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JP6393509B2 - 縦型洗濯乾燥機 - Google Patents

縦型洗濯乾燥機 Download PDF

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JP6393509B2
JP6393509B2 JP2014085804A JP2014085804A JP6393509B2 JP 6393509 B2 JP6393509 B2 JP 6393509B2 JP 2014085804 A JP2014085804 A JP 2014085804A JP 2014085804 A JP2014085804 A JP 2014085804A JP 6393509 B2 JP6393509 B2 JP 6393509B2
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Description

この発明は、縦型洗濯乾燥機に関し、詳しくは、縦型の洗濯槽を備えた縦型洗濯乾燥機に関する。
乾燥運転後の冷却運転において、横向き回転ドラムと給排気ファンを回転させながら、イオン発生器により発生させた正イオンと負イオンによって、乾燥運転中に衣類に帯電した静電気を除去する衣類乾燥機がある(例えば、特開2012−24506号公報(特許文献1)参照)。
特開2012−24506号公報
しかしながら、上記衣類乾燥機では、横向き回転ドラムの回転により衣類が攪拌されて擦れ合うことにより静電気が発生するために除電効果が十分でないという問題がある。このような問題は、横型の洗濯槽を備えたドラム式洗濯乾燥機においても同様である。
従来、縦型の洗濯槽を備えた縦型洗濯乾燥機において、このような乾燥運転後に洗濯物に帯電した静電気を除去するものは提案されていなかった。
そこで、この発明の課題は、洗濯物に帯電した静電気を効果的に除去できる縦型洗濯乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の縦型洗濯乾燥機は、
縦型の洗濯槽と、
上記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させるための加熱装置と、
上記洗濯槽内に供給するプラスイオンとマイナスイオンからなる除電イオンを発生する除電イオン発生装置と、
上記除電イオン発生装置で発生した上記除電イオンを上記洗濯槽内に吹き出すための送風装置と、
上記加熱装置と上記除電イオン発生装置および上記送風装置を制御する制御装置と
上記加熱装置と上記除電イオン発生装置および上記送風装置を介して上記洗濯槽内の空気が循環する循環経路と、
上記洗濯槽内の空気を外気と入れ換えるための換気装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記加熱装置により上記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥運転を行うと共に、
少なくとも上記乾燥運転の終了後に、上記洗濯槽内の洗濯物が上記洗濯槽に対して静止した状態で、上記除電イオン発生装置により発生させた上記除電イオンを上記送風装置により上記洗濯槽内に供給する除電運転を行うと共に、
上記洗濯槽内の空気が上記循環経路を介して循環する上記除電運転中に、上記換気装置により上記洗濯槽内の空気を外気と定期的に入れ換えることを特徴とする。
ここで、「除電イオン」とは、洗濯物に帯電した静電気を除去する効果を有するイオンである。また「洗濯槽内の洗濯物が洗濯槽に対して静止した状態」とは、洗濯物の入った洗濯槽自体が回転などせずに静止している状態や、洗濯槽が回転しても洗濯物が洗濯槽と共に回転することで洗濯槽に対して洗濯物が相対的に静止している状態である。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電イオン発生装置から発生した上記除電イオンの一部を、上記洗濯槽の上側から上記洗濯槽内の斜め下方に向けて吹き出すように案内する除電イオン案内部を有する。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電イオン案内部は、上記洗濯槽の上部開口の上方に配置され、上記除電イオン発生装置から発生した上記除電イオンの一部を、上記洗濯槽内の底部に向けて吹き出すように案内する。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電運転中に上記洗濯槽を洗濯時の回転速度よりも低い回転速度で回転させる駆動ユニットを備えた。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記洗濯槽内に被除電物を吊り下げるハンガーを係止するためのハンガー係止部と、
上記洗濯槽内の底部に回転可能に取り付けられ、上記制御装置により制御される撹拌翼と
を備え、
上記制御装置は、
上記除電運転において、上記ハンガー係止部に係止させた上記ハンガーによって上記洗濯槽内に吊り下げられた上記被除電物に対して、上記除電イオン発生装置で発生した除電イオンを上記送風装置により供給すると共に、
上記除電運転中に、上記撹拌翼の正回転動作と逆回転動作を交互に行う。
ここで、被除電物は、乾いた洗濯物である衣類やタオル、着用していた衣類、および、収納されていた衣類などを含む。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記送風装置は、上記洗濯槽内の空気を上記加熱装置を介して循環させる循環ファンであって、
上記循環ファンにより上記洗濯槽内の空気が上記加熱装置を介して循環する循環経路を備え、
上記除電イオン発生装置で発生した除電イオンを、上記循環経路を循環する空気と共に上記循環経路の吹出口から上記洗濯槽内に吹き出す。
以上より明らかなように、この発明によれば、乾燥運転の終了後に、洗濯槽内の洗濯物が洗濯槽に対して静止した状態で、除電イオン発生装置により発生させた除電イオンを送風装置により洗濯槽内に供給することによって、洗濯物に帯電した静電気を効果的に除去できる縦型洗濯乾燥機を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の縦型洗濯乾燥機の外観を示す斜視図である。 図2は上記縦型洗濯乾燥機の概略構成を示す右側方から見た縦断面図である。 図3は上記縦型洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 図4は上記縦型洗濯乾燥機の「内部循環モード」における断面模式図である。 図5は上記縦型洗濯乾燥機の「混合循環モード」における断面模式図である。 図6は上記縦型洗濯乾燥機の「外気導入モード」における断面模式図である。 図7は上記縦型洗濯乾燥機の扉を開けた状態を側方から見た縦断面図である。 図8はこの発明の第4実施形態の縦型洗濯乾燥機を側方から見た縦断面図である。
以下、この発明の縦型洗濯乾燥機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の縦型洗濯乾燥機の外観を示す斜視図を示している。
この第1実施形態の縦型洗濯乾燥機は、図1に示すように、金属または合成樹脂製の外箱1と、水槽2,洗濯槽3(図2に示す)の開口を開閉する扉4と、外箱1の上面に運転動作を選択指示入力すると共に運転状態を表示する操作表示部5とを備える。
図2は上記縦型洗濯乾燥機の概略構成を示す右側方から見た縦断面図である。図2に示すように、外箱1は直方体形状に成形され、その外箱1の上面および底面は開口部となっている。また、外箱1の上面開口部には、操作表示部5等が設けられた合成樹脂製の上面パネル11が固定されている。外箱1の底面開口部には、合成樹脂製のベース12が固定されている。
また、外箱1内には、縦型の洗濯槽3と、その洗濯槽3を収納する水槽2を収容している。この洗濯槽3は、洗剤を溶かした水またはすすぎ用の水を溜める。また、水槽2および洗濯槽3は、上側が開口した有底筒状のカップの形状をしており、各々中心軸を垂直にして、水槽2を外側とし、洗濯槽3を内側とする形で同軸に配置されている。
洗濯槽3の上部開口部の縁に、洗濯物の脱水時に洗濯槽3を高速回転させたときに振動を抑制する働きをする環状のバランサ21を装着している。洗濯槽3内の底面に撹拌翼20(パルセータ)を回転可能に配置している。
また、外箱1内の水槽2の下側に、クラッチ・ブレーキ機構31と駆動モータ32とを有する駆動ユニット30を取り付けている。このクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aの先端に撹拌翼20を取り付けている。上記クラッチ・ブレーキ機構31によって、回転軸31aと洗濯槽3とを連結して洗濯槽3を回転させたり、回転軸31aと撹拌翼20とを連結して撹拌翼20を回転させたりする。
また、上記縦型洗濯乾燥機は、外箱1内の上側かつ後面側に、乾燥用空気を洗濯槽3内に供給する送風装置の一例としての送風ユニット50を備えている。送風ユニット50の吹出口に、洗濯槽3へと乾燥空気を吹き込むための吹込ダクト43を接続している。この吹込ダクト43は、除電イオン案内部の一例である。
また、外箱1内の水槽2および洗濯槽3の上側に仕切板6を設けている。そして、水槽2の上端部と仕切板6との間を連結する環状の弾性体7が取り付けられている。これにより、水槽2を含め洗濯槽3と扉4との間の空間を気密状態にし、扉4から下側を乾燥空間として利用できる。
また、上面パネル11に洗濯槽3内に洗濯物を投入するための洗濯物投入口1aを設けている。その洗濯物投入口1aを開閉する扉4を、上面パネル11の奧側で回動可能に支持している。扉4を上下に回動させて洗濯物投入口1aを開閉する。
また、図3は上記縦型洗濯乾燥機の制御ブロック図を示している。この縦型洗濯乾燥機は、図3に示すように、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置100を備えている。この制御装置100は、操作部5aと表示部5bを有する操作表示部5と、水位センサ22と、温度センサ23と、湿度センサ24と、扉開閉センサ25と、クラッチ・ブレーキ機構31と、駆動モータ32と、送風ファン用モータ53と、加熱装置の一例としてのヒータ60と、除電イオン発生装置70と、風路切替機構40の切替弁61と、除電イオン放出弁62および給水弁80が接続されている。制御装置100は、操作部5a,水位センサ22,温度センサ23,湿度センサ24,扉開閉センサ25からの信号に基づいて、表示部5b,クラッチ・ブレーキ機構31,駆動モータ32,送風ファン用モータ53,ヒータ60,除電イオン発生装置70,切替弁61,除電イオン放出弁62および給水弁80を制御する。
図4は上記縦型洗濯乾燥機の「内部循環モード」における断面模式図を示している。図4において、図1,図2に示す構成と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図4に示すように、送風ユニット50は、ハウジング51と、ハウジング51内に配置された送風ファン52と、送風ファン52を回転駆動する送風ファン用モータ53とを有する。この送風ユニット50は、循環ファンの一例である。送風ユニット50の送風ファン52から吹き出す空気を吹込ダクト43により洗濯槽3内に案内する。また、洗濯槽3の内部と送風ファン52の吸込側とを接続する還流ダクト42を設けている。さらに、扉4が閉じられているときに洗濯槽3内からの排気を可能とする排気ダクト45を設けている。
また、送風ファン52の吸込側に、水槽2の外側から送風ファン52に空気を流入させる外気導入ダクト41を接続している。さらに、送風ファン52の吸込側に、還流ダクト42と外気導入ダクト41の合流部の風路を切り替える風路切替機構40を設けている。この風路切替機構40は、電動式の切替弁61を有している。図4では、風路切替機構40の切替弁61によって、還流ダクト42を開き、外気導入ダクト41を閉じている。
上記吹込ダクト43内に、送風ファン52から吹き出す空気を加熱するヒータ60を配置している。
また、送風ファン52の吸込側に吸気フィルタ54を設けると共に、排気ダクト45に排気フィルタ55を設けている。
また、吹込ダクト43の上側に、除電イオンを発生させて吹込ダクト43内に供給する除電イオン発生装置70を設けている。吹込ダクト43には、除電イオン発生装置70の下流側に、除電イオンを機外に放出するための除電イオン放出ダクト44の一端を接続している。この除電イオン放出ダクト44と吹込ダクト43との接続部に、除電イオン放出弁62を配置している。この除電イオン放出弁62は、吹込ダクト43を開いて除電イオン放出ダクト44を閉じた状態(図4に示す)にする一方、除電イオン放出ダクト44を開いて吹込ダクト43を一部開いた状態(図4の一点鎖線で示す)にする。
次に、上記縦型洗濯乾燥機において、洗濯運転とすすぎ運転と脱水運転と乾燥運転および除電運転を行う一連の動作について説明する。なお、除電運転は、少なくとも乾燥運転後に行えばよい。
<洗濯運転>
まず、洗濯槽3内に洗濯物と洗剤を投入した後、扉4を閉じて、操作部5a(図3に示す)を操作して洗濯条件を選択してスタートボタンを押すと、制御装置100は洗濯運転をスタートする。
この洗濯運転では、制御装置100によって、給水弁80を開いて、洗濯槽3内に所定量の水を給水した後、給水弁80を閉じる。
次に、クラッチ・ブレーキ機構31のクラッチ操作によりクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aを撹拌翼20に連結して、駆動モータ32を駆動する。これにより、撹拌翼20が回転して、洗濯槽3内の水を攪拌する。
そして、洗濯運転の開始から所定時間が経過した後、駆動モータ32を停止して、洗濯運転を終了する。
<脱水運転>
次に、制御装置100は脱水運転をスタートする。この脱水運転では、制御装置100によって、クラッチ・ブレーキ機構31のクラッチ操作によりクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aを洗濯槽3に連結して、駆動モータ32を駆動する。これにより、撹拌翼20も洗濯槽3と共に回転する。
上記洗濯槽3が高速で回転することにより、洗濯物が遠心力で洗濯槽3の周壁に押し付けられ、洗濯物に含まれていた洗濯水は、洗濯槽3の脱水孔(図示せず)から放出されて、水槽2の内面で受け止められる。水槽2の内面で受け止められた洗濯水は、水槽2の底部から排水ホースを通って外部に排水される。
そして、脱水運転の開始から所定の脱水時間が経過した後、制御装置100は駆動モータ32を停止し、クラッチ・ブレーキ機構31による制動によって洗濯槽3の回転を止める。
<すすぎ運転>
次に、制御装置100はすすぎ運転をスタートする。このすすぎ運転では、制御装置100によって、給水弁80を開いて、洗濯槽3に所定量の水を洗濯槽3に給水する。
そして、クラッチ・ブレーキ機構31のクラッチ操作によりクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aを撹拌翼20に連結して、駆動モータ32を駆動する。これにより、撹拌翼20が回転して、洗濯槽3内の水を攪拌する。
このすすぎ運転では、給水,攪拌,排水を1回または複数回行う。
<乾燥運転>
次に、制御装置100は乾燥運転をスタートする。この乾燥運転の最初の段階では、制御装置100は、図4に示すように、風路切替機構40の切替弁61により、還流ダクト42を開き、外気導入ダクト41を閉じて、乾燥モードを「内気循環モード」とする。
次に、送風ファン52を駆動して、ヒータ60に通電する。これによって、吹込ダクト43から温風が洗濯槽3に吹き込まれて、洗濯槽3内の洗濯物を加熱した後、還流ダクト42を介して送風ファン52に戻り、洗濯槽3内の空気が循環する。還流ダクト42と吹込ダクト43および送風ユニット50のハウジング51で、洗濯槽3内の空気がヒータ60を介して循環する循環経路を構成している。
この「内気循環モード」では、温風が縦型洗濯乾燥機の外に出ないため、熱が洗濯槽3の内部にこもり、洗濯槽3の内部の温度が速やかに上昇する。また、制御装置100は、洗濯槽3内の洗濯物に温風が均等に当たるように、洗濯槽3を脱水運転時の回転数よりも低い回転数で回転させる。
洗濯槽3の内部の温度が上昇するにつれ、洗濯物から水分が蒸発し、内気循環の空気は水分を多く含むことになる。そして、洗濯槽3の内部温度が所定値まで上昇したことを温度センサ23により検出すると、制御装置100は乾燥モードを次の「混合循環モード」に切り替える。
図5は上記縦型洗濯乾燥機の「混合循環モード」における断面模式図を示している。図5において、図1,図2に示す構成と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
この「混合循環モード」において、風路切替機構40の切替弁61は、外気導入ダクト41を閉じて還流ダクト42を開いた状態(図4に示す)と還流ダクト42を閉じて外気導入ダクト41を開いた状態(図6に示す)との中間に位置している。これにより、還流ダクト42と外気導入ダクト41の両方から空気が送風ファン52に流入するので、還流ダクト42に吸い込まれる空気量が減少し、吹込ダクト43から吹き出す空気の全量を還流ダクト42で引き受けることができなくなる。還流ダクト42で吸い込まれなかった分の空気は、排気ダクト45を介して外部に排出する。
上記排気ダクト45から排出される空気は、水分を多く含むので、洗濯槽3内から水分を効率よく排出できる。一方、洗濯槽3内の空気の全てが排気ダクト45から排出されることなく、空気の一部は還流ダクト42を介して循環するので、洗濯槽3内の高温状態を維持できる。
そして、湿度センサ24により検出された洗濯槽3内の湿度が所定値以下になると、制御装置100によって、送風ファン52と駆動モータ32を停止すると共に、ヒータ60への通電を停止する。
なお、「内気循環モード」から「混合循環モード」への切り替えにあたり、上記の説明では、洗濯槽3の内部の温度が所定値まで上昇したことを温度センサ23が検知したことを切り替えの条件としたが、洗濯槽3の内部湿度が所定値まで上昇したことを湿度センサ24が検知したことを切り替えの条件とするようにしてもよい。
また、「混合循環モード」で乾燥運転を終えるのでなく、その後に図6に示す「外気導入モード」の乾燥運転を追加してもよい。図6において、図1,図2に示す構成と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図6では、風路切替機構40の切替弁61は、還流ダクト42を閉じて外気導入ダクト41を開いている。この「外気導入モード」では、還流ダクト42から洗濯槽3内の空気が吸い込まれず、吹込ダクト43から吹き出される空気は全て排気ダクト45を介して外部に排出される。
上記外気導入ダクト41と吹込ダクト43と排気ダクト45と送風ユニット50で換気装置を構成している。なお、換気装置は、これに限らず、別に設けた他の構成の換気装置であってもよい。
<除電運転>
次に、制御装置100は除電運転をスタートする。この除電運転では、乾燥運転の「内気循環モード」と同様に、風路切替機構40の切替弁61により、還流ダクト42を開き、外気導入ダクト41を閉じて、洗濯槽3内の空気を還流ダクト42と吹込ダクト43および送風ユニット50を介して循環させる(図4参照)。
乾燥運転の終了後に、洗濯槽3や撹拌翼20が回転せずに停止した状態で、除電イオン発生装置70により発生させた除電イオンを送風ファン52により吹込ダクト43を介して洗濯槽3内に供給する除電運転を行うことによって、洗濯物が攪拌されて擦れ合うことにより静電気が発生することなく、洗濯物に帯電した静電気を効果的に除去することができる。
また、図2に示すように、洗濯槽3の上部開口の上方に配置された吹込ダクト43(除電イオン案内部)により、除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、洗濯槽3の上側から洗濯槽3内の斜め下方に向けて矢印R1の方向に吹き出すように案内すると共に、除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、洗濯槽3内の底部に向けて矢印R2の方向に吹き出すように案内する。吹込ダクト43の吹出口43aには、整流板やノズルなどを用いて吹出空気を矢印R1,R2の方向に夫々案内する構成としている。
これによって、洗濯槽3内の底部に溜まった洗濯物に対して、除電イオンを効率よく供給できる。
また、上記除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを、循環経路(還流ダクト42と吹込ダクト43および送風ユニット50)を循環する空気と共に吹込ダクト43の吹出口から洗濯槽3内に吹き出すことによって、乾燥運転で用いられる送風ユニット50(循環ファン)を除電イオン用の送風装置として兼用でき、構成を簡略化することができる。
上記除電運転は、ユーザーが操作部5aの電源スイッチを操作して本体に供給される電源を遮断することにより終了するか、または、洗濯物を洗濯槽3内から取り出すために扉4を開けて、次に扉4を閉じたときに終了する。
なお、上記除電運転は、ユーザーの操作部5a(図3に示す)の操作により、除電運転を行うか否かを設定することが可能である。また、除電運転中は、表示部5b(図3に示す)において点滅ランプなどにより除電運転中であることをユーザーに知らせる。
また、図7は上記縦型洗濯乾燥機の扉4を開けた状態を側方から見た縦断面図を示しており、図7において、図1,図2に示す構成と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図7に示すように、除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部が、洗濯槽3の上側の吹込ダクト43の吹出口から洗濯槽3内の斜め下方に向けて矢印R1の方向に吹き出すことにより、洗濯槽3内の底部から洗濯物をユーザーが取り出すときに、洗濯槽3の上側開口を通過する洗濯物に除電イオンが供給されて静電気が除去され、より効果的な除電ができる。
上記吹込ダクト43の吹出口は、洗濯物を洗濯槽3内から取り出すときに洗濯槽3の上側開口の領域全てに除電イオンを供給する形状にしている。このとき、洗濯槽3の上側の吹込ダクト43の吹出口から、除電イオンを洗濯槽3内の斜め下方に向けて吹き出すことにより、洗濯槽3の内壁に除電イオンが衝突して洗濯槽3外に漏出することを防止できる。また、洗濯物の取り出し時にも、洗濯槽3内の底部に向けて矢印R2の方向に吹き出して、洗濯槽3の底部へ継続的に除電イオンを供給するので、洗濯槽3の底に残る洗濯物に対して除電効果を維持し続けることができる。
なお、洗濯運転の開始の前に、乾燥運転で除電イオンを発生する設定にしてもよい。この場合、乾燥運転時に、制御装置100によって除電イオン発生装置70を動作させて、吹込ダクト43の内部に除電イオンを放出させる。このとき、除電イオン放出弁62によって、吹込ダクト43を開いて、除電イオン放出ダクト44を閉じることにより、放出された除電イオンはすべて洗濯槽3内に供給される。
こうして、乾燥温風と共に洗濯槽3に吹き込まれた除電イオンは、洗濯物に帯電した静電気を除去する。この乾燥運転中の除電は、「内気循環モード」に限らず、「混合循環モード」または「外気導入モード」で除電イオン発生装置70を動作させて除電してもよい。
また、除電イオン発生装置70により発生させた除電イオンに除菌、防カビ、脱臭の機能を有する場合、洗濯をしないときに、除電イオン放出弁62によって、除電イオン放出ダクト44を開いて、吹込ダクト43も一部開くことで、除電、除菌、防カビ、脱臭を目的とする「イオン放出モード」で運転してもよい。
<除電イオン発生装置について>
除電イオン発生装置70は、プラスイオンを発生するプラスイオン発生部とマイナスイオンを発生するマイナスイオン発生部からなる。このプラスイオン発生部とマイナスイオン発生部は、除電イオン発生装置70に互いに所定の間隔をあけて設けられている。
上記除電イオン発生装置70のプラスイオン発生部では、例えば、針電極に実効電圧2kV以上の電圧と、0Vとが切り替わる60Hz(または50Hz)の交流が印加される一方、誘導電極には、0Vの直流が印加される。針電極に実効電圧2kV以上が印加されているときに、針電極と誘導電極との間の電位差によるコロナ放電がおこり、針電極の先端部近傍で空気中の水分子が電離して、水素イオン(H)が生成する。この水素イオンが空気中の水分子と群状態で結合(クラスタリング)し、H(HO)からなるプラスイオンが発生する(mは任意の自然数)。
一方、除電イオン発生装置70のマイナスイオン発生部では、例えば、針電極に実効電圧−2kV以下の電圧と、0Vとが切り替わる60Hz(または50Hz)の交流が印加される一方、誘導電極には、0Vの直流が印加されるようになっており、マイナスイオンが発生するようになっている。このマイナスイオンは、空気中の酸素分子または水分子が電離してできる酸素イオン(O )である。この酸素イオンが空気中の水分子と結合(クラスタリング)して、O (HO)からなる負イオンが発生する(nは任意の自然数)。
この第1実施形態では、プラスイオン発生部とマイナスイオン発生部は、プラスイオン発生部とマイナスイオン発生部の両方に通電して、プラスイオンとマイナスイオンを同時に発生させ、空気にプラスイオンとマイナスイオンの両方を混合する。
なお、除電イオン発生装置は、上記の構成に限らず、洗濯物に帯電した静電気を除去する効果を有するイオンを発生するものであればよい。
〔第2実施形態〕
次に、この発明の第2実施形態の縦型洗濯乾燥機について説明する。この第2実施形態の縦型洗濯乾燥機は、除電運転時の動作を除いて第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1〜図7を援用する。
この第2実施形態の縦型洗濯乾燥機では、除電イオン発生装置70により発生させた除電イオンを洗濯槽3内に供給する除電運転中に、駆動ユニット30によって洗濯槽3を洗濯運転時の回転速度よりも低い回転速度で回転させることで、洗濯槽3内の底部に溜まった洗濯物に対して、除電イオンを略均一に供給でき、除電効果を高めることができる。このとき、洗濯槽3の回転速度は、洗濯槽3内の洗濯物が洗濯槽3に対して静止した状態を保ち、洗濯物同士が擦れ合うことのない低回転速度とする。
なお、除電運転中において、洗濯槽3を連続的に回転させてもよいし、洗濯槽3を断続的に回転させてもよい。
上記第2実施形態の縦型洗濯乾燥機は、第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
次に、この発明の第3実施形態の縦型洗濯乾燥機について説明する。この第3実施形態の縦型洗濯乾燥機は、除電運転時の動作を除いて第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1〜図7を援用する。
この第3実施形態の縦型洗濯乾燥機では、「内気循環モード」で除電運転しているとき、定期的に、風路切替機構40の切替弁61により還流ダクト42を閉じて外気導入ダクト41を開く「外気導入モード」にして、洗濯槽3内の空気を外気と入れ換える。
これにより、除電運転中に、静電気を帯びた洗濯物から洗濯槽3内の空気に静電気が移って滞留しても、換気装置(外気導入ダクト41と吹込ダクト43と排気ダクト45および送風ユニット50)によって洗濯槽3内の空気を定期的に外気と入れ換えることで、帯電した空気を外部に排出でき、除電効果を向上できる。
上記第3実施形態の縦型洗濯乾燥機は、第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
〔第4実施形態〕
図8はこの発明の第4実施形態の縦型洗濯乾燥機を側方から見た縦断面図を示している。この第4実施形態の縦型洗濯乾燥機は、ハンガーを用いた除電運転を除いて第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同一の構成をしており、図1〜図7を援用する。
また、扉4の裏面側にハンガー係止部4aを設けている。このハンガー係止部4aにハンガー200を掛ける。
上記第4実施形態によれば、ハンガー係止部4aに係止させたハンガー200によって、被除電物の一例としての衣類を洗濯槽3内に吊り下げて、洗濯槽内に吊り下げられた衣類に対して、除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを送風ファン52により供給することによって、乾燥運転後の洗濯物に限らず、着用していた衣類などの静電気を除去することができる。ここで、ハンガー200によって洗濯槽3内に吊り下げるものは、被除電物の一例としての衣類に限らず、タオル、着用していた衣類、収納されていた衣類などの被除電物でもよい。
さらに、除電運転中に、撹拌翼20の正回転動作と逆回転動作を交互にかつ間欠的に行うことによって、洗濯槽3内の除電イオンが空気と共に攪拌され、略均一な除電効果が得られる。
なお、撹拌翼20の正回転動作と逆回転動作を交互に連続して繰り返してもよい。
上記第4実施形態の縦型洗濯乾燥機は、第1実施形態の縦型洗濯乾燥機と同様の効果を有する。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の縦型洗濯乾燥機は、
縦型の洗濯槽3と、
上記洗濯槽3内の洗濯物を乾燥させるための加熱装置60と、
上記洗濯槽3内に供給する除電イオンを発生する除電イオン発生装置70と、
上記除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを上記洗濯槽3内に吹き出すための送風装置50と、
上記加熱装置60と上記除電イオン発生装置70および上記送風装置50を制御する制御装置100と
を備え、
上記制御装置100は、
上記加熱装置60により上記洗濯槽3内の洗濯物を乾燥させる乾燥運転を行うと共に、
少なくとも上記乾燥運転の終了後に、上記洗濯槽3内の洗濯物が上記洗濯槽3に対して静止した状態で、上記除電イオン発生装置70により発生させた除電イオンを上記送風装置50により上記洗濯槽3内に供給する除電運転を行うことを特徴とする。
ここで、「除電イオン」とは、洗濯物に帯電した静電気を除去する効果を有するイオンである。また「洗濯槽3内の洗濯物が洗濯槽3に対して静止した状態」とは、洗濯物の入った洗濯槽3自体が回転などせずに静止している状態や、洗濯槽3が回転しても洗濯物が洗濯槽3と共に回転することで洗濯槽3に対して洗濯物が相対的に静止している状態である。
上記構成によれば、加熱装置60により洗濯槽3内の洗濯物を乾燥させる乾燥運転の終了後に、洗濯槽3内の洗濯物が洗濯槽3に対して静止した状態で、除電イオン発生装置70により発生させた除電イオンを送風装置50により洗濯槽3内に供給する除電運転を行うことによって、洗濯物が攪拌されて擦れ合うことにより静電気が発生することなく、洗濯物に帯電した静電気を効果的に除去できる。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、上記洗濯槽3の上側から上記洗濯槽3内の斜め下方に向けて吹き出すように案内する除電イオン案内部43を有する。
上記実施形態によれば、除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、洗濯槽3の上側から洗濯槽3内の斜め下方に向けて吹き出すように除電イオン案内部43により案内することによって、洗濯槽3内の底部から洗濯物をユーザーが取り出すときに、洗濯槽3の上側開口を通過する洗濯物に除電イオンが供給されて静電気が除去され、より効果的な除電ができる。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電イオン案内部43は、上記洗濯槽3の上部開口の上方に配置され、上記除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、上記洗濯槽3内の底部に向けて吹き出すように案内する。
上記実施形態によれば、洗濯槽3の上部開口の上方に配置された除電イオン案内部43により、除電イオン発生装置70から発生した除電イオンの一部を、洗濯槽3内の底部に向けて吹き出すように案内することによって、洗濯槽3内の底部に溜まった洗濯物に対して、除電イオンを効率よく供給できる。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電運転中に上記洗濯槽3を洗濯時の回転速度よりも低い回転速度で回転させる駆動ユニット30を備えた。
上記実施形態によれば、除電運転中に駆動ユニット30によって洗濯槽3を洗濯時の回転速度よりも低い回転速度で回転させることで、洗濯槽3内の底部に溜まった洗濯物に対して、除電イオンを略均一に供給でき、除電効果を高めることができる。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記除電運転中に上記洗濯槽3内の空気を定期的に外気と入れ換えるための換気装置(41,43,45,50)を備えた。
上記実施形態によれば、除電運転中に、静電気を帯びた洗濯物から洗濯槽3内の空気に静電気が移って滞留しても、換気装置(41,43,45,50)によって洗濯槽3内の空気を定期的に外気と入れ換えることで、帯電した空気を外部に排出でき、除電効果を向上できる。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記洗濯槽3内に被除電物を吊り下げるハンガー200を係止するためのハンガー係止部4aと、
上記洗濯槽3内の底部に回転可能に取り付けられ、上記制御装置100により制御される撹拌翼20と
を備え、
上記制御装置100は、
上記除電運転において、上記ハンガー係止部4aに係止させた上記ハンガー200によって上記洗濯槽3内に吊り下げられた上記被除電物に対して、上記除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを上記送風装置50により供給すると共に、
上記除電運転中に、上記撹拌翼20の正回転動作と逆回転動作を交互に行う。
ここで、被除電物は、乾いた洗濯物である衣類やタオル、着用していた衣類、および、収納されていた衣類などを含む。
上記実施形態によれば、ハンガー係止部4aに係止させたハンガー200によって洗濯槽3内に被除電物を吊り下げて、洗濯槽3内に吊り下げられた被除電物に対して、除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを送風装置50により供給することによって、乾燥運転後の洗濯物に限らず、着用していた衣類などの静電気を除去することができる。さらに、除電運転中に、撹拌翼20の正回転動作と逆回転動作を交互に行うことによって、洗濯槽3内の除電イオンが空気と共に攪拌され、略均一な除電効果が得られる。
なお、撹拌翼20は、正回転動作と逆回転動作を交互に連続しても行ってもよいし、正回転動作と逆回転動作を交互にかつ間欠的に行ってもよい。
また、一実施形態の縦型洗濯乾燥機では、
上記送風装置50は、上記洗濯槽3内の空気を上記加熱装置60を介して循環させる循環ファンであって、
上記循環ファンにより上記洗濯槽3内の空気が上記加熱装置60を介して循環する循環経路(42,43,51)を備え、
上記除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを、上記循環経路(42,43,51)を循環する空気と共に上記循環経路(42,43,51)の吹出口から上記洗濯槽3内に吹き出す。
上記実施形態によれば、除電イオン発生装置70で発生した除電イオンを、循環経路(42,43,51)を循環する空気と共に循環経路(42,43,51)の吹出口から洗濯槽3内に吹き出すことによって、乾燥運転で用いられる循環ファンを除電イオン用の送風装置として兼用でき、構成を簡略化できる。
1…外箱
2…水槽
3…洗濯槽
4…扉
4a…ハンガー係止部
5…操作表示部
5a…操作部
5b…表示部
6…仕切板
7…弾性体
11…上面パネル
12…ベース
20…撹拌翼
21…バランサ
22…水位センサ
23…温度センサ
24…湿度センサ
25…扉開閉センサ
30…駆動ユニット
31…クラッチ・ブレーキ機構
32…駆動モータ
40…風路切替機構
41…外気導入ダクト
42…還流ダクト
43…吹込ダクト
44…除電イオン放出ダクト
45…排気ダクト
50…送風ユニット
51…ハウジング
52…送風ファン
53…送風ファン用モータ
54…吸気フィルタ
55…排気フィルタ
60…ヒータ
61…切替弁
62…除電イオン放出弁
70…除電イオン発生装置
80…給水弁
100…制御装置
200…ハンガー

Claims (4)

  1. 縦型の洗濯槽と、
    上記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させるための加熱装置と、
    上記洗濯槽内に供給するプラスイオンとマイナスイオンからなる除電イオンを発生する除電イオン発生装置と、
    上記除電イオン発生装置で発生した上記除電イオンを上記洗濯槽内に吹き出すための送風装置と、
    上記加熱装置と上記除電イオン発生装置および上記送風装置を制御する制御装置と
    上記加熱装置と上記除電イオン発生装置および上記送風装置を介して上記洗濯槽内の空気が循環する循環経路と、
    上記洗濯槽内の空気を外気と入れ換えるための換気装置と
    を備え、
    上記制御装置は、
    上記加熱装置により上記洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる乾燥運転を行うと共に、
    少なくとも上記乾燥運転の終了後に、上記洗濯槽内の洗濯物が上記洗濯槽に対して静止した状態で、上記除電イオン発生装置により発生させた上記除電イオンを上記送風装置により上記洗濯槽内に供給する除電運転を行うと共に、
    上記洗濯槽内の空気が上記循環経路を介して循環する上記除電運転中に、上記換気装置により上記洗濯槽内の空気を外気と定期的に入れ換えることを特徴とする縦型洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載の縦型洗濯乾燥機において、
    上記除電イオン発生装置から発生した上記除電イオンの一部を、上記洗濯槽の上側から上記洗濯槽内の斜め下方に向けて吹き出すように案内する除電イオン案内部を有することを特徴とする縦型洗濯乾燥機。
  3. 請求項2に記載の縦型洗濯乾燥機において、
    上記除電イオン案内部は、上記洗濯槽の上部開口の上方に配置され、上記除電イオン発生装置から発生した上記除電イオンの一部を、上記洗濯槽内の底部に向けて吹き出すように案内することを特徴とする縦型洗濯乾燥機。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の縦型洗濯乾燥機において、
    上記除電運転中に上記洗濯槽を洗濯時の回転速度よりも低い回転速度で回転させる駆動ユニットを備えたことを特徴とする縦型洗濯乾燥機。
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