JP6369192B2 - エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末 - Google Patents
エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末 Download PDFInfo
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Description
以下では、本発明に係るエコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末の主たる実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るエコー抑圧装置100の構成を示すブロック図である。
次に、実施形態に係るエコーサプレス装置100におけるエコー抑圧処理の動作を詳細に説明する。
以上のように、この実施形態によれば、遅延量に関わらず安定的にシングルトーク判定を行い、音響エコー信号を抑圧することができ、エコー抑圧性能を維持することができる。
上述した実施形態においても、種々の変形実施形態を説明したが、本発明は以下の変形実施形態についても適用することができる。
Claims (5)
- 近端入力信号と遠端信号に基づく音響エコー信号を抑圧するエコー抑圧装置において、
入力された遠端信号を周波数領域の信号に変換して、遠端信号の振幅スペクトルを求める遠端信号振幅スペクトル算出手段と、
入力された近端入力信号を周波数領域の信号に変換して、近端入力信号の振幅スペクトルを求める近端入力信号振幅スペクトル算出手段と、
エコーパス特性を保持するエコーパス特性保持手段と、
エコーパス特性と上記遠端信号の振幅スペクトルを乗算して推定エコー信号の振幅スペクトルを求め、求めた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと、上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、フレーム遅延量を求めるフレーム遅延量推定手段と、
上記フレーム遅延量を用いて遅延させた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記近端入力信号から上記音響エコー信号を抑圧した近端出力信号を出力するエコー抑圧手段と、
上記近端出力信号を周波数領域の信号に変換して、上記近端出力信号の振幅スペクトルを求める近端出力信号振幅スペクトル算出手段と、
上記遠端信号の振幅スペクトルから音声区間を検出して音声区間検出結果を出力する遠端信号音声区間検出手段と、
上記音声区間検出結果と上記フレーム遅延量と、上記近端入力信号の振幅スペクトルと上記近端出力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記フレーム遅延量を考慮してシングルトークを判定するシングルトーク判定手段と、
上記シングルトーク判定手段によりシングルトークと判定されたフレームで、エコーパス特性を算出してエコーパス特性を更新するエコーパス特性更新手段と
を備えることを特徴とするエコー抑圧装置。 - 上記シングルトーク判定手段が、上記フレーム遅延量を用いて遅延させた上記音声区間検出結果に基づき、音声区間と判定されている区間の上記近端入力信号の振幅スペクトルと、上記近端出力信号の振幅スペクトルとを用いて、シングルトークか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載のエコー抑圧装置。
- 近端入力信号と遠端信号に基づく音響エコー信号を抑圧するエコー抑圧プログラムにおいて、
コンピュータを、
入力された遠端信号を周波数領域の信号に変換して、遠端信号の振幅スペクトルを求める遠端信号振幅スペクトル算出手段、
入力された近端入力信号を周波数領域の信号に変換して、近端入力信号の振幅スペクトルを求める近端入力信号振幅スペクトル算出手段、
エコーパス特性を保持するエコーパス特性保持手段、
エコーパス特性と上記遠端信号の振幅スペクトルを乗算して推定エコー信号の振幅スペクトルを求め、求めた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと、上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、フレーム遅延量を求めるフレーム遅延量推定手段、
上記フレーム遅延量を用いて遅延させた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記近端入力信号から上記音響エコー信号を抑圧した近端出力信号を出力するエコー抑圧手段、
上記近端出力信号を周波数領域の信号に変換して、上記近端出力信号の振幅スペクトルを求める近端出力信号振幅スペクトル算出手段、
上記遠端信号の振幅スペクトルから音声区間を検出して音声区間検出結果を出力する遠端信号音声区間検出手段、
上記音声区間検出結果と上記フレーム遅延量と、上記近端入力信号の振幅スペクトルと上記近端出力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記フレーム遅延量を考慮してシングルトークを判定するシングルトーク判定手段、
上記シングルトーク判定手段によりシングルトークと判定されたフレームで、エコーパス特性を算出してエコーパス特性を更新するエコーパス特性更新手段
として機能させることを特徴とするエコー抑圧プログラム。 - 近端入力信号と遠端信号に基づく音響エコー信号を抑圧するエコー抑圧方法において、
遠端信号振幅スペクトル算出手段が、入力された遠端信号を周波数領域の信号に変換して、遠端信号の振幅スペクトルを求め、
近端入力信号振幅スペクトル算出手段が、入力された近端入力信号を周波数領域の信号に変換して、近端入力信号の振幅スペクトルを求め、
エコーパス特性保持手段が、エコーパス特性を保持し、
フレーム遅延量推定手段が、エコーパス特性と上記遠端信号の振幅スペクトルを乗算して推定エコー信号の振幅スペクトルを求め、求めた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと、上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、フレーム遅延量を求め、
エコー抑圧手段が、上記フレーム遅延量を用いて遅延させた上記推定エコー信号の振幅スペクトルと上記近端入力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記近端入力信号から上記音響エコー信号を抑圧した近端出力信号を出力し、
近端出力信号振幅スペクトル算出手段が、上記近端出力信号を周波数領域の信号に変換して、上記近端出力信号の振幅スペクトルを求め、
遠端信号音声区間検出手段が、上記遠端信号の振幅スペクトルから音声区間を検出して音声区間検出結果を出力し、
シングルトーク判定手段が、上記音声区間検出結果と上記フレーム遅延量と、上記近端入力信号の振幅スペクトルと上記近端出力信号の振幅スペクトルとを用いて、上記フレーム遅延量を考慮してシングルトークを判定し、
エコーパス特性更新手段が、上記シングルトーク判定手段によりシングルトークと判定されたフレームで、エコーパス特性を算出してエコーパス特性を更新する
ことを特徴とするエコー抑圧方法。 - 請求項1又は2に記載のエコーパス抑圧装置を備えることを特徴とする通信端末。
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JP2014148197A JP6369192B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末 |
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JP2014148197A JP6369192B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末 |
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JP2016025471A JP2016025471A (ja) | 2016-02-08 |
JP6369192B2 true JP6369192B2 (ja) | 2018-08-08 |
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Family Applications (1)
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JP2014148197A Active JP6369192B2 (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | エコー抑圧装置、エコー抑圧プログラム、エコー抑圧方法及び通信端末 |
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