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JP6372682B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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JP6372682B2 JP2014061400A JP2014061400A JP6372682B2 JP 6372682 B2 JP6372682 B2 JP 6372682B2 JP 2014061400 A JP2014061400 A JP 2014061400A JP 2014061400 A JP2014061400 A JP 2014061400A JP 6372682 B2 JP6372682 B2 JP 6372682B2
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Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。
一般的な太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルと、太陽電池セルの表面側に設けられた第1保護部材と、太陽電池セルの裏面側に設けられた第2保護部材とを備える。太陽電池セルの色は、例えば黒色である。ゆえに、太陽電池セルを目立たなくして意匠性を向上させるため、黒色の第2保護部材を用いた太陽電池モジュールが知られている。例えば、特許文献1は、可視光を吸収して波長700〜1200nmの光を透過する吸収層と、吸収層を透過した光を反射する反射層と、吸収層と反射層との間に設けられた充填材層とを備えた太陽電池モジュールを開示している。
WO2013/080579
太陽電池モジュールには、出力の向上が求められている。但し、太陽電池モジュールの出力を向上させるにあたって意匠性が損なわれると、商品価値が低下してしまう。本発明の目的は、意匠性に優れ、且つ出力の高い太陽電池モジュールを提供することである。
本発明に係る太陽電池モジュールは、複数の太陽電池セルと、太陽電池セルの受光面側に設けられた受光面側保護部材と、太陽電池セルの裏面側に位置する裏側領域のうち、隣接する複数の太陽電池セルの間隙に対応する間隙領域に設けられ、少なくとも可視光の一部を吸収する吸収層と、裏側領域のうち、少なくとも太陽電池セルに覆われた隠れ領域に設けられ、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する反射層とを備え、吸収層は、間隙領域の略全域において、反射層に覆われず露出しており、反射層は、隠れ領域の少なくとも一部において、吸収層に覆われず露出している。
即ち、間隙領域において、吸収層の受光面側に向いた面(以下、「第1面」という)の略全域が反射層に覆われず露出し、且つ隠れ領域において、反射層の第1面の少なくとも一部、好ましくは略全域が吸収層に覆われず露出している。吸収層及び反射層のいずれが受光面側に設けられていてもよいが、間隙領域においては、吸収層の受光面側に反射層が存在せず、隠れ領域の少なくとも一部においては、反射層の受光面側に吸収層が存在しない。
本発明によれば、意匠性に優れ、且つ出力の高い太陽電池モジュールを提供することができる。
第1実施形態である太陽電池モジュールの断面図である。 図1のパネル部分を拡大して示す図である。 第1実施形態である裏面側保護部材の平面図である。 第1実施形態である太陽電池モジュールにおいて、反射層の配置を説明するための図である。 第2実施形態である太陽電池モジュールの断面図である。 第2実施形態である太陽電池モジュールの作用効果を説明するための図である。 実施形態の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、実施形態の一例について詳細に説明する。
実施形態において参照する図面は、模式的に記載されたものであり、図面に描画された構成要素の寸法比率などは、現物と異なる場合がある。具体的な寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本明細書において、太陽電池モジュール、太陽電池パネル、太陽電池セル、及び光電変換部の「受光面」とは光が主に入射する面を意味し、「裏面」とは受光面と反対側の面を意味する。太陽電池モジュールに入射する光のうち、例えば50%超過〜100%の光が受光面側から入射する。
本明細書において、「略**」との記載は、「略全域」を例に挙げて説明すると、全域はもとより実質的に全域と認められるものを含む意図である。また、「第1の部材上に第2の部材を設ける」等の記載は、特に限定を付さない限り、第1及び第2の部材が直接接触して設けられる場合のみを意図しない。即ち、この記載は第1及び第2の部材の間に他の部材が存在する場合を含む。
以下では、吸収層及び反射層が、裏面側保護部材と裏面側封止層との間に設けられた形態を例示するが、各層の配置はこれに限定されない。例えば、裏面側封止層を構成する樹脂中に後述の色材を含有させて、封止層を吸収層のみ、もしくは吸収層及び反射層として機能させてもよい。或いは、裏面側保護部材を構成する樹脂中に色材を含有させて、裏面側保護部材に吸収層及び反射層の機能を持たせてもよい。
<第1実施形態>
以下、図1〜図4を参照しながら、第1実施形態である太陽電池モジュール10について詳細に説明する。図1は太陽電池モジュール10の断面図、図2は図1のパネル部分の拡大図である(配線材15は省略)。図3は、吸収層20及び吸収層30が形成された第2保護部材13を抜き出して示す平面図である。図3では、吸収層20が露出した部分にドットを付し、太陽電池セル11に覆われる隠れ領域18bの輪郭線を点線で示している。図4は、反射層21の配置を説明するための図である。
図1に例示するように、太陽電池モジュール10は、複数の太陽電池セル11と、太陽電池セル11の受光面側に設けられた受光面側保護部材である第1保護部材12と、太陽電池セル11の裏面側に設けられた裏面側保護部材である第2保護部材13とを備える。太陽電池セル11は、第1保護部材12及び第2保護部材13により挟持されると共に、各保護部材の間に設けられた封止層14により封止されている。封止層14は、充填剤層とも呼ばれる。詳しくは後述するが、太陽電池モジュール10は、少なくとも可視光の一部を吸収する吸収層20と、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する反射層21とを備える。なお、可視光とは波長380〜780nmの光を意味する。
本実施形態では、複数の太陽電池セル11が略同一平面上に配置されている。隣り合う太陽電池セル11は、配線材15によって直列に接続され、これにより太陽電池セル11のストリングが形成される。配線材15は、隣り合う太陽電池セル11の間でモジュールの厚み方向に曲がり、一方の太陽電池セル11の受光面と他方の太陽電池セル11の裏面とに接着剤等を用いてそれぞれ取り付けられる。配線材15の一部は、ストリングの端から延出して、出力用の配線材(図示せず)に接続される。出力用の配線材は、例えば第2保護部材13の裏側に引き出されて端子ボックス(図示せず)に引き込まれる。
太陽電池セル11、第1保護部材12、第2保護部材13、及び封止層14は、太陽電池パネル16を構成する。封止層14は、第1保護部材12と接するように設けられた受光面側封止層14aと、第2保護部材13と接するように設けられた裏面側封止層14bとを含む。受光面側封止層14aと裏面側封止層14bとは、同じ材料であってもよいし、異なる材料であってもよい。太陽電池パネル16は、上記のように太陽電池セル11のストリングが各保護部材により挟まれた板状体であって、例えば平面視(パネル面に対して垂直な方向から見た場合)において略矩形形状を有する。
太陽電池セル11は、太陽光を受光することでキャリアを生成する光電変換部を備える。光電変換部は、生成したキャリアを収集する電極として、光電変換部の受光面上に形成される受光面電極と、裏面上に形成される裏面電極とを有する(いずれも図示せず)。各電極には、配線材15が電気的に接続される。但し、太陽電池セル11の構造はこれに限定されず、例えば光電変換部の裏面上のみに電極が形成された構造であってもよい。なお、裏面電極は表面電極よりも大面積に形成されることが好ましく、電極面積が大きい方の面(又は電極が形成される面)が太陽電池セル11の「裏面」であるといえる。
光電変換部は、例えば結晶系シリコン(Si)、ガリウム砒素(GaAs)、インジウム燐(InP)等の半導体基板と、半導体基板上に形成された非晶質半導体層と、非晶質半導体層上に形成された透明導電層とを有する。具体例としては、n型単結晶シリコン基板の一方の面上にi型非晶質シリコン層、p型非晶質シリコン層、及び透明導電層を順に形成し、他方の面上にi型非晶質シリコン層、n型非晶質シリコン層、及び透明導電層を順に形成した構造が挙げられる。透明導電層は、酸化インジウム(In23)や酸化亜鉛(ZnO)等の金属酸化物に、SnやSb等をドープした透明導電性酸化物から構成されることが好ましい。
第1保護部材12には、例えばガラス基板や樹脂基板、樹脂フィルム等の透光性を有する部材を用いることができる。これらのうち、耐熱性、耐久性等の観点から、ガラス基板を用いることが好ましい。ガラス基板の厚みは、例えば0.5mm〜6mm程度である。
第2保護部材13には、第1保護部材12と同じ透明な部材を用いてもよいし、不透明な部材を用いてもよい。本実施形態では、第2保護部材13として樹脂フィルムを用いる。樹脂フィルムは特に限定されないが、好ましくはポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムである。樹脂フィルムの厚みは、例えば50〜300μm程度である。
太陽電池モジュール10は、太陽電池パネル16の端縁部に取り付けられるフレーム17を備えることが好適である。フレーム17は、太陽電池パネル16の端縁部を保護すると共に、太陽電池モジュール10を屋根等に設置する際に利用される。フレーム17は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属製であって、中空構造の本体部と、太陽電池パネル16の端縁部が嵌め込まれる凹部とを有する。フレーム17の凹部と太陽電池パネル16との隙間には、例えばシリコーン樹脂系接着剤等が充填される。
以下、図2〜図4を適宜参照しながら、吸収層20及び反射層21について詳説する。
図2及び図3に示すように、吸収層20及び反射層21は、太陽電池セル11の裏面側に位置する裏側領域18に設けられる。本実施形態では、第2保護部材13と封止層14との間に、吸収層20及び反射層21が設けられている。具体的には、第2保護部材13の受光面側に向いた第1面の略全域に吸収層20が形成されており、吸収層20上の一部に反射層21が形成されている。即ち、反射層21の裏側(第2面側)に吸収層20が設けられ、受光面側から反射層21、吸収層20、第2保護部材13の順に配置されている。
吸収層20及び反射層21は、第2保護部材13の第1面に形成されることが好適である。例えば、各層の構成材料を含むインキを、第2保護部材13上にグラビア印刷して吸収層20、反射層21を形成することができる。各層の形成方法としては、グラビア印刷に限定されず、例えばグラビア印刷以外の印刷法(フレキソ印刷等)や、色材を含有する樹脂シートを第2保護部材13上にラミネートする方法が挙げられる。反射層21が金属層である場合は、第2保護部材13上又は第2保護部材13を構成する樹脂フィルムの間に金属箔をラミネートする方法や、第2保護部材13上に金属を蒸着する方法が例示できる。
吸収層20は、少なくとも可視光の一部を吸収する層であって、少なくとも間隙領域18aに設けられる。間隙領域18aとは、裏側領域18のうち、隣接する複数の太陽電池セル11の間隙に対応する領域である。吸収層20は、間隙領域18aに加えて太陽電池パネル16の端縁部に設けられることが好適である。詳述すると、吸収層20は、太陽電池セル11と太陽電池パネル16の端との間であって、受光面に垂直な方向から見て太陽電池セル11の端縁領域に重畳するように設けられることが好適である。
吸収層20は、間隙領域18aの略全域において、反射層21に覆われず露出している。即ち、間隙領域18aの略全域において、吸収層20の第1面が反射層21に覆われておらず、吸収層20における可視光の吸収を阻害する層が吸収層20の受光面側に存在しない。さらに、吸収層20は、太陽電池パネル16の端縁部において、反射層21に覆われず露出している。つまり、太陽電池パネル16を受光面側から見たときに、太陽電池セル11が配置されていない部分に吸収層20が配置される。
吸収層20は、例えば太陽電池セル11と同様の色を有し、太陽電池セル11と間隙領域18aとの境界を不明瞭にする役割を果たす。太陽電池セル11は、通常、黒色又は濃紺色であるから、吸収層20の色は、例えば黒色又は濃紺色に調整される。太陽電池セル11と間隙領域18aとの境界を不明瞭にするためには、太陽電池セル11と吸収層20の色相だけでなく、それぞれの色調(明度及び彩度)も同程度に調整することが好ましい。
吸収層20は、例えば可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光吸収率を有する(以下、可視光波長の全範囲の光吸収率を「可視光吸収率」という)。可視光線の波長域は、JIS−Z8120に記載の「短波長限界は360〜400nm、長波長限界は760〜830nm」に基づき、380nm以上800nm未満とする。また、波長800nm以上1mm以下の光を赤外線、波長800nm以上2500nm以下の光を近赤外線とする。この場合、吸収層20の色は、太陽電池セル11の色と同様の黒色、濃紺色、又はこれに近い色となる。吸収層20を黒色にする場合、吸収層20の可視光吸収率は、好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上、特に好ましくは70%以上、最も好ましくは80%以上である。
吸収層20の光吸収率A(%)は、紫外・可視分光光度計を用いて、吸収層20の光透過率T(%)及び光反射率R(%)を測定し、次式により算出できる。
A=100−T−R
光透過率及び光反射率の測定(反射層21の光反射率の測定についても同様)は、JIS−K7375に基づいて行うことができる。
吸収層20は、例えば樹脂皮膜中に色材が分散した構造を有する(後述の図6参照)。吸収層20の色(色相、色調)及び可視光吸収率は、例えば色材の種類や濃度、層の厚み等を適宜変更するにより調整できる。吸収層20を構成する樹脂としては、例えば第2保護部材13及び封止層14に対する密着性が良好で、吸収層20の光学特性を損なわないものであれば、特に限定されず、印刷インキに用いられるバインダ樹脂等を適用できる。
吸収層20の色を黒色にする場合、色剤として、例えばカーボンブラック、アニリンブラック、チタンブラック、非磁性フェライト、マグネタイト等の黒色顔料を用いることができる。また、黄色顔料や赤色顔料、青色顔料等を混合して、吸収層20の色を黒色又は濃紺色に調整してもよい。色材の含有量は、例えば吸収層20の体積に対して5〜50体積%程度である。吸収層20の厚みは、グラビア印刷で吸収層20を形成する場合、例えば1〜50μm程度であり、好ましくは5〜30μm程度である。
なお、吸収層20の色は黒色、濃紺色に限定されず、太陽電池セル11の色等に応じて適宜変更できる。また、吸収層20の色は太陽電池セル11と同様の色に限定されず、例えば市場で求められるデザインに応じて、太陽電池セル11と全く異なる色(例えば、黄色、緑色、赤色などの白色以外の色)にすることもできる。
吸収層20は、例えば可視光の一部について70%以上の光吸収率を有していてもよい。吸収層20の色は、上記のように可視光吸収率が70%以上であれば略黒色となるが、可視光波長のうち特定の範囲のみで光吸収率が高く、可視光の一部を反射する場合、例えば黄色や緑色、赤色となる。吸収層20を赤色に調整したい場合は、例えば色材として赤色顔料を用いる。
吸収層20は、例えば可視光よりも長波長の光を透過する。具体的には、波長780〜1200nmの光(以下、「近赤外光」という)を多く透過することが好ましい。即ち、好適な吸収層20は、可視光の吸収率が高く、近赤外光の透過率が高い。これにより、意匠性を損なうことなく、吸収層20を透過した近赤外光を太陽電池セル11に入射させて光の利用効率を高めることができる。本実施形態では、例えば第2保護部材13により吸収層20を透過した近赤外光の一部が受光面側に反射する。
吸収層20は、例えば波長780〜1200nmの全範囲に亘って30%以上の光透過率を有する(以下、波長780〜1200nmの全範囲の光透過率を「近赤外光透過率」という)。吸収層20の近赤外光透過率は、好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上、特に好ましくは60%以上である。吸収層20は、黒色を得る上では、少なくとも2種の色材(着色剤)を含むことが好ましい。着色剤の種類としては、好ましくはアントラキノン類、アゾ類、アントラピリドン類、ペリレン類、アントラセン類、ペリノン類、インダンスロン類、キナクリドン類、キサンテン類、チオキサンテン類、オキサジン類、オキサゾリン類、インジゴイド類、チオインジゴイド類、キノフタロン類、ナフタルイミド類、シアニン類、メチン類、ピラゾロン類、ラクトン類、クマリン類、ビス−ベンズオキサゾリルチオフェン類、ナフタレンテトラカルボン酸類、フタロシアニン類、トリアリールメタン類、アミノケトン類、ビス(スチリル)ビフェニル類、アジン類、ローダミン類、これらの誘導体及び混合物が挙げられる。具体的には、吸収層20を黒色とし、且つ光の利用効率を高めるにあたって好適な色材としては、ペリレンブラック、硫化ビスマス、ルモゲンブラック、銀錫合金粒子等が例示できる。なお、吸収層20は、近赤外光の一部について70%以上の光透過率を有していてもよい。
反射層21は、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する層であって、少なくとも隠れ領域18bに設けられる。隠れ領域18bとは、裏側領域18のうち、太陽電池セル11に覆われた領域である。つまり、隠れ領域18bとは、太陽電池セル11の裏面と第2保護部材13とに挟まれた領域であって、受光面側から太陽電池パネル16を平面視したときに見えない領域である。本実施形態では、隠れ領域18bのみに、即ち太陽電池セル11によって完全に覆われる位置のみに反射層21が設けられている。
反射層21は、少なくとも隠れ領域18bの一部において、吸収層20に覆われず露出している。本実施形態では、吸収層20上において、隠れ領域18bの略全域に反射層21が形成されている。即ち、隠れ領域18bの略全域において、反射層21の第1面が吸収層20に覆われず露出しており、太陽電池セル11と反射層21との間には、反射層21における可視光の反射を阻害する層が存在しない。反射層21は、第2保護部材13上における隠れ領域18bの総面積に対して、例えば50%程度の範囲に形成されていてもよいが、好ましくは95%以上の範囲(略全域)に形成される。
つまり、吸収層20及び反射層21が形成された第2保護部材13を第1面側から見た場合、隠れ領域18bのみにおいて、吸収層20が反射層21で隠蔽されている(図3参照)。このため、例えば太陽電池セル11を透過した可視光は、吸収層20に吸収されることなく反射層21によって受光面側に反射され、太陽電池セル11に再入射する。一方、太陽電池セル11が配置されていない部分には反射層21が存在しない。ゆえに、意匠性を損なうことなく、光の利用効率を高めることが可能となる。
反射層21は、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する(以下、可視光波長の全範囲の光反射率を「可視光反射率」という)。反射層21による可視光の反射は、拡散反射、正反射のいずれであってもよく、上記光反射率は全反射率を意味する。反射層21の可視光反射率は、好ましくは50%以上、より好ましくは60%以上、特に好ましくは70%以上、最も好ましくは80%以上である。
反射層21は、近赤外光の反射率も高いことが好ましく、波長780〜1200nmの全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する(以下、波長780〜1200nmの全範囲の光反射率を「近赤外光反射率」という)。反射層21の近赤外光反射率は、好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上、特に好ましくは60%以上である。なお、反射層21は、近赤外光の一部について70%以上の光反射率を有していてもよい。
反射層21は、例えば樹脂皮膜に色材が分散した構造を有する(後述の図6参照)。反射層21の反射率は、例えば色材の種類や含有量、層の厚み等を適宜変更するにより調整できる。反射率を向上させるために、反射層21の密着性や生産性等に問題のない範囲で、色材の含有量を多くし、層の厚みは厚くする方が好ましい。色材の含有量は、例えば反射層21の体積に対して5〜50体積%程度である。反射層21の厚みは、グラビア印刷で反射層21を形成する場合、例えば1〜50μm程度であり、好ましくは5〜30μm程度である。反射層21を構成する樹脂としては、例えば吸収層20の場合と同様に、印刷インキに用いられるバインダ樹脂を適用できる。
反射層21に含有される色材としては、例えば三酸化アンチモン、酸化ジルコニウム、硫化亜鉛、酸化亜鉛、酸化チタン、硫化バリウム、酸化アルミニウム等の白色顔料を用いることができる。これらのうち、酸化亜鉛、酸化チタンが特に好ましい。また、反射層21は、例えば銀、銅、ニッケル、アルミニウム等の金属層であってもよい。これらのうち、アルミニウムが特に好ましい。
反射層21は、上記のように、第2保護部材13上において、隠れ領域18bの略全域に形成されている。即ち、反射層21の面積(第1面の面積)は、例えば第2保護部材13上における隠れ領域18bの面積と全く同じであってもよいが、好ましくは隠れ領域18bの面積よりも僅かに小さい。なお、当該隠れ領域18bの面積は、太陽電池セル11の面積(受光面の面積)と等しい。反射層21は、例えば当該隠れ領域18bの総面積に対して95〜99.9%の範囲で、隠れ領域18bから食み出さないように形成される。
図4に示すように、反射層21の端Xは、隠れ領域18bの端Yから所定長さαだけ、隠れ領域18bの内側に位置することが好適である。換言すると、隠れ領域18bの輪郭線に沿って、隠れ領域18bの端Yから長さαの範囲に吸収層20が露出した部分が設けられる。長さαは、反射層21の端Xから隠れ領域18bの端Yまでの第2保護部材13の第1面に沿った長さである。
好適な長さαは、下記式(1)で求められる。
α=β×√(n2−1)・・・式(1)
β:太陽電池セル11の裏面から反射層21までの厚み方向長さ
n:封止層14の屈折率
隠れ領域18bの端Yから式(1)で求められる長さαの範囲に吸収層20が露出した部分を設けることにより、太陽電池パネル16の受光面側から反射層21が見えることを確実に防止できる。例えば、太陽電池パネル16を斜めから見た場合であっても、反射層21は太陽電池セル11に隠れて見えず、反射層21によって意匠性が損なわれることを防止できる。
上記構成を備えた太陽電池モジュール10は、配線材15により接続された太陽電池セル11のストリングを、第1保護部材12と、第2保護部材13と、封止層14を構成する樹脂シートとを用いてラミネートすることにより製造できる。ラミネート装置では、例えばヒーター上に、第1保護部材12、封止層14を構成する第1の樹脂シート、太陽電池セル11のストリング、封止層14を構成する第2の樹脂シート、第2保護部材13が順に積層される。この積層体は、例えば真空状態で150℃程度に加熱される。その後、大気圧下でヒーター側に各構成部材を押し付けながら加熱を継続し、樹脂シートの樹脂成分を架橋させることにより、太陽電池パネル16が得られる。最後に、フレーム17、端子ボックス等を太陽電池パネル16に取り付けて太陽電池モジュール10が得られる。
吸収層20及び反射層21は、上記のようにグラビア印刷等により、第2保護部材13の一方の面上に形成される。第2保護部材13は、上記ラミネート工程において、吸収層20及び反射層21が形成された当該一方の面を太陽電池セル11側に向けて、即ち当該一方の面が第1面となるように配置される。
以上のように、上記構成を備えた太陽電池モジュール10によれば、意匠性を損なうことなく、出力を向上させることができる。即ち、太陽電池モジュール10は、高出力でありながら、意匠性に優れた商品となり得る。
太陽電池モジュール10では、太陽電池セル11に覆われた隠れ領域18bの略全域において、反射層21が形成され、反射層21により吸収層20が実質的に隠蔽されている。つまり、太陽電池セル11と反射層21との間に、太陽電池セル11の透過光を吸収するものがなく、太陽電池セル11の透過光が、反射層21により反射されて太陽電池セル11に再入射する。したがって、光の利用効率を高めて、出力を向上させることが可能になる。そして、太陽電池セル11が配置されていない部分では、吸収層20が可視光を吸収するため、所望の色に調整することができる。例えば、間隙領域18a及び端縁領域の色を太陽電池セル11と同色系にすれば、太陽電池セル11を目立たなくして、太陽電池パネル16の全体を黒色等の統一された色にすることができる。
<第2実施形態>
以下、図5及び図6を参照しながら、第2実施形態である太陽電池モジュール50について詳細に説明する。図5は、太陽電池モジュール50の断面図であって、第1実施形態の図2に対応する図である。図6は、太陽電池モジュール50の作用効果を説明するための図である。以下では、第1実施形態との相違点を主に説明するものとし、第1実施形態と同様の構成要素には同じ符号を用いて重複する説明を省略する。
図5に示すように、太陽電池モジュール50は、第2保護部材13の第1面の略全域に反射層31が形成されており、反射層31上の一部に吸収層30が形成されている点で、第1実施形態と異なる。即ち、吸収層30の裏側(第2面側)に反射層31が設けられ、受光面側から吸収層30、反射層31、第2保護部材13の順に配置されている。吸収層30、反射層31の光学特性等は、第1実施形態と同様である。
吸収層30は、反射層31上において、間隙領域18aの略全域に形成されている。さらに、吸収層30は、反射層31上において、太陽電池セル11と太陽電池パネル16の端との間に位置する端縁領域の略全域に形成されている。即ち、間隙領域18a及び端縁領域の略全域において、吸収層30の第1面が反射層31に覆われておらず、吸収層30における可視光の吸収を阻害する層が吸収層30の受光面側に存在しない。つまり、太陽電池パネル16を受光面側から見たときに、太陽電池セル11が配置されていない部分に吸収層30が配置される。
反射層31は、隠れ領域18bのみにおいて、吸収層30に覆われず露出している。即ち、隠れ領域18bの略全域において反射層31の第1面が露出しており、太陽電池セル11と反射層31との間には、反射層31における可視光の反射を阻害する層が存在しない。反射層31は、例えば第2保護部材13上における隠れ領域18bの総面積に対して95%以上の範囲に形成されている。
つまり、吸収層20及び反射層21が形成された第2保護部材13を第1面側から見た場合、隠れ領域18bのみにおいて反射層31が吸収層30から露出している。吸収層30、反射層31の配置は、第1実施形態の場合と同様である(図3参照)。
反射層31が露出する面積は、例えば第2保護部材13上における隠れ領域18bの面積と全く同じであってもよいが、好ましくは隠れ領域18bの面積よりも僅かに小さい。反射層31の露出面積は、例えば当該隠れ領域18bの総面積に対して95〜99.9%の範囲であることが好ましい。
反射層31の吸収層30から露出した部分の端Xは、第1実施形態の場合と同様に、隠れ領域18bの端Yから長さαだけ、隠れ領域18bの内側に位置している。好適な長さαは、上記式(1)で求められる。即ち、隠れ領域18bの輪郭線に沿って、隠れ領域18bの端Yから長さαの範囲に、反射層31を覆う吸収層30が形成されている。
図5に示すように、太陽電池モジュール50では、太陽電池セル11が配置されていない部分において、吸収層30の裏側に反射層31が存在する。図5では、黒色顔料30zを●、白色顔料31zを○で示している。本実施形態では、可視光の大部分が、例えば吸収層30に含有された黒色顔料30zにより吸収され、太陽電池セル11が配置されていない部分が黒色に見える。これにより、太陽電池セル11が配置された部分と配置されていない部分とのコントラスト差を小さくして、太陽電池セル11と間隙領域18aとの境界を不明瞭にすることができる。そして、吸収層30を透過した光(紫外光、可視光、及び近赤外光)は、吸収層30の裏側に配置された反射層31の白色顔料31zにより反射され、一部が太陽電池セル11に入射する。
黒色顔料30zとして、ペリレンブラック等の近赤外光を透過し易い顔料を使用した場合には、吸収層30の近赤外光透過率が高くなる。この場合、例えば近赤外光の多くが吸収層30を透過し、透過した近赤外光が反射層31で反射されて太陽電池セル11に入射する。特に本実施形態では、可視光を多く吸収すると共に近赤外光を多く透過する吸収層30を適用することが好適である。これにより、太陽電池セル11が配置されていない部分を所望の色に調整できると共に、近赤外光の利用効率を高めることができる。
以上のように、上記構成を備えた太陽電池モジュール50によれば、第1実施形態の場合と同様に、意匠性を損なうことなく、出力を向上させることができる。太陽電池モジュール50は、第1実施形態と比較して、反射層21に含有される色材より材料コストの高い吸収層20に含有される色材の使用量を削減することができる。
なお、上記実施形態は、本発明の目的を損なわない範囲で適宜設計変更できる。
例えば、図7に示すように、第2保護部材13の第1面上において、吸収層、反射層の一方を略全域に形成するのではなく、吸収層40を略間隙領域18aのみに形成し、反射層41を略隠れ領域18aのみに形成してもよい。図7に示す例では、反射層41上の一部に吸収層40が積層されているが、吸収層40上に反射層41が積層させてもよく、各層の間に隙間を形成して積層部をなくしてもよい。また、上記実施形態では、吸収層と反射層とが隣接する積層構造を例示したが、例えば吸収層と反射層との間に透明な樹脂層が形成されていてもよい。
10,50 太陽電池モジュール、11 太陽電池セル、12 第1保護部材、13 第2保護部材、14 封止層、14a 受光面側封止層、14b 裏面側封止層、15 配線材、16 太陽電池パネル、17 フレーム、18 裏側領域、18a 間隙領域、18b 隠れ領域、20,30,40 吸収層、30z 黒色顔料、21,31,41 反射層、31z 白色顔料

Claims (5)

  1. 複数の太陽電池セルと、
    前記太陽電池セルの受光面側に設けられた受光面側保護部材と、
    前記太陽電池セルの裏面側に設けられた裏面側保護部材と、
    前記各保護部材の間に設けられ、前記太陽電池セルを封止する封止層と、
    前記太陽電池セルの裏面側に位置する裏側領域のうち、隣接する複数の前記太陽電池セルの間隙に対応する間隙領域に設けられ、少なくとも可視光の一部を吸収する吸収層と、
    前記裏側領域のうち、少なくとも前記太陽電池セルに覆われた隠れ領域に設けられ、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する反射層と、
    を備え、
    前記反射層及び前記吸収層は、前記裏面側保護部材と前記封止層との間に設けられ、
    前記吸収層は、前記裏面側保護部材上の略全域に形成され、前記間隙領域の略全域において、前記反射層に覆われず露出しており、
    前記反射層は、前記吸収層上において、前記隠れ領域の略全域に形成されている、太陽電池モジュール。
  2. 前記反射層の端X、又は前記反射層の前記吸収層から露出した部分の端Xは、前記隠れ領域の端Yから下記式(1)で求められる所定長さαだけ、前記隠れ領域の内側に位置する、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
    α=β×√(n−1)・・・式(1)
    β:前記太陽電池セルの裏面から前記反射層までの厚み方向長さ
    n:前記封止層の屈折率
  3. 前記吸収層は、可視光波長の全範囲に亘って30%以上の光吸収率を有する、又は可視光の一部について70%以上の光吸収率を有する、請求項1又は2に記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記吸収層は、波長780〜1200nmの全範囲に亘って30%以上の光透過率を有する、又は波長780〜1200nmの光の一部について70%以上の光透過率を有する、請求項に記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記反射層は、波長780〜1200nmの全範囲に亘って30%以上の光反射率を有する、又は波長780〜1200nmの光の一部について70%以上の光反射率を有する請求項1〜のいずれか1項に記載の太陽電池モジュール。
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