JP6332627B2 - 対物レンズ位置決め装置 - Google Patents
対物レンズ位置決め装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6332627B2 JP6332627B2 JP2014171003A JP2014171003A JP6332627B2 JP 6332627 B2 JP6332627 B2 JP 6332627B2 JP 2014171003 A JP2014171003 A JP 2014171003A JP 2014171003 A JP2014171003 A JP 2014171003A JP 6332627 B2 JP6332627 B2 JP 6332627B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- objective lens
- guide fiber
- image guide
- image
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 185
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 57
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 15
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 29
- 238000005286 illumination Methods 0.000 description 22
- 210000004204 blood vessel Anatomy 0.000 description 19
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 11
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 230000002792 vascular Effects 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 5
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 5
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 3
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 2
- 230000003760 hair shine Effects 0.000 description 2
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 229910005793 GeO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- WAIPAZQMEIHHTJ-UHFFFAOYSA-N [Cr].[Co] Chemical class [Cr].[Co] WAIPAZQMEIHHTJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000005338 frosted glass Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000005036 nerve Anatomy 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
また、血管内視鏡など、微細な部位を撮影する内視鏡は、石英ガラス製の微細なファイバーを束ねたイメージガイドファイバーの先端に対物レンズを接着固定した撮影部と、前記イメージガイドファイバーの周囲に長手方向に沿って同じく石英ガラス製の微細なファイバーを束ねたライトガイドからなる光照射部から構成されている。
ここで、従来の血管内視鏡は、血管に挿入できるように極めて細径であるので、一般にはイメージガイドファイバーの先端部にセルフォックレンズ(日本板ガラス(株):商品名)と称される解像度の高い円柱状の対物レンズが使用されている。
このセルフォックレンズは、レンズ内の屈折率に分布差を生じさせた構造であるため、円柱形状であり、一般的な凸レンズとは異なり周面に厚みを有している。
ところが、血管内視鏡は細径であり、例えば、図19、図20に示すように外径0.4mm程度のイメージガイドファイバー100の先端部に外径0.35mm程度の円柱状の対物レンズ101を光学用接着剤を用いて図21に示すように軸芯を合わせて正確に接着する必要がある。前述のような細径のイメージガイドファイバー100の先端部に細径の対物レンズ101を接着するのは、作業者が行う接着作業として容易ではなく、対物レンズ101の接着工程を機械化して正確に接合できることが望まれている。
また、イメージガイドファイバーを介し対物レンズ越しにガイドチャートを撮像し、ガイドチャートのピント合わせ状態に応じてイメージガイドファイバーの先端部と対物レンズとの相対距離を決めてから接着することで、イメージガイドファイバーの先端部に対物レンズを適切な間隔で接着することができる。
このため、細径のイメージガイドファイバーと細径の対物レンズを備える血管内視鏡を製造する場合、画像の歪みや視野の欠落などを生じない高性能の血管内視鏡を熟練作業者によらずとも、従来よりも精度良く短時間で製造することができる。
図1は本発明に係る対物レンズ位置決め装置の全体構成を示すもので、この例の位置決め装置Aは、装置全体をボックス型のフレーム構造体1に収容してなる。
さらに、ボックス1の内部側において第2の支持基盤8の背後側に、制御装置11と表示装置12が設けられ、ボックス1の前面側に制御装置11に接続されてその操作を行うためのキーボード装置13とマウス15が設けられている。
適用対象とする血管内視鏡は、一例として、図5、図6に示すように、複数のファイバーを筒型に配置して構成したライトガイドファイバー22の長手方向のルーメン(穴)22aにイメージガイドファイバー23と対物レンズ25を組み込み、それらの先端側でライトガイドファイバー22とイメージガイドファイバー23と対物レンズ25を一体に接着して構成されている。また、ライトガイドファイバー22の途中に開口22bを設けた分岐部26が形成され、ここからイメージガイドファイバー23を分岐させて分岐部26から後方に突出させたイメージガイドファイバー23の後端部にイメージガイド側コネクタ27が設けられ、分岐部26から後方に突出させたライトガイドファイバー22の後端部にライトガイド側コネクタ28が設けられている。前記分岐部26は分岐部チューブ29で覆われ、外力等から保護されている。
前記イメージガイドファイバー23は、一例として図8に示すように、石英製の複数のコア材32と、それら個々の周囲を覆うクラッド材33からなるファイバー35を複数、サポート材36を介し集合してなる画像伝送部37と、この画像伝送部37を覆って設けられたスキン層38とプリコート層39と遮光層40とからなる多層構造のファイバー素線41から構成されている。一例としてイメージガイドファイバー23は6000本程度のファイバー35の集合体からなる。
遮光管30と他の部材はそれぞれ接着剤により相互に一体化することができる。
イメージガイドファイバー23は、石英ガラスの微細なファイバーを束ねた構成であり、生体内に挿入されてその先端に固定されたセルフォックレンズなどの対物レンズ25により所望の撮影対象部位を拡大し、イメージガイドファイバー23の後端側に接続された撮像装置44や表示装置45に画像として送ることができる。
位置決め装置Aにおいてアクチュエーター3は、フレーム構造体1の内部に設置されているので、以下、説明の簡易化のために、図1に示すフレーム構造体1の左右方向(横方向)をX軸方向、ボックス1の奥行き方向(縦方向)をY軸方向、フレーム構造体1の高さ方向をZ軸方向と規定して説明する。
アクチュエーター3には、図1に示すように平面視X軸方向(図1の横方向)に設けられている2本のガイドロッド50に沿ってX軸方向に移動自在に設けられた第1のスライダー51と、平面視Y軸方向(図1の縦方向)に設けられている2本のガイドロッド52に沿ってY軸方向に移動自在に設けられた第2のスライダー53が設けられている。更に、アクチュエーター3には、図2、図3に示すようにZ軸方向(高さ方向)に設けられている2本のガイドロッド55に沿ってZ軸方向(高さ方向)に移動自在に設けられた第3のスライダー56が設けられている。この第3のスライダー56の前面側下部に第3のスライダー56から前方に突出するロッド状(4角柱状)の支持アーム5が設けられている。
同様に、第3のスライダー56に形成されているねじ孔にガイドロッド55、55が螺合され、ガイドロッド55、55を個々に回転自在に支持したフレーム60にガイドロッド回転駆動用のモーター装置61が設けられている。
第1脚部67aおよび第2脚部67bの上面側に逆L字型に配置された連結壁67cと仕切壁67dにより区画されて架台収容部68が形成されている。また、連結壁67cと仕切壁67dの交差する部分に沿ってこれらの壁を掘り込んだスリット型の凹溝部67eが形成されている。また、連結壁67cにおいて第1脚部67aの上方位置にねじ穴67gが形成され、第2脚部67bの上方位置にもねじ穴67gが形成されている。
第1脚部65aと第2脚部65bの高さ方向中央部に第1脚部65aと第2脚部65bの厚さを半分程度に薄くする凹部65dが形成され、この凹部65dを堺として第1脚部65aと第2脚部65bの上部側はそれらの下部側よりも肉薄に形成されている。即ち、第1脚部65aと第2脚部65bにおいて凹部65dより上部側は凹部65dより下部側に対し、3/4程度の厚さに形成され、この薄い上部側に副架台66が装着されている。
副架台66の第1脚部66aおよび第2脚部66bは、主架台65の第1脚部65aおよび第2脚部65bと同程度の幅を有するが、高さについては主架台65の第1脚部65aおよび第2脚部65bの半分程度の高さに形成されている。副架台66の第1脚部66aおよび第2脚部66bの下端部側に第1脚部66aおよび第2脚部66bに対して側面視L字型に延出する差込片66dが形成され、これらの差込片66dを主架台65の凹部65dに挿入して副架台66が主架台65に対し図12に示すように一体化されている。
また、副架台66の第1脚部66aおよび第2脚部66bの下端部にそれらの下端部を厚さ方向に貫通するように調整ボルト75が挿通され、これらの調整ボルト75は主架台65の第1脚部65aおよび第2脚部65bの凹部65dの部分をそれらの厚さ方向に貫通するように形成されているネジ穴65fに螺合されている。
調整ボルト75、75により主架台65と副架台66が一体化されていることで主架台65の脚部66a、66b間と副架台66の脚部66a、66b間には空間部Sが形成されている。
仮に、連結壁67cと仕切壁67dの内側境界部分に凹溝部67eを形成していない構造では連結壁67cと仕切壁67dの境界部分内側に第2脚部65bの角部が位置するので連結壁67cと仕切壁67dの直角に交わっている部分の工作精度を相当に高めておかないと、ベース架台67上に主架台65を精度良く配置できなくなる。この点において上述の凹溝部67eを設けた構造であれば、連結壁67cの前面に対する主架台65の密着精度が向上し、仕切壁67dの側面に対する主架台65の密着精度も向上するので、ベース架台67に対し主架台65を正確に位置決めできる。
また、主架台65に装着されている支持プレート69の副架台66側の端縁中央部に対物レンズ25を保持するために望ましい大きさの三角型の切欠部69aが図4に示すように形成され、副架台66に装着されている支持プレート71の主架台65側の端縁中央部に同様の大きさの三角型の切欠部71aが形成されている。
これら切欠部69a、71aの大きさは、例えば直径0.3〜0.4mm程度の柱状の対物レンズ25を把持する場合、図4(b)または図4(c)に示すように切欠部69a、71a間に対物レンズ25を把持した状態で支持プレート69、71間に若干の隙間を生じる程度の大きさにすることが好ましい。
なお、図1ではテーブル93の上にイメージガイドファイバー23の後端部を把持する機構については略しているが、テーブル93に複数形性されているねじ穴を利用してボルト止めによりテーブル93に接近離間する支持板を設け、この支持板によりイメージガイドファイバー23の後端部をテーブル93の上面に押し付けて把持する機構が設けられている。
テーブル93の側部中央に望むように撮像装置ユニット10が設けられている。撮像装置ユニット10は、顕微鏡95を接続した第1の撮像装置(CCDカメラ)96を備え、この第1の撮像装置96をZ軸方向に上下位置調節する位置調整器97を備えている。
また、図1に示すように、第2の支持基盤8の上にUV型接着剤供給用のハンディタイプの注出器111が設置されている。
また、制御装置11はアクチュエーター3に接続されていて、アクチュエーター3を動作させて支持アーム5の3軸方向位置を調節することができる。
以下に制御装置11によってアクチュエーター3を動作させるとともに、第1撮像装置96が撮影した映像に基づく制御装置11の判断と処理によりイメージガイドファイバー23の先端部を対物レンズ25に対し位置調節する動作について説明する。
位置決め装置Aを用いてイメージガイドファイバー23の先端に円柱状の対物レンズ25を接着するにあたり、レンズ支持ユニット7に対物レンズ25を装着しておく。ここで用いる対物レンズ25は、一例として、血管内視鏡に適用される対物レンズとして、外径0.3〜0.4mm程度、長さ数mm程度の大きさである。
また、対物レンズ25を位置決めする対象としてのイメージガイドファイバー23は、その先端を研磨してイメージガイドファイバー23の長さ方向に直角な平滑な先端面を形成しておく。
支持プレート69、71で対物レンズ25を把持した際、支持プレート69、71の上面側に対物レンズ25の上部側が若干突出するように把持する。
ベース架台67に架台65、66を取り付けたまま対物レンズ25を把持する場合は、図11に示すようにこれらの架台65、66から検査ユニット85は外しておき、これら架台65、66の前方側を開放しておくことが好ましい。
イメージガイドファイバー23の後端部を先に説明した図示略の支持板等で図1に示すテーブル93の右端部側中央に把持する。この作業により、第1の撮像装置96に装着されている顕微鏡95の先端部にイメージガイドファイバー23の後端部を位置合わせできる。より正確な位置合わせを行うために、テーブル93の調整ノブ93A、93BでX軸方向とY軸方向の位置合わせと、第1の撮像装置側の位置調整器97を利用してZ軸方向の位置合わせを行い、顕微鏡95で拡大した映像の中央にイメージガイドファイバー23の後端部中心が正確に位置するように調整することが望ましい。
イメージガイドファイバー23の先端部を支持アーム5の先端側に支持させた場合、イメージガイドファイバー23の先端部を主架台65と副架台66で支持した対物レンズ25のできるだけ上方近くに位置させておくことが好ましい。
検査ユニット85の支持板88の先端側を図9、図10に示すように門型の架台65、66において支持プレート69、73の下方の空間部Sに差し込み、対物レンズ25の下方に支持板88上のガイドチャート82を配置する。
この場合のアクチュエーター3による位置合わせは、対物レンズ25の上方に位置するイメージガイドファイバー23の平面視的位置合わせ、即ち、X軸方向とY軸方向の位置合わせで芯ずれの出ないような位置合わせを行う。
しかし、制御装置11は図17(a)で示す範囲から外れた位置に存在するイメージガイドファイバー23の先端部と対物レンズ25の先端部であっても、それらの外周輪郭を認識して両者の位置合わせを行い、図17(a)に示す状態になるように徐々に両者の外周輪郭を位置合わせしつつ最終的に両者の外周輪郭が完全一致するまで位置合わせを行う。
第2の撮像装置98からの映像は一例として図4(b)に示すように、第3の撮像装置98からの映像は一例として図4(c)に示すように表示装置12の画面上に表示される。また、イメージガイドファイバー23からの輝点の集合体として円形状の外周輪郭23Aの画像と黒い円形状の対物レンズ25の外周輪郭25Aを重ね合わせて位置調整津している状態を図4(d)に示しておく。また、制御装置11は表示装置12に対し、図4(e)に示すように、位置情報、設定情報等も表示するので、図4(e)に表示形態の一例として記載しておく。
ここで、照明器83を作動させて投光器83aから光を照射して反射板89を介し上向きに照明光を照射する。この照明光により光拡散板92は自らが光るので、ガイドチャート82を裏面側から均一に照らすことができる。
光拡散板92は、透光性で表面を曇り処理したものであれば、いずれの材料から構成されていても良く、曇りガラス、表面を曇り処理した樹脂基板等のいずれの材料でも良く、光を拡散する機能を有していればよい。
制御装置11はアクチュエーター3を動作させてZ軸方向の位置合わせを行う場合、ガイドチャート82に印刷されているガイド目盛82aにピントが合った状態を原点位置として記憶し、この原点位置から僅かに離れた位置(例えば10μm程度上方)までイメージガイドファイバー23の先端位置と対物レンズ25の上端位置を離間する。この離間位置にて接着剤の注入器111を用いてイメージガイドファイバー23の先端と対物レンズ25の上端の隙間にUV硬化型の光学接着剤を注入する。
以上の操作によりイメージガイドファイバー23の先端部に対し軸芯ずれを引き起こすことなく、イメージガイドファイバー23の先端部に対し適正な離間距離で対物レンズ25を接着することができる。また、UV硬化型の接着剤を用いるので、対物レンズ25を接着する工程の時間短縮ができる。
これらの内視鏡一般構造であっても、細径のイメージガイドファイバーの先端部に細径の対物レンズを接着する場合に高い取付精度が必要であるので、先に説明した位置決め装置Aを用いて正確な位置決め操作に基づき、対物レンズを接着することができる。
Claims (8)
- イメージガイドファイバーの先端に対物レンズを位置合わせして接着する対物レンズ位置決め装置であって、
前記イメージガイドファイバーの先端部を把持する支持アームと、該支持アームを縦横高さの3軸方向に移動させて前記イメージガイドファイバーの先端部を3軸方向に移動させるアクチュエーターと、
前記支持アームが支持した前記イメージガイドファイバー先端の前方側に設置された支持台と、該支持台に設けられて前記対物レンズを前記イメージガイドファイバーの先端に対向させて支持する支持機構と、
前記支持台に隣接されて前記対物レンズの前記イメージガイドファイバー側と反対側に設置されたガイドチャートと、
前記イメージガイドファイバーの基端側に設置されて前記イメージガイドファイバーを介し送られてくる前記ガイドチャートの画像を撮影する撮像装置と、
前記イメージガイドファイバーを介し前記撮像装置に撮影された前記対物レンズの外周輪郭と前記イメージガイドファイバーを介し前記撮像装置に撮影された前記イメージガイドファイバー先端部の外周輪郭をそれぞれ検出して両者の外周輪郭を合致するように前記アクチュエーターを動作させる機能と、
前記撮像装置と前記アクチュエーターに接続されて前記撮像装置が撮影した前記ガイドチャート画像のピント合わせ状態に応じて前記アクチュエーターを作動させ、前記対物レンズの端部に対する前記イメージガイドファイバーの先端位置間隔を調節する機能を備えた制御装置を備えたことを特徴とする対物レンズ位置決め装置。 - 前記対物レンズと前記イメージガイドファイバーの先端の間に接着剤を供給する注出器を備えたことを特徴とする請求項1に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記ガイドチャートの画像のピント合わせ状態と、前記イメージガイドファイバーと前記対物レンズの輪郭位置合わせ状態を表示装置に表示する機能を前記制御装置に備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記支持台の近傍に前記対物レンズの先端位置と前記イメージガイドファイバーの先端位置を撮像する第2の撮像装置を備え、この第2の撮像装置が撮影した画像を前記表示装置に表示する機能を前記制御装置に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記撮像装置が捕らえた前記ガイドチャートのピント合致位置を前記対物レンズに対する前記イメージガイドファイバー先端の原点位置として記憶し、この原点位置を基準として前記イメージガイドファイバーの先端を前記対物レンズから離れる方向に前記アクチュエーターにより所定距離移動させて前記イメージガイドファイバーと前記対物レンズの間の距離を接着剤塗布間隔に調整する機能を前記制御装置に備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記支持台に互いの側面を接近離間自在に2枚の支持プレートが設けられ、これら支持プレート間に前記対物レンズが把持されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記支持台が、門型の主架台と、この主架台の厚さ方向に揃えて配置される門型の副架台をそれらの厚さ方向に貫通する調整ボルトにより接近離間自在に結合して構成され、前記主架台の上部に一方の支持プレートが取り付けられ、前記副架台の上部に他方の支持プレートが取り付けられ、前記主架台と副架台の前記調整ボルトを介する接近により前記2枚の支持プレート間に前記対物レンズを把持可能に構成された請求項1〜6のいずれか一項に記載の対物レンズ位置決め装置。
- 前記主架台と副架台が左右の脚部とこれら左右の脚部を連結するブリッジ部からなる門型に構成され、前記主架台と副架台の両脚部間に前記支持プレートによる前記対物レンズの把持位置に望む空間部が形成され、この空間部に前記ガイドチャートを備えた支持板と照明器が出し入れ自在に設置されたことを特徴とする請求項7に記載の対物レンズ位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014171003A JP6332627B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 対物レンズ位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014171003A JP6332627B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 対物レンズ位置決め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016043144A JP2016043144A (ja) | 2016-04-04 |
JP6332627B2 true JP6332627B2 (ja) | 2018-05-30 |
Family
ID=55634311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014171003A Expired - Fee Related JP6332627B2 (ja) | 2014-08-25 | 2014-08-25 | 対物レンズ位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6332627B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111070720B (zh) * | 2019-12-31 | 2021-12-17 | 中国人民解放军国防科技大学 | 一种纤维增强复合材料纤维位置控制装置和方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522903Y2 (ja) * | 1985-11-28 | 1993-06-11 | ||
JPH10332985A (ja) * | 1997-05-27 | 1998-12-18 | Canon Inc | レンズの位置調整に用いる治具及びそれを用いたレンズ位置調整方法 |
JP3645168B2 (ja) * | 2000-10-18 | 2005-05-11 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 光軸調整方法およびその調整プログラムを記録した記録媒体 |
JP4659629B2 (ja) * | 2006-02-02 | 2011-03-30 | 富士通株式会社 | 光学部品製造装置及び方法、光学部品におけるレンズ組立装置 |
JP5498930B2 (ja) * | 2010-12-17 | 2014-05-21 | 日本航空電子工業株式会社 | 光コネクタ装置 |
-
2014
- 2014-08-25 JP JP2014171003A patent/JP6332627B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016043144A (ja) | 2016-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2649088B2 (ja) | 眼の検査器械のための位置調整装置 | |
JP2009236614A (ja) | 光ロータリアダプタ及びこれを用いる光断層画像化装置 | |
JP2000139949A (ja) | 手術用顕微鏡 | |
US7268938B2 (en) | In-vivo examination apparatus | |
JPWO2018062215A1 (ja) | 観察装置 | |
JP2018180119A (ja) | 生体観察システムおよび生体観察制御プログラム | |
US8292432B2 (en) | Ophthalmic apparatus and ophthalmic method for positioning an eye of a patient in a predetermined nominal position | |
US8758223B1 (en) | Test equipment for endoscopes | |
JP2008043771A (ja) | 眼底検査用アタッチメントモジュール及び眼底検査用アタッチメントモジュールを付けた手術顕微鏡 | |
JP2009074886A (ja) | イメージガイド | |
JP6332627B2 (ja) | 対物レンズ位置決め装置 | |
EP1684107B1 (en) | Examination method and examination-assisting tool | |
CN1371257A (zh) | 确定进入表面下目标的方法和装置 | |
JP5704827B2 (ja) | 蛍光観察装置 | |
US7616292B2 (en) | Examination apparatus | |
GB2443432A (en) | Optical guidance apparatus for x-ray imaging device | |
JP4587693B2 (ja) | 生体観察装置 | |
JPH1194756A (ja) | 基板検査装置 | |
JP2006030296A (ja) | 光走査型顕微鏡装置 | |
RU2367340C2 (ru) | Прибор для регистрации капиллярного кровотока | |
JP2000275594A (ja) | 基板検査装置 | |
US20030123145A1 (en) | Medical binocular stereomicroscope | |
JP4493141B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP2007504844A (ja) | 細隙灯及び/又は接眼顕微鏡に接続する角膜曲率測定モジュール | |
JPH04200432A (ja) | 歯科用拡大観察装置の対物具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170609 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170612 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180403 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6332627 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |