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JP6456039B2 - 監視カメラシステム - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置、撮像システムに関する。
本技術分野の背景技術として特許文献1がある。特許文献1には、課題として「高解像度カメラで撮影した監視領域の全体映像を、通常サイズ(例えば14インチ)のモニタに表示した場合、監視領域全体を大まかに確認できるが、モニタ画面に表示された映像の細部(着目部分)の詳細な映像は小さすぎて、人間の視力では確認が困難であった。一方、高解像度カメラで撮影した映像の細部を充分に人間の視力で確認できるような大型の高解像度モニタに監視領域全体の映像を表示した場合、映像表示領域(モニタ画面) の拡大によって人間による観察範囲が拡大し、モニタ観察による監視労力の増大につながるとともに、近接距離で見ると詳細は見えても全体が見きれないといった問題点や、モニタの設置スペースが大きくなるといった問題があった。」と記載され、解決手段として「1つの監視カメラから入力した監視映像データに基づいて、監視領域の全体映像(低解像度)と、着目部分の拡大映像(高解像度)とを1つのモニタ画面に同時に表示し、かつ監視領域内での着目部分の位置関係が容易に把握できるように、全体映像中の着目部分と位置関係にあわせて着目部分の拡大映像を表示する」と記載されている。
特開2004−015517号公報
監視カメラシステムでは、複数の監視カメラである撮像装置と、表示装置とをネットワーク接続する構成とし、1台の表示装置で複数の撮像装置で撮像した映像を表示する場合が多い。近年、撮像装置及び表示装置はより鮮明な画像で記録、表示できるように、高解像度化が進んでいるが、監視カメラシステムでは、表示装置が表示する撮像装置1台当たりの解像度は、撮像装置が撮像した映像よりも低い解像度で表示することが多い。
特許文献1では、ネットワーク負荷軽減着目領域の解像度は相対的に向上するが、高解像度の撮像装置で撮影した映像はそのまま出力されるため、データ量については考慮されておらず、ネットワークの負荷軽減の点で改良の余地がある。
上記目的を解決するために、たとえば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、被写体を撮像して電気信号を生成する撮像部と、撮像部が生成した電気信号を処理して映像信号を生成する信号処理部と、信号処理部で生成した映像信号の解像度を変換する解像度変換部と、信号処理部で生成した映像信号から着目領域を抽出し、着目領域内にある画像データの解像度を変換する着目領域処理部と、解像度変換部の出力と着目領域処理部の出力とを合成して一つの出力信号にする映像合成部と、を有し、着目領域処理部は抽出した着目領域の大きさに関する情報と、解像度変換部で変換する解像度とを基に着目領域処理部で変換する着目領域の画像データの解像度を決定することを特徴とする。
本発明によれば、高解像度の撮像装置で撮像した画像を撮像装置の出力時点で解像度を下げることが可能なためデータ量を低減でき、ネットワーク負荷を軽くする効果がある。
一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 画像合成部の画像合成の一例を示す図である。 画像合成部の画像合成の一例を示す図である。 画像合成部の画像合成の一例を示す図である。 撮像装置を使った監視システムの構成の一例を示す図である。 撮像装置と伝送量のいちれいを示す図である。 解像度変換部の入出力画像の一例を示す図である。 着目領域解像度変換部の入出力画像の一例を示す図である。 解像度制御部の解像度設定の一例を示す図である。 解像度制御部の解像度設定の一例を示す図である。 画像合成部の画像合成の一例を示す図である。 一実施例における解像度制御部の処理フローの一例を示す図である。 一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 解像度制御部の解像度設定の一例を示す図である。 一実施例における解像度制御部の処理フローの一例を示す図である。 一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 一実施例における解像度制御部の処理フローの一例を示す図である。 一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 信号処理部および画像合成部の出力画像の一例を示す図である。 着目領域重要度判定部が出力する情報の一例を示す図である。 一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 一実施例における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 着目領域、着目領域周辺部の領域の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省略する。
本実施形態では、表示装置に出力する全体映像に対する着目領域の大きさおよび着目領域のサイズにより、着目領域の解像度を変える撮像装置について例を用いて説明する。
なお、以下では、「サイズ」とは画像を構成する画素の数を意味し、「解像度」とはある画像を示すための画像サイズや鮮明さを含む情報量を意味し、「大きさ」とは全体映像に対する着目領域が占める画像サイズを意味するものとして説明する。
図1は、実施例1における撮像装置の全体構成を示すブロック図である。100は撮像装置であり、101は撮像部、102は信号処理部、103は解像度変換部、104は着目領域検出部、105は着目領域解像度変換部、106は解像度制御部、107は画像合成部、108は画像出力部である。以下、各々のブロックについて説明する。
撮像部101は、ズームレンズ及びフォーカスレンズを含むレンズ群、アイリス、シャッタ、CCDまたはCMOSなどの撮像素子等で構成されるイメージセンサ、増幅器及びADコンバータ等を適宜用いて構成され、イメージセンサで受光した光学像を光電変換し、信号として出力する。
信号処理部102は、撮像部101が出力した信号に分離処理とデモザイキング処理等を行い、映像信号を生成する。さらに、必要に応じて、生成した映像信号の輝度、コントラスト、色合い等の調整や、ノイズ除去等の処理を行う。
解像度変換部103は、信号処理部102から出力された映像信号の画像サイズを解像度制御部106が設定する設定値に従って変換し、出力する。解像度変換方法としては、例えば元の画像サイズと出力する画像サイズに応じてローパスフィルタ処理後間引き等により縮小する方法があるが、この方法に限るものではない。
着目領域検出部104は、監視用途に合わせた対象物を検出し、検出した対象物を含む着目領域を設定し、設定した着目領域の画像内の位置、画像全体に占める着目領域の大きさを解像度制御部106に出力し、着目領域内にある画像データを映像信号から抽出し、着目領域解像度変換部105に出力する。なお、着目対象物が複数検出された場合は、着目対象物毎に着目領域を設定し、各々の着目領域の画像内の位置および大きさを解像度制御部106に出力する。
ここで、着目対象物は、例えば、侵入者等の監視システムに使用する場合は移動体であり、着目領域検出部104は移動体を検知し、検知した移動体を含む領域を着目領域とする。また、着目対象物は、特定の画像を認識した場合を着目領域としてもいい。例えば交通監視システムでは、ナンバープレートを着目対象物とし、着目領域検出部104はナンバープレートを認識した場合にナンバープレートを含む領域を着目領域とする。他にも、着目対象物を顔とし、着目領域検出部104で顔と認識した部分を含む領域を着目領域としてもいい。
着目領域解像度変換部105は、解像度制御部106が設定した解像度に従い、着目領域検出部で検出された着目領域にある画像データの解像度を変換し、画像合成部107に解像度変換した画像データを出力する。
解像度制御部106は、撮像装置100の出力する映像信号の画像サイズと、撮像部101が撮像する画像サイズと、着目領域検出部104で検出した画像全体に占める着目領域の大きさに応じて、背景画像および着目領域の解像度を決定し、解像度変換部103および着目領域解像度変換部105の出力画像が決定した解像度になるよう解像度変換部103および着目領域解像度変換部105を制御する。
画像合成部107は解像度変換部103の出力映像データに、着目領域解像度変換部105の出力画像を所定の位置に合わせて合成する。所定の位置とは、例えば解像度変換部103が出力した背景画像内にある着目領域の中心位置に、着目領域解像度変換部105が出力した着目領域画像データの中心位置が合うように重ねる。重ね合わせ方について図2を用いて説明する。
図2に画像合成部107の背景画像と着目領域画像データの合成画像例を示す。図2では、2個の着目領域がある場合の例について説明する。351は解像度変換部103から出力された背景画像、354と355は着目領域、352は解像度変換部103で変換した後の着目領域354の中心位置、353は解像度変換部103で変換した後の着目領域355の中心位置を示す。
361は着目領域解像度変換部105から出力された着目領域354の画像データ、362は画像データ361の中心位置、363は着目領域解像度変換部105から出力された着目領域355の画像データ、364は画像データ363の中心位置、371は画像合成部107の出力である合成画像、372は画像データ361の合成画像371上への配置例、373は画像データ361の合成画像371上への配置例を示す。
画像合成部107は、中心位置352に画像データ361の中心位置362を、合わせて、中心位置352に画像データ363の中心位置364を合わせるように、背景画像351と画像データ361と画像データ363とを合成し、合成画像371を出力する。以上説明したように画像を合成することにより、背景画像と着目領域の解像度を変えても、撮像装置100の出力画像を見ている監視員等が背景に対する着目領域の場所を正しく認識できる。
なお、着目領域の中心位置と着目領域の解像度によっては、着目領域の画像データが全体画像からはみ出してしまう場合がある。
図3に画像合成部107の背景画像と着目領域画像データの合成画像例を示す。図2と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。381は着目領域解像度変換部105から出力された着目領域355の画像データ、382は画像データ381の中心位置、383は画像合成部107の出力である合成画像、384は画像データ381の合成画像383上への配置例を示す。
例えば、中心位置353から背景画像383の右端および下端までの画素数より、画像データ381の中心位置382からの画像データ381の右端および下端までの画素数が多いことから、画像データ384が背景画像383からはみ出してしまう領域が生じる。このように、着目領域が背景画像からはみ出す場合は、はみ出している側の着目領域画像データの端と背景画像データの端の位置を合わせるように、上下、左右に移動させることで、着目画像領域の画像データの欠落を防ぐようにしてもよい。
図4に着目領域の画像データを移動させた場合の画像合成部の出力画像例を示す。391は画像合成部107の出力である合成画像、392は合成画像391上の着目領域、393は着目領域392の中心位置を示す。なお、図2と同じものには同じ番号を付し説明は省略する。着目領域2の中心位置を中心位置353から中心位置393に移動することにより着目領域392の画像データ382(図3)を背景画像391内に収めることができ、着目領域のデータの欠落を防ぐことができる。
なお、以上説明した画像合成部107での合わせる着目領域の位置の決定は、画像合成部で行ってもよいし、解像度制御部106で行ってもよい。画像出力部108は、画像合成部で合成した画像データを、表示装置が受信可能な信号処理にして出力する。例えば、撮像装置100に直接表示装置が接続されている場合は、画像出力部100は、輝度信号と色信号、あるいはRGB信号等の表示装置に対応した映像信号を出力する。また、表示装置がネットワーク等を介して接続されている場合は、表示装置で受信可能な動画像の伝送形式に対応した形式に変換して出力する。
図5に本発明の撮像装置を使った監視カメラシステムの例を示す。100a、100b、100cおよび100dは本発明の撮像装置、120はネットワーク、121は受信制御装置、130は表示装置、131は表示装置130の表示画面、132aは撮像装置100aから送られてきた映像を表示する表示画面131上の表示エリア、132bは撮像装置100bから送られてきた映像を表示する表示画面131上の表示エリア、132cは撮像装置100cから送られてきた映像を表示する表示画面131上の表示エリア、132dは撮像装置100dから送られてきた映像を表示する表示画面131上の表示エリアを示す。
ネットワーク120は、例えば、インターネット・プロトコル等を使用する通信ネットワークであり、撮像装置100a、撮像装置100b、撮像装置100cおよび撮像装置100dと受信制御装置121を相互に接続し、情報を送受信する。受信制御装置121は、例えば、他の装置や機器と通信可能な通信手段、動画像の再生・合成手段、表示装置への出力手段を備えた装置であり、撮像装置100a、撮像装置100b、撮像装置100cおよび撮像装置100dの各映像情報を受信し、合成して表示装置130に出力する。
表示装置130は、例えば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等の映像を表示する装置であり、受信制御装置121が出力した映像情報を表示画面131上に表示する。なお、撮像装置の台数および表示画面131の分割方法は一例であり、撮像装置の台数および分割する形状、分割数を限定するものではない。
受信制御装置121は、ネットワーク120に接続された撮像装置から映像情報を受信し、表示画面131に表示できる形式で表示装置130に出力する。すなわち、図5に示すように4台の撮像装置から送信される映像情報を4分割された1つの画面に表示するために、各撮像装置から送信された映像情報を合成して1つの映像情報にして表示装置130に出力する等の処理を行う。また、受信制御装置121は、表示装置130に出力する画像情報に関する情報を各撮像装置に送信可能である。例えば、図6で説明するように伝送情報量を削減するために撮像装置から送信される画像情報の解像度を制御する場合は、表示装置130が出力する画像の解像度と、表示装置130に同時に出力する画像の数に基づき、例えば4台の撮像装置の画像を表示画面131に同時に表示する場合は表示装置130が出力する画像の解像度の4分の1の解像度の画像情報を送信するように各撮像装置に指示する。さらに受信制御部121は、ユーザが制御する入力手段等と表示方法の切り替え手段を備え、複数接続している撮像装置から1つの撮像装置の選択を入力手段が受け付けた場合に、選択された撮像装置から送信された映像情報を表示画面131全体に表示して映像情報の細部が確認できる表示方法を選べるようにしてもよい。
ここで、撮像装置の接続台数と伝送情報量について説明する。図6に撮像装置の接続台数と伝送情報量の関係例を示す。141は撮像装置が表示画面の解像度と同じ解像度で映像信号を伝送した場合の情報量を示し、142は撮像装置が実際に表示する解像度に合わせた映像情報を伝送した場合の情報量を示す。撮像装置が撮像部130の解像度に合わせた映像情報を出力した場合、撮像装置の台数の増加に伴い伝送情報量も増加する。一方、撮像装置で表示する解像度にした映像情報を出力した場合、伝送情報量はほぼ撮像装置1台分に等しく、ほとんど増加しない。
例えば、撮像装置が4台接続し、各々が表示エリアの解像度に合わせた映像情報を出力することにより、表示画面全体の解像度に合わせた映像情報を出力するのと比較し、ネットワーク120で伝送される情報量は約1/4に低減できる。以上、監視カメラシステムで表示装置に撮像装置の映像をマルチ表示する時のネットワーク負荷の軽減について説明したが、表示装置の方が撮像装置よりも解像度が低い場合においても、表示装置の解像度に合わせることにより、ネットワーク負荷の軽減が可能である。
以上説明したように本撮像装置では、撮像装置100の出力する映像信号の画像サイズと、撮像部101が撮像する画像サイズと、着目領域検出部104で検出した着目領域の大きさに応じて、背景画像と着目領域の解像度の比率を変えることができ、着目領域の解像度を背景画像の解像度より高くすることで、着目領域の視認性を向上させることができる。また、着目領域を着目領域の大きさに応じた解像度にすることで、着目領域を表示領域内に適切な大きさに収めることができ、着目領域の欠落の防止および背景画像の欠落を最低限にすることができる。なお、「解像度を変える」等の表現は、解像度制御部106が決定する背景画像および着目領域の解像度が「解像度を変える処理」を行う前の画像の解像度と「解像度を変える処理」を行った後の画像の解像度とが同じものを含むこととする。
また、撮像装置の出力解像度を、撮像した解像度よりも低くして表示装置に送信することで、データ伝送量を軽減し、例えば、ネットワーク負荷を軽減することが可能になる。
以下、本実施形態の解像度制御部106が設定する解像度の設定方法例について説明する。
本発明の撮像装置100では、ネットワーク負荷軽減の為、表示サイズに合わせた解像度の映像情報を出力するが、着目領域においては、解像度を全体の解像度よりも高くすることにより着目領域内の画像の視認性を向上させる。この為、撮像部101では、着目領域の解像度に合わせて、撮像装置100の出力解像度よりも高い解像度で撮像する。
図7に解像度変換部103の周辺画像の入出力画像例を示す。
301は撮像部が撮像した映像信号の全体画像例であり、解像度変換部103および着目領域検出部104の入力画像例を示す。また、304は、全体画像例301が入力した時の解像度変換部103の出力画像例を示す。
解像度変換部103の出力画像例304は、受信制御装置121から送信された表示装置130が出力可能な映像の解像度に基づき、解像度制御部106が解像度変換部103を制御するため、表示装置の仕様によって決まり、例えば表示装置がフルハイビジョンの映像信号を表示するものであるならば、水平1920画素、垂直1080画素である。これに対し、全体画像例301の画像サイズは、撮像部101が出力する画像が、表示装置の画像よりも高解像度になるように、解像度制御部106が撮像部101(図1)を制御する。
全体画像例301の画像サイズは、撮像部101が撮像可能な画像サイズと等しい、あるいは小さければよく、例えば水平3840画素、垂直2160画素である。解像度制御部106は、全体画像例301と解像度変換部103の出力画像例304の水平および垂直画素数を前記値に設定した場合、解像度変換部103で水平および垂直の解像度が2分の1になるように解像度変換部103を制御する。
なお、上記水平および垂直の画素数、解像度変換部103の変換率は説明の為の数値例であり、本発明を限定するものではない。
図8に着目領域検出部104および着目領域解像度変換部105の着目領域の入出力画像例を示す。図7と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。302および303は、全体画像例301内の着目領域例を示す。310および311は全体画像301が入力した時の着目領域検出部104の出力着目画像例、312および313は着目画像例302および303が入力した時の着目領域解像度変換部105の出力画像例を示す。
着目領域検出部104は、着目画像例310および着目画像例311を全体画像301から抽出し、着目領域解像度変換部105に出力するとともに、各々の画像サイズを解像度制御部106に通知する。解像度制御部106は、例えば、着目画像の画像サイズが全体画像に占める割合から、着目画像の各々の解像度を決定する。
例えば、大きな着目画像例310が全体画像に占める割合が18%、小さな着目画像例311が全体に占める割合が3%であり、着目画像の画像サイズが全体画像に占める割合が5%以下の場合は解像度を変換せずにそのまま出力し、15%以上の場合は全体画像301の縮小率に合わせて縮小するとした場合、解像度制御部106は着目領域解像度変換部105が着目画像例310は全体画像301と同じ縮小率で解像度変換した着目画像例312を、着目画像例311は解像度変換しない着目画像例313を出力するように制御する。
上記説明したように、小さな着目領域の大きさを相対的に大きくすることにより、監視員が着目領域に気が付きやすくすることができ、かつ、背景、大きな着目領域をバランスよく表示することができる。
なお、上記着目領域の全体に占める割合の数値は説明の例であり、本発明を限定するものではない。さらに、着目画像の解像度は、着目画像サイズに応じて、全体画像と撮像画像の間となる値を設定してもよい。解像度制御部106の解像度設定例を図9に示す。401は着目画像サイズと解像度変換率の設定例を示している。解像度変換率は着目領域解像度変換部105の出力画像データの解像度に対する入力画像データの解像度比であり、入力画像データと出力画像データの解像度が等しい場合は解像度変換率が1、出力画像データの解像度が低くなるにつれ解像度変換率は大きくなり、出力画像データの解像度が全体画像と同じ解像度で変換率は最大となる。
解像度制御部106は着目画像サイズに対応した解像度変換率を着目領域解像度変換部105に適用する。401は着目領域が小さければ小さいほど、撮像部の解像度に近く、着目領域が大きければ大きいほど周辺画像に近くなるように制御することを示している。上記説明したように、小さな着目領域の大きさを相対的に大きくすることにより、監視員等が着目領域に気が付きやすくすることができ、かつ、背景、大きな着目領域をバランスよく表示することができる。
さらに、着目領域は複数個ある場合があり、着目画像の個数毎に設定する解像度を変える解像度設定例について説明する。
図10に、着目領域の個数に対応して、解像度設定をする解像度制御部106の解像度設定例を示す。501、502および503は、着目画像サイズと解像度変換率の設定例を示している。着目領域の個数と設定例の関係は、例えば、着目領域が1個の時は設定例501、着目領域が2個の時は設定例502、着目領域が3個以上の場合は設定例503を使用する等、設定例503が最も着目領域が多く、501が最も着目領域が少なくなる。着目領域の個数が増えると、設定例501から設定例502、設定例503と使用する設定値を変える。
着目領域の個数が増えれば、着目領域に1個当たりの着目領域の大きさを小さくする必要が有る為、解像度が低い関数を使用する。
上記制御により、着目領域の重なりや、背景がなくなることを防ぎ、着目領域の画像データの欠落を防ぎ、かつ、背景に着目領域をバランスよく表示することができる。なお、本実施例は着目領域の最大数を3個に限定するものではなく、例えば着目領域の数に応じて解像度変換率を変えることや、着目領域の数がしきい値に達した場合に解像度変換率を変えることなどが可能である。
図11に画像合成部107の入出力画像例を示す。図7および図8と同じものには同じ番号を付し、説明は省略する。607は画像合成部107の出力画像例、608、609は出力画像例607内の着目画像例である。画像合成部107は、入力画像を全体画像例304、着目画像例312および着目画像例313とした時に、全体画像例304に解像度制御部106(図1)が指定した位置に着目画像312および着目画像313を配置し、出力画像例607を出力する。
解像度制御部106(図1)が指定する位置としては、例えば、着目画像312の中心位置および着目画像313の中心位置を全体画像304の各々に対応する着目画像の中心位置とする。なお、解像度制御部106は配置した着目画像が全体画像607からはみ出ると判断した場合は着目画像の欠落がない位置にずらして配置するようにしてもよい。
以上説明した画像合成部107により、撮像装置100の出力映像を見ている監視員等が、着目領域の画像が全体のどのおおよその位置を把握することができ、かつ、重要な着目領域のデータの欠落を防ぐことができる。
以上説明した本実施形態の処理フローについて説明する。図12に解像度制御部106の処理フローの一例を示す。
解像度制御部106はステップ200で、撮像部101で撮像する画素の解像度を設定する。設定する解像度は、撮像部101の最大解像度に設定する、あるいは、撮像部101と撮像装置100の出力解像度差が十分に大きい場合は、撮像装置100の出力解像度に対して撮像部の解像度を整数倍等にする扱いやすい解像度を選択して設定してもよい。
次のステップ210では、受信制御装置121から撮像装置100に要求されている出力映像情報の解像度を確認し、既に解像度変換部103に設定されている解像度を変換の為の設定値の変更要否を判定し、変更が必要な場合はステップ201に、変更が不要の場合はステップ202に進む。
ステップ201では、ステップ200で設定した撮像部101の解像度と撮像装置100の出力解像度から解像度変換部103の解像度変換率を決定し、設定する。ステップ202で、着目領域検出部104(図1)から着目領域の画像サイズおよび全体画像における位置を取得する。
ステップ203で、ステップ200で撮像部101に設定した解像度およびステップ202で取得した着目領域の画像サイズおよび着目領域の個数から、着目領域の各々の解像度を決定し、着目領域解像度変換部105に設定する。ステップ204で、ステップ202で取得した着目領域の位置とステップ200で設定した撮像部101の解像度とステップ201で設定した解像度変換部103の解像度から画像合成部107に設定する着目画像の配置位置を算出し、ステップ203で設定した解像度から解像度変換後の着目領域の画像サイズを算出し、着目画像が全体画像に収まる場合は算出した着目画像の配置位置を映像合成部に設定する。
一方、着目画像がはみ出る場合は、着目画像の位置を修正し、配置位置を映像合成部に設定する。次にステップ205では、撮像終了を判断し、撮像が終了しない場合は、ステップ210に進む。
以降、撮像中は、ステップ202、ステップ203およびステップ204と必要に応じてステップ201の処理を繰り返し行う。なお、撮像装置100の撮像終了の判定はステップ205のタイミングで判定することに限定したものではなく、例えば、割り込みの終了要求やリセット要求に応じて終了する。
以上説明した本実施例の撮像装置では、限られた表示領域内で解像度が必要な着目領域の解像度を確保しつつ監視領域全体の画像を表示することができるため、全体を監視つつ、着目すべき対象物があることを監視員が容易に認識しやすくし、さらに、着目対象物の視認性を向上することができる。
また、表示装置へ出力する画像サイズへの解像度変換を撮像装置で行うことにより、ネットワーク等で伝送する情報量を削減することができ、ネットワークの負荷軽減が可能になる。
なお、本実施例では全体の画像に対して着目領域の解像度を変える撮像装置について説明したが、例えば、着目領域を検出しない等により画像を一律の解像度で出力するモードを設けて、監視員が解像度を変えるのを不要と判断した場合等にモードを切り替える機能を設けてもよい。
また、記録装置等の表示装置以外のより高い解像度の画像を必要とされる可能性がある装置に出力する場合は、画像出力部108(図1)の他に、信号処理部102の出力解像度のまま出力するインタフェースを設け、撮像部101の解像度と同じ解像度の映像信号を出力するようにしてもよい。
本実施形態では、着目領域の大きさおよび着目領域までの距離により、着目領域と着目領域以外の解像度の割合を変える撮像装置について例を用いて説明する。
図13は、実施例2における撮像装置800の全体構成を示すブロック図である。図1と同じ構成要素には同じ番号を付してあり、説明を省略する。
801は距離検出部であり、例えば、着目領域検出部104で検出した着目領域までの距離を計測して、計測結果を解像度制御部106に出力する。距離検出部801の距離検出方法としては、例えば、パルス状の光を投光信号として着目領域に光を投射して、投光信号と着目領域からの反射光受光信号との位相差から距離を計測する方法があるが、本実施例において距離の検出方法について限定するものではない。
なお、撮像部101が撮像する画像サイズと距離検出部801の距離測定ポイント数は一致している必要はなく、距離検出部の距離選択手段としては、着目領域に含まれる距離計測ポイントの中心部の距離あるいは、着目領域を含む距離検出ポイントの平均等、使用用途に応じて使用してもよい。なお、距離検出部801は全体画像領域の距離を常に検出しており、解像度制御部106からある領域の距離情報を要求された時に、測定済の距離情報を出力する構成としてもよい。
解像度制御部106による着目対象物までの距離に応じた解像度設定例を図14に示す。901は着目対象物までの距離と解像度変換率の設定例を示している。解像度制御部106は、距離検出部801により検出された着目対象物までの距離に対応した解像度変換率で着目領域の画像を出力するように着目領域解像度変換部105を制御する。解像度変換率が1の場合、着目画像の解像度の設定は最大値であり、撮像部の解像度をそのまま使用する。解像度変換率が高いほど着目画像の解像度は低くなり、解像度の最小値は着目領域以外の全体画像と同じ解像度となる。
解像度設定例901は着目領域が遠ければ遠いほど、撮像部の解像度に近く、着目領域が近ければ近いほど周辺画像に近くなるように制御することを示している。
図15に、解像度制御部106の処理フローを示す。図12と同じものは同じ番号を付し、説明は省略する。
ステップ202で着目領域を設置した後、ステップ1001で着目領域を距離検出領域として、距離検出部801に距離情報を要求する。ステップ1002で要求した領域の距離情報を距離検出部801から取得する。ステップ1103では、撮像装置800の出力解像度、着目領域の大きさ、個数、位置等の情報に加えて、ステップ1002で取得した距離情報を加えた情報をもとに着目領域の解像度を決定し、ステップ1003で着目領域解像度変換部105に決定した解像度変換率を設定する。
以上説明した本実施例では、距離情報を使用することで対象物の解像度をより最適な大きさに設定することが可能になる。また、対象物の大きさを判断することが可能であり、例えば動体ではあるが非常に小さいものを距離情報と画像全体に対する大きさによって判断可能であり、例えば、虫や小動物と判断されるものに関しては解像度を拡大しないことや、着目すべき対象物を不要に拡大せず、必要な対象物のみの拡大することなどが可能であり、監視員が異常を発見しやすい画像とすることができる。
本実施形態では、着目領域までの距離の検出に、撮像装置のフォーカスレンズの位置を用いる例について図を用いて説明する。
図16は、実施例3における撮像装置900の全体構成を示すブロック図である。図1と同じ構成要素には同じ番号を付してあり、説明を省略する。
901はフォーカスレンズを移動制御するフォーカス制御部、902は信号処理部102の映像信号の高周波成分からフォーカス評価値を生成するフォーカス検波部であり、フォーカス評価値がもっとも高いフォーカスレンズ位置が合焦点となる。
フォーカスレンズを備えた撮像装置では、フォーカス検波部902の検波結果から、レンズの位置を合焦位置に移動させて合焦動作を行う。従い、予めフォーカスレンズの位置と被写体までの距離の情報をフォーカス制御部に保持しておくことで、合焦点にあるレンズ位置から合焦している被写体までの距離が得られる。
撮像部101は、撮影対象物にフォーカスを合わせるためのフォーカスレンズを備えている。フォーカス制御部901は撮像部101のフォーカスレンズを移動させる。フォーカス検波部902は、信号処理部102が出力する映像信号からフォーカス検波を行い、フォーカス評価値を出力する。
フォーカス検波部は、指定した領域内の検波結果を出力する。着目領域を検波領域とし、検波結果を取得する。なお、着目領域が複数個ある場合は、検波領域を複数個設けたフォーカス検波部902とし、解像度制御部106は、着目領域毎に検波領域を指定し、フォーカス制御部901でフォーカスレンズを移動制御し、着目領域毎のフォーカス評価値を取得する。
解像度制御部106は、フォーカス制御部901でフォーカスレンズを移動制御する中で、フォーカス検波部902のフォーカス評価値がもっとも高いフォーカス制御部901のフォーカスレンズ位置から着目領域毎の被写体までの距離が得られる。また、着目領域が複数個あり、それぞれの着目領域までの距離が離れている場合は、全着目領域の合焦点位置にレンズ位置を合わせることができない。
このような場合は、例えば、後述する実施例4で説明する重要度等により着目領域に順位をつけ、重要度が高い着目領域が合焦点になるようにする、あるいは、各着目領域のフォーカス評価値の平均値が高くなるレンズ位置にする等、撮像装置の用途に応じて解像度制御部106でフォーカス制御部901のレンズ位置を決定する。
図17に、解像度制御部106の処理フローを示す。図12及び図15と同じものは同じ番号を付し、説明は省略する。
ステップ202で着目領域を設置した後、ステップ1201で着目領域を距離検出領域として、フォーカス検波部902にフォーカス検波領域を設定する。ステップ1202でフォーカス制御部901からフォーカス制御情報を取得し、ステップ1203で設定したフォーカス検波した検波結果を取得する。
ステップ1204では、フォーカスレンズ位置から距離情報を生成し、撮像装置900の出力解像度、着目領域の大きさ、個数、位置等の情報に加えて、ステップ1203で取得した距離情報を加えた情報をもとに着目領域の解像度を決定し、ステップ1204で着目領域解像度変換部104に決定した解像度変換率を設定する。
以上説明した本実施例では、撮像装置内部の信号処理のみで被写体までの距離を測定することができ、簡単な構成での距離の計測が可能になる
本実施形態では、着目領域の解像度を重要度に応じて設定する例について説明する。
図18は、実施例4における撮像装置1200の全体構成を示すブロック図である。図1と同じ構成要素には同じ番号を付してあり、説明を省略する。
1201は着目領域重要度判定部であり、着目領域検出部104で検出した着目領域の画像データの内容から重要度を判定し、重要度情報を付加して解像度制御部106に送る。
重要度は、例えば、監視対象物が人の場合、着目対象物が人の顔や人間と判断した場合に重要度を高く、人以外の重要度を低くする。解像度制御部106は重要度が高いほど解像度を高く、重要度が低いほど解像度を低く設定する。
図19に着目領域検出部104の着目領域例を、図20に着目領域重要度判定部1201の出力情報例を示す。1300は、信号処理部102が出力する全体画像例であり、1301、1302、1303および1304は着目領域検出部104で検出された着目領域を示す。図19の1401、1402、1403および1404は各々の着目領域に対する情報例であり、例えば、着目領域のID、サイズ、位置、重要度の情報が含まれる。
ここで、着目領域1301、着目領域1302、着目領域1303、着目領域1304の各々に対応する情報例を着目領域情報1401、着目領域情報1402、着目領域情報1403、着目領域情報1404とする。着目領域検出部104で生成した着目領域のID、サイズ、位置の情報に、着目領域重要度判定部1201は例えば、人と判断した着目領域1302および着目領域1303を重要と判断し、重要度を高くする。また、人ではないと判断した着目領域1301と1304では重要度を低く設定する。着目領域1301と1304との重要度の順位は、例えば、人に近いと判断した順に重要度を設定していく。解像度制御部106は、重要度が高いものほど解像度を高く、重要度が低いものほど解像度を低く設定する。
図21に画像合成部107が出力する画像の例を示す。1310は全体画像、1311、1312、1313および1314は着目領域解像度変換部105から出力された着目領域を示す。重要度が高いと判断された着目領域1312は解像度が高く設定され、相対的に大きく表示される。同じく重要度が高いと判断された着目領域1313は、重要度が高くても、画像サイズが大きい為、1312よりも低い解像度が設定されている。
以上、本実施形態では、重要度により解像度を変えることにより、着目する必要がある領域の視認性を向上することができる。
なお、本実施例では、重要度の判断基準として人を例にしたが、監視カメラの用途により、人以外、例えば交通監視等では車や、ナンバープレート等を検出した場合に重要度を高くしてもよいし、着目する場所を明るさや色で判断するシステムにおいては明るさや色を重要度の判断基準としてもいい。
本実施形態では、着目領域の解像度を高くすることで、欠落してしまう画像と着目領域の周囲の画像を全体画像より解像度を下げることにより、大きな範囲での画像欠落を防ぐ撮像装置について図面を用いて説明する。
図22は、実施例5における撮像装置1601の全体構成を示すブロック図である。図1と同じ構成要素には同じ番号を付してあり、説明を省略する。
1602は着目領域周辺処理部であり、着目領域の周辺部分を圧縮する。着目領域周辺処理部1602の機能について図23を用いて説明する。
図23は信号処理部102の画像から、着目領域および着目領域周辺部の切り出しをイメージした画像の一例である。1701は全体画像、1702は信号処理部102の出力時点での着目領域の大きさ、1703は画像合成部107の出力での着目領域の大きさ、1704は着目領域周辺境界部を示す。
例えば、映像信号処理部102で設定された着目領域の大きさ1702は、画像合成部107の出力では相対的に拡大され、着目領域の大きさ1703まで拡大される。この時、着目領域の大きさ1702の外側から着目領域周辺境界部1704のデータを着目領域周辺部として、着目領域周辺処理部1602で全体画像1701の解像度よりもさらに低い解像度に圧縮して、着目領域の大きさ1703の外側から着目領域周辺部の境界1704に振り分ける。
以上説明した本実施例では、着目領域と接する周辺部における画像データの欠落を抑制し、着目領域を高い解像度にすることができる。さらに、着目領域の周辺解像度を映像全体の解像度よりもさらに低くすることにより着目領域を目立たせることができ、着目領域の視認性を向上させることができる。
なお、本実施例で着目領域を1つの場合を例にしたが、複数個の場合も同様の処理を行うことにより、大きなデータの欠落を防ぎかつ視認性をよくすることができる。また、着目領域の形状は限定するものではなく、切り出しやすい形あるいは着目対象物にあった形状にしてもよい。
100,800,900,1200,1601:撮像装置、101:撮像部、102:信号処理部、103:解像度変換部、104:着目領域検出部、105:着目領域解像度変換部、106:解像度制御部、107:画像合成部、108:画像出力部、801:距離検出部、901:フォーカス制御部、902:フォーカス検波部、1201:着目領域重要度判定部、1602:着目領域周囲処理部

Claims (1)

  1. それぞれがネットワークに接続されており映像信号を前記ネットワーク経由で出力するN台の監視カメラ(Nは2以上の整数)と、
    表示画面を有する表示装置と、
    前記ネットワーク及び前記表示装置に接続されており、前記N台の監視カメラの各々から前記ネットワーク経由で映像信号を受信し、各監視カメラについて、当該受信した映像信号が示す映像を、前記表示画面がN分割され前記N台の監視カメラにそれぞれ対応したN個の表示エリアのうちの、当該監視カメラに対応した表示エリアに表示する受信制御装置と
    を有し、
    前記各監視カメラは、
    被写体を撮像して電気信号を生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した電気信号を処理して映像信号を生成する信号処理部と、
    前記信号処理部で生成した映像信号の解像度を設定されている解像度に変換する解像度変換部と、
    前記信号処理部で生成した映像信号の着目領域の画像である着目画像の解像度を設定されている解像度に変換する着目領域解像度変換部と、
    前記解像度変換部の出力と前記着目領域解像度変換部の出力とを合成して一つの出力信号にする映像合成部と、
    解像度制御部と
    を有し、
    前記受信制御装置は、前記各監視カメラに、映像情報の解像度として、前記表示画面の解像度のN分の1の解像度であり当該監視カメラに対応した表示エリアの解像度を要求し、
    前記各監視カメラにおいて、前記解像度制御部は、当該監視カメラによる撮像中に、
    (a)前記受信制御装置から要求された解像度から、前記解像度変換部に設定されている解像度の変更が必要か否かを判定し、
    (b)(a)において変更が必要であれば、前記要求された解像度と、当該監視カメラの前記撮像部の解像度とから解像度変換率を決定して解像度を前記解像度変換部に設定し、
    (c)(b)の後、又は、(a)において変更が必要ない場合、前記着目画像の画像サイズ及び全体画像における位置を取得し、
    (d)前記着目画像の画像サイズに基づいて前記着目画像の解像度を決定し、当該決定した解像度を前記着目領域解像度変換部に設定し、
    (e)前記着目画像の位置と、前記撮像部の解像度と、前記解像度変換部の解像度から、前記映像合成部に設定する着目画像の配置位置を算出し、
    (f)前記着目領域解像度変換部に設定された解像度を基に、解像度変換後の着目画像の画像サイズである変換後サイズを算出し、
    (g)前記変換後サイズから、前記解像度変換後の着目画像が前記全体画像に収まることがわかれば、(e)で算出された配置位置を、前記映像合成部に設定し、
    (h)前記変換後サイズから、前記解像度変換後の着目画像が前記全体画像からはみ出ることがわかれば、(e)で算出された配置位置を修正し、修正された配置位置を、前記映像合成部に設定し、
    (i)(g)及び(h)の後、(a)に戻る、
    ことを特徴とする監視カメラシステム
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