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JP6399287B2 - 保育器 - Google Patents

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Description

本発明は、新生児を寝かせるベッド部に、落下防止のためのベッド柵が開閉可能に設けられた保育器に関する。
未熟新生児などに対して温度や湿度を最適な環境下に置くために保育器が使用され、このうち、適切に診察や医療処置を施すために、開放式保育器(インファントウォーマ)と呼ばれる保育器が知られている。開放式保育器は、ベッド部とその上方に配置されたヒーター部とを有しており、ベッド部の周囲にはベビーガードとも呼ばれるベッド柵が設けられている。ベッド柵は、医療処置などをおこなう場合に、その処置効率を高めるために下方向に移動してベッド部の周囲を開放することができるように設けられている。
この種の保育器として、例えば、特許文献1の保育器が開示されている。この保育器は、ベッド部の周囲に設けられたベッド柵のそれぞれの下辺側にヒンジ部が設けられ、このヒンジ部を回動中心として180°回動可能に取付けられ、ベッド柵が鉛直状態に立設したときに閉状態となり、ベッド柵を倒してベッド部の縁部から垂れ下がった状態としたときにベッド部の側方が開放されるように設けられている。
特許第4101353号公報
しかしながら、特許文献1のようにヒンジ部でベッド柵を開閉させる保育器では、ベッド柵を回動させるための大きな空間がベッド部の側方に必要になり、このため、壁等に接近した位置ではベッド柵を開閉することが難しい。
また、ベッド柵を閉状態から開放状態に回動させて垂れ下げた際には、このベッド柵が裏返し状態となり、閉状態においてベッド側に向いていたベッド柵の内面側が、開状態においては外面側に向けられる。これにより、処置者等がベッドに近づいたときにベッド柵の外側面に処置者の膝や腿が接触し、この接触した面に雑菌が付着して繁殖するなどのおそれがあり、処置等が終わってベッド柵を元の鉛直状態に戻したときには接触した面がベッド側に面することになり、衛生上好ましくない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、周囲の空間が少ない場所でもベッド柵を開閉動作させることができ、ベッド柵の開閉時にベッド側の内面側が外面側になることがなく、この面の外部との接触を防いで衛生的に優れた保育器を提供することを目的とする。
本発明の保育器は、ベッド部と、このベッド部の周辺に沿って立設され、ベッド部を囲む複数のベッド柵とを有し、前記ベッド柵の少なくとも一つには、該ベッド柵を上下方向に起立した姿勢を保持しながら上下移動して前記ベッド部の側方を開閉する開閉機構が設けられており、前記ベッド柵の上下移動を拘束するロック機構と、該ロック機構によるロック状態を解除するための解除レバーとが設けられており、前記ロック機構は、前記ベッド柵の内面部に垂直回動可能に設けられたロック部材と、前記ベッド部に固定され前記ロック部材を係合可能なロック部材係合部と、前記ロック部材をロック方向に付勢するばねとからなり、前記解除レバーは、前記ベッド柵の外面部に垂直回動可能に設けられ、前記ロック部材と解除レバーとの間に、ロック解除の際の前記解除レバーの垂直回動操作を前記ロック部材に伝達して該ロック部材をロック解除方向に垂直回動させる接続部材が設けられており、前記開閉機構は、前記ベッド部と前記ベッド柵との間を連結する第1リンク部材と、該第1リンク部材より下方位置で、前記ベッド部と前記ベッド柵とを連結する第2リンク部材とを有する平行リンク機構により構成され、前記第1リンク部材は、その長さ方向の途中位置が引張コイルばねによって前記ベッド部の裏面部に支持され、該引張コイルばねは、前記ベッド柵の閉止位置から開放位置の間の中間位置でほぼ水平状態となるように設けられている
ベッド柵を回転させることなく上下移動させることによりベッド部の側方を開閉するので、ベッド柵の開閉のための大きな空間をベッド部の周囲に必要とすることなく、開閉操作できる。また、起立した姿勢を保持しながら移動するので、ベッド柵の内面が外方に向くことがなく、内面への処置者の接触を回避でき、衛生的である。
また、開閉機構を平行リンク機構としたことにより、ベッド柵の起立姿勢を確実に維持して開閉することができる。しかも、平行リンク機構による簡便な構造であり、コスト低減を図ることができる。
この場合、ベッド柵を閉じた状態から開放する際には、解除レバーをロック部材のばねの力に抗して操作することで、接続部材を介してロック部材も回動させてこのロック部材のロック部材係合部への係合を解除できる。一方、ベッド柵を開放状態から閉じた状態にする際には、ベッド柵を閉方向に移動してベッド部の側部に配置すれば、ロック部材がロック部材係合部に当接したときにロック部材がロック部材係合部に係合し、ばねによりこの状態が維持されることで閉じた状態を確保できる。この閉じた状態は、解除レバーを操作することがない限りばねにより維持され、ベッド柵が不用意に開方向に動作することもない。
本発明の保育器において、前記ロック機構は、前記ベッド柵の両側部に設けられ、前記接続部材は、接続棒により構成され、その長さ方向の中央部が前記解除レバーを垂直回動可能に支持する軸と、前記解除レバーの操作端部との間の位置を貫通し、両端部が前記ロック部材係合部に係合する係合凹部が設けられている端部とは前記ロック部材を垂直回動自在に支持する軸を介して反対側の端部を貫通していることが好ましい。
この場合、前記第1リンク部材及び第2リンク部材の前記ベッド部との接続部は、前記ベッド部の下方位置に配置されていることが望ましい。
このような構成とすることにより、平行リンク機構の一端部をベッド部の下方に引き込んだ状態に配置することができ、その分、平行リンク機構の他端部(ベッド柵側)のベッド部から側方への突出を抑えることができ、処置者等の処置作業等の邪魔になることがない。
本発明の保育器によれば、ベッド柵を上下方向に移動することでベッド部の側方を開閉することができ、ベッド部の占有寸法から大きくはみ出すことがないため、ベッド部周囲の空間の少ない場所でも開閉することができ、周辺に設置された他の医療機器などに接触することも少なくなる。また、その開閉に際して、ベッド柵の起立姿勢が変わらないので、ベッド柵を開放した状態において処置者等がベッド部に近づいたとしても、ベッド柵の外面のみへの接触に抑えられ、内面への接触を確実に防止できるため、この内面に雑菌が付着して繁殖したり汚れが付着するおそれがなく、衛生的に優れている。
本発明に係る保育器の一実施形態を示す斜視図である。 図1の保育器のベッド部の平面図である。 ベッド部の斜視図である。 ベッド部のベッド柵を開放した状態を示す斜視図である。 ベッド部の側面図である。 図5のA−A線に沿う矢視断面図である。 図5のB−B線に沿う矢視断面図である。 図5のC−C線に沿うリンク部材等を省略した要部の矢視図である。 ベッド柵の開放動作の経緯を示す断面図である。
以下、本発明の保育器の実施形態を図面を参照しながら説明する。
この実施形態の保育器は、図1に全体を示すように、基台1の上にベッド部2が設けられるとともに、そのベッド部2の一端部から垂直にフレーム部3が立設され、そのフレーム部3の上端にキャノピー4が設けられている。キャノピー4はベッド部2の上面に対向するように配置され、ベッド部2に向けてヒーター、照明灯(ともに図示略)が備えられている。基台1は脚部5に対して昇降可能に設けられており、脚部5には、キャスター6、昇降ペダル7が設けられている。また、フレーム部3には各種操作のためのパネル部8等が設けられる。
そして、ベッド部2の周囲に、図2〜図4にも示すように、ベッド部2を囲むように垂直なベッド柵10,11が複数配設されており、図示例では、平面視矩形状のベッド部2の四辺のうち、フレーム部3が設けられている一辺のベッド柵10はベッド部2に固定状態とされるが、他の三辺のベッド柵11は、上下移動可能に設けられており、これら三つのベッド柵11により、ベッド部2の三方を開閉することができるようになっている。これら三つのベッド柵11は、大きさは異なるが、構造はほぼ同一であるので、以下の説明では同一符号を付して説明する。
以下、このベッド柵11、及びその開閉機構12の詳細について説明する。
ベッド柵11は、その下端部を構成する柵ベース20と、この柵ベース20から上方に立設された板状部材21とを有している。
板状部材21は、例えば、透明アクリル板などの透明樹脂板からなり、この板状部材21は、柵ベース20に立設状態で取り付けられている。
ベッド柵11の柵ベース20は、開閉機構12を介してベッド部2に支持されており、この開閉機構12は、平行リンク機構14、ロック機構40及び解除レバー41を有している。
平行リンク機構14は、ベッド柵11の上端部とベッド部2の裏面部との間を連結する第1リンク部材31と、第1リンク部材31より下方位置でベッド柵11の下端部とベッド部2の裏面部との間を連結する第2リンク部材32とを有している。第1リンク部材31、第2リンク部材32の各両端部は、ベッド部2とベッド柵11との所定位置に、接続部である軸33〜36によりそれぞれ回転自在に支持され、これら第1リンク部材31、第2リンク部材32は、略平行状態に維持されながら、ベッド部2側に設けられた各軸33、35を中心にそれぞれ回動可能に設けられる。この開閉機構12により、ベッド柵11の上下移動時の垂直姿勢が保持可能となる。
第1リンク部材31及び第2リンク部材32のベッド部2との接続部である軸33、35は、ベッド部2の裏面部に配置されている。このうち、第2リンク部材32は、ベッド部2の裏面のさらに下方に延びるブラケット37の下端に軸35により接続されている。第1リンク部材31の軸33は、ブラケット37の軸35よりも上方位置でベッド部2の裏面部に接続される。
また、第1リンク部材31は、その長さ方向の途中位置が引張コイルばね38によってベッド部2の裏面部に支持されている。この引張コイルばね38は、ベッド柵11の閉止位置から開放位置の間の中間位置付近でほぼ水平状態となるように設けられている。
柵ベース20には、ベッド柵11の上下移動を拘束するロック機構40と、このロック機構40によるロック状態を解除するための解除レバー41とが設けられている。ロック機構40は、ロック部材42と、ロック部材係合部43と、図示しないばねとを備えている。
ロック部材42は、ベッド柵11の両側部付近に配置され、軸45を介してベッド柵11の内面部に垂直回動可能に設けられている。
ロック部材係合部43は、この実施形態では水平方向に取り付けられた係合ピンからなり、ベッド部2の両側部付近にブラケット44により固定されている。一方、ロック部材42には、その一部を切り欠くように係合凹部46が形成され、その係合凹部46がロック部材係合部43に係合可能に配置されている。そして、ロック部材係合部43にロック部材42の係合凹部46が係合することで、ベッド柵11の閉じた状態が保持される。ロック部材係合部43は、係合凹部46が係合可能であればピン形状でなくてもよく、適宜形状に設けられていてもよい。
ロック部材42は、図示略のばねによりロック方向に付勢される。このばねは、ねじりコイルばねからなり、ロック部材42の軸45に巻付いた状態で取り付けられ、ロック部材42を図6の反時計回りに付勢している。このばねの付勢力に抗する時計回り方向にロック部材42が回転したときに、ロック部材係合部43から係合凹部46が外れてロック部材42のロックが解除され、ベッド柵11を開放方向に操作可能となる。
なお、図6に示すように、ロック部材42の係合凹部46に繋がる先端部は傾斜面42aに形成されており、開放したベッド柵11を閉じる際に、図9の二点鎖線で示すように、ロック部材係合部(係合ピン)43にロック部材42の先端部の傾斜面42aが当接し、そのまま押し込むことにより、傾斜面42aがロック部材係合部43に押されて、この傾斜面42aを乗り越えるようにしてばねの付勢力に抗してロック部材42を回動し、係合凹部46をロック部材係合部43に係合することができる。
また、柵ベース20の幅方向の中央位置には、柵ベース20の外方に開口する開口部47が設けられ、この開口部47に解除レバー41の操作端部である下端部41aが臨ませられている。
解除レバー41は、下方向から手で引っ掛けて操作可能な形状に形成され、ベッド柵11の中央部付近に配置される。解除レバー41は、図7に示すように、一端部が水平な軸48によって柵ベース20に取り付けられ、この軸48を介して垂直回動可能に設けられる。この解除レバー41の軸48と、ロック部材42の軸45とは、同一軸線上に配置されている。図9では、符号48に符号45を括弧を付して併記している。
ロック部材42と解除レバー41との間には、図8に示すように、長尺状の接続部材50が設けられる。この接続部材50を介してロック部材42と解除レバー41とが一体化され、解除レバー41の垂直回動動作が接続部材50を介してロック部材42に伝達され、ロック部材42が解除方向に垂直回動可能になっている。接続部材50は、図示例では1本の長尺な接続棒により構成され、その長さ方向の中央部が、解除レバー41の軸48と操作端部41aとの間の位置を貫通し、両端部が、ロック部材42の係合凹部46が設けられている端部とは軸45を介して反対側の端部を貫通している。この接続部材50を貫通している解除レバー41及びロック部材42の貫通孔は、接続部材50よりも大径に形成され、両貫通部とも接続部材50を回転自在に支持している。
解除レバー41を図7の時計回りに回動すると、接続部材50で接続されたロック部材42が図6に二点鎖線で示すように軸45を中心に時計回りに回動して、係合凹部46がロック部材係合部43から離脱させられ、ロックが解除される。
続いて、本発明の上記実施形態における保育器の動作並びに作用を説明する。
ロック部材42には、ばねにより軸45を中心に図6の反時計回りに付勢力が働いており、この付勢力によりロック部材42がロック方向に回転してロック部材係合部43に係合凹部46が係止している。これにより、図1〜図3に示すようにベッド柵11の閉じた状態が保持されている。
図1〜図3に示す閉じた状態から図4に示す開放状態にベッド柵11を操作する場合、ベッド柵11の柵ベース20の開口部47に露出している解除レバー41の下端部41aを把持し、これを手前方向に引くようにして、図7の時計回りに解除レバー41を回動する。これにより、接続部材50を介して解除レバー41と接続されたロック部材42が解除レバー41に連動して軸45を中心に図6の時計回りに回動する。
このロック部材42が回転すると、ロック部材係合部43に係合していた係合凹部46が図6の二点鎖線で示すようにロック部材係合部43から外れる。
このロック解除状態を保持しつつベッド柵11を手前に引くことで、ベッド柵11を図9の二点鎖線で示したベッド部2を閉止した位置から開放した位置へと移動することができる。このとき、ベッド柵11は、平行リンク機構14によって移動させられるので、その起立姿勢を維持したまま下方に移動させられる。
このため、ベッド柵11の内面が外方を向くことはなく、開放状態においても、ベッド柵11の外面が外方を向いて配置されるので、処置者等がベッド柵11の内面に触れることはなく、衛生的である。
また、その平行リンク機構14の両リンク部材31,32の一端部がベッド部2の下方に配置されているので、ベッド柵11がベッド部2の側方へ大きく張り出すことがなく、図9の実線矢印で示すように、ベッド部2の側方にわずかに離間するだけで下方に移動することができる。
したがって、ベッド部2の側方に開閉のための空間を大きく確保する必要がなく、壁に接近した位置に配置された場合でも、わずかなスペースがあれば、ベッド柵11を開閉することができる。
なお、ベッド柵11を開放状態から閉じた状態に操作する場合には、上記の場合と逆の操作をおこなえばよい。この場合、前述したように、ベッド柵11を閉じる方向に操作して図9の二点鎖線で示すようにロック部材42をロック部材係合部43に押圧すると、ロック部材42の傾斜面42aの作用により、ロック部材42がばねの付勢力に抗してロック部材係合部43に沿って開き方向に回動し、係合凹部46にロック部材係合部43を係合してロック状態とすることができる。
また、この一連の開閉操作において、柵ベース11を支持している平行リンク機構14の第1リンク部材31が、その開閉動作の中間位置付近でほぼ水平状態となる引張コイルばね38によってベッド部2に引張付勢された状態に支持されているので(図9参照)、柵ベース11を開く動作、あるいは閉める動作のいずれにおいても、引張コイルばね38がほぼ水平状態になるまでの前半の動作においては、引張コイルばね38の付勢力によって動作が補助され、軽い力で円滑に操作することができる。
一方、引張コイルばね38がほぼ水平状態となった後の後半の動作においては、引張コイルばね38を引き伸ばす方向となるため、その付勢力が大きくなるが、柵ベース11を開く際には、柵ベース11の自重も作用するので、比較的軽い力で操作することができ、引張コイルばね38の引張力と柵ベース11の自重とが釣り合う位置で停止する。柵ベース11を閉じる際には、引張コイルばね38の引張力に抗して柵ベース11を移動してロックすることになり、確実な操作感を得ることができ、ロックを確実にすることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に基づいて各種の変更および修正が可能である。
例えば、開閉機構、ロック機構、解除レバー等の細部構造も実施形態の構造に限定されず、他の構造とすることができる。
また、ベッド部を囲む複数のベッド柵のうちの三方を開閉できるようにしたが、本発明は、少なくとも一つのベッド柵に上述の開閉機構を有する構成も含むものとする。
2 ベッド部
10,11 ベッド柵
12 開閉機構
14 平行リンク機構
20 柵ベース
21 板状部材
31 第1リンク部材
32 第2リンク部材
33〜36 軸(接続部)
37 ブラケット
40 ロック機構
41 解除レバー
41a 下端部
42 ロック部材
42a 傾斜面
43 ロック部材係合部
46 係合凹部
47 開口部
50 接続部材

Claims (3)

  1. ベッド部と、このベッド部の周辺に沿って立設され、ベッド部を囲む複数のベッド柵とを有し、前記ベッド柵の少なくとも一つには、該ベッド柵を上下方向に起立した姿勢を保持しながら上下移動して前記ベッド部の側方を開閉する開閉機構が設けられており、
    前記ベッド柵の上下移動を拘束するロック機構と、該ロック機構によるロック状態を解除するための解除レバーとが設けられており、前記ロック機構は、前記ベッド柵の内面部に垂直回動可能に設けられたロック部材と、前記ベッド部に固定され前記ロック部材を係合可能なロック部材係合部と、前記ロック部材をロック方向に付勢するばねとからなり、前記解除レバーは、前記ベッド柵の外面部に垂直回動可能に設けられ、前記ロック部材と解除レバーとの間に、ロック解除の際の前記解除レバーの垂直回動操作を前記ロック部材に伝達して該ロック部材をロック解除方向に垂直回動させる接続部材が設けられており、
    前記開閉機構は、前記ベッド部と前記ベッド柵との間を連結する第1リンク部材と、該第1リンク部材より下方位置で、前記ベッド部と前記ベッド柵とを連結する第2リンク部材とを有する平行リンク機構により構成され、
    前記第1リンク部材は、その長さ方向の途中位置が引張コイルばねによって前記ベッド部の裏面部に支持され、該引張コイルばねは、前記ベッド柵の閉止位置から開放位置の間の中間位置でほぼ水平状態となるように設けられていることを特徴とする保育器。
  2. 前記ロック機構は、前記ベッド柵の両側部に設けられ、
    前記接続部材は、接続棒により構成され、その長さ方向の中央部が前記解除レバーを垂直回動可能に支持する軸と、前記解除レバーの操作端部との間の位置を貫通し、両端部が前記ロック部材係合部に係合する係合凹部が設けられている端部とは前記ロック部材を垂直回動自在に支持する軸を介して反対側の端部を貫通していることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
  3. 前記第1リンク部材及び第2リンク部材の前記ベッド部との接続部は、前記ベッド部の下方位置に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保育器。
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