JP6376051B2 - 電動駆動装置 - Google Patents
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Description
該インバータに接続し、上記交流電力によって駆動するモータと、
上記インバータ及び上記モータを収容する金属製のケースとを備え、
該ケースは、上記インバータを収容する第1ケース部分と、上記モータを収容する第2ケース部分との、2つのケース部分を組み合わせてなり、
上記第1ケース部分と上記第2ケース部分との接合部には、少なくとも一部が絶縁材料からなり、上記接合部をシールするシール部材が設けられ、
上記ケースに、上記接合部の少なくとも一部を覆い、上記シール部材を通って上記ケースの内側から外側、又は外側から内側へ伝わる放射ノイズを遮蔽する遮蔽板が形成されていることを特徴とする電動駆動装置にある。
そのため、この遮蔽板によって放射ノイズを遮蔽することができる。したがって、ケース内から発生した放射ノイズを遮蔽板によって遮蔽でき、この放射ノイズがシール部材を通ってケース外に漏洩することを抑制できる。また、上記構成にすると、ケース外から発生した放射ノイズを遮蔽板によって遮蔽でき、この放射ノイズがシール部材を通ってケース内に侵入することを抑制できる。
上記電動駆動装置に係る実施例について、図1〜図11を用いて説明する。本例の電動駆動装置1は、図1に示すごとく、インバータ2と、モータ3と、金属製のケース4とを備える。インバータ2は、直流電力と交流電力との間で電力変換を行う。モータ3は、インバータ2に接続しており、上記交流電力によって駆動する。ケース4には、インバータ2及びモータ3が収容されている。
第1ケース部分41と第2ケース部分42との接合部5には、該接合部5をシールするシール部材6が設けられている。シール部材6は、少なくとも一部が絶縁材料からなる。
図1、図2に示すごとく、ケース4に、接合部5の一部を覆い、シール部材6を通ってケース4の内側から外側、又は外側から内側へ伝わる放射ノイズNを遮蔽する遮蔽板43が形成されている。遮蔽板43は第1ケース部分41と一体に形成されており、金属からなる。
そのため、図4に示すごとく、遮蔽板43によって放射ノイズNを遮蔽することができる。したがって、ケース4内から発生した放射ノイズNを遮蔽板43によって遮蔽でき、この放射ノイズNがシール部材6を通ってケース4外に漏洩することを抑制できる。また、ケース4外から発生した放射ノイズNを遮蔽板43によって遮蔽でき、この放射ノイズNがシール部材6を通ってケース4内に侵入することを抑制できる。
そのため、遮蔽板43を、電動駆動装置1を製造する際に突出電子部品25を保護する部材として利用することが可能になる。すなわち、第1ケース部分41と第2ケース部分42とを組み合わせるときに、位置ずれが生じることがある。そのため、仮に図18に示すごとく、遮蔽板43を形成しなかったとすると、製造時に第1ケース部分41が位置ずれすると、突出電子部品25が第2ケース部分42に当接する可能性が生じる。また、図13に示すごとく、遮蔽板43をケース4の外側に形成することも可能であるが、この場合も、製造時に第1ケース部分41が位置ずれすると、突出電子部品25が第2ケース部分42に当接する可能性がある。さらに、図12に示すごとく、遮蔽板43を第2ケース部分42に形成することも可能であるが、この場合、製造時に第1ケース部分41が位置ずれすると、突出電子部品25が遮蔽板43に当接するおそれがある。これに対して、図10に示すごとく、本例のように、遮蔽板43を第1ケース部分41に形成し、かつケース4の内側に形成すれば、製造時に第1ケース部分41が位置ずれした場合、遮蔽板43が第2ケース部分42に当接するため、突出電子部品25を保護することが可能になる。
このようにすると、バスバー7から発生しケース4外に漏洩する放射ノイズNを、遮蔽板43によって効果的に遮蔽できる。
このようにすると、バスバー7から発生した放射ノイズNを効果的に遮蔽できる。すなわち、バスバー7に交流電流Iが流れると、バスバー7の周囲に交流磁界Hが発生し、この交流磁界Hが原因となって、放射ノイズNが発生する。交流磁界Hが遮蔽板43に交差すると、遮蔽板43に渦電流iが流れる。この渦電流iの周囲に発生した磁界によって、バスバー7の交流磁界Hが弱められる。本例のようにバスバー7をZ方向に延出させれば、バスバー7に流れる交流電流Iの向きと、遮蔽板43の突出方向とを平行にすることができる。そのため、渦電流iを、遮蔽板43の突出方向に流すことができる。したがって、渦電流iを、遮蔽板43内の比較的長い距離にわたって流すことができ、交流磁界Hを効果的に低減できる。そのため、放射ノイズNを効果的に遮蔽できる。
このようにすると、介在遮蔽板43aが、X方向に長い形状に形成されているため、バスバー7から発生する放射ノイズNを介在遮蔽板43aによって遮蔽しやすい。
以下の実施例においては、図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
本例は、遮蔽板43を形成する位置を変更した例である。図13に示すごとく、本例の遮蔽板43は、接合部5を、ケース4の外側から覆う位置に形成されている。遮蔽板43は、第1ケース部分41から第2ケース部分42側に突出するよう形成されている。この遮蔽板43によって、ケース4内からシール部材6を通ってケース4外に漏出した放射ノイズNを遮蔽すると共に、ケース4外からケース4内に侵入する放射ノイズNを遮蔽している。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
本例は、遮蔽板43を形成する位置を変更した例である。図14に示すごとく、本例の遮蔽板43は、接合部5を、ケース4の外側から覆う位置に形成されている。遮蔽板43は、第2ケース部分42から第1ケース部分41側に突出している。この遮蔽板43によって、ケース4内からシール部材6を通ってケース4外に漏出した放射ノイズNを遮蔽すると共に、ケース4外からケース4内に侵入する放射ノイズNを遮蔽している。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
本例は図15に示すごとく、第1ケース部分41に形成した遮蔽板43を、第2ケース部分42に接触させた例である。これにより、遮蔽板43と第2ケース部分42との間に隙間G(図4参照)が形成されないようにしている。隙間Gが形成されていると、僅かな放射ノイズNが隙間Gを通過する可能性があるが、本例のように、隙間Gが形成されないようにすれば、このような可能性を低減できる。そのため、ケース4内に侵入する放射ノイズNや、ケース4外に漏洩する放射ノイズNの量をより低減できる。
その他、実施例1と同様の構成および作用効果を備える。
2 インバータ
3 モータ
4 ケース
41 第1ケース部分
42 第2ケース部分
43 遮蔽板
5 接合部
6 シール部材
Claims (5)
- 直流電力と交流電力との間で電力変換を行うインバータ(2)と、
該インバータ(2)に接続し、上記交流電力によって駆動するモータ(3)と、
上記インバータ(2)及び上記モータ(3)を収容する金属製のケース(4)とを備え、
該ケース(4)は、上記インバータ(2)を収容する第1ケース部分(41)と、上記モータ(3)を収容する第2ケース部分(42)との、2つのケース部分(41,42)を組み合わせてなり、
上記第1ケース部分(41)と上記第2ケース部分(42)との接合部(5)には、少なくとも一部が絶縁材料からなり、上記接合部(5)をシールするシール部材(6)が設けられ、
上記ケース(4)に、上記接合部(5)の少なくとも一部を覆い、上記シール部材(6)を通って上記ケース(4)の内側から外側、又は外側から内側へ伝わる放射ノイズを遮蔽する遮蔽板(43)が形成されていることを特徴とする電動駆動装置(1)。 - 上記インバータ(2)を構成し、その一部が上記接合部(5)よりも上記第2ケース部分(42)側に突出した状態で上記第1ケース部分(41)内に配された突出電子部品(25)を備え、上記遮蔽板(43)は、上記第1ケース部分(41)から上記第2ケース部分(42)側に突出し、かつ上記ケース(4)の内側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動駆動装置(1)。
- 上記第1ケース部分(41)に収容された電子部品と、上記第2ケース部分(42)に収容された電子部品とを互いに接続する複数のバスバー(7)を備え、個々の該バスバー(7)は、上記ケース(4)内において上記接合部(5)に隣り合う位置に設けられ、上記複数のバスバー(7)のうち少なくとも一部の上記バスバー(7)と上記接合部(5)との間に、上記遮蔽板(43)が介在していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動駆動装置(1)。
- 上記遮蔽板(43)は、上記2つのケース部分(41,42)のうち一方の上記ケース部分から他方の上記ケース部分へ向かって突出しており、上記バスバー(7)は上記遮蔽板(43)の突出方向に延出していることを特徴とする請求項3に記載の電動駆動装置(1)。
- 上記バスバー(7)と上記接合部(5)との間に介在する上記遮蔽板(43)である介在遮蔽板(43a)は、複数の上記バスバー(7)の配列方向における長さが、上記突出方向における長さよりも長い形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の電動駆動装置(1)。
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