JP6335959B2 - コネクタの接続構造 - Google Patents
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Description
(1)
板状のパネルに設けられた取付孔に挿入された状態にて前記パネルに取り付けられるコネクタの接続構造であって、
第1のコネクタと、第2のコネクタと、前記第1のコネクタを覆うように装着されるレバーであって該レバーの嵌合開始位置から嵌合完了位置までの移動操作によって前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを互いに引き寄せて嵌合させるレバーと、を備え、
前記レバーは、
前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタの被係止部に係止される第1の係止部であって、前記移動操作の途中に前記第1のコネクタの外壁面に当接して前記第1のコネクタから離れる第1の向きに弾性変形し、且つ、前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタの被係止部に侵入して前記第1のコネクタに近付く第2の向きに弾性回復する、第1の係止部を有し、
前記第2のコネクタは、
前記パネルに係止される第2の係止部であって、前記レバーが前記嵌合完了位置にあるときに前記第1の係止部に対して前記第1の向きの位置に配置される第2の係止部を有し、
前記第1のコネクタは、
前記レバーが前記嵌合完了位置にあるとき、前記第1の係止部の前記第2の向きへの弾性回復により、前記第1の係止部と前記第2の係止部との間に空間を形成し、
前記第2の係止部は、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記空間に侵入するように前記第2の向きに弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向きに弾性回復することにより、前記パネルに係止される、
コネクタの接続構造であること。
(2)
上記(1)に記載のコネクタの接続構造であって、
前記レバーがカム溝を有し、且つ、前記第2のコネクタが前記カム溝に対応するカムボスを有し、
前記レバーの前記移動操作に伴って前記カム溝に沿って前記カムボスが移動することにより、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタが互いに引き寄せられて嵌合され、
前記第2のコネクタが、
前記パネルに係止される第3の係止部であって、前記レバーが前記嵌合完了位置にあるときに前記カム溝に対して前記第1の向きの位置に配置される第3の係止部を更に有し、
前記第3の係止部が、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記カム溝が画成する空間に侵入するように前記第2の向きに弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向きに弾性回復することにより、前記パネルに係止される、
コネクタの接続構造であること。
(3)
上記(2)に記載のコネクタの接続構造において、
前記カム溝が、
前記移動操作に先立って前記カムボスを受け入れる始点部と、前記移動操作を経て前記カムボスが到達する終点部と、前記始点部において前記カムボスを係止するカムボス係止部と、を有し、
前記カムボス係止部が、
前記カムボスが前記始点部から前記カム溝に入ったとき、前記カムボスが前記カム溝から出ないように前記カムボスを係止することにより、前記第2のコネクタを前記第1のコネクタに仮係止する、
コネクタの接続構造であること。
(4)
上記(3)に記載のコネクタの接続構造において、
前記第2のコネクタが、
前記カムボスが取り付けられたフレームを有し、
前記フレームの形状が、
前記第1のコネクタへの嵌合方向の前方側が開放されるような少なくとも一つの切欠き部を有する薄板筒状の形状である、
コネクタの接続構造であること。
(5)
上記(2)〜上記(4)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記カムボスが、
前記第2のコネクタから延出しており、前記延出の方向と直交する方向へ突出する突起部を有し、
前記カム溝が、
前記カムボスの前記突起部に対応するカムボス支持溝を有する、
コネクタの接続構造であること。
(6)
上記(1)〜上記(5)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタが、
前記第1の向きに突出するガイド突起であって、嵌合後の前記第2のコネクタの外壁面に対して面一又は前記第1の向きへ突出すると共に、前記パネルへの挿入方向において徐々に突出量が小さくなるように傾斜したガイド面を有する、ガイド突起を有し、
前記ガイド突起が、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入するとき、前記取付孔の内縁部分を前記ガイド面に沿って前記第2のコネクタの外壁面まで案内する、
コネクタの接続構造であること。
(7)
上記(1)〜上記(6)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタが、
前記第2のコネクタとの嵌合側の側面とは反対側の側面を覆うカバーを有し、
前記カバーが、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入するときに前記取付孔の内縁部分に当接して前記パネルに対する前記第1のコネクタの姿勢を安定させる姿勢安定リブを、外周面に有する、
コネクタの接続構造であること。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態に係るコネクタの接続構造について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの接続構造を説明する第1のコネクタ及び第2のコネクタの斜視図である。図2は、嵌合されて車体パネルに固定された第1のコネクタ及び第2のコネクタの側面図である。図3は、図2におけるI−I断面図である。
図10(a)に示すように、レバー51が仮係止された第1のコネクタ11を傾け、その上部から車体パネルPの取付孔Hへ挿し込む(図10(a)中の矢印A参照)。
次いで、図11(a)に示すように、第1のコネクタ11と第2のコネクタ71とを嵌合すべく、仮係止状態の第1のコネクタ11の先端に第2のコネクタ71の先端を近接させる。この時点にて、レバー51は、嵌合開始位置にある。そして、第1のコネクタ11のオスハウジング12の嵌合凹部13に、第2のコネクタ71の嵌合部73を挿し込む。すると、第2のコネクタ71のフレーム91のカムボス97が、フード部10のガイド斜面38及びガイド凸部39に案内され、第1のコネクタ11のレバー51に形成されたブリッジ部52aを乗り越え、カム溝54の導入部55に入り込む。
嵌合状態の第1のコネクタ11及び第2のコネクタ71を、第1のコネクタ11側へ向かって押し込む(図11(b)中の矢印D参照)。そして、第2のコネクタ71のフレーム91の保持部92を車体パネルPの取付孔Hに嵌合させる。
図14は、押し込みが不十分なレバーと車体パネルとの関係を示す一部の側面図である。図15は、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合が不完全な状態における本係止部及びその周囲の水平方向の断面図である。
図19は、第2実施形態に係るコネクタの接続構造を示す第1のコネクタ及び第2のコネクタの側面図である。図20は、図19におけるVII−VII断面図である。図21は、図19におけるVIII−VIII断面図である。図22は、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合工程を説明する図であって、図22(a)及び図22(b)は、それぞれ側面図である。図23は、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合工程を説明する図であって、図23(a)は図22(a)におけるIX−IX断面図、図23(b)は図22(b)におけるX−X断面図である。
図24は、第3実施形態に係るコネクタの接続構造を示す図であって、図24(a)及び図24(b)は、それぞれ第1のコネクタ11及び第2のコネクタ71の下端部における側面図である。図25は、第3実施形態に係るコネクタの接続構造を示す図であって、図25(a)及び図25(b)は、それぞれ第1のコネクタ11及び第2のコネクタ71の下面図である。図26は、本係止工程における車体パネルの取付孔への嵌合途中を示す図であって、図26(a)から図26(c)は、それぞれ下端部における側面図である。図27は、本係止工程における車体パネルの取付孔への嵌合途中を示す下面図である。
図28は、第4実施形態に係るコネクタの接続構造を説明する第1のコネクタの分解斜視図である。図29は、仮係止工程における車体パネルの取付孔への挿入時の第1のコネクタの側面図である。図30は、図29におけるXI−XI断面図である。図31は、仮係止工程における車体パネルへの引き寄せ時の第1のコネクタの側面図である。
(1)(主に図11)
板状のパネル(P)に設けられた取付孔(H)に挿入された状態にて前記パネルに取り付けられるコネクタの接続構造であって、
第1のコネクタ(11)と、第2のコネクタ(71)と、前記第1のコネクタを覆うように装着されるレバー(51)であって該レバーの嵌合開始位置(図11a)から嵌合完了位置(図11b)までの移動操作によって前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを互いに引き寄せて嵌合させるレバーと、を備え、
前記レバー(51)は、
前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタ(11)の被係止部(35)に係止される第1の係止部(57)であって、前記移動操作の途中に前記第1のコネクタの外壁面に当接して前記第1のコネクタから離れる第1の向き(外向き)に弾性変形し、且つ、前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタの被係止部に侵入して前記第1のコネクタに近付く第2の向き(内向き)に弾性回復する、第1の係止部(57)を有し、
前記第2のコネクタ(71)は、
前記パネル(P)に係止される第2の係止部(98a)であって、前記レバー(51)が前記嵌合完了位置にあるときに前記第1の係止部(57)に対して前記第1の向き(外向き)の位置に配置される第2の係止部(98a)を有し、
前記第1のコネクタ(11)は、
前記レバー(51)が前記嵌合完了位置にあるとき、前記第1の係止部(57)の前記第2の向き(内向き)への弾性回復により、前記第1の係止部(57)と前記第2の係止部(98a)との間に空間(S1)を形成し、
前記第2の係止部(98a)は、
嵌合後の前記第1のコネクタ(11)及び前記第2のコネクタ(71)を前記取付孔(H)へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記空間(S1)に侵入するように前記第2の向き(内向き)に弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向き(外向き)に弾性回復することにより、前記パネル(P)に係止される、
コネクタの接続構造。
(2)(主に図11)
上記(1)に記載のコネクタの接続構造であって、
前記レバー(51)がカム溝(54)を有し、且つ、前記第2のコネクタ(71)が前記カム溝に対応するカムボス(97)を有し、
前記レバーの前記移動操作に伴って前記カム溝(54)に沿って前記カムボス(97)が移動することにより、前記第1のコネクタ(11)及び前記第2のコネクタ(71)が互いに引き寄せられて嵌合され、
前記第2のコネクタ(71)が、
前記パネル(P)に係止される第3の係止部(98b)であって、前記レバー(51)が前記嵌合完了位置にあるときに前記カム溝(54)に対して前記第1の向き(外向き)の位置に配置される第3の係止部(98b)を更に有し、
前記第3の係止部(98b)が、
嵌合後の前記第1のコネクタ(11)及び前記第2のコネクタ(71)を前記取付孔(H)へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記カム溝(54)が画成する空間(S2)に侵入するように前記第2の向き(内向き)に弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向き(外向き)に弾性回復することにより、前記パネル(P)に係止される、
コネクタの接続構造。
(3)(主に図17)
上記(2)に記載のコネクタの接続構造において、
前記カム溝(54)が、
前記移動操作に先立って前記カムボス(97)を受け入れる始点部(54a)と、前記移動操作を経て前記カムボス(97)が到達する終点部(54b)と、前記始点部において前記カムボス(97)を係止するカムボス係止部(52a)と、を有し、
前記カムボス係止部(52a)が、
前記カムボス(97)が前記始点部から前記カム溝(54)に入ったとき、前記カムボス(97)が前記カム溝(54)から出ないように前記カムボスを係止することにより、前記第2のコネクタ(71)を前記第1のコネクタ(11)に仮係止する、
コネクタの接続構造。
(4)(主に図8,図18)
上記(3)に記載のコネクタの接続構造において、
前記第2のコネクタ(71)が、
前記カムボス(97)が取り付けられたフレーム(91)を有し、
前記フレーム(91)の形状が、
薄板筒状の形状から、前記第1のコネクタ(11)への嵌合方向の前方側が開放されるような少なくとも一つの切欠き部(90)を取り除いた、形状である、
コネクタの接続構造。
(5)(主に、図20,図21)
上記(2)〜上記(4)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記カムボス(97)が、
前記第2のコネクタ(71)から延出しており、前記延出の方向と直交する方向へ突出する突起部(97a)を有し、
前記カム溝(54)が、
前記カムボスの前記突起部(97a)に対応するカムボス支持溝(54c)を有する、
コネクタの接続構造。
(6)(主に、図26)
上記(1)〜上記(5)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタ(11)が、
前記第1の向き(外向き)に突出するガイド突起(30)であって、嵌合後の前記第2のコネクタ(71)の外壁面に対して面一又は前記第1の向き(外向き)へ突出すると共に、前記パネル(P)への挿入方向において徐々に突出量が小さくなるように傾斜したガイド面(30a)を有する、ガイド突起(30)を有し、
前記ガイド突起(30)が、
嵌合後の前記第1のコネクタ(11)及び前記第2のコネクタ(71)を前記取付孔(H)へ挿入するとき、前記取付孔(H)の内縁部分を前記ガイド面(30a)に沿って前記第2のコネクタ(71)の外壁面まで案内する、
コネクタの接続構造。
(7)(主に、図29)
上記(1)〜上記(6)の何れか一つに記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタ(11)が、
前記第2のコネクタ(71)との嵌合側の側面とは反対側の側面を覆うカバー(41)を有し、
前記カバー(41)が、
嵌合後の前記第1のコネクタ(11)及び前記第2のコネクタ(71)を前記取付孔(H)へ挿入するときに前記取付孔の内縁部分に当接して前記パネルに対する前記第1のコネクタ(11)の姿勢を安定させる姿勢安定リブ(43)を、外周面に有する、
コネクタの接続構造。
30 ガイド突起
30a ガイド面
31 張り出し部
31a 凹部
31b 凸部
39 ガイド凸部(凸部)
41 カバー
43 姿勢安定リブ
51 レバー
52a ブリッジ部(カムボス係止部)
54 カム溝
54c カムボス支持溝
57 前方ビーク(第1の係止部)
59 凹部
71 第2のコネクタ
90 切欠き部
91 フレーム
91a フレーム凸部
91b フレーム凹部
97 カムボス
97a 突起部
98a 本係止部(第2の係止部)
98b 本係止部(第3の係止部)
P 車体パネル(パネル)
S1,S2 空間
Claims (7)
- 板状のパネルに設けられた取付孔に挿入された状態にて前記パネルに取り付けられるコネクタの接続構造であって、
第1のコネクタと、第2のコネクタと、前記第1のコネクタを覆うように装着されるレバーであって該レバーの嵌合開始位置から嵌合完了位置までの移動操作によって前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを互いに引き寄せて嵌合させるレバーと、を備え、
前記レバーは、
前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタの被係止部に係止される第1の係止部であって、前記移動操作の途中に前記第1のコネクタの外壁面に当接して前記第1のコネクタから離れる第1の向きに弾性変形し、且つ、前記嵌合完了位置において前記第1のコネクタの被係止部に侵入して前記第1のコネクタに近付く第2の向きに弾性回復する、第1の係止部を有し、
前記第2のコネクタは、
前記パネルに係止される第2の係止部であって、前記レバーが前記嵌合完了位置にあるときに前記第1の係止部に対して前記第1の向きの位置に配置される第2の係止部を有し、
前記第1のコネクタは、
前記レバーが前記嵌合完了位置にあるとき、前記第1の係止部の前記第2の向きへの弾性回復により、前記第1の係止部と前記第2の係止部との間に空間を形成し、
前記第2の係止部は、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記空間に侵入するように前記第2の向きに弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向きに弾性回復することにより、前記パネルに係止される、
コネクタの接続構造。 - 請求項1に記載のコネクタの接続構造であって、
前記レバーがカム溝を有し、且つ、前記第2のコネクタが前記カム溝に対応するカムボスを有し、
前記レバーの前記移動操作に伴って前記カム溝に沿って前記カムボスが移動することにより、前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタが互いに引き寄せられて嵌合され、
前記第2のコネクタが、
前記パネルに係止される第3の係止部であって、前記レバーが前記嵌合完了位置にあるときに前記カム溝に対して前記第1の向きの位置に配置される第3の係止部を更に有し、
前記第3の係止部が、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入する途中に前記取付孔の内縁部分に当接して前記カム溝が画成する空間に侵入するように前記第2の向きに弾性変形し、且つ、前記取付孔への挿入が完了したときに前記第1の向きに弾性回復することにより、前記パネルに係止される、
コネクタの接続構造。 - 請求項2に記載のコネクタの接続構造において、
前記カム溝が、
前記移動操作に先立って前記カムボスを受け入れる始点部と、前記移動操作を経て前記カムボスが到達する終点部と、前記始点部において前記カムボスを係止するカムボス係止部と、を有し、
前記カムボス係止部が、
前記カムボスが前記始点部から前記カム溝に入ったとき、前記カムボスが前記カム溝から出ないように前記カムボスを係止することにより、前記第2のコネクタを前記第1のコネクタに仮係止する、
コネクタの接続構造。 - 請求項3に記載のコネクタの接続構造において、
前記第2のコネクタが、
前記カムボスが取り付けられたフレームを有し、
前記フレームの形状が、
前記第1のコネクタへの嵌合方向の前方側が開放されるような少なくとも一つの切欠き部を有する薄板筒状の形状である、
コネクタの接続構造。 - 請求項2〜請求項4の何れか一項に記載のコネクタの接続構造において、
前記カムボスが、
前記第2のコネクタから延出しており、前記延出の方向と直交する方向へ突出する突起部を有し、
前記カム溝が、
前記カムボスの前記突起部に対応するカムボス支持溝を有する、
コネクタの接続構造。 - 請求項1〜請求項5の何れか一項に記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタが、
前記第1の向きに突出するガイド突起であって、嵌合後の前記第2のコネクタの外壁面に対して面一又は前記第1の向きへ突出すると共に、前記パネルへの挿入方向において徐々に突出量が小さくなるように傾斜したガイド面を有する、ガイド突起を有し、
前記ガイド突起が、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入するとき、前記取付孔の内縁部分を前記ガイド面に沿って前記第2のコネクタの外壁面まで案内する、
コネクタの接続構造。 - 請求項1〜請求項6の何れか一項に記載のコネクタの接続構造において、
前記第1のコネクタが、
前記第2のコネクタとの嵌合側の側面とは反対側の側面を覆うカバーを有し、
前記カバーが、
嵌合後の前記第1のコネクタ及び前記第2のコネクタを前記取付孔へ挿入するときに前記取付孔の内縁部分に当接して前記パネルに対する前記第1のコネクタの姿勢を安定させる姿勢安定リブを、外周面に有する、
コネクタの接続構造。
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