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JP6398153B2 - 機器、情報処理端末、情報処理システム、表示制御方法、及びプログラム - Google Patents

機器、情報処理端末、情報処理システム、表示制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、機器、情報処理端末、情報処理システム、表示制御方法、及びプログラム
に関する。
スマートフォンやタブレット型端末等の情報処理端末は、ユーザが任意にアプリケーションプログラムをインストールして、機能拡張等を図ることができる。また、このような情報処理端末は、表現豊かなGUI(Graphical User Interface)を表示可能であると共に、タッチパネルを介した操作性においても優れている。
本願発明者は、上記のような情報処理端末を、画像形成装置等の機器の操作部として機能させることを検討している。例えば、機器上で動作する各種のアプリケーションプログラムの操作画面を、情報処理端末に表示可能とすることが検討されている。既に市場において提供されているアプリケーションプログラムは多数存在するため、これらの資産に対する影響を出来るだけ抑えて、情報処理端末を機器の操作部として機能させるのが望ましい。そこで、情報処理端末に、機器における従来の操作部をエミュレートさせることが考えられる。
しかしながら、単なるエミュレートの場合、情報処理端末が有する表現豊かなGUIによる操作性等を享受するのは困難である。エミュレートによって表示される画面は、従来の操作部が有する表示能力に応じた画面に過ぎないからである。したがって、単なるエミュレートでは、情報処理端末を操作部として機能させることの意義が没却されてしまう可能性が有る。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器の操作部の操作性を向上させることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、操作部を有する機器であって、前記機器は、第一のプログラムから、前記操作部が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記操作部に送信する第一の通信部とを有し、前記操作部は、前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該操作部にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を前記操作部に実行させる。
機器の操作部の操作性を向上させること。
本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理端末のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における情報処理システムの機能構成例を示す図である。 情報処理システムにおける表示機構を説明するための図である。 アプリケーションの起動時及び停止時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 ホーム画面の表示例を示す図である。 SDKアプリの起動に応じた操作画面の生成処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 操作画面の表示例を示す図である。 操作画面における表示部品の操作に応じて実行される処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 アクションイベントに応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 操作画面の表示状態の変更例を示す図である。 ソフトキーボードを表示させる際の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 文字列の入力に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 リッチUIアプリが画像形成装置に保存されているファイルリソースを必要とした場合に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 認証リスナーの登録処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 リッチUIアプリに対して画像形成装置の認証状態の変化を通知するための処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 認証状態の変化に関する通知情報の構成例を示す図である。 認証リスナーの登録解除処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示される情報処理システム1において、画像形成装置10は、情報処理端末20と通信可能に接続される。画像形成装置10と情報処理端末20との通信は、例えば、USB(Universal Serial Bus)、近距離無線通信、又はLAN(有線又は無線の別は問わない)等のネットワークを介して行われる。
画像形成装置10は、印刷、スキャン、コピー、及びFAX送受信等のうちの2以上の機能を一台の筐体によって実現する複合機である。但し、いずれか一つの機能を有する機器が画像形成装置10として用いられてもよい。また、本実施の形態における画像形成装置10は、機器の一例であり、プロジェクタ、テレビ会議システム、又はデジタルカメラ等の機器が、画像形成装置10の代わりに用いられてもよい。
情報処理端末20は、例えば、スマートフォンやタブレット型端末等、単独で完結した情報処理を実行可能な電子機器である。本実施の形態において、情報処理端末20は、画像形成装置10の操作部として機能する。より詳しくは、情報処理端末20は、従来、画像形成装置10の専用の操作部として設置されていた操作パネルの代わりに、画像形成装置10に接続される。以下、単に、「操作パネル」というとき、従来の画像形成装置10において設置されていた操作パネルをいう。
情報処理端末20は、例えば、画像形成装置10の所定の位置(例えば、操作パネルが配置される位置)に固定されて設置される。したがって、情報処理端末20及び画像形成装置10とは、一台の装置として把握されてもよい。または、情報処理端末20は、画像形成装置10から取り外し可能(分離可能)であってもよい。情報処理端末20が取り外された状態において、情報処理端末20は、Bluetooth(登録商標)又は赤外線等の無線通信等を介して、画像形成装置10の操作部として機能可能であってもよい。
図2は、本発明の実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成例を示す図である。図2において、画像形成装置10は、コントローラ11、スキャナ12、プリンタ13、モデム14、端末インタフェース15、ネットワークインタフェース16、及びSDカードスロット17等のハードウェアを有する。
コントローラ11は、CPU111、RAM112、ROM113、HDD114、及びNVRAM115等を有する。ROM113には、各種のプログラムやプログラムによって利用されるデータ等が記憶されている。RAM112は、プログラムをロードするための記憶領域や、ロードされたプログラムのワーク領域等として用いられる。CPU111は、RAM112にロードされたプログラムを処理することにより、各種の機能を実現する。HDD114には、プログラムやプログラムが利用する各種のデータ等が記憶される。NVRAM115には、各種の設定情報等が記憶される。
スキャナ12は、原稿より画像データを読み取るためのハードウェア(画像読取手段)である。プリンタ13は、印刷データを印刷用紙に印刷するためのハードウェア(印刷手段)である。モデム14は、電話回線に接続するためのハードウェアであり、FAX通信による画像データの送受信を実行するために用いられる。端末インタフェース15は、情報処理端末20と通信(接続)するためのインタフェースである。例えば、端末インタフェース15は、例えば、USBインタフェースでもよいし、近距離無線通信のためのハードウェアでもよい。または、端末インタフェース15は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアでもよい。ネットワークインタフェース16は、LAN等のネットワーク(有線又は無線の別は問わない。)に接続するためのハードウェアである。SDカードスロット17は、SDカード80に記憶されたプログラムを読み取るために利用される。すなわち、画像形成装置10では、ROM113に記憶されたプログラムだけでなく、SDカード80に記憶されたプログラムもRAM112にロードされ、実行されうる。なお、他の記録媒体(例えば、CD−ROM又はUSB(Universal Serial Bus)メモリ等)によってSDカード80が代替されてもよい。すなわち、SDカード80の位置付けに相当する記録媒体の種類は、所定のものに限定されない。この場合、SDカードスロット17は、記録媒体の種類に応じたハードウェアによって代替されればよい。
図3は、本発明の実施の形態における情報処理端末のハードウェア構成例を示す図である。図3において、情報処理端末20は、CPU201、メモリ202、補助記憶装置203、タッチパネル204、無線通信装置205、及び機器インタフェース206等を有する。
補助記憶装置203は、情報処理端末20にインストールされたプログラム等を記憶する。メモリ202は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置203からプログラムを読み出して記憶する。CPU201は、メモリ202に記憶されたプログラムに従って情報処理端末20に係る機能を実現する。
タッチパネル204は、入力機能と表示機能との双方を備えた電子部品であり、情報の表示や、ユーザからの入力の受け付け等を行う。タッチパネル204は、表示装置211及び入力装置212等を含む。
表示装置211は、液晶ディスプレイ等であり、タッチパネル204の表示機能を担う。入力装置212は、表示装置211に対する接触物の接触を検出するセンサを含む電子部品である。接触物の接触の検出方式は、静電方式、抵抗膜方式、又は光学方式等、公知の方式のいずれであってもよい。なお、接触物とは、タッチパネル204の接触面(表面)に接触する物体をいう。斯かる物体の一例として、ユーザの指や専用又は一般のペン等が挙げられる。
無線通信装置205は、無線LAN(Local Area Network)又は移動体通信網等における通信を行うために必要とされるアンテナ等の電子部品である。機器インタフェース206は、画像形成装置10と通信するためのインタフェースである。すなわち、機器インタフェース206は、端末インタフェース15に対応した形態によって、画像形成装置10との通信を行う。
図4は、本発明の実施の形態における情報処理システムの機能構成例を示す図である。図4において、画像形成装置10は、OS121、コントロールサービス122、SDKプラットフォーム123、及びSDKアプリ124等を有する。
OS121は、いわゆるOS(Operating System)である。画像形成装置10上の各ソフトウェアは、OS121上においてプロセス又はスレッドとして動作する。
コントロールサービス122は、各種のハードウェアリソース等を制御するための機能を有し、その機能を上位アプリケーション等に利用させるためのインタフェースを提供するソフトウェアモジュール群である。コントロールサービス122は、例えば、ネットワーク通信に関する機能、スキャナ12の制御機能、プリンタ13の制御機能、メモリ(RAM112、ROM113、及びNVRAM115等)の管理機能等を有する。また、コントロールサービス122は、操作パネルの制御機能をも有する。
SDKプラットフォーム123は、SDKアプリ124を開発するためのAPI(Application Program Interface)を備えると共に、SDKアプリ124の実行環境を提供する。APIの形態は、例えば、関数であってもよいし、オブジェクト指向のクラス及びクラスのメソッド等であってもよい。以下、SDKプラットフォーム123が提供するAPIを、「SDKAPI」という。例えば、SDKプラットフォーム123は、スキャン機能に関するSDKAPI、印刷機能に関するSDKAPI、コピー機能に関するSDKAPI等をSDKアプリ124に提供する。なお、SDKAPIは公開されており、サードベンダ等によってもSDKアプリ124は開発されうる。なお、SDKプラットフォーム123は、Java(登録商標)VM(Virtual Machine)を含んでいてもよい。この場合、SDKアプリ124は、Java(登録商標)言語によって実装される。
なお、本実施の形態では、便宜上、画像形成装置10にインストール可能なプログラムとして、SDKアプリ124及びSDKプラットフォーム123等が例示されているが、画像形成装置10にインストール可能なプログラムは、SDKアプリ124及びSDKプラットフォーム123等に限定されない。画像形成装置10には、SDKアプリ124及びSDKプラットフォーム123以外のプログラムがインストールされてもよく、画像形成装置10にインストール可能なプログラムには、画像形成装置10にインストールされるプログラム全般が含まれうる。
図4において、SDKプラットフォーム123は、パネル管理部1231、端末通信部1232、及び認証管理部1233等を含む。パネル管理部1231は、操作パネルの表示制御を本来の責務とする。すなわち、パネル管理部1231は、操作パネルの表示制御に関するSDKAPI(以下、「SDKパネルAPI」という。)を提供し、SDKパネルAPIの呼び出しに応じて、操作パネルの表示制御を行う。例えば、パネル管理部1231は、SDKアプリ124からの表示部品の表示状態の変更要求を、コントロールサービス122に伝達する。その結果、コントロールサービス122によって、操作パネルにおいて当該表示部品の表示状態が変更される。表示部品の表示状態の変更には、表示部品の表示及び非表示、並びに表示部品の反転等が含まれる。
但し、本実施の形態におけるパネル管理部1231は、操作パネルの表示制御の要求に応じた表示状態の変更を、情報処理端末20に反映させるための処理を実行する。例えば、パネル管理部1231は、SDKアプリ124からの表示部品の表示状態の変更要求を、端末通信部1232を介して情報処理端末20に伝達する。その結果、SDKアプリ124による表示制御を、情報処理端末20におけるリッチUIアプリ25による表示制御と連携又は同期させることができる。
なお、表示部品とは、画面の構成要素となる各種の部品である。表示部品は、例えば、画像形成装置10に処理(ジョブ)を実行させるために表示される。表示部品の一例として、ボタン、ソフトキー、ソフトキーボード、ウィンドウ、文字列を表示させるラベル等が挙げられる。なお、ソフトキーとは、例えば、スマートフォンやタブレット型端末等において、文字列の入力を受け付けるために表示される、ソフトウェアのキー群である。
認証管理部1233は、画像形成装置10におけるユーザの認証状態の管理等を行う。例えば、認証管理部1233は、画像形成装置10に対するユーザのログイン又はログアウト等の認証状態の変化を通知するための情報を、SDKアプリ124に通知する。認証管理部1233は、また、当該情報を、端末通信部1232を介して情報処理端末20に伝達する。
端末通信部1232は、情報処理端末20との通信を制御する。端末通信部1232は、例えば、HTTP(HyperText Transfer Protocol)によって情報処理端末20と通信する。但し、画像形成装置10と情報処理端末20との間において利用される通信プロトコルは、HTTPに限定されなくてもよい。
SDKアプリ124は、画像形成装置10の出荷後において、画像形成装置10の機能拡張を図るために追加的にインストールされるアプリケーションプログラム(又はプラグインともいう。)である。図4では、SDKアプリ124として、レガシーアプリA1241が例示されている。レガシーアプリA1241は、操作画面の表示をパネル管理部1231に要求し、当該操作画面に対する入力に応じて、所定の処理を実行する。なお、レガシーアプリA1241の「レガシー」とは、後述されるリッチUIアプリ25に対する相対的な表現として便宜的に付加されたものあり、レガシーアプリA1241の機能や用途等を限定する趣旨の文言ではない。
一方、情報処理端末20は、リッチUIOS21、コントローラ通信部22、アプリ管理部23、パネルフィルタ部24、リッチUIアプリ25、及び認証ラッパー部26等を有する。
リッチUIOS21は、操作性に優れ、表現豊かなGUI(Graphical User Interface)を提供可能なOS(Operating System)である。例えば、リッチUIOS21は、近年におけるスマートフォンやタブレット型端末等において利用されるOSであってもよい。
コントローラ通信部22は、画像形成装置10の端末通信部1232との通信を制御する。アプリ管理部23は、リッチUIアプリ25とSDKアプリ124との対応関係の管理等を行う。
パネルフィルタ部24は、リッチUIアプリ25とSDKアプリ124との間の、表示制御の連携又は同期のためのインタフェースを、リッチUIアプリ25に提供する。
認証ラッパー部26は、認証管理部1233より通知される、認証状態の変化を示す情報を、リッチUIアプリ25に通知する。
リッチUIアプリ25は、SDKアプリ124による操作パネルに対する表示制御を、情報処理端末20に反映するために、情報処理端末20にインストールされるアプリケーションプログラムである。基本的に、リッチUIアプリ25とSDKアプリ124とは1対1の関係を有する。例えば、図K3において例示されているリッチUIアプリA251は、レガシーアプリA1241のGUIを、リッチUIOS21上で実現するためのリッチUIアプリ25である。
なお、リッチUIOS21やリッチUIアプリ25の「リッチ」とは、レガシーアプリA1241に対する相対的な表現として便宜的に付加されたものであり、リッチUIOS21やリッチUIアプリ25の機能や用途等を限定する趣旨の文言ではない。
続いて、情報処理システム1における表示機構について更に詳しく説明する。図5は、情報処理システムにおける表示機構を説明するための図である。
レガシーアプリA1241が、何らかの表示部品(以下、「表示部品A」という。)の生成をパネル管理部1231に要求すると(S11)、パネル管理部1231は、従来通りコントロールサービス122に対して表示部品Aの生成(表示)を要求すると共に(S12)、端末通信部1232に対して、表示部品Aを生成したことの通知を要求する(S13)。
表示部品Aの生成要求に応じ、コントロールサービス122は、操作パネルが設置されていた頃と同様に、表示部品Aを生成する(S14)。但し、操作パネルは実在しないため、生成された表示部品Aの表示は行われない。
一方、端末通信部1232は、表示部品Aの生成通知をコントローラ通信部22に送信する(S15)。コントローラ通信部22は、表示部品Aの生成をパネルフィルタ部24に通知する(S16)。パネルフィルタ部24は、当該生成要求をリッチUIアプリA251に通知する(S17)。リッチUIアプリA251は、表示部品Aを生成する。生成された表示部品Aは、タッチパネル204に表示される。なお、リッチUIアプリA251が、「表示部品A」をどのような表示部品として生成するかは、リッチUIアプリA251の実装に依存する。例えば、レガシーアプリA1241にとって、「表示部品A」がボタンであっとしても、リッチUIアプリA251は、「表示部品A」を、リッチUIOS21上で表現可能な他の表示部品として生成することもできる。すなわち、リッチUIaプリA251は、レガシーアプリA1241が、パネル管理部1231に対して生成を要求した際に指定した表示部品と異なる形態(種別)の表示部品を生成してもよい。そうすることで、単なるエミュレータと異なり、リッチUIOS21における表現能力を駆使したGUIの構築が実現可能となる。
なお、図5より明らかなように、情報処理端末20が操作パネルに置き換わったことによる影響の大部分は、SDKプラットフォーム123及びコントロールサービス122において吸収されている。したがって、既存の資産であるSDKアプリ124のソースコードの改変の必要性を低減させることができる。
以下、情報処理システム1が実行する処理手順について説明する。図6は、アプリケーションの起動時及び停止時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
例えば、情報処理端末20のタッチパネル204に表示されているホーム画面(初期画面)において、リッチUIアプリA251のアイコンがタッチされると、リッチUIOS21は、選択されたアイコンに対応するリッチUIアプリA251に対して、アクティブであることを通知する(S101)。アクティブであることとは、操作対象として画面の表示領域を占有する地位を得たことをいう。
図7は、ホーム画面の表示例を示す図である。図7において、(1)は、情報処理端末20のタッチパネル204におけるホーム画面510の表示例を示す。また、(2)は、参考までに、画像形成装置10において仮想的に生成されるホーム画面610の例を示す。
例えば、タッチパネル204において、アイコン511が選択されると、ステップS101が実行される。なお、アイコン511は、ホーム画面610のアイコン611に対応する。
続いて、リッチUIアプリA251は、マスク画面をタッチパネル204に表示させる(S102)。マスク画面とは、図5において説明した機構によって、SDKアプリ124からの要求に応じてタッチパネル204に表示される操作画面を隠蔽することで、当該操作画面の可視化のタイミングを、リッチUIアプリA251によって制御可能とするために表示される画面である。例えば、マスク画面には、「しばらくお待ち下さい。」等のメッセージが表示されてもよい。
続いて、リッチUIアプリA251は、リッチUIアプリA251のアプリIDを指定して、オーナー獲得をアプリ管理部23に通知する(S103)。アプリIDは、リッチUIアプリ25ごとの識別情報である。また、オーナー獲得とは、画面の表示領域のオーナー(占有者)としての地位を獲得することをいい、アクティブになることとほぼ同義である。
続いて、アプリ管理部23は、オーナー獲得の通知に指定されたアプリIDに対応するSDKアプリ124のプロダクトIDを判定する(S104)。具体的には、情報処理端末20の補助記憶装置203には、リッチUIアプリ25ごとに設定ファイルが記憶されている。各設定ファイルには、当該設定ファイルに係るリッチUIアプリ25のアプリIDと、当該リッチUIアプリ25に対応するSDKアプリ124のプロダクトIDとが対応付けられて記憶されている。したがって、アプリ管理部23は、オーナー獲得の通知に指定されたアプリIDに対応する設定ファイルよりプロダクトIDを取得する。なお、プロダクトIDとは、SDKアプリ124ごとの識別情報である。
なお、ステップS103において、リッチUIアプリA251は、自らに対応するSDKアプリ124のプロダクトIDを指定して、オーナー獲得をアプリ管理部23に通知してもよい。この場合、リッチUIアプリA251は、自らの設定ファイルより、当該プロダクトIDを取得してもよいし、リッチUIアプリA251のソースコード内に、当該プロダクトIDが記述されていてもよい。リッチUIアプリA251によってプロダクトIDが指定される場合、ステップS104は、実行されなくてもよい。
続いて、アプリ管理部23は、取得されたプロダクトIDを指定して、SDKプラットフォーム123に対して、当該プロダクトIDに係るSDKアプリ124(レガシーアプリA1241)に関するオーナー獲得要求を送信する(S105)。オーナー獲得要求は、指定されたプロダクトIDに係るSDKアプリ124に、オーナーの地位を獲得させることの要求を送信する(S105)。SDKアプリ124にとって、オーナーの地位とは、操作パネルに対する画面の表示領域のオーナーとしての地位である。なお、図6においては省略されているが、アプリ管理部23と、SDKプラットフォーム123との間の通信は、コントローラ通信部22及び端末通信部1232を介して行われる。
続いて、SDKプラットフォーム123は、オーナー獲得要求に指定されたプロダクトIDに係るレガシーアプリA1241を起動させる(S106)。なお、レガシーアプリA1241が既に起動されている場合には、ステップS106はスキップされる。レガシーアプリA1241が既に起動されている場合の一例として、画像形成装置10の起動後に、既に図6の処理が1回以上実行されている場合が挙げられる。
起動されたレガシーアプリA1241は、自らの操作画面の生成処理を開始し、当該生成処理において生成される表示部品が、図5において説明した機構によってタッチパネル204に表示されるが、この処理手順については、後述される。なお、この時点では、タッチパネル204には、マスク画面が表示されているため、各表示部品は、マスク画面に隠蔽された(覆われた)状態となり、ユーザからは見えない状態である。
続いて、SDKプラットフォーム123は、コントロールサービス122に対して、レガシーアプリA1241について、オーナー獲得を要求する(S107)。操作パネルのオーナーの地位については、操作パネルへの表示制御を行うコントロールサービス122によって管理されているからである。
続いて、SDKプラットフォーム123は、レガシーアプリA1241のオーナー獲得の成否を示す応答を、アプリ管理部23に返信する(S108)。アプリ管理部23は、レガシーアプリA1241のオーナー獲得の成否を示す情報を、リッチUIアプリ25に応答する(S109)。
リッチUIアプリ25は、レガシーアプリA1241のオーナー獲得が成功した場合、マスク画面を消去する(S110)。その結果、マスク画面の下に生成されていた操作画面が表示される。ユーザは、リッチUIアプリA251が生成した操作画面を介して、レガシーアプリA1241を操作することができる。
その後、レガシーアプリA1241の利用が終了し、リッチUIアプリA251の停止指示がユーザによって入力されると、リッチUIOS21は、停止通知をリッチUIアプリA251に入力する(S121)。停止通知に応じて、リッチUIアプリA251は、アクティブでなくなる。その結果、操作画面は消去され、タッチパネル204には、例えば、ホーム画面510が表示される。続いて、リッチUIアプリA251は、オーナーのリリース(オーナーの地位の解放)をアプリ管理部23に通知する(S122)。
なお、画像形成装置10側では、依然として、レガシーアプリA1241がオーナーのままであり、オーナーに関して、情報処理端末20と不整合が生じた状態となる。しかし、他のリッチUIアプリ25がアクティブとされた際に、ステップS101以降が実行されることにより、当該リッチUIアプリ25に対応したSDKアプリ124がオーナーとなり、不整合は解消される。また、オーナーについて、画像形成装置10と情報処理端末20とにおいて常に同期している必要はない。したがって、本実施の形態では、ステップS122に続いて、レガシーアプリA1241についてのオーナーのリリース要求は、SDKプラットフォーム123に送信されない。
続いて、ステップS105におけるSDKアプリ124(レガシーアプリA1241)の起動に応じた操作画面の生成処理の詳細について説明する。
図8は、SDKアプリの起動に応じた操作画面の生成処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201において、SDKプラットフォーム123は、レガシーアプリA1241を起動する。なお、ステップS201は、図6におけるステップS105に対応する。レガシーアプリA1241は、起動に応じ、操作画面の生成処理を開始する(S202)。操作画面の生成処理の過程において、レガシーアプリA1241は、操作画面の構成要素である表示部品ごとに、表示部品の生成をパネル管理部1231に要求する(S203)。表示部品の生成要求には、表示部品の個体ごとの識別情報であるコンポーネントIDが指定される。なお、個体ごとの識別情報とは、例えば、表示部品の種別が同じであっても(例えば、同じボタンであっても)、表示部品ごとに値が異なる識別情報である。
パネル管理部1231は、指定されたコンポーネントIDを含む、表示部品の生成の通知を端末通信部1232に要求する(S204)。なお、図5において説明したように、パネル管理部1231は、コントロールサービス122に対して、表示部品の生成を要求するが、図8においては、便宜上、省略されている。
端末通信部1232は、コンポーネントIDを指定して、表示部品の生成通知をパネルフィルタ部24に送信する(S205)。なお、図8では、便宜上、コントローラ通信部22は省略されている。パネルフィルタ部24は、当該コンポーネントIDを指定して、表示部品の生成をリッチUIアプリA251の通知する(S206)。なお、リッチUIアプリA251は、例えば、アクティブになった際に、パネルフィルタ部24からの通知を受けるための通知先(一般的に、コールバック又はリスナーと呼ばれる関数又はメソッド等)を、パネルフィルタ部24に登録しておく。パネルフィルタ部24は、当該通知先に対し表示部品の生成を通知することで、リッチUIアプリA251への表示部品の生成の通知を実現する。
続いて、リッチUIアプリA251は、指定されたコンポーネントIDに対応する表示部品を生成する(S207)。
なお、リッチUIアプリA251は、コンポーネントIDに係る表示部品が、レガシーアプリA1241にとって、どのような表示部品であるかを知っているという前提である。例えば、リッチUIアプリA251の開発者は、レガシーアプリA1241の開発者と同一人物であってもよいし、レガシーアプリA1241のソースコードを理解している人物であってもよい。したがって、リッチUIアプリA251の開発者は、コンポーネントIDに係る表示部品を、リッチUIOS21上において、どのような表示部品によって表現すれば良いかを検討し、コンポーネントIDに対応させてリッチUIアプリA251が生成する表示部品を決定することができる。
ステップS203以降が、操作画面を構成する全ての表示部品に関して実行されると、レガシーアプリA1241の操作画面が、リッチUIアプリA251によって、情報処理端末20のタッチパネル204に再現される。
図9は、操作画面の表示例を示す図である。図9において、(1)は、情報処理端末20のタッチパネルに表示される操作画面520の例を示す。(2)は、参考までに、画像形成装置10において仮想的に生成されるレガシーアプリA1241の操作画面620の例を示す。
例えば、操作画面620におけるボタン621及び622は、操作画面520において、アイコン521及び522に置き換えられている。また、操作画面620におけるボタン623は、操作画面520において、ボタン523に置き換えられている。このように、リッチUIアプリA251は、レガシーアプリA1241と異なった形態の表示部品を生成することで、表現豊かであって、操作性が向上した操作画面を生成することができる。
なお、ユーザから見た場合、図7の(1)のホーム画面510において、アイコン511をタッチすると、図9の操作画面に遷移するように見える。
続いて、操作画面520における表示部品の操作に応じて実行される処理手順の一例について説明する。図10は、操作画面における表示部品の操作に応じて実行される処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
例えば、操作画面620において、いずれかの表示部品が操作されると(S301)、リッチUIアプリA251は、当該表示部品及び当該表示部品に対する操作内容(操作種別)を含む情報であるアクションイベントを、パネルフィルタ部24に通知する(S302)。パネルフィルタ部24は、当該アクションイベントを、パネル管理部1231に送信し(S303)、アクションイベントを受け付けたことを、リッチUIアプリA251に応答する(S304)。
一方、パネル管理部1231は、現在オーナーのレガシーアプリA1241に対して、アクションイベントを通知する(S305)。なお、レガシーアプリA1241は、例えば、オーナーとなった際に、パネル管理部1231からの通知を受けるための通知先(一般的に、コールバック又はリスナーと呼ばれる関数又はメソッド等)を、パネル管理部1231に登録しておく。パネル管理部1231は、当該通知先に対してアクションイベントを通知することで、レガシーアプリA1241へのアクションイベントの通知を実現する。
続いて、アクションイベントに応じて実行される処理手順の一例について説明する。図11は、アクションイベントに応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS305において、アクションイベントを通知されたレガシーアプリA1241は、当該アクションイベントに応じた処理を実行する。例えば、操作対象とされた表示部品の表示属性(表示状態)を変更する必要があれば、レガシーアプリA1241は、当該表示部品のコンポーネントIDを指定して、表示属性の変更をパネル管理部1231に要求する(S401)。なお、ステップS305においてレガシーアプリA1241に通知されるアクションイベントは、レガシーアプリA1241にとっては、例えば、操作画面620(図9の(2))のいずれかの表示部品に対する操作を示すアクションイベントである。すなわち、レガシーアプリA1241は、操作画面620に対応する操作画面520が、情報処理端末20において表示されていることは認識していない。したがって、ステップS305に応じて実行されるステップS401についても、操作パネルを備えた画像形成装置においてレガシーアプリA1241が利用される場合と同じ処理が実行される。
続いて、パネル管理部1231は、指定されたコンポーネントIDを含む表示属性の変更の通知要求を端末通信部1232に要求する(S402)。なお、図5において説明したように、パネル管理部1231は、コントロールサービス122に対して、表示属性の変更を要求するが、図11においては、便宜上、省略されている。
端末通信部1232は、コンポーネントIDを指定して、表示属性の変更通知をパネルフィルタ部24に送信する(S403)。なお、図11では、便宜上、コントローラ通信部22は省略されている。パネルフィルタ部24は、当該コンポーネントIDを指定して、表示属性の変更を、表示部品の生成の通知と同様の方法で、リッチUIアプリA251に通知する(S404)。リッチUIアプリA251は、指定されたコンポーネントIDに対応する表示部品の表示属性を、指定された状態に変更する(S405)。但し、変更の態様は、厳密に指定された状態でなくてもよい。表示属性の変更対象の表示部品の種別が、レガシーアプリA1241における表示部品と、リッチUIアプリA251における表示部品とで異なる場合、表示属性の変更の態様も変わる可能性が有るからである。
例えば、図9の操作画面520において、アイコン521がタッチされた場合、レガシーアプリA1241は、アイコン521を選択状態(例えば、反転表示)とすべきことを判定する。そこで、アイコン521のコンポーネントIDが指定された、選択状態を示す表示属性の変更要求が、パネル管理部1231、端末通信部1232、及びパネルフィルタ部24等を介してレガシーアプリA1241に通知される。そこで、レガシーアプリA1241は、アイコン521を選択状態とさせる。その結果、操作画面520の表示状態は、例えば、図12に示されるようになる。
図12は、操作画面の表示状態の変更例を示す図である。図12の(1)に示される操作画面520では、アイコン521が選択された状態が示されている。なお、(2)に示されるように、コントロールサービス122によって仮想的に生成されている操作画面620においても、ボタン621は、選択状態であることが認識されている。
なお、仮に、操作画面520においてボタン523がタッチされた場合、図10のステップS301〜S305が実行され、レガシーアプリA1241は、自らに実装されているジョブのためのロジックを画像形成装置10に実行させる。この際、レガシーアプリA1241は、ボタン521及び522のいずれが選択されているのかを、例えば、ステップS305に応じて認識しているため、ボタン521又は522が選択された状態に対応するジョブを画像形成装置10に実行させることができる。
また、表示部品の操作に応じて画面を遷移させる必要が有る場合、ステップS305に続いて、図8のステップS202以降が実行される。その結果、新たな画面がタッチパネル204に表示される。
また、表示部品の操作に応じて、ソフトキーボードを表示させ、文字列の入力を受け付ける状態に遷移する必要がある場合、図11の処理手順に代わって、図13の処理手順が実行される。
図13は、ソフトキーボードを表示させる際の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
レガシーアプリA1241は、アクションイベントに応じてソフトキーボードを表示させる必要があると判断すると、ソフトキーボードの生成をパネル管理部1231に要求する(S501)。パネル管理部1231は、ソフトキーボードの生成をコントロールサービス122に要求する(S502)。その結果、画像形成装置10においては、仮想的にソフトキーボードが生成された状態となる。
続いて、パネル管理部1231は、文字列入力要求を端末通信部1232に入力する(S503)。端末通信部1232は、文字列入力要求を、パネルフィルタ部24に送信する(S504)。なお、図13では、便宜上、コントローラ通信部22は省略されている。
続いて、パネルフィルタ部24は、文字列入力要求を、リッチUIアプリA251に通知する(S505)。リッチUIアプリA251は、リッチUIOS21上において生成可能な表示部品によって、文字列の入力用の画面を生成する(S506)。その結果、タッチパネル204に、文字列の入力用の画面が表示される。なお、当該画面は、ソフトキーボードでもよいし、他の表示部品でもよい。
続いて、ステップS506に応じて、ユーザによって文字列が入力された際に実行される処理手順の一例について説明する。図14は、文字列の入力に応じて実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
タッチパネル204に表示されている文字列の入力用の画面において、ユーザによる文字列の入力が確定すると(S601)、リッチUIアプリA251は、文字列の入力結果(入力された文字列)をパネルフィルタ部24に通知する(S602)。パネルフィルタ部24は、文字列の入力結果を、端末通信部1232に送信する(S603)。なお、図14では、便宜上、コントローラ通信部22は省略されている。
続いて、端末通信部1232は、文字列の入力結果をパネル管理部1231に通知する(S604)。文字列の入力結果の通知に応じて、パネル管理部1231は、ソフトキーボードの非表示をコントロールサービス122に要求する(S605)。その結果、仮想的に生成されていたソフトキーボードは、破棄される。続いて、パネル管理部1231は、文字列の入力結果を、ソフトキーボードにおける入力の確定結果として、レガシーアプリA1241に通知する(S606)。すなわち、パネル管理部1231は、レガシーアプリA1241に対して、操作パネル上のソフトキーボードを介して文字列が入力されたように見せかける。レガシーアプリA1241は、通知された文字列を、例えば、ジョブの属性値として記憶する。
続いて、リッチUIアプリA251が、画像形成装置10に保存されているファイルリソース(ファイルに格納されたデータ)を必要とした場合に実行される処理手順の一例について説明する。例えば、従来の操作パネルでは、ファイル名の一覧が表示されていた操作画面において、タッチパネル204上では、サムネイル画像の一覧を表示させたい場合等に、リッチUIアプリA251は、ファイルリソースを必要とする。
図15は、リッチUIアプリが画像形成装置に保存されているファイルリソースを必要とした場合に実行される処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS701において、リッチUIアプリA251は、必要とするファイルリソースのファイルパス名を指定して、ファイルリソースの転送をパネルフィルタ部24に要求する。パネルフィルタ部24は、当該要求に対する識別情報(以下、「受付ID」という。)を生成し、当該受付IDを、リッチUIアプリA251に応答する。なお、受付IDは、ファイルリソースの転送要求(S701)に対して、その応答(後述のステップS708)が、非同期に行われるため、リッチUIアプリA251側で、ステップS708における応答が、いずれの要求に対応するのかを区別可能とするために、リッチUIアプリA251に通知される。
続いて、パネルフィルタ部24は、ファイルパス名を指定して、ファイルリソースの転送要求を端末通信部1232に送信する(S703)。なお、図15では、コントローラ通信部22は、便宜上、省略されている。
続いて、端末通信部1232は、転送要求に指定されたファイルパス名に係るファイルリソースの転送の可否を確認する(S704)。例えば、当該ファイルパス名に係るファイルの存否が確認される。ファイルリソースを転送可能であることが確認された場合、端末通信部1232は、転送要求に指定されたファイルパス名に係るファイルより、ファイルリソースを読み込む(S705)。続いて、端末通信部1232は、ファイルリソースをパネルフィルタ部24に転送する(S706)。なお、複数のファイルリソースが転送される場合、例えば、ファイルリソースごとに、ファイルパス名が対応付けられて転送が行われてもよい。
パネルフィルタ部24は、ファイルリソースを受信すると、情報処理端末20の補助記憶装置203にファイルを生成し、当該ファイルにファイルリソースを保存する(S707)。続いて、パネルフィルタ部24は、受付IDと、ファイルリソースの保存先のファイルのファイルパス名等を含むファイルリソース転送結果を、リッチUIアプリA251に通知する(S708)。
リッチUIアプリA251は、受付IDに基づいて、いずれの要求に対するファイルリソース転送結果であるのかを判定する。その後、リッチUIアプリA251は、通知されたファイルパス名に係るファイルに対するアクセスを行う。
ところで、画像形成装置10へのユーザのログインやログアウトは、情報処理端末20を経由せずに行われうる。例えば、ICカードを利用したカード認証の場合、ユーザが所持するICカードが、画像形成装置10に接続されたカードリーダにセットされることにより、ユーザのログインが行われる。カードリーダへのICカードのセット等は、画像形成装置10のコントロールサービス122によって検知されるため、当該ICカードに基づくログインのための認証処理について、情報処理端末20が関与する必然性は無い。したがって、当該認証処理は、コントロールサービス122によって行われる。また、ユーザのログインは、カードリーダへのICカードのセット状態の解除や、又は情報処理端末20とは別に、画像形成装置10に設けられているハードキーの押下等によって実現されうる。これらのイベントについても、画像形成装置10のコントロールサービス122によって検知される。したがって、これらのイベントに応じたログアウト処理も、コントロールサービス122によって行われる。
一方、リッチUIアプリ25が、画像形成装置10の認証状態の変化に応じて振る舞いを変更させたい場合が有る。振る舞いの変更とは、例えば、処理内容の変更や画面若しくは画面の構成要素等の表示内容又は表示態様の変更等である。画像形成装置10の認証状態の変化とは、例えば、画像形成装置10に対するユーザのログイン若しくはログアウト、又は認証に関する設定の変更等に応じて発生する事象である。
そこで、次に、リッチUIアプリ25に対して、画像形成装置10の認証状態を通知するための処理について説明する。以下においては、リッチUIアプリA251が、画像形成装置10の認証状態に応じて振る舞いを変更する必要の有るリッチUIアプリ25であるとする。この場合、リッチUIアプリA251は、まず、図16に示される処理を実行する必要が有る。
図16は、認証リスナーの登録処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS801において、リッチUIアプリA251は、認証リスナーを指定して、認証ラッパー部26に対して、認証リスナーの登録を要求する。当該要求には、例えば、リッチUIアプリA251に対応するレガシーアプリA1241のプロダクトIDが指定される。認証リスナーとは、画像形成装置10の認証状態が変化したときの通知先を示す情報であり、例えば、当該通知先となるオブジェクトのアドレス又は関数のアドレス等であてもよい。認証ラッパー部26は、リッチUIアプリA251から登録が要求された認証リスナーを、当該要求において指定されたプロダクトIDに対応付けて、例えば、メモリ202に記憶しておく。なお、認証リスナーに対して、プロダクトIDが対応付けられるのは、認証状態は、SDKアプリ124ごとに異なる可能性が有るからである。具体的には、画像形成装置10は、SDKアプリ124ごとに、認証の要否の設定が可能とされている。SDKアプリ124ごとに認証が必要とされる設定が画像形成装置10に対してなされている場合、或るSDKアプリ124に対してユーザはログインしているが、他のSDKアプリ124に対して当該ユーザはログインしていないといった状態が発生しうる。すなわち、SDKアプリ124ごとに、認証状態が異なりうるのである。以下、SDKアプリ124ごとの認証を、「アプリ別認証」という。
図16の処理が実行されることにより、リッチUIアプリA251については、認証状態の変化の通知を受けるための準備は整ったことになる。なお、ステップS801は、リッチUIアプリA251の任意のタイミングに行われてよい。例えば、リッチUIアプリA251の起動直後に行われてもよいし、所定の処理が実行された場合に行われてもよい。
続いて、図17は、リッチUIアプリに対して画像形成装置の認証状態の変化を通知するための処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
コントロールサービス122は、画像形成装置10の認証状態の変化を検知すると、当該認証状態の変化を認証管理部1233に通知する(S811)。ここで通知される情報(以下、「通知情報」という。)は、例えば、図18に示されるような構成を有する。
図18は、認証状態の変化に関する通知情報の構成例を示す図である。図18では、通知情報の種類ごとに、当該種類に属する通知情報を構成する項目、及び各項目の値の例等が示されている。
ログイン通知は、画像形成装置10に対して、又は特定のSDKアプリ124に対してログインが行われたときに通知される通知情報である。ログイン通知は、プロダクトID、ユーザ名、ユーザID、ログイン結果、認証の種類、及び設定中の課金装置種類等の項目を含む。プロダクトIDは、ログイン先が特定のSDKアプリ124である場合に、当該SDKアプリ124のプロダクトIDである。画像形成装置10へのログインに対するログイン通知の場合、例えば、画像形成装置10においてインストールされている又は起動されているSDKアプリ124ごとに、ログイン通知が生成され、認証管理部1233に通知される。ユーザ名は、ログインしたユーザのユーザ名である。ユーザIDは、ログインしたユーザの識別情報である。ログイン結果は、ログインの成否を示す情報である。認証の種類は、ログインにおいて行われた認証の種類である。認証の種類としては、例えば、管理者認証、個人認証、アプリ別認証、及びサービスマン認証等が有る。管理者認証は、ユーザが管理者としてログインする場合に実行される認証である。個人認証とは、ユーザが一般ユーザとしてログインする場合に実行される認証である。なお、管理者とは、特別な権限を有しているユーザをいう。例えば、管理者には、一般ユーザに許可されない、特定の操作が許可される。サービスマン認証は、ユーザがサービスマンとしてログインする場合に実行される認証である。サービスマンとは、画像形成装置10の保守作業を担当する者であり、保守作業のための特別な操作に対する権限を有しているユーザをいう。設定中の課金装置種類は、課金のために利用される装置として設定されている装置である。
ログアウト通知は、画像形成装置10から、又は特定のSDKアプリ124からのログアウトが行われたときに通知される通知情報である。ログアウト通知は、プロダクトID、認証の種類、設定中の課金装置種類、及びログアウト結果等の項目を含む。プロダクトIDは、ログアウト対象が特定のSDKアプリ124である場合に、当該SDKアプリ124のプロダクトIDである。画像形成装置10からのログアウトに対するログアウト通知の場合、例えば、画像形成装置10においてインストールされている又は起動されているSDKアプリ124ごとに、ログアウト通知が生成され、認証管理部1233に通知される。ログアウト結果は、ログアウトの成否を示す情報である。
認証設定変更通知は、画像形成装置10の認証に関する設定が変更されたときに通知される通知情報である。認証設定変更通知は、対象項目及び設定中の課金装置種類等の項目を含む。対象項目は、設定変更の対象とされた設定項目の名前である。
認証設定解除通知は、画像形成装置10の認証に関する設定のうち、設定が解除されたときに通知される通知情報である。認証設定解除通知は、対象項目等を含む。対象項目は、設定が解除された設定項目の名前である。
続いて、認証管理部1233は、当該認証状態の変化を示す通知情報を、端末通信部を介してコントローラ通信部22に送信する(S812)。続いて、コントローラ通信部22は、当該認証状態の変化を示す通知情報を、認証ラッパー部26に通知する(S813)。認証ラッパー部26は、登録された認証リスナーを介して、リッチUIアプリA251に対して通知情報を通知する(S814)。その結果、リッチUIアプリA251は、当該認証状態に応じて、処理内容や画面の表示内容等を変更することができる。なお、通知情報がログイン通知又はログアウト通知の場合、当該ログイン通知のプロダクトIDに対応付いている認証リスナーに係るリッチUIアプリ25に対して通知情報が通知される。
なお、認証ラッパー部26は、各通知情報を、メモリ202等に記憶しておき、図16のステップS801に応じて、記憶している通知情報のうち、認証リスナーの登録要求元に対応する通知情報を、当該登録要求元に通知するようにしてもよい。そうすることにより、当該登録要求元のリッチUIアプリ25は、認証リスナーの登録に応じて、現在の画像形成装置10の認証状態を迅速に把握することができる。認証リスナーの登録要求元に対応する通知情報とは、例えば、ログイン通知又はログアウト通知であれば、当該通知情報に含まれているプロダクトIDが、当該認証リスナーに対応付いているプロダクトIDと一致する通知情報をいう。
なお、認証管理部1233は、レガシーアプリA1241に対しても通知情報を通知する(S815)。その結果、対応関係にあるSDKアプリ124とリッチUIアプリ25との間で、画像形成装置10の認証状態に対する認識を整合させることができる。
その後、リッチUIアプリA251は、画像形成装置10の認証状態を把握する必要が無くなった場合、図19に示される処理を実行する。
図19は、認証リスナーの登録解除処理の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
ステップS821において、リッチUIアプリA251は、ステップS801において登録した認証リスナーを指定して、認証ラッパー部26に対して、認証リスナーの登録解除を要求する。認証ラッパー部26は、登録されている認証リスナーの中で、指定された認証リスナーに一致する認証リスナーの登録を解除する。例えば、該当する認証リスナーがメモリ202より削除される。その結果、当該認証リスナーは、ステップS814における通知先から除外される。すなわち、リッチUIアプリA251は、画像形成装置10の認証状態の変化の通知先から除外される。
なお、図19の処理は、例えば、リッチUIアプリA251の終了時等、リッチUIアプリA251の任意のタイミングで実行されてよい。
上述したように、本実施の形態によれば、操作部の表示能力及び操作性を向上させることができる。また、操作部に情報処理端末20に置き換えることの影響は、SDKプラットフォーム123及びコントロールサービス122等において吸収されている。したがって、SDKアプリ124のロジック部分に関して、改変が行われる必要性を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、画像形成装置10におけるユーザの認証状態に応じて、情報処理端末20の振る舞いを変更することができる。したがって、操作部が、画像形成装置10からは独立した機器によって実現されることによる、利便性又は操作性の劣化等を抑制することができる。
なお、本実施の形態において、レガシーアプリA1241は、第一の処理部の一例である。SDKプラットフォーム123は、第一の通信部の一例である。リッチUIアプリA251は、第二の処理部の一例である。コントローラ通信部22及びパネルフィルタ部24は、第二の通信部の一例である。コントロールサービス122は、検知部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 情報処理システム
10 画像形成装置
11 コントローラ
12 スキャナ
13 プリンタ
14 モデム
15 端末インタフェース
16 ネットワークインタフェース
17 SDカードスロット
20 情報処理端末
21 リッチUIOS
22 コントローラ通信部
23 アプリ管理部
24 パネルフィルタ部
25 リッチUIアプリ
26 認証ラッパー部
80 SDカード
111 CPU
112 RAM
113 ROM
114 HDD
115 NVRAM
121 OS
122 コントロールサービス
123 SDKプラットフォーム
124 SDKアプリ
201 CPU
202 メモリ
203 補助記憶装置
204 タッチパネル
205 無線通信装置
206 機器インタフェース
211 表示装置
212 入力装置
251 リッチUIアプリA
1231 パネル管理部
1232 端末通信部
1233 認証管理部
1241 レガシーアプリA
特開2009−223577号公報

Claims (11)

  1. 操作部を有する機器であって、
    前記機器は、
    第一のプログラムから、前記操作部が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記操作部に送信する第一の通信部とを有し、
    前記操作部は、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該操作部にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を前記操作部に実行させる、
    ことを特徴とする機器。
  2. 前記第二の通信部は、前記第二のプログラムが前記操作部に表示させた表示部品の操作に応じ、当該表示部品の識別情報と前記操作の内容とを含む操作情報を、前記第一の通信部に送信し、
    前記第一の通信部は、前記操作情報を前記第一のプログラムに通知し、
    前記第一のプログラムは、前記操作情報に対応した処理を当該機器に実行させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の機器。
  3. 前記第一の通信部は、前記操作情報に対応した処前の実行に応じた前記第一のプログラムからの要求に応じ、当該操作情報が含む識別情報に係る構成要素の表示状態の変更要求を、前記第二の通信部に送信し、
    前記第二の通信部は、前記表示状態の変更要求を、前記第二のプログラムに通知し、
    前記第二のプログラムは、前記表示状態の変更要求の対象とされた識別情報に係る構成要素の表示状態の変更を前記操作部に実行させる、
    ことを特徴とする請求項2記載の機器。
  4. 前記構成要素は、前記第一のプログラムが前記機器に処理を実行させるための表示部品である請求項1乃至3いずれか一項記載の機器。
  5. 前記操作部は、前記機器と分離可能であり、
    前記第一の通信部と前記第二の通信部とはネットワークを介して通信する請求項1乃至4いずれか一項記載の機器。
  6. 機器の操作部として機能する情報処理端末であって、
    前記機器は、
    第一のプログラムから、前記情報処理端末が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記情報処理端末に送信する第一の通信部とを有し、
    前記情報処理端末は、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該情報処理端末にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を当該情報処理端末に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を当該情報処理端末に実行させる、
    ことを特徴とする情報処理端末。
  7. 機器と、前記機器の操作部として機能する情報処理端末とを含む情報処理システムであって、
    前記機器は、
    第一のプログラムから、前記情報処理端末が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記情報処理端末に送信する第一の通信部とを有し、
    前記情報処理端末は、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該情報処理端末にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を当該情報処理端末に実行させる、
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 操作部を有する機器が、
    第一のプログラムから、前記操作部が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付手順と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知手順と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記操作部に送信する送信手順とを実行し、
    前記操作部は、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該操作部にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を前記操作部に実行させる、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. 機器の操作部として機能する情報処理端末が実行する表示制御方法であって、
    前記機器は、
    第一のプログラムから、前記情報処理端末が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記情報処理端末に送信する第一の通信部とを有し、
    前記情報処理端末が、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該情報処理端末にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する受信手順を実行し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を当該情報処理端末に実行させる、
    ことを特徴とする表示制御方法。
  10. 操作部を有する機器に、
    第一のプログラムから、前記操作部が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付手順と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知手順と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記操作部に送信する送信手順とを実行させ、
    前記操作部は、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該操作部にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する第二の通信部を有し、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を前記操作部に実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  11. 機器の操作部として機能する情報処理端末が実行させるプログラムであって、
    前記機器は、
    第一のプログラムから、前記情報処理端末が表示先ではない画面の構成要素の識別情報が指定された前記構成要素の表示要求を受け付ける受付部と、
    当該機器におけるユーザの認証状態の変化を検知する検知部と、
    前記表示要求、又は前記認証状態の変化を示す通知情報を前記情報処理端末に送信する第一の通信部とを有し、
    前記情報処理端末に、
    前記表示要求又は前記通知情報を受信すると、前記第一のプログラムに対応して当該情報処理端末にインストールされる第二のプログラムへ当該表示要求又は当該通知情報を通知する受信手順を実行させ、
    前記第二のプログラムは、前記表示要求に応じて当該表示要求に指定された識別情報に係る前記構成要素について、当該構成要素とは異なる種別での表示部品の表示を前記操作部に実行させ、前記通知情報に応じて前記構成要素の表示態様の変更を当該情報処理端末に実行させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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