[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6371529B2 - サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ Download PDF

Info

Publication number
JP6371529B2
JP6371529B2 JP2014008768A JP2014008768A JP6371529B2 JP 6371529 B2 JP6371529 B2 JP 6371529B2 JP 2014008768 A JP2014008768 A JP 2014008768A JP 2014008768 A JP2014008768 A JP 2014008768A JP 6371529 B2 JP6371529 B2 JP 6371529B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
print head
thermal print
head according
generating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014008768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015136832A (ja
Inventor
宏治 西
宏治 西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP2014008768A priority Critical patent/JP6371529B2/ja
Priority to US15/112,662 priority patent/US9827782B2/en
Priority to CN201580005194.7A priority patent/CN106414089B/zh
Priority to PCT/JP2015/051103 priority patent/WO2015111520A1/ja
Publication of JP2015136832A publication Critical patent/JP2015136832A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6371529B2 publication Critical patent/JP6371529B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads
    • B41J2/33505Constructional details
    • B41J2/3351Electrode layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads
    • B41J2/33505Constructional details
    • B41J2/33515Heater layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads
    • B41J2/3354Structure of thermal heads characterised by geometry
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/335Structure of thermal heads
    • B41J2/33555Structure of thermal heads characterised by type
    • B41J2/3357Surface type resistors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

本発明は、サーマルプリントヘッドと、サーマルプリンタと、に関する。
従来からサーマルプリントヘッドが知られている(たとえば特許文献1参照)。同文献に開示のサーマルプリントヘッドは、絶縁基板、抵抗体層、および電極層を備える。抵抗体層および電極層は、絶縁基板上に形成されている。抵抗体層は複数の発熱部を有する。複数の発熱部はそれぞれ、抵抗体層のうち電極層から露出した部分である。複数の発熱部は主走査方向に沿って配置されている。
サーマルプリントヘッドの使用の際には、各発熱部からの熱が印刷媒体に伝わり、印刷媒体にドットが印刷される。従来のサーマルプリントヘッドでは、隣接する発熱部によって印刷されるドットの間に、隙間が生じてしまうことがある。
特開2006−346887号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、印刷媒体に印刷されるドットの間に隙間が生じることを抑制できるサーマルプリントヘッドを提供することをその主たる課題とする。
本発明の第1の側面によると、基材と、前記基材に形成された電極層と、前記基材に形成された抵抗体層と、を備え、前記電極層は、共通電極と、複数の個別電極と、を含み、前記抵抗体層は、主走査方向に沿って配列された複数の発熱部を含み、前記複数の発熱部は各々、互いに離間した第1発熱要素および第2発熱要素を有し、前記第1発熱要素は、前記共通電極と、前記複数の個別電極のうちのある個別電極と、に導通しており、前記第2発熱要素は、前記共通電極と、前記複数の個別電極のうちの前記第1発熱要素に導通している個別電極と、に導通している、サーマルプリントヘッドが提供される。
好ましくは、前記第1発熱要素および前記第2発熱要素は、電気的に並列接続されている。
好ましくは、前記複数の個別電極は、前記主走査方向に沿って配列されており、且つ、互いに隣接している。
好ましくは、前記第1発熱要素および前記第2発熱要素の間には、前記抵抗体層を貫通する第1溝が形成されている。
好ましくは、前記第1溝は、前記電極層の一部を貫通している。
好ましくは、前記第1溝は、前記共通電極と、前記個別電極と、を貫通している。
好ましくは、前記第1溝は、副走査方向に沿って延びる形状である。
好ましくは、前記第1溝の前記副走査方向における長さは、前記第1発熱要素の前記副走査方向における長さよりも長い。
好ましくは、前記第1溝のうち前記共通電極を貫通している箇所の、副走査方向における寸法は、5〜30μmである。
好ましくは、前記第1溝のうち前記個別電極を貫通している箇所の、副走査方向における寸法は、5〜30μmである。
好ましくは、前記複数の発熱部のうち互いに隣接する2つの発熱部の間には、前記抵抗体層を貫通する第2溝が形成されている。
好ましくは、前記第2溝は、前記電極層の一部を貫通している。
好ましくは、前記第2溝の副走査方向における寸法は、前記第1溝の副走査方向における寸法よりも大きい。
好ましくは、前記第2溝は、幅狭部と、幅広部と、を有し、前記主走査方向における前記幅狭部の幅は、前記主走査方向における前記幅広部の幅よりも狭く、前記幅狭部は、前記第1溝の前記副走査方向全体にわたって、重なっている。
好ましくは、前記共通電極は、前記主走査方向に沿って延びる共通電極帯状部を含み、前記複数の個別電極は、副走査方向において、前記複数の発熱部を挟んで前記共通電極帯状部の反対側に位置している。
好ましくは、前記共通電極は、各々が前記共通電極帯状部から延び出る複数の延出部を含み、前記複数の延出部は各々、前記複数の発熱部のいずれかに接している。
好ましくは、前記複数の延出部は各々、共通電極基部と、第1共通電極接続部と、第2共通電極接続部と、を有し、前記共通電極基部は、前記共通電極帯状部につながっており、前記第1共通電極接続部および第2共通電極接続部は、前記共通電極基部から分岐しており、前記第1共通電極接続部は、前記第1発熱要素に接しており、前記第2共通電極接続部は、前記第2発熱要素に接している。
好ましくは、前記複数の延出部には各々、くびれが形成されている。
好ましくは、前記複数の個別電極は各々、個別電極基部と、第1個別電極接続部と、第2個別電極接続部と、を有し、前記第1個別電極接続部および第2個別電極接続部は、前記個別電極基部から分岐しており、前記第1個別電極接続部は、前記第1発熱要素に接しており、前記第2個別電極接続部は、前記第2発熱要素に接している。
好ましくは、前記複数の個別電極には各々、くびれが形成されている。
好ましくは、前記抵抗体層は、前記基材と前記電極層との間に介在している。
好ましくは、前記共通電極と、前記複数の個別電極のうち前記第1発熱要素に導通する個別電極と、は、前記第1発熱要素を挟んで、第1距離だけ離間しており、前記第1発熱要素の前記主走査方向における寸法は、前記第1距離よりも小さい。
好ましくは、前記第1距離は、60〜100μmであり、前記第1発熱要素の前記主走査方向における寸法は、40〜60μmである。
好ましくは、前記複数の発熱部は各々、少なくとも1つの追加発熱要素を含み、前記少なくとも1つの追加発熱要素は、前記第1発熱要素および前記第2発熱要素のいずれに対しても前記主走査方向に離間しており、前記少なくとも1つの追加発熱要素の抵抗値は各々、前記第1発熱要素の抵抗値、および、前記第2発熱要素の抵抗値のいずれよりも小さい。
好ましくは、前記基材と前記複数の発熱部との間に位置する蓄熱部を更に備える。
好ましくは、平面視において前記共通電極に重なる補助導電層を更に備え、前記補助導電層は、前記電極層と前記基材の間に介在している。
好ましくは、前記補助導電層は、Agよりなる。
好ましくは、前記補助導電層の厚さは、10〜30μmである。
好ましくは、前記電極層に電流を流す駆動ICを更に備える。
好ましくは、前記駆動ICおよび前記電極層を接続するワイヤを更に備える。
好ましくは、前記駆動ICを覆う樹脂部を更に備える。
好ましくは、前記駆動ICが配置された配線基板を更に備える。
好ましくは、前記抵抗体層および前記電極層を覆う、絶縁性の保護層を更に備える。
好ましくは、前記基材は、セラミックよりなる。
好ましくは、前記蓄熱部は、ガラス材料よりなる。
好ましくは、前記電極層は、Alよりなる。
好ましくは、前記電極層は、スパッタリングにより形成される。
好ましくは、前記抵抗体層は、TaSiO2またはTaNよりなる。
好ましくは、前記抵抗体層の厚さは、0.05〜0.2μmである。
好ましくは、前記抵抗体層は、スパッタリングにより形成される。
好ましくは、前記基材を支持する放熱板を更に備える。
本発明の第2の側面によると、本発明の第1の側面によって提供されるサーマルプリントヘッドと、前記サーマルプリントヘッドに正対するプラテンローラと、を備える、サーマルプリンタが提供される。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態にかかるサーマルプリンタの断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるサーマルプリントヘッドの平面図である。 図2に示したサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。 図3の部分拡大平面図である。 図4から電極層を省略した図である。 図4のVI−VI線に沿う断面図である。 図4のVII−VII線に沿う断面図である。 図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図4のIX−IX線に沿う断面図である。 図4のX−X線に沿う断面図である。 図4のXI−XI線に沿う断面図である。 図4のXII−XII線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態にかかるサーマルプリントヘッドの製造工程の一工程示す断面図である。 図13に続く工程を示す断面図である。 図14に続く工程を示す断面図である。 図15の工程を行った際の平面図である。 図16に続く一工程を示す平面図である。 図17に続く一工程を示す断面図である。 図18の工程を行った際の平面図である。 図18に続く一工程を示す断面図である。 図20に続く一工程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例にかかるサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。 本発明の第2実施形態にかかるサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図21を用いて、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態にかかるサーマルプリンタの断面図である。
同図に示すサーマルプリンタ800は印刷媒体801に印刷を施す。印刷媒体801としては、たとえばバーコードシートやレシートを作成するための感熱紙が挙げられる。サーマルプリンタ800は、サーマルプリントヘッド100と、プラテンローラ802と、を備える。プラテンローラ802はサーマルプリントヘッド100に正対している。
図2は、本発明の第1実施形態にかかるサーマルプリントヘッドの平面図である。図3は、図2に示したサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。図4は、図3の部分拡大平面図である。図5は、図4から電極層を省略した図である。図6は、図4のVI−VI線に沿う断面図である。
これらの図に示すサーマルプリントヘッド100は、基材11と、配線基板12と、放熱板13と、蓄熱部21と、電極層3と、抵抗体層4と、保護層6と、駆動IC7と、複数のワイヤ81と、樹脂部82と、コネクタ83とを備える。なお、理解の便宜上、図2では、保護層6を省略している。図3では、保護層6、および、樹脂部82を省略している。
図1、図2、図6等に示す基材11は、たとえばセラミックよりなる。基材11を構成するセラミックとしては、たとえば、アルミナやチッカアルミニウムが挙げられる。基材11の厚さはたとえば0.6〜1.0mm程度である。図2に示すように、基材11は、主走査方向Yに長く延びる平板状である。
図3、図6等に示すように、基材11は、基材表面111を有する。
基材表面111は、副走査方向Xと、主走査方向Yとに広がる平面状である。基材表面111は、主走査方向Yに沿って長手状に延びる。基材表面111は、基材11の厚さ方向Zの一方(図6では上方)を向く。
図1、図2等に示す配線基板12は、たとえば、プリント配線基板である。配線基板12は、基材層と図示しない配線層とが積層された構造を有する。基材層は、たとえばガラスポキシ樹脂よりなる。配線層は、たとえばCuよりなる。
図1に示す放熱板13は、基材11からの熱を放散させるためのものである。放熱板13は、たとえばAlなどの金属よりなる。放熱板13は基材11および配線基板12を支持している。
図6等に示すように、蓄熱部21は、基材11に形成されている。蓄熱部21は、基材表面111に形成されている。蓄熱部21はグレーズ層と称されることもある。本実施形態では、蓄熱部21は、一部が図6の上方向の隆起した形状となっている。これにより、蓄熱部21は、保護層6のうち発熱部41(後述)を覆う部分を、印刷媒体801に対し適切に当接させることができる。蓄熱部21は、たとえば、非晶質ガラスなどのガラス材料よりなる。このガラス材料の軟化点は、たとえば、800〜850℃である。なお、図6に示すように、蓄熱部21の右側には、ガラス層29が形成されている。本実施形態とは異なり、蓄熱部21は、基材表面111の全面にわたって形成されていてもよい。
図3、図6等に示す抵抗体層4は、電極層3からの電流が流れた部分が発熱する。このように発熱することによって印字ドットが形成される。抵抗体層4は、電極層3を構成する材料よりも抵抗率が高い材料よりなる。このような材料としては、たとえば、TaSiO2またはTaNが挙げられる。本実施形態では、抵抗体層4は薄膜であるので、抵抗体層4の厚さは、たとえば0.05〜0.2μm程度である。本実施形態においては、抵抗体層4は、電極層3と基材11との間に介在する。より具体的には、抵抗体層4は、電極層3と基材表面111との間に介在する。
図4、図5(図4から電極層3を省略している)に示すように、抵抗体層4は、複数の発熱部41を含む。
複数の発熱部41は、主走査方向Yに沿って配列されている。各発熱部41は、蓄熱部21に積層されている。図6に示すように、複数の発熱部41と基材表面111との間には、蓄熱部21が介在する。各発熱部41は、電極層3のうち互いに離間した部位に跨る形状である。
複数の発熱部41は各々、互いに離間した第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bを有する。第1発熱要素41Aは、共通電極31(後述)と、複数の個別電極32(後述)のうちのある個別電極32と、に導通している。第2発熱要素41Bは、共通電極31と、複数の個別電極32のうちの第1発熱要素41Aに導通している当該個別電極32と、に導通している。第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bは、電気的に並列接続されている。本実施形態では、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bの各々の抵抗値は、比較的小さい。
図4、図6等に示す電極層3は、抵抗体層4に通電するための経路を構成している。電極層3は導電体よりなる。このような導電体としては、たとえば、Alが主に用いられるが、Cuや、Auが用いられても構わない。電極層3は基材表面111に積層されている。また、電極層3は蓄熱部21に積層されている。本実施形態において、電極層3は抵抗体層4に積層されている。図4における電極層3には、理解の便宜上、砂模様を付している。
本実施形態においては、図3、図4に示すように、電極層3は、1つの共通電極31と、複数の個別電極32(図3、図4には5つ示す)と、を含む。より具体的には、次のとおりである。
共通電極31は、サーマルプリントヘッド100の組み込まれたサーマルプリンタ800が使用される際に複数の個別電極32に対して電気的に逆極性となる部位である。
共通電極31は、共通電極帯状部310と、複数の延出部311と、迂回部313と、を有する。
共通電極帯状部310は、基材11の副走査方向Xの一端寄りに配置されており、主走査方向Yに沿って延びる帯状である。
複数の延出部311は各々、共通電極帯状部310から延び出る。具体的には、複数の延出部311は各々、共通電極帯状部310から副走査方向Xに延び出ている。複数の延出部311は各々、複数の発熱部41のいずれかに接している。
図4に示すように、複数の延出部311は各々、共通電極基部311Rと、第1共通電極接続部311Aと、第2共通電極接続部311Bと、を有する。
共通電極基部311Rは、共通電極帯状部310につながっている。第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bは、共通電極基部311Rから分岐している。第1共通電極接続部311Aは、第1発熱要素41Aに接しており、第2共通電極接続部311Bは、第2発熱要素41Bに接している。第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bは、主走査方向Yに互いに離間している。
図3に示す迂回部313は、共通電極帯状部310の主走査方向Yの一端から副走査方向Xに延びている。
図3、図4に示す複数の個別電極32は、互いに導通していない。そのため、各個別電極32には、サーマルプリントヘッド100の組み込まれたサーマルプリンタ800が使用される際に、個別に、互いに異なる電位が付与されうる。複数の個別電極32は、主走査方向Yに沿って配列されており、且つ、互いに隣接している。複数の個別電極32は、副走査方向Xにおいて、複数の発熱部41を挟んで共通電極帯状部310の反対側に位置している。
複数の個別電極32は各々、個別電極連結部321と、個別電極帯状部322と、ボンディング部323と、を有する。
個別電極連結部321は、複数の発熱部41のいずれか1つに連結している。
個別電極連結部321は、個別電極基部321Rと、第1個別電極接続部321Aと、第2個別電極接続部321Bと、を有する。
第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bは、個別電極基部321Rから分岐している。第1個別電極接続部321Aは、第1発熱要素41Aに接しており、第2個別電極接続部321Bは、第2発熱要素41Bに接している。第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bは、主走査方向Yに互いに離間している。
図4に示すように、共通電極31と、複数の個別電極32のうち第1発熱要素41Aに導通する個別電極32と、は、第1発熱要素41Aを挟んで、第1距離L11だけ離間している。同様に、共通電極31と、複数の個別電極32のうち第2発熱要素41Bに導通する個別電極32と、は、第2発熱要素41Bを挟んで、第1距離L11だけ離間している。なお、本実施形態では、第1距離L11は、第1共通電極接続部311Aと第1個別電極接続部321Aとの離間距離、および、第2共通電極接続部311Bと第2個別電極接続部321Bとの離間距離に、一致する。本実施形態においては、第1距離L11よりも、第1発熱要素41Aの主走査方向Yにおける寸法L21は、小さい。第1距離L11は、たとえば、60〜100μmであり、第1発熱要素41Aの主走査方向Yにおける寸法L21は、たとえば、40〜60μmである。
個別電極帯状部322は、個別電極連結部321につながっており、個別電極連結部321から延びる帯状である。ボンディング部323は、個別電極連結部321につながっており、ワイヤ81がボンディングされる部分である。
図1、図3、図4等に示すように、本実施形態においては、平面視において共通電極31に重なる補助導電層39が形成されている。補助導電層39は、電極層3と基材11の間に介在している。補助導電層39は、Agよりなる。補助導電層39の厚さは、たとえば、10〜30μmである。なお、補助導電層39は、サーマルプリントヘッド100に必須の構成ではない。
図7は、図4のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。図9は、図4のIX−IX線に沿う断面図である。図10は、図4のX−X線に沿う断面図である。図11は、図4のXI−XI線に沿う断面図である。図12は、図4のXII−XII線に沿う断面図である。
図3〜図12に示すように、本実施形態においては、第1溝51および第2溝52が形成されている。
第1溝51は、抵抗体層4を貫通しており、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bの間に形成されている。第1溝51は、電極層3の一部を貫通している。第1溝51は、共通電極31と、個別電極32と、を貫通している。第1溝51は、副走査方向Xに沿って延びる形状である。第1溝51の副走査方向Xにおける長さは、第1発熱要素41Aの副走査方向Xにおける長さよりも長い。第1溝51のうち共通電極31を貫通している箇所の、副走査方向Xにおける寸法は、5〜30μmである。これにより、共通電極31においては、第1溝51を挟んで、第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bが離間して配置されている。また、個別電極32においては、第1溝51を挟んで、第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bが離間して配置されている。なお、第1溝51のうち、個別電極32を貫通している箇所の、副走査方向Xにおける寸法は、5〜30μmである。
第2溝52は、抵抗体層4を貫通しており、複数の発熱部41のうち互いに隣接する2つの発熱部41の間に配置されている。第2溝52は、電極層3の一部を貫通している。第2溝52の副走査方向Xにおける寸法は、第1溝51の副走査方向Xにおける寸法よりも大きい。
図4に示すように、第2溝52は、幅狭部521と、幅広部522と、を有する。主走査方向Yにおける幅狭部521の幅は、主走査方向Yにおける幅広部522の幅よりも狭く、幅狭部521は、第1溝51の副走査方向X全体にわたって、重なっている。
図6〜図12に示す保護層6は、電極層3および抵抗体層4を覆っており、電極層3および抵抗体層4を保護するためのものである。保護層6は、絶縁性の材料よりなり、たとえば、SiO2よりなる。保護層6と抵抗体層4との間に、電極層3が位置する。本実施形態においては、保護層6の一部は、第1溝51および第2溝52に形成されている。
図1〜図3等に示す駆動IC7は、各個別電極32にそれぞれ電位を付与し、各発熱部41に流す電流を制御するものである。各個別電極32にそれぞれ電位が付与されることにより、共通電極31と各個別電極32との間に電圧が印加され、各発熱部41に選択的に電流が流れる。駆動IC7は、配線基板12に配置されている。図3に示すように、駆動IC7は、複数のパッド71を含む。複数のパッド71は、たとえば、2列に形成されている。なお、本実施形態とは異なり、駆動IC7が、基材11に配置されていてもよい。
図1、図3に示す複数のワイヤ81は、たとえば、Auなどの導体よりなる。あるワイヤ81は、駆動IC7におけるパッド71にボンディングされ、且つ、ボンディング部323にボンディングされている。これにより、駆動IC7と各個別電極32とが導通している。図3に示すように、あるワイヤ81は、駆動IC7におけるパッド71にボンディングされ、且つ、配線基板12における配線層にボンディングされている。これにより、当該配線層を介して、駆動IC7とコネクタ83とが導通している。同図に示すように、あるワイヤ81は、共通電極31にボンディングされ、且つ、配線基板12における配線層にボンディングされている。これにより、共通電極31と上記配線層とが導通している。
図1、図2に示す樹脂部82は、たとえば、黒色の樹脂よりなる。樹脂部82は、駆動IC7、複数のワイヤ81、および、保護層6を覆っており、駆動IC7および複数のワイヤ81を保護している。コネクタ83は、配線基板12に固定されている。コネクタ83は、サーマルプリントヘッド100の外部からサーマルプリントヘッド100へ電力を供給し、もしくは、駆動IC7を制御するためのものである。
次に、サーマルプリントヘッド100の使用方法の一例について簡単に説明する。
サーマルプリントヘッド100は、サーマルプリンタ800に組み込まれた状態で使用される。図1に示したように、サーマルプリンタ800内において、サーマルプリントヘッド100の各発熱部41はプラテンローラ802に対向している。サーマルプリンタ800の使用時には、プラテンローラ802が回転することにより、印刷媒体801が、副走査方向Xに沿ってプラテンローラ802と各発熱部41との間に一定速度で送給される。印刷媒体801は、プラテンローラ802によって保護層6のうち各発熱部41を覆う部分に押しあてられる。一方、各個別電極32には、駆動IC7によって選択的に電位が付与される。これにより、共通電極31と複数の個別電極32の各々との間に電圧が印加される。そして、複数の発熱部41には選択的に電流が流れ、熱が発生する。そして、各発熱部41にて発生した熱は、保護層6を介して印刷媒体801に伝わる。そして、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びる第1ライン領域に、複数のドットが印刷される。また、各発熱部41にて発生した熱は、蓄熱部21にも伝わり、蓄熱部21にて蓄えられる。
更に、プラテンローラ802が回転することにより、印刷媒体801が、副走査方向Xに沿って一定速度で引き続き送給される。そして、上述の第1ライン領域への印刷と同様に、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びる、第1ライン領域に隣接する第2ライン領域への印刷が行われる。第2ライン領域への印刷の際、印刷媒体801には、各発熱部41にて発生した熱に加え、第1ライン領域への印刷時に蓄熱部21にて蓄えられた熱が伝わる。このようにして、第2ライン領域への印刷が行われる。以上のように、印刷媒体801上の主走査方向Yに線状に延びるライン領域ごとに、複数のドットを印刷することにより、印刷媒体801への印刷が行われる。
次に、図13〜図21を用いて、サーマルプリントヘッド100の製造方法について説明する。
まず、図13に示す基材11を用意する。次に、蓄熱部21を基材11に形成する。蓄熱部21の形成は、たとえば、ガラスを含むペーストを基材11に厚膜印刷した後に、厚膜印刷されたペーストを焼成することにより行う。当該ペーストを焼成する時の温度は、たとえば、800〜850℃である。なお、本実施形態では、蓄熱部21の形成の後に、ガラス層29を形成する。次に、図示は省略するが、図1に示した補助導電層39を基材11に形成する。補助導電層39はAgよりなる。
次に、図14に示すように、抵抗体層4’を形成する。抵抗体層4’は、基材表面111全体に形成する。抵抗体層4’の形成は、たとえば、TaSiO2またはTaNを材料としてスパッタリングを施すことによって行う。
次に、図15、図16に示すように、抵抗体層4’上に電極層3’を形成する。電極層3’は、基材表面111全体に形成する。電極層3’の形成は、たとえば、導電材料をスパッタリングを施すことにより行う。
次に、図17に示すように、電極層3’および抵抗体層4’をエッチングすることにより、電極層3’’および抵抗体層4’’を形成する。これにより、電極層3’’および抵抗体層4’’に、第1溝51および第2溝52が形成される。
次に、図18、図19に示すように、電極層3’’の一部をエッチングすることにより、電極層3を形成する。これにより、電極層3’’のうち、発熱部41に重なる部位が一括してエッチングされる。そして、発熱部41が電極層3から露出する。
電極層や抵抗体層のエッチングは、たとえば、電極層上にレジスト層(図示略)を形成し、当該レジスト層に対し露光する工程等を経ることにより、行われる。
次に、図20に示すように、保護層6を形成する。保護層6の形成は、所望の領域を露出させるマスクを形成した後に、たとえば、SiO2を用いたスパッタリングまたはCVDを施すことによって行う。
次に、基材11を切断した後(図示略)、図21に示すように、基材11と、コネクタ83が取り付けられた配線基板12とを、放熱板13に接合する。次に、配線基板12に駆動IC7を配置する。次に、複数のワイヤ81をそれぞれ、駆動IC7にボンディングするなどしたのち、複数のワイヤ81および駆動IC7を樹脂部82(図1参照)で覆う。以上の工程を経ることにより、サーマルプリントヘッド100が完成する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
従来のサーマルプリントヘッドを使用する際、発熱部のほぼ中心の温度が最も高かった。一方、本実施形態においては、複数の発熱部41は各々、互いに離間した第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bを有する。第1発熱要素41Aは、共通電極31と、複数の個別電極32のうちのある個別電極32と、に導通している。第2発熱要素41Bは、共通電極31と、複数の個別電極32のうちの第1発熱要素41Aに導通している個別電極32と、に導通している。このような構成によると、各発熱部41において温度が高くなる箇所を、第1発熱要素41Aのほぼ中心と、第2発熱要素41Bのほぼ中心と、とに分けることができる。これにより、従来のサーマルプリントヘッドを用いた場合に、印刷媒体801上にてドット間の隙間が生じていた箇所に、より熱を伝えることが可能となる。その結果、印刷媒体801において、隣接する発熱部41によって印刷されるドットの間に隙間が生じることを防止することができる。したがって、印刷媒体801に印刷される文字や画像をより綺麗なものにすることができる。
本実施形態においては、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bは、電気的に並列接続されている。このような構成によると、たとえば、第1発熱要素41Aの抵抗値が意図しない値に増加した場合であっても、第1発熱要素41Aの抵抗値の増加は、第2発熱要素41Bに印加される電圧値に影響しない。よって、第1発熱要素41Aの抵抗値が意図しない値に増加した場合であっても、第2発熱要素41Bの発熱効率が低下しにくい。同様に、たとえば、第2発熱要素41Bの抵抗値が意図しない値に増加した場合であっても、第2発熱要素41Bの抵抗値の増加は、第1発熱要素41Aに印加される電圧値に影響しない。よって、第2発熱要素41Bの抵抗値が意図しない値に増加した場合であっても、第1発熱要素41Aの発熱効率が低下しにくい。したがって、サーマルプリントヘッド100によると、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bの一方の抵抗値が意図しない値に増加した場合であっても、印刷媒体801に印刷される文字や画像の見た目の劣化を抑制できる。
本実施形態においては、複数の個別電極32は、主走査方向Yに沿って配列されており、且つ、互いに隣接している。このような構成では、複数の個別電極32の間に共通電極31を形成していない。すなわち、本実施形態の構成は、平面視における個別電極32の密度を大きくするのに適する。このことにより、個別電極32をより太く形成することができ、個別電極32の配線抵抗の低下を抑制できる。
本実施形態においては、第1溝51は、電極層3の一部を貫通している。このような構成によると、図18、図19を参照して説明した電極層3’のエッチングにおいて、電極層3’のエッチング領域が副走査方向Xに位置ずれしたとしても、第1発熱要素41Aと第2発熱要素41Bとが第1溝51によって分断されている形状を、確実に形成することができる。このことにより、電極層3に覆われていない箇所にて、第1発熱要素41Aと第2発熱要素41Bとが連結する形状が形成されることを防止でき、所望の値とは異なる値の抵抗値を有する発熱部41が形成される不具合を回避できる。
本実施形態においては、複数の延出部311は各々、共通電極基部311Rと、第1共通電極接続部311Aと、第2共通電極接続部311Bと、を有する。共通電極基部311Rは、共通電極帯状部310につながっている。第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bは、共通電極基部311Rから分岐している。第1共通電極接続部311Aは、第1発熱要素41Aに接している。第2共通電極接続部311Bは、第2発熱要素41Bに接している。このことにより、平面視における延出部311の面積を大きくすることができ、延出部311の抵抗値が大きくなることを抑制できる。
本実施形態においては、複数の個別電極32は各々、個別電極基部321Rと、第1個別電極接続部321Aと、第2個別電極接続部321Bと、を有する。第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bは、個別電極基部321Rから分岐している。第1個別電極接続部321Aは、第1発熱要素41Aに接している。第2個別電極接続部321Bは、第2発熱要素41Bに接している。このことにより、平面視における個別電極連結部321の面積を大きくすることができ、個別電極連結部321の抵抗値が大きくなることを抑制できる。
また、本実施形態においては、抵抗体層4および電極層3のうち、線幅が細い箇所の大部分は、発熱部41の近傍の箇所(第1共通電極接続部311A、第2共通電極接続部311B、第1個別電極接続部321A、第2個別電極接続部321B、第1発熱要素41A、および第2発熱要素41B)のみである。そして、発熱部41の近傍以外の箇所は抵抗体層4および電極層3を太く形成することができる。このことは、サーマルプリントヘッド100の歩留まりの向上に適する。
<第1実施形態の第1変形例>
図22を用いて、本発明の第1実施形態の第1変形例について説明する。
なお、以下の説明では、上記と同一もしくは類似の構成については上記と同一の符号を付し、説明を適宜省略する。
図22は、本発明の第1実施形態の第1変形例にかかるサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。
本変形例においては、電極層3に、くびれ319およびくびれ329が形成されている点において、サーマルプリントヘッド100と相違する。
くびれ319は、共通電極31に形成されており、より具体的には、各延出部311に形成されている。更に具体的には、くびれ319は、第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bに形成されている。そのため、第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bは部分的に細くなった箇所を有している。
くびれ329は、各個別電極32に形成されており、より具体的には、各個別電極連結部321に形成されている。更に具体的には、くびれ329は、第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bに形成されている。そのため、第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bは部分的に細くなった箇所を有している。
このような構成によると、第1発熱要素41Aや第2発熱要素41Bで発生した熱が、副走査方向Xに逃げてゆくことを防止できる。これにより、第1発熱要素41Aや第2発熱要素41Bで発生したより多くの熱を、印刷媒体801への印刷に用いることができる。
<第2実施形態>
図23を用いて、本発明の第2実施形態について説明する。
図23は、本発明の第2実施形態にかかるサーマルプリントヘッドの部分拡大平面図(一部構成省略)である。
同図に示すサーマルプリントヘッド101は、基材11と、配線基板12と、放熱板13と、蓄熱部21と、電極層3と、抵抗体層4と、保護層6と、駆動IC7と、複数のワイヤ81と、樹脂部82と、コネクタ83とを備える。サーマルプリントヘッド101は、電極層3および抵抗体層4の形状が、サーマルプリントヘッド100におけるものとは異なる。電極層3および抵抗体層4を除き、サーマルプリントヘッド101における、基材11と、配線基板12と、放熱板13と、蓄熱部21と、保護層6と、駆動IC7と、複数のワイヤ81と、樹脂部82と、コネクタ83と、の各構成については、サーマルプリントヘッド100に関して述べた説明を適用できるから、本実施形態では説明を省略する。
本実施形態では、抵抗体層4は、以下の点が、サーマルプリントヘッド100とは異なる。
抵抗体層4における複数の発熱部41が各々、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bに加え、少なくとも1つの追加発熱要素41Cを含んでいる。少なくとも1つの追加発熱要素41Cは、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bのいずれに対しても前記主走査方向Yに離間している。本実施形態では、追加発熱要素41Cの個数は、2つである。各発熱部41において、2つの追加発熱要素41Cの間に、第1発熱要素41Aおよび第2発熱要素41Bが位置している。また、各追加発熱要素41Cの副走査方向Xにおける寸法は、第1発熱要素41Aの寸法、および、第2発熱要素41Bの寸法のいずれよりも小さい。これにより、追加発熱要素41Cの抵抗値は、第1発熱要素41Aの抵抗値、および、第2発熱要素41Bの抵抗値のいずれよりも小さくなっている。
本実施形態では、電極層3は、以下の点が、サーマルプリントヘッド100とは異なる。
共通電極31における延出部311は各々、共通電極基部311R、第1共通電極接続部311Aおよび第2共通電極接続部311Bに加え、少なくとも1つの追加共通電極接続部311Cを含んでいる。本実施形態では、追加共通電極接続部311Cの個数は、2つである。追加共通電極接続部311Cは追加発熱要素41Cにそれぞれ接している。
個別電極32における個別電極連結部321は各々、個別電極基部321R、第1個別電極接続部321Aおよび第2個別電極接続部321Bに加え、少なくとも1つの追加個別電極接続部321Cを含んでいる。本実施形態では、追加個別電極接続部321Cの個数は、2つである。追加個別電極接続部321Cは追加発熱要素41Cにそれぞれ接している。
なお、本実施形態とは異なり、追加発熱要素41C、追加共通電極接続部311C、および追加個別電極接続部321Cの個数は、2である必要はなく、1や3以上であってもよい。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態によると、サーマルプリントヘッド100に関して述べた作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
本実施形態においては、追加発熱要素41Cの抵抗値は、第1発熱要素41Aの抵抗値、および、第2発熱要素41Bの抵抗値のいずれよりも小さい。このような構成によると、追加発熱要素41Cの単位時間当たりの発熱量を、第1発熱要素41Aの単位時間当たりの発熱量および第2発熱要素41Bの単位時間当たりの発熱量よりも、大きくすることができる。これにより、発熱部41における端の部分をより発熱させることができる。その結果、印刷媒体801において、隣接する発熱部41によって印刷されるドットの間に隙間が生じることを更に好適に防止することができる。したがって、印刷媒体801に印刷される文字や画像を更に綺麗なものにすることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
100,101 サーマルプリントヘッド
11 基材
111 基材表面
12 配線基板
13 放熱板
21 蓄熱部
29 ガラス層
3,3’,3’’ 電極層
31 共通電極
310 共通電極帯状部
311 延出部
311A 第1共通電極接続部
311B 第2共通電極接続部
311C 追加共通電極接続部
311R 共通電極基部
313 迂回部
319 くびれ
32 個別電極
321 個別電極連結部
321A 第1個別電極接続部
321B 第2個別電極接続部
321C 追加個別電極接続部
321R 個別電極基部
322 個別電極帯状部
323 ボンディング部
329 くびれ
39 補助導電層
4,4’ 抵抗体層
41 発熱部
41A 第1発熱要素
41B 第2発熱要素
41C 追加発熱要素
51 第1溝
52 第2溝
521 幅狭部
522 幅広部
6 保護層
7 駆動IC
71 パッド
800 サーマルプリンタ
801 印刷媒体
802 プラテンローラ
81 ワイヤ
82 樹脂部
83 コネクタ
L11 第1距離
L21 寸法
X 副走査方向
Y 主走査方向
Z 厚さ方向

Claims (42)

  1. 基材と、
    前記基材に形成された電極層と、
    前記基材に形成された抵抗体層と、を備え、
    前記電極層は、共通電極と、複数の個別電極と、を含み、
    前記抵抗体層は、主走査方向に沿って配列された複数の発熱部を含み、
    前記複数の発熱部は各々、互いに離間した第1発熱要素および第2発熱要素を有し、
    前記第1発熱要素は、前記共通電極と、前記複数の個別電極のうちのある個別電極と、に導通しており、
    前記第2発熱要素は、前記共通電極と、前記複数の個別電極のうちの前記第1発熱要素に導通している個別電極と、に導通しており、
    前記複数の発熱部は各々、少なくとも1つの追加発熱要素を含み、
    前記少なくとも1つの追加発熱要素は、前記第1発熱要素および前記第2発熱要素のいずれに対しても前記主走査方向に離間しており、
    前記少なくとも1つの追加発熱要素の抵抗値は各々、前記第1発熱要素の抵抗値、および、前記第2発熱要素の抵抗値のいずれよりも小さく、
    前記少なくとも1つの追加発熱要素の副走査方向における寸法は、前記第1発熱要素および前記第2発熱要素の各々の前記副走査方向における寸法よりも小さく、
    前記複数の発熱部は、前記主走査方向において互いに隣接する第1および第2発熱部を含み、前記第1発熱部における上記追加発熱要素は、前記主走査方向において上記第2発熱部に隣接しており、
    前記少なくとも1つの追加発熱要素は各々、前記共通電極と、同一の発熱部を構成する前記第1発熱要素および前記第2発熱要素と同一の前記個別電極と、に導通している、サーマルプリントヘッド。
  2. 前記第1発熱要素および前記第2発熱要素は、電気的に並列接続されている、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  3. 前記複数の個別電極は、前記主走査方向に沿って配列されており、且つ、互いに隣接している、請求項1または請求項2に記載のサーマルプリントヘッド。
  4. 前記第1発熱要素および前記第2発熱要素の間には、前記抵抗体層を貫通する第1溝が形成されている、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  5. 前記第1溝は、前記電極層の一部を貫通している、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
  6. 前記第1溝は、前記共通電極と、前記個別電極と、を貫通している、請求項4または請求項5に記載のサーマルプリントヘッド。
  7. 前記第1溝は、副走査方向に沿って延びる形状である、請求項4ないし請求項6のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  8. 前記第1溝の前記副走査方向における長さは、前記第1発熱要素の前記副走査方向における長さよりも長い、請求項7に記載のサーマルプリントヘッド。
  9. 前記第1溝のうち前記共通電極を貫通している箇所の、副走査方向における寸法は、5〜30μmである、請求項6に記載のサーマルプリントヘッド。
  10. 前記第1溝のうち前記個別電極を貫通している箇所の、副走査方向における寸法は、5〜30μmである、請求項6に記載のサーマルプリントヘッド。
  11. 前記複数の発熱部のうち互いに隣接する2つの発熱部の間には、前記抵抗体層を貫通する第2溝が形成されている、請求項4に記載のサーマルプリントヘッド。
  12. 前記第2溝は、前記電極層の一部を貫通している、請求項11に記載のサーマルプリントヘッド。
  13. 前記第2溝の副走査方向における寸法は、前記第1溝の副走査方向における寸法よりも大きい、請求項11または請求項12に記載のサーマルプリントヘッド。
  14. 前記第2溝は、幅狭部と、幅広部と、を有し、
    前記主走査方向における前記幅狭部の幅は、前記主走査方向における前記幅広部の幅よりも狭く、
    前記幅狭部は、前記第1溝の前記副走査方向全体にわたって、重なっている、請求項11に記載のサーマルプリントヘッド。
  15. 前記共通電極は、前記主走査方向に沿って延びる共通電極帯状部を含み、
    前記複数の個別電極は、副走査方向において、前記複数の発熱部を挟んで前記共通電極帯状部の反対側に位置している、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  16. 前記共通電極は、各々が前記共通電極帯状部から延び出る複数の延出部を含み、
    前記複数の延出部は各々、前記複数の発熱部のいずれかに接している、請求項15に記載のサーマルプリントヘッド。
  17. 前記複数の延出部は各々、共通電極基部と、第1共通電極接続部と、第2共通電極接続部と、を有し、
    前記共通電極基部は、前記共通電極帯状部につながっており、
    前記第1共通電極接続部および第2共通電極接続部は、前記共通電極基部から分岐しており、
    前記第1共通電極接続部は、前記第1発熱要素に接しており、
    前記第2共通電極接続部は、前記第2発熱要素に接している、請求項16に記載のサーマルプリントヘッド。
  18. 前記複数の延出部には各々、くびれが形成されている、請求項16または請求項17に記載のサーマルプリントヘッド。
  19. 前記複数の個別電極は各々、個別電極基部と、第1個別電極接続部と、第2個別電極接続部と、を有し、
    前記第1個別電極接続部および第2個別電極接続部は、前記個別電極基部から分岐しており、
    前記第1個別電極接続部は、前記第1発熱要素に接しており、
    前記第2個別電極接続部は、前記第2発熱要素に接している、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  20. 前記複数の個別電極には各々、くびれが形成されている、請求項19に記載のサーマルプリントヘッド。
  21. 前記抵抗体層は、前記基材と前記電極層との間に介在している、請求項1ないし請求項20のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  22. 前記共通電極と、前記複数の個別電極のうち前記第1発熱要素に導通する個別電極と、は、前記第1発熱要素を挟んで、第1距離だけ離間しており、
    前記第1発熱要素の前記主走査方向における寸法は、前記第1距離よりも小さい、請求項1ないし請求項21のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  23. 前記第1距離は、60〜100μmであり、
    前記第1発熱要素の前記主走査方向における寸法は、40〜60μmである、請求項22に記載のサーマルプリントヘッド。
  24. 上記追加発熱要素は、上記第1および第2発熱部によって印刷媒体に印刷されるドットの間に隙間が生じることを抑制する、請求項1に記載のサーマルプリントヘッド。
  25. 前記基材と前記複数の発熱部との間に位置する蓄熱部を更に備える、請求項1ないし請求項24のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  26. 平面視において前記共通電極に重なる補助導電層を更に備え、
    前記補助導電層は、前記電極層と前記基材の間に介在している、請求項1ないし請求項25のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  27. 前記補助導電層は、Agよりなる、請求項26に記載のサーマルプリントヘッド。
  28. 前記補助導電層の厚さは、10〜30μmである、請求項26または請求項27に記載のサーマルプリントヘッド。
  29. 前記電極層に電流を流す駆動ICを更に備える、請求項1ないし請求項28のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  30. 前記駆動ICおよび前記電極層を接続するワイヤを更に備える、請求項29に記載のサーマルプリントヘッド。
  31. 前記駆動ICを覆う樹脂部を更に備える、請求項29または請求項30に記載のサーマルプリントヘッド。
  32. 前記駆動ICが配置された配線基板を更に備える、請求項29ないし請求項31のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  33. 前記抵抗体層および前記電極層を覆う、絶縁性の保護層を更に備える、請求項1ないし請求項32のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  34. 前記基材は、セラミックよりなる、請求項1ないし請求項33のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  35. 前記蓄熱部は、ガラス材料よりなる、請求項25に記載のサーマルプリントヘッド。
  36. 前記電極層は、Alよりなる、請求項1ないし請求項35のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  37. 前記電極層および前記抵抗体層は、スパッタリングにより形成される、請求項1ないし請求項36のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  38. 前記抵抗体層は、TaSiO2またはTaNよりなる、請求項1ないし請求項37のい
    ずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  39. 前記抵抗体層の厚さは、0.05〜0.2μmである、請求項1ないし請求項38のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  40. 前記個別電極は、前記各追加発熱要素と前記個別電極とを接続する、前記追加発熱要素の個数に応じた数の追加個別電極接続部を有し、
    1の前記発熱部は、前記少なくとも1つの追加発熱要素のうち2つの追加発熱要素を、1の前記発熱部における前記第1発熱要素のみに隣りあう位置と、前記第2発熱要素のみに隣りあう位置と、に有し、
    前記第1発熱要素のみに隣り合う前記追加発熱要素の前記第1発熱要素に隣り合わない方の縁である第1縁と、前記第2発熱要素のみに隣りあう前記追加発熱要素の前記第2発熱要素に隣りあわない方の縁である第2縁との離間距離は、前記主走査方向における前記個別電極基部の寸法よりも、大きい、請求項19に記載のサーマルプリントヘッド。
  41. 前記基材を支持する放熱板を更に備える、請求項1ないし請求項40のいずれかに記載のサーマルプリントヘッド。
  42. 請求項1ないし請求項41のいずれかに記載のサーマルプリントヘッドと、
    前記サーマルプリントヘッドに正対するプラテンローラと、を備える、サーマルプリンタ。
JP2014008768A 2014-01-21 2014-01-21 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ Expired - Fee Related JP6371529B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008768A JP6371529B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
US15/112,662 US9827782B2 (en) 2014-01-21 2015-01-16 Thermal print head and thermal printer
CN201580005194.7A CN106414089B (zh) 2014-01-21 2015-01-16 热敏打印头、热敏打印机
PCT/JP2015/051103 WO2015111520A1 (ja) 2014-01-21 2015-01-16 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014008768A JP6371529B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015136832A JP2015136832A (ja) 2015-07-30
JP6371529B2 true JP6371529B2 (ja) 2018-08-08

Family

ID=53681324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014008768A Expired - Fee Related JP6371529B2 (ja) 2014-01-21 2014-01-21 サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9827782B2 (ja)
JP (1) JP6371529B2 (ja)
CN (1) CN106414089B (ja)
WO (1) WO2015111520A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6754335B2 (ja) * 2017-08-08 2020-09-09 アオイ電子株式会社 サーマルヘッド
WO2019031199A1 (ja) * 2017-08-10 2019-02-14 ローム株式会社 サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP7001390B2 (ja) * 2017-08-17 2022-01-19 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP6991788B2 (ja) * 2017-08-25 2022-01-13 ローム株式会社 サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP6781125B2 (ja) * 2017-09-13 2020-11-04 アオイ電子株式会社 サーマルヘッド
US10518980B2 (en) 2018-05-04 2019-12-31 Unverferth Manufacturing Company, Inc. Auger coupling assembly with a pivotable clutch
EP3928991B1 (en) * 2019-03-26 2023-05-10 Kyocera Corporation Thermal head and thermal printer
CN110027327B (zh) * 2019-05-10 2020-07-03 深圳市博思得科技发展有限公司 一种新型宽幅热敏打印头及其制作方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2526911Y2 (ja) * 1991-07-09 1997-02-26 アルプス電気株式会社 サ−マルヘッド
JP3138341B2 (ja) 1992-08-25 2001-02-26 日本ピストンリング株式会社 半径方向波形スペーサエキスパンダ
JPH07205465A (ja) * 1994-01-20 1995-08-08 Alps Electric Co Ltd サーマルヘッド及びその製造方法
JPH11115232A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Fuji Photo Film Co Ltd サーマルヘッド
JP4131757B2 (ja) * 1998-05-27 2008-08-13 株式会社東芝 発熱抵抗体、サーマルヘッドおよびその製造方法
JP2000025260A (ja) * 1998-07-08 2000-01-25 Victor Co Of Japan Ltd サーマルヘッド
JP2003266754A (ja) * 2002-03-19 2003-09-24 Sii P & S Inc サーマルヘッド
JP4276212B2 (ja) 2005-06-13 2009-06-10 ローム株式会社 サーマルプリントヘッド
JP2010030144A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 Kyocera Corp 記録ヘッドおよびこれを備えた記録装置
CN102555515B (zh) * 2010-11-19 2015-08-26 罗姆股份有限公司 热敏打印头及其制造方法
JP2012116064A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Rohm Co Ltd サーマルプリントヘッド
JP5952089B2 (ja) * 2012-01-25 2016-07-13 ローム株式会社 微細配線パターンの製造方法、およびサーマルプリントヘッド
JP6075634B2 (ja) * 2013-07-29 2017-02-08 京セラ株式会社 サーマルヘッドおよびこれを備えるサーマルプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN106414089A (zh) 2017-02-15
CN106414089B (zh) 2019-05-07
WO2015111520A1 (ja) 2015-07-30
JP2015136832A (ja) 2015-07-30
US9827782B2 (en) 2017-11-28
US20170120622A1 (en) 2017-05-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6371529B2 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP6209019B2 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP2021100826A (ja) サーマルプリントヘッド
JP5080335B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP5972654B2 (ja) サーマルプリントヘッド、および、サーマルプリントヘッドの製造方法
JP5511510B2 (ja) サーマルヘッド
JP6557066B2 (ja) サーマルプリントヘッドの製造方法およびサーマルプリントヘッド
JP2018062152A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2019147300A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2016215389A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2022175561A (ja) サーマルプリントヘッド、およびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP2021120231A (ja) サーマルプリントヘッド
JP2011056735A (ja) サーマルヘッド
JP2021003809A (ja) サーマルプリントヘッドおよびその製造方法
JP6219076B2 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP2020199694A (ja) サーマルプリントヘッド
JP7219634B2 (ja) サーマルプリントヘッド
JP7271248B2 (ja) サーマルプリントヘッド
WO2019031199A1 (ja) サーマルプリントヘッドおよびサーマルプリントヘッドの製造方法
JP7398244B2 (ja) 蓄熱層の形成方法及びサーマルプリントヘッドの製造方法
WO2015159819A1 (ja) サーマルプリントヘッド、サーマルプリンタ
JP2009066854A (ja) サーマルプリントヘッドおよびその製造方法
JP2009131994A (ja) サーマルプリントヘッドおよびその製造方法
JP2018012341A (ja) サーマルプリントヘッド
JP5649439B2 (ja) サーマルヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180627

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6371529

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees