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JP6337288B2 - 遊技機 - Google Patents

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JP6337288B2 JP2016131389A JP2016131389A JP6337288B2 JP 6337288 B2 JP6337288 B2 JP 6337288B2 JP 2016131389 A JP2016131389 A JP 2016131389A JP 2016131389 A JP2016131389 A JP 2016131389A JP 6337288 B2 JP6337288 B2 JP 6337288B2
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Description

本発明は、操作ハンドルの操作に応じて発射装置が、遊技盤の前面に備えた遊技領域へと遊技球を発射する遊技機に関する。
従来、この種の遊技機として、操作ハンドルが始端位置と終端位置との間で回動操作可能でかつ始端位置側に付勢されていて、操作ハンドルの回動位置に応じた発射強度で遊技球が遊技領域へと発射されるものが知られている。また、そのような遊技機には、遊技球を遊技領域における左側の領域に流下させる所謂、左打ちと、遊技球を遊技領域における右側の領域に流下させる所謂、右打ちとに打ち分けて遊技を楽しむものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−144658号公報(段落[0041],[0045])
しかしながら、上記した従来の遊技機では、右打ちの遊技を行うには、操作ハンドルを操作する手を大きく捻った状態に維持する必要があり、遊技者にとって身体的な負担が大きいという問題があったため、本願発明は、そのような問題を解決することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、始端位置から終端位置までの間で回動操作される操作ハンドルと、前記操作ハンドルを前記始端位置に向けて付勢するハンドル付勢手段と、前記操作ハンドルの回動位置に応じた発射強度で、遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、前記遊技領域の左右方向の中間に配置されて前記遊技領域を第1流下領域と第2流下領域とに区分けする領域区分部材とを備え、前記発射装置による遊技球の発射強度は、前記操作ハンドルが前記始端位置から離れるに従って高くなると共に、前記始端位置と前記終端位置との中間の中間基準位置を超えると基準発射強度を超え、前記基準発射強度を超えた遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えて前記第2流下領域を流下し、前記基準発射強度を超えなかった遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えずに前記第1流下領域を流下する遊技機において、前記操作ハンドルを前記中間基準位置に係止して、前記中間基準位置から前記終端位置側への前記操作ハンドルの回動を許容する一方、前記中間基準位置から前記始端位置側への前記操作ハンドルの回動を規制するハンドル規制手段と、前記操作ハンドルが、前記始端位置に位置しているとき及び前記中間基準位置に位置しているときに前記発射装置を停止させ、前記操作ハンドルが前記始端位置及び前記中間基準位置から離れているときに前記発射装置を作動させる発射スイッチ手段とを備える遊技機である。
請求項1の遊技機では、発射装置による遊技球の発射強度は、操作ハンドルが始端位置から離れるに従って高くなり、中間基準位置を超えると基準発射強度を超える。そして、基準発射強度を超えた遊技球は、遊技領域における領域区分部材を乗り越えて第2流下領域を流下し、基準発射強度を超えなかった遊技球は、領域区分部材を乗り越えずに第1流下領域を流下する。ここで、操作ハンドルは、ハンドル規制手段によって中間基準位置に係止することができ、操作ハンドルは、中間基準位置に係止されると中間基準位置から終端位置側への回動が許容される一方、中間基準位置から始端位置側への回動が規制されるので、操作ハンドルを中間基準位置で持ち替えることができ、従来のように操作ハンドルを操作する手を大きく捻った状態に維持することを強いられることがなくなる。これにより、遊技者にとって身体的な負担が抑えられ、長時間に亘って快適に遊技を楽しむことができる。
また、本発明の遊技機では、中間基準位置で操作ハンドルから手を離している間に遊技球が発射されることが防がれる。
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図 操作ハンドルの斜視図 操作ハンドルが始端位置に配置された状態の発射操作部の平断面図 遊技機の電気的な構成を示したブロック図 発射装置の制御に係るブロック図 操作ハンドルの回転位置と発射強度の関係を示す図 変形例に係る(A)操作ハンドルが中間基準位置に位置した状態の発射操作部の平断面図、(B)遊技機の一部の電気的な構成を示したブロック図 変形性に係る(A)回動支持部の部分側面図、(B)操作ハンドルが中間基準位置に位置した状態の発射操作部の平断面図
[第1実施形態]
以下、本発明をパチンコ遊技機に適用した一実施形態を、図1〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の遊技機10の遊技盤11の前面には、ガイドレール12で囲まれた遊技領域R1が形成され、その遊技領域R1の中央に表示演出部13が設けられている。表示演出部13は、外縁部を装飾枠14(本発明の「領域区分部材」に相当する)で囲まれ、内側に液晶画面13Gを有する。また、装飾枠14の上辺部及び両側縁部は、遊技盤11の前面から突出し、装飾枠14により遊技球の表示演出部13内への進入が規制されている。これにより、遊技領域R1が装飾枠14より左側の左流下領域R2(本発明の「第1流下領域」に相当する)と、装飾枠14より右側の右流下領域R3(本発明の「第2流下領域」に相当する)とに分かれ、遊技球を左流下領域R2に流下させる所謂、左打ちと、遊技球を右流下領域R3に流下させる所謂、右打ちとに打ち分けることが可能となっている。
遊技機10の右下角部には、発射操作部50が設けられている。発射操作部50を時計回りに回動操作すると、発射操作部50の回動位置に応じた発射強度で遊技球が遊技領域R1へと発射される。発射操作部50は、図1に示す始端位置から終端位置までの間で回動可能に構成され、発射操作部50を回動させて始端位置から離れるに従って発射強度が高くなる。遊技球の発射強度は、始端位置と終端位置との間の中間基準位置を超えると基準発射強度を超え、基準発射強度を超えた遊技球は右流下領域R3を流下する一方、基準発射強度を超えなかった遊技球は左流下領域R2を流下する。このため、右流下領域R3に遊技球を打ち込むには、発射操作部50を操作する手を大きく捻った状態に維持する必要があり、遊技者にとって身体的な負担が大きいという問題があった。これに対し、本実施形態の遊技機10では、発射操作部50を中間基準位置で係止して、中間基準位置で発射操作部50を持ち替えることが可能となっている。以下、発射操作部50の構成について説明する。
図2に示すように、発射操作部50は、回動支持部60の前端部に操作ハンドル70と装飾部材80とを組み付けてなる。操作ハンドル70は、円盤状のベース部71を有し、そのベース部71の外周壁72に指を掛けるための複数の係止爪73が突出形成され、回動支持部60及び装飾部材80に対して回動可能に構成されている。また、操作ハンドル70は、図3に示すように、ベース部71に円弧形状に貫通形成された開口部77を有し、その開口部77に装飾部材80と回動支持部60との間に設けられた支持柱81が挿通した状態で回動支持部60及び装飾部材80に取り付けられている。これにより、操作ハンドル70は、開口部77と支持柱81との当接によって回動範囲を規制され、図1の反時計回り方向に操作ハンドル70を回動すると、始端位置に操作ハンドル70が位置決めされ、図1の時計回り方向に操作ハンドル70を回動すると、終端位置に操作ハンドル70が位置決めされる。また、操作ハンドル70は、トーションコイルバネ51(本発明の「ハンドル付勢手段」に相当する)によって始端位置に付勢されている。さらには、操作ハンドル70の回動位置が、回転位置センサ54(図3参照)によって検出されるようになっている。
ベース部71のうち、回動支持部60と対向する部分には、円環状をなし、外周壁72と同心で且つ外周壁72の後端部と同じ位置まで伸びた環状壁74が突出形成されている。そして、外周壁72と環状壁74との間が凹部75となっている。一方、回動支持部60には、円環状をなし、外周壁72及び環状壁73と同心の突部61が形成されていて、回動支持部60に操作ハンドル70が組み付けられると、操作ハンドル70の凹部75に回動支持部60の突部61が凹凸係合した状態となる。
回動支持部60には、突部61の外周面に前後方向に延びる固定側係合部62が突出形成されている。また、操作ハンドル70には、外周壁71の内周面に前後方向に延びる可動側係合部76が突出形成されている。操作ハンドル70の可動側係合部76は、回動支持部60の固定側係合部62に対して、図3における時計回り方向に、操作ハンドル70を始端位置から中間基準位置まで回動したときの回動角度分、離れた位置に配置されている。なお、固定側係合部62及び可動側係合部76は、断面半円状に形成されている。
操作ハンドル70を中間基準位置を通過するように強く回動すると、可動側係合部76が固定側係合部62に図3における反時計回り方向の一方側から当接する。そして、可動側係合部76と固定側係合部62とが互いに摺接して、可動側係合部76と固定側係合部62とが互いに乗り越えるようにその周辺部分(詳細には、可動側係合部76が形成された外周壁72の周辺部分及び固定側係合部62が形成された突部61の周辺部分)を撓ませて変形させながら擦れ違う。そして、可動側係合部76が固定側係合部62を乗り越えて、図3における反時計回り方向の他方側から固定側係合部62に当接した状態となり、操作ハンドル70が中間基準位置に係止される。操作ハンドル70は中間基準位置に係止されると、中間基準位置から終端位置側への回動が許容される一方、中間基準位置から始端位置側への回動が規制された状態となるので、中間基準位置で操作ハンドル70を持ち替えることが可能となる。これにより、従来のように操作ハンドルを操作する手を大きく捻った状態に維持することを強いられることがなくなる。
操作ハンドル70を中間位置から始端位置側へ復帰させるときは、操作ハンドル70を中間基準位置に配置して持ち直してから、可動側係合部76が固定側係合部62を乗り越えるように反時計回りに操作ハンドル70を強く回動操作すればよい。なお、可動側係合部76と固定側係合部62は、例えば、操作ハンドル70及び回動支持部60と一体の樹脂で形成されていてもよいし、操作ハンドル70及び回動支持部60とは別体の弾性変形可能な弾性部材(例えば、ゴム)で形成されていてもよい。
なお、本実施形態において、可動側係合部76と固定側係合部62とが、本発明の「ハンドル規制手段」、「第1係合部」及び「第2係合部」に相当し、可動側係合部76と可動側係合部76が形成された外周壁72の周辺部分及び固定側係合部62と固定側係合部62が形成された突部61の周辺部分が本発明の「可撓部」に相当する。また、可動側係合部76及び固定側係合部62の外周面が本発明の「1対の摺接部」に相当し、これら外周面のうち、操作ハンドル70が中間基準位置に係止された状態で、可動側係合部76と固定側係合部62とが当接する部分が本発明の「1対の係止部」に相当する。
発射操作部50には、回動シャフト50Sが設けられ、回動シャフト50Sを中心に操作ハンドル70が前述したように始端位置と終端位置との間で回動可能となっている。回動シャフト50Sは、一端部が操作ハンドル70に嵌合される一方、他端部が遊技機10の右下角部に内蔵された発射装置30(図4参照)に嵌合されている。これにより、発射操作部50の回動操作に応じて発射装置30が遊技領域R1に遊技球を発射するようになっている。
発射装置30は、発射装置30を作動する駆動部31を備え、次述する発射制御基板120によって駆動制御されている。なお、本実施形態の発射装置30は、例えば、特開2007−151621号公報に開示の発射装置(同文献の図5及び図7参照)の構造と同様になっている。
図4に示すように、遊技機10には、メイン制御基板100と、サブ制御基板110と、発射制御基板120、音声制御基板130、ランプ制御基板140等の複数の制御基板を備えている。メイン制御基板100は、遊技の全体を制御して、各制御基板に制御信号を付与する。そして、サブ制御基板110が、メイン制御基板100から受けた制御信号に基づいて液晶画面13Gに表示する演出画面を制御すると共に、音声制御基板130、ランプ制御基板140等に制御信号を付与して、音、光の遊技演出を制御する。
さて、発射制御基板120は、回転位置センサ54から操作ハンドル70の回転位置データD1(図5参照)を取得して、この回転位置データD1に基づいて発射装置30を制御する。本実施形態の遊技機10では、図6に示すように、発射制御基板120が、操作ハンドル70が始端位置から僅かに回動した第1始動位置に位置している場合に発射装置30を停止させるのに加えて、操作ハンドル70が中間基準位置から僅かに離れた第2始動位置に位置している場合にも発射装置30を停止させ、操作ハンドル70が始端位置から離れて第1始動位置より中間基準位置側に位置している場合及び中間基準位置から離れて第2始動位置より終端位置側に位置している場合に発射装置30を作動させる構成になっている。
具体的には、発射制御基板120のCPU120Aは、ROM120Cに記憶された発射制御プログラムを実行することで図5のブロック図で示した制御系を構成する。即ち、回転位置データD1を取り込むと、始動判別部121は、回転位置データD1が、始端位置を超えて第1始動位置を超えない値であるか、及び、中間基準位置を超えて第2始動位置を超えない値であるか否か判別する。そして、回転位置データD1が、始端位置を超えて第1始動位置を超えない値である場合、又は、中間基準位置を超えて第2始動位置を超えない値である場合には、スイッチ122をオフ状態にして駆動部31を停止させ、発射装置30を停止させる。一方、回転位置データD1が、始端位置を超えて第1始動位置を超えない値でなく且つ中間基準位置を超えて第2始動位置を超えない値である場合、換言すれば、第1始端位置を超えて中間基準位置を超えない値、又は、第2始動位置を超えた値である場合には、スイッチ122をオン状態にしてモータ電源に接続し、駆動部31を駆動させて発射装置30を作動させる。以上により、操作ハンドル70が始端位置及び中間基準位置に位置した場合に、発射装置30を停止させ、操作ハンドル70が始端位置及び中間基準位置から離れた場合に発射装置30を作動させる。なお、発射制御基板120のCPU120Aが実行する発射制御プログラムが、本発明の「発射スイッチ手段」に相当する。
本実施形態の構成に関する説明は以上である。次に本実施形態の遊技機10の作用効果について説明する。本実施形態の遊技機10において、遊技状態が左打ち遊技から右打ち遊技に変化すると、遊技者はその変化に伴い、発射操作部50の操作ハンドル70を時計回りに回動操作して、操作ハンドル70を中間基準位置を超える位置に配置する。すると、遊技球が基準発射強度を超えて、右流下領域R3に流下する。
ここで、右打ちの遊技を行うには、操作ハンドルを操作する手を大きく捻った状態に維持する必要があり、遊技者にとって身体的な負担が大きいという問題があった。これに対し、本実施形態の遊技機10では、操作ハンドル70に可動側係合部76を設けると共に、回動支持部60に固定側係合部62を設けたので、操作ハンドル70を中間基準位置に係止して、操作ハンドル70を中間基準位置で持ち替えることができるので、従来のように操作ハンドル70を操作する手を大きく捻った状態に維持することを強いられることがなくなる。これにより、遊技者にとって身体的な負担が抑えられ、長時間に亘って快適に遊技を楽しむことが可能となる。しかも、片手操作で操作ハンドル70を始端位置側から中間基準位置を通過させるように移動するだけで、操作ハンドル70を中間基準位置に係止することができるので、遊技に支障をきたすことがなく、操作ハンドル70を中間基準位置で係止して持ち替えることができる。
また、本実施形態では、操作ハンドル70が始端位置に加えて中間基準位置に位置している場合にも発射装置30を停止させ、操作ハンドル70が始端位置及び中間基準位置から離れている場合に発射装置30を作動させる構成としたので、中間基準位置で操作ハンドル70から手を離している間に遊技球が発射されることを防ぐことが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、操作ハンドル70が中間基準位置に位置しているときに発射装置30を停止させ、操作ハンドル70を中間基準位置より僅かに離れた第2始動位置まで回動させたときに発射装置30を作動させる構成になっていたが、例えば、操作ハンドル70を絶縁性を有する樹脂で構成すると共に、遊技者が操作ハンドル70に接触しているか否かを感知可能な構成とし、遊技者が中間基準位置に係止された操作ハンドル70から手を離したときに発射装置30を停止させて、操作ハンドル70を握り直したときに発射装置30を作動させる構成であってもよい。
(2)上記実施形態では、発射装置30を作動させるか否かを、回転位置センサ54から取得した回転位置データD1を用いて判別していたが、例えば、図7(A)及び図7(B)に示すような構成としてもよい。具体的には、回転位置センサ54の代わりに発射停止スイッチ130を設ける。また、可動側係合部76V及び固定側係合部62Vとを、例えば、断面台形状とし、中間基準位置で可動側係合部76Vと固定側係合部62Vとが当接する各側面62M,76Mに導電性部材131,131を備える。そして、これら導電性部材131同士が接触した場合に、発射停止スイッチ130をオン状態とし、発射制御基板120に発射停止信号を出力して発射装置30を停止させる構成とする。
(3)上記実施形態では、操作ハンドル70を中間基準位置から始端位置側へ強く回動することで、可動側係合部76と固定側係合部62との係合を解除していたが、例えば、固定側突条を発射操作部50に設けた係合解除操作部で係合位置から係合解除位置へと移動可能な構成とし、係合解除操作部を操作することで操作ハンドル70の中間基準位置から始端位置側への回動を許容する構成であってもよい。また、固定側突条に替わって、可動側突条を係合解除操作部で係合位置から係合解除位置へと移動可能な構成としてもよい。この構成とすれば、可動側係合部と固定側係合部とによる係止力を高めても、その係止を容易に解除することが可能となる。
(4)上記実施形態では、図3に示すように、可動側係合部76が操作ハンドル70の外周壁72に形成され、固定側係合部62が回動支持部60の突部61に形成されていたが、例えば、可動側係合部76が操作ハンドル70の環状壁74に形成され、固定側係合部62が回動支持部60の突部61に形成されていてもよいし、可動側係合部76が操作ハンドル70の開口部77の開口縁に形成され、固定側係合部62が支持柱81に形成されていてもよい。
(5)上記実施形態では、可動側係合部76と固定側係合部62とが、断面半円状の突条となっていたが、例えば、断面三角形状や断面台形状の突条であってもよい。
(6)上記実施形態では、本発明の1対の係合部として、突条をなす可動側係合部76と固定側係合部62とを例示したが、例えば、1対の係合部は、図8(A)及び図8(B)に示すように、回動支持部60に略V字状に屈曲した可撓片62Wと、操作ハンドル70側の可撓片62Wと対向する位置に設けらえた可動側係合部76とであってもよい。また、上記構成において、可動片62Wの先端部に、基端部に向かうにつれて操作ハンドル70の外周壁72側に傾斜した係止解除ガイド部62Gを設けることで、操作ハンドル70を始端位置側に復帰させるときに、可撓片62Wの係止解除ガイド部62Gによって可動側係合部76が始端位置側へ誘導することが可能となる。

なお、上記実施形態には、以下の[特徴1]〜[特徴5]が含まれている。

[特徴1]
遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、
始端位置から終端位置までの間で回動操作される操作ハンドルと、
前記操作ハンドルを前記始端位置に向けて付勢するハンドル付勢手段と、
前記操作ハンドルの回動位置に応じた発射強度で、遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、
前記遊技領域の左右方向の中間に配置されて前記遊技領域を第1流下領域と第2流下領域とに区分けする領域区分部材とを備え、
前記発射装置による遊技球の発射強度は、前記操作ハンドルが前記始端位置から離れるに従って高くなると共に、前記始端位置と前記終端位置との中間の中間基準位置を超えると基準発射強度を超え、前記基準発射強度を超えた遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えて前記第2流下領域を流下し、前記基準発射強度を超えなかった遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えずに前記第1流下領域を流下する遊技機において、
前記操作ハンドルを前記中間基準位置に係止して、前記中間基準位置から前記終端位置側への前記操作ハンドルの回動を許容する一方、前記中間基準位置から前記始端位置側への前記操作ハンドルの回動を規制するハンドル規制手段を備える遊技機。

特徴1の遊技機では、発射装置による遊技球の発射強度は、操作ハンドルが始端位置から離れるに従って高くなり、中間基準位置を超えると基準発射強度を超える。そして、基準発射強度を超えた遊技球は、遊技領域における領域区分部材を乗り越えて第2流下領域を流下し、基準発射強度を超えなかった遊技球は、領域区分部材を乗り越えずに第1流下領域を流下する。ここで、操作ハンドルは、ハンドル規制手段によって中間基準位置に係止することができ、操作ハンドルは、中間基準位置に係止されると中間基準位置から終端位置側への回動が許容される一方、中間基準位置から始端位置側への回動が規制されるので、操作ハンドルを中間基準位置で持ち替えることができ、従来のように操作ハンドルを操作する手を大きく捻った状態に維持することを強いられることがなくなる。これにより、遊技者にとって身体的な負担が抑えられ、長時間に亘って快適に遊技を楽しむことができる。

[特徴2]
前記操作ハンドルが、前記始端位置に位置しているとき及び前記中間基準位置に位置しているときに前記発射装置を停止させ、前記操作ハンドルが前記始端位置及び前記中間基準位置から離れているときに前記発射装置を作動させる発射スイッチ手段とを備える特徴1に記載の遊技機。

特徴2の遊技機では、中間基準位置で操作ハンドルから手を離している間に遊技球が発射されることが防がれる。

[特徴3]
前記ハンドル規制手段は、前記操作ハンドルと前記操作ハンドルを回動可能に支持する回動支持部との一方と他方とに分けて設けられた第1係合部及び第2係合部と、前記第1係合部及び前記第2係合部の少なくとも一方に設けられた可撓部とを備えてなり、
前記第1係合部及び前記第2係合部には、前記操作ハンドルを前記始端位置側から前記中間基準位置を通過させるように移動したときに互いに摺接して、前記第1係合部と前記第2係合部とが互いに乗り越えるように前記可撓部を変形させる1対の摺接部と、前記操作ハンドルを前記終端位置側から前記中間基準位置に向けて移動したときに互いに当接して前記ハンドル付勢手段による付勢力より大きな強度で係止する1対の係止部とが備えられている特徴1又は2に記載の遊技機。

特徴3の遊技機によれば、片手操作で操作ハンドルを始端位置側から中間基準位置を通過させるように移動するだけで、操作ハンドルを中間基準位置に係止可能な状態にすることができる。

[特徴4]
前記1対の係止部の係止を解除させる側に前記第1係合部又は前記第2係合部を移動操作するための係合解除操作部が備えられている特徴3に記載の遊技機。

特徴4の遊技機では、1対の係止部の係止を解除させる側に第1係合部又は第2係合部を移動操作するための係合解除操作部を備えているので、1対の係止部による係止力を高めても、その係止を容易に解除することができる。

[特徴5]
前記1対の係止部には、前記ハンドル付勢手段による付勢力以上の力で互いに押し付けられると、前記1対の係止部の係止を解除させる側に前記第1係合部又は前記第2係合部を誘導する係止解除ガイド部とが備えられている特徴3に記載の遊技機。

特徴5の遊技機によれば、片手操作で、操作ハンドルを始端位置側に強く回すことで係止を解除することができる。
10 遊技機
11 遊技盤
14 装飾枠(領域区分部材)
30 発射装置
51 トーションコイルバネ(ハンドル付勢手段)
60 回動支持部
62,62V 固定側係合部(ハンドル規制手段、係合部)
62G 係止解除ガイド部
62W 可撓片(係合部)
70 操作ハンドル
76,76V 可動側係合部(ハンドル規制手段、係合部)
R1 遊技領域
R2 左流下領域(第1流下領域)
R3 右流下領域(第2流下領域)

Claims (1)

  1. 遊技球が流下する遊技領域を備えた遊技盤と、
    始端位置から終端位置までの間で回動操作される操作ハンドルと、
    前記操作ハンドルを前記始端位置に向けて付勢するハンドル付勢手段と、
    前記操作ハンドルの回動位置に応じた発射強度で、遊技球を前記遊技領域に向けて発射する発射装置と、
    前記遊技領域の左右方向の中間に配置されて前記遊技領域を第1流下領域と第2流下領域とに区分けする領域区分部材とを備え、
    前記発射装置による遊技球の発射強度は、前記操作ハンドルが前記始端位置から離れるに従って高くなると共に、前記始端位置と前記終端位置との中間の中間基準位置を超えると基準発射強度を超え、前記基準発射強度を超えた遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えて前記第2流下領域を流下し、前記基準発射強度を超えなかった遊技球は、前記領域区分部材を乗り越えずに前記第1流下領域を流下する遊技機において、
    前記操作ハンドルを前記中間基準位置に係止して、前記中間基準位置から前記終端位置側への前記操作ハンドルの回動を許容する一方、前記中間基準位置から前記始端位置側への前記操作ハンドルの回動を規制するハンドル規制手段と、
    前記操作ハンドルが、前記始端位置に位置しているとき及び前記中間基準位置に位置しているときに前記発射装置を停止させ、前記操作ハンドルが前記始端位置及び前記中間基準位置から離れているときに前記発射装置を作動させる発射スイッチ手段とを備える遊技機。
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