JP6328091B2 - 液体容器および液体吐出装置 - Google Patents
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Description
図2(a)および(b)は、本発明の第1の実施形態に係るインクタンクを一部断面で示す図であり、図1(a)および(b)と同様の図である。そして、インクジェット記録装置に装着されるとき、図2(a)および(b)それぞれに示すインクタンク1の縦方向が鉛直方向となる。本実施形態のインクタンクの構成は、以下で説明する部分を除いて、図1(a)〜(c)に示した構成と同様である。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るインクタンク1を一部断面で示し図であり、図2(a)と同様の図である。図3に示すように、本実施形態は、検出部2の上方に設けられた上部室(拡大室)23の断面形状が逆三角形であり、三角形の底辺に当たる部位の幅は、検出部2の室21の幅より長い。この構成も、第1実施形態と同様、上部室23に気泡を導き滞留させることができ、それによって、遮断部3の移動範囲に気泡が滞留することはなく、遮断部3の移動が気泡によって阻害されることを抑制できる。
図4は、本発明の第3の実施形態に係るインクタンク1を一部断面で示し図であり、図2(a)と同様の図である。図4に示すように、本実施形態は、検出部2の上方に設けられた上部室(拡大室)24の形状が球形であり、この球の直径は、検出部2の室21の幅より大きい。この構成も、第1、第2実施形態と同様、上部室24に気泡を導き滞留させることができ、それによって、遮断部3の移動範囲に気泡が滞留することはなく、遮断部3の移動が気泡によって阻害されることを抑制できる。
図5は、本発明の第4の実施形態に係るインクタンク1を示す斜視図である。図5に示すインクタンクは、以下で説明する構成以外、第1実施形態に係るインクタンクと同じ構造である。なお、図5は、インクタンク1を、それを構成する壁の厚みを省略して示している。
図6は、本発明の第5の実施形態に係るインクタンク1を一部断面で示す図であり、図2(a)と同様の図である。図6に示すインクタンクは、以下で説明する構成以外、第1実施形態に係るインクタンクと同じ構造である。
図7は、本発明の第6の実施形態に係るインクタンク1を示す断面図であり、図2(b)と同様の図である。図7に示すインクタンクは、以下で説明する構成以外、第1実施形態に係るインクタンクと同じ構造である。
図8は、本発明の液体吐出装置の一実施形態に係るインクジェット記録装置の概略構成を示す図である。
上述の各実施形態は、回動自在に設けられたアーム部材の一端にフロートを設け、他端に遮断部を設け、フロートに変位に応じて回動するアーム部材を用いるものである。本発明の適用はこのような形態に限られない。例えば、フロート自体が形態であってもよい。すなわち、検出部をインク残量無し、を報知するインク液面位置に対応する位置に設けるとともに、遮断部を兼ねるフロートが検出部の内部で移動するよう構成することもできる。この形態によれば、特に、インク量が少なくなるに連れて、遮断部を兼ねるフロートが、検出部内を上部から下部へ移動するようにすることができる。そして、例えば、下部に移動して、遮断部を兼ねるフロートが、光学センサの光路を遮断しない状態になることによって、インク残量が少ないことを検出することができる。
2 検出部
22、23、24 上部室
3 遮断部
4 インク液面
5 アーム部材
5A フロート
6A 発光部
6B 受光部
7 溝構造
8 表面加工
Claims (11)
- 液体容器であって、
液体を貯留し、当該貯留する液体を外部へ供給可能に構成された液体貯留室と、
前記液体貯留室に連通する第1の室と、
光路を遮断する遮断部であって、前記第1の室内において、前記光路を遮断する位置と前記光路を遮断しない位置との間で、前記液体貯留室が貯留する液体の量が減少するに従って前記光路を遮断する位置から前記光路を遮断しない位置に移動し、前記光路を遮断しない位置にあるときに前記液体容器外の受光部が光を受光することが可能な遮断部と、
前記第1の室と隣接した位置に設けられており、前記第1の室と連通し、前記第1の室の幅より大きな幅を有する第2の室と、
を具え、
前記第2の室は、前記遮断部の移動範囲の外側に設けられており、前記第1の室に、前記光路を遮断する位置よりも前記光路を遮断しない位置側で隣接していることを特徴とする液体容器。 - 液体容器であって、
液体を貯留し、当該貯留する液体を外部へ供給可能に構成された液体貯留室と、
前記液体貯留室から突出し、前記液体貯留室に連通する第1の室と、
光路を遮断する遮断部であって、前記第1の室内において、前記光路を遮断する位置と前記光路を遮断しない位置との間で、前記液体貯留室が貯留する液体の量が減少するに従って前記光路を遮断する位置から前記光路を遮断しない位置に移動し、前記光路を遮断しない位置にあるときに前記液体容器外の受光部が光を受光することが可能な遮断部と、
前記液体貯留室から突出し、前記第1の室と隣接した位置に設けられており、前記第1の室と連通し、前記第1の室の幅より大きな幅を有する第2の室と、
を具え、
前記第2の室は、前記液体貯留室から突出する壁であって、前記遮断部の移動方向と交差し互いに対向する壁と、前記遮断部の移動方向に沿う互いに対向する壁と、で構成された室であり、前記遮断部の移動方向と交差し互いに対向する壁のうち一方の壁に設けられた開口で、前記第1の室と連通していることを特徴とする液体容器。 - 前記遮断部が前記光路を遮断する位置から前記光路を遮断しない位置に移動する移動方向と垂直方向の幅に関して、前記第2の室は前記第1の室の幅より大きな幅を有する請求項1または2に記載の液体容器。
- 前記第1の室は、前記液体貯留室の一つの面から突出した位置にあり、前記面と平行かつ前記遮断部の前記移動方向と垂直な方向における幅に関して、前記第2の室は前記第1の室の幅より大きな幅を有する請求項3に記載の液体容器。
- 前記第1の室と前記第2の室とで形成する室の断面がT字形状である請求項1ないし4のいずれか1項に記載の液体容器。
- 前記第2の室は、前記遮断部の前記光路を遮断する位置と前記光路を遮断しない位置とを結ぶ線上の、前記光路を遮断しない位置を基準として前記光路を遮断する位置がある側と反対側に位置する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の液体容器。
- 前記第2の室は前記液体貯留室と連通する請求項1ないし6のいずれか1項に記載の液体容器。
- 前記第2の室の内側表面に、凹凸形状を有する請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液体容器。
- 前記液体貯留室の内部に、回動軸と、前記回動軸を中心に回動可能なフロートとを有する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の液体容器。
- 一端に前記遮断部が設けられ他端に前記フロートが設けられたアーム部材を有する請求項9に記載の液体容器。
- 請求項1ないし10のいずれか1項に記載の液体容器と、
前記液体容器から供給される液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
を具えたことを特徴とする液体吐出装置。
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