JP6315533B1 - 皮膚外用剤 - Google Patents
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下記(A)と(B)を含有する皮膚外用剤
(A)グリセリルグルコシドと、
(B)ムラサキバレンギク抽出物及び/又はアマチャ抽出物
を提供する。
ムラサキバレンギク抽出物を得る際の抽出部位は特に限定されず、葉,茎,花,果実、種子、根、根茎等の各部位及び全草を用いることができる。ムラサキバレンギクを用いる場合はその根を、ホソババレンギクを用いる場合はその葉を、エキナセアパリダを用いる場合には根茎及び根を用いることが好ましい。
ムラサキバレンギクの根を乾燥後細切し、10質量倍量の50質量%エタノール水溶液に浸漬し、ろ過後ろ液を採取し、溶媒を留去した。得られた抽出物を50質量%1,3−ブチレングリコール水溶液に溶解後熟成し、再度ろ過したものをムラサキバレンギク抽出物とした。
アマチャの葉及び枝先を乾燥後細切し、50質量%エタノール水溶液に浸漬し、ろ過後ろ液を採取し、10質量倍量の70質量%1,3−ブチレングリコール水溶液に浸漬し、ろ過後ろ液を採取し、溶媒を留去した。得られた抽出物を50質量%エタノール水溶液に溶解後熟成し、再度ろ過したものをアマチャ抽出物とした。
グリセリルグルコシドとして、辰馬本家酒造社製α−GGを用いた。
・被験者は、試験前1週間前腕に化粧料を使用しないよう指導のもと試験を行った。
・まず前腕部を泡立てた洗浄料で洗浄した。
・前腕の水分をふき取り、21±0.5℃、相対湿度50±5%の環境下で15分間安静に保った。
・左右前腕に3箇所ずつ3cm×3cmの領域を記し、塗布前の角層水分量を測定した。・表1、又は表2に記載の試料を塗布して、塗布後60分後の角層水分量を測定し角層水分量は塗布前の水分量を100とした値で算出した。
・試料は、3cm×3cmの領域にピペットを用いて9μL滴下し、指サックをした指で均一に塗布した。
・なお角層水分量の測定はSKICON−200EXを用いた。
・角質水分量は、測定当日の気温、湿度等の影響を受けやすいため、一群の試料は同日に評価し、塗布前の測定も試料を塗布した部位での測定値を相対値の基準とした。
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)セタノール 3.6
(6)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(7)グリセリン 10.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(10)精製水 全量を100とする量
(11)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(12)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.5
(13)ムラサキバレンギク抽出物 0.5
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、(11)を加え、冷却を開始し、40℃にて(12)、(13)を加え、均一に混合する。
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)水素添加大豆リン脂質 0.1
(5)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(7)グリセリン 4.0
(8)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)精製水 全量を100とする量
(11)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(12)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.5
(13)ムラサキバレンギク抽出物 0.3
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)〜(13)を順次加え、均一に混合する。
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 全量を100とする量
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 1.0
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.1
(9)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.3
(10)アマチャ抽出物 0.3
製法:(1)に(2)及び(3)を溶解する。溶解後、(4)〜(8)を順次添加した後、十分に攪拌し、(9)、(10)を加え、均一に混合する。
(1)精製水 全量を100とする量
(2)グリセリン 10.0(質量%)
(3)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(4)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(5)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(6)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(7)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(8)N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(9)硬化パーム油 2.0
(10)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(11)ベヘニルアルコール 0.75
(12)ミツロウ 1.0
(13)ホホバ油 1.0
(14)1、3−ブチレングリコール 10.0
(15)L−アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(16)エーデルワイス抽出物 0.2
(17)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(18)ムラサキバレンギク抽出物 0.2
(19)アマチャ抽出物 0.2
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)〜(19)を加え、均一に混合する。
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 全量を100とする量
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(5)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.3
(6)ムラサキバレンギク抽出物 0.2
(7)香料 0.1
(8)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後、(4)〜(8)を加え、均一に攪拌混合する。
(1)スクワラン 81.0(質量%)
(2)イソステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル 15.0
(3)精製水 全量を100とする量
(4)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(5)オオウメガサソウ抽出物 0.5
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)〜(5)を順次加え、均一に混合する。
(1)ステアリン酸 16.0(質量%)
(2)ミリスチン酸 16.0
(3)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(4)グリセリン 20.0
(5)水酸化ナトリウム 7.5
(6)ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 1.0
(7)精製水 全量を100とする量
(8)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.4
(9)ムラサキバレンギク抽出物 0.4
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)、(9)を加え、均一に混合する。
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)セタノール 2.0
(3)グリセリントリ−2−エチルヘキサン酸エステル 2.5
(4)親油型モノステアリン酸グリセリル 1.0
(5)プロピレングリコール 11.0
(6)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(7)精製水 全量を100とする量
(8)酸化チタン 1.0
(9)ベンガラ 0.1
(10)黄酸化鉄 0.4
(11)香料 0.1
(12)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(13)アマチャ抽出物 0.1
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)〜(13)の成分を加え、均一に混合する。
(1)メチルポリシロキサン 2.0(質量%)
(2)スクワラン 5.0
(3)ミリスチン酸オクチルドデシル 5.0
(4)セタノール 1.0
(5)ポリオキシエチレン(20E.O.)
ソルビタンモノステアリン酸エステル 1.3
(6)モノステアリン酸ソルビタン 0.7
(7)1、3−ブチレングリコール 8.0
(8)キサンタンガム 0.1
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)精製水 全量を100とする量
(11)酸化チタン 9.0
(12)タルク 7.4
(13)ベンガラ 0.5
(14)黄酸化鉄 1.1
(15)黒酸化鉄 0.1
(16)香料 0.1
(17)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(18)ムラサキバレンギク抽出物 0.1
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(16)〜(18)の成分を順次加え、均一に混合する。
(1)流動パラフィン 30.0(質量%)
(2)マイクロクリスタリンワックス 2.0
(3)ワセリン 5.0
(4)ジグリセリンオレイン酸エステル 5.0
(5)塩化ナトリウム 1.3
(6)塩化カリウム 0.1
(7)プロピレングリコール 3.0
(8)1、3−ブチレングリコール 5.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(11)アマチャ抽出物 0.1
(12)精製水 全量を100とする量
(13)香料 0.1
製法:(5)と(6)を(12)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に撹拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(11)を(12)の残部に70℃にて加熱溶解したものを撹拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(13)を加え、均一に混合する。
(1)精製水 全量を100とする量
(2)ポリビニルアルコール 12.0(質量%)
(3)エタノール 17.0
(4)グリセリン 5.0
(5)ポリエチレングリコール(平均分子量1000) 2.0
(6)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(7)ムラサキバレンギク抽出物 0.2
(8)香料 0.1
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)と(5)を加え、攪拌しながら冷却を開始する。40℃まで冷却し、(6)〜(8)を加え、均一に混合する。
(1)香料 0.3(質量%)
(2)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(3)アマチャ抽出物 0.2
(4)炭酸水素ナトリウム 50.0
(5)硫酸ナトリウム 49.3
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
(1)香料 0.1(質量%)
(2)1,3−ブチレングリコール 5.0
(3)グリセリン 5.0
(4)エタノール 3.0
(5)グリセリルグルコシド(東洋精糖社製) 0.2
(6)ムラサキバレンギク抽出物 0.2
(7)精製水 全量を100とする量
製法:(1)〜(7)を均一に混合したのち、不織布性のシートに含浸させる。
Claims (1)
- 下記(A)と(B)を含有する皮膚外用剤。
(A)グリセリルグルコシドと、
(B)アマチャ抽出物
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---|---|---|---|---|
US20150297592A1 (en) * | 2012-07-09 | 2015-10-22 | Andreas Bilstein | Composition containing ecotine or hydroxyecotine as an active substances for promoting the regeneration of injured body tissue |
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US20150297592A1 (en) * | 2012-07-09 | 2015-10-22 | Andreas Bilstein | Composition containing ecotine or hydroxyecotine as an active substances for promoting the regeneration of injured body tissue |
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JP2020094000A (ja) * | 2018-12-13 | 2020-06-18 | 株式会社ノエビア | 皮膚外用剤 |
JP2022173364A (ja) * | 2018-12-13 | 2022-11-18 | 株式会社ノエビア | 皮膚外用剤 |
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