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JP6302603B2 - 宇宙船 - Google Patents

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JP6302603B2
JP6302603B2 JP2017532081A JP2017532081A JP6302603B2 JP 6302603 B2 JP6302603 B2 JP 6302603B2 JP 2017532081 A JP2017532081 A JP 2017532081A JP 2017532081 A JP2017532081 A JP 2017532081A JP 6302603 B2 JP6302603 B2 JP 6302603B2
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Description

本発明は、宇宙船、特に静止衛星に関する。
太陽の周りを地球が公転することにより、静止衛星の様々な表面は、四季の間、同じ量の太陽輻射を受けない。この結果、四季で、衛星の+Y表面と−Y表面との温度の周期変動と同様に、衛星の+Y表面と−Y表面との間での実質的温度差が生じることになる。図1から分かるように、例えば、冬至(WS)に、太陽輻射に曝される+Y表面は、影に位置する−Y表面よりも高い温度となる。夏至(SS)に、−Y表面は太陽輻射に曝される一方、+Y表面は影に位置するので、−Y表面の方が高い温度となる。冬および夏の昼夜平分時(EQ)に、−Y表面と+Y表面とは、冬至(WS)および夏至(SS)よりも低い温度となる。
四季の温度の変動と同様、+Y表面と−Y表面との間のこの温度差は、衛星および衛星の最大積載加重のため制限される。
この温度差を低減するために、種々の軽減システムがすでに定着している。しかしながら、これらの軽減システムは、完全に十分なものではない。
米国特許出願6,776,220は、例えば、+Y表面上に固定されたラジエータと−Y表面上に固定されたラジエータとの間に配置された熱パイプを開示している。これらの熱パイプは、太陽側に位置するラジエータから影に位置するラジエータに、熱の余剰の一部を伝達することができる。しかしながら、これらの熱パイプがあるにも関わらず、+Y表面と−Y表面との間の温度差は、かなり残存しており、特に夏至および冬至に、それでも約10℃から15℃に達することがある。なぜならば、影に位置するラジエータは、該ラジエータが冷却する電子装置の放散によって、既に高度に求められているからである。したがって、影に位置するラジエータは、日向に位置するラジエータから、余剰な熱を少量しか受け入れることができない。
US特許出願6,776,220とは反対に本発明では、電子装置と直接的には熱交換しない補助ラジエータを要求する。この補助ラジエータは、反対壁のラジエータが太陽側に位置しているときに、影に追加的に位置する。本発明に係るこの補助ラジエータは、それ自体で、+Y壁と−Y壁との間の温度差を低減できるように、日向に位置するラジエータから、大量の熱を受け取ることができる。
最終的には、この熱平衡は、LHPまたはMPLなどの熱エネルギー伝達システムを導入することで得られる。米国特許出願6,776,220とは反対に、LHPまたはMPLなどの熱エネルギー伝達システムは、全質量が相当ある、比較的かなりの数の熱パイプの代わりとして、2つのラジエータ間に2つのパイプを導入することのみが必要である。
影側に位置した衛星の表面を熱するため、電気式の加温器も使用されてきている。しかしながら、加温器は、効果が限定的であり、衛星の電力システムの大規模化が必要となる。この大規模化によって、電力システムの費用が相当にかさむ。加えて、衛星の低温部分を加熱することで、衛星の高温部分の温度も上昇させることとなる。しかしながら、高温部分は、既に動作上の制限温度に近い。
さらに、衛星の表面間のこの温度差は、衛星の認定試験の時に再現されるべきである。真空環境内でこれらの温度の違いと季節変動とを実行することは手間がかかる。
本発明の目的は、+Y表面と−Y表面との間の温度差を制限し、同じ表面で、四季の温度の変動を低減することである。
本趣旨として、本発明の一目的物である宇宙船は、
・内部空間および外部空間を画定すると共に、第1表面および前記第1表面の反対の第2表面を有する筐体と、
・前記第1表面および前記第2表面によって各々支持されると共に、主内面、前記主内面の反対の主外面、および側面を各々備える第1ラジエータおよび第2ラジエータと、を備え、
前記宇宙船はさらに、第1補助ラジエータと、前記第1補助ラジエータを前記第2ラジエータの前記主内面に熱的に接続する第1補助熱伝達装置と、を備え、前記第1補助ラジエータは、外部空間の第1部分に配置されており、前記第1部分は、(i)前記第1ラジエータの前記主外面と(ii)前記第1ラジエータの前記側面を含む第1平面とによって画定されていることを特徴とする。
第1熱伝達装置および第1補助ラジエータのユニットによって、第2ラジエータが太陽輻射に曝されたとき、つまり冬至および夏至に、第2ラジエータを冷却することが可能となることは有益である。第2ラジエータを冷却することで、電子装置を一層効率的に冷却することができる。
宇宙船の表面温度の変動が減少することによって、熱真空下での認証試験の期間を短くすることが可能となることは有益である。このことは、宇宙船の費用および設計期間について大幅にプラスな結果となる。
第1補助熱伝達装置および第1補助ラジエータのユニットが、設計中の宇宙船に容易に取り付けおよび取り外しされることができ、また既存の宇宙船に対して追加することもできることは有益である。本ユニットを追加することによって既存の宇宙船の構造体を改修する必要がない。
第1熱伝達装置および第1補助ラジエータのユニットの有する障害が少ないことは有益である。本ユニットにより、第1および第2ラジエータのサイズを大きくすることなく、宇宙船の排熱容量を増やすことが可能となる。
第1熱伝達装置および第1補助ラジエータのユニットが、低質量で低コストであることは有益である。
ある実施形態においては、宇宙船は以下の特徴を1つまたは複数備える。
・前記第1補助ラジエータは、第1ラジエータから断熱されており、
・宇宙船は、第2補助ラジエータと、前記第2補助ラジエータを前記第1ラジエータの前記主内面に熱的に接続する第2補助熱伝達装置と、を備え、前記第2補助ラジエータは、外部空間の第2部分に配置されており、前記第2部分は、(i)前記第2ラジエータの前記主外面と(ii)前記第2ラジエータの前記側面を含む第2平面とによって画定されており、前記第1補助熱伝達装置と上記第2補助熱伝達装置とは可逆である。
第2補助ラジエータと2つの可逆な熱伝達装置とを使用することによって、第2表面が太陽輻射に曝されるとき、より一層、宇宙船の第1表面を熱することが可能となることは有益である。このようにして、第1表面は、夏至と冬至との間で、あまり異ならない温度変動を受ける。
・前記第1補助ラジエータおよび前記第2補助ラジエータのうちの少なくとも1つは、比較的高い太陽光吸収率と高い赤外線放射率とを備えた、例えば黒の塗料で覆われる。
・前記第1補助ラジエータおよび前記第2補助ラジエータのうちの少なくとも1つは、前記第1ラジエータの前記主外面に垂直な方向に従って延在する少なくとも1つの主放射表面を備える。
このような構成により、宇宙船の全体の放射表面を増やすことが可能となる。この配置により、放射表面と第1および第2ラジエータの有効性が少々低減するにすぎない。
・前記第1補助ラジエータは、互いに交差する少なくとも2つの板をそなえる。
本実施形態によって、第1補助ラジエータによって覆い隠される第2ラジエータの放射表面を少なくすることが可能となる。本実施形態によって、太陽が1日を通して、補助ラジエータの周りを回転する場合、同じ表面をいつも太陽光に曝さすことが可能となる。
・第1補助ラジエータは、各終端が開口した、概ね円柱の形状部を備える。
・第1補助ラジエータは、各終端が開口した、概ね平行六面体の形状部を備える。
第1および第2補助熱伝達装置が可逆なとき、本明細書で上述した配置により、1日中、補助ラジエータの少なくとも一部分が、太陽に曝されることを可能とする。このようにして、軌道運度に関連する太陽輻射の変動を、24時間を通じて相殺する。
・前記第1熱伝達装置は不可逆である。
・前記第1補助ラジエータは、可撓性材料から構成されている。
・前記第1補助ラジエータは、グラフォイルから構成されている。
本発明は、以下の説明を読むとき、より深く理解されるものである。以下の説明は、例示に過ぎず、図面を参照して示される。
図1は、先行技術に係る宇宙船の+Y表面と−Y表面との温度の、年変動を表した2つの曲線である。 図2は、地球静止軌道における、本発明に係る宇宙船の概略図である。 図3は、昼夜平分時における、本発明に係る宇宙船の第1実施形態の斜視概略図である。 図4は、冬至の時における、図3に図示された宇宙船の斜視概略図である。 図5は、夏至の時における、図3に図示された宇宙船の斜視概略図である。 図6は、1年を通じた、図3に図示された宇宙船の+Y表面および−Y表面の温度変動を示す2つの曲線である。 図7は、図3〜図5に図示された宇宙船の簡略外観図である。 図8は、本発明に係る補助ラジエータの斜視概略図である。 図9は、図8に図示された補助ラジエータの概略外観図である。 図10は、冬至の、本発明に係る宇宙船の第2実施形態の斜視概略図である。 図11は、夏至の、図10に図示された宇宙船の斜視概略図である。 図12は、1年を通じた、図11に図示された宇宙船の+Y表面および−Y表面の温度変化を示す2つの曲線である。
各図において、同じ参照番号は、同一または類似の要素を示す。
図2を参照すると、静止衛星型の宇宙船1は、太陽29の周りの軌道27上で公転する地球4の周りの軌道3上で公転できる。
宇宙船1は、内部空間11および外部空間13を画定する平行六面体の筐体2の形状を有する。該筐体2は常時、同じ表面を地球に向けており、該表面は地球表面5と呼ばれる。地球表面5に反対かつ平行な表面は、反地球表面6と呼ぶ。
東側表面9とも呼ばれる−X表面と、西側表面10とも呼ばれる+X表面とは、反対表面であり、互いに平行であり、かつ宇宙船1の移動方向に対して垂直である。通信アンテナ12は、−X表面9および+X表面10に概ね固定されている。
北側表面7とも呼ばれる−Y表面と南側表面8とも呼ばれる+Y表面とは、筐体の別の2つの表面である。これらの表面は反対で、互いに平行であり、地球4の南北の軸に対して垂直である。説明を簡略化するため、−Y表面および+Y表面は、以下では、各々、第1表面7および第2表面8という用語で表すものとする。
太陽発電パネル14は第1表面7および第2表面8上に固定されている。最終的に第1主ラジエータ16は、北側ラジエータと通例呼ばれるが、第1表面7に固定され、第1表面を超えて延在している。南側ラジエータと通例呼ばれる第2主ラジエータ18は、南側ラジエータと通例呼ばれるが、第2表面8に固定され、第2表面8を越えて延在している。
図3を参照すると、第1ラジエータ16および第2ラジエータ18は、略平行六面体の形状を備える。各ラジエータは、4つの側面19、25と、筐体2に固定された主内面15、21と、主内面に反対の、かつ外部空間13の側に位置している主外面17、23と、を有する。
宇宙船1は、電子装置20、ならびに、電子装置20を冷却できる第1主熱伝達装置22および第2主熱伝達装置24を輸送する。電子装置は、高周波装置、電子装置、測定装置、計算ユニットおよびバッテリーを、通常含む。第1主熱伝達装置22は、電子装置20を第1ラジエータ16に熱的に接続する。第2主熱伝達装置24は、電子装置20を第2ラジエータ18に熱的に接続する。
通常、第1主熱伝達装置22および第2主熱伝達装置24は、各々、電子装置20に熱的に連絡したループ状熱パイプ26と、第1ラジエータ16および第2ラジエータにそれぞれ熱的に連絡しているコンデンサー28と、コンデンサー28にループ状熱パイプ26を接続する熱伝導流体を輸送するダクト30と、を備える。ループ状熱パイプは、慣例により、円および長方形ユニットで図面において概略化されており、コンデンサーも長方形で図面において概略化されている。これらの主熱伝達装置22および24は、従来の熱パイプまたは、流体の貯蔵庫が蒸発器と一体化している毛細式流体ループ(ループ状熱パイプ)であってよい。
本発明に係る宇宙船1は、さらに第1ラジエータ16に固定された第1補助ラジエータ32と、第1補助ラジエータ32から第2ラジエータの内面21に熱を伝達することが可能な第1補助熱伝達装置34と、第2ラジエータ18に固定された第2補助ラジエータ36と、第2補助ラジエータ36から第1ラジエータの内面15に熱の伝達を可能とする第2補助熱伝達装置38と、を含む。
第1補助熱伝達装置34と第2補助熱伝達装置38とは、同一である。これらは可逆でなく、すなわち、単方向性である。これらは、各々、ループ状熱パイプ40と、コンデンサー42と、ループ状熱パイプ40をコンデンサー42に熱的に接続するパイプ44と、を備える。好ましくは、ループは毛細式駆動ループ(capillary driven loop;CDL)であってよく、特に、流体の貯蔵庫が蒸発器と一体化している毛管式流体ループ(ループ状熱パイプ)であってよい。これらの装置は、本分野の技術者らにとって周知である。参照として、特に2012年12月12日の基準ECSS−E−ST−31−02Cを参照してもよい。
第1補助熱伝達装置のループ状熱パイプ40は、第2ラジエータ18の主内面21と熱的に連絡している。第2補助熱伝達装置のループ状熱パイプ40は、第1ラジエータの主内面15と熱的に連絡している。第1補助熱伝達装置のコンデンサー42は、第1補助ラジエータ32と熱的に連絡している。第2補助熱伝達装置のコンデンサー42は、第2補助ラジエータ36と熱的に連絡している。
第1補助ラジエータ32および第1補助熱伝達装置34によって、第2ラジエータが太陽輻射に曝されたとき、すなわち冬至(WS)に、第2ラジエータ18を冷却することが可能となる。実際、図4から分かるように、冬至に、第2ラジエータ18は、太陽輻射に曝されるが、第1補助ラジエータ32は、衛星の筐体の影に位置する。第2ラジエータ18と第1補助ラジエータ32との間の温度差によって、熱の一部Q1Aが、第2ラジエータ18から第1補助ラジエータ32に、第1補助熱伝達装置34の仲介によって伝達される。この熱の一部Q1Aは、第1補助ラジエータ32によって外部空間13に排熱される。
その結果、図6から分かるように、第2表面(+Y表面)の温度は、冬至に、低下するので、第1表面と第2表面との間の温度差は低減される。
同様に、第2補助ラジエータ36および第2補助熱伝達装置38によって、第1ラジエータ16が太陽輻射に曝されたとき、すなわち夏至(SS)に、第1ラジエータ16を冷却することが可能となる。図5からわかるように、夏至に、第1ラジエータは、太陽輻射に曝されるが、第2補助ラジエータ36は、衛星の筐体の影に位置する。第1ラジエータ16と第2補助ラジエータ36との間の温度差によって、第1ラジエータの熱の一部Q1Bを、第2補助熱伝達装置38の仲介によって、第2補助ラジエータ36に伝達される。この熱の一部Q1Bは、夏至に影側に位置する第2補助ラジエータによって排熱される。
図6から分かるように、第1表面(−Y表面)の温度は、夏至に、低下するので、第1表面と第2表面との間の温度差は低減される。
この熱の伝達を可能にするため、第1補助ラジエータ32は、夏至に第1ラジエータの影に位置し、第2補助ラジエータ36は、冬至に第2ラジエータの影に位置する。こうして、第1補助ラジエータ32は、第1ラジエータ16の第1表面7に垂直な方向に沿って、第1ラジエータ16の延長部に配置される。第1ラジエータの延長部は、冬至に、影に位置している外部空間13の第1部分46内に延在する。この第1部分46は、図4および図7に図示されているように、第1ラジエータの主外面17と、各々が第1ラジエータの側面19を含む4つの平面48、50、52、54とによって画定される。
同様に、第2補助ラジエータ36は、第2ラジエータ18のY表面に垂直な方向に沿って、第2ラジエータ18の延長部に配置される。第2ラジエータ18の延長部は、夏至に、影に位置している外部空間13の第2部分56内で延在している。この第2部分56は、図5および図7に図示されているように、第2ラジエータの主外面23と、各々が第2ラジエータの側面25を含む4つの平面58、60、62、64と、によって画定されている。
第1補助ラジエータ32および第2補助ラジエータ36は、一例として、打ち上げ時の構成で折り畳まれているときの太陽発電パネル14よりも上側に配置される。第1補助ラジエータ32および第2補助ラジエータ36は、打ち上げロケットのノーズコーンの下の空間に収納可能でなければならないので、第1表面7および第2表面8の法線方向に沿って、小サイズである。
第1補助ラジエータ32および第2補助ラジエータ36は、第1補助ラジエータ32および第2補助ラジエータ36を支持している第1ラジエータ16および第2ラジエータ18から断熱されていることが好ましい。この断熱は、一例として、補助ラジエータ32、36を主ラジエータ16、18に固定する脚におけるプラスチックワッシャーによって実施される。
この断熱により、補助ラジエータ32、36の有効性を実質的に高めることが可能となることは有益である。実際、図1からわかるように、第1ラジエータ16および第2ラジエータ18の温度は、影にあるときでも、60℃近傍である。補助ラジエータ32、36は、主ラジエータ16、18から断熱されているため、第1補助ラジエータ32、36の温度が、筐体2の反対の表面に固定されたラジエータの温度よりもはるかに低くなるので、このラジエータから来る大量の熱を効率的に吸収できる。このようにして、補助ラジエータ32、36は、小サイズに関わらず、受け取った熱を効率よく排熱することが可能となる。
図示された実施形態によれば、第1補助ラジエータ32は、略十字形状である。十字形状は長方形の主プレート68と主プレートとの両側に各々固定された2つの副プレート70、72とで形成されている。
熱パイプ74は、主プレート68の表面および副プレート70、72の表面にわたって延在している。コンデンサー42は、主プレート68の表面上に固定されている。コンデンサー42は、熱パイプ74と熱的に連絡している。熱パイプ74によって、補助ラジエータ32の全体に渡って、コンデンサー42から来る熱を均一に分配することが可能となる。この熱は、その後、外部空間13に放射される。
第2補助ラジエータ36は第1補助ラジエータと同一であり、2度目の説明はしない。
別の方法では、第1補助ラジエータ32は、任意の数の枝を、例えば3つの枝、5つまたは6つの枝などを有する略星形であってもよい。
主プレート68および副プレート70、72は、好適には可撓性材料で、例えばグラフォイルなどでできている。この場合、熱パイプ74によって、ループ状熱パイプ42を備えるプレート68、70、72を頑丈にすることが可能となる。
別の方法では、主プレート68および副プレート70、72は、アルミニウムでできている。
図示しない別の方法では、第1補助ラジエータ32は、各終端が開口した、略円柱状の形状をしている。
図示しない別の方法では、第1補助ラジエータ32は概ね、各終端が開口した、略平行六面体の形状をしている。
上記実施形態の全てにおいて、第1補助ラジエータ32および第2補助ラジエータ36は、第1表面7と第2表面8とに垂直な平面内に延在する主放射性表面66を有することが有益である。
本発明の宇宙船75の第2実施形態は、図10〜図12に図示されるように、第1補助熱伝達装置76と第2熱伝達装置78とが可逆である、言い換えると、双方向であることを除いて本発明の第1実施形態と類似している。
第1実施形態の要素と同一または類似している第2実施形態の要素には、同じ参照符号を付し、2度目の説明はしない。
本発明の第2実施形態の第1補助熱伝達装置76は、第1補助ラジエータ32と熱的に連絡している第1熱交換器80と、第2ラジエータ18の内面および熱パイプ84(HP)と熱的に連絡している第2熱交換器82と、を備え、熱パイプ84は、第1熱交換器80を第2熱交換器82に接続する。可逆の流体ループが、特に、流体の貯蔵庫が可逆な蒸発器と一体化している毛細式流体ループ(ループ状熱パイプ)が、使用されてもよい。
第1熱交換器80および第2熱交換器82は、ループ状熱パイプまたはコンデンサーとして動作可能である。図10および図11では、第1熱交換器と第2熱交換器82とは、円および長方形で表されている。
第2補助熱伝達装置78を備える要素は、第1補助熱伝達装置76を備える要素と同一であり、詳細に説明することはしない。
第2補助熱伝達装置78の第1熱交換器80は、第2補助ラジエータ36と熱的に連絡している。第2補助熱伝達装置の第2熱交換器は、第1ラジエータ16の内面と熱的に連絡している。
図10および図12を参照すると、本発明の第2実施形態の第1補助ラジエータ32と第1補助熱伝達装置76とのユニットは、冬至に、本発明の第1実施形態の第1補助ラジエータ32と第1補助熱伝達装置34とのユニットと同じ機能、すなわち第2ラジエータ18を冷却する機能を提供する。更に、このユニットは、冬至に、第2補助ラジエータ36から第1ラジエータの主内面15に相当量のエネルギーQ2Aを伝達することによって、第1ラジエータ16を加熱する追加の機能を提供する。
図12からわかるように、この加熱機能によれば、冬至に、第1表面7と第2表面8との間の温度差を更に低減することが可能となる。
同様に、図11および図12を参照すると、本発明の第2実施形態の第2補助ラジエータ36と第2補助熱伝達装置78とのユニットは、本発明の第1実施形態の第2補助ラジエータ36と第2補助熱伝達装置78とのユニットと同じ機能、すなわち第1ラジエータ16を冷却する機能を提供する。更に、このユニットは、第1補助ラジエータ32から第2ラジエータの主内面21に相当量のエネルギーQ2Bを伝達することによって、第2ラジエータ18を加熱する追加の機能を提供する。
図12からわかるように、この加熱機能によれば、夏至に、第1表面7と第2表面8との間の温度差を更に低減することが可能となる。
第2実施形態において、第1補助ラジエータおよび第2補助ラジエータは、高い太陽光吸収率と高い赤外線放射率とを有する被覆剤で、例えば黒のペイントで被覆または塗布されていることが有益である。このため、太陽輻射に曝されたときに、最大の熱を吸収することができるので、影に位置する主ラジエータを可能な限り加熱することができる一方、第1補助ラジエータおよび第2補助ラジエータは、影にあるときに、なおも優れた排熱容量を有することができる。当業者(宇宙産業の熱分野の技術者)は、この種の材料を知っており、大抵の場合、その材料は、寿命初期において太陽光吸収率が0.8よりはるかに大きく、かつ赤外線放射率が0.6よりはるかに大きい。
簡略化のために本説明では、北側表面を第1表面と呼び、北側ラジエータを第1ラジエータと呼んだ。しかしながら本発明に係る装置の動作は対照的なので、南側表面を第1表面と呼び、南側ラジエータを第1ラジエータと呼ぶこともできる。

Claims (11)

  1. 内部空間(11)および外部空間(13)を画定すると共に、第1表面(7)および前記第1表面(7)の反対の第2表面(8)を有する筐体(2)と、
    前記第1表面(7)および前記第2表面(8)によって各々支持されると共に、主内面(15、21)、前記主内面(15、21)の反対の主外面(17、23)、および側面(19、25)を各々備える第1ラジエータ(16)および第2ラジエータ(18)と、を備え、
    第1補助ラジエータ(32)と、
    前記第1補助ラジエータ(32)を前記第2ラジエータ(18)の前記主内面(21)に熱的に接続する第1補助熱伝達装置(34、76)と、をさらに備え、
    前記第1補助ラジエータ(32)は、前記外部空間(13)の第1部分(46)に配置されており、
    前記第1部分(46)は、前記第1ラジエータの前記主外面によってと、前記第1ラジエータの前記側面(19)を含む第1平面(48、50、52、54)によってと、画定されていることを特徴とする宇宙船(1、75)。
  2. 前記第1補助ラジエータ(32)は、前記第1ラジエータ(16)から断熱されていることを特徴とする、請求項1に記載の宇宙船(1、75)。
  3. 第2補助ラジエータ(36)と、
    前記第2補助ラジエータ(36)を前記第1ラジエータ(16)の前記主内面(15)に熱的に接続する第2補助熱伝達装置(78)と、を備え、
    前記第2補助ラジエータ(36)は、前記外部空間(13)の第2部分(56)に配置されており、
    前記第2部分は、(i)前記第2ラジエータ(18)の前記主外面(23)によってと、前記第2ラジエータ(18)の前記側面(23)を含む第2平面(58、60、62、64)によってと画定されており、
    前記第1補助熱伝達装置(76)と前記第2補助熱伝達装置(78)とは、可逆であることを特徴とする、請求項1または2に記載の宇宙船(75)。
  4. 前記第1補助ラジエータ(32)および前記第2補助ラジエータ(36)のうちの少なくとも1つは、高い太陽光吸収率と赤外線放射率とを有する被覆剤、例えば、黒の塗料で覆われることを特徴とする、請求項3に記載の宇宙船(75)。
  5. 前記第1補助ラジエータ(32)および前記第2補助ラジエータ(36)のうちの少なくとも1つは、前記第1ラジエータの前記主外面(23)に垂直な方向に沿って延在する少なくとも1つの主放射表面(66)を構成することを特徴とする、請求項3または4に記載の宇宙船(1、75)。
  6. 前記第1補助ラジエータ(32)は、互いに交差する少なくとも2つのプレート(68、70、72)を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の宇宙船(1、75)。
  7. 前記第1補助ラジエータ(32)は、各終端が開口した、円柱の形状部でできていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の宇宙船(1、75)。
  8. 前記第1補助ラジエータ(32)は、各終端が開口した、略平行六面体の形状をしていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の宇宙船(1、75)。
  9. 前記第1補助熱伝達装置(34,76)は不可逆なことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の宇宙船(1)。
  10. 前記第1補助ラジエータ(32)は、可撓性材料でできていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の宇宙船(1、75)。
  11. 前記第1補助ラジエータ(32)は、グラフォイルでできていることを特徴とする、請求項10に記載の宇宙船(1、75)。
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