なくとも一か所の連結を解除してその箇所を分離できれば、プラグカバーを開放することができる。例えば、製造上のバラツキ等の理由により連結箇所の一方が非常に強固に係合し、継手の挿入力では連結が解除されにくい状態であったとしても、この継手によって他方の連結箇所を解除すれば、2つの半筒状部材を容易に開放状態にすることができ、プラグカバーをプラグから取り外すことができるようになる。ゆえに、「ある程度の力で継手を挿入してもプラグカバーを解放できない」といった解除不良が生じにくくなる。しかも、二か所のうちの少なくとも一か所の連結を解除できた時点でプラグカバーを開放することができるため、プラグカバーの取り外しの際には、一方の連結を解除できる程度に継手を挿入すればよく、継手を挿入する力や挿入する深さを低減しやすくなる。
請求項2の発明では、一方の半筒状部材と他方の半筒状部材とが同一形状となっている。この構成によれば、2つの半筒状部材を同一の加工方法で形成することができ、同一の部品として管理することができるため、製造に伴うコストや管理負担を効果的に低減することができる。
請求項3の発明では、各々の半筒状部材における連結状態のときに互いに接触する側の端面に、突起部と孔部とがそれぞれ形成されている。また、連結状態のときには、一方の半筒状部材の突起部が他方の半筒状部材の孔部に挿入された状態となり、他方の半筒状部材の突起部が一方の半筒状部材の孔部に挿入された状態となる。
請求項4の発明では、各々の半筒状部材に設けられた係合片が、連結状態のときに底部を円筒部の軸方向に跨ぐように形成されている。
例えば、金型を用いた成型加工によって2つの半筒状部材を製造する場合、同一の金型によって2つの半筒状部材を製造することができる。つまり、この場合、特許文献1のようなプラグカバーを金型によって製造する場合等と比較して金型サイズを小さく抑えやすく、それでいて、金型の種類数を増やさなくても済むため、製造コストをより効果的に低減しやすくなる。
なお、上記発明において、2つの連結箇所の各構造を、円筒部の中心(円筒軸)を中心とした対称の構造とし、円筒軸を中心とした対称位置において、「一方の半筒状部材の係合片を他方の半筒状部材の係合部と係合させ、他方の半筒状部材の係合片が一方の半筒状部材の係合部と係合させる構造」とすれば、連結箇所の位置的な偏りが抑えられ、連結状態の安定化を図り易くなる。また、このように連結箇所の位置的な偏りが抑えられた構成では、継手の挿入時に、「継手が一方の連結箇所のみに極端に作用する」といった問題が生じにくく、継手による押圧力が両連結箇所に確実に作用しやすくなる。つまり、継手の挿入時に両連結箇所がいずれも解除されないといった解除不良が生じにくく、いずれか一方の連結箇所が早期に解除されやすいため、迅速な連結解除が可能になる。
図1は、第1実施形態に係るプラグカバーがガス燃焼機器のプラグに装着された装着構造を概略的に示す断面図である。 図2(A)は、図1の装着構造の側面図であり、図2(B)は、図2(A)とは反対側の側面図である。 図3(A)は、図1の装着構造の背面図であり、図3(B)は、その正面図である。 図4(A)は、図1の装着構造の平面図であり、図4(B)は、その底面図である。 図5(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーを斜め前側から見た斜視図であり、図5(B)は、図5(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図6(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーを斜め後ろ側から見た斜視図であり、図6(B)は、図6(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図7(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーを下方側から見た斜視図であり、図7(B)は、図7(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図8(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーの背面図であり、図8(B)は、その平面図であり、図8(C)は、その正面図である。 図9(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーの右側面図であり、図9(B)は、その左側面図であり、図9(C)は、そのプラグカバーを下方側から見た図である。 図10は、図8(C)のC−C断面を概略的に示す断面概略図である。 図11(A)は、図8(B)のA−A断面を概略的に示す断面概略図であり、図11(B)は、図8(B)のB−B断面を概略的に示す断面概略図である。 図12(A)は、図11(A)のD位置を拡大して示す断面拡大図であり、図12(B)は、図11(B)のE位置を拡大して示す断面拡大図である。 図13(A)は、第1実施形態に係るプラグカバーの一方の半筒状部材を示す斜視図であり、図13(B)は、図13(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図14(A)は、図13(A)の半筒状部材を図13とは異なる方向から見た斜視図であり、図14(B)は、図14(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図15(A)は、図13(A)の半筒状部材を図13、図14とは異なる方向から見た斜視図であり、図15(B)は、図15(A)とは異なる方向から見た斜視図である。 図16(A)は、図13等で示す半筒状部材の背面図であり、図16(B)は、その平面図であり、図16(C)は、その正面図である。 図17(A)は、図13等で示す半筒状部材の右側面図であり、図17(B)は、その左側面図であり、図17(C)は、その半筒状部材を下方側から見た図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1等において符号1は、ガスストーブ、ガスファンヒータ、ガス炊飯器等のガス燃焼機器を示しており、具体的には、ガス燃焼機器の一部(プラグ部分)のみを示している。また、符号3は、このガス燃焼機器に設けられたガスプラグであり、ガスコード先端部5aに設けられた継手7(図10参照)が着脱可能に装着される部分である。なお、以下の説明では、ガスプラグ3を単にプラグ3とも称する。プラグ3は、例えば、L型のパイプ状に構成され、ガス燃焼機器の背面部や底面部などにおいて回転自在に設けられている。図1〜図4で示す連結構造100は、上記プラグ3に後述するプラグカバー10が連結された構造となっており、プラグ3に対する他部材の装着を防止する構造となっている。
プラグカバー10は、例えば、公知の樹脂材料などによって構成されており、図5〜図7のような外観をなし、全体として筒状に構成されている。このプラグカバー10は、全体として軸状に構成され、図1〜図4のようにプラグ3を備えたガス燃焼機器1に取り付けられるように用いられる。そして、このようにプラグ3に装着された装着状態を、図10のように継手7によって解除することが可能とされている。
図5〜図10で示すように、プラグカバー10は、プラグ3に装着される装着部14と、円筒状に構成されると共に装着部14と一体的に形成される円筒部16と、を備えている。このプラグカバー10は、一対の半筒状部材50,60が筒状に連結された構成のものであり、図8(A)(C)における中央の分断線で示されるように、一対の半筒状部材50,60の各々は、装着部14及び円筒部16が軸方向に沿って分断された形でそれぞれが構成されている。なお、本明細書では、円筒部16の軸方向を前後方向とし、挿入口24側を前側、これとは反対側を後ろ側として定義する。
装着部14は、プラグ3に装着され、プラグ3と係合し合う部分である。図1、図6、図8(A)等で示すように、装着部14は、軸方向他方側(後方側)の端部寄りにプラグ3の先端部を挿入するための孔部14aが形成されており、その孔部14aよりも軸方向一方側寄りには、プラグ3の先端部を挟み込むための一対の円弧状部14b、14cが形成されている。なお、一方の円弧状部14bは一方の半筒状部材50の後端寄りに形成された部分であり、他方の円弧状部14cは、他方の半筒状部材60の後端寄りに形成された部分である。下側の半筒状部材60に設けられた孔部14aの下方側部分及び他方の円弧状部14cは、図13(A)(B)のような形状となっており、このような形状の部分が上下にそれぞれ配置されることで、孔部14a及び一対の円弧状部14b、14cが構成されている。そして、図1のように、プラグカバー10がプラグ3に取り付けられる際には、プラグ3の周方向に形成された溝部に嵌り込むように円弧状部14b、14cがそれぞれ配置され、この溝部の部分を円弧状部14b、14cがそれぞれ挟持することで、プラグ3がプラグカバー13から抜けないようになっている。
円筒部16は、図1のようにプラグ3の収容空間よりも前側(底部22を挟んで前側)において円筒状に構成される部分であり、継手7を挿入する挿入空間として機能する部分である。この円筒部16は、軸方向一端側(後端側)に底部22が形成され、軸方向他端側(前端側)に挿入口24が形成されており、前後方向に延びる円筒状に構成されると共に前側が開放した形態をなしている。底部22は、図1、図3(B)のように、装着状態のときにプラグ3を覆うように配置される部分である。また、挿入口24は、図5、図8(C)、図10のように、前面視円形状の開口領域が構成される開口部として構成され、図1のような装着状態のときにガスホースの端部5aに設けられた継手7(図10参照)が挿入可能とされている。
このプラグカバー10は、同一形状の一対の半筒状部材50,60が筒状に連結された構成となっている。一方の半筒状部材50は、円筒部16を構成する部分の周方向一端側に係合部52が形成され、周方向他端部に揺動可能な係合片53が形成されている。他方の半筒状部材60も同一形状であるため同様であり、円筒部16を構成する部分の周方向一端側に係合部62が形成され、周方向他端部に揺動可能な係合片63が形成されている。なお、図13〜図17は、他方の半筒状部材60の構成をそれぞれ示しており、一方の半筒状部材50は半筒状部材60と同一の構成であるため、詳細な図示は省略している。
このように構成される一対の半筒状部材50,60は、図11(A)(B)等で示すように、一方の半筒状部材50の係合片53が他方の半筒状部材60の係合部62と係合し(図5(A)、図6(B)等も参照)、他方の半筒状部材60の係合片63が一方の半筒状部材50の係合部52と係合(図5(B)、図6(A)等も参照)することで、図5、図6等のように各々の半筒状部材50,60が互いに連結した連結状態となり、装着部14及び円筒部16が構成されるようになっている。
他方の半筒状部材60の係合片63の構造は、図13〜図17のようになっており、円筒部16の一部をなす固定部分16aの周方向一端側に、板状に構成された係合片63が、ヒンジ部63aを中心として揺動し得るように構成されている。そして、この係合片63の先端寄りに一対の凸部64と、一対の突起部68とが形成されている。また、固定部分16aの周方向他端側には、一対の孔部として形成された係合部62が設けられている。そして、半筒状部材50,60が互いに連結するときには、図11、図12のように、係合片63の一対の凸部64,64が半筒状部材50に形成された係合部52(一対の孔部)に挿入された状態となり、且つ、係合片63の一対の突起部68,68が、半筒状部材50に形成された爪部59と係合するような保持状態となる。同様に、係合片53の一対の凸部54,54が半筒状部材60に形成された係合部62(一対の孔部)に挿入された状態となり、且つ、係合片53の一対の突起部58,58が、半筒状部材60に形成された爪部69と係合するような保持状態となる。このようにして、半筒状部材50,60が互いに連結した状態となり、周方向の二か所において係合状態が維持される。このように、2つの半筒状部材50,60は、軸方向一端側(前端側)に設けられた円筒部16において、周方向の2カ所(係合片53と係合部62の係合箇所、及び係合片63と係合部52の係合箇所)で連結状態が保たれるため、2つの半筒状部材50,60は、少なくともプラグカバー10の前端側の領域(円筒部16付近の領域)において安定的な結合状態となる。他方、図13(A)(B)で示すように、半筒状部材60において、連結時に半筒状部材50と接触する側の端面には、当該半筒状部材60の軸方向一端部寄り(後端部寄り)の位置(装着部14を構成する位置)に、突起部61aと孔部61bとがそれぞれ形成されている。また、図示はしていないが、半筒状部材60と同一形状となる半筒状部材50において軸方向一端部寄り(後端部寄り)の同一部分(突起部61a及び孔部61bとそれぞれ同一の部分)にも、突起部と孔部とがそれぞれ形成されている。そして、連結状態のときには半筒状部材60の突起部61aが半筒状部材50の孔部に挿入され、半筒状部材50の突起部が半筒状部材60の孔部61bに挿入されるようになっている。つまり、軸方向他端側(後端側)に設けられた装着部14の位置においても、半筒状部材50と半筒状部材60とが2カ所(図13で示す突起部61a、孔部61bのそれぞれの箇所)で嵌合するようになっている。このように、軸方向の一方側領域(前側領域)と、他方側領域(後ろ側領域)とに、連結構造がそれぞれ設けられているため、軸方向において連結位置が偏らず、より安定的な連結状態となる。
また、図10、図11のように、各々の半筒状部材50,60に設けられた係合片53,63には、図10のような連結状態のときに円筒部16の軸方向に沿うように配置され且つ円筒部16の内側へ向けて突出する連結解除部56,66がそれぞれ形成されている。そして、各々の連結解除部56,66の突出側の端面56a,66aは、挿入口24側から底部22側に近づくにつれて円筒部16の中心軸(円筒の中心)に近づく傾斜面として構成されている。なお、図10の例では、連結解除部56,66の突出側の各端面56a,66aはいずれも、傾斜角度が相対的に大きい前方側の傾斜面と、傾斜角度が相対的に小さい後方側の傾斜面とを備えており、前方側の傾斜面同士が互いに向かい合い、後方側の傾斜面同士が互いに向かい合っている。そして、図10のように、両端面56a,66a(両傾斜面)の向かい合う間隔は、前端部での間隔が最も大きく、底部22に近づくにつれて次第に間隔が小さくなっている。そして、図10のような連結状態において、両端面56a,66a(即ち一対の傾斜面)における挿入口24側の端部間隔は、継手7の外形よりも大きくなっており、且つ両端面56a,66a(一対の傾斜面)における底部22側の端部間隔は、継手7の外形よりも小さい構成となっている。
このように構成されるプラグカバー10は、図10で示すように、挿入口24側から継手7が挿入されたとき、この継手7を両端面56a,66a(両傾斜面)の間において両端面56a,66aの前端部よりも奥側(底部20側)に入れることができ、更に、この継手7が、底部22側に向けて軸方向に押し込まれたときには、当該継手7によって両端面56a,66a(一対の傾斜面)が互いに押し広げられ、各々の係合片53,63が外側に変位することになる。例えば、係合片53では、突起部58と爪部69との係合を解除しつつ係合片53が半筒状部材60の周方向端部から離れるように変位し(図11(A)の矢印F2、図11(B)の矢印F4参照)、これにより、凸部54が係合部62(孔部)から抜けて係合片53と係合部62との係合が解除される。係合片63でも同様であり、突起部68と爪部59との係合を解除しつつ係合片63が半筒状部材50の周方向端部から離れるように変位し(図11(A)、図12(A)の矢印F1、図11(B)、図12(B)の矢印F3参照)、これにより、凸部64が係合部52(孔部)から抜けて係合片63と係合部52との係合が解除される。
なお、周方向の二か所の係合箇所(即ち、係合片63と係合部52との係合箇所、及び係合片53と係合部62との係合箇所)のうちの少なくとも一か所で上述した係合解除がなされればプラグカバー10の内部を開放することができるため、プラグ3を取り外すことが可能となるのである。一方、図10において符号Zで示すように、継手の無いガスホース(例えば、内径が両端面56a,66aの最小間隔よりも小さいガスホース等)が挿入口24から挿入されたとしても、このガスホースでは、両端面56a,66aを強い力で押し広げることができないため、両係合片53,63の係合をいずれも解除できず、連結状態が維持されることになる。
(本構成の主な効果)
本構成では、別部材として構成された2つの半筒状部材50,60が周方向の二か所で互いに連結された構成となっており、取り外しの際には、継手7の挿入により、連結された二か所のうちの少なくとも一か所の連結を解除してその箇所を分離できれば、プラグカバー10を開放することができる。例えば、製造バラツキ等の理由により連結箇所の一方が非常に強固に係合し、継手7の挿入力では連結が解除されにくい状態であったとしても、この継手7によって他方の連結箇所を解除すれば、2つの半筒状部材50,60を容易に開放状態にすることができ、プラグカバー10をプラグ3から取り外すことができるようになる。ゆえに、「ある程度の力で継手7を挿入してもプラグカバー10を解放できない」といった解除不良が生じにくくなる。しかも、二か所のうちの少なくとも一か所の連結を解除できた時点でプラグカバー10を開放することができるため、プラグカバー10の取り外しの際には、一方の連結を解除できる程度に継手7を挿入すればよく、継手7を挿入する力や挿入する深さを低減しやすくなる。
また、本構成では、一方の半筒状部材50と他方の半筒状部材60とが同一形状となっている。この構成によれば、2つの半筒状部材50,60を同一の加工方法で形成することができ、同一の部品として管理することができるため、製造に伴うコストや管理負担を効果的に低減することができる。
例えば、金型を用いた成型加工(公知の射出成型加工等)によって2つの半筒状部材50,60を製造する場合、同一の金型によって2つの半筒状部材50,60を製造することができる。つまり、この場合、特許文献1のようなプラグカバーを金型によって製造する場合等と比較して金型サイズを小さく抑えやすく、それでいて、金型の種類数を増やさなくても済むため、製造コストをより効果的に低減しやすくなる。
更に、2つの連結箇所の各構造が、円筒部16の中心(円筒軸)を中心とした対称の構造となっており、円筒軸を中心とした対称位置において、「一方の半筒状部材50の係合片53が他方の半筒状部材60の係合部62と係合し、他方の半筒状部材60の係合片63が一方の半筒状部材50の係合部52と係合する構造」となっているため、連結箇所の位置的な偏りが抑えられ、連結状態の安定化を図り易くなる。また、このように連結箇所の位置的な偏りが抑えられた構成では、継手7の挿入時に、「継手7が一方の連結箇所のみに極端に作用する」といった問題が生じにくく、継手7による押圧力が両連結箇所に確実に作用しやすくなる。つまり、継手7の挿入時に両連結箇所がいずれも解除されないといった解除不良が生じにくく、いずれか一方の連結箇所が早期に解除されやすいため、迅速な連結解除が可能になる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、半筒状部材50と半筒状部材60とが完全に同一の形状である構成を例示したが、半筒状部材50と半筒状部材60とが完全に同一の形状でなくてもよい。
上記実施形態では、半筒状部材50及び半筒状部材60が金型を用いた射出成型によって構成される例を示したが、半筒状部材50及び半筒状部材60の製造方法はこの例に限定されず、公知の他の製造方法を用いてもよい。
1…ガス燃焼機器
3…プラグ
5a…ガスコード先端部
7…継手
10…プラグカバー
14…装着部
16…円筒部
22…底部
24…挿入口
50,60…半筒状部材
52,62…係合部
53,63…係合片
56,66…連結解除部
56a,66a…突出側の端面
100…連結構造

Claims (4)

  1. ガスコード先端部に設けられた継手が着脱可能に装着されるプラグを備えたガス燃焼機器に取り付けられ、前記プラグに装着された装着状態を前記継手によって解除することが可能とされた軸状のプラグカバーであって、
    前記プラグに装着される装着部と、円筒状に構成されると共に前記装着部に連結される円筒部と、を備え、前記円筒部の軸方向一端側には前記装着状態のときに前記プラグを覆うように配置される底部が設けられ、前記円筒部の軸方向他端側には前記装着状態のときに前記継手が挿入可能とされた挿入口が形成され、前記装着部及び前記円筒部が軸方向に沿って分断された形で一対の半筒状部材が構成されており、
    各々の前記半筒状部材は、前記円筒部を構成する部分の周方向一端側に係合部が形成され、周方向他端部に揺動可能な係合片が形成されており、一方の前記半筒状部材の前記係合片が他方の前記半筒状部材の前記係合部に対し外側から係合し、他方の前記半筒状部材の前記係合片が一方の前記半筒状部材の前記係合部に対し外側から係合することで、各々の前記半筒状部材が互いに連結した連結状態となり、前記装着部及び前記円筒部が構成されるようになっており、いずれの前記係合片も、外側に変位することで前記係合部との係合が解除されるようになっており、
    各々の前記半筒状部材に設けられた前記係合片には、前記連結状態のときに前記円筒部の軸方向に沿うように配置され且つ前記円筒部の内側へ向けて突出する連結解除部がそれぞれ形成され、各々の前記連結解除部の突出側の端面は、前記挿入口側から前記底部側に近づくにつれて前記円筒部の中心軸に近づく傾斜面として構成され、
    前記連結状態のときに、一対の前記傾斜面における前記挿入口側の端部間隔が前記継手の外形よりも大きく、且つ一対の前記傾斜面における前記底部側の端部間隔が前記継手の外形よりも小さい構成となっており、
    前記連結状態のときに前記継手が前記円筒部の前記挿入口側から前記底部側に押し込まれることで当該継手によって一対の前記傾斜面が互いに押し広げられることを特徴とするプラグカバー。
  2. 一方の前記半筒状部材と他方の前記半筒状部材とが同一形状となっていることを特徴とする請求項1に記載のプラグカバー。
  3. 各々の前記半筒状部材は、前記連結状態のときに互いに接触する側の端面に突起部と孔部とがそれぞれ形成されており、
    前記連結状態のときには、一方の前記半筒状部材の突起部が他方の前記半筒状部材の孔部に挿入された状態となり、他方の前記半筒状部材の突起部が一方の前記半筒状部材の孔部に挿入された状態となる請求項1又は請求項2に記載のプラグカバー。
  4. 各々の前記半筒状部材に設けられた前記係合片は、前記連結状態のときに前記底部を前記円筒部の軸方向に跨ぐように形成されている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のプラグカバー。
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