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JP6365184B2 - 液晶表示装置用バックライトユニット及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置用バックライトユニット及びこれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置用のバックライト光源及びこれを用いた液晶表示装置に関する。
大画面テレビ等のディスプレイには、液晶が広く用いられている。液晶ディスプレイは、構造上白色光のバックライトが必須となる。このような液晶ディスプレイ用のバックライト用光源には、従来、冷陰極蛍光灯(Cold Cathode Fluorescent Lamp:CCFL)が広く用いられてきたが、近年は発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下「LED」ともいう。)が用いられている。LEDは低消費電力で球切れがないといった利点を有する。そこで青色光を発する青色LEDと、この青色LEDが発する青色光で励起されて黄色の蛍光を発するYAG蛍光体を組み合わせて、白色光を発するバックライトを構成する。
一方、テレビのような映像を表示させるディスプレイについては、従来、NTSCに沿った規格が一般的であった。しかし近年では4K、8Kといったより高精細のディスプレイの研究開発、実用化が進んでおり、このような高精細なディスプレイの規格の策定も進められている。例えば、NHKの提唱したスーパーハイビジョンが、国際電気通信連合 無線通信部門(International Telecommunication Union Radiocommunications Sector:ITU−R)の勧告するBT.2020により、テレビの国際規格として承認されている。このような新規格のディスプレイにおいては、図26に示すように従来のNTSC以上の色域が求められている。
特開2003−242817号公報 WO2012/132895号
しかしながら、既存のLEDを用いたバックライト光源では、このような規格の広範な色再現性に十分対応できないという問題があった。本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的の一は、NTSC以上の色域を実現可能な液晶表示装置用バックライトユニット及びこれを用いた液晶表示装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の一の側面に係る液晶表示装置用バックライトユニットによれば、液晶表示装置用のバックライトユニットであって、液晶表示装置の背面にて第一主面から面状の光を出力する導光板と、複数の青色発光ダイオードと緑色光の発光ピークを有する複数の緑色半導体レーザとを含み、前記導光板に光学的に接続する光源と、前記青色発光ダイオードからの光で励起されて、赤色の蛍光を発する赤色蛍光体とを備え、前記第一主面から出力される面状の光を、前記青色発光ダイオードから出力される青色光と、前記緑色半導体レーザーから出力される緑色光と、前記赤色蛍光体から出力された赤色光と、を混色させた白色光とすることができる。
また、本発明の他の側面に係る液晶表示装置によれば、上記の液晶表示装置用バックライトユニットをバックライトに使用することができる。
本発明の実施の形態によれば、従来の青色LEDと黄色蛍光体を用いた液晶表示装置用バックライトよりも広範囲の色再現性を発揮する液晶表示装置用バックライトを実現できる。
本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施例1に係る液晶表示装置用バックライトユニットを示す分解斜視図である。 図2の導光板と光源の配置を示す模式平面図である。 図3の青色LED素子を示す模式断面図である。 変形例に係る赤色蛍光体の配置例を示す模式平面図である。 変形例に係る青色LEDと赤色蛍光体の配置例を示す模式断面図である。 他の変形例に係る青色LEDと赤色蛍光体の配置例を示す模式断面図である。 図8は導光板の端面に配置された緑色LDユニットでバックライトを実現する構造の一例を示す分解斜視図である。 図9Aは無偏光バックライトの構成を示す模式垂直断面図、図9Bは偏光レーザバックライトの構成を示す模式垂直断面図である。 ゼロ複屈折性光源ポリマーの配置例を示す模式断面図である。 緑色LD素子の構造を示す模式断面図である。ある。 緑色LD素子と導光板の光学結合部分を示す模式斜視図である。 青色の窒化ガリウム系LEDと、βサイアロン緑色蛍光体と、CASN赤色蛍光体とを組み合わせたバックライト光源にカラーフィルタを適用する様子を示すスペクトル図である。 青色の窒化ガリウム系LEDと、緑色の窒化ガリウム系LDと、KSF赤色蛍光体とを組み合わせたバックライト光源にカラーフィルタを適用する様子を示すスペクトル図である。 実施例2に係る、導光板の長手方向端面の対向面に各々緑色LDユニットを配置した例を示す模式平面図である。 実施例3に係る、LEDを直下方式としたバックライトを示す模式平面図である。 実施例4に係るバックライトを示す模式平面図である。 図18Aは実施例5に係るバックライトを示す模式平面図、図18Bは図18Aのバックライトの折り返し側端面を示す要部拡大水平断面図、図18Cは図18AのC−C線における垂直断面図、図18Dは図18AのD−D線における垂直断面図である。 実施例6に係るバックライトを示す模式平面図である。 第一緑色LD素子、第二緑色LD素子、第三緑色LD素子からの各緑色光の光軸を一致させる構造を示す模式図である。 第一緑色LD素子、第二緑色LD素子、第三緑色LD素子からの各緑色光の光軸を一致させる他の構造を示す模式図である。 図22Aは変形例に係るバックライトを示す模式平面図、図22Bは断面図である。 他の変形例に係るバックライトを示す模式垂直断面図である。 実施例7に係るバックライトを示す模式平面図である。 実施例8に係るバックライトを示す模式平面図である。 NTSC方式の色域とBT.2020規格の色域を示す色度図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための例示であって、本発明は以下のものに特定されない。また、本明細書は特許請求の範囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
なお、本明細書において色名と色度座標との関係、光の波長範囲と単色光の色名との関係等は、JIS Z8110に従う。具体的には、380nm〜455nmが青紫色、455nm〜485nmが青色、485nm〜495nmが青緑色、495nm〜548nmが緑色、548nm〜573nmが黄緑色、573nm〜584nmが黄色、584nm〜610nmが黄赤色、610nm〜780nmが赤色である。
(液晶表示装置)
本発明の一実施の形態に係る液晶表示装置の例を図1に示す。ここではLCDパネル70の下面にバックライトユニット100を重ねている。具体的には、図1において上側から下側に順に、偏光フィルム71、ガラス基板72、共通電極73、ガラス基板74、偏光フィルム75、バックライトユニット100の順に積層されている。なお、ガラス基板74の共通電極73側の面にはマトリクス状に配列された個々の表示画素(液晶セル)に対応したピクセル電極77が形成され、個々のピクセル電極77はTFT(Thin Film Transistor)78によりオン/オフ制御され、個々のTFT78は液晶駆動回路79が走査線80と信号線81とを選択的にオン/オフすることにより能動的に駆動される。このガラス基板74上のピクセル電極77の上面には図示しない配向膜が配置される一方、共通電極73の下面にも図示しない配向膜が配置され、これらの両配向膜間に液晶物質が充填される。なお、上述の偏光フィルム71、ガラス基板72、共通電極73、ガラス基板74、偏光フィルム75は実質的に同一寸法である。
(実施例1)
(バックライトユニット100)
ここで、本発明の実施例1に係るバックライトユニット100の詳細を、図2の分解斜視図に示す。この図に示す液晶表示装置用バックライトユニット100は、筐体を構成するフロントフレーム101とバックフレーム102と、これらの内部に収納される導光板10と、複数の青色LED素子21を実装した青色LEDユニット20と、複数の緑色LD素子31を実装した緑色LDユニット30とを備える。以下、LED(Light Emitting Diode)素子を発光ダイオードや発光素子と称し、LD(Laser Diode)素子をレーザダイオードや半導体レーザ、レーザ素子等と称することがあるが、同じ意味である。またLED素子をLED、LD素子をLDと称することもあるが、これも同じ意味である。導光板10の上面には、光を拡散させて均一化する拡散シート12と、この光に指向性を持たせるためのプリズムシート等のレンズシート14が配置される。レンズシート14は、好ましくは2枚のレンズシート14を重ねて使用する。また導光板10の下面には、導光板10の下面で光を反射させて有効利用するための反射シート16が配置される。これらのシート材は、好ましくは同一形状、寸法とすることで、上下に二分割されたフロントフレーム101とバックフレーム102との間に収まりよく収納できる。拡散シート12は省略することができる。
バックライトユニット100の導光板10と光源の配置例を、図3の模式平面図に示す。この図に示すように、導光板10の一辺を構成する第一端面(第一側面)には青色LEDユニット20が、他の一辺を構成する第二端面(第二側面)には緑色LDユニット30が、それぞれ備えられている。青色LEDユニット20の、第一端面との対向面には、複数の青色LED素子21がほぼ等間隔に配列されている。また導光板10の第一主面には、蛍光体シート40が配置される。蛍光体シート40には、青色LED素子21が発する青色光で励起されて赤色の蛍光を発する赤色蛍光体が分散されている。このように、導光板10の周囲に光源を配置し、各々の端面から異なる発光色の光を個々に入射させると共に、導光板10の表面に赤色蛍光体が分散された蛍光体シート40を配置することによって、導光板10の光取り出し面となる第一主面側に出力される光を混色された白色光とすることができ、さらに導光板10の光取り出し面となる第一主面のほぼ全面を均一に発光する面状光源とすることができる。
また赤色蛍光体と緑色LD素子との距離を、赤色蛍光体と青色LEDとの距離よりも遠ざけるよう配置することが好ましい。このようにすることで、赤色蛍光体を、より多くの熱量を発する緑色LD素子から遠ざけて、熱による劣化等を低減できる。特に、後述するKSFのような、耐熱性に劣る赤色蛍光体においては有効な構成となる。
(青色LEDユニット20)
導光板10の側面の第一端面、図3の例では導光板10の長手方向端面の一方に、青色LED素子21を複数、線状に配列した青色LEDユニット20が配置され、導光板10と光学的に接続される。青色LEDユニット20は、導光板10の端面から光を入射するエッジライト方式によって、導光板10の上方向(観察面)から光を取り出す面状光源を得る。
青色LEDユニット20は、一方向に延長した細長い形状の基板上に、ほぼ等間隔に青色LED素子21を実装したものである。また各青色LED素子21は、LED点灯駆動回路22によって点灯駆動される。
(青色LED素子21)
青色LEDユニット20に配置する青色LED素子21には、いわゆる砲弾型や表面実装型等、種々の形態の素子が利用できる。一般に砲弾型素子とは、外部への接続電極となるリードに発光素子を配置し、リードおよび発光素子を被覆する封止部材とから構成されており、封止部材を砲弾のような形状に形成した発光装置を指す。また、表面実装型素子とは、成形体に発光素子及びその発光素子を覆う封止部材を配置して形成された発光装置を示す。さらに平板状の実装基板上に発光素子を実装し、その発光素子を覆うように、蛍光体を含有した封止部材をレンズ状等に形成した発光装置もある。本実施の形態では、図4の模式断面図に示すような青色LEDとして表面実装型の素子を利用している。表面実装型はSMD(Surface Mount Device)とも呼ばれ、薄型化に適している。
図4に示す青色LED素子21は、凹部を有するパッケージ23と、LEDダイス24と、LEDダイス24を被覆する封止部材25とで構成される。LEDダイス24は、可視光の短波長側の光を発する窒化ガリウム系化合物半導体である。パッケージ23には底面と側面を持つ凹部が形成されており、パッケージ23に形成された凹部の底面にLEDダイス24が配置されている。パッケージ23は正負一対のリード電極26、27を有しており、熱可塑性樹脂若しくは熱硬化性樹脂により一体成形されている。パッケージ23に配置された正負一対のリード電極26、27は、導電性ワイヤ28によって電気的に接続されている。封止部材25は、凹部内に充填されている。封止部材25はエポキシ樹脂やシリコーン樹脂、エポキシ変性シリコーン樹脂、変成シリコーン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いることが好ましい。さらに、正負一対のリード電極26、27は、その一端がパッケージ23の外形に沿うように、外側面に表出されている。これらのリード電極26、27を介して外部から電力の供給を受けて青色LED素子21が発光する。
この青色LED素子21は、発光波長のピークが430nm〜490nm、好ましくは467nm近傍とする。また波形がシャープな青色LED素子21を使用することで、発光スペクトルのブロードな裾部分が緑色領域に広がることを避け、緑色カラーフィルタの帯域を抑えて、透過率を向上させることができる。このような青色LED素子21は、一般式がInxAlyGa1-x-yN(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)であって、複数層が積層された構造とすることで高輝度化が実現できる。
また、発光効率を向上させるなど所望のn型窒化物半導体を形成させる場合は、n型ドーパントとしてSi、Ge、Se、Te、C、O等を適宜導入することが好ましい。一方、p型窒化物半導体を形成させる場合は、p型ドーパントであるZn、Mg、Be、Ca、Sr、Ba等をドープさせる。窒化物半導体は、p型ドーパントをドープしただけではp型化しにくいためp型ドーパント導入後に、加熱やプラズマ照射等により低抵抗化させることが好ましい。
LEDは、複数層が積層された半導体素子の同一面側、又は対向面側に正負一対の電極を有し且つ上面や端面から発光した光を取り出せる構造であれば特に限定されない。
(LED点灯駆動回路22)
さらに青色LEDユニット20には、各LEDチップを点灯駆動するためのLED点灯駆動回路22が接続される。LED点灯駆動回路22は、導光板10の出射面で均一な白色光が得られるように各LEDの点灯を制御する。LEDの出力は、PWMやPAM等によって制御できる。また必要に応じて、各LEDチップの発光特性のばらつきを補正するよう、電流量を調整する調整機構を備えてもよい。あるいは、周囲の明るさを検出し、これに応じて出力を調整する調整回路等を付加することもできる。
(赤色蛍光体)
赤色蛍光体としては、後述するカラーフィルタの内、赤色カラーフィルタの波長域内に発光スペクトルのピーク波長があって、半値幅の狭い蛍光体が効率よく好ましい。この例では、赤色蛍光体としてフッ化物蛍光体を使用している。具体的には、赤色蛍光体はMn4+で付活されたフッ化物蛍光体であり、一般式が
A[M1-aMn4+ a6]・・・(1)
で表現され、(1)式中、Aは、Li、Na、K、Rb及びCsからなる群から選択され、かつ少なくともNa及び/又はKを含む少なくとも1種のアルカリ金属元素を示し、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素を示し、aは0<a<0.2を満たす数を示すものである。好ましくは、赤色蛍光体にK2SiF6:Mn4+(以下、「KSF」という。)のフッ化物蛍光体を用いる。KSFを用いることで、緑色LD素子31から緑色光が照射されても、緑色光の吸収が起こらないので、導光板10の表面に蛍光体シート40を配置してもRGB3つの光成分の効率が高い。
また赤色蛍光体は、1種類に限らず、2種以上の蛍光体を用いてもよい。さらに赤色蛍光体は、赤色蛍光体を透光性樹脂に含ませた蛍光体シート40として導光板10の表面または裏面に設けることが好ましい。特に蛍光体シート40を導光板10の表面に設けることが好ましく、これにより、赤色蛍光体を青色LEDユニット20から離間して配置し易くできる。特にKSFを蛍光体シートとすることで青色LED素子と離間して配置できるので、KSFが熱により劣化することを防ぐ、あるいは低減することができる。
さらにこの構成であれば、導光板10表面に配置された蛍光体シート40により、緑色LD素子31からの光も散乱され、光の均一性の面でも好ましい。特にレーザ光は指向性が強いため、散乱させる必要がある。緑色LD素子31は導光板10に入れて導光板10で散乱させるが、蛍光体シート内の蛍光体粒子により散乱効果が相乗され、3色が出る直前でより光が均一になるよう散乱させることができる。また蛍光体シート40は、いずれの実施例においても表面にプリズム状の凹凸を形成することもでき、光の散乱をさらに高めることができる。
ただ本発明は、蛍光体シート40の配置位置を、導光板の表面又は裏面に限定せず、例えば図5に示す変形例に係るバックライトユニット200のように、導光板210と青色LEDユニット220との間、すなわち導光板210の端面に配置する構成としてもよい。特に、青色LED素子221で励起させる赤色蛍光体は青色LED光を効率よく受光できる面に配置すれば足りるので、例えば青色LEDユニット220を導光板210の端面側に配置する場合は、この導光板210と青色LEDユニット220の間に、赤色蛍光体を塗布あるいは含有させた蛍光体シート240を配置することで、効率よく赤色蛍光体を励起させて赤色光の蛍光を導光板210に導入できる。また緑色LD素子231を実装した緑色LDユニット230は、図3と同様の構成が利用できる。このように、青色LED素子221が発する青色光で励起させる赤色蛍光体を、青色LED素子221が配置される端面と同じ面側に配置する一方で、発熱量が青色LED素子221よりも大きい緑色LD素子231を、導光板210の異なる端面に配置させることで、赤色蛍光体及び青色LED素子221を緑色LD素子231と離間させ、さらには、緑色LDと導光板との間に蛍光体シートを設けない構成とすることで、この緑色LD素子231の発する熱で赤色蛍光体や青色LED素子221が劣化する事態を抑制できる。
また本発明は、赤色蛍光体を配置する形態を、シート状の蛍光体シートに含める態様に限定しない。例えば、図6に示す変形例に係る青色LED素子321のように、パッケージ323の、LEDダイス324の周囲に赤色蛍光体341を配置してもよい。このように青色LED素子321に赤色蛍光体341を組み入れることで、赤色蛍光体341の配置スペースを別途用意する必要がなく、また組み立て時の作業も省力化できる利点が得られる。図6の例では、赤色蛍光体341は封止部材325中で部分的に偏在するよう配合されている。このようにLEDダイス324に接近して載置することにより、LEDダイス324からの光を効率よく波長変換することができ、発光効率の優れた発光装置とできる。なお赤色蛍光体を含む部材と、発光素子との配置は、これらを接近して配置させる形態に限定されることなく、蛍光体への熱の影響を考慮して、発光素子と蛍光体を含む波長変換部材との間隔を空けて配置することもできる。また、赤色蛍光体を封止部材中にほぼ均一の割合で混合することによって、色むらのない光を得ることもできる。
一方で図6のような構成では、赤色蛍光体がLEDチップの発する強い光及び熱に晒されるため、特に温度特性や耐熱性に劣る蛍光体では、蛍光体の特性変化や劣化の問題がある。そこで図7に示す青色LED素子421のように、パッケージ423の凹部内に充填される封止部材425の上面に、第2の封止部材442を配置し、この第2の封止部材内に赤色蛍光体441を含有させる。これによりLEDダイス424と赤色蛍光体441とを離間させて配置することができ、LEDダイス424からの光や熱から、赤色蛍光体441を保護できる。
なお、複数の赤色蛍光体を用いる場合、複数種類の赤色蛍光体を混合して近接させる他、異なる部位に配置することもできる。例えば第一赤色蛍光体と第二赤色蛍光体の二種類を用いる場合、第一赤色蛍光体を青色LED素子の封止樹脂内に混入する一方で、第二赤色蛍光体を蛍光体シートとして導光板に重ねて配置することもできる。特にKSFのように耐熱性の劣る蛍光体は、発熱源から離間させた形態に有利な蛍光体シートとする一方で、耐熱性に優れた蛍光体は青色LED素子内に封入して、これらの蛍光体の異なる特性に応じた配置パターンを組み合わせて利用することが可能となる。
(緑色LDユニット30)
一方、緑色LDユニット30には、図2等に示すように、導光板10の第一端面(第一側面)と交差する第二端面(第二側面)と対向する面に、複数の緑色LD素子31がほぼ等間隔に配列されている。各緑色LD素子31は、LD駆動回路32によって点灯駆動される。このように、発熱量が青色LED素子21よりも大きい緑色LD素子31を、青色LED素子21が配置される面(第一側面)や赤色蛍光体が分散された蛍光体シート40が配置される面(第一主面)と異なる面(第二側面)に配置することで、赤色蛍光体及び青色LED素子21を緑色LD素子31と離間させ、この緑色LD素子31の発する熱で赤色蛍光体や青色LED素子21が劣化する事態を抑制できる。
導光板10の端面に配置された緑色LDユニット30でバックライトを実現する構造の一例を、図8の分解斜視図に示す。この図に示すように、緑色LD素子531は、光学部材を介して導光板510に緑色光を入射させる。ここでは光学部材として、偏光板533と、レーザラインジェネレータレンズ534と、フレネルレンズ535と、カットロッドレンズ536を使用している。ここで偏光板533により、偏光板に入射した光のうち直線偏光を取り出すことができる。またレーザラインジェネレータレンズ534により、レーザ光の中心と端との強度差が小さく均一なレーザ光を得ることができる。さらにフレネルレンズ535により、平行光を取り出すことができる。カットロッドレンズ536はこのレンズにより導光板510に入射される光の角度幅を拡張する。
また導光板510の光取り出し面側には拡散シート537が配置される。拡散シート537によって、輝度むらや輝度分布の改善が図られる。さらに導光板510の光取り出し面の裏面側には、断面視を鋸刃状としたプリズム構造を設けている。これによって端面すなわち側面側から入射される緑色光を効果的に光取り出し面側に折曲させることができる。
また導光板510と緑色LDユニット30の間に、拡散シート537Bを配置することもできる。これにより、導光板に入射する緑色光を導光板内部で拡散させることができる。特に、拡散シート537Bは、導光板510の側面に接して設けることが好ましく、具体的には導光板の緑色光が入射する側面に拡散シート537Bを貼り付ける。この拡散シート537Bは、導光板の側面の全面に配置してもよいが、隣り合う2つの緑色LD素子でみたとき、側面のうち、緑色光の入射領域にのみ設け、入射領域と入射領域との間、つまり緑色光の非入射領域には設けないように配置することで、効率よく拡散シート537Bを設けられる点で好ましい。このような拡散シート537Bの配置例を図3に示す。なお、図8に示した導光板510の光取り出し面側に設ける拡散シート537と、導光板510の側面に設ける拡散シート537Bとは、いずれか一方のみを設けてもよいが、両方に設けることで、緑色光の拡散をさらに良好とできる。
さらに緑色LD素子と導光板でもって、好ましくは偏光レーザバックライトを構成する。このようにバックライト用光源として緑色LD素子を用い、かつ偏光を利用することで、LCDパネルを介して高い光伝送効率を得ることが可能となる。この様子を図9A、図9Bに基づいて説明する。ここで図9Aはバックライト用光源631’として従来のCCFLやLEDを用いた無偏光型のバックライトであり、一方図9Bは偏光レーザ型バックライトである。図9Aに示す従来型の無偏光型バックライトの場合は、バックライト用光源631’からの出射光の半分以上が、LCDパネル670’背面の偏光板676’で吸収されてしまうため、光利用効率が低下してしまう問題があった。これに対し、図9Bに示すように偏光レーザ型バックライトであれば、バックライト光源である緑色LD素子631の偏光状態を維持したまま、導光板610で反射された緑色光を直線偏光で出射する面光源に変換することで、偏光板676での吸収を抑制し、LCDパネル670の光利用効率を向上させることができる。
また、偏光レーザ型バックライトを実現するため、ゼロ・ゼロ複屈折ポリマーを好適に利用する。従来のポリマーでは、ポリマー鎖の配向による配向複屈折と弾性変形による光弾性複屈折が生じ、これが偏光状態を乱す要因となっていた。これに対して、ゼロ・ゼロ複屈折ポリマーを好適に利用することで、レーザ光の偏光状態を維持して、導光板で面状光源に変換して利用できる。この場合、導光板10を拡散導光板ポリマーで構成することが好ましい。また、ゼロ複屈折性光源ポリマーでゼロ複屈折性フィルムを構成し、偏光フィルムに積層する。ゼロ複屈折性フィルムは、例えば図10の模式断面図に示すように、導光板以降(フィルタ間)に配置することが望ましい。
(緑色LD素子31)
緑色LD素子31は、例えば窒化ガリウム系化合物半導体で構成する。成長基板にサファイア基板を用いる構造の例としては、サファイア基板と、サファイア基板と窒化物半導体層との格子不整合を緩和するバッファ層と、負電極を形成するn側コンタクト層と、第二のn側クラッド層と、第一のn側クラッド層と、その上にインジウムとガリウムとを含む窒化物半導体よりなる活性層と、p側クラッド層と、p側コンタクト層とが順に積層された窒化物半導体層と、窒化物半導体層の上に形成されたストライプ状の正電極と、正電極のストライプ方向と直交する面に光共振面を含む。p側クラッド層は、第一p側クラッド層と、第二p側クラッド層とを有しており、第二p側クラッド層とp側コンタクト層との間に、互いに組成の異なる2種類の窒化物半導体が積層されている多層膜を備える。多層膜の少なくとも一方の窒化物半導体層はインジウムとガリウムとを含む窒化物半導体またはGaNからなる。
活性層(例えば、InXGa1-XN(0<X<1))はn型、p型いずれでもよいが、特にノンドープ(無添加)とすることにより強いバンド間発光が得られ発光波長の半値幅が狭くなり、レーザ素子を実現する上で特に好ましい。特に好ましく活性層は単一量子井戸(SQW:single quantum well)構造若しくは多重量子井戸(MQW:multi quantum well)構造とすると非常に出力の高い発光素子が得られる。SQW、MQWとはノンドープのInGaNによる量子準位間の発光が得られる活性層の構造を指し、例えばSQWでは活性層を単一組成のInXGa1-XN(0≦X<1)で構成した層であり、InXGa1-XNの膜厚を100オングストローム以下、さらに好ましくは70オングストローム以下とすることにより量子準位間の強い発光が得られる。またMQWは組成比の異なるInXGa1-XN(この場合X=0、X=1を含む)の薄膜を複数積層した多層膜とする。このように活性層をSQW、MQWとすることにより、量子準位間発光で、約365nm〜660nmまでの発光が得られる。量子構造の井戸層の厚さとしては、上述のように70オングストローム以下が好ましい。多重量子井戸構造では井戸層はInXGa1-XNで構成し、障壁層は同じくInYGa1-YN(Y<X、この場合Y=0を含む)で構成することが望ましい。特に好ましくは井戸層と障壁層をInGaNで形成すると同一温度で成長できるので結晶性のよい活性層が得られる。障壁層の膜厚は150オングストローム以下、さらに好ましくは120オングストローム以下にすると高出力な発光素子が得られる。また、活性層にn型ドーパントおよび/またはp型ドーパントをドープしてもよい。
さらに緑色LD素子は、GaN基板のような導電性基板を用いて構成することもできる。このような緑色LD素子31の構造の一例を、図11の模式断面図に基づいて説明する。この緑色LD素子31は、発振波長を532nmとする緑色レーザで、窒化ガリウム系化合物半導体からなり、GaN基板31a上にn型半導体層31bと活性層31cとp型半導体層31dとを備え、n型半導体層31bがn側光ガイド層を有している。活性層31cは、多重量子井戸構造をしており、2以上の井戸層と、井戸層の間に設けられた少なくとも1つの障壁層とを有している。井戸層のうちn型半導体層31bに最も近い井戸層は第1の井戸層で、p型半導体層31dに最も近い井戸層は最終井戸層としている。障壁層は、n側光ガイド層のバンドギャップエネルギーよりも高いバンドギャップエネルギーを有する障壁層と、最終井戸層よりもp型半導体層側にある最終障壁層とを有している。p型半導体層31dは、活性層31cに含まれる全ての障壁層よりもバンドギャップエネルギーの高い電子障壁層を有している。また、p型半導体層31dは、最終障壁層と電子障壁層との間に、p側光ガイド層を有している。このp側光ガイド層は、最終井戸層側にはn側光ガイド層よりもバンドギャップエネルギーの低い領域があり、電子障壁層側にはn側光ガイド層よりもバンドギャップエネルギーの高い領域があり、バンドギャップエネルギーの低い領域から、バンドギャップエネルギーの高い領域に向かってバンドエネルギーが略直線状に増加する組成傾斜層を有している。
この緑色LD素子31は、GaN基板31aの上に、n型半導体層31bと活性層31cとp型半導体層31dとを設けている。n型半導体層31bは、AlXGa1-XN(0≦X<1)からなる下地層と、SiドープしたInYGa1-YN(0≦Y<1)からなる第1のn側半導体層と、SiドープしたAlXGa1-XN(0≦X<1)とSiドープしたGaNよりなる第2のn側半導体層と、アンドープのInYGa1-YN(0≦Y<1)からなるn側光ガイド層を備えている。活性層31cは、SiドープしたGaNからなる第1の障壁層の上に、アンドープのInYGa1-YN(0≦Y<1)からなる第1の井戸層と、アンドープのGaNよりなる中間障壁層と、アンドープのInYGa1-YN(0≦Y<1)からなる第2の井戸層とを備え、さらに最終障壁層としてGaNを成長させて、多重量子井戸構造(MQW)としている。さらに、p型半導体層31dは、井戸層側をInYGa1-YN(0≦Y<1)とし、電子障壁層側をGaNとしてInがほぼ直線状となるように組成傾斜をつけて成長させたp側光ガイド層と、MgをドープしたAlXGa1-XN(0≦X<1)からなる電子障壁層と、アンドープのAlXGa1-XN(0≦X<1)とMgドープのAlXGa1-XN(0≦X<1)よりなるp側クラッド層と、MgをドープしたGaNよりなるp側コンタクト層とを備えている。以上の半導体積層構造にリッジ31eを形成しリッジ31e上にITOからなるp側電極31fを形成し、上面側にパッド31gを形成すると共に、GaN基板31aの下面にn側電極31h、共振器端面および端面ミラーを形成して、波長を532nmとする緑色LD素子とすることができる。
図2等に示すように、青色LED素子21は、LED点灯駆動回路22の制御によって駆動されて発光する。また緑色LD素子31は、LD点灯駆動回路32の制御によって駆動されて発光する。導光板10は、青色LEDユニット20の各青色LED素子21から発光される青色光、及び緑色LDユニット30の各緑色LD素子31から出射される緑色光を、全体に拡散しつつ導光する。これらの導光板10、青色LEDユニット20、緑色LDユニット30とでバックライトが構成される。
(導光板10)
導光板10は、その幅よりも厚さを薄くした平板状に形成されている。この導光板10は、第一主面を光の取り出し面となる出射面とし、その対向面(第二主面)を反射面とする。反射面の側には、光を反射させて上方向に取り出すための反射手段が設けられる。反射手段としては、図2に示すように導光板10と別部材の反射シート16を設ける他、導光板10の表面を直接加工して光拡散ドットパターン等を形成する構成も採用できる。また、導光板を構成する樹脂に予め拡散材を混入して、光の散乱、反射効果によって光を出射面から取り出す構成としてもよい。
導光板10の材料としては、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、非晶性ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、ノルボルネン系樹脂、シクロオレフィンポリマー(COP)などが利用できる。これらの材料を金型に射出成形して導光板10が形成される。
また、導光板10の端面に青色LEDユニット20や緑色LDユニット30を配置するエッジライト方式では、点光源のLEDやLDと光学的に接続する端面に、複数の切り欠き部を有することが好ましい。これによって光源からの光を効率よく導光板10に入力するだけではなく、入力された光が導光板10内で広範囲に広がるため暗部を低減できる。
また、導光板10の端面に青色LEDユニット20や緑色LDユニット30を配置するエッジライト方式では、導光板10の側面のうち、それぞれのユニットを配置しない側面においては、導光板に光反射性を有する光学シートを設けることが好ましい。これにより導光板内部を通過したそれぞれの光を、光学シートを設けた側面で反射させ、効率よく導光板内部に光を戻すことができる。
またエッジライト方式により、導光板10の端面と緑色LDユニット30とを光学的に結合する場合は、緑色LD素子31のファーフィールドパターンが、導光板10の端面の長手方向に沿うように配置することが好ましい。具体的には、図12の斜視図に示すように、緑色LD素子31のファーフィールドパターンは真円でなく楕円形を示しているため、ファーフィールドパターンの横長方向が、導光板10の幅方向と一致させるように、各緑色LD素子31の光軸方向の回転角を調整する。このような配置により、緑色LD素子31からの出射光を効率よく導光板10内に導入できる。
また導光板10に緑色LD素子31を組み合わせる場合は、ランバーシアン分布を示すLED光の場合と比べて、LD光はより指向性が高く発散角が限定されるため、導光板には全反射タイプよりも散乱タイプを用いることが好ましい。
(カラーフィルタ)
液晶表示装置は、青色LED素子21の青色と赤色蛍光体の赤色、緑色LD素子31の緑色の混色により得られた白色光からRGB成分に分離するため、各色毎のカラーフィルタ(赤色カラーフィルタ、緑色カラーフィルタ、青色カラーフィルタ)を備える。カラーフィルタは、所定の波長範囲の光を透過することにより所望の色を表示する。理想的には、カラーフィルタの透過率のピークと、発光スペクトル(輝線スペクトル)のピークとが合致していることと、各色のカラーフィルタ透過特性のオーバーラップがないことが望ましい。例えば、青色LED素子21に、緑色蛍光体としてβサイアロン、赤色蛍光体としてCASNを組み合わせたバックライトでは、RGBのスペクトルRS、GS、BSを示す図13のスペクトル図に示すように、緑色光のスペクトルGSと赤色光のスペクトルRSが部分的にオーバーラップすることから、青色光、緑色光、赤色光のカラーフィルタBF、GF、RFを透過させると一部の波長域がカットされてしまい、輝度の低下を生じる。これを防ぐには、カラーフィルタ内の顔料濃度を高くして、余分な輝線を透過しないようにする必要があった。その結果、カラーフィルタの透過率が著しく低下して明るさに欠けるという問題があった。
これに対し、本実施の形態では、青色光源としてピークの鋭い青色LED素子を使用することに加え、赤色蛍光体としてKSFを使用し、さらに緑色蛍光体に代えて緑色LD素子を用いることで、図14のスペクトル図に示すように、赤色光と緑色光のピーク成分の半値幅を狭くして、赤色光や緑色光のカラーフィルタRF、GFを適用しても、緑色光のスペクトルGSや赤色光のスペクトルRSのカットされる成分を大幅に低減できる。この結果、光量を増したより明るい白色光を得ることが可能となる。すなわち、従来の緑色蛍光体や赤色蛍光体のようにブロードなスペクトルが他の色領域まで裾を引くことがないので、この部分をカットするように赤色カラーフィルタや緑色カラーフィルタを調整する必要がない。いいかえると、赤色カラーフィルタや緑色カラーフィルタでカットすべき波長成分を少なくして、透過率を上げることができる。この結果、赤色光及び緑色光の透過率が向上し、全体の光取り出し効率を向上させることができる。このように、青色光と緑色光と赤色光とを効率よく分離して、演色性を維持しつつ出力を高めた液晶表示装置用光源が実現できる。
この例では、赤色蛍光体のピーク波長を625〜635nm、特に好ましい例として630nm近傍、緑色LD素子31のピーク波長を487〜537nm、特に好ましい例として532nm近傍、青色LED素子21のピーク波長を462〜452nm、特に好ましい例として467nm近傍に、それぞれ設定している。
さらに、緑色LDユニット30は、導光板10の端面の内、この導光板10を液晶表示装置に組み込んだ状態で底面側となる面に配置することが好ましい。すなわち、緑色LDユニット30は放熱機構等の関係から、青色LEDユニット20に比べると大型で重くなる傾向にある。そこで、液晶表示装置用バックライトユニット100を組み込んだ液晶表示装置の下面側に緑色LDユニット30を配置することで、直立姿勢の液晶表示装置の重量バランスが安定することに加え、ディスプレイの周囲に設けられる額縁の幅が他の辺よりも多少厚くなる傾向のある面を下側として、液晶表示装置の外観を違和感なく構成し、デザイン的にも纏まった意匠を実現できる。
なお、この例ではLED素子やLD素子をライン状に並べたユニット式に採用した例を説明したが、本発明はこの構成に限られるものでない。すなわち、LED素子やLD素子をそれぞれ個別に導光板の端面や背面に実装する構成とすることもできることはいうまでもない。
(実施例2)
また緑色LDユニット30は、一列のみを導光板10に配置するのみならず、複数列に分けて配置することもできる。図15に、変形例に係るバックライトユニット700として、導光板710の短辺側側面(第二側面及び第四側面)にそれぞれ第一緑色LDユニット730a、第二緑色LDユニット730bを配置しつつ、長辺側側面(第一側面)に青色LEDユニット720及び赤色蛍光体(例えば蛍光体シート740)を配置したレイアウトの模式平面図を示す。対向する辺(導光板10の平面視において、対向する第二側面及び第四側面)に配置された各緑色LD素子731は、光軸を互いに平行とさせつつも、光軸同士が重ならないようにずらして配置している。すなわち図3の例において、緑色LDユニット30から緑色LD素子31を間引いたような配置とし、間引いた分の緑色LD素子731は第二緑色LDユニット730bに実装することで、緑色LD素子の数をトータルで同数使用可能としている。しかも、この構成であれば隣接する緑色LD素子731同士の間隔を広く取れるため、緑色LD素子731の放熱の面でも有利となる。加えて、緑色LD素子731を対向する辺(図15の例では左右の辺)に交互に配置したことで、LD光を導光板710の主面側に折曲させる際に、異なる方向から入射させたことで均一に分散させるという点でも有利となる。
(実施例3)
なお青色LED素子は、導光板の端面に配置するエッジライト方式の他、導光板の裏面に配置する直下方式とすることもできる。図16に、実施例3に係るバックライトユニット800として、青色LED素子821を直下方式とした液晶表示装置用光源の導光板810の模式平面図を示す。この図に示すように、導光板810の端面である第二側面側に緑色LDユニット830を配置し、かつ導光板810の底面(第一主面と対向する第二主面)側に青色LED821及び赤色蛍光体(例えば蛍光体シート840)を配置する。青色LED素子821の配置は、導光板810の主面で可能な限り均一な光が得られるよう、互いに等間隔に配置することが好ましい。また、散乱板などを利用して光のムラを低減し、均質化を図ることができる。また直下型の青色LED821について、配光を拡大するために各LEDに二次レンズ等の配向拡大部材を付加することもできる。
このような配置により、青色LED素子821及び赤色蛍光体を、導光板810の背面側に配置した直下型とする一方、緑色LD素子831は端面に配置することで、赤色蛍光体及び青色LED素子821を緑色LD素子831から離間させて、この緑色LD素子831の発する熱で赤色蛍光体や青色LED素子821が劣化する事態を抑制できる。
なお、この例では青色LED素子を導光板の背面に配置する直下方式とし、緑色LD素子を導光板の端面に配置するエッジライト方式とした例を説明したが、本発明はこの構成に限られず、例えば緑色LD素子を導光板の背面に配置する直下方式とし、青色LED素子を導光板の端面に配置するエッジライト方式とすることもできる。
(実施例4)
さらに以上の例では各緑色LD素子、青色LED素子を、互いに出射光が平行となる姿勢に実装した例を説明したが、本発明はこの構成に限られず、一部の素子を、出射光が異なる方向となるように傾斜させて実装することもできる。このような例を実施例4として図17の模式平面図に示す。この図に示すバックライトユニット900は、複数の緑色LD素子931の内、端縁側の緑色LD素子931を、その緑色光の出射方向が導光板910の内部から外部に拡がる方向となるように、この緑色LD素子931を傾斜させて配置している。このように、ライン状に並べた複数の緑色LD素子931の内、両端側の緑色LD素子931を外側に向かって傾斜させることで、図3の配置例と比べ、隅部の緑色LD素子931を省略することができ、結果として隣接する辺に設けた青色LED素子921や赤色蛍光体941と、緑色LD素子31との距離を大きく取ることができるので、これらの部材への緑色LD素子931の熱の影響を低減することが可能となる。また、図3、図15の例と同様、緑色LDと導光板との間に蛍光体シートを設けない構成となる。
なお、緑色LD素子931を導光板910の周囲に均等でなく偏在させることで、導光板910の取り出し面である第一主面側において、部分的に暗所が生じることも考えられるものの、導光板910側に、一部の緑色光を導光方向とは反対側に反射や散乱するような加工を施すことで対応できる。
以上のように、特に発熱量の大きい緑色LD素子を赤色蛍光体から離間させることで、赤色蛍光体を熱から保護する。また発熱源となる緑色LD素子も密集させず、互いに離間させて配置することが好ましい。特に、光源が隣接されると、発熱源が集中するため放熱性が低下する。このため、放熱性を高めて長寿命化を測る観点からは、青色LEDユニットと緑色LDユニットとを異なる位置に配置することが好ましい。
また青色LED素子や緑色LD素子を導光板の周囲に配置する構成は、導光板に要求される光量や面積、厚さなどの要求や仕様に応じて、適宜選択できる。特に液晶表示装置の大きさに応じて、LEDやLDの数、レイアウト等が設定される。
なお、上記の例では青色LED素子及び緑色LD素子で使用する導光板を共通として、導光板の小型化を図っている。一方で、青色LED素子用、緑色LD素子用に各々導光板を用意することもできる。例えば、青色LED用導光板と緑色LD用導光板の2枚を重ねて、これらの混色光として白色系の光を得る構成としてもよく、これに加えて、導光板の表面に赤色蛍光体を含む蛍光体シートを配置する場合には、特に発熱量の大きい緑色LD素子と赤色蛍光体との距離を、青色LED素子と赤色蛍光体との距離よりも大きくなる(遠ざける)ように、2枚の導光板を重ねるから離間させて配置することが好ましい。ただし、複数枚の導光板を使用すると大型化する上、輝度が低下する。このため、好ましくは一枚の導光板を青色LED及び緑色LDで共用する。
(実施例5)
さらに、導光板に導入した光を入射側と反対側の導光板端部で反射させ、折り返して戻すような構成を採用することも可能である。すなわち、図18A〜図18Dに示すように、導光板1010は、緑色LD素子1031からの入射光を導入する入射面と対向する面を、反射面として、入射面から入射された入射光を、反射面で折り返して導光板1010内に導入するように構成できる。この構成により、発熱量の高い緑色LD素子1031の使用数を低減して熱の発生を低減しつつ、指向性の強い緑色LD素子1031から出射される緑色光を導光板1010内で散乱させて、第一主面の全面からほぼ均一な出力光を得ることが可能となる。特に緑色LD素子は指向性が強いため、散乱させることが必要である上、熱対策を考慮すると、使用する個数を少なくすることが望まれる。そこで、導光板1010に入れた光を入射側と反対側の導光板端部で折り返して戻すような構成(U形状の反射面)とすることで、少ない個数でも導光板1010の全面を均一に発光させることが可能となる。
また変形例として図18C及び図18Dの垂直断面図に示すバックライトユニット1000のように、緑色LD素子1031を配置した面の対向面では、く字状に形成させて、全反射する角度(例えば90°)に設定することで、LD光を対向面で折り返して、出射面側に戻す構成としている。
一方で図18Bの拡大平面図に示すように、導光板1010の、緑色LD素子1031を配置した面の対向面に、導光板1010の端面を鋸刃状に形成してLD光を散乱させてもよい。
さらに図18A、図18Bに示す構造では、上述した図15と同様、導光板1010の対向面で緑色LD素子1031を交互に配置しており、各緑色LD素子1031の光軸が重ならないようにオフセット配置している。これにより、緑色LD素子1031の使用数を低減しつつ、緑色LD素子1031を配置した面の対向面で反射させて十分な光量を確保し、均一な発光を得ることが可能となる。
(実施例6)
さらに、緑色LD素子は、同一の特性、すなわち同様のピーク波長を有する素子を使用するのでなく、複数の異なるピーク波長を有する緑色LD素子を用いることで、レーザのシングルビームに起因するスペックルノイズへの対策を講じることができる。レーザ光を物体に照射させると、斑点模様のスペックルノイズが現れる。スペックルは、レーザのようなコヒーレント光源のランダムな表面形状をもつ拡散スクリーンによる散乱波が干渉することによって発生する。そこで、LD光のスペクトルをシングルモードでなく、異なる波長のレーザ光を使用してマルチモード化することで、スペックルノイズの発生を抑制する。特にスペクトル幅を拡大することで、十分なコヒーレンス低減効果を得ることができる。
緑色LDの発光スペクトルの発光ピークは、1meV〜100meV間隔の範囲内にあることが好ましい。ただし、必ずしも隣り合った発光ピークのすべての間隔がこの範囲にあることを指すものではない。
一例として、変形例に係るバックライトユニット1200として図19に示す導光板1210の平面図のように、緑色LDユニット1230に実装された各緑色LD素子の発するピーク波長が、520nm、525nm、530nmと、それぞれ異なる3つの第一緑色LD素子1231a、第二緑色LD素子1231b、第三緑色LD素子1231cを用いる。緑色LD素子のピーク波長を変化させるには、例えば各緑色LD素子の活性層(例えばInXGa1-XN(0<X<1))の、In混晶比を変えることで実現できる。これによって、シングルモードの緑色LD素子で生じるスペックルノイズに対して効果的な対策を図ることができる。これら異なるピーク波長の緑色LD素子1231を、図19に示すように所定の順序で交互に並べる他、完全にランダムに配置してもよい。また、緑色LD素子はピーク波長を異ならせた3種類を用意する他、4種類以上又は2種類としてもよい。また、ピーク波長を異ならせた緑色LD素子を個別に用意する他、共通の成長基板上に複数の半導体構造を作り込んだ緑色LD素子とすることもできる。
なお、このような複数の異なるピーク波長を有する緑色LDの光軸を一致させるための構造を用意する必要がある。例えば、反射板とフィルタを組み合わせて、複数の緑色LD光を纏める。具体的には、図20に示すように、特定波長の成分を透過させるダイクロイックミラーを用いることが考えられる。ここでは、第一緑色LD素子1231a、第二緑色LD素子1231b、第三緑色LD素子1231cの出射方向に、それぞれ第一ダイクロイックミラー1238a、第二ダイクロイックミラー1238b、第三ダイクロイックミラー1238cをそれぞれ傾斜姿勢で配置し、反射光の光軸が一致するように調整している。第一ダイクロイックミラー1238aは、520nmの緑色光を出射する第一緑色LD素子1231aの光軸上に傾斜姿勢で配置され、520nmの緑色光を横方向に反射させる。同様に第二ダイクロイックミラー1238bは、525nmの緑色光を出射する第二緑色LD素子1231bの光軸上に傾斜姿勢で配置され、525nmの緑色光を横方向であって、520nmの反射光と同軸上に反射させる。さらに第三ダイクロイックミラー1238cが第三緑色LD素子1231cの光軸上に傾斜姿勢で配置され、第一ダイクロイックミラー1238a及び第二ダイクロイックミラー1238bでそれぞれ反射された520nm、525nmの緑色光を反射させて、出力方向に折曲させる。一方で第三緑色LD素子1231cが発する530nmの緑色光を透過させ、出力方向と光軸を一致させる。これにより、520nm、525nm、530nmの緑色光を混色させて同一光軸上から出力することにより、スペックルノイズを低減できる。
さらに、異なるピーク波長を有する緑色LDの光軸を一致させる例として、図21に示す構造とすることもできる。この構造では、第一緑色LD素子1231aの出射方向に第一ダイクロイックミラー1238aを、第三緑色LD素子1231cの出射方向に第三ダイクロイックミラー1238cを配置すると共に、第二緑色LD素子1231bの出射方向には、第二ダイクロイックミラー1238bと第四ダイクロイックミラー1238dを光軸方向に離して配置している。第一ダイクロイックミラー1238aは、520nmの緑色光を出射する第一緑色LD素子1231aの光軸上に傾斜姿勢で配置され、520nmの緑色光を横方向に反射させる。さらに、第二ダイクロイックミラー1238bは、第二緑色LD素子1231bの光軸上に傾斜姿勢で配置され、第一ダイクロイックミラー1238aで反射された520nmの緑色光を反射させて出力方向に折曲させると共に、第二緑色LD素子1231bが発する525nmの緑色光を透過させて、520nmの緑色光の反射光と光軸を一致させる。第三ダイクロイックミラー1238cは、530nmの緑色光を出射する第三緑色LD素子1231cの光軸上に傾斜姿勢で配置され、530nmの緑色光を横方向に反射させる。さらに第四ダイクロイックミラー1238dは、第二緑色LD素子1231bの光軸上に傾斜姿勢で配置され、第三ダイクロイックミラー1238cで反射された530nmの緑色光を反射させて出力方向に折曲させると共に、第二ダイクロイックミラー1238bにおける520nmの緑色光の反射光と525nmの緑色光の透過光とを透過させて、530nmの緑色光の反射光と光軸を一致させる。これにより、520nm、525nm、530nmの緑色光を混色させて同一光軸上から出力することにより、スペックルノイズを低減できる。
なお、上記構成は一例であり、緑色LD素子のピーク波長や使用数、配置位置、ダイクロイックミラーの反射スペクトルや配置位置などは、適宜変更できる。また、図20、21を用いて説明した「光軸を一致させる」状態とは、完全な一致のみならず、例えば一のレンズに対して同一の光軸設計ができる範囲であれば、多少ずれている状態も含まれる。
あるいは、変形例として図22Aの平面図及び図22Bの断面図に示すバックライトユニット1300のように、導光板1310の端面を平面視直角でなく斜めに傾斜させ、かつ緑色LD素子1331を傾斜面と鋭角をなす辺の隅部に配置して、LED光を導光板1310内に入射させると共に、傾斜面に対して斜めに入射させて反射させ、傾斜面の対向面側に平行光を向かわせるように構成してもよい。この構成であれば、導光板1310の端面に緑色LD素子を配置せずとも済むため、例えば図22Aにおいて下面側をディスプレイの下面型とするような構成において、緑色LD素子1331を下方に配置させてディスプレイの重心を安定させた重量バランスに設計することができる。
さらに、導光板の側面から入射させた光を、導光板の光取り出し面(LCDパネルの観察面)側に折曲させるための構造として、例えば上述した図9Aや図9Bに示したように、導光板610の底面を水平方向から傾斜させて、図において上方に向かって反射させる構造等、既知の構成が適宜採用できる。あるいは、変形例として図23の模式断面図に示すバックライトユニット1400のように、例えば緑色LD素子1431をエッジライト方式、青色LED素子1421を直下方式とする場合は、青色LED素子1421の周囲をドーム状に覆ったレンズ1429を設けると共に、このレンズ1429に緑色LD素子1431からの出射光を照射させて、上方に、すなわち導光板1410の光取り出し面側に反射させる構造とすることもできる。これにより、導光板1410の上面に配置された蛍光体シート1440を透過させて、光取り出し面側から白色光を発光させることができる。
(実施例7)
さらに、上述した図1の例では、第一端面と第二端面を、平面視矩形状の導光板の、直交する端面としているが、この構成に限られず、例えば図24の実施例7に示すバックライトユニット1500のように、導光板1510の対向する端面に青色LEDユニット1520、緑色LDユニット1530をそれぞれ設けることも可能である。例えば、青色LED素子用、緑色LD素子用に各々導光板を用意し、各導光板の対向する側面側に青色LED素子と緑色LD素子をそれぞれ配置し、青色LED用導光板と緑色LD用導光板の2枚を重ねて、これらの混色光として白色系の光を得ることができる。あるいは、一枚の導光板を厚さ方向に区画して2層構造とし、一方の層の側面に青色LED素子を配置し、他方の層の対向する側面に緑色LD素子を配置することもできる。
(実施例8)
さらに、以上の例では青色LEDユニットと緑色LDユニットを個別の部材として、異なる位置に配置する構成を示したが、本発明はこの構成に限らず、青色LEDユニットと緑色LDユニットを一体に構成することもできる。このような例を実施例8として図25に示す。この図に示すバックライトユニット1600は、導光板1610の一端面(入射面)と対向する姿勢に発光ユニット1620を配置している。また発光ユニット1620と導光板1610の入射面との間には、蛍光体シート1640を配置している。
発光ユニット1620は、緑色LD素子1631と青色LED素子1621を交互に並べて実装している。つまり、導光板の第一側面側に、緑色LD素子1631と青色LED素子1621とが交互に配置されている。このような配置によって、発光素子同士を密に配置させつつ、緑色LD素子1631同士の間は離間させることができ、他の緑色LD素子1631が発する熱の影響を低減できる。また発熱部材である緑色LD素子1631及び青色LED素子1621を発光ユニット1620に集中させることで、放熱機能もこの発光ユニット1620に集中して配置でき、部品点数やコストの削減や装置の小型化にも資することができる。さらに加えて、蛍光体シート1640は、緑色LED素子からの青色光を赤色光に変換させると共に、緑色LD素子1631からの緑色光を効果的に散乱させて、散乱材としての機能を発揮させることができる。
また本発明の他の実施の形態として、青色光と赤色光と緑色光の混色により白色の光をバックライト光として出力可能な、液晶表示装置用の光源としても利用できる。液晶表示装置用光源は、複数の青色発光ダイオードと、前記青色発光ダイオードからの光で励起されて、赤色の蛍光を発する赤色蛍光体と、緑色光の発光ピークを有する複数の緑色半導体レーザとを備える。
本発明の液晶表示装置用バックライトユニット及びこれを用いた液晶表示装置は、マルチカラーもしくはフルカラー表示可能な透過型の液晶表示装置として、テレビやデスクトップパソコン用モニタ、ノートブック型パソコンの液晶モニタ、デジタルカメラ、ナビゲーションシステムなどの液晶ディスプレイやそのバックライト光源として好適に利用できる。
100、200、700、800、900、1000、1200、1300、1400、1500、1600…バックライトユニット
101…フロントフレーム
102…バックフレーム
10、210、510、610、710、810、910、1010、1210、1310、1410、1510、1610…導光板
12…拡散シート
14…レンズシート
16…反射シート
20、220、720、1520…青色LEDユニット
1620…発光ユニット
21、221、321、421、721、821、921、1421、1621…青色LED素子
22…LED点灯駆動回路
23、323、423…パッケージ
24、324、424…LEDダイス
25、325、425…封止部材
26、326…リード電極
27、327…リード電極
28、328…導電性ワイヤ
1429…レンズ
30、230、830、1230、1530…緑色LDユニット
730a…第一緑色LDユニット;730b…第二緑色LDユニット
31、231、531,631、731、831、931、1031、1231、1331、1431、1631…緑色LD素子
1231a…第一緑色LD素子
1231b…第二緑色LD素子
1231c…第三緑色LD素子
31a…GaN基板
31b…n型半導体層
31c…活性層
31d…p型半導体層
31e…リッジ
31f…p側電極
31g…パッド
31h…n側電極
32…LD点灯駆動回路
533…偏光板
534…レーザラインジェネレータレンズ
535…フレネルレンズ
536…カットロッドレンズ
537、537B…拡散シート
1238a…第一ダイクロイックミラー
1238b…第二ダイクロイックミラー
1238c…第三ダイクロイックミラー
1238d…第四ダイクロイックミラー
40、240、740、840、1440、1640…蛍光体シート
341、441、941…赤色蛍光体
442…波長変換板
70、670、670’…LCDパネル
71…偏光フィルム
72…ガラス基板
73…共通電極
74…ガラス基板
75…偏光フィルム
676、676’…偏光板
77…ピクセル電極
78…TFT
79…液晶駆動回路
80…走査線
81…信号線
631’…バックライト用光源
RS…Rのスペクトル;GS…Gのスペクトル;BS…Bのスペクトル
BF…青色光の光カラーフィルタ;GF…緑色光の光カラーフィルタ
RF…赤色の光カラーフィルタ

Claims (19)

  1. 液晶表示装置用のバックライトユニットであって、
    液晶表示装置の背面にて第一主面から面状の光を出力する導光板と、
    複数の青色発光ダイオードと緑色光の発光ピークを有する複数の緑色半導体レーザとを含み、前記導光板に光学的に接続する光源と、
    前記青色発光ダイオードからの光で励起されて、赤色の蛍光を発する赤色蛍光体と
    を備え、
    前記第一主面から出力される面状の光が、
    前記青色発光ダイオードから出力される青色光と、
    前記緑色半導体レーザーから出力される緑色光と、
    前記赤色蛍光体から出力された赤色光と、
    を混色させた白色光であることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  2. 請求項1に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板が矩形状であり、
    前記導光板の第一側面側に、前記青色発光ダイオードを配置し、
    前記第一側面と交差する第二側面側に、前記緑色半導体レーザを配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  3. 請求項1に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板が矩形状であり、
    前記導光板の第一側面に、前記青色発光ダイオードを配置し、前記第一側面と交差する第二側面側に、前記緑色半導体レーザを配置し、
    前記導光板の第一主面と対向する第二主面側に、前記青色発光ダイオードを配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板の対向する第二側面側及び第四側面側に、前記緑色半導体レーザを、それぞれ配置すると共に、各面に配置された緑色半導体レーザの光軸を、対向する面側の緑色半導体レーザの光軸に対して、平行にずらして配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  5. 請求項1〜3のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記複数の緑色半導体レーザの内、端縁側の緑色半導体レーザを、その緑色光の出射方向が前記導光板の内部から外部に拡がる方向となるよう、該緑色半導体レーザを傾斜させて配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  6. 請求項1に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板が矩形状であり、
    前記導光板の第一側面側に、前記青色発光ダイオードと前記緑色半導体レーザとを交互に配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  7. 請求項1〜6のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板は、前記緑色半導体レーザからの入射光を導入する入射面と対向する面を、反射面として、前記入射面から入射された入射光を、反射面で折り返して前記導光板内に導入するよう構成してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  8. 請求項1〜7のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体と緑色半導体レーザとの距離を、該赤色蛍光体と青色発光ダイオードとの距離よりも遠ざけるよう配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  9. 請求項1〜8のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記複数の緑色半導体レーザは、ピーク波長の異なる半導体レーザを含めてなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  10. 請求項1〜9のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記導光板は、その幅よりも厚さを薄くした平板状に形成されており、
    前記導光板の側面の内、前記緑色半導体レーザを配置する面において、該緑色半導体レーザのファーフィールドパターンが、その横長方向が、該導光板の幅方向となるように、各緑色半導体レーザを配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  11. 請求項1〜10のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記緑色半導体レーザを、前記導光板の一面であって、該導光板を液晶表示装置に組み込んだ際に底面側となる面に配置してなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  12. 請求項1〜11のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体が、シート状に構成された蛍光体シートに含まれており、
    前記蛍光体シートが、導光板の表面に配置されてなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  13. 請求項1〜11のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体が、前記青色発光ダイオードの出射面に配置されてなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  14. 請求項1〜11のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体が、前記青色発光ダイオードと前記導光板との間に配置されてなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  15. 請求項1〜12のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    拡散シートが、前記緑色半導体レーザと前記導光板との間に配置されてなることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  16. 請求項1〜15のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体は、Mn4+で付活されたフッ化物蛍光体であり、一般式が
    A[M1-aMn4+ a6]・・・(1)
    で表現され、(1)式中、Aは、Li、Na、K、Rb及びCsからなる群から選択され、かつ少なくともNa及び/又はKを含む少なくとも1種のアルカリ金属元素を示し、Mは、第4族元素及び第14族元素からなる群から選択される少なくとも1種の元素を示し、aは0<a<0.2を満たす数を示すものであることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  17. 請求項16記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体が、K2SiF6:Mn4+を含むことを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  18. 請求項1〜17のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットであって、
    前記赤色蛍光体のピーク波長が630nm近傍、
    前記緑色半導体レーザのピーク波長が532nm近傍、
    前記青色発光ダイオードのピーク波長が467nm近傍であることを特徴とする液晶表示装置用バックライトユニット。
  19. 請求項1〜18のいずれか一に記載の液晶表示装置用バックライトユニットを使用した液晶表示装置。
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